JPH0480074B2 - - Google Patents

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JPH0480074B2
JPH0480074B2 JP61072633A JP7263386A JPH0480074B2 JP H0480074 B2 JPH0480074 B2 JP H0480074B2 JP 61072633 A JP61072633 A JP 61072633A JP 7263386 A JP7263386 A JP 7263386A JP H0480074 B2 JPH0480074 B2 JP H0480074B2
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JP61072633A
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JPS61287978A (ja
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Eru Baneru Uiriamu
Shii Natsutosan Keisu
Emu Hyuumu Za Saado Robaato
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HB Fuller Co
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HB Fuller Co
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Publication date
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Publication of JPH0480074B2 publication Critical patent/JPH0480074B2/ja
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J179/00Adhesives based on macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing nitrogen, with or without oxygen, or carbon only, not provided for in groups C09J161/00 - C09J177/00
    • C09J179/02Polyamines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S428/913Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T428/31779Next to cellulosic
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この発明は新規なクラスの熱融解接着剤に関す
る。この発明の接着剤は水作動[water
actuated]が可能であり、湿分によつて活性化さ
れ、水溶性で、適用された紙製品からリサイクル
可能であり、水の作用によつて容易に清浄、溶解
又は分散可能である。更にこの発明の接着剤は、
非極性溶剤の作用に対する抵抗能力、接着しがた
い表面に対する強固な接着、熱安定性のような付
加的性質を有する。 [従来の技術] 熱融解接着剤は溶媒の実質的不存在下で融解状
態で高められた温度において基体に適用される。
基体と接触すると熱融解接着剤は冷却、固化し、
強固な結合を形成する。熱融解接着剤は処方によ
り減圧性でも非感圧性でもすることができる。従
来は、熱融解接着剤は主として疎水性又は水抵抗
性を接着剤からつくられ、その形態で多くの接着
要求を満たしてきた。然しながら、疎水性又は水
抵抗性の接着剤は多くの欠点を有している。第一
に、接着剤は水に不溶となり易い水性系でリサイ
クルするのが困難となる。更に、このような疎水
性接着剤は非極性溶媒に溶解する傾向がある。更
に、湿気によつて活性化され又は水性系を用いて
容易に清浄される接着剤は疎水性成分からつくる
ことが困難である。 接着剤適用の多くの需要は典型的な熱融解接着
剤によつて十分には満たされていない。例えば、
典型的な熱融解接着剤はフロロカーボン材料、ポ
リエステル材料に充分な接着性を有しない。水溶
性、感水性、水活性化接着剤は潜在的な適用及び
色々な末端用途を有している。ラベル ストツ
ク、封筒ガム、「ポスト−イツト[pot−it]」ノ
ート、切手ガム、接合テープ、シール、テープ、
再パルプ化性接着剤、一般の感圧ホツト メル
ト、非感圧ホツト メルト、カートン シール接
着剤、紙−紙 接着剤、及びコンタクト レンズ
ブロツキング又はマウンテイング接着剤が含ま
れる。 最も普通の感水性又は水溶性熱融解接着剤は、
