JP2002511330A - 磁気共鳴エコー平面イメージングにおける磁場の不均質性から生じる信号欠如の回復 - Google Patents
磁気共鳴エコー平面イメージングにおける磁場の不均質性から生じる信号欠如の回復Info
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/54—Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
- G01R33/56—Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
- G01R33/565—Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities
- G01R33/56527—Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities due to chemical shift effects
-
- G—PHYSICS
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Abstract
(57)【要約】
EPIパルスシーケンスによって一連の先行的イメージが取得されるプレスキャンプロセスが実行される。各先行的イメージは、異なるスライス選択リフォーカシング勾配とともに取得され、リフェージングマップが作成される。リフェージングマップには、各画素に使用される最適なリフォーカシング勾配が示される。リフェージングマップの用途は、最適なリフォーカシング勾配振幅を求めてそれをその後のスキャンで使用することによって、磁化率勾配によって引き起こされる信号の欠落を減少させることである。
Description
【0001】 この出願は、1998年4月14日に出願された仮出願No.60/081,
688号に基づく。
688号に基づく。
【0002】 発明の背景 本発明の分野は、核磁気共鳴イメージングの方法とシステムである。さらに詳
細には、本発明は、組織境界における局所的磁化率勾配によって引き起こされる
MRイメージ内の信号欠落の回復に関する。
細には、本発明は、組織境界における局所的磁化率勾配によって引き起こされる
MRイメージ内の信号欠落の回復に関する。
【0003】 人間の組織などの物質が一定の磁場(分極磁場B0)にあるとき、組織内スピ
ンの個々の磁気モーメントがこの分極磁場で整列しようとするが、その周囲では
それらの特有のラーモア回転数での歳差運動が引き起こされる。物質または組織
が、x−y平面にありラーモア回転数に近い磁場(励起磁場B1)を受ける場合
、整列された正味モーメント(Mz)はx−y平面に対して回転または「傾き」
が施され、正味横方向磁気モーメントMtが生じる。信号は、励起されたスピン
によって放出される。励起信号B1が終了した後、この信号は受信され、イメー
ジ形成処理される。
ンの個々の磁気モーメントがこの分極磁場で整列しようとするが、その周囲では
それらの特有のラーモア回転数での歳差運動が引き起こされる。物質または組織
が、x−y平面にありラーモア回転数に近い磁場(励起磁場B1)を受ける場合
、整列された正味モーメント(Mz)はx−y平面に対して回転または「傾き」
が施され、正味横方向磁気モーメントMtが生じる。信号は、励起されたスピン
によって放出される。励起信号B1が終了した後、この信号は受信され、イメー
ジ形成処理される。
【0004】 これらの信号を利用してイメージを作成するとき、磁場の勾配(Gx、Gy、お
よびGz)が採用される。典型的には、イメージを作成すべき領域は一連の測定
サイクルによってスキャンされる。その際、これらの勾配は使用される特定の局
所限定方法によって異なる。結果としての一連の受信NMR信号は、数多くの周
知の復元技術の1つを使用して、デジタル化されイメージ復元処理される。
よびGz)が採用される。典型的には、イメージを作成すべき領域は一連の測定
サイクルによってスキャンされる。その際、これらの勾配は使用される特定の局
所限定方法によって異なる。結果としての一連の受信NMR信号は、数多くの周
知の復元技術の1つを使用して、デジタル化されイメージ復元処理される。
【0005】 直線的磁場勾配(Gx、Gy、およびGz)が不完全なことによって、復元され
たイメージにアーティファクト(人為構造部)が生じることはよく知られている
。例えば、勾配パルスによって生じた渦電流が磁場をゆがめ、イメージアーティ
ファクトを発生させることはよく知られた問題である。そのような渦電流エラー
を補正する方法もよく知られている。例えば、米国特許第4,698,591号
、4,950,994号、および5,226,418号に開示されている。さら
に、勾配がイメージングボリュームの全体にわたって完全に均一ではない場合が
あり、そのことがイメージのひずみにつながる可能性があることもよく知られて
いる。この非均一性を補正する方法はよく知られている。例えば米国特許第4,
591,789号に説明されている。
たイメージにアーティファクト(人為構造部)が生じることはよく知られている
。例えば、勾配パルスによって生じた渦電流が磁場をゆがめ、イメージアーティ
ファクトを発生させることはよく知られた問題である。そのような渦電流エラー
を補正する方法もよく知られている。例えば、米国特許第4,698,591号
、4,950,994号、および5,226,418号に開示されている。さら
に、勾配がイメージングボリュームの全体にわたって完全に均一ではない場合が
あり、そのことがイメージのひずみにつながる可能性があることもよく知られて
いる。この非均一性を補正する方法はよく知られている。例えば米国特許第4,
591,789号に説明されている。
【0006】 MRイメージング方法は、均質の分極磁場B0の存在に依存する。均質で安定
した分極磁場を得るために、較正手順中に定期的な調整を行うことができるシム
コイルの使用などを含む、数多くの方法が考案された。しかし、そのような測定
では、患者が磁場内に置かれたときに生じる局所的磁化率勾配を原因とする不均
質性を修正することができない。そのような磁化率勾配は、空中組織境界の近く
で発生する。例えば、軽度の場合はそのような境界の近くに位置する画素におけ
る信号強度が低減される可能性があり、厳しい場合は画素シフトや完全な信号損
失などのイメージアーティファクトを引き起こす可能性がある。
した分極磁場を得るために、較正手順中に定期的な調整を行うことができるシム
コイルの使用などを含む、数多くの方法が考案された。しかし、そのような測定
では、患者が磁場内に置かれたときに生じる局所的磁化率勾配を原因とする不均
質性を修正することができない。そのような磁化率勾配は、空中組織境界の近く
で発生する。例えば、軽度の場合はそのような境界の近くに位置する画素におけ
る信号強度が低減される可能性があり、厳しい場合は画素シフトや完全な信号損
失などのイメージアーティファクトを引き起こす可能性がある。
【0007】 そのような磁化率勾配の不均質性を原因とするMRイメージ内の信号損失と信
号欠落を回復するための方法が提案された。これらには、3D−勾配エコー方法
の使用、より高いイメージ解像度の使用、調整されたRF励起パルスの使用、お
よび磁化率の不均質性の補正による複数勾配エコー取得の使用などが含まれる。
信号損失または欠落は磁化率勾配を含む局所領域における横方向磁化の位相のず
れが原因で発生することを認識して、別の先行アプローチでは、複数のイメージ
を取得してスライスを変化させ、NMR理論によって示された公称値から勾配を
リフォーカスする。複数のイメージは、一緒にして合計することができる。また
は、医師が各イメージを調べたり、結果を独自に合成したりすることができる。
号欠落を回復するための方法が提案された。これらには、3D−勾配エコー方法
の使用、より高いイメージ解像度の使用、調整されたRF励起パルスの使用、お
よび磁化率の不均質性の補正による複数勾配エコー取得の使用などが含まれる。
信号損失または欠落は磁化率勾配を含む局所領域における横方向磁化の位相のず
れが原因で発生することを認識して、別の先行アプローチでは、複数のイメージ
を取得してスライスを変化させ、NMR理論によって示された公称値から勾配を
リフォーカスする。複数のイメージは、一緒にして合計することができる。また
は、医師が各イメージを調べたり、結果を独自に合成したりすることができる。
【0008】 発明の要約 本発明は、磁化率勾配によって信号損失と信号欠落が生じる検体からMRイメ
ージを取得する方法である。さらに具体的に説明すると、この方法には、患者の
プレスキャンを行って複数の先行的イメージ(pilot image)を取得
して(内部でイメージ勾配が異なる値に設定される)、イメージ画素ごとの最大
輝度を実現するイメージ勾配の最適値を計算することによってリフェージング・
マップ(rephasing map)を作成して、そのリフェージングマップ
内の最適イメージ勾配値を調べることによってイメージング勾配設定を決定して
、そのイメージ勾配設定を使用してスキャンを実行することなどが含まれる。
ージを取得する方法である。さらに具体的に説明すると、この方法には、患者の
プレスキャンを行って複数の先行的イメージ(pilot image)を取得
して(内部でイメージ勾配が異なる値に設定される)、イメージ画素ごとの最大
輝度を実現するイメージ勾配の最適値を計算することによってリフェージング・
