JPH0480002B2 - - Google Patents

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JPH0480002B2
JPH0480002B2 JP61043526A JP4352686A JPH0480002B2 JP H0480002 B2 JPH0480002 B2 JP H0480002B2 JP 61043526 A JP61043526 A JP 61043526A JP 4352686 A JP4352686 A JP 4352686A JP H0480002 B2 JPH0480002 B2 JP H0480002B2
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JP
Japan
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cosmetic
mold
saucer
molding
powder
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JP61043526A
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JPS62201810A (ja
Inventor
Hideyuki Ichihara
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内部が仕切板によつて画成されてい
ない受皿内に少なくとも色彩の異る複数種の化粧
料を所望の配設状態で充填成型する方法に関す
る。
〔従来技術〕
従来、仕切板のない受皿或いは容器内に複数種
の粉体化粧料を隣接して充填固型化する方法とし
て、例えば特開昭59−44205号公報、特開昭61−
1610号公報等に示すものが知られている。即ち、
前者による方法は仕切板によつて区画された充填
空間毎に粉末化粧料を充填して予備プレスを行
い、その後仕切板を外した状態で本プレスを行う
ものである。一方、後者の方法は複数個の押型片
のうち、一の押型片によつて形成される充填空間
内に粉末化粧料を充填して他の押型片で予備プレ
スを行い。次の該他の押型片によつて形成される
充填空間内に他種の粉末化粧料を充填して前記一
の押型片で予備プレスを行い、最後に、整型用押
型を用いて本プレスを行うものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
而して、上述した従来技術のうち仕切板によつ
て区画された充填空間毎に複数種の粉末化粧料を
それぞれ充填する前者の方法では、各粉末化粧料
の容器内の配置が予め定まつており、複数化粧料
の配置に所望の変化を持たせて容器内に適宜の図
柄を形成することはできないという欠点があり、
又、仕切板を容器内の所望の位置に位置決めする
ことが困難であるために、容器の中央寄りの位置
に他種の粉末化粧料を充填固型化することは極め
て面倒であるという欠点がある。
一方、複数個の押型片を用いる後者の方法は、
各押型片の充填空間の形成と予備プレスの二工程
にそれぞれ用いるために、製造工程が複雑になる
という欠点や、各粉末化粧料の配置が各押型片に
よつて予め定まつており、前述した従来技術と同
様に複数化粧料の配置に所望の変化を持たせるこ
とができないという欠点がある。
本発明は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
えたもので、受皿内に複数種の化粧料を充填成型
するときの各化粧料の充填位置の位置決め作業性
に優れており、かつ、受皿内に複数種の化粧料を
多様に配置できる結果、所望の図柄を構成し、商
品の多様化を図るようにした受皿入り多色化粧料
の成型方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上述した問題点を解決するために採用された本
発明の手段は、雌型内に嵌装した受皿に一の化粧
料を充填し、該受皿に充填した該一の化粧料の表
面を均一に圧縮成型し、該一の化粧料の圧縮成型
後に前記雌型の所望の位置に型抜き具を支持する
支持体を位置決めし、該支持体を位置決めした状
態で該支持体に中空筒状の型抜き具を挿嵌して前
記一の化粧料の所望位置に型抜き部を形成し、こ
のようにして形成された型抜き部に他の化粧料を
充填し、充填した当該他の化粧料の表面が前記一
