JPH0479781A - モータの制御装置および制御方法 - Google Patents

モータの制御装置および制御方法

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JPH0479781A
JPH0479781A JP19101890A JP19101890A JPH0479781A JP H0479781 A JPH0479781 A JP H0479781A JP 19101890 A JP19101890 A JP 19101890A JP 19101890 A JP19101890 A JP 19101890A JP H0479781 A JPH0479781 A JP H0479781A
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JP
Japan
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motor
controlled object
sensor
stopper
drive voltage
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JP19101890A
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Inventor
Mitsuo Kamimura
美津雄 上村
Koichi Shimamura
公一 嶋村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] モータを動力源として、組み立て作業や加工作業等を行
う装置において、高速かつ高精度で位置決めを行うため
の制御装置および制御方法に関し、高速で高精度な位置
決めが可能なモータ制御装置を、安価に実現することを
目的とし、モータを動力源として被制御物を運動させ、
かつ、該被制御物の位置決め制御を行う装置であって、
被制御物を停止させる目標位置に、該被制御物が当接し
て停止するストツパを設け、被制御物の運動方向に沿っ
た形状を有すると共に、該被制御物の運動速度を変化さ
せる位置に検出子を有するマスク板と、該マスク板に対
向し、該検出子の有無を検出するセンサとを有し、マス
ク板およびセンサのいずれか一方を被制御物に取り付け
、他方を固定し、 モータを駆動する駆動部(4)と、センサの検出信号に
基づいて駆動部へ指令を出し、モータの回転を制御する
制御部と、を備えて成るよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、モータを動力源として、組み立て作業や加工
作業等を行う装置において、高速かつ高精度で位置決め
を行うための制御装置および制御方法に関する。
自動化した機械装置による組み立て作業や加工作業にお
いては、部品や治具の移動および搬送、そして、位置決
めをスムースかつ精度良く行う必要がある。
一方、自動化した機械装置の生産性を上げること、およ
び、今まで以上に精密な作業を可能とすることは、市場
ニーズに根ざした強力な要求である。しかも、このよう
な自動化した機械装置は、製造コストの上昇を招くこと
がないようにするために、安価である必要がある。
他方、−船釣に、自動化した機械装置の動力源としては
、制御の容易さから電動モータを用いている。
そのため、高い生産性と高い精度を両立するモータの制
御装置および制御方法が求められている。
〔従来の技術〕
(1)サーボ制御によるモータ制御 第4図は、サーボ制御によるモータ制御を説明する図で
、(a)は制御装置のブロック図、(b)は回転エンコ
ーダが発生するタコパルスの波形図、(c)はモータを
駆動する電圧波形図、である。尚、第4図(b) (c
)の時間軸は同一時刻かつ同一スケールである。
1)サーボ制御の概要 第4図(a)は、モータ軸3に取り付けたハンドラ6を
