JPH0481742A - 映写機のフィルム異常検出装置 - Google Patents

映写機のフィルム異常検出装置

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JPH0481742A
JPH0481742A JP19835590A JP19835590A JPH0481742A JP H0481742 A JPH0481742 A JP H0481742A JP 19835590 A JP19835590 A JP 19835590A JP 19835590 A JP19835590 A JP 19835590A JP H0481742 A JPH0481742 A JP H0481742A
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篤 田口
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永尾 紀道
Hiroshi Okamoto
弘 岡本
Hideki Kono
英樹 河野
Shiyouseki Boku
朴 鍾石
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、移動画像を形成する映写機に備えら札 フィ
ルムの破断等の異常を検出する、映写機のフィルム異常
検出装置に関する。
[従来の技術] 従来映写機では、画像が一こまづつ連続的に形成される
と共に、両縁には等間隔に連続的に配設された穴部(所
謂パーフォレーション)を有する帯状のフィルムが装着
され、、その穴部と係合するスプロケットを回転させて
フィルムを搬送し、各こまに形成された画像をスクリー
ンに順次投影している。この様な映写機では、搬送中フ
ィルムが切断することがあり、また場合によっては、切
断したフィルムが映写機の機構部材に絡み付き、映写機
に損傷を与えることもあった。
そこで、従来より、隣接するスプロケットの間で形成さ
れるフィルムの撓み部分近傍にリミットスイッチを配設
し、これによってフィルムの破断等の異常を検出する映
写機のフィルム異常検出装置が考えられている。即ち、
映写機ではフィルムの切断によりフィルム両縁の穴部と
スプロケットとの係合が外れると、フィルムはそのスプ
ロケットより下流へは搬送されなくなり、上流に形成さ
れる撓み部分が大きくなるので、撓み部分が所定の範囲
を越えて大きくなったとき、フィルム異常検出装置のリ
ミットスイッチが作動して異常を検出するのである。
[発明が解決しようとする課題] ところがこの様な映写機のフィルム異常検出装置では、
第10図(イ)に例示する様にフィルムFが完全に切断
した場合には異常が検出できるが、(ロ)〜(ノリに例
示する様にフィルムFが部分的に破断した場合、各スプ
ロケットはフィルムFの両縁に設けた穴部Fcのどちら
かと係合してフィルムFを搬送し続けるため、撓み部分
の大きさは変化せず、フィルムの異常を検出することは
できなかった。
そこで本発明(よ フィルムが完全に切断した場合のみ
ならず、部分的に破断した場合にもフィルムの異常を検
出できる、映写機のフィルム異常検出装置を提供するこ
とを目的としてなされた。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達するためになされた本発明は、画像を一こ
まづつ連続的に形成すると共に、両縁には連続的に穴を
等間隔に設けた帯状のフィルムが装着され、該フィルム
を搬送しながら各こまに形成された画像をスクリーンに
順次投影して移動画像を形成する映写機に設けられ、 
上記フィルムの異常を検出する映写機のフィルム異常検
出装置であって、 上記フィルムの搬送路の所定の位置に配設され、その位
置を通過する上記フィルム両縁の穴を個々に検出する一
対のフィルム穴検出手段と、該一対のフィルム穴検出手
段から送られる各検出信号を時系列データとして取り込
み、該時系列データに基づき、上記フィルムの異常を判
断する判断手段と、 を備えたことを特徴とする、映写機のフィルム異常検出
装置、 を要旨としている。
[作用] この様に構成された本発明のフィルム異常検出装置では
、フィルム搬送路の所定位置に配設された一対のフィル
ム穴検出手段は、その位置を通過するフィルム両縁の穴
を個々に検出している。
ここでフィルムの両縁には穴が等間隔に連続的に設けら
れているため、通常、各フィルム穴検出手段から送られ
る各検出信号(よ フィルムが上記所定位置を通過する