マップ(rephasing map)を作成して、そのリフェージングマップ
内の最適イメージ勾配値を調べることによってイメージング勾配設定を決定して
、そのイメージ勾配設定を使用してスキャンを実行することなどが含まれる。
【0009】 本発明の一般的な目的は、信号損失または信号欠落を回避するまたは減少させ
るようにスキャンに対して指示が可能な情報を作成することである。プレスキャ
ンによって作成されたリフェージングマップは、復元されるイメージ内の画素ご
とに最適な信号を生成するための、最適なイメージング勾配値を示す。このリフ
ェージングマップの用途は、最高のイメージを作成するイメージング勾配設定を
使用して、1つ以上のスキャンを手動または自動のいずれかの方法で指示するこ
とである。
るようにスキャンに対して指示が可能な情報を作成することである。プレスキャ
ンによって作成されたリフェージングマップは、復元されるイメージ内の画素ご
とに最適な信号を生成するための、最適なイメージング勾配値を示す。このリフ
ェージングマップの用途は、最高のイメージを作成するイメージング勾配設定を
使用して、1つ以上のスキャンを手動または自動のいずれかの方法で指示するこ
とである。
【0010】 本発明の別の目的は、イメージング勾配設定を自動的に決定して最善の結果を
達成することである。リフェージング勾配のヒストグラムは、それぞれのイメー
ジング勾配値について、リフェージングマップ内の画素数を数えることによって
作成される。リフェージング勾配のヒストグラムは、最善のイメージング勾配設
定を決定するためにスキャンされる。
達成することである。リフェージング勾配のヒストグラムは、それぞれのイメー
ジング勾配値について、リフェージングマップ内の画素数を数えることによって
作成される。リフェージング勾配のヒストグラムは、最善のイメージング勾配設
定を決定するためにスキャンされる。
【0011】 本発明における前記のおよび他の目的と利点は、以下の説明から明らかとなる
。説明では、この文書の一部を構成する添付の図面を参照する。これらの図面に
は、本発明の好ましい実施態様が実例として示される。ただし、そのような実施
態様は、必ずしも本発明のすべての適用範囲を表すわけではない。したがって、
本発明の適用範囲を解釈するためにここに請求項の範囲が参照される。
。説明では、この文書の一部を構成する添付の図面を参照する。これらの図面に
は、本発明の好ましい実施態様が実例として示される。ただし、そのような実施
態様は、必ずしも本発明のすべての適用範囲を表すわけではない。したがって、
本発明の適用範囲を解釈するためにここに請求項の範囲が参照される。
【0012】 本発明の概要 信号強度の損失は、ボクセル(voxel)をまたがるスピンの位相のずれが
原因で生じる。この位相のずれは、磁化率勾配の結果であり、スライスの厚さに
伴って増加する。ここで、我々は、スピンの位相分布がスライス方向(z)での
み異なり、垂直方向(xとy)での勾配は無視できると仮定する。ボクセルの信
号強度Sは、次に示すスライス選択リフォーカシング・勾配・オフセットGref
(正確にバランスのとれたスライス選択勾配に関係する)の関数として記述する
ことができる。
原因で生じる。この位相のずれは、磁化率勾配の結果であり、スライスの厚さに
伴って増加する。ここで、我々は、スピンの位相分布がスライス方向(z)での
み異なり、垂直方向(xとy)での勾配は無視できると仮定する。ボクセルの信
号強度Sは、次に示すスライス選択リフォーカシング・勾配・オフセットGref
(正確にバランスのとれたスライス選択勾配に関係する)の関数として記述する
ことができる。
【0013】
【数1】
【0014】 ここで、Moは磁化、γは磁気回転比、TEはエコー時間、Gsus(z)は磁
化率勾配(直線的であると仮定される)、τはリフォーカシング勾配パルスの持
続時間、およびΔzはスライスの厚さである。積分値を求めてSの絶対値を計算
することによって、次が得られる。
化率勾配(直線的であると仮定される)、τはリフォーカシング勾配パルスの持
続時間、およびΔzはスライスの厚さである。積分値を求めてSの絶対値を計算
することによって、次が得られる。
【0015】
【数2】
【0016】 測定される信号は、Gref=−GsusTE/τでその最大値をとる。
【0017】 異なるGrefを使用して一連のスキャンを実行することによって、対応する一
連のイメージを復元することができる。次に、これらのイメージ内のx,y画素
ごとの信号の大きさは、等式(2)によって示される正弦関数に適合される。こ
の最も良い適合から、各画素のピーク信号レベルSmax(x,y)と、このピー
ク信号を生成する対応するリフォーカシング勾配Gmax(x,y)が求められる
。これらの値は、リフェージングマップに格納される。
連のイメージを復元することができる。次に、これらのイメージ内のx,y画素
ごとの信号の大きさは、等式(2)によって示される正弦関数に適合される。こ
の最も良い適合から、各画素のピーク信号レベルSmax(x,y)と、このピー
ク信号を生成する対応するリフォーカシング勾配Gmax(x,y)が求められる
。これらの値は、リフェージングマップに格納される。
【0018】 結果として作成されるリフェージングマップは、イメージを復元し、または患
者の詳細な検査を計画する数多くの方法で使用することができる。
者の詳細な検査を計画する数多くの方法で使用することができる。
【0019】 好ましい実施態様の説明 最初に図1を参照すると、本発明を取り入れた好ましいMRIシステムの主要
な構成要素が示される。システムの操作は、オペレータコンソール100から制
御される。オペレータコンソール100には、キーボードとコントロールパネル
102、およびディスプレイ104が含まれる。コンソール100は、リンク1
16を通じて別のコンピュータシステム107とコミュニケートするため、オペ
レータはスクリーン104上でイメージの作成と表示を制御することができる。
コンピュータシステム107には、バックプレーンを通じて互いにコミュニケー
トするいくつかのモジュールが含まれる。これらのモジュールには、イメージプ
ロセッサモジュール106、CPUモジュール108、メモリモジュール113
などが含まれる。メモリモジュール113は、当該技術ではイメージデータを格
納するためのフレームバッファとして知られる。コンピュータシステム107は
、イメージデータとプログラムを保存するためのディスク記憶装置111とテー
プドライブ112にリンクされており、高速シリアルリンク115を通じて別の
システムコントロール122とコミュニケートする。
な構成要素が示される。システムの操作は、オペレータコンソール100から制
御される。オペレータコンソール100には、キーボードとコントロールパネル
102、およびディスプレイ104が含まれる。コンソール100は、リンク1
16を通じて別のコンピュータシステム107とコミュニケートするため、オペ
レータはスクリーン104上でイメージの作成と表示を制御することができる。
コンピュータシステム107には、バックプレーンを通じて互いにコミュニケー
トするいくつかのモジュールが含まれる。これらのモジュールには、イメージプ
ロセッサモジュール106、CPUモジュール108、メモリモジュール113
などが含まれる。メモリモジュール113は、当該技術ではイメージデータを格
納するためのフレームバッファとして知られる。コンピュータシステム107は
、イメージデータとプログラムを保存するためのディスク記憶装置111とテー
プドライブ112にリンクされており、高速シリアルリンク115を通じて別の
システムコントロール122とコミュニケートする。
【0020】 システムコントロール122には、バックプレーンによって一緒に接続される
一連のモジュールが含まれる。これらのモジュールには、CPUモジュール11
9とパルス発生器モジュール121などが含まれる。パルス発生器モジュール1
21は、シリアルリンク125を通じてオペレータコンソール100と接続する
。システムコントロール122は、オペレータから実行すべきスキャンシーケン
スを示すコマンドをこのリンク125を通じて受け取る。パルス発生器モジュー
ル121は、システム構成要素を動作させて所望のスキャンシーケンスを実行す
る。パルス発生器モジュール121は、発生させるRFパルスのタイミング、振
幅、および形状、ならびにデータ取得ウィンドウのタイミングと長さを示すデー
タを生成する。パルス発生器モジュール121は、一連の勾配増幅器127と接
続して、スキャン中に発生する勾配パルスのタイミングと形状を示す。さらに、
パルス発生器モジュール121は、生理的取得コントローラ129から患者のデ
ータを受信する。生理的取得コントローラ129は、患者に接続されたいくつか
の異なるセンサーから信号を受信する。これらの信号には、電極からのECG信
号またはベローからの呼吸信号などがある。最終的には、パルス発生器モジュー
ル121は、スキャンルームインタフェース回路133と接続する。スキャンル
ームインタフェース回路133は、患者および磁気システムの状態と対応した様
々なセンサーからの信号を受信する。患者位置合わせシステム134がスキャン
のために患者を所望の位置に動かすコマンドを受信するのも、スキャンルームイ
ンタフェース回路133からである。
一連のモジュールが含まれる。これらのモジュールには、CPUモジュール11
9とパルス発生器モジュール121などが含まれる。パルス発生器モジュール1