回転させ、予め決めた所定の位置へ該ハンドラ6を移動
させる装置である。
すなわち、制御回路5aは、予めプログラムしておいた
手順にしたがって駆動回路4へ指令を出してモータ1a
の回転を制御し、モータ軸3に取り付けたハンドラ6の
位置を制御する。
しかし、モータ1aの回転を精密に制御するために、該
モータ1aのモータ軸3と同軸に取り付けたエンコーダ
2が、該モータ1aの回転に伴って発生するタコパルス
8を、制御回路5aにフィードさせている。
つまり、制御回路5aは、タコパルス8の周期と数を基
にモータ1aの回転状態を認識し、プログラム通りに作
動するように駆動回路4へ指令を比すのである。
尚、ホームポジション検知用センサ7は、ハンドラ6の
ホームポジションを検知するためのセンサであり、その
検知信号は、制御回路5aが該ハンドラ6の基準となる
位置を認識するために使用している。
2)タコパルスとモータ駆動電圧の関係第4図(b) 
(c)は、タコパルス8とモータ駆動電圧の関係を示し
ている。
■加速運転段階 時刻1o−1,は、モータ駆動電圧が徐々に上昇し、モ
ータ1aが加速回転して行く段階である。
したがって、タコパルス8の周期は徐々に短くなり、該
周期と該周期の変化速度によって、モータ軸3の回転速
度と加速度の状態を制御回路5aは知ることができる。
また、該タコパルス8の数によって、該モータ軸3の回
転角度を制御回路5aは知ることができる。
■定速運転段階 時刻t1〜t2は、モータ駆動電圧が一定し、モータ1
aが定速回転している段階である。
したがって、タコパルス8の周期も一定している。
■減速運転段階 時刻t2〜t3は、モータ駆動電圧が徐々に低下し、モ
ータ1aが減速回転して行く段階である。
したがって、タコパルス8の周期は徐々に長(なる。
また、制御回路5aは、タコパルス8の周期と該周期の
変化速度、該タコパルス8の数の監視を続け、モータ1
aを所定の回転位置で停止させるための駆動指令を、駆
動回路4へ与える。
そして、時刻L3でモータ1aの回転が停止し、モータ
軸3に取り付けたハンドラ6を所定の位置に停止させる
以上■〜■の段階を経てモータ1aを制御し、該モータ
1aはハンドラ6を所定の位置へ加速/減速しながら移
動させ、停止させる。
尚、時刻t4〜t7においてモータ1aを逆回転させる
場合は、モータ駆動電圧の方向が逆向きになるだけであ
って、基本的な制御方法は同一である。
(2)カム機構を用いたモータ制御 第5図は、カム機構を用いたモータ制御■を説明する図
で、(a) は制御装置のブロック図、(b) はカム
機構をモータ軸の軸方向から見た回、(c)はモータを
駆動する電圧波形図、(d)はカム機構がモータ軸へ与
える負荷の変化を説明する波形図、である。尚、第5図
(c) (d)の時間軸は同一時刻かつ同一スケールで
ある。
1)カム機構によるモータ制御の概要 第5図(a)は、モータ軸3に取り付けたハンドラ6を
回転させ、予め決めた所定の位置へ該ハンドラ6を移動
させる装置である。
第5図(b)に示すカム機構は、モータ軸3に取り付け
たカム11と、該カム11にハネ13によるテンション
Fを受けて接触・回転するローラ12とから成る。
すなわち、カム機構は、モータ軸3の回転に対して負荷
を与え、該負荷の大きさはカム11の形の変化に従って
変化する。
つまり、カム機構によるモータ制御は、該カム機構がモ
ータ軸3へ与える負荷の変化によって、モータ回転の加
速と減速とを制御する方法である。
したがって、カム機構を用いてハンドラ6を所定の位置
へ位置決めするモータ制御方法では、該ハンドラ6の位
置決めは、基本的にストッパ9a。
9bで行う。
すなわち、ハンドラ6をストッパ9a、9bに当接し停
止させることによって、該ハンドラ6を目的の位置に位
置決めする。
また、ハンドラ6が当接・停止するストッパ9a9bに
並んでセンサ10a、 lObを設け、ハンドラ6が目
的の位置に移動したことを検知する仕組みである。
