JPS5920503Y2 - 入隅用コンクリ−ト型枠装置 - Google Patents
入隅用コンクリ−ト型枠装置Info
- Publication number
- JPS5920503Y2 JPS5920503Y2 JP1976041036U JP4103676U JPS5920503Y2 JP S5920503 Y2 JPS5920503 Y2 JP S5920503Y2 JP 1976041036 U JP1976041036 U JP 1976041036U JP 4103676 U JP4103676 U JP 4103676U JP S5920503 Y2 JPS5920503 Y2 JP S5920503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- corner
- corner plate
- corners
- abbreviated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、大隅用コンクリート型枠装置に係るもので゛
あって、その目的とするところはコンクリート打ちの時
のコンクリートの流動性がよく、シかも形成されたコン
クリートの入隅部分からクラックが発生するのを防止し
うる入隅用コンクリ−I・型枠装置を提供するにある。
あって、その目的とするところはコンクリート打ちの時
のコンクリートの流動性がよく、シかも形成されたコン
クリートの入隅部分からクラックが発生するのを防止し
うる入隅用コンクリ−I・型枠装置を提供するにある。
従来の大隅用コンクリート型枠装置にあっては、例えば
実開昭49−73227号公報に開示されているように
、その出隅部分が直角となっていたので、対向して立て
られた入隅用コンクリート型枠装置と出隅用コンクリー
ト型枠装置との間の間隔にコンクリートを打つ際に、間
隔のコーナ部に突出する形となる大隅用コンクリート型
枠装置の出隅部分により、流し込まれるコンクリートの
流動が妨げられるという欠点があり、更に構築されたコ
ンクリート構成物の入隅部分も直角となって、この直角
となったコンクリート構成物の入隅部分に沿ってクラッ
クが生じ、コンクリート構成物の強度が低下するという
欠点があった。
実開昭49−73227号公報に開示されているように
、その出隅部分が直角となっていたので、対向して立て
られた入隅用コンクリート型枠装置と出隅用コンクリー
ト型枠装置との間の間隔にコンクリートを打つ際に、間
隔のコーナ部に突出する形となる大隅用コンクリート型
枠装置の出隅部分により、流し込まれるコンクリートの
流動が妨げられるという欠点があり、更に構築されたコ
ンクリート構成物の入隅部分も直角となって、この直角
となったコンクリート構成物の入隅部分に沿ってクラッ
クが生じ、コンクリート構成物の強度が低下するという
欠点があった。
本考案は斜上の従来例の欠点に鑑みてなされたものであ
り、以下本考案を実施例により詳述する。
り、以下本考案を実施例により詳述する。
図中2は略り字状をせるコーナ金具であって、略り字状
の大隅板3と略り字状の出隅板4とを対向させて両者を
連結材5にて連結一体化して両端にそれぞれパネル挿入
用凹所1を有するコーナ金具2を形成するのである。
の大隅板3と略り字状の出隅板4とを対向させて両者を
連結材5にて連結一体化して両端にそれぞれパネル挿入
用凹所1を有するコーナ金具2を形成するのである。
ここで出隅板4の隅部は両側片6に対してそれぞれ45
°の角度で傾斜する傾斜面7となっている。
°の角度で傾斜する傾斜面7となっている。
したがってL字状のコーナ金具2の出隅部分においては
面取りがされて非直角状となるものである。
面取りがされて非直角状となるものである。
しかして上記のような構成の大隅用コンクリート型枠装
置Aには、それぞれパネル挿入用凹所1にパネル8の端
部を挿入してコンクリート型枠の入隅部分を形成するの
である。
置Aには、それぞれパネル挿入用凹所1にパネル8の端
部を挿入してコンクリート型枠の入隅部分を形成するの
である。
一方この入隅用コンクリート型枠装置Aに対して出隅用
コンクリート型枠装置(図示せず)か゛対向して配置さ
れ、出隅用コンクリート型枠装置の両端部にもそれぞれ
パネルの端部が挿入されるものである。
コンクリート型枠装置(図示せず)か゛対向して配置さ
れ、出隅用コンクリート型枠装置の両端部にもそれぞれ
パネルの端部が挿入されるものである。
ここで対向するパネル8間にコンクリートを充填して基
礎のようなコンクリート構成物9を形成するのである。
礎のようなコンクリート構成物9を形成するのである。
ところで形成されるコンクリート構成物9の入隅部分に
おいては図に示すように非直角状となっていて外方に向
けて膨出し外面が傾斜面となった補強部10が形成され
ることとなる。
おいては図に示すように非直角状となっていて外方に向
けて膨出し外面が傾斜面となった補強部10が形成され
ることとなる。
また大隅板3と出隅板4とを連結する部材である連結材
5のうち略り字状の大隅板3と略り字状の出隅板4との
上部において入隅板3の屈折基部と出隅板4の屈折基部
とを連結する連結材5aを図に示すように板状としてあ
り、コンクノート打ちの際入隅用コンクリート型枠装置
A内にコンクリートがはいりこむのを防止できるもので
ある。
5のうち略り字状の大隅板3と略り字状の出隅板4との
上部において入隅板3の屈折基部と出隅板4の屈折基部
とを連結する連結材5aを図に示すように板状としてあ
り、コンクノート打ちの際入隅用コンクリート型枠装置
A内にコンクリートがはいりこむのを防止できるもので
ある。
また大隅板3と出隅板4とを連結材5にて連結するに当
っては例えばスポット溶接等によりおこなうが必ずしも
これにのみ限定されず他の固着手段によってもよいのは
もちろんである。
っては例えばスポット溶接等によりおこなうが必ずしも
これにのみ限定されず他の固着手段によってもよいのは