米国特許第4331576及び4325851号明細書[Colon
et al]の教示するようなビニル ピロリドン又
は他のビニル複素環単量体を含む重合体を基礎と
する。これらの接着剤は、ビニル ピロリドン重
合体、ビニル ピロリドン/酢酸ビニル共重合
体、及び他のビニル ピロリドン基礎重合体から
つくられる。他のクラスの感水性熱融解接着剤に
は、可塑剤と共にコポリエステルを典型的に包含
するポリエステル基礎接着剤が含まれ、米国特許
[4052368,Morrison;4172824,Harrington,
Jr.et al]に開示されている。 ポリビニル ピロリドン接着剤は無溶媒接着剤
として約150−200℃までの温度に加熱した貯蔵器
又は「グレー ポツト」から適当な基体に適用さ
れる。ポリビニル ピロリドン又はポリビニル
ピロリドン/酢酸ビニルを基礎とする感水性接着
剤は熱安定性に乏しいことが多い。この接着剤処
方は適用中に用いられる高めたポツト温度で迅速
に劣化[24時間以内に]する。更に、この接着剤
は接着強度が不適当であり接合固化が遅い。 従つて、実質的に熱安定性、感水性であり、強
固な永久結合を形成でき、湿気活性化又は感圧性
であるように処方でき、水に容易に溶解又は分散
できるため清浄又は普通のリサイクル法において
リパルプできる熱融解接着剤に対する実質的な需
要が存在する。 [発明の概要] 発明者は、ヒドロキシ置換有機化合物及びポリ
アルキレンイミン重合体を各種の接着剤成分と混
合することによつて高温安定性を有する優秀な熱
融解接着剤組成物を製造できることを見出した。
この重合体はN−アシル置換ポリアルキレンイミ
ン重合体であるが、簡単のため、ここではこの重
合体をポリアルキレンイミンと呼ぶ。ポリアルキ
レンイミン重合体は、米国特許[Levy et al,
3464933 Litt et al,3483141 Levy et al,
3483145 Fuhrmann et al,3373194]に開示さ
れており、引用してここに挿入する。これらの特
許は次の一般構造の循環単位を有する重合体を教
示する。 [式中、Aは−R3−(OR2p−OR,
【式】又は、 −Rである]、 式中、nは約2−6であり、pは約0−3であ
り、qは約1−15であり、RはC1−C15の実質的
に炭化水素基、例えばアルキル、アリール、アル
キル置換アリール等であり、メチル、エチル、イ
ソブチル、ペンチル、シクロヘキシル、2−エチ
ル−ヘキシル、ドデシル、ナフチル、トリル、ベ
ンジル、クロロメチル、フルオロエチル、クロロ
フエニル及びフエニルエチル等の基を含み、か
つ、R2及びR3はアルキレン及びアリーレンのよ
うな2価の炭化水素及び置換炭化水素基からなる
群から選ばれる。R2及びR3基の具体例には、メ
チレン、エチレン、テトラメチレン、オルト、メ
タ及びパラフエニレン、トリレン[C6H4CH2]、
クロロエチレン、フルオロエチレン、及びクロロ
フエニレンが含まれる。 前述の特許[Levy et al,Litt et al,
Fuhrmann et al]は、水溶性を生じる側鎖を有
する重合体は接着剤として使用できることを教示
している。然しながら、これらの特許はヒドロキ
シ有機成分又は熱融解接着剤を生じる他の成分と
共にポリアルキレンイミンを組合せることができ
ることを教示していない。更に、これらの特許
は、ポリアルキレンイミン重合体を他の組成物と
組合せて高温で安定な感圧性又は湿気活性化接着
剤を形成することができることは示していない。 この発明の熱融解接着剤は、水溶性ポリアルキ
レンイミン基礎、有効量のヒドロキシ置換有機化
合物及び、場合により有効量の成分、例えば、可
塑剤組成物、粘着剤組成物、充填剤、酸化防止剤
等を包含する。この発明の接着剤組成物は、接着
性を変性し又は基礎接着剤組成物に付加的接着性
を付加することができる他の成分をも含むことが
できる。 第一に、この発明は、10〜60重量%のポリアル
キレンイミン重合体、5〜60重量%のヒドロキシ
置換有機化合物、及び、有機展開剤、非ブロツキ
ング添加剤、酸化防止剤、無機充填剤、染料、着
色剤等の付加的成分からの処方の残部を包含する
接着剤である。 第二に、この発明は、2〜45重量%のポリアル
キレンイミン重合体、25〜40重量%のヒドロキシ
置換有機化合物、15〜40重量%の粘着剤、及び有
機展開剤、酸化防止剤、無機充填剤、着色剤、香
料等の他の成分からなる組成物の残部を包含する
接着剤である。 第三に、この発明は、30〜55重量%のポリアル
キレンイミン重合体、10〜35重量%のヒドロキシ
置換有機化合物、2〜15重量%の粘着剤、及び上
述した他の成分からなる組成物の残部を包含する
接着剤である。 第四に、この発明は、30〜55重量%のポリアル
キレンイミン重合体、5〜40重量%のヒドロキシ
置換有機化合物、15〜45重量%の可塑剤化合物、
2〜50重量%の粘着剤化合物、及び上述した他の
選択的組成からなる組成物の残部を包含する接着
剤である。 大まかな特徴として、この発明の接着剤は、ポ
リアルキレンイミンを、ヒドロキシ置換有機化合