速度に対応して発信され、 従って各検出信号の時系列
データは所定のパターンに従った規則的なものとなる。
ところがフィルムに破断等の異常が発生すると、上記時
系列データは不規則なものとなる。
そこで、判断手段は上記各検出信号を時系列データとし
て取り込み、該時系列データに基づき、フィルムの異常
を判断する。
[実施例] 次に本発明の実施例を図面と共に説明する。
第2図は本発明が適用された実施例の映写機1の構成を
表す説明図である。尚本実施例は画像がこまづつ連続的
に記録されると共に、それに対応した音声が光学的信号
として記録された、映画用の35mmフィルムを使用し
て、移動画像を投影すると共に、音声を再生するもので
ある。
図に示す様にフィルム支持部3a、3bによって凸面状
に挟持されたフィルムFの背後には、キセノンランプ5
が配設され、 フィルム支持部3a。
3bの投影孔3Cに挟持されたフィルムFに光を照射す
る。照射された光は、フィルムFを透過した後、レンズ
7を通って図示しないスクリーン上に収束し、フィルム
Fに記録された画像を投影する。
キセノンランプ5からフィルムFに至る光路の中間には
、円錐をその中心軸を含む平面によって2分割した形状
のシャッタ9が配設されている。
このシャッタ9は第3図の上面図に示す様1−回転軸]
]を介してサーボモータ]3に直結し、回転駆動されて
光路を開閉するものである。また同じく第3図に示す様
に、フィルム支持部3bは、バネ3dによってフィルム
支持部3aに押圧付勢されており、フィルム支持部3a
との間にフィルムFを挿通可能にすると共に適宜の力で
挟持している。
第2図に戻って、フィルムFはその両縁に連続的に設け
られた穴部Fcと係合する歯が周設された三つのスプロ
ケット(サプライスプロケット15、インタスプロケッ
ト17、ティクアップスプロケット19)の回転によっ
て図中下方に搬送される。これによって、スクリーン上
に投影される画像が変化して、移動画像が形成される。
即ち、図面上方には図示しない上部リールが配設され、
 上部リールに巻回されたフィルムFは、ガイドローラ
21al:案内され、、サプライスプロケット]5によ
って搬送される。続いてトップロラ21bに案内されて
フィルム支持部3a、3bの挟持部を通った後、インク
スプロケット]7によって間欠搬送される。インタスプ
ロケット]7を通過したフィルムFは、ガイドローラ2
1cに案内され、 ティクアップスプロケット]9によ
って搬送される。続いてフィルムFは音声再生機構23
を通過した後、ガイドローラ21dを通過し、更に図示
しない各種ガイドローラによって張力蛇行状態等を調節
された後、同じく図示しない巻取ローラに巻取られる。
ここで音声再生機構23は次のように構成され、フィル
ムFに記録された音声を再生する。即ち、ガイドローラ
21cよりティクアップスプロケット]9の上部に導か
れたフィルムFは、フィルタローラ23aを通って、サ
ウンドドラム23bに導かね 続いてフィルタローラ2
3cを通ってティクアップスプロケット]9の下部に導
かれた後、ガイドローラ21dに搬送される。サウンド
ドラム23bの近傍には図示しない光学式ヘッドが配設
されており、フィルムFに記録された光学的信号を検出
し、音声として再生する。
一方、サプライスプロケット15、インクスプロケット
17、及びティクアップスプロケット19の回転軸には
、夫々サーボモータ25、サーボモータ27、及びサー
ボモータ29が直結されており、各スプロケット15〜
19を個々に回転駆動する。
ここで、サプライスプロケット]5及びティクアップス
プロケット]9は定速回転するが、インクスプロケット
]7はフィルムFの−こま分づつ間欠的に回転するため
、各スプロケット15〜19によるフィルムFの搬送量
の差を相殺するため、フィルムFにはサプライスプロケ
ット15及びインタスプロケット17の下流で撓み部分
Fa及びFbが設けられている。
この様に構成された映写機1(よ シャッタ9によって
キセノンランプ5からフィルムFに至る光路を閉鎖した
ときに、インクスプロケット]7を回転してフィルムF
を−こま分搬送し、光路を開放したときにはインタスプ
ロケット17を停止させてスクリーンの所定の位置に−
こまの静止画像を投影する。この繰り返しにより、スク
リーンに投影される画像は、見かけ上移動画像となって
表現される。
更にフィルムFの搬送路には、フィルムFの両縁に形成
した穴部Fcを個々に検出するフィルム穴センサ31.