そのため、制御回路5bは、予めプログラムしておいた
手順にしたがって駆動回路4へ指令を出してモータ1a
の回転を制御し、モータ軸3に取り付けたハンドラ6の
・回転を制御するのである。
尚、センサ10a、 10bからの検知信号は、ハンド
ラ6がストッパ9a、9bに当接し停止した際に、モー
タ駆動電圧を変更するために使用する。
2)カム機構とモータ駆動電圧の関係 第5図(b)に示すカム機構の状態は、同図(a)に示
すハンドラ6の位置に対応していて、摩擦による損失を
無視するならば、同図の状態においてはモータ軸3への
負荷は0(ゼロ)である。
すなわち、楕円状のカム11の長辺位置あるいは短辺位
置にローラ12が位置している時は、カム機構からモー
タ軸3へ与える負荷は0(ゼロ)である。
ところが、ローラ12が楕円状のカム11の長辺位置か
ら短辺位置へ移動する場合は、該ローラ12がカム11
へ該カム11の回転を助長させるテンションを与える。
すなわち、モータ軸3の回転を加速させる。
他方、ローラ12が楕円状のカム11の短辺位置から長
辺位置へ移動する場合は、該ローラ12はカム11の回
転を抑制させる。すなわち、モータ軸3の回転を減速さ
せる。
以上の関係を総合した図が第5図(d)で、カム機構が
モータ軸3へ与える加速力と減速力の関係を示している
次に、第5図(c) (d)によって、モータの回転制
御を説明する。
■加速運転段階 時刻t。−1,は、モータ1bに電圧Vnを与えて該モ
ータlbが回転始動し、カム機構による加速力がモータ
軸3へ働き、モータ1bが加速回転して行く段階である
ちなみに、この時、ハンドラ6はストッパ9aから離脱
する。
■定速運転段階 時刻t1〜L2は、カム機構からモータ軸3へ与えるテ
ンションが殆ど働かな(なり、モータ1bが駆動電圧V
nによる定速回転をしている段階である。
■減速運転段階 時刻L2〜t3は、カム機構乙こよる減速力がモータ軸
3へ働き、モータ1bが減速回転して行く段階である。
また、本段階におけるモータ駆動電圧はVnである。
そして、時刻t3でハンドラ6がストッパ9bに当接し
、所定の位置に停止する。尚、この時、センサ10bが
ハンドラ6を検知し、制御回路5bは駆動回路4へ指令
を出し、モータ駆動電圧をVsに低下させる。
すなわち、ハンドラ6がストッパ9bに当接し続けるた
めに必要とする回転トルクを得るために、駆動電圧Vs
を供給する。
以上■〜■の段階を経てモータ1bを制御し、該モータ
1bはハンドラ6を所定の位置へ加速/減速しながら移
動させ、停止させる。
尚、時刻も4〜t7においてモータ1bを逆回転させる
場合は、モータ駆動電圧の方向が逆向きになるだけであ
って、基本的な制御方法は同一である。
〔発明が解決しようとする課題〕
(1)問題点 しかし、サーボ制御によるモータ制御、およびカム機構
を用いたモータ制御においては、次のような問題点を有
している。
l)サーボ制御によるモータ制御 ■制御回路5aが複雑となり、高価である。
■モータ1aにエンコーダ2を取り付ける必要があり、
該エンコーダ2を含むモータ1a全体の長さが長くなる
■モータ1aの配線の他に、エンコーダ2の配線が必要
であり、該配線が複雑化する。
2)カム機構を用いたモータ制御 制御回路5bとモータ5bとは簡素であるが、カム機構
が大きく・重い。
(2)課題 本発明の技術的課題は、従来のモータ制御装置および制
御方法における前記(1)のような問題点を解消し、マ
スク板の形状をセンサで検知してモータを制御すること
によって、高速で高精度な位置決めが可能なモータ制御
装置を、安価に実現することにある。
[課題を解決するための手段] 第1図は、本発明の基本原理を説明する回で、Ca)は
制御装置のブロック図、(b)は回転軸に取り付けた被
制御物を該回転軸の軸方向から見た図、(c)は回転軸
に取り付けたマスク板を該回転軸の軸方向から見た図、
(d)はセンサがマスク板を検知した出力信号波形図、