物及び他の接着剤成分と共に含む、この発明の接
着剤に用いることができるポリアルキレンイミン
は、一般式の複素環単量体の重合によつて普通
に製造できる。 式中、A及びnは前述の通りである。この重合
体及び重合技術は一般に米国特許第3483141及び
3293245号明細書に開示されており、その開示を
引用してここに挿入する。 好ましいポリアルキレンイミンは、nが2又は
3である式の複素環単量体を重合することによ
つて製造されるポリエチレンイミン及びポリプロ
ピレンイミンである。これらのポリアルキレンイ
ミンは一般式で表わすことができる。 式中、Aは前述した通りであり、nは約2であ
り、かつ、mは100−10000、好ましくは100−
7500である。最も好ましくは複素環単量体はアル
キル置換−2−オキサゾリン、即ちn=2、を包
含する。この単量体から誘導される重合体の分子
量は50000以下乃至500000以上に亙ることができ
る。重合体は、低[約100000未満]、中[約
100000−300000],及び、高[約300000を超える]
分子量で入手できる。分子量は一般に所望の最終
粘度を得るために選択する。これらの重合体は水
及び多くの極性有機溶媒に可溶であるが、非極性
有機溶媒には有利には不溶であり得る。重合体
は、熱的に安定で、溶液粘度が低く、受容できる
メルト フロー特性を有し、毒性は低い。この発
明のポリオキサゾリン重合体は、ダウ ケミカル
から入手できる。 この発明の最も好ましいポリオキサゾリン重合
体は、接着剤に適用したとき廉価で高作用のた
め、次の式の重合体である。 式中、mは前に定義した通りである。RはC1
−C12のアルキル、例えばメチル、エチル、イソ
プロピル、t−ブチル、シクロヘキシル、シクロ
ペンチル、メチル−シクロヘキシル、ドデシル等
である。好ましくは、Rは炭素原子数約1−5の
アルキル基である。 他の基礎重合体組成物をポリアルキレンイミン
重合体特性に付加し又は変性するためにポリアル
キレンイミンに加えることができる。付加的な基
礎重合体組成物は好ましくはポリアルキレンイミ
ン重合体及び他の熱融解接着剤成分と相容性
[compatible]であり、熱安定性で、幾分感湿性
である。有用な付加的重合体の基礎の例にはポリ
アミド材料、ポリエステル材料、ポリアクリルア
ミド、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、
ポリ(アルケン−アクリル酸)共重合体等のアク
リル重合体が含まれる。 ヒドロキシ置換有機化合物 この発明の熱融解接着剤はヒドロキシ置換有機
化合物を含むことができる。ヒドロキシ置換有機
化合物は多くの機能を組成物に付与するために用
いることができる。第一に、化合物中の有機特性
とヒドロキシ基との結合は均一均質な単一層組成
物の形成を可能にする。更に、ヒドロキシ置換有
機化合物は利用できる粘度、制御された速度の硬
化及び熱抵抗を有する接着剤を製造し得る。ま
た、充分な量のヒドロキシ置換有機化合物をこの
発明の熱融解接着剤に配合することは接着剤の感
圧性を実質的に減少[所望ならば]することがで
きる。ヒドロキシ置換有機化合物の重要な特色は
本質的有機組成物に付いた1以上のヒドロキシ基
を含むことである。この有機組成は本質的に脂肪
族又は芳香族である。多くのヒドロキシ置換有機
化合物が存在し、アルコール、ヒドロキシ置換ワ
ツクス、ポリアルキレン オキサイド重合体
[Carbowax 等]及び他の多くのものが含まれ
る。 好ましいヒドロキシ置換有機化合物に含まれる
ものには、C10−C30 脂肪アルコール、ヒドロキ
シ置換ワツクス、ヒドロキシ置換脂肪、ヒドロキ
シ置換脂肪酸、ヒドロキシ置換脂肪酸アミド、ジ
アセチン、分子量が約2000以下、好ましくは約
1000のポリアルキレン オキサイド重合体、例え
ばポリエチレン オキサイド、ポリプロピレン
オキサイド等である。相容性の観点から、ヒドロ
キシ置換有機化合物のヒドロキシル数は少なくと
も160、好ましくは200及び500の間であるべきこ
と、及び160ヒドロキシル数、ヒドロキシワツク
ス、の20重量%以上の水準で、有効量、5−10重
量%のC820の脂肪酸、好ましくはC820の飽和
脂肪酸が使用できることを見出した。 粘着剤 ポリオキサゾリン重合体自体の感圧性は充分で
はない。相容性の粘着剤の添加は充分な接着感圧
重合体ブレンドを形成するのに必要なことが普通
である。 多くの粘着剤、例えば樹脂又は樹脂ブレンドが
当業界で良く知られている。この樹脂に含まれる
のは、ロジン酸、水素化ロジン、トール油ピツチ
ヘツド[残留]Unitol −アリゾナ ケミカル、
ポリケトン、重合混合オレフイン、アルキル樹
脂、フエノール樹脂及びテルペン−フエノール樹
脂である。この組成物に用いるのに特に好ましい
粘着樹脂に含まれるものには、ロジン酸
[Sylvatac −RX Silvachem Comp]、フエノ
ール樹脂SP 103[Schenectady Cemical Corp.]