 33、及びフィルムFの終端を検出する終端位置セン
サ35が設けられ、 フィルムFの破断等、フィルム異
常を検出している。
第1図(イ)及び(ロ)はフィルム穴センサ31及び3
3を配設したフィルム支持部3aの正面図及びA−A線
断面図である。但し、 (イ)ではインタスプロケット
17を省略して描いている。
図に示すように、フィルム支持部3aの裏面に(よ周囲
に溝部37aを形成した固定部材37が装着されており
、この固定部材37を映写機枠39に設けた取り付は穴
39aに挿入し、固定ネジ4]と、溝部37aとを係合
させることにより、フィルム支持部3aが映写機枠39
に固定される。
ここで、固定ネジ41の先端に(よ第1図(ハ)に示す
様1ミ ボール部41aが嵌合されおり、そのボール部
41aLt、  バネ41bによって固定ネジ41の先
端方向に付勢されてボールプランジャを形成している。
このため固定ネジ41を固定ナツト41cを用いて映写
機枠39に取り付けた後、バネ41bの付勢力に抗して
固定部材37を取り付は穴39aに挿入すれば、溝部3
7aがボール部41aに係合し、フィルム支持部3aを
映写機枠39に固定することができる。
また第1図(イ)、(ロ)に戻って、フィルム支持部3
aの下端に設けられるフィルム穴センサ3]及び33は
、先端がフィルムF両縁に連設された穴部Fcと重なり
合う位置に配設された同軸ファイバ43を、六角ナツト
45により映写機枠39に固定すると共に、その同軸フ
ァイバ43の末端を、発光ダイオードとフォトトランジ
スタとで構成された投受光器46に接続し、同軸ファイ
バ43先端を通過するフィルムFに光を照射すると共に
、その反射光を電気信号に変換して、穴部Fcの検出を
行なう光センサである。
即ち、同軸ファイバ43は第1図(ニ)に示す同軸ファ
イバ43の断面図に例示する様に、投光用ファイバ43
aと、受光用ファイバ43bとが挿通された光フアイバ
ケーブルであって、支持部材43cによってフィルム支
持部3aの下端に固定されている。尚支持部材43cは
、フィルム支持部3aの下端ではなく、適宜の場所に同
軸ファイバ43を固定してもよい。
投受光器46の発光ダイオードかが常時発生する光は投
光用ファイバ43aを介してフィルムFに投光され、 
フィルムFによって反射された後、受光用ファイバ43
bに入射するが、同軸ファイバ43先端にフィルムFの
穴部Fcが位置する場合(表設光用ファイバ43aより
投光された光は穴部Fcを通過して、受光用ファイバ4
3bには入射しない。そこで受光用ファイバ43bを介
して送られる反射光の有無を、投受光器46のフォトト
ランジスタに入力し、反射光が入射しないときに正レベ
ルの信号を発生するのである。
一方路端位置センサ35も、第4図(イ)の上面図に示
す様に、同軸ファイバ43と同様1:投光用ファイバと
受光用ファイバとからなる同軸ファイバ47末端を、投
受光器46と同様に構成した投受光器(図示せず)に接
続してなる光センサであって、フィルムFの終端がフィ
ルム支持部3aに達したとき信号を発生するものである
ここでフィルムFには、例えばその終端がフィルム支持
部3aに達したときに終端位置センサ35近傍を搬送さ
れる部分の片縁に、第4図(ロ)に示す様に銀紙Fdが
貼着されており、この銀紙Fdが同軸ファイバ47の先
端に達すると同軸ファイバ47の受光用ファイバに入射
する反射光が増大し、投受光器は約30m5ec、の負
レベルの信号を発生する。
次に、各サーボモータ13〜29の回転軸には、パルス
ジェネレータPGI〜PG3、及びパルスジェネレータ
PG4が夫々接続され、各回転軸の回転量に応じてパル
ス信号を発生しており、第5図のブロック図に示す制御
系にて駆動制御される。
尚各パルスジェネレータPGI、PG2.PG3゜及び
PG4が一回転光りに発生するパルス数は、夫々500
p、p、r、  1000p、p、r、  600p−
p、r。
及び600p、p、rである。