(e)はモータ駆動電圧波形図、である。尚、(d) 
(e)の時間軸は同一時刻かつ同一スケールである。
(1)制御装置の構成 本発明の制御装置とは、モータ1bを動力源として被制
御物15を運動させ、かつ、該被制御物15の位置決め
制御を行う装置である。
すなわち、モータ軸3と被制御′Il物15を駆動する
回転軸14との間には、例えは、減速機構などの何らか
の機構が介在するか、あるいは、該モータ軸3と回転軸
14とは直接に接続しである。
そして、被制御物15を停止させる目標位置には、該被
制御物15が当接して停止するストッパ9Cを設けて置
く。
また、被制御物15の運動方向に沿った形状を有すると
共に、該被制御物15の運動速度を変化させたい位置に
検出子16′を有するマスク板16と、該マスク板16
に対向し、該検出子16′を検出するセンサ17とを有
していて、該マスク板16およびセンサ17のいずれか
一方を被制御B物15に取り付け、他方は固定する。
そして、モータ1bを駆動する駆動部4aと、センサ1
7の検出信号に基づいて該駆動部4aへ指令を出し、モ
ータ1bの回転を制御する制御部5cと、から成るモー
タの制御装置である。
尚、本制御装置において、被制御物15の運動方向は、
回転運動であっても直線的運動であっても良い。
(2)制御方法 前記(1)の制御装置において、モータを制御する方法
である。
前記(1)の制御装置は、被制御物15をスト7パ9c
へ当接し停止させることによって、該破割?111!I
yJ15を目標位置に停止させる。
そこで、被制御物15を運動・移動させてストッパ9c
へ当接させる場合ば、該被制御物15の運動を減速させ
るのであるが、該減速を開始させたい位置に対応してマ
スク板16に検出子16′を設けて置く。
そして、被制御物15を目標停止位置へ移動させる際は
、センサ17がマスク板16の検出子16′を検出した
時点に、モータ1bの駆動電圧をVpからvRへ象、速
に低下させ、その後、該モータ1bの駆動電圧を徐々に
上昇させる。
最終的に、被制御物15がストッパ9Cに当接した後は
、該被制御物15を該ストッパ9Cに当接させ続けるた
めのモータ駆動電圧Vsを供給する。
尚、モータの駆動は電流駆動であっても良い。
〔作用] (1)制御装置 本発明の制御装置は、モータ1bによる被制御物15の
位置決めを、該被制御物15がストッパに当接し停止す
ることによって行う。
すなわち、位置決め精度はストッパ9Cの位置によって
決まる。
しかし、被制御物15の運動速度が速いと、該被制御物
15がストッパ9Cに当接した時に該被制御物15が跳
ね返る。
そこで、被制御物15がストッパ9Cに当接する直前に
、該被制御物15の運動速度を減速・低下させる必要が
ある。
本制御装置では、被制御物15の運動速度を減速・低下
させたい位置を、マスク板16に設けた検出子16′で
設定する。
そして、前記マスク板16の検出子16′をセンサ17
で検出しく時刻t1)、制御部5Cが駆動部4aを介し
てモータ1bの減速を行う。
したがって、被制御物15がストッパ9Cに当接する時
には、該被制御物15の運動速度が減速・低下していて
、該被制御物15がストッパ9cに当接する時に該被制
御物15が跳ね返ることが無い。
(2)制御方法 マスク板16の検出子16′は、被制御物15の減速開
始位置に設けである。また、該減速開始位置すなわち時
刻t1において、モータ駆動電圧を通常の駆動電圧Vp
から減速させるための駆動電圧■おへ急速に低下させる
。したがって、この時、モータ1bの回転は象、速に低
下し、被制御物15の運動速度も急速に減速・低下する
尚、この時のモータ1bの回転速度の低下速度は、モー
タ軸3に加わる負荷のイナーシャによって規定される。
したがって、該モータ1bを減速させる時の駆動電圧V
Bは、モータ軸3に加わる負荷の大きさとイナーシャと
によって適宜決定すれば良い そして、その後、モータ駆動電圧を徐々に上昇させるこ
とによって、モータはゆっくりと回転し続ける。