21は、シリアルリンク125を通じてオペレータコンソール100と接続する
。システムコントロール122は、オペレータから実行すべきスキャンシーケン
スを示すコマンドをこのリンク125を通じて受け取る。パルス発生器モジュー
ル121は、システム構成要素を動作させて所望のスキャンシーケンスを実行す
る。パルス発生器モジュール121は、発生させるRFパルスのタイミング、振
幅、および形状、ならびにデータ取得ウィンドウのタイミングと長さを示すデー
タを生成する。パルス発生器モジュール121は、一連の勾配増幅器127と接
続して、スキャン中に発生する勾配パルスのタイミングと形状を示す。さらに、
パルス発生器モジュール121は、生理的取得コントローラ129から患者のデ
ータを受信する。生理的取得コントローラ129は、患者に接続されたいくつか
の異なるセンサーから信号を受信する。これらの信号には、電極からのECG信
号またはベローからの呼吸信号などがある。最終的には、パルス発生器モジュー
ル121は、スキャンルームインタフェース回路133と接続する。スキャンル
ームインタフェース回路133は、患者および磁気システムの状態と対応した様
々なセンサーからの信号を受信する。患者位置合わせシステム134がスキャン
のために患者を所望の位置に動かすコマンドを受信するのも、スキャンルームイ
ンタフェース回路133からである。
【0021】 パルス発生器モジュール121によって生成された勾配波形は、増幅器Gx、
Gy、Gzから成る勾配増幅器システム127に加えられる。各勾配増幅器は、一
般に139として指定されるアセンブリ内で、対応する勾配コイルを励起して、
取得された信号の空間的符号化に使用する磁場勾配を生成する。階調度コイルア
センブリ139は、分極マグネット140と全身RFコイル152を含むマグネ
ットアセンブリ141の一部を形成する。システムコントロール122にあるト
ランシーバーモジュール150はパルスを発生させる。これらのパルスは、RF
増幅器151によって増幅され、送信/受信スイッチ154によってRFコイル
152と結合される。患者内で励起された核によって放射された結果の信号は、
同じRFコイル152によって感知され、送信/受信スイッチ154によってプ
リアンプ153に結合される。増幅されたNMR信号は、トランシーバー150
の受信機部分で復調、濾波、およびデジタル化される。送信/受信スイッチ15
4はパルス発生器モジュール121からの信号によって制御され、送信モード中
はRF増幅器151をコイル152に電気的に接続し、受信モード中はプリアン
プ153を接続する。送信/受信スイッチ154は、さらに別個のRFコイル(
例えば、ヘッドコイルまたは表面コイル)を送信モードまたは受信モードのいず
れかで使用できるようにする。
Gy、Gzから成る勾配増幅器システム127に加えられる。各勾配増幅器は、一
般に139として指定されるアセンブリ内で、対応する勾配コイルを励起して、
取得された信号の空間的符号化に使用する磁場勾配を生成する。階調度コイルア
センブリ139は、分極マグネット140と全身RFコイル152を含むマグネ
ットアセンブリ141の一部を形成する。システムコントロール122にあるト
ランシーバーモジュール150はパルスを発生させる。これらのパルスは、RF
増幅器151によって増幅され、送信/受信スイッチ154によってRFコイル
152と結合される。患者内で励起された核によって放射された結果の信号は、
同じRFコイル152によって感知され、送信/受信スイッチ154によってプ
リアンプ153に結合される。増幅されたNMR信号は、トランシーバー150
の受信機部分で復調、濾波、およびデジタル化される。送信/受信スイッチ15
4はパルス発生器モジュール121からの信号によって制御され、送信モード中
はRF増幅器151をコイル152に電気的に接続し、受信モード中はプリアン
プ153を接続する。送信/受信スイッチ154は、さらに別個のRFコイル(
例えば、ヘッドコイルまたは表面コイル)を送信モードまたは受信モードのいず
れかで使用できるようにする。
【0022】 RFコイル152によって受信されるNMR信号は、トランシーバーモジュー
ル150によってデジタル化され、システムコントロール122内のメモリモジ
ュール160に転送される。スキャンが完了して、メモリモジュール160でデ
ータの全体の配列が取得されたとき、アレイプロセッサ161が作動してデータ
をイメージデータセットにフーリエ変換する。このイメージデータセットは、シ
リアルリンク115を通じてコンピュータシステム107に伝達され、そこでデ
ィスクメモリ111に格納される。オペレータコンソール100から受信された
コマンドに対応して、このイメージデータセットをテープドライブ112に格納
したり、またはイメージプロセッサ106によってさらに処理して、オペレータ
コンソール100に伝達してからディスプレイ104上に提示することもできる
。
ル150によってデジタル化され、システムコントロール122内のメモリモジ
ュール160に転送される。スキャンが完了して、メモリモジュール160でデ
ータの全体の配列が取得されたとき、アレイプロセッサ161が作動してデータ
をイメージデータセットにフーリエ変換する。このイメージデータセットは、シ
リアルリンク115を通じてコンピュータシステム107に伝達され、そこでデ
ィスクメモリ111に格納される。オペレータコンソール100から受信された
コマンドに対応して、このイメージデータセットをテープドライブ112に格納
したり、またはイメージプロセッサ106によってさらに処理して、オペレータ
コンソール100に伝達してからディスプレイ104上に提示することもできる
。
【0023】 特に図1および図2を参照すると、トランシーバー150は、コイル152A
において電力増幅器151によってRF励起磁場B1を生成し、コイル152B
において誘導された結果としての信号を受信する。上記に示されるように、コイ
ル152AおよびBは図2に示されるように別個であってもよい。または、それ
らは図1に示されるように単一の全身コイルであってもよい。RF励起磁場のベ
ース、または搬送波、周波数は、周波数合成器200の制御のもとで生成される
。周波数合成器200は、CPUモジュール119とパルス発生器モジュール1
21から一連のデジタル信号を受信する。これらのデジタル信号は、出力201
で生成されたRF搬送信号の周波数と位相を示す。命令されたRF搬送波は、変
調器およびアップコンバータ202に加えられる。そこでは、その振幅が、同様
にパルス発生器モジュール121から受信された信号R(t)に応じて変調され
る。信号R(t)は、生成すべきRF励起パルスのエンベロープを特定して、格
納された一連のデジタル値を連続して読みだすことによってモジュール121で
生成される。これらの格納されたデジタル値は、次にオペレータコンソール10
0から変更され、所望のRFパルスエンベロープの生成が可能になる。
において電力増幅器151によってRF励起磁場B1を生成し、コイル152B
において誘導された結果としての信号を受信する。上記に示されるように、コイ
ル152AおよびBは図2に示されるように別個であってもよい。または、それ
らは図1に示されるように単一の全身コイルであってもよい。RF励起磁場のベ
ース、または搬送波、周波数は、周波数合成器200の制御のもとで生成される
。周波数合成器200は、CPUモジュール119とパルス発生器モジュール1
21から一連のデジタル信号を受信する。これらのデジタル信号は、出力201
で生成されたRF搬送信号の周波数と位相を示す。命令されたRF搬送波は、変
調器およびアップコンバータ202に加えられる。そこでは、その振幅が、同様
にパルス発生器モジュール121から受信された信号R(t)に応じて変調され
る。信号R(t)は、生成すべきRF励起パルスのエンベロープを特定して、格
納された一連のデジタル値を連続して読みだすことによってモジュール121で
生成される。これらの格納されたデジタル値は、次にオペレータコンソール10
0から変更され、所望のRFパルスエンベロープの生成が可能になる。
【0024】 出力205で生成されたRF励起パルスの大きさは、励振器減衰器回路206
によって減衰される。励振器減衰器回路206は、バックプレーン118からデ
ジタルコマンドを受信する。減衰されたRF励起パルスは、RFコイル152A
を駆動する電力増幅器151に加えられる。トランシーバー122のこの部分に
関するさらに詳細な説明については、米国特許第4,952,877号を参照す
ることができる。
によって減衰される。励振器減衰器回路206は、バックプレーン118からデ
ジタルコマンドを受信する。減衰されたRF励起パルスは、RFコイル152A
を駆動する電力増幅器151に加えられる。トランシーバー122のこの部分に
関するさらに詳細な説明については、米国特許第4,952,877号を参照す
ることができる。
【0025】 引き続き図1および図2を参照すると、対象体によって生成される信号は、受
信機コイル152Bによって受信され、プリアンプ153を通じて別の受信機増
幅器207の入力に加えられる。受信機増幅器207は、バックプレーン118
から受信されるデジタル減衰信号によって決定された量だけ信号をさらに増幅す
る。
信機コイル152Bによって受信され、プリアンプ153を通じて別の受信機増
幅器207の入力に加えられる。受信機増幅器207は、バックプレーン118
から受信されるデジタル減衰信号によって決定された量だけ信号をさらに増幅す
