JPH11316608A - リニアボイスコイルアクチュエータのプローブの制御方法およびそのコントローラ - Google Patents

リニアボイスコイルアクチュエータのプローブの制御方法およびそのコントローラ

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JPH11316608A
JPH11316608A JP10346196A JP34619698A JPH11316608A JP H11316608 A JPH11316608 A JP H11316608A JP 10346196 A JP10346196 A JP 10346196A JP 34619698 A JP34619698 A JP 34619698A JP H11316608 A JPH11316608 A JP H11316608A
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coil actuator
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エー.ネフ エドワード
Michael S Sheaffer
エス.シーファー マイケル
Michael A Ferris
エー.フェリス マイケル
David Huang
ハン デビッド
Steve Haidos
ハイドス スティーブ
Kieran Boyle
ボイル キーラン
Dennis Stom
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    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/19Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path
    • G05B19/39Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by positioning or contouring control systems, e.g. to control position from one programmed point to another or to control movement along a programmed continuous path using a combination of the means covered by at least two of the preceding groups G05B19/21, G05B19/27 and G05B19/33

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】プローブの直線位置および角位置に加え、
プローブの軸方向力および回転力を監視するためにアク
チュエータプローブと接続されたセンサを含むボイスコ
イルアクチュエータ用コントローラ。プローブは、所定
の命令によって、静的動作または動的動作のどちらかに
ついて、開ループ方式または閉ループフィードバック制
御方式のいずれかで制御できる。静的動作の場合、プロ
ーブの軸方向の力および回転力は、プローブに対しまた
はプローブによって付与される力の設定値を基準とする
ことによって制御できる。動的動作の場合、プローブの
軸方向の力および回転力に加え、プローブの軸方向運動
および角方向運動も制御できる。閉ループ制御方式で
は、直線位置、角位置、線速度、角速度、線加速度およ
び角加速度が制御に使用できる。コントローラは、動作
中、直線および回転の力や運動が要求される広範、且
つ、多様な作業を遂行する上で有効なプローブの直線お
よび回転の運動および力を選択的に確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボ制御システ
ムおよびサーボ作動コントローラプロセスに関し、より
詳細には、並進運動および回転運動の両者におけるプロ
ーブの位置、移動および力の適用を制御するためにボイ
スコイルアクチュエータの作業プローブと選択的に係合
することができるコントローラシステムのプロセスに関
する。本発明は、特に、再プログラムされた時間順序に
従ってプローブルーチンを実行するボイスコイルアクチ
ュエータのためのコンピュータを用いたコントローラと
して有用であるが、これに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】ワークに対して所定の位置または場所で
特定の力を付与することが望まれ、または要求される多
数の作業が想定される。作業を適切に遂行するに際し、
力が所定の大きさを有し、特定の方向に対し所定の間用
いられることは、極めて重要である。極めて特殊な力を
用いる際に精密さが要求されるような作業の場合、また
は、異なる方向の可変の力を組み合わせて用いる場合に
おいて、力が適正に制御されることは特に重要である。
【0003】近年、極めて小さな力が用いられ、かつ、
許容誤差が極めて小さいことが要求される多様な用途に
おける精密な作業にボイスコイルアクチュエータを使用
できることが広く認められるようになっている。例え
ば、そのようなボイスコイルアクチュエータは、ネフ