図に示す様に映写機1(よ フィルムFに形成された画
像を投影する映写機本体]aと、映写機本体1aを制御
する制御ラック1bとで構成されており、映写機1a及
び制御ラック1bには操作パネル49及び51が夫々設
けられている。
一方す−ポモータ13〜29には、サーボ増幅器53〜
59が接続され、 各々所定のパルス信号を入力されて
サーボモータ13〜2つを個々に駆動制御している。ま
たサーボ増幅器53〜59に(友パルスジェネレータP
GI〜PG4からのパルス信号が各々入力されて閉ルー
プを形成し、サーボモータ13〜29の回転量をフィー
ドバックしている。
更に制御ラック1bには、制御回路61がらの入力に基
づいて、パルス信号を発生するパルス発生回路63〜6
7が設けられており、パルス発生回路63がサーボ増幅
器53に、パルス発生回路65がサーボ増幅器55に、
パルス発生回路67がサーボ増幅器57及び59に、夫
々所定のパルス信号を入力している。尚制御回路61(
よ 各種演算処理が行われるセントラルプロセシングユ
ニット(CPU)61a、各演算処理に必要なデ−夕が
一時的に読み書きされるランダムアクセスメモリ(RA
M) 6 l b、各演算処理に必要なプログラム及び
データが記憶されたリードオンリメモリ(ROM) 6
1 c、を主要部とした周知のマイクロコンピュータに
よって構成され、分周回路69によって分周されたパル
スジェネレータPCIのパルス信号、操作パネル49及
び51の操作状態、及び後述するEMG回路71が出力
するEMG信号を入力され、パルス発生回路63〜67
にパルスの発振を指示するものである。
更に、制御ラック]bには基準信号発生回路73が設け
らねパルス発生回路63及び67の基準動作のクロック
となる基準信号を入力すると共に、図示しないテープレ
コーダ等の外部機器への同期信号として48Hz、30
Hzの基準信号を出力している。
次にこの様に構成された映写機1で行われるサーボモー
タ13〜29の駆動制御について第6図に示すタイムチ
ャートを併用して説明する。
電源スィッチ49a又は51aを操作して電源を投入す
ると、制御回路61はパルス発生回路63に24000
PPSのパルス信号を発振するように指示する。サーボ
増幅器53はこのパルス信号が入力されると、このパル
ス信号の周波数と、パルスジェネレータPCIから送ら
れるパルスの周波数とを比較し、両者が一致するように
サーボモータ13に送られる電流量を調節する。パルス
ジェネレータPCIの発生するパルス数が5009.D
「であるから、サーボモータ13は毎秒48回転する。
即ちシャッタ9は毎秒48回開閉することになる。
次にスタートスイッチ49b又は51bが操作されると
、制御回路61は分周回路69から入力されるパルスの
2回目の立上がりに同期して、パルス発生回路67に7
200PPSのパルス信号を発振するように指示する。
サーボ増幅器57及び59はこのパルス信号が入力され
ると、このパルス信号の周波数と、パルスジェネレータ
PG3及びPG4から送られるパルスの周波数を4倍し
たものとを比較し、両者が一致するようにサーボモータ
25及び29に送られる電流量を調節する。パルスジェ
ネレータPG3及びPG4の発生するパルス数が600
p、p、rであるから、サーボモータ25及び29は毎
秒3回転することになる。
またこれと同時に、制御回路61は分周回路69からの
パルス入力が2回ある毎に、そのパルスの立上がりに同
期して、パルス発生回路65に400個のパルスを約8
msの間に発振するように指示して、インタスプロケッ
ト]7を間欠駆動する。
分周回路69はパルスジェネレータPCIが発生するパ
ルスを500分周するため、サーボモータ]3が1回転
する毎に一つのパルスを発振する。
このパルスはシャッタ9の開閉と対応しており、インタ
スプロケット17の間欠駆動タイミングとシャッタ9の
開閉タイミングとを一致させるために用いられると共に
、キセノンランプ5へ48Hzの基準信号として出力さ