その結果、被制御物15はストッパ9Cにゆっくりと遅
い速度で当接する。
また、被制御物15をストッパ9Cに当接させて押し当
て、該被制御物15を固定し続けるためには、モータ1
bの引き続いた駆動トルクが必要である。
そのため、被制御物15がストッパ9Cに当接した後も
、モータ1bに駆動電圧Vsを供給し続けている。
尚、駆動電圧V、sは、モータ軸3に換算した負荷の大
きさに対応して決定すればよい。
〔実施例] 次に、本発明によるモータ制御装置と制御方法を、実際
上どのように具体化できるかを実施例で説明する。
(1)実施例−1 第2図は、実施例−1を説明する図で、(a)は装置構
成を説明するブロック図、(b)はモータ軸を軸方向か
ら見た図、(c)は(b)を上から見た図、(d)はマ
スク板の構成を説明する図、(e)はセンサの出力信号
波形図、(f)はモータ駆動電圧波形図、である。
1)装置の全体構成 第2図(a)に示すように、本実施例の装置構成は、一
般のフィードバック制御系の構成と同一である。
すなわち、負荷を運動させ駆動するモータICは、モー
タ駆動電圧出力回路4bによって駆動され、該モータ駆
動電圧出力回路4bは、モータ駆動電圧指令回路5dの
指令に基づいて該モータlcを駆動する。
しかし、モータICに繋がる負荷には、マスク板とセン
サから成るセンサ部18が接続してあり、該センサ部1
8の出力信号をモータ駆動電圧指令回路5dにフィード
バックしている。
−”)7す、モータ1cは、センサ部18の出力信号乙
こ基づいてモータ駆動電圧指令回路5dによって制御さ
れる。
尚、モータ駆動電圧指令回路5dは、マイクロコンピュ
ータシステムで構成してあり、モータICの回転制御は
、該モータ駆動電圧指令回路5dに予めプログラムした
手順によって行う仕組みである。
2)センサ部の構成 第2図(b) (c) (d)は、センサ部の構成を説
明している。
本実施例の場合は、マスク板16aを固定し、回転運動
するアーム15aにセンサ17aを設けている。
尚、本実施例の場合、センサ17aに光学センサを使用
し、マスク板16aには黒色のプラスチ・7クフイルム
板を使用した。
また、ストッパ9d 、 9eは、モータ軸3を中心位
置として、180°の角度を成して対向する位置に取り
付けている。すなわち、アーム15aは、回転角度18
0°で往復回転運動し、ストッパ9dとストッパ9eの
双方の位置で位置決めする仕組みである。
他方、マスク板16aの検出子として切り込みを設け、
該切り込みポイントはp、、p2.p3.p、の4箇所
に有る。尚、ポイントP1およびポイントP、のアーム
15aの停止位置から成す角度θ1.θ2は3゜に設定
し、ポイントP2およびポイントP3のアーム15aの
停止位置から成す角度θ3.θ4は45°に設定してい
る。
そして、センサ17aは、前記切り込みポイントPI、
P2.P3.P4の中央位置をトレースし、センサ移動
軌跡21を描く。
尚、本実施例は、マスク板の検出子として該マスク板に
切り込みを設け、該切り込みをセンサで検出しているが
、その他の例として、マスク板に磁気的なマーカーを設
け、該マーカーを磁気センサで検出する構成や、マスク
板に白/黒の縞模様を設け、該縞模様を光学センサで検
出する構成等も有効である。
3)作動 作動の例として、アーム15aがストッパ9dに当接し
ている位置から、ストッパ9eに当接する位置へ回転移
動する場合を説明する。
■センサ部の作動 第2図(e)、は、センサの出力信号波形図であるが、
横軸は回転角度で表している。
本実施例では、前記2)で説明した位置にマスク板16
aの切り込みポイントP、 +PZ+ P3+ P4を
設けているため、回転角度3°のポイントP1て、セン
サ出力信号がHレベルからLレベルに低下している。
同様に、回転角度45°のポイントPzではしからHへ
、回転角度135°のポイントP3ではHからLへ、回
転角度177°のポイントpnではLからHヘセンサ出