る。
【0026】 受信信号はラーモア回転数またはその付近にある。この高い周波数信号は、ダ
ウンコンバータ208によって2ステッププロセスに下方変換される。ダウンコ
ンバータ208は、最初にNMR信号をライン201の搬送信号と混合してから
、結果として生じる差信号をライン204の2.5MHz基準信号と混合する。
下方変換されたNMR信号は、アナログ-デジタル(A/D)コンバータ209の
入力に加えられる。アナログ-デジタル(A/D)コンバータ209は、アナログ
信号をサンプリングしてデジタル化してから、それをデジタル検出器および信号
プロセッサ210に加える。デジタル検出器および信号プロセッサ210は、受
信された信号に対応した16ビット同相(I)値と16ビット直角位相(Q)値
を生成する。受信信号のデジタル化されたI値とQ値の結果としてのストリーム
は、バックプレーン118を通じてメモリモジュール160に出力される。メモ
リモジュール160では、それらの値はイメージの復元に使用される。
ウンコンバータ208によって2ステッププロセスに下方変換される。ダウンコ
ンバータ208は、最初にNMR信号をライン201の搬送信号と混合してから
、結果として生じる差信号をライン204の2.5MHz基準信号と混合する。
下方変換されたNMR信号は、アナログ-デジタル(A/D)コンバータ209の
入力に加えられる。アナログ-デジタル(A/D)コンバータ209は、アナログ
信号をサンプリングしてデジタル化してから、それをデジタル検出器および信号
プロセッサ210に加える。デジタル検出器および信号プロセッサ210は、受
信された信号に対応した16ビット同相(I)値と16ビット直角位相(Q)値
を生成する。受信信号のデジタル化されたI値とQ値の結果としてのストリーム
は、バックプレーン118を通じてメモリモジュール160に出力される。メモ
リモジュール160では、それらの値はイメージの復元に使用される。
【0027】 本発明の好ましい実施態様で使用されるEPIパルスシーケンスが、図4に示
される。90°RF励起パルス250は、スライス選択勾配パルス251が存在
する状態で加えられ、スライス内で横方向磁化が発生する。励起されたスピンは
、スライス選択勾配上のネガティブローブ252によってリフェーズされるかま
たはリフォーカスされる。253で示される、Ny(例えば、Ny=64)分離N
MRエコー信号の合計は、その後EPIパルスシーケンス中に取得される。NM
Rエコー信号253は、発信読み出し勾配255の適用によって生成された、勾
配によってリコールされたエコーである。読み出しシーケンスはプレフェーズ読
み出し勾配ローブ256から開始して、エコー信号253は読み出し勾配が正と
負の値を周期変動するときに生成される。Nx(例えば、Nx=64)サンプルの
合計は、それぞれの読み出し勾配パルス255中にそれぞれのNMRエコー信号
253から得られる。連続したNyNMRエコー信号253は、一連の位相符号
化勾配パルス258によって別個に位相符号化される。プレフェーズ位相符号化
ローブ259は、エコー信号を取得して中央のビュー(Ky=0)を所望のエコ
ー時間(TE)で位置合わせする前に発生する。その後の位相符号化パルス25
8は、読み出し勾配パルス255が極性を切り換えたときに発生する。それらの
パルスの位相符号化は、ky−スペースによって上方に単調に実行される。
される。90°RF励起パルス250は、スライス選択勾配パルス251が存在
する状態で加えられ、スライス内で横方向磁化が発生する。励起されたスピンは
、スライス選択勾配上のネガティブローブ252によってリフェーズされるかま
たはリフォーカスされる。253で示される、Ny(例えば、Ny=64)分離N
MRエコー信号の合計は、その後EPIパルスシーケンス中に取得される。NM
Rエコー信号253は、発信読み出し勾配255の適用によって生成された、勾
配によってリコールされたエコーである。読み出しシーケンスはプレフェーズ読
み出し勾配ローブ256から開始して、エコー信号253は読み出し勾配が正と
負の値を周期変動するときに生成される。Nx(例えば、Nx=64)サンプルの
合計は、それぞれの読み出し勾配パルス255中にそれぞれのNMRエコー信号
253から得られる。連続したNyNMRエコー信号253は、一連の位相符号
化勾配パルス258によって別個に位相符号化される。プレフェーズ位相符号化
ローブ259は、エコー信号を取得して中央のビュー(Ky=0)を所望のエコ
ー時間(TE)で位置合わせする前に発生する。その後の位相符号化パルス25
8は、読み出し勾配パルス255が極性を切り換えたときに発生する。それらの
パルスの位相符号化は、ky−スペースによって上方に単調に実行される。
【0028】 EPIパルスシーケンスが完了したとき、Ny分離位相符号化NMRエコー信
号253のNx分離周波数符号化サンプルが取得される。他のすべてのエコーを
時間反転させた後、このNx×Ny要素のkスペースの複素数配列は、その次元(
kyとkx)の両方に沿ってフーリエ変換され、その二次元(xとy)の各々に沿
ったNMR信号の大きさを示すイメージデータセットが生成される。
号253のNx分離周波数符号化サンプルが取得される。他のすべてのエコーを
時間反転させた後、このNx×Ny要素のkスペースの複素数配列は、その次元(
kyとkx)の両方に沿ってフーリエ変換され、その二次元(xとy)の各々に沿
ったNMR信号の大きさを示すイメージデータセットが生成される。
【0029】 本発明の1つの局面はプレスキャンプロセスである。このプレスキャンプロセ
スの中で、オペレータが最適なスキャンを定めるのに役立つリフェージングマッ
プが作成される。このプレスキャンプロセスは、プログラムの指示のもとでシス
テムコントロール122によって実行される。このプログラムは、患者がマグネ
ット141内で位置合わせされた後かつスキャンされる前に実行される。この位
相プレスキャンは、上記に説明されたEPIパルスシーケンスを使用する。さら
に、明らかになるように、リフォーカシングローブ252のサイズはプロセス中
に変化する。しかし、スライス選択勾配の変化はこの特定の勾配ローブに制限さ
れる必要がないことは、当該技術に熟練した人々にとって明らかである。RF励
起後および最初のNMR信号読み出し前の、任意の時点におけるスライス選択軸
に沿った位相ずれ勾配の応用は十分である。さらに、この時点で勾配モーメント
の無効化が血液の位相分散の補正に使用される場合、複数のリフォーカシングロ
ーブを使用して変更することができる。
スの中で、オペレータが最適なスキャンを定めるのに役立つリフェージングマッ
プが作成される。このプレスキャンプロセスは、プログラムの指示のもとでシス
テムコントロール122によって実行される。このプログラムは、患者がマグネ
ット141内で位置合わせされた後かつスキャンされる前に実行される。この位
相プレスキャンは、上記に説明されたEPIパルスシーケンスを使用する。さら
に、明らかになるように、リフォーカシングローブ252のサイズはプロセス中
に変化する。しかし、スライス選択勾配の変化はこの特定の勾配ローブに制限さ
れる必要がないことは、当該技術に熟練した人々にとって明らかである。RF励
起後および最初のNMR信号読み出し前の、任意の時点におけるスライス選択軸
に沿った位相ずれ勾配の応用は十分である。さらに、この時点で勾配モーメント
の無効化が血液の位相分散の補正に使用される場合、複数のリフォーカシングロ
ーブを使用して変更することができる。
【0030】 特に図4を参照すると、プロセスブロック300に示されるプレスキャンプロ
セスにおける最初の手順は、取得すべき先行的スライスイメージに対する適切な
パラメータを使用して、EPIパルスシーケンスをパルス発生器121にダウン
ロードすることである。好ましい実施態様では、90°のフリップ角、50ms
のTE、2000msのT/R、24cm×24cmのFOV、7mmのスライ
ス厚、2mmのギャップ、18スライス、64×64イメージングマトリクス、
および125kHzの受信機帯域幅が指定される。以下の説明から明らかになる
ように、このEPIパルスシーケンスはプレスキャン中に数回繰り返され、リフ
ェージングマップの作成に必要なNMRデータが取得される。図6に最も良く示
されるように、スライス選択勾配のリフェージングローブ252の振幅は、プレ
スキャン中の一連の値によってステップ化される。これらのステップの範囲は、
254で示される公称振幅の0.6倍から261で示される公称振幅の1.4倍
までである。公称振幅は、理論が示すところでは、理想的な条件のもとでスライ
ス選択勾配ローブ251が適用された後に横方向磁化をリフェーズする振幅であ
る。
セスにおける最初の手順は、取得すべき先行的スライスイメージに対する適切な
パラメータを使用して、EPIパルスシーケンスをパルス発生器121にダウン
ロードすることである。好ましい実施態様では、90°のフリップ角、50ms
のTE、2000msのT/R、24cm×24cmのFOV、7mmのスライ
ス厚、2mmのギャップ、18スライス、64×64イメージングマトリクス、
および125kHzの受信機帯域幅が指定される。以下の説明から明らかになる
ように、このEPIパルスシーケンスはプレスキャン中に数回繰り返され、リフ
ェージングマップの作成に必要なNMRデータが取得される。図6に最も良く示
されるように、スライス選択勾配のリフェージングローブ252の振幅は、プレ