れ、、キセノンランプ5の光量変更タイミングと、シャ
ッタ9の開閉タイミングとを一致させるために用いられ
る。即ちシャッタ9が光路を閉鎖している間、キセノン
ランプ5が照射する光量を半減する制御を行なうために
用いられる。
この様にして、パルス発生回路65はサーボモータ]3
が2回転する毎に400パルスのパルス信号を発振する
ことになる。パルス発生回路65からパルス信号が入力
されると、サーボ増幅器55はこのパルス信号のパルス
数と、パルスジェネレータPG2から送られるパルス数
を2倍したものとを比較し、両者が一致するようにサー
ボモータ]3を駆動する。パルスジェネレータPG2の
発生するパルス数が1000p、p、rであるから、サ
ーボモータ27は11515回転。従ってインタスプロ
ケット17も]15回転し、これは4歯分即ち35mm
フィルムFの−こま分に相当する。尚、インタスプロケ
ット17の回転(よ分周回路69の出力信号に同期して
行われるため、シャッタ9が閉じている時間に行われる
。即ち、フィルムF]よ シャッタ9が閉じている間に
−こま分搬送され、 一方シャッタ9開放時には完全に
静止し、スクリーン上には連続的に静止画像が投影され
る。
次に、制御ラック]bに設けられたEMG回路71より
、フィルムFの破断等の異常を知らせるEMG信号(詳
しくは後述する)が入力されると、制御回路61はパル
ス発生回路65及び67にパルスの発振を中断するよう
指令する。この結果サーボモータ25〜29は停止し、
フィルムFの搬送が中断される。
EMG回路71は第7図のブロック図に示す様に、フィ
ルム穴センサ3]及び33から送られる穴部Fcの検出
信号を処理して、フィルム異常があるか否かを検出する
判断手段としての異常検出部71aと、フィルム異常検
出時に制御回路61にEMG信号を出力するEMG出力
部71bと、終端位置センサ35からの出力信号及び操
作パネル49及び51の操作状態に基づき、EMG信号
の出力を禁止する出力制御部71cと、から構成されて
いる。
異常検出部71aは、3個の論理積ゲートAND1〜A
ND3 (以下単にANDI〜AND3と記載)と、パ
ルス信号が一つ入力される度に、4個の出力端子S]〜
S4から順次所定幅の連続パルスを発生する2個の連続
パルス発生回路75及び77と、からなる論理演算回路
である。異常検出部71aに於て、各連続パルス発生回
路75及び77へは夫々フィルム穴センサ31及び33
から送られるパルスが入力されると共に、出力端子S]
〜S4から発生されるパルスは、夫々AND]及びAN
D2に入力され、更にANDI及びAND2の出力は、
AND3に入力されている。
次に、この異常検出部71aによるフィルム異常の検出
について、第8図〜第10図を併用して説明する。
第8図はANDIが出力する信号の変化を表すタイムチ
ャートである。尚、AND2が出力する信号についても
同様にして説明することができる。
上述した様に、インタスプロケット]7は]724秒(
これをT秒とする)毎にフィルムFを4歯分(即ち4穴
分)づつ搬送するため、これにともなってフィルム穴セ
ンサ3]も1秒毎に4個づつパルスを発生する。
インタスプロケット17がフィルムFの搬送を開始して
、フィルム穴センサ3]よりパルスP1が入力されると
、連続パルス発生回路75は出力端子S1よりパルス幅
1秒の連続パルス乞発生し、続いてパルスP2、P3、
P4が入力されると、これと同様に出力端子S2、S3
、S4より各々パルス幅1秒の連続パルスを順次発生す
る。パルスP4が入力さ札連続パルス発生回路75が全
ての出力端子81〜S4から連続パルスを発生すると、
ANDIの出力はHighとなる。
T秒後、出力端子S]からの出力がLowに変化すると
きに(よ インタスプロケット17が再びフィルムFを
搬送するため、フィルム穴センサ31よリバルスP5〜
P8が入力され、連続パルス発生回路75は再び出力端
子S]〜S4よりパルス幅1秒の連続パルスを各々発生