及びNirez シリーズのようなテルペン−フエノ
ール樹脂、例えば、Nirez V−2040,V−
2150[Reichhold Chemicals,Inc.,Pensacola,
Fla.]がある。 可塑剤 可塑剤は、一般には、他の材料に配合されて加
工性、屈曲性、膨脹性を増大することができる材
料として分類されている。可塑剤の添加は処理材
料の融解粘度、第二次転移点の温度又は弾性モジ
ユラスを下げることができる。 この発明の接着剤組成物に用いることができる
可塑剤は一般にはポリアルキレンイミン基礎重合
体と相容性であるものから選ばれる。水に対する
感性又は溶解性が重要である接着適用において
は、液状及び固体の水溶性可塑剤が使用できる。 普通に使用される可塑剤には次の類の化合物が
含まれる。アジピン酸誘導体、アゼライン酸誘導
体、安息香酸誘導体、ジフエニル誘導体、クエン
酸誘導体、エポキサイド、グリコレート、イソフ
タル酸誘導体、マレイン酸誘導体、燐酸誘導体、
フタル酸誘導体、ポリエステル、トリメリテート
等がある。好ましい水不溶性可塑剤は、市場で入
手できるベンゾエート、ヒドロキシル化ベンゾエ
ート又はポリオールのアセテート又はベンゾエー
ト、例えば約2−6ヒドロキシ基を包含するC2
−C6のポリオールのアセテート又はベンゾエー
ト、の任意のものを選ぶことができる。この可塑
剤に含まれるものには、アセチン、グリセロール
トリベンゾエート[Benzoflex S−404]、又
はペンタエリスリトール テトラベンゾエート
[Benzoflex S−552]、ジプロピレン グリコ
ール及びジエチレン グリコールの混合ジベンゾ
エート[Benzoflex 50,Velsicol Corp.,
Chicago,Ill]がある。他の有用な水不溶性可塑
剤には、モンサント社から入手できる
[Santicizer 160として]ブチル ベンジル フ
タレートがある。 水溶性可塑剤は水を離すように処方する感圧性
接着剤組成物に用いるのに好ましい。この型の有
用な可塑剤には、液状ポリアルキレン グリコー
ル、例えば分子量約200−800のポリエチレン グ
リコール[PEG]が含まれる。 充填剤 この発明の接着剤処方は、有効量の無機展開剤
又は充填剤、例えば炭酸カルシウム、酸化亜鉛、
アルミナ、クレイ、二酸化チタン、タルク、カー
ボン ブラツク等をも包含することができる。例
えば、感湿性及び/又はリパルプ可能に処方する
接着剤は約25重量%までの鉱物展開剤、好ましく
は有機親和性を増大するためエステルコートした
脂肪酸を包含することができる。この型の市場で
入手可能な充填剤の一はステアレート−カルシウ
ム カーボネート化合物Omyacarb UF−T
[Omya,Inc.,Proctor,VT]である。充填剤
材料はこの発明の感湿性接着剤の感圧性を[所望
ならば]減少することができる。 この熱融解接着剤組成物には、比較的少量の助
剤、例えばUV吸収剤、熱安定剤、付香剤、離型
剤、付加的なアンチブロツキング剤、酸化防止剤
をも配合することができる。典型的な酸化防止剤
に含まれるものは、Irganox シリーズ[Ciba−
Giegy]及びジステアリル ペンタエリスリトー
ル ジフオスフアイト[Weston 619,Borg−
Warner Chemicals]である。存在する場合に
は、それらの助剤は一般にこの接着剤の5重量%
未満で調合する。 この発明の代表的な好ましい接着剤処方の組成
物は次の表にまとめてある。
【表】
【表】 + 好ましくは快い味覚を有するか味覚を有
しない
製 造 この発明の熱融解接着剤は、熱融解型の組成物
の処方において典型的に用いられる加熱及び混合
装置を使用して、熱融解条件下で成分を混合する
ことによつて製造される。一の好ましい方法は、
ポリアルキレンイミン重合体及びヒドロキシ化合
物以外の有機成分の全部又は一部と共に、場合に
より酸化防止剤を混合し、流動性の液体である温
度[200°−350〓]に混合物を加熱することを包
含する。攪拌混合物を次いで充分に混合するまで
徐々にポリアルキレンイミンで処理する。次い