力信号が変化している。
すなわち、センサ出力信号のHとLとは、センサ17a
がマスク板16aを検出するか否かによって決まる。
■モータ駆動電圧の制御 第2図(f)は、モータ駆動電圧波形図であるが、横軸
は時間で表している。
ところで、第2図(e)の横軸は回転角度であり、第2
図(f)の横軸は時間で表しているが、両図においては
、アーム15aの回転に伴う角度の変化と時間の経過と
を対応させて図示しである。
本実施例においては、アーム15aがストッパ9eに当
接する手前の切り込みポイントP3において、すなわち
、時刻L2において、モータ駆動電圧をVpからVIl
へ急速に降下させている。そして、その後、該モータ駆
動電圧を段階的に徐々に上昇させ、ポイントP4におい
て、すなわち、時刻t3においてVsに上昇させている
つまり、モータ駆動電圧Vpは、通常時のモータ駆動電
圧であり、■8は制動を働かせる為の駆動電圧、Vsは
静止を維持するための駆動電圧である。
尚、アーム15aをストッパ9e位置からストッパ9d
位置へ回転させる場合は、ポイン)Pzにおいてモータ
駆動電圧をVpから■6に降下させ、そして、その後、
該モータ駆動電圧を段階的に徐々に上昇させ、ポイント
PlにおいてVsに上昇させればよい。
(2)実施例−2 第3図は、実施例−2を説明する図で、(a)は装置構
成を説明するブロック図、(b)はモータ軸を軸方向か
ら見た図、(c)は(b)を上から見た図、(d)はハ
ネ性カップリングの構成を説明する図、(e)はアーム
の位置を検出するセンサの出力信号波形図、(f)はモ
ータ駆動電圧波形図、(g)はアームがストッパに当接
したことを検出するセンサの出力信号波形図、である。
1)装置の全体構成 第3図(a)に示すように、本実施例の装置構成は、一
般のフィードバック制御系の構成と同一である。
すなわち、負荷を運動させ駆動するモータICは、モー
タ駆動電圧出力回路4bによって駆動され、該モータ駆
動電圧出力回路4bは、モータ駆動電圧指令回路5eの
指令に基づいて該モータ1cを駆動する。
しかし、モータlcに繋がる負荷には、マスク板とセン
サから成るセンサ部18aが接続してあり、該センサ部
18aの出力信号をモータ駆動電圧指令回路5eにフィ
ードバンクしている。
つまり、モータ1cは、センサ部18aの出力信号に基
づいてモータ駆動電圧指令回路5eによって制御される
尚、モータ駆動電圧指令回路5eは、マイクロコンピュ
ータシステムで構成してあり、モータ1cの回転制御は
、該モータ駆動電圧指令回路5eに予めプログラムした
手順によって行う仕組みである。
2)センサ部の構成 第2図(b) (c) (d)は、センサ部の構成を説
明している。また、特に、 (d)はハネ性カップリン
グの構成について説明している。
本実施例の場合は、アーム15bに光学的センサ17a
、17bを設けてあり、センサ17aは、モータ1cの
回転速度を減速・低下させる位置を検出するセンサであ
り、センサ17bは、アーム15bをストツパ9d、9
eに当接させて静止させるための駆動電圧を、供給開始
する時点を検出するセンサである。
他方、モーフ回転速度の減速開始位置を決めるマスク板
16aは固定し、モータを静止させる駆動電圧の供給開
始時点を決めるマスク板16bは、モータ軸3に取り付
ける。尚、本実施例の場合、センサ17a、17bに光
学センサを使用し、マスク板16a16bには黒色のプ
ラスチックフィルム板を使用した。
また、マスク板16aの構造は実施例−1と同一で、該
マスク板16aをセンサ17aが検出し、マスク板16
bは円周方向にスリット列を設けた構造で、該マスク板
16bをセンサ17bが検出する。
そして、ストッパ9d、9eを、モータ軸3を中心位置
として、180°の角度を成して対向する位置に取り付
けている。すなわち、アーム15bは、回転角度180
°で往復回転運動し、ストッパ9dとストッパ9eの双
方の位置で位置決めする仕組みである。