スキャン中の一連の値によってステップ化される。これらのステップの範囲は、
254で示される公称振幅の0.6倍から261で示される公称振幅の1.4倍
までである。公称振幅は、理論が示すところでは、理想的な条件のもとでスライ
ス選択勾配ローブ251が適用された後に横方向磁化をリフェーズする振幅であ
る。
【0031】 再び図4を参照すると、EPIパルスシーケンスがダウンロードされてリフェ
ージングローブ252が0.6公称振幅に設定された後、ループに入る。このル
ープ内では、プロセスブロック302に示されるように、EPIパルスシーケン
スが実行されイメージデータが取得される。プロセスブロック304に示される
ように、取得されたkスペースNMRイメージデータは二次元に沿ってフーリエ
変換され、大きさイメージが復元される。プロセスブロック306に示されるよ
うに、このデータの取得とイメージの復元はリフェージングローブ振幅をインク
リメントした後に繰り返される。決定ブロック308に示されるように、リフェ
ージングローブ振幅が1.4公称値に達したときループから出る。好ましい実施
態様では、20ステップのリフェージングローブ振幅が取得され、対応する20
の先行的大きさイメージI1-20が復元される。各イメージIは画素強度値p(x
,y)の64×64配列である。
ージングローブ252が0.6公称振幅に設定された後、ループに入る。このル
ープ内では、プロセスブロック302に示されるように、EPIパルスシーケン
スが実行されイメージデータが取得される。プロセスブロック304に示される
ように、取得されたkスペースNMRイメージデータは二次元に沿ってフーリエ
変換され、大きさイメージが復元される。プロセスブロック306に示されるよ
うに、このデータの取得とイメージの復元はリフェージングローブ振幅をインク
リメントした後に繰り返される。決定ブロック308に示されるように、リフェ
ージングローブ振幅が1.4公称値に達したときループから出る。好ましい実施
態様では、20ステップのリフェージングローブ振幅が取得され、対応する20
の先行的大きさイメージI1-20が復元される。各イメージIは画素強度値p(x
,y)の64×64配列である。
【0032】 次に20個のイメージ内にある対応する画素強度値p(x,y)が調べられ、
異なる組織内でスライスイメージの全体にわたって発生する位相のずれが求めら
れる。図7を参照すると、例えば人間の脳を通したイメージが取得される場合、
磁化率勾配から離れた上部前前頭皮質に対応した画素の強度値p(x,y)には
、公称リフェージングローブ振幅261でのピーク振幅がある。他のリフォーカ
シングローブ振幅では、前前頭皮質によって生成された信号強度はさらに小さく
、実線310によって示される正弦曲線上にある。他方では、小脳付近の視覚皮
質に対応する画素強度値p(x,y)は、点線312によって示される下側のリ
フォーカシングローブ振幅でピーク振幅を持つ。言い換えれば、イメージ内の各
画素から取得することができるピーク信号強度は、リフォーカシング勾配ローブ
がその画素位置(x,y)で横方向磁化をリフェーズする際の精度である程度決
定される。プレスキャンプロセスにおける以下の手順では、20の先行的イメー
ジ内の対応する画素強度値p(x,y)の振幅を調べ、64×64画素位置の各
々について最適なリフォーカシングローブ振幅を計算する。
異なる組織内でスライスイメージの全体にわたって発生する位相のずれが求めら
れる。図7を参照すると、例えば人間の脳を通したイメージが取得される場合、
磁化率勾配から離れた上部前前頭皮質に対応した画素の強度値p(x,y)には
、公称リフェージングローブ振幅261でのピーク振幅がある。他のリフォーカ
シングローブ振幅では、前前頭皮質によって生成された信号強度はさらに小さく
、実線310によって示される正弦曲線上にある。他方では、小脳付近の視覚皮
質に対応する画素強度値p(x,y)は、点線312によって示される下側のリ
フォーカシングローブ振幅でピーク振幅を持つ。言い換えれば、イメージ内の各
画素から取得することができるピーク信号強度は、リフォーカシング勾配ローブ
がその画素位置(x,y)で横方向磁化をリフェーズする際の精度である程度決
定される。プレスキャンプロセスにおける以下の手順では、20の先行的イメー
ジ内の対応する画素強度値p(x,y)の振幅を調べ、64×64画素位置の各
々について最適なリフォーカシングローブ振幅を計算する。
【0033】 図4を再び参照すると、1画素位置(x,y)に対する20の画素強度値を調
べて、その画素位置に対する最適リフォーカシング勾配振幅を見出すループに入
る。プロセスブロック316に示されるように、これは正弦関数の中央部分に近
似した二次曲線に値を合わせることによって達成される。プロセスブロック31
8に示されるように、この後この二次曲線におけるピークが見出され、このピー
クで示される最適なリフォーカシングローブ勾配振幅Gmax(x,y)が、先行
的イメージ内の画素x,y位置に対応する、64×64要素リフェージングマッ
プ内の位置に格納される。さらに、このピークにおける最大画素強度値Smax(x
,y)も、リフェージングマップ内のプロセスブロック320に示されるのと同
じ位置に格納される。
べて、その画素位置に対する最適リフォーカシング勾配振幅を見出すループに入
る。プロセスブロック316に示されるように、これは正弦関数の中央部分に近
似した二次曲線に値を合わせることによって達成される。プロセスブロック31
8に示されるように、この後この二次曲線におけるピークが見出され、このピー
クで示される最適なリフォーカシングローブ勾配振幅Gmax(x,y)が、先行
的イメージ内の画素x,y位置に対応する、64×64要素リフェージングマッ
プ内の位置に格納される。さらに、このピークにおける最大画素強度値Smax(x
,y)も、リフェージングマップ内のプロセスブロック320に示されるのと同
じ位置に格納される。
【0034】 このプロセスは、先行的イメージI1-20内のそれぞれの画素位置(x,y)に
対して繰り返される。プロセスブロック322で次の画素が選択され、プロセス
316、318、および320が繰り返される。決定ブロック324で求められ
るようにすべての画素位置(x,y)が処理されたとき、326でプレスキャン
が終了する。
対して繰り返される。プロセスブロック322で次の画素が選択され、プロセス
316、318、および320が繰り返される。決定ブロック324で求められ
るようにすべての画素位置(x,y)が処理されたとき、326でプレスキャン
が終了する。
【0035】 その後のスキャンを定めるためのリフェージングマップの使用方法にはいくつ
かある。1つの実施態様では、リフォーカシング勾配振幅ごとの画素数が計算さ
れたヒストグラムが作成される。さらに具体的に説明すると、いくつかのリフォ
ーカシング勾配振幅「ビン」が定義され、各ビン内の画素数を数えるためにリフ
ェージングマップがスキャンされる。その後、図8に示されるように、結果とし
て作成されるヒストグラムがオペレータに表示される。このヒストグラムは、常
に公称リフォーカシング勾配振幅261で非常に大きなピーク328を有する。
なぜならば、MRイメージ内のほとんどの画素はこの公称振幅で適切にリフェー
ズされるからである。しかし、他のさらに小さなピークは、異なるリフォーカシ
ング勾配ローブ振幅によって輝かせることができる有意の画素数を示す、330
および332におけるヒストグラムで発生する可能性がある。これらは、手動で
認識することができ、患者のその後のスキャンを定めるために使用することがで
きる。
かある。1つの実施態様では、リフォーカシング勾配振幅ごとの画素数が計算さ
れたヒストグラムが作成される。さらに具体的に説明すると、いくつかのリフォ
ーカシング勾配振幅「ビン」が定義され、各ビン内の画素数を数えるためにリフ
ェージングマップがスキャンされる。その後、図8に示されるように、結果とし
て作成されるヒストグラムがオペレータに表示される。このヒストグラムは、常
に公称リフォーカシング勾配振幅261で非常に大きなピーク328を有する。
なぜならば、MRイメージ内のほとんどの画素はこの公称振幅で適切にリフェー
ズされるからである。しかし、他のさらに小さなピークは、異なるリフォーカシ
ング勾配ローブ振幅によって輝かせることができる有意の画素数を示す、330
および332におけるヒストグラムで発生する可能性がある。これらは、手動で
認識することができ、患者のその後のスキャンを定めるために使用することがで
きる。
【0036】 本発明の別の好ましい実施態様では、プレスキャンプロセスによって作成され
たリフェージングマップを使用して、その後のスキャンを自動的に定める。これ
は自動リフェージングプロセスの指示のもとでシステムコントロール122によ
って実行される。このプロセスを図5に示す。
たリフェージングマップを使用して、その後のスキャンを自動的に定める。これ
は自動リフェージングプロセスの指示のもとでシステムコントロール122によ
って実行される。このプロセスを図5に示す。
【0037】 特に図5を参照すると、プロセスブロック340に示されるように、自動リフ
ェージングプロセスでは、対応する大きさイメージI1-20にしきい値処理を施す
ことによってリフェージングマップにフィルタがかけられる。特定の画素位置(
x,y)における20の強度値の合計が最小値を超えない場合、リフェージング
マップ内の対応する位置(x,y)にゼロが設定される。これによって、バック