で、ヒドロキシ化合物を加え、無機充填剤、着色
剤等を加える。熱ブレンドを均質になるまで混合
した後、漏過し冷却する。 この発明の接着剤は、熱融解物[hot melt]
として基体、例えばセルロース物質、フロロカー
ボン シート、スパン ボンド ポリエステル、
ポリエステル瓶等に薄い膜で適用する。この発明
の接着剤は、シート状材料の少なくとも一表面に
接着剤の薄いフイルムを適用することにより付着
性物品をつくることにも用いることができる。シ
ート状材料は、セルロース材料、重合体材料、フ
イアバグラス材料、複合グラフアイト−ポリアミ
ド フアイバ材料等で作られたものであることが
できる。付着性物品は、ラベル、テープ、構造部
品等であり得る。 接着剤のシート状基体への適用は、ローラ、浸
漬プラス ドクタ ブレード、印刷ドツト、押出
し適用ホイール、その他の良く知られた装置で行
ない得る。 例 水解放性感圧熱融解接着剤
【表】
nは約5000である。 可塑剤及び粘着剤は攪拌ステンレス ステイー
ル ビーカに加え、加熱し、350〓で滑らかな混
合融解物が形成されるまでブレンドした。PEOx
をIrganoxと共に添加し、混合したものを滑らか
になるまでブレンドした。 例A及びBの組成物で1乃至2ミルの厚み
に被覆したリト紙ラベルは、ビニル、ガラス及び
ステンレス ステイール表面に強固に付着した。
ラベルは、ラベルを被覆しない限り圧力下では除
くことができなかつたが、水蒸気と接触すると容
易に離すことができた。 例 湿気活性化熱融解接着剤 成分 重量パーセント 基礎重合体 [ポリ(エチレンイミン)+] 39.5 ヒドロキシワツクス [Castorwax MP−80] 10.0 脂肪アルコール [Crodacol S−95 NF] 20.0 充填剤 [Omyacarb UF−T CaCO3] 25.0 粘着剤 [Piccofyn T−125] 5.0 酸化防止剤[Irganox 1076] 0.5 + PEOx [Dow Chemical USA,低分子量、
式参照、n=500] 成分は次の順序で融解した。(1) Crodacol S
−95NF、酸化防止剤、及びPiccofyn T−125、
(2) PEOx、(3) Castorwax MP−80,(4)
Omyacarb.350〓における仕上げ熱融解物の当初
粘度は1175cpであり、350〓で24時間熱成の後に
も未だ1100cpの受容できる限界内である。ポツ
ト寿命及びポツト色は350〓で24時間後にも満足
できるものであつた。 封筒原料に適用し固化させ、例の接着剤の1
ミルフイルムは約65−73%相対湿度[72時間、
1psi,73〓]までブロツキングしないままであつ
た。 例 リパルプ性熱融解製本接着剤 成分 重量パーセント 基礎重合体 [ポリ(エチレンイミン)+] 44.8 可塑剤[Flexricin P−1] 25.0 [ヒドロキシ ワツクス]Paracin 220 30.0 酸化防止剤[Irganox 1076] 0.2 + PEOx [Dow Chemical USA,分子量
500000、式参照、n=5000] 上記の成分を攪拌ステンレス ステイール ビ
ーカ中で次の順序で融解した。(1) 可塑剤及び酸
化防止剤、(2) PEOx (3) ヒドロキシワツクス 例 コンタクトレンズ ブロツキング又はマ
ウンチング組成物 成分 重量パーセント 基礎重合体 [ポリ(エチレンイミン)+] 35.0 ヒドロキシワツクス [Castorwax] 19.8 充填剤 [Omyacarb UF−T CaCO3] 25.0 ヒドロキシ ワツクス[Paracin 13] 20.0 酸化防止剤[Irganox 1076] 0.2 + PEOx [Dow Chemical USA,分子量
50000、式参照、n=500] 上記の成分を攪拌ステンレス ステイール ビ
ーカ中で次の順序で融解した。(1) ヒドロキシワ
ツクス (2) 酸化防止剤 (3) PEOx (4) 充填
剤 このコンタクトレンズ接着剤は、コンタクトレ
ンズ業界で現在用いられている疎水性組成物の代