する。このため出力端子S1〜S4より発生される信号
は常時Highの状態を持続し、従ってANDIの出力
もHighの状態を持続する。
次1:、フィルム異常が発生した場合のANDIの出力
の変化を、第10図(ロ)に示す様に隣合う二つの穴部
Fcがつながってしまった場合を例に取って説明する。
尚ここでは、インタスプロケット17の一回の駆動によ
って搬送される穴部FCの、2穴目と3穴目がつながっ
た場合を例に取って説明する。
第8図に於て、P9〜P12はフィルムFの破断部に於
けるフィルム穴センサ3]からのパルス入力を表してい
る。穴部Fcの、2穴目と3穴目との間にはフィルムF
が存在しないため、パルス人力PIO1pHの間でもフ
ィルム穴センサ3]からの入力はHighとなり、一つ
のパルスを形成する。このため連続パルス発生回路75
は、パルスP12が入力されるまで、出力端子S3より
新たに連続パルスを発生せず、パルス人力pH〜P12
の区間で出力端子S3からの出力はLowとなる。同様
にして、連続パルス発生回路75はパルスP13、PI
3、PI3が入力されるまで、出力端子S4、Sl、S
2より、夫々新たに連続パルスを発生しないため、各出
力端子からの出力は夫々、パルス人力P12〜P13、
P13〜P14、PI3〜P15の区間でLowとなり
、従ってANDIの出力はパルス人力pH〜P15の区
間でLowとなる。尚、パルス人力P12によって出力
端子S3より発生された連続パルスは、パルスP16が
入力されるまで持続するため、出力端子S3より発生さ
れる信号は再び常時Highの状態を持続し、同様にし
て他の出力端子S1、S2、S4より発生される信号も
常時Highとなる。このためANDIの出力はパルス
人力P15以隆再びHigh状態を持続する。
この様に、異常検出部7.1 aでは、フィルムFに破
断などの異常が発生し、フィルム穴センサ31又は33
から送られるパルス信号の変化が不規則になると、AN
DI又はAND2からの出力がLowとなる。従って、
AN、Dl及びAND2の出力の論理積であるAND3
の出力もLowとなり、フィルム異常が検出される。
第7図に戻り、出力制御部71cには、操作パネル49
に設けたスタートスイッチ49b、フレーミングスイッ
チ49c、マニュアルスイッチ49d、及び操作パネル
5]に設けたスタートスイッチ51b、フし−ミングス
イッチ5]C,リセットスイッチ51eの各操作状態と
、終端位置センサ35から送られるパルスとが入力され
ている。
この様に構成された出力制御部71cでは、スタートス
イッチ49b又は51bが操作されると、EM(J刃部
71bによるEMG信号の出力を3゜5秒間禁止し、一
方フレーミングスイッチ49c又は51cが操作される
と、EMG信号の出力を3秒間禁止する。これはスター
ト時及びフレーミング時には、各スプロケット15〜1
9の回転速度が不安定となり、異常検出部71aがフィ
ルム異常を誤検出する可能性があるからである。尚、映
写機1では、フィルムFの搬送速度が定常状態になった
とき、キセノンランプ5の点灯を指示するパルス点灯信
号が発生されるので、このパルス点灯信号を用いて、E
MG信号の出力禁止を解除してもよい。
更に出力制御部71cは、フィルムFが終端まで搬送さ
れ、終端位置センサ35が銀紙Fdを検出して負レベル
の信号を出力したとき、及びマニュアルスイッチ49d
が操作されて映写機]の駆動が手動に切り替わったとき
にはEMG信号の出力を禁止し、またリセットスイッチ
51eが操作されると、EM(J刃部71bのEMG信
号信号土工禁止状態除する。ここで、リセットスイッチ
51eの代わりに、スタートスイッチ49bまたは51
bが操作された場合にも、上述の様に3゜5秒後にはE
MG信号の出力禁止が解除される。
続いてEMG出力部71bは、異常検出部71aによっ
て異常が検出され、且つ出力制御部7]CによってEM
G信号の出力禁止が指示されていない場合、若しくは操
