JPH0221496Y2 - - Google Patents

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JPH0221496Y2
JPH0221496Y2 JP7069385U JP7069385U JPH0221496Y2 JP H0221496 Y2 JPH0221496 Y2 JP H0221496Y2 JP 7069385 U JP7069385 U JP 7069385U JP 7069385 U JP7069385 U JP 7069385U JP H0221496 Y2 JPH0221496 Y2 JP H0221496Y2
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JP
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guide rail
hoistway
elevator
rail
rails
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JP7069385U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 この考案はエレベータ、特にガイドレールの構
成上資材の有効な利用が実現されてなるエレベー
タに関するものである。
〔考案の背景〕
エレベータの昇降路には、その両側壁に沿つて
昇降体を案内するガイドレールが配設されてい
る。このガイドレールは、通常長さ5mの基本材
が互に接続されて構成される。
第4図は、従来のエレベータにおけるガイドレ
ール1の構成法を示し、長さ5mの基本材10が
互に接続されて、所定長のガイドレール1が構成
される。基本材10には相互接続時の嵌合のため
に、一端には凸端部11が他端には凹端部12が
形成され、凸端部11と凹端部12が互に嵌合可
能な形状となつている。
例えば12mのガイドレールを構成するには、左
右のガイドレール共凸端部11を昇降路内で上方
に揃えて、三本の基本材10を嵌合連結する。三
本の基本材10を嵌合連結した全長は15mとなる
ので、連結の先端部が3m、第4図でaで示す範
囲にわたつて切断される。
この従来の方式では、所定長のガイドレールを
構成するのに、左右のガイドレールからそれぞれ
長さaの廃材が生ずることになる。なお、この種
のガイドレールに関する公知資料としては、実開
昭58−170355号がある。
〔考案の目的〕
この考案は、従来のエレベータでのガイドレー
ル構成上の欠点を解決することを目的とし、ガイ
ドレールの構成に際して、廃材の発生を大幅に減
少させることが可能なエレベータを提供するもの
である。
〔考案の慨要〕
この考案のエレベータでは、昇降路の両側壁に
沿つて昇降路の延長方向に、一端に凸部他端に凹
部を有する一定長のレールが互に複数本接続され
て、第1及び第2のガイドレールがそれぞれ構成
配設されている。これらの第1及び第2のガイド
レールの一方は、昇降路内でレールが凸部を上方
に凹部を下方にして互に接続される。又第1及び
第2のガイドレールの他方は、昇降路内でレール
が凹部を上方に凸部を下方にして互に接続され
る。
〔考案の実施例〕
以下この考案のエレベータを、その実施例に基
づき図面を使用して詳細に説明する。
第1図はこの考案のエレベータのガイドレール
1の構成を示すもので、Aは昇降路内に配接され
る左側のガイドレールを、Bは昇降路内に配設さ
れる右側のガイドレールをそれぞれ正面側から見
たものである。なお、これらのガイドレールは実
際には対向するように配置される。
左側のガイドレール1は、一定長の基本材10
が複数本接続されて構成される。即ち、ほぼL字
状のレール受け3が第1図の下端部Cの構成を示
す第2図A,Bに示すように、L字の一方の腕片
3−1が昇降路の底板上に固定されて配置され
る。この腕片3−1の先端部は、L字の屈曲部近
傍よりも肉薄に形成される。
最下端部に位置する基本材10を、第2図Aに
示すようにレール頂面2が腕片3−1の先端部の
肉薄部分と対向するようにして、レール受け3上
に位置させる。この時基本材10の凹部8が下方
となるように、レール受け3に対して基本材10
が配設される。この状態で、ボトル4とレールク
リツプを使用して基本材10が、レール受け3に
対して固定される。
レール受け3に固定された最下端部に位置する
基本材10上に、所定の複数本の基本材10が連
結接続される。この連結接続状態では、上方に位
置する基本材10の端部には凸部7が突出した状
態となつている。
例えば、5mの基本材10を使用して全長が
12mのガイドレールを構成する場合には、基本材
10を3本連結し最上端に位置する基本材10
を、連結部分から2mの所で切断する。
この考案においては、右側のガイドレールは基
本材10を、第1図Bに示すように凸部7が下方
を向くようして互に連結接続される。最下端部に
位置する基本材10の凸部7は、レール受け3の
腕片3−1の肉薄部に位置し、基本材10はレー
ル受け3に対して何ら障害なく取り付けられる。
例えぼ5mの基本材10を使用して全長が12m
のガイドレールを構成する場合には、基本材10
を2本連結し残りの部分には、左側のガイドレー
ル1からの切断部分を使用する。即ち、左側のガ
イドレール1から切断された長さa、この場合に
は3mの切断部14を、所定の長さに切断して使
用する。
この場合には、第3図に示すように切断部14
の凸部7と反対側の長さb、1mだけ切断し、凸
部7を右側のガイドレール1の上端の凹部8に嵌
合し、相互に連結接続することにより、所望の全
長の右側のガイドレール1を構成することが出来
る。
実施例においては、廃材となるのは長さbだけ
であり、従来の方式での廃材の長さ2aに比較し
て、大幅に廃材長を減少することが出来る。5m
の基本材10で全長12mのガイドレール1を構成
する場合には、従来の方式では6mの廃材が出て
いたが、この考案によると僅かに1mの廃材しか
出ないことになる。
なお、実施例においては、レール受け3上に最
下端部からガイドレール1を構成しているが、最
上端部の基本材10を昇降路に上方から吊り下
げ、これに基本材10を順次仮接続して行つて、
最下端部でガイドレール1の全長を調整すること
も可能である。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、この考案によると
昇降路内に配設する左右のガイドレールを、基本
材を連結接続して構成する際に、廃材の発生を大
幅に減少させることが可能なエレベータを堤供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは、この考案のエレベータの実施
例における、それぞれ左側及び右側のガイドレー
ルの構成を示す正面図、第2図A,Bは、この考
案のエレベータの実施例における、ガイドレール
の下端部Cの構成を示すそれぞれ側面図及び正面
図、第3図は、この考案のエレベータの実施例に
おけるガイドレールの構成法を示す図、第4図
は、従来のエレベータにおけるガイドレールの構
成法を示す図である。 1……ガイドレール、2……レール頂面、3…
…レール受け、4……ボルト、5……レールクリ
ツプ、7……凸部、8……凹部、10……基本
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降路の両側壁に沿つて前記昇降路の延長方向
    に、一端に凸部他端に凹部を有する一定長のレー
    ルが互に複数本接続されて、第1及び第2のガイ
    ドレールがそれぞれ構成配設されてなるエレベー
    タにおいて、前記第1及び第2のガイドレールの
    一方は、前記昇降路内で前記レールが前記凸部を
    上方に前記凹部を下方にして互に接続されてな
    り、前記第1及び第2のガイドレールの他方は、
    前記昇降路内で前記レールが前記凹部を上方に前
    記凸部を下方にして互に接続されてなることを特
    徴とするエレベータ。
JP7069385U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0221496Y2 (ja)

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JP7069385U JPH0221496Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JP7069385U JPH0221496Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JPS61189069U JPS61189069U (ja) 1986-11-25
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JP5858751B2 (ja) * 2011-11-28 2016-02-10 東芝エレベータ株式会社 エレベータのガイドレール支持構造
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TWI674942B (zh) * 2019-02-27 2019-10-21 鼎朋企業股份有限公司 工具夾持器的輸液及輸電組立結構
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JPS61189069U (ja) 1986-11-25

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