グラウンド画素をこれ以上処理してしまわないようにする。
ェージングプロセスでは、対応する大きさイメージI1-20にしきい値処理を施す
ことによってリフェージングマップにフィルタがかけられる。特定の画素位置(
x,y)における20の強度値の合計が最小値を超えない場合、リフェージング
マップ内の対応する位置(x,y)にゼロが設定される。これによって、バック
グラウンド画素をこれ以上処理してしまわないようにする。
【0038】 プロセスブロック342によって示される次の手順は、累積的輝度ヒストグラ
ムを計算することである。上記に説明したように、この手順には、各リフェージ
ング勾配振幅での、リフェージングマップ内の画素数を数えることが伴う。しか
し、上記に説明したヒストグラムとは逆に、それぞれのリフェージング勾配ビン
は画素数ではなく、その代わりに、位相ずれマップ内に格納された対応する最大
強度値の合計である。その結果、このヒストグラムは各リフェージング勾配値で
のまたはヒストグラムビンでの累積輝度を示す。
ムを計算することである。上記に説明したように、この手順には、各リフェージ
ング勾配振幅での、リフェージングマップ内の画素数を数えることが伴う。しか
し、上記に説明したヒストグラムとは逆に、それぞれのリフェージング勾配ビン
は画素数ではなく、その代わりに、位相ずれマップ内に格納された対応する最大
強度値の合計である。その結果、このヒストグラムは各リフェージング勾配値で
のまたはヒストグラムビンでの累積輝度を示す。
【0039】 次に、リフェージング勾配ヒストグラムから最善のリフェージング勾配振幅設
定が決定されるループに入る。これは、最高の累積輝度を生じる勾配設定を決定
するために、リフェージング勾配ヒストグラムをスキャンすることによって達成
される。ただし、ヒストグラムビンを交差してウィンドウをスライドさせること
によって、単一の最高累積輝度値が検索されるというよりも最高累積輝度レベル
の帯域またはウィンドウが選択される。好ましい実施態様では、このウィンドウ
の幅は、そのピーク値の1/2における正弦関数の中央ローブの幅に設定される
。このウィンドウはリフェージング勾配ヒストグラムの連続したビンによって進
められ、ウィンドウ内の画素の累積輝度が計算される。プロセスブロック344
に示されるように、最大累積輝度が見出されたとき、ウィンドウ内の画素はセグ
メント番号によってマークされる。セグメント番号は、リフェージングマップ内
の対応する画素位置(x,y)に格納され、ウィンドウを付けられた画素はその
後のセグメントに含まれないようにリフェージング勾配ヒストグラムから取り除
かれる。最終的に、プロセスブロック346に示されるように、セグメントに対
するリフォーカシング勾配設定は、このセグメント内のウィンドウを付けられた
すべての画素の累積輝度値とともに格納される。
定が決定されるループに入る。これは、最高の累積輝度を生じる勾配設定を決定
するために、リフェージング勾配ヒストグラムをスキャンすることによって達成
される。ただし、ヒストグラムビンを交差してウィンドウをスライドさせること
によって、単一の最高累積輝度値が検索されるというよりも最高累積輝度レベル
の帯域またはウィンドウが選択される。好ましい実施態様では、このウィンドウ
の幅は、そのピーク値の1/2における正弦関数の中央ローブの幅に設定される
。このウィンドウはリフェージング勾配ヒストグラムの連続したビンによって進
められ、ウィンドウ内の画素の累積輝度が計算される。プロセスブロック344
に示されるように、最大累積輝度が見出されたとき、ウィンドウ内の画素はセグ
メント番号によってマークされる。セグメント番号は、リフェージングマップ内
の対応する画素位置(x,y)に格納され、ウィンドウを付けられた画素はその
後のセグメントに含まれないようにリフェージング勾配ヒストグラムから取り除
かれる。最終的に、プロセスブロック346に示されるように、セグメントに対
するリフォーカシング勾配設定は、このセグメント内のウィンドウを付けられた
すべての画素の累積輝度値とともに格納される。
【0040】 最高累積輝度のウィンドウを選択することによるイメージ画素の区分プロセス
は、すべての画素が選択されてリフェージング勾配ヒストグラムから取り除かれ
るまで決定ブロック348で繰り返される。頭部の研究に関しては、これは一般
に5パス以下で達成される。その結果、先行的イメージ画素の64×64の配列
が区分され、各セグメントに対してリフォーカシング勾配設定と累積輝度値が格
納される。図9は、これらの格納されたセグメント値のグラフィック図である。
ここでは、水平軸はリフォーカシング勾配振幅であり垂直軸はセグメント内にあ
る画素の累積輝度である。この例のセグメンテーションマップでは、A、B、C
、D、およびEとラベルされた5つのセグメントが示される。
は、すべての画素が選択されてリフェージング勾配ヒストグラムから取り除かれ
るまで決定ブロック348で繰り返される。頭部の研究に関しては、これは一般
に5パス以下で達成される。その結果、先行的イメージ画素の64×64の配列
が区分され、各セグメントに対してリフォーカシング勾配設定と累積輝度値が格
納される。図9は、これらの格納されたセグメント値のグラフィック図である。
ここでは、水平軸はリフォーカシング勾配振幅であり垂直軸はセグメント内にあ
る画素の累積輝度である。この例のセグメンテーションマップでは、A、B、C
、D、およびEとラベルされた5つのセグメントが示される。
【0041】 プロセスブロック350に示されるように、スキャンは、この時点で、格納さ
れたリフォーカシング勾配振幅ごとにイメージデータを取得するところに自動的
に進む。図9の例では、異なる5つのリフォーカシング勾配振幅では、5つのイ
メージを別個に取得する必要がある。必要に応じて、イメージ取得の数は自動ま
たは手動のいずれかで減らすことができる。例えば、最高累積輝度を有する2つ
または3つのセグメントを選択することができ、それらのリフォーカシング勾配
振幅は2つまたは3つの取得に使用される。
れたリフォーカシング勾配振幅ごとにイメージデータを取得するところに自動的
に進む。図9の例では、異なる5つのリフォーカシング勾配振幅では、5つのイ
メージを別個に取得する必要がある。必要に応じて、イメージ取得の数は自動ま
たは手動のいずれかで減らすことができる。例えば、最高累積輝度を有する2つ
または3つのセグメントを選択することができ、それらのリフォーカシング勾配
振幅は2つまたは3つの取得に使用される。
【0042】 次に、プロセスブロック352に示されるように、結果として作成される復元
イメージは単一の複合イメージに合成される。これは、リフェージングマップに
格納されたセグメント番号を使用して取得された各イメージから、画素値を選択
することによって実行される。すなわち、最初のイメージに関しては、リフェー
ジングマップ内のセグメント1の画素に対応する画素が選択され、合成イメージ
内の対応する位置(x,y)に格納される。同じ手順は、その他の取得された各
々のイメージと、それらの対応するセグメント番号に使用される。識別されたセ
グメントよりも取得されたイメージの方が少ない場合、取得されていないセグメ
ントの画素は取得されたイメージの1つから選択される。取得されたイメージリ
フォーカシング勾配振幅は特定の画素に対して格納された最適値Gmax(x,y
)に最も近いことによって、選択が決定される。
イメージは単一の複合イメージに合成される。これは、リフェージングマップに
格納されたセグメント番号を使用して取得された各イメージから、画素値を選択
することによって実行される。すなわち、最初のイメージに関しては、リフェー
ジングマップ内のセグメント1の画素に対応する画素が選択され、合成イメージ
内の対応する位置(x,y)に格納される。同じ手順は、その他の取得された各
々のイメージと、それらの対応するセグメント番号に使用される。識別されたセ
グメントよりも取得されたイメージの方が少ない場合、取得されていないセグメ
ントの画素は取得されたイメージの1つから選択される。取得されたイメージリ
フォーカシング勾配振幅は特定の画素に対して格納された最適値Gmax(x,y
)に最も近いことによって、選択が決定される。
【0043】 プレスキャンプロセスによって作成されたリフェージングマップを、磁化率勾
配が原因で構造が不明瞭なまたは欠落しているMRイメージの品質改善を目的と
する多くの方法に使用できることは、当業者にとって明らかである。本発明は、
脳の様々な部分の活動がイメージ化される機能的MRIに対して特定の応用が可
能であると信じる。
配が原因で構造が不明瞭なまたは欠落しているMRイメージの品質改善を目的と
する多くの方法に使用できることは、当業者にとって明らかである。本発明は、
脳の様々な部分の活動がイメージ化される機能的MRIに対して特定の応用が可
能であると信じる。
【図1】 図1は、本発明を使用するMRIシステムのブロック図である。
【図2】 図2は、図1のMRIシステムの部分を形成するトランシーバーの電気的ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】 図3は、EPIパルスシーケンスのグラフ表示である。
【図4】 図4は、図1のMRIシステムによって実行されるプレスキャンプロセスのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】 図5は、図1のMRIシステムによって実行される自動リフェージングプロセ