作パネル5]に設けたEMGスイッチ51fが操作され
た場合に、制御回路6]にEMG信号を出力してサーボ
モータ25〜29を停止すると共に、操作パネル5]に
設けたEMGランプ51gを点灯する。
次にEMG回路71にて行われる、フィルムの異常検出
の具体例について、第10図に示すフィルム異常の具体
伝及び第9図に示す各センサ31〜35の出力信号の変
化を表すタイムチャートに基づいて説明する。
フィルムFがフィルム穴センサ31及び33の上流で、
第10図(イ)に示す様に完全に切断した場合、フィル
ム穴センサ31及び33の同軸ファイバ43先端にはフ
ィルムFが存在しなくなるので、フィルム穴センサ31
及び33が出力する出力信号は第9図(イ)に示す様(
二切断した部分からHigh状態に保持される。このた
め、連続パルス発生回路75及び77は新たな連続パル
スを発生しなくなり、AND3の出力はLowとなる。
ここでフィルムFがまだ終端まで搬送されていないとす
ると、終端位置センサ35の出力はHigh状態に保持
される。従って、EMG出力部71bはEMGランプ5
1gを点灯すると共に、制御回路6]へEMG信号を出
力してフィルムFの搬送を中断する。
次に、例えばフィルム穴センサ31の側にある隣合う二
つの穴部Fcが第10図(ロ)に示す様につながってし
まった場合、そのつながった部分に於て、フィルム穴セ
ンサ31からのパルス入力がつながって第9図(ロ)に
示す様に一つのパルスを形成する。このため上述した様
にANDIの出力がLowとなり、従ってAND3の出
力もLowとなる。ここでフィルムFがまだ終端まで搬
送されていないとすると、終端位晋センサ35の出力は
High状態に保持され、 同様にしてフィルムFの搬
送を中断する。
また、第10図(ハ)に示す様に、フィルムFが縦裂き
を生じ、若しくは第10図(ニ)に示す様に部分的に破
断した場合も、各センサ3]〜35の出力信号は第9図
(ロ)に示す様に変化し、同様にしてフィルムFの搬送
を中断する。
一方フィルムFが終端まで搬送されると、第9図(ハ)
に示す様に、終端位置センサ35から負レベルの信号が
出力され、8力制御部71cはEMG呂力部71bによ
るEMG信号の8カを禁止する。このためフィルムFの
終端をフィルム穴センサ3]及び33より下流に搬送し
、フィルム穴センサ3]及び33の出力信号がHigh
状態に保持されても、EMG信号出力は行われないため
、フィルムの搬送が続行される。
この様に本実施例の映写機1では、フィルムFが完全に
切断した場合のみならず、部分的に破断した場合にも、
フィルム穴センサ31及び33からの出力信号に基づい
て、フィルム異常を良好に検出することができる。尚、
このとき終端位置センサ35からの出力信号に基づいて
、フィルムFが破断した場合を、フィルムFの終端まで
搬送された場合と区別して、EMG信号を出力すること
ができる。
また、各センサ31〜35には光センサを用いたので、
フィルムFとの接触部分が無く、フィルムFを傷つける
心配もない。
更に、フィルム異常が最も発生し易いフィルム支持部3
aとインクスプロケット]7との間にフィルム穴センサ
31及び33を配設したので、フィルム異常を良好に検
出することができる。
尚、本実施例ではフィルム穴センサ31及び33からの
信号をEMG回路7]に入力してフィルム異常を検出し
ているが、これを制御回路6]に直接入力して、所定時
間(例えば1秒)当りに入力されるパルスを計数し、ソ
フトウェアプログラムによって、フィルム異常を検出し
てもよく、ソフトウェアプログラムとEMG回路とを併
用して検出してもよい。この場合、計数されたパルス数
を累積することにより、搬送されたフィルムのこま数も
同時に算出することも可能である。
また各センサ3]〜35には、反射式の光センサを用い
ているが、透過式の光センサや超音波センサを用いるこ
とも考えられる。フィルム穴センサ匝 パーフォレーシ
ョンの外側の連続部分に配設してその連結部分を検出し
