JPH048162Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH048162Y2 JPH048162Y2 JP1986112736U JP11273686U JPH048162Y2 JP H048162 Y2 JPH048162 Y2 JP H048162Y2 JP 1986112736 U JP1986112736 U JP 1986112736U JP 11273686 U JP11273686 U JP 11273686U JP H048162 Y2 JPH048162 Y2 JP H048162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joint
- opening
- induced
- corner
- notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009916 joint effect Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は開口部に設ける誘発目地に関する。
(従来の技術)
誘発目地は、コンクリートに発生するひびわれ
を一定個所に集中発生させることにより、他の個
所でのひびわれの発生を少なくしようとするもの
である。従来、この誘発目地の効果をよりよく発
揮させるために、第3図に示すように誘発目地J
を躯体Bの開口部Baの両際に配置している例が
多い。
を一定個所に集中発生させることにより、他の個
所でのひびわれの発生を少なくしようとするもの
である。従来、この誘発目地の効果をよりよく発
揮させるために、第3図に示すように誘発目地J
を躯体Bの開口部Baの両際に配置している例が
多い。
(考案が解決しようとする問題点)
この誘発目地の位置は、第4図に示すように躯
体Bの開口部Baの隅角部より内側すなわち開口
部の際に上下方向に設定してあるため、内部応力
より発生するひびわれCが斜めにできて、誘発目
地Jに発生しない例が多く見られる。Jaは誘発
目地Jの底部に必要に応じて設ける孫目地であ
る。
体Bの開口部Baの隅角部より内側すなわち開口
部の際に上下方向に設定してあるため、内部応力
より発生するひびわれCが斜めにできて、誘発目
地Jに発生しない例が多く見られる。Jaは誘発
目地Jの底部に必要に応じて設ける孫目地であ
る。
本考案の目的は上記開口部の隅角部に発生する
ひびわれを確実に防止することにある。
ひびわれを確実に防止することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、〓体3の開口部4の隅角部内側に上
下方向に形成した誘発目地1の目地底に欠き込み
部2を設けているものであり、この欠き込み部
は、上記誘発目地の目地底に連続して驅体である
壁の厚さの全長に及びかつ上記誘発目地に沿う方
向に所定の深さを備え、誘発目地効果を隅応力以
上としたものである。欠き込み部2は躯体3と共
に施工する専用目地で構成したもの、躯体の施工
後にカツター切断して切断部へ充填材を埋込んだ
もの等で構成している。
下方向に形成した誘発目地1の目地底に欠き込み
部2を設けているものであり、この欠き込み部
は、上記誘発目地の目地底に連続して驅体である
壁の厚さの全長に及びかつ上記誘発目地に沿う方
向に所定の深さを備え、誘発目地効果を隅応力以
上としたものである。欠き込み部2は躯体3と共
に施工する専用目地で構成したもの、躯体の施工
後にカツター切断して切断部へ充填材を埋込んだ
もの等で構成している。
(作用)
誘発目地1の欠き込み部2の存在により目地効
果が隅応力以上となる。
果が隅応力以上となる。
(実施例)
以下本考案の実施例を第1図及び第2図を参照
して説明する。
して説明する。
誘発目地1は、躯体3の開口部4の両際(図面
では開口部の4隅のうち1隅角部のみ図示。)に、
上下方向に形成されており、隅角部より一定距離
内側に配置されている。誘発目地1の目地底に
は、この目地底に連続して欠き込み部2が形成さ
れている。欠き込み部2は誘発目地1の開口部4
の躯体である壁の厚さの全長に及び、その高さH
は所定の深さとしている。このため、欠き込み部
2から誘発目地1に沿つてひびわれ5が生ずる。
では開口部の4隅のうち1隅角部のみ図示。)に、
上下方向に形成されており、隅角部より一定距離
内側に配置されている。誘発目地1の目地底に
は、この目地底に連続して欠き込み部2が形成さ
れている。欠き込み部2は誘発目地1の開口部4
の躯体である壁の厚さの全長に及び、その高さH
は所定の深さとしている。このため、欠き込み部
2から誘発目地1に沿つてひびわれ5が生ずる。
誘発目地1の位置が開口部4の隅角部に近いほ
ど欠き込み部2の深さは浅くてよい。誘発目地1
の底部に孫目地を設けてある場合には、孫目地の
位置に欠き込み部2を設ける。
ど欠き込み部2の深さは浅くてよい。誘発目地1
の底部に孫目地を設けてある場合には、孫目地の
位置に欠き込み部2を設ける。
(考案の効果)
本考案によれば、開口部における誘発目地に躯
体である壁の厚さの全長に及びかつその高さを所
定の深さとした欠き込み部を設けたので、従来開
口部の隅角部から斜めに発生していたひびわれを
確実に防止できる。
体である壁の厚さの全長に及びかつその高さを所
定の深さとした欠き込み部を設けたので、従来開
口部の隅角部から斜めに発生していたひびわれを
確実に防止できる。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は誘発目地の
配置位置を示す説明図、第4図は従来例の斜視図
である。 1……誘発目地、2……欠き込み部、3……躯
体、4……開口部、5……ひびわれ、H……高
さ。
図は第1図−線断面図、第3図は誘発目地の
配置位置を示す説明図、第4図は従来例の斜視図
である。 1……誘発目地、2……欠き込み部、3……躯
体、4……開口部、5……ひびわれ、H……高
さ。
Claims (1)
- 開口部の隅角部内側に位置している上下方向に
伸びている誘発目地において、この誘発目地の目
地底に連続して躯体である壁の厚さの全長に及び
かつ上記誘発目地に沿う方向に所定深さの欠き込
み部を形成してあることを特徴とする開口部にお
ける誘発目地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986112736U JPH048162Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986112736U JPH048162Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6319606U JPS6319606U (ja) | 1988-02-09 |
JPH048162Y2 true JPH048162Y2 (ja) | 1992-03-02 |
Family
ID=30993886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986112736U Expired JPH048162Y2 (ja) | 1986-07-24 | 1986-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048162Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2557282Y2 (ja) * | 1989-09-06 | 1997-12-10 | 株式会社ユニシアジェックス | 流体圧送装置 |
JP6571366B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2019-09-04 | 大和ハウス工業株式会社 | コンクリート壁構造体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59187940A (ja) * | 1983-04-09 | 1984-10-25 | 清水建設株式会社 | 開口部を有するコンクリ−ト壁の構築方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59128813U (ja) * | 1983-02-16 | 1984-08-30 | 清水建設株式会社 | 亀裂誘発構造をもつたコンクリ−ト壁 |
-
1986
- 1986-07-24 JP JP1986112736U patent/JPH048162Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59187940A (ja) * | 1983-04-09 | 1984-10-25 | 清水建設株式会社 | 開口部を有するコンクリ−ト壁の構築方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6319606U (ja) | 1988-02-09 |
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