の化粧料と同一面をなすように再び圧縮成型する
ようにしたことにある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳述す
る。
第1図は複数種の粉体化粧料、例えば色調の異
る二種類の頬紅用粉体化粧料A,Bを充填するた
めの受皿1を示し、該受皿1は平面略方形の浅底
容器状に形成されており、内部は仕切板等によつ
て画成されていない。第2図は該受皿1内に前記
各粉体化粧料A,Bを充填成型するために用いる
金型を示し、該金型2は雌金型3と後述の雄金型
6とから構成されている。雌金型3は内側下面に
段部3Aが凹設された四面の側壁部3B,3C,
3D,3Eによつて上下両側が開口した平面略方
形の角形筒体をなしており、該雌金型3の内側下
部は受皿嵌合部4になり、内側上部は雄金型挿嵌
部5になつている。一方、6は前記雌金型3と嵌
合する雄金型で、該雄金型6は下面が平坦に形成
された角柱状の打型部6Aと該打型部6Aの上側
面から横方向に一体的に突出形成されたフランジ
部6Bとからなつている。
次に、第3図及び第4図は後述する所望位置に
位置決めした状態での型抜き工程に用いる型抜き
具及びその支持体をそれぞれ示す。まず、該型抜
き具7は両端が開口し、横断面略方形の金属製筒
体からなり、内部が抜取り通路8になつた本体部
7Aと、該本体部7Aの下端に形成された刃部7
Bと、本体部7Bの上端から横方向に張出し形成
されたフランジ部7Cとから一体に成形されてい
る。一方、9は前記型抜き具7を受皿1の上方の
所望の位置に支持するための支持体で、該支持体
9は前記雌金型3の雄金型挿嵌部5内に挿嵌さ
れ、下面が化粧料Aとの当接面になつた角柱状の
嵌入部9Aと、該嵌入部9Aの上側面から横方向
に張出し形成され、雌金型3の側壁部3Bないし
3Eの上面に当接するフランジ部9Bと、該嵌入
部9Aに縦方向に穿設され、前記型抜き具7が摺
動可能に押通されるガイド穴9Cとからなつてい
る。
更に、10は他の粉体化粧料Bを圧縮成型する
ための打型具で、該打型具10は型抜き具7と同
様に支持体9のガイド穴9Cに摺嵌され、下面は
該化粧料Bに圧接する平坦面になつた角柱状の本
体10Aと、該本体10Aの上端に張出し形成さ
れたフランジ部10Bとから一体に形成されてい
る。
次に、前述した金型2等を用いて受皿1内に2
種類の粉体化粧料A,Bを充填成型する実施例方
法について第6図を参照しつつ説明する。
まず、複数個の受皿1,1,…はチエンコンベ
ア等の搬送手段で搬送される途中に上側から供給
される雌金型3と順次嵌合され、第6図イに示す
ように受皿嵌合部4に嵌装された状態で第一の充
填工程に搬送される。第一の充填工程ではノズル
を介して一の頬紅用粉体化粧料Aが受皿1から雌
金型3の雄金型挿嵌部5にかけて所定量充填され
る。
粉体化粧料Aの充填された受皿1と雌金型3
は、次に搬送手段によつて第一の成型工程に搬送
されると、まず粉体化粧料Aの上側に剥離紙11
が供給され、次に雄金型6によつて粉体化粧料A
の上面A1が受皿1の上端と同程度の高さになる
まで圧縮打型される(同図ロ)。かくして、受皿
1内には粉体化粧料Aが充填個型化され、その表
面A1は均一に成型されている。しかも、本実施
例では、上述した第一の充填工程及び第一の成型
工程は既存の自動設備を用いて効率良く行うこと
ができる。
上述の如くして受皿1内に充填成型された粉体
化粧料Aには、支持体9の位置決め工程と型抜き
具7を用いた型抜き工程とによつてによつて型抜
き部イを形成する。即ち、雌金型3から圧縮成型
用の雄金型6を抜出し、代りに支持体9の嵌入部
9Aを雌金型3内に挿入する。そして、該支持体
9を第6図ハの矢示方向に移動してガイド穴9C
が圧縮成型した粉体化粧料Aの所望の位置になる
ように位置決めする(位置決め工程)。この後、
前記支持体9のガイド穴9Cに上方から型抜き具
7を挿入し、該型抜き具7の刃部7Bで受皿1内
の化粧料Aを切断する。しかる後、型抜き具7を
支持体9から引抜いて、前述の如く切断した化粧
料片A′は型抜き具7の抜取り通路8内に保持し
た状態で受皿1外に取り出すことにより、受皿1
内の粉体化粧料Aには型抜き部イを形成できる
(同図ニ)。なお、型抜き具7は支持体9から引抜
かずに挿入した状態にしておき、切断した化粧料
片A′は真空ポンプ等を用いて吸出すようにして
もよい。
次に、型抜き具7を引抜いた後の支持体9のガ
イド穴9Cを介して前記引抜き部イに他の頬紅用
