JPH048301A - ポリ塩化ビニル製防滑性靴外底 - Google Patents

ポリ塩化ビニル製防滑性靴外底

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JPH048301A
JPH048301A JP11378390A JP11378390A JPH048301A JP H048301 A JPH048301 A JP H048301A JP 11378390 A JP11378390 A JP 11378390A JP 11378390 A JP11378390 A JP 11378390A JP H048301 A JPH048301 A JP H048301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyvinyl chloride
weight parts
plasticizer
resin
shoe
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Pending
Application number
JP11378390A
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English (en)
Inventor
Koichi Yoshida
幸一 吉田
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MoonStar Co
Original Assignee
MoonStar Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はポリ塩化ビニル製防滑性靴外底に関し、特に乾
いた氷上でも安全なポリ塩化ビニル製防滑性靴外底に関
する。
〈従来の技術〉 ポリ塩化ビニルは、靴外底としてバランスのとれた物性
を有し、成形法として射出成形法が利用できるため工程
が簡単であり、価格も比較的安価なため靴外底の素材と
して広く使用されている。
ポリ塩化ビニルにより製造された靴外底は寒冷地で履く
靴にも使用されているが、氷上等では比較的滑り易いた
め、例えば防滑性を付与しようとしてニューセラミック
粉体等を添加した外底の使用が提案され、又、一部では
実用化されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、前記のような靴外底は湿った氷上では成
る程度の防滑性が発揮されるけれども、乾いた氷上では
殆ど防滑性がなく、転倒して怪我する等の事故が散見さ
れていた。
本発明は、従来のポリ塩化ビニル製靴外底が有していた
前記課題を解決することを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明のポリ塩化ビニル製防滑性外底は、ポリ塩化ビニ
ル100重量部、高強度短繊維5〜50重量部、−次回
塑剤60〜150重量部1耐寒性二次可塑110〜30
重量部を主成分とする組成物を接地面の全面又は一部分
に使用することを特徴とするものである。
ポリ塩化ビニルは懸濁重合レジンが用いられ、ストレー
トレジン及び酢酸ビニル又はエチレン等とのコポリマー
が適宜使い分けられる。同一重合度の場合は、−次回塑
剤については後者は前者に比べ若干減らすことができる
又、ポリ塩化ビニルは通常は単独で使用されるが、液状
のアクリルニトリル・ブタジェン共重合ゴム、ポリウレ
タン、エチレン酢酸ビニル共重合体を少量ブレンドする
ことができる。
高強度短繊維は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ガ
ラス繊維、ロックウェル繊維2右英繊維セラミック繊維
、炭素繊維、金属繊維等が使用され、その内でも本発明
においては直径は0.5デニルから50デニル、長さが
0 、2 sxから5鶴のものが適する。前記各繊維の
ポリ塩化ビニル100!ii部に対する添加量が5重量
部未満であれば所望の防滑性が靴外底に付与されず、5
0重量部を超えれば硬くなりすぎて必要な物性が損なわ
れ、又、暦き心地が低下する。
一次可塑剤としては、レジンに対する溶解力と相溶性が
大きく、レジンを膨張、溶媒和してゲル状弾性体を生成
し易いジブチルフタレート、ジー2−エチルへキシルフ
タレート ジーn−オクチルフタレーロブチルラウレル
フタレート等のフタル酸エステル類が用いられ、その配
合量がポリ塩化ビニル100重量部に対し添加量が60
重量部未満であれば靴外底の可撓性が不足し滑り易くな
り、又、履用中割れ易くなり、添加量が180重量部を
超えると靴外底全体の強度が低下すると共に立体意匠の
