JPH0480450A - 合成梁における制振構造 - Google Patents
合成梁における制振構造Info
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- JPH0480450A JPH0480450A JP19316690A JP19316690A JPH0480450A JP H0480450 A JPH0480450 A JP H0480450A JP 19316690 A JP19316690 A JP 19316690A JP 19316690 A JP19316690 A JP 19316690A JP H0480450 A JPH0480450 A JP H0480450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete slab
- stud bolts
- hard
- oscillation
- steel beam
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title claims description 11
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title abstract 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 22
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 22
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 239000006260 foam Substances 0.000 abstract 1
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- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は鉄骨梁とコンクリートスラブとよりなる合成梁
における制振構造に係るものである。
における制振構造に係るものである。
(従来の技術)
従来のこの種の合成梁は、鉄骨梁上にスタッドボルトを
溶接によって植立し、同スタッドボルトを介して前記鉄
骨梁とコンクリートスラブとの一体化を図っていた。
溶接によって植立し、同スタッドボルトを介して前記鉄
骨梁とコンクリートスラブとの一体化を図っていた。
(発明が解決しようとする課!り
前記従来の合成梁においては、スタッドボルトは鉄骨梁
とコンクリートスラブとを結合するだけの目的にしか使
用されず、制振効果は全く期待されなかった。
とコンクリートスラブとを結合するだけの目的にしか使
用されず、制振効果は全く期待されなかった。
本発明はこのような実情に鑑みて提案されたもので、そ
の目的とする処は、スタッドボルトの水平変形により、
建物に作用する地震力等のエネルギを吸収して制振効果
を発揮する合成梁における制振構造を提供する点にある
。
の目的とする処は、スタッドボルトの水平変形により、
建物に作用する地震力等のエネルギを吸収して制振効果
を発揮する合成梁における制振構造を提供する点にある
。
(課題を解決するための手段)
前記の目的を達成するため、本発明に係る合成梁におけ
る制振構造は、前記鉄骨梁とコンクリートスラブとの間
に垂直方向には硬く、水平方向には柔かい緩衝材を挟着
して構成されている。
る制振構造は、前記鉄骨梁とコンクリートスラブとの間
に垂直方向には硬く、水平方向には柔かい緩衝材を挟着
して構成されている。
(作用)
本発明によれば前記したように、鉄骨梁に同梁上面に植
立されたスタッドボルトを介してコンクリートスラブを
重層して構成された合成梁において、前記コンクリート
スラブ及び鉄骨梁間に水平方向には柔かい緩衝材が挟着
されているので、前記コンクリートスラブは鉄骨梁に対
して水平移動が可能となる。一方、前記緩衝材は垂直方
向に硬い材料より構成されているので、前記スラブから
の鉛直方向の力が鉄骨梁に伝達される。
立されたスタッドボルトを介してコンクリートスラブを
重層して構成された合成梁において、前記コンクリート
スラブ及び鉄骨梁間に水平方向には柔かい緩衝材が挟着
されているので、前記コンクリートスラブは鉄骨梁に対
して水平移動が可能となる。一方、前記緩衝材は垂直方
向に硬い材料より構成されているので、前記スラブから
の鉛直方向の力が鉄骨梁に伝達される。
而して建物に地震力、風力等が作用すると前記スラブが
水平方向に移動し、これに伴う前記スタッドボルトの水
平変形がある程度以上進むと、スタッドが陳伏し、同ス
タッドの履歴特性により外力エネルギを吸収し、建物の
制振効果を発揮する。
水平方向に移動し、これに伴う前記スタッドボルトの水
平変形がある程度以上進むと、スタッドが陳伏し、同ス
タッドの履歴特性により外力エネルギを吸収し、建物の
制振効果を発揮する。
(実施例)
以下本発明を図示の実施例について説明する。
(1)は鉄骨梁で、同鉄骨梁(1)の上部フランジにス
タッドボルト(2)を溶接によって植立し、前記上部フ
ランジと、同フランジ上に打設され、且つスタッドボル
ト(2)が定着されたコンクリートスラブ(3)−との
間に、垂直方向に硬く、水平方向に柔かいゴム等の弾性
材、若しくは硬質発泡材等よりなる緩衝材(4)を挟着
する。
タッドボルト(2)を溶接によって植立し、前記上部フ
ランジと、同フランジ上に打設され、且つスタッドボル
ト(2)が定着されたコンクリートスラブ(3)−との
間に、垂直方向に硬く、水平方向に柔かいゴム等の弾性
材、若しくは硬質発泡材等よりなる緩衝材(4)を挟着
する。
図示の実施例は前記したように構成されているので、前
記緩衝材(4)を挟着するコンクリートスラブ(3)の
鉄骨梁(1)に対する水平方向の移動が可能となり、コ
ンクリートスラブ(3)からの鉛直方向の力が前記緩衝
材(4)を介して鉄骨梁(1)に伝達される。
記緩衝材(4)を挟着するコンクリートスラブ(3)の
鉄骨梁(1)に対する水平方向の移動が可能となり、コ