スのフローチャートである。
スのフローチャートである。
【図6】 図6は、図3のパルスシーケンスの一部を構成するスライス選択勾配波形のグ
ラフ表示であり、図4の方法を実践するとき変更される。
ラフ表示であり、図4の方法を実践するとき変更される。
【図7】 図7は、リフォーカシング勾配振幅の関数としての信号強度のグラフである。
【図8】 図8は、異なるリフォーカシング勾配振幅でピーク信号強度を達成する、イメ
ージ内の画素数を示す典型的なヒストグラムのグラフである。
ージ内の画素数を示す典型的なヒストグラムのグラフである。
【図9】 図9は、特定のリフォーカシング勾配振幅における累積的画素輝度を示す典型
的なセグメンテーションマップのグラフである。
的なセグメンテーションマップのグラフである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月17日(2000.4.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 そのような磁化率勾配の不均質性を原因とするMRイメージ内の信号損失と信
号欠落を回復するための方法が提案された。これらには、3D−勾配エコー方法
の使用、より高いイメージ解像度の使用、調整されたrf励起パルスの使用、お
よび磁化率の不均質性の補正による複数勾配エコー取得の使用などが含まれる。 J.フラム(J.Frahm)他著の「勾配補正による磁場均質性の直接FLA SH MRイメージング(Direct FLASH MR Imaging of Magnetic Field Homogeneities by G radient Compensation)」Magnetic Reson ance In Medicine 6、474−480(1988年)では、 信号の損失または欠落は、磁化率勾配を含む局所領域における横方向磁化の位相 のずれが原因であることが認識された。異なるリフェージング勾配値を使用して 取得された複数のイメージは、磁化率の影響を軽減するために一緒に合計するこ とができる。R.T.コンスタブル(R.T.Constable)著の「大き な静磁場の不均質性が存在する状態での勾配エコーエコー平面を使用する機能的 MRイメージング(Functional MR Imaging Using Gradient−Echo Echo−Planar Imaging i n The Presence of Large Static Field Inhomogeneities)」、JMRI 1995年、5:746− 752では、異なるリフェージング勾配値を有する9つのイメージを取得して、 各画素に対して9つの値を平均するか、または各画素に対して最大値を選択する かのいずれかによって合成イメージを形成することが提案された。異なるリフェ ージング勾配によってプレスキャン中に取得された先行的イメージを分析して、 スキャン中に使用する最適リフェージング勾配を求めるための努力は行われてい ない 。
号欠落を回復するための方法が提案された。これらには、3D−勾配エコー方法
の使用、より高いイメージ解像度の使用、調整されたrf励起パルスの使用、お
よび磁化率の不均質性の補正による複数勾配エコー取得の使用などが含まれる。 J.フラム(J.Frahm)他著の「勾配補正による磁場均質性の直接FLA SH MRイメージング(Direct FLASH MR Imaging of Magnetic Field Homogeneities by G radient Compensation)」Magnetic Reson ance In Medicine 6、474−480(1988年)では、 信号の損失または欠落は、磁化率勾配を含む局所領域における横方向磁化の位相 のずれが原因であることが認識された。異なるリフェージング勾配値を使用して 取得された複数のイメージは、磁化率の影響を軽減するために一緒に合計するこ とができる。R.T.コンスタブル(R.T.Constable)著の「大き な静磁場の不均質性が存在する状態での勾配エコーエコー平面を使用する機能的 MRイメージング(Functional MR Imaging Using Gradient−Echo Echo−Planar Imaging i n The Presence of Large Static Field Inhomogeneities)」、JMRI 1995年、5:746− 752では、異なるリフェージング勾配値を有する9つのイメージを取得して、 各画素に対して9つの値を平均するか、または各画素に対して最大値を選択する かのいずれかによって合成イメージを形成することが提案された。異なるリフェ ージング勾配によってプレスキャン中に取得された先行的イメージを分析して、 スキャン中に使用する最適リフェージング勾配を求めるための努力は行われてい ない 。
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月20日(2001.8.20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 4C096 AB05 AB18 AD09 AD12 BA42 CB08
Claims (13)
- 【請求項1】 a)イメージング磁場勾配を使用するNMRパルスシーケン
スを使用して検体についての複数の先行的イメージを取得し、この場合にイメー
ジング磁場勾配が前記複数の先行的イメージの取得において異なった値に設定さ
れ、 b)前記取得された複数の先行的イメージ内の対応する画素の大きさを調べるこ
とによって、前記先行的イメージ内の画素ごとに最適なイメージング磁場勾配値
を計算し、 c)前記最適なイメージング磁場勾配値をリフェージングマップ内の対応する画
素位置に格納し、 d)前記リフェージングマップ内に格納された値を使用してイメージング磁場勾
配設定を決定し、 e)前記イメージング磁場勾配設定を有する前記NMRパルスシーケンスを使用
して患者のスキャンを実行することを含む プレスキャンを実行して前記リフェージングマップを作成するステップを含んで
なる、MRIシステムによって検体のイメージを作成するための方法。 - 【請求項2】 ステップb)が、前記先行的イメージ内の対応する画素の大
きさを曲線に合わせ、その曲線のピークを求めること含む、請求項1記載の方法
。 - 【請求項3】 前記曲線のピークが、画素に対する前記最適なイメージング
磁場勾配値および前記画素に対する最適輝度値を示し、前記最適輝度値も前記リ
フェージングマップ内の対応する画素位置に格納される、請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 ステップd)におけるイメージング磁場勾配設定の決定は、
複数のイメージング磁場勾配値の各々において最適輝度を有する画素数を示す前
記リフェージングマップからヒストグラムを作成することを含む、請求項1記載
の方法。 - 【請求項5】 設定を手動で選択できるように前記ヒストグラムを表示する
ことによって、イメージング磁場勾配設定が決定される、請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 前記リフェージングマップ内のそれぞれの画素位置に、それ
と対応する格納された最適イメージング磁場勾配値での画素輝度を示す画素値を
格納することを含み、かつステップd)におけるイメージング磁場勾配設定の決
定が、複数のイメージング磁場勾配値のそれぞれにおける最適輝度を有するリフ
ェージングマップ画素位置での格納された画素輝度値の合計を示す、前記リフェ
ージングマップから累積輝度ヒストグラムを作成することを含む、請求項1記載
の方法。 - 【請求項7】 前記累積輝度ヒストグラムをスキャンすることによって前記
イメージング磁場勾配設定が決定される、請求項6記載の方法。 - 【請求項8】 前記累積輝度ヒストグラムを介してウィンドウをスライドさ
せ、前記ウィンドウ内で前記最大累積輝度を提供する前記磁場勾配設定を位置さ
せることによってスキャンを実行する、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記NMRパルスシーケンスがエコー・平面・イメージング
・シーケンスである、請求項1記載の方法。 - 【請求項10】 前記イメージング磁場勾配がスライス選択勾配である、請
求項9記載の方法。 - 【請求項11】 前記イメージング磁場勾配がリフォーカシング勾配である
、請求項10記載の方法。 - 【請求項12】 ステップd)が、複数のイメージング磁場勾配設定を決定
すること、および前記画素位置の設定を示す前記リフェージングマップセグメン
ト番号内に格納することを含み、 ステップe)が、前記磁場勾配設定のそれぞれに対するスキャンを実行してイメ
ージを復元すること、および f)前記格納されたセグメント番号を使用してそれぞれから画素値を選択するこ
とによってそれぞれのイメージを単一の出力イメージに合成することを含む、請
求項1記載の方法。 - 【請求項13】 前記NMRパルスシーケンスがエコー・平面・イメージン
グ・パルス・シーケンスであり、前記イメージング磁場勾配がスライス勾配であ
る、請求項12記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US8168898P | 1998-04-14 | 1998-04-14 | |
US60/081,688 | 1998-04-14 | ||