もちろんである。
また連結材5のうち入隅板3と出隅板4とを屈折基部に
おいて上下に連結する垂直板状の連結材5bはパネル8
の当りを兼用していてパネル8を挿入した際パネル8が
それ以上挿入できないようになっており、この連結材5
bには更に補強リブ11が設けである。
おいて上下に連結する垂直板状の連結材5bはパネル8
の当りを兼用していてパネル8を挿入した際パネル8が
それ以上挿入できないようになっており、この連結材5
bには更に補強リブ11が設けである。
本考案にあっては、叙述の如くコーナ金具の出隅部分を
面取りして非直角状としであるので、形成されるコンク
リート構成物の入隅においては非直角状でしかも外方に
向けて膨出する補強部が形成されることとなる。
面取りして非直角状としであるので、形成されるコンク
リート構成物の入隅においては非直角状でしかも外方に
向けて膨出する補強部が形成されることとなる。
加えてコンクリート構成物の入隅部分の面が大きな角度
で曲折することになり、従来のようにコンクリート構成
物の入隅が直角になったものにくらべてクラックが生じ
にくいものであって、強度が強いという利点がある。
で曲折することになり、従来のようにコンクリート構成
物の入隅が直角になったものにくらべてクラックが生じ
にくいものであって、強度が強いという利点がある。
またコーナ金具の出隅部分を面取りしであるので、コン
クリートは面取りされた大隅用コンクリート型枠装置の
出隅部分を回って容易に流れることができ、コンクリー
ト打ちの際のコンクリートの流動性が良好となる利点が
ある。
クリートは面取りされた大隅用コンクリート型枠装置の
出隅部分を回って容易に流れることができ、コンクリー
ト打ちの際のコンクリートの流動性が良好となる利点が
ある。
またコーナ金具を入隅板と出隅板との二重構造にしであ
るので、強固であってコンクリートを流し込んでも変形
したり破損したりする虞れがないものであり、しかも入
隅板と出隅板との間の上面の開口を連結材にて閉塞しで
あるので、二重構造になっていてもコンクリ−1〜を流
し込むときコンクリートが内部に流入しないという利点
がある。
るので、強固であってコンクリートを流し込んでも変形
したり破損したりする虞れがないものであり、しかも入
隅板と出隅板との間の上面の開口を連結材にて閉塞しで
あるので、二重構造になっていてもコンクリ−1〜を流
し込むときコンクリートが内部に流入しないという利点
がある。
第1図は本考案の斜視図、第2図は同上の上面図、第3
図は同上の底面図、第4図は同上の側面図、第5図は第
2図X−X線の断面図、第6図は同上の大隅用コンクリ
ート型枠装置を用いて形成したコンクリ−1〜構成物の
横断面図であって、1はパネル挿入用凹所、2はコーナ
金具である。
図は同上の底面図、第4図は同上の側面図、第5図は第
2図X−X線の断面図、第6図は同上の大隅用コンクリ
ート型枠装置を用いて形成したコンクリ−1〜構成物の
横断面図であって、1はパネル挿入用凹所、2はコーナ
金具である。
Claims (1)
- 略り字状の大隅板とコーナ部を面取りして非直角状とし
た略り字状の出隅板とを対向させて配置して略り字状の
コーナ金具を形成し、大隅板と出隅板との両側の開口を
パネル挿入用凹所とし、パネル挿入用凹所の奥部に垂直
方向にパネルの当たりとなる連結材を夫々設け、一対の
連結材間の上面の開口を水平な連結材にて閉塞して成る
大隅用コンクリート、型枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976041036U JPS5920503Y2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | 入隅用コンクリ−ト型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976041036U JPS5920503Y2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | 入隅用コンクリ−ト型枠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52132121U JPS52132121U (ja) | 1977-10-07 |
JPS5920503Y2 true JPS5920503Y2 (ja) | 1984-06-14 |
Family
ID=28500139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976041036U Expired JPS5920503Y2 (ja) | 1976-04-02 | 1976-04-02 | 入隅用コンクリ−ト型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5920503Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524408Y1 (ja) * | 1966-08-15 | 1970-09-25 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4973227U (ja) * | 1972-10-05 | 1974-06-25 |
-
1976
- 1976-04-02 JP JP1976041036U patent/JPS5920503Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4524408Y1 (ja) * | 1966-08-15 | 1970-09-25 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52132121U (ja) | 1977-10-07 |
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