粉体化粧料Bを所定量充填する(第二の充填工
程)。しかる後、支持体9に剥離紙11′を介して
打型具10を挿入し、後から充填した他の粉体化
粧料Bを圧縮打型し、該化粧料Bの表面B1が前
記一の粉体化粧料Aの表面A1とほぼ同一面をな
すように成型する。
かくして、受皿1内には一の粉体化粧料Aと該
一の粉体化粧料Aの中に点在させた状態で他の粉
体化粧料Bが配設される。そして、最後に必要に
応じて該各粉体化粧料A,Bの表面A1,B1を雄
金型6を用いて均一に成型する仕上げ工程を行う
ことにより(同図ト)、受皿1内に二色の粉体化
粧料A,Bを充填成型することができる(第7図
参照)。
叙上の如く本実施例によれば、受皿1に最初に
充填する一の粉体化粧料Aは金型2を用いて予め
全面成型するから、作業性に優れているし、実施
例方法の各工程のうち第一の充填工程及び第一の
成型工程に既存の自動設備を用いることができ
る。
なお、本実施例では受皿1内に充填成型すべき
複数の化粧料として色調の異る二種類の頬紅用粉
体化粧料A,Bを例に挙げたが、色調或いは色相
等の異る三種類以上の化粧料を充填成型できるこ
とは勿論である。また、成型できる化粧料も粉状
体に限られるものではなく、揮発性溶剤に粉体化
粧料を溶解したスラリー状態のものであつてもよ
い。
なお、本実施例における支持体9は第6図ハの
矢示方向に移動可能なようにその嵌入部9Aは雌
金型3に対して隙間を存するように形成したが、
支持体の嵌入部は雌金型3に密嵌して位置決めで
きるように幅広に形成してもよい。
更に、本実施例では単一の型抜き具7を用いる
ものとして述べたが、第8図に示すように同種の
複数個の型抜き具12,12を組合せて用いた
り、異種の型抜き具を組合せて用いることもで
き、このようにすることにより、複数種の化粧料
を変化に富んだ図柄に充填成型することができ
る。また、第一及び第二の成型工程では剥離紙1
1,11′を用いて打型するものとして述べたが、
剥離紙11は最後の工程でのみ用いるようにして
もよい。
〔発明の効果〕
以上詳細した如く、本発明による受皿入り多色
化粧料の成型方法によれば、雌型内に嵌装した受
皿で一の化粧料を充填成型した後、前記雌型の所
望位置に型抜き具を支持する支持体を位置決めし
た状態で、該型抜き具を用いて一の化粧料の所望
位置に型抜き部を形成し、該型抜き部に他の化粧
料を充填成型することができるから、所定位置に
複数の化粧料を組合せて任意の図柄を構成するこ
とができ、容器内で図柄を位置決めする作業が極
めて簡単であり、所望の図柄を配置した多色化粧
料の製造に際して、商品の多様化、規格化を図る
ことができ、多品種小量生産に適したものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いる受皿の外観
斜視図、第2図は実施例工程のうち第一の成型工
程と仕上げ工程に用いる金型の縦断面図、第3図
は実施例工程のうち型抜き工程と第二の充填工程
に用いる型抜き具の外観斜視図、第4図は該型抜
き具を支持する支持体の外観斜視図、第5図は実
施例工程のうち第二の成型工程に用いる成型具の
外観斜視図、第6図イ乃至トは実施例の各工程を
示す工程説明図、第7図は実施例方法による成型
品の平面図、第8図は本実施例に用いる他の型抜
き具の外観斜視図、第9図は該型抜き具を用いた
成型品の平面図である。 1……受皿、3……雌金型、7,12……型抜
き具、A,B……粉体化粧料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 雌型内に嵌装した受皿に一の化粧料を充填
    し、該受皿に充填した該一の化粧料の表面を均一
    に圧縮成型し、該一の化粧料の圧縮成型後に前記
    雌型の所望の位置に型抜き具を支持する支持体を
    位置決めし、該支持体を位置決めした状態で該支
    持体に中空筒状の型抜き具を挿嵌して前記一の化
    粧料の所望位置に型抜き部を形成し、このように
    して形成された型抜き部に他の化粧料を充填し、
    充填した当該他の化粧料の表面が前記一の化粧料
    と同一面をなすように再び圧縮成型してなる受皿
    入り多色化粧料の成型方法。
JP4352686A 1986-02-28 1986-02-28 受皿入り多色化粧料の成型方法 Granted JPS62201810A (ja)

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