てもよく、また終端位置センサをフィルム支持部の上流
に配設し、フィルムの終端を直接検出してもよい。
更に本実施例で+iEMG信号が発生されてもシャッタ
9は駆動し続けるが、制御系全体をリセットして全ての
サーボモーダを停止してもよい。
また更に、本実施例に於て、ANDIとAND2との論
理和を取れば、フィルムが完全に切断したときのみLo
wとなる信号が得ら礼 これを用いて、フィルムが完全
に切断したか、部分的に破断したかを判断し、フィルム
搬送の停止方法を選択することも考えられる。
[発明の効果] 以上詳述した様に、本発明の映写機のフィルム異常検出
装置では、フィルム穴検出手段から送られる検出信号の
時系列データに基づき、フィルムの異常を検出するので
、フィルムが完全に切断した場合のみならず、部分的に
破断した場合にもフィルムの異常を検出できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)はフィルム穴センサを配設したフィルム支
持部の正面図、 (ロ)は第1図(イ)のA−A線断面
図、 (ハ)はフィルム支持部の固定ネジを表す断面図
、 (ニ)はフィルム穴センサの同軸ファイバを表す断
面医第2図は実施例の映写機の構成を表す説明図、第3
図はシャッタ部分の構成を概略的に説明する上面図、第
4図(イ)は終端位置センサを表す上面図、 (ロ)は
フィルムに貼着された銀紙を表す説明図、第5図は映写
機の制御系を表すブロック図、第6図はサーボモータの
駆動制御を表すタイムチャート 第7図はEMG回路を
表すブロック図、第8図及び第9図はEMG回路による
フィルム異常の検土動作包説明するタイムチャート、第
10図はフィルムの破断例を表す説明医 である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  画像を一こまづつ連続的に形成すると共に、両縁には
    連続的に穴を等間隔に設けた帯状のフィルムが装着され
    、該フィルムを搬送しながら各こまに形成された画像を
    スクリーンに順次投影して移動画像を形成する映写機に
    設けられ、上記フィルムの異常を検出する映写機のフィ
    ルム異常検出装置であつて、 上記フィルムの搬送路の所定の位置に配設され、その位
    置を通過する上記フィルム両縁の穴を個々に検出する一
    対のフィルム穴検出手段と、 該一対のフィルム穴検出手段から送られる各検出信号を
    時系列データとして取り込み、該時系列データに基づき
    、上記フィルムの異常を判断する判断手段と、 を備えたことを特徴とする、映写機のフィルム異常検出
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0675397A2 (en) * 1994-03-28 1995-10-04 Noritsu Koki Co., Ltd. Method of inspecting a negative film in a photographic processing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0675397A2 (en) * 1994-03-28 1995-10-04 Noritsu Koki Co., Ltd. Method of inspecting a negative film in a photographic processing apparatus
EP0675397A3 (en) * 1994-03-28 1995-12-06 Noritsu Koki Co Ltd Method for inspecting a negative film in a photographic processing apparatus.

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