尚、モータ軸3とアーム15bとの結合は、ハネ性カン
ブリング23を介して行っていて、アームL5bがスト
ッパ9d、9eに当接した場合に、モータ軸3の回転と
アーム1.5bとの回転に、滑りを生しる仕組みである
すなわち、第3図(d)に示すように、モータ軸3とア
ーム15bとの結合を引張ハネ26を介して行うことに
より、アーム15bが固定されると該引張ハネ26にモ
ータ1cの回転トルクが加わり、該引張バネ26の伸縮
を生して滑り回転する仕組みである。
尚、モータ軸3に取り付けた連結棒25およびアーム1
5bに設けたスタッド27は、引張バネ26を掛は渡す
ためのものであり、ヘアリンク24はモータ軸3とアー
ム15bとの滑りを滑らかにする為のものである。
3)作動 本実施例の作動は、基本的に実施例−1と同一である。
相違する点は、アーム15bの静止を維持させ続けるた
めのモータ駆動電圧を、供給開始する時点である。
すなわち、アーム15bをストッパ9d位置からストッ
パ9e位置へ回転させる場合は、ポイントP3すなわち
時刻t 2において、モータ駆動電圧をVpから■8に
砕工させ、その後、該モータ駆動電圧を段階的に徐々に
上昇させる。
そして、アーム15bがストッパ9eに当接する回転角
度180°の位置すなわちで時刻も4において、モータ
駆動電圧をVsに上昇させている。
つまり、アーム15bがストッパ9eに当接してから駆
動電圧Vsの供給を開始している。そのため、アーム1
5bがストッパ9eに当接する際に、モータ駆動電圧が
急激に上昇し、該アーム15bが跳ね返ることが無くな
る。
尚、アーム15bがストッパ9eに当接したことを検出
するセンサはセンサ17bであり、該アーム15bがス
トッパ9eに当接して停止すると、バネ性カップリング
23によってモータ軸3に滑り回転を生じ、その時に、
センサ17bがモータ軸3と一緒に滑り回転するマスク
板16bのスリット列22を検出する。
すなわち、第3図(g)において時刻t4に現れたパル
ス列が、センサ17bの出力信号であり、該出力信号に
基づいてモータ駆動電圧指令回路5eが、モータ駆動電
圧出力回路4bにモータ駆動電圧Vsの供給開始を指示
する仕組みである。
また、アーム15bをストッパ9e位置からストッパ9
d位置へ回転させる場合についても、同様に作動する。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、マスク板とセンサの組合
せによりモータの減速開始時点を設定し、モータの回転
を減速した後に該モータ駆動電圧を徐々に上昇させるこ
とによって、該モータの加速・減速・停止を滑らかに行
うことが可能となる。
したがって、簡素な制御装置によって高速・高精度のモ
ータ制御が可能となり、また、モータの大きさも小さ(
て済み、煩雑なエンコーダ配線や形状と重量の大きいカ
ム機構も不要である。
その結果、高速で高精度な位置決めが可能なモータ制御
装置を、安価に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本原理を説明する図で、(a)は
制御装置のブロック図、(b)は回転軸に取り付けた被
制御物を該回転軸の軸方向から見た図、(c)は回転軸
に取り付けたマスク板を該回転軸の軸方向から見た図、
(d)はセンサがマスク板を検知した出力信号波形図、
(e)はモータ駆動電圧波形図、 第2図は、実施例−1を説明する図で、(a)は装置構
成を説明するブロック図、(b)はモータ軸を軸方向か
ら見た図、(c)は(b)を上から見た図、(d)はマ
スク板の構成を説明する図、(e)はセンサの出力信号
波形図、(f)はモータ駆動電圧波形図、 第3図は、実施例−2を説明する図で、(a)は装置構
成を説明するブロック図、(b)はモータ軸を軸方向か
ら見た図、(c)は(b)を上から見た図、(d) は
バネ性カンプリングの構成を説明する図、(e)はアー
ムの位置を検出するセンサの出力信号波形図、(f)は