替物である。現在のブロツキング接着剤には接着
剤を溶解するため塩素炭化水素溶媒が必要であ
り、完全除去には超音波洗浄行程が必要である。
塩素化溶媒は作業者に健康障害をもたらし、重合
体レンズ表面を損う。この発明のコンタクトレン
ズ接着剤は無毒性であり、時間と費用の実質的節
約を生じる。 例 ロールラツプ接着剤 成分 重量パーセント 基礎重合体 [ポリ(エチレンイミン)+] 44.0 ヒドロキシワツクス[Paracin 220] 20.0 ヒドロキシワツクス[Carbowax 330] 30.0 粘着剤[Piccofyn T−125] 5.8 酸化防止剤[Irganox 1076] 0.2 + PEOx [Dow Chemical USA,分子量
200000、式参照、n=2000] 上記の成分を,(1) 粘着剤及び酸化防止剤 (2)
ヒドロキシワツクス (3) 基礎重合体の順序で
ステンレス スチール攪拌ビーカ中で350〓で滑
らかになるまで共に融解した。 生成する接着剤をペーパ ミルにおける紙のロ
ールにロールラツプを付けるのに用いた。適用す
ると、接着剤は2分開放時間を有し、140〓乃至
−60〓の範囲の温度で強固に結合した。接着剤は
350〓で安定であつた。接着剤は45日間スキンも
チヤーも形成せず、350〓で有用な粘度を維持し
た。 例 ケース シーリング接着剤 成分 重量パーセント 基礎重合体 [ポリ(エチレンイミン)+] 39.8 ヒドロキシワツクス[Paracin 220] 30.0 可塑剤[Flexricin P−1] 20.0 粘着剤[Piccofyn T−125] 10.0 酸化防止剤[Irganox 1076] 0.2 + PEOx [Dow Chemical USA,分子量
50000、式参照、n=500] 上記の成分を、(1) 粘着剤及び酸化防止剤 (2)
可塑剤 (3) 基礎重合体 (4) ヒドロキシワツ
クスの順序でステンレス スチールビーカ中で
350〓で融解した。 上記の説明及び例は、この発明の基礎的な開示
を提供するものである。然しながら、この発明の
数多くの具体例や変形がこの発明の精神や範囲を
逸脱することなく可能であり、この発明は特許請
求の範囲において具体化されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次のものを包含する熱融解接着剤組成物。 (a) 10〜60重量%の次の式のポリアルキレンイミ
    〔式中、nは2であり、mは100〜10000であ
    り、Aは−R3−(OR2pOR,−(CH2qCO2R,
    −(CH2qO2CR、又はRであり、qは1〜15で
    あり、pは0〜3であり、RはC1−C15のアル
    キル、アリール、アルキルアリール、及びR2
    及びR3はアルキレン又はアリーレンである。〕、 (b) 5〜60重量%のヒドロキシ置換有機化合物、
    及び (c) 0〜50重量%の、可塑剤、粘着剤又はその混
    合物であつて、該可塑剤及び粘着剤が他の接着
    剤成分と相容性で均一、単一相の接着剤を提供
    するもの。 2 ヒドロキシ置換有機化合物がヒドロキシ置換
    ワツクス、ポリアルキレン、オキサイド又はその
    混合物である特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 3 ポリアルキレンイミンが次の式のポリエチレ
    ンイミンである特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 〔式中、RはC1〜C12のアルキルであり、mは
    250〜7500である。〕。 4 ポリアルキレンイミンが50000〜500000の分
    子量を有する特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 5 粘着剤がフエノール樹脂又はテルペン−フエ
    ノール樹脂である特許請求の範囲第3項記載の組
    成物。 6 粘着剤がポリケトン樹脂である特許請求の範