角部が引き裂ける等の欠点が出てくる。
耐寒性二次可塑側としては、低温時にも柔軟性が失われ
ないジオクチルアジペート、ジオクチルアゼレート、ジ
オクチルセバケート等の直鎖二塩基酸エステル類、メチ
ルアセチルリシルレート等のヒマシ油誘導体I  C6
〜C1゜脂肪酸のトリ、又はテトラエチレングリコール
エステル等のエチレングリコール誘導体が用いられ、そ
の配合量はゲル化物の所望する硬度により一次可¥荊の
量を勘案して適宜量が組合わされるが、ポリ塩化ビニル
100重量部に対し、添加量が5重量部未満であれば耐
寒性改良の効果が現われに<<、30重量部を超えれば
ブリード現象を起こし易く靴の外観を低下させる。
その他、ポリ塩化ビニルの熱、光等による脱塩酸及化か
ら生じる劣化を防ぐため金属セッケン、有機錫化合物等
の安定剤、適宜の着色剤等が使用される。
〈作 用〉 本発明のポリ塩化ビニル製防滑性靴外底は接地面から表
8している高強度短繊維と、低温状態になっても柔軟性
を保有しているポリ塩化ビニル混和物との両特性が相ま
って低温時でも防滑性が失われない。
〈実施例〉 本発明1 本発明■ 対照例 (平均重合度1300) (平均重合度1000) 一次可塑剤DOP 二次可塑剤DOA ニューセラミック粉体*′4 アラミド繊維”     30    20安定剤ブチ
ル・錫、ラウレート     3        3 
      3顔料酸化チタン    5   5  
 5*1:酸化アルミナ系5粒径0.5〜2龍*”:奇
人■製 コーネソクスファイバー2デニール、長さ約0
.6鶴 上表中の数字は重量%を表す。
本発明■の配合をロール機で混練し、圧延後170℃で
プレス機にて外底の踵部及び踏付部に嵌合しうるような
部品を成形した。この部品を180℃の射出成形機の外
底用モールドに嵌合し、120〜130℃のミキサー処
理で得た同し配合の青色混練物を外底用モールド内に射
出し、サイズ25.0CIIの外底を成形すると同時に
甲被下面に固着し、長さ25.01の靴を得た。
一方、本発明■及び対照例の配合を120〜130℃の
ミキサー処理で混線物とし、iso ”cで射出成形機
にて外底を成形し、甲被下面に固着し、長さ25、OQ
!lの靴を得た。
前記二種の靴の外底接地面は、高さ3fiの波型意匠で
あり、滑り抵抗値(C5R”)を調べた。
本発明1 本発明■ 対照例 乾燥氷上  0.41   0.42   0.20湿
潤氷上  0.40   0.41   0.30*:
小野、河田、河村、吉岡「建築物の床の滑り及びその評
価方法に関する研究」日本建築学会大会学術講演梗概集
(1980)による。
対照例に比べ本発明の靴外底の方が、防滑性があること
が分かり、特に乾燥氷上においてが著しい。
〈効 果〉 本発明の靴外底は湿った氷上では勿論であるが、乾燥氷
上でも十分な防滑性を有し、従って、常時、氷上におい
て前記靴外底を有する靴であれば、安心して履用するこ
とができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリ塩化ビニル100重量部、高強度短繊維5〜50重
    量部、一次可塑剤60〜180重量部、耐寒性二次可塑
    剤0〜30重量部を主成分とする組成物を接地面の全面
    又は一部分に使用することを特徴とするポリ塩化ビニル
    製防滑性靴外底。
JP11378390A 1990-04-26 1990-04-26 ポリ塩化ビニル製防滑性靴外底 Pending JPH048301A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07164577A (ja) * 1993-12-15 1995-06-27 Achilles Corp 多層よりなるスラッシュ成形靴およびその製造法
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GB2315663A (en) * 1996-07-30 1998-02-11 Fii Footwear Management Ltd Footwear item
JP2006230979A (ja) * 2005-02-21 2006-09-07 Hiroshima Kasei Ltd 靴底用防滑材及び防滑靴底

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JPH01299502A (ja) * 1988-05-27 1989-12-04 Asahi Corp 防滑性靴底の成形法

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