モータ駆動電圧波形図、(g)はアームがストッパに当
接したことを検出するセンサの出力信号波形図、 第4図は、サーボ制御によるモータ制御を説明する図で
、(a)は制御装置のブロック図、(b) は回転エン
コーダが発生するタコパルスの波形図、(c)はモータ
を駆動する電圧波形図、第5図は、カム機構を用いたモ
ータ制御を説明する図で、(a)は制御装置のブロック
図、(b)はカム機構をモータ軸の軸方向から見た図、
(c)はモータを駆動する電圧波形図、(d)はカム機
構がモータ軸へ与える負荷の変化を説明する波形図、で
ある。 図において、la、 Ib、 lcはモータ、2はエン
コーダ、3はモータ軸、4は駆動回路、4aは駆動部、
4bはモータ駆動電圧出力回路、5a、5bは制御回路
、5cは制御部、5d、5eはモータ駆動電圧指令回路
、6はハンドラ、7はホームポジション検出用センサ、
8はタコパルス、9a、9b、9c、9d、9eはスト
ッパ、10a、10bはセンサ、11はカム、12はロ
ーラ、■3はハネ、14は回転軸、15は被制御物、1
5a、 15bはアーム、16.16aはマスク板、1
6′は検出子、17.17a17bはセンサ、18.1
8aはセンサ部、19.19aは回転体部分、20.2
0aは制御部分、21はセンサ移動軌跡、22はスリン
ト列、23はハネ性カシプリング、24はヘアリング、
25は連結棒、26は引張ハぶ、27はスタンド、をそ
れぞれ示している。 特許出願人     冨士通株式会社 復代理人 弁理士  福 島 康 文 (e) 本発明の基不虚理 第1口 ’t−、−R”!vl+lli’DIねルモーグ昂’r
ap第4凶 治S凶

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モータ(1b)を動力源として被制御物(15)を
    運動させ、かつ、該被制御物(15)の位置決め制御を
    行う装置であって、 被制御物(15)を停止させる目標位置に、該被制御物
    (15)が当接して停止するストッパ(9c)を設け、
    被制御物(15)の運動方向に沿った形状を有すると共
    に、該被制御物(15)の運動速度を変化させる位置に
    検出子(16′)を有するマスク板(16)と、該マス
    ク板(16)に対向し、該検出子(16′)の有無を検
    出するセンサ(17)とを有し、 マスク板(16)およびセンサ(17)のいずれか一方
    を被制御物(15)に取り付け、他方を固定し、モータ
    (1b)を駆動する駆動部(4a)と、センサ(17)
    の検出信号に基づいて駆動部(4)へ指令を出し、モー
    タ(1b)の回転を制御する制御部(5c)と、 を備えて成ることを特徴とするモータの制御装置。 2、請求項1記載のモータの制御装置において、被制御
    物(15)をストッパ(9c)へ当接し停止させること
    によって、該被制御物(15)を目標位置に停止させる
    ためのモータの制御方法であって、 被制御物(15)の運動を減速させる位置に対応して、
    マスク板(16)に検出子(16′)を設け、被制御物
    (15)を目標停止位置へ移動させる場合において、 センサ(17)がマスク板(16)の検出子(16′)
    を検出した時点に、モータ(1b)の駆動電圧を低下さ
    せ、その後、該モータ(1b)の駆動電圧を徐々に上昇
    させ、 被制御物(15)がストッパ(9c)に当接した後もモ
    ータ(1b)の駆動電圧を供給し続け、該被制御物(1
    5)を該ストッパ(9c)に当接させ続けること、を特
    徴とするモータの制御方法。
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Citations (5)

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