ンクリートスラブ(3)からの鉛直方向の力が前記緩衝
材(4)を介して鉄骨梁(1)に伝達される。
而して建物に地震力や風力が作用してコンクリートスラ
ブ(3)が水平方向に移動し、これに伴って同スラブ(
3)内に定着されたスタッドボルト(2)が変形し、こ
の変形がある程度以上進むとスタッドボルト(2)が陣
伏し、外力エネルギが吸収され、外力に対する建物の揺
れ幅が減少され、振動性状が改善される。
ブ(3)が水平方向に移動し、これに伴って同スラブ(
3)内に定着されたスタッドボルト(2)が変形し、こ
の変形がある程度以上進むとスタッドボルト(2)が陣
伏し、外力エネルギが吸収され、外力に対する建物の揺
れ幅が減少され、振動性状が改善される。
この際、前記緩衝材(4)を減衰特性が大きいゴムより
構成すると、外力エネルギ吸収効果がよりよく発揮され
る。
構成すると、外力エネルギ吸収効果がよりよく発揮され
る。
最後に地震等の外力が除去された後に、スタッドボルト
(2)の降伏による残留変位は、前記緩衝材(4)の復
元力によって元の位!に戻ることができる。
(2)の降伏による残留変位は、前記緩衝材(4)の復
元力によって元の位!に戻ることができる。
(発明の効果)
本発明は前記したように、鉄骨梁に、同梁上面に植立さ
れたスタッドボルトを介してコンクリートスラブを重層
してなる合成梁において、前記鉄骨梁とコンクリートス
ラブとの間に、垂直方向には硬く水平方向には柔かい緩
衝材を挟着して、地震等の外力に対して前記スタッドボ
ルトを降伏させるようにしたことよって外力のエネルギ
を吸収し、建物の揺れ幅を減少し、振動性状を改善しう
るちのでる。
れたスタッドボルトを介してコンクリートスラブを重層
してなる合成梁において、前記鉄骨梁とコンクリートス
ラブとの間に、垂直方向には硬く水平方向には柔かい緩
衝材を挟着して、地震等の外力に対して前記スタッドボ
ルトを降伏させるようにしたことよって外力のエネルギ
を吸収し、建物の揺れ幅を減少し、振動性状を改善しう
るちのでる。
第1図は本発明に係る合成梁における制振構造の一実施
例を示す縦断面図、第2図はその縦断側面図、第3図は
そのスタッドボルトによる制振状態を示す縦断側面図で
、第2図の部分■の拡大図である。 (11−・・鉄骨梁、 (2)・・・スタッ
ドボルト、(3)・・・コンクリートスラブ、(4)・
・・緩衝材。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外1名
例を示す縦断面図、第2図はその縦断側面図、第3図は
そのスタッドボルトによる制振状態を示す縦断側面図で
、第2図の部分■の拡大図である。 (11−・・鉄骨梁、 (2)・・・スタッ
ドボルト、(3)・・・コンクリートスラブ、(4)・
・・緩衝材。 代理人 弁理士 岡 本 重 文 外1名
Claims (1)
- 鉄骨梁に、同梁上面に植立されたスタッドボルトを介し
てコンクリートスラブを重層してなる合成梁において、
前記鉄骨梁とコンクリートスラブとの間に垂直方向には
硬く、水平方向には柔かい緩衝材を挟着してなることを
特徴とする合成梁における制振構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19316690A JPH0480450A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 合成梁における制振構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19316690A JPH0480450A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 合成梁における制振構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480450A true JPH0480450A (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=16303395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19316690A Pending JPH0480450A (ja) | 1990-07-23 | 1990-07-23 | 合成梁における制振構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0480450A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401671B1 (ko) * | 2000-09-16 | 2003-10-11 | (주) 동양구조안전기술 | 프리스트레스트 프리캐스트 콘크리트 패널을 이용한 합성보 |
KR100496196B1 (ko) * | 2002-11-18 | 2005-06-17 | 주식회사 노빌테크 | 견고한 조립구조를 가지는 프리캐스트 콘크리트 패널합성빔 및 그에 사용되는 빔 연결 조립체 |
CN102661728A (zh) * | 2012-05-22 | 2012-09-12 | 绍兴文理学院 | 钢筘气压检测装置 |
-
1990
- 1990-07-23 JP JP19316690A patent/JPH0480450A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401671B1 (ko) * | 2000-09-16 | 2003-10-11 | (주) 동양구조안전기술 | 프리스트레스트 프리캐스트 콘크리트 패널을 이용한 합성보 |
KR100496196B1 (ko) * | 2002-11-18 | 2005-06-17 | 주식회사 노빌테크 | 견고한 조립구조를 가지는 프리캐스트 콘크리트 패널합성빔 및 그에 사용되는 빔 연결 조립체 |
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