US09/246,622 | 1999-02-08 | ||
US09/246,622 US6157192A (en) | 1998-04-14 | 1999-02-08 | Recovery of signal void arising from field inhomogeneities in echo planar imaging |
PCT/US1999/007348 WO1999053334A1 (en) | 1998-04-14 | 1999-04-07 | Recovery of signal void arising from field inhomogeneities in magnetic resonance echo planar imaging |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002511330A true JP2002511330A (ja) | 2002-04-16 |
Family
ID=26765834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000543845A Ceased JP2002511330A (ja) | 1998-04-14 | 1999-04-07 | 磁気共鳴エコー平面イメージングにおける磁場の不均質性から生じる信号欠如の回復 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6157192A (ja) |
EP (1) | EP1073912A1 (ja) |
JP (1) | JP2002511330A (ja) |
AU (1) | AU754136B2 (ja) |
CA (1) | CA2326416C (ja) |
WO (1) | WO1999053334A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014057716A1 (ja) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | 株式会社日立製作所 | 磁気共鳴イメージング装置 |
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---|---|---|---|---|
DE10044424C2 (de) * | 2000-09-08 | 2002-12-05 | Siemens Ag | Verfahren zum Betreiben eines Kernspintomographiegerätes, wobei ein ortsaufgelöster Navigatorstab zur Positionsüberwachung eines zu untersuchenden Objektes gewonnen wird |
JP2004513720A (ja) * | 2000-11-14 | 2004-05-13 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 傾斜磁場の非線形性の補正を行う磁気共鳴撮像方法 |
US6724923B2 (en) * | 2001-04-13 | 2004-04-20 | Ge Medical Systems Global Technology Co., Llc | Automatic coil selection of multi-receiver MR data using fast prescan data analysis |
JP5002099B2 (ja) * | 2001-08-31 | 2012-08-15 | 株式会社東芝 | 磁気共鳴イメージング装置 |
US7042220B2 (en) * | 2004-04-30 | 2006-05-09 | The Ohio State University | Magnetic resonance imaging system and method |
US8175366B2 (en) * | 2006-10-17 | 2012-05-08 | Yeda Research & Development Co. Ltd. | Method for obtaining spatial images through MRI and processing the resulting spatial images and product |
JP5740307B2 (ja) * | 2009-09-17 | 2015-06-24 | 株式会社日立メディコ | 磁気共鳴イメージング装置及び傾斜磁場印加方法 |
US8810242B2 (en) | 2010-08-06 | 2014-08-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Spatial intensity correction for RF shading non-uniformities in MRI |
US8217652B2 (en) * | 2010-08-06 | 2012-07-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Spatial intensity correction for RF shading non-uniformities in MRI |
DE102013206026B3 (de) * | 2013-04-05 | 2014-08-28 | Siemens Aktiengesellschaft | Optimierte Gradientenecho-Multiecho-Messsequenz |
US9805662B2 (en) * | 2015-03-23 | 2017-10-31 | Intel Corporation | Content adaptive backlight power saving technology |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5378985A (en) * | 1993-07-15 | 1995-01-03 | General Electric Company | Fast spin echo prescan for MRI system |
JP3688773B2 (ja) * | 1995-10-31 | 2005-08-31 | 株式会社東芝 | Mri装置 |
US5770943A (en) * | 1996-12-30 | 1998-06-23 | General Electric Company | Method for measuring and compensating for spatially and temporally varying magnetic fields induced by eddy currents |
-
1999
- 1999-02-08 US US09/246,622 patent/US6157192A/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-04-07 JP JP2000543845A patent/JP2002511330A/ja not_active Ceased
- 1999-04-07 AU AU34683/99A patent/AU754136B2/en not_active Ceased
- 1999-04-07 EP EP99916337A patent/EP1073912A1/en not_active Withdrawn
- 1999-04-07 CA CA002326416A patent/CA2326416C/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-07 WO PCT/US1999/007348 patent/WO1999053334A1/en not_active Application Discontinuation
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014057716A1 (ja) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | 株式会社日立製作所 | 磁気共鳴イメージング装置 |
JPWO2014057716A1 (ja) * | 2012-10-10 | 2016-09-05 | 株式会社日立製作所 | 磁気共鳴イメージング装置 |
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---|---|
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AU754136B2 (en) | 2002-11-07 |
CA2326416C (en) | 2002-02-26 |
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WO1999053334A1 (en) | 1999-10-21 |
AU3468399A (en) | 1999-11-01 |
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---|---|---|---|
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