    囲第3項記載の組成物。 7 可塑剤が2〜6個のヒドロキシル基を有する
    C2〜C6のポリオールのアセテート又はベンゾエ
    ートである特許請求の範囲第3項記載の組成物。 8 次のものを包含する水作動熱安定性感圧性熱
    融解接着剤組成物であつて、該接着剤が水と接触
    するときに解放できる結合を該接着剤が形成する
    ことができる特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。 (a) 20〜45重量%の次の式のポリエチレンイミン 〔式中、mは100〜10000であり、RはC1
    C5のアルキル基である。〕、 (b) 25〜40重量%のヒドロキシ置換有機化合物で
    あつて、他の接着剤成分と相容性で均一、単一
    相の接着剤を提供するヒドロキシ置換有機化合
    物、及び (c) 15〜40%の粘着剤であつて、他の接着剤成分
    と相容性で均一、単一相の接着剤を提供する粘
    着剤。 9 ポリアルキレンイミンが50000〜500000の分
    子量を有する特許請求の範囲第8項記載の組成
    物。 10 粘着剤がロジン酸、フエノール樹脂又はテ
    ルペン−フエノール樹脂である特許請求の範囲第
    8項記載の組成物。 11 可塑剤が2〜6個のヒドロキシル基を有す
    るC2〜C6ポリオールのアセテート又はベンゾエ
    ートである特許請求の範囲第9項記載の組成物。 12 粘着剤がポリケトン樹脂である特許請求の
    範囲第8項記載の組成物。 13 次のものを包含する熱安定性、湿分活性化
    熱融解接着剤組成物であつて、該接着剤のフイル
    ムは水活性化性であるが大気条件下で貯蔵中はブ
    ロツキングに対する抵抗性を保持する特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 (a) 30〜55重量%の次の式の水溶性ポリエチレン
    イミン 〔式中、mは100〜10000であり、RはC1
    C5のアルキル基である。〕、 (b) 10〜35重量%の、湿分の添加前には該接着剤
    を非感圧性にするヒドロキシ置換有機化合物、 (c) 2〜15%の粘着剤であつて、他の接着剤成分
    と相容性で均一、単一相の接着剤を提供する粘
    着剤、及び (d) 0〜35%の無機鉱物質充填剤。 14 ヒドロキシ置換有機化合物が接着剤組成物
    の10〜40重量%を包含するワツクスである特許請
    求の範囲第13項記載の組成物。 15 充填剤が炭酸カルシウムを包含する特許請
    求の範囲第13項記載の組成物。 16 次のものを包含する熱安定性、再パルプ化
    性熱融解接着剤組成物であつて、該接着剤が水性
    再パルプ系と接触したときに容易に分散又は溶解
    する特許請求の範囲第1項記載の組成物。 (a) 30〜55重量%の次の式の水溶性ポリエチレン
    イミン 〔式中、mは100網10000であり、RはC1
    C5のアルキル基である。〕、 (b) 5〜40重量%の ヒドロキシ置換ワツクス、 (c) 15〜45重量%の可塑剤であつて、他の接着剤
    成分と相容性で均一、単一相の接着剤を提供す
    る可塑剤、 (d) 2〜50重量%の粘着剤であつて、他の接着剤
    成分と相容性で均一、単一相の接着剤を提供す
    る粘着剤、及び (e) 5〜35重量%の充填剤。 17 該ワツクスがヒドロキシアミドワツクスで
    ある特許請求の範囲第16項記載の組成物。 18 充填剤が炭酸カルシウムを包含する特許請
    求の範囲第16項記載の組成物。 19 可塑剤が分子量2000以下のポリエチレンオ
    キサイド重合体を包含する特許請求の範囲第17
    項記載の組成物。 20 可塑剤がリシノレイン酸エステル又はアミ
    ドである特許請求の範囲第17項記載の組成物。
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