エト アル(Neff et al. )に特許され、その権利が本
発明と同一の譲受人に譲渡された、「ワーク搬送装置」
(“Workpiece Transporter")と題する米国特許第5,
175,456号に開示され、特許請求されている。さ
らに、並進z、回転θおよび平面並進x−yならびにそ
れらの動きを各種組み合わせて作業プローブを移動させ
る際に、ボイスコイルアクチュエータが非常に適してい
ることが知られている。例えば、ネフ エト アル(Ne
ff et al.)により1996年3月22日付で出願さ
れ、本発明と同一の譲受人に特許を受ける権利が譲渡さ
れた、「並進および回転動作のためのアクチュエータ」
(“Actuator for Translational and Rotary Movemen
t" )と題する発明の米国特許出願第08/620,5
04号に対しては、特許査定通知が発せられている。
【0004】多くの独立、且つ、異なる作業が作業プロ
ーブ、特に並進および回転において極めて高い精密性を
有して可動するものによって遂行できることを考慮すれ
ば、問題は制御ということになる。何らかの特定の用途
において作業プローブを制御するには、まず、作業プロ
ーブを開始位置に正しく配置させることが有効である。
ボイスコイルアクチュエータの作業プローブの場合、こ
の開始位置は、軸方向位置zおよび角度配向θによって
規定されるであろう。この開始位置から、プローブの
力、位置および運動が、実行されるその特定の作業によ
って決定される。プローブが、ワークに対して、測定、
試験、移動、変更、調整、確認またはこれらの機能のい
ずれかの組み合わせの実行に必要であるか否かにかかわ
らず、高度な制御が求められることが認められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のことから、本発
明の目的は、各種制御軸に関して事前にプログラムされ
た順序に従って並進および回転の組み合わせでアクチュ
エータのプローブを精密に移動させるボイスコイルアク
チュエータのコンピュータ/コントローラによるプロセ
スおよびその使用方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、並進および回転の際
にアクチュエータのプローブを選択的に移動させ、作業
の要求条件に従って、ワークに線形力または回転力を選
択的に付与するボイスコイルアクチュエータのコンピュ
ータ/コントローラによるプロセスおよびその使用方法
を提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、オペレータが特定の
作業を遂行するためにプログラムでき、その後、追加の
作業を完遂するために再プログラムできるボイスコイル
アクチュエータのコンピュータ/コントローラによるプ
ロセスおよびその使用方法を提供することにある。
【0008】本発明のまた他の目的は、比較的容易に製
造でき、使用が簡単であり、かつ、相対的にコスト効率
の優れたボイスコイルアクチュエータのためのコンピュ
ータ/コントローラを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ボイス
コイルアクチュエータのコンピュータ/コントローラプ
ロセスは、選択的に動作可能な開ループおよび/または
閉ループフィードバック制御を含む。より詳細には、ボ
イスコイルアクチュエータがx−y平面で適切に配置さ
れると、ボイスコイルアクチュエータは軸方向の並進
(z)および軸方向の回転(θ)の双方において選択的
に可動なプローブを有する。これらの個々の移動は、各
々付与された独立した静的および/または動的な制御力
(FzおよびFθ)に応答して行われる。動的条件で
は、コンピュータ/コントローラは、プローブの運動z
およびθに加え、それらの運動を生じさせる力Fzdお
よびFθdを個別に監視し制御する。静的条件では、コ
ンピュータ/コントローラは、ワークへの適正な作用力
を確立するために力FzsおよびFθsを制御する。常
時、所定のデータに関するzおよびθでのプローブの正
確な位置がわかる。
【0010】zおよびθでのプローブの正確な位置を監
視するために、コンピュータ/コントローラは、各自の
データに合わせてキャリブレーションされるzエンコー
ダおよびθエンコーダと接続されている。これらのエン
コーダは、動作中にプローブの並進位置(z)および回
転位置(θ)を監視する。さらに、プローブの移動中
は、プローブの線速度ならびに角速度および加速度がコ
ンピュータ/コントローラによって計算され、プローブ
の制御に使用される。これらの計算を行うために、プロ
ーブの並進位置の変化の時間割合をコンピュータ/コン
トローラにより計算し、プローブの実際の線速度(dz
/dt=v)を求める。さらに、プローブの線速度の変
化の時間割合を計算し、プローブの線加速度(dv/d
t=a)を求めることができる。同様に、プローブの回
転位置の変化の時間割合をコンピュータ/コントローラ
によって計算し、プローブの実際の回転速度(dθ/d
t=ω)を求めることができ、速度の変化の時間割合を
計算してプローブの角加速度(dω/dt=α)を求め
ることができる。これらの実測値は、v、a、ωおよび
αの事前にプログラムされた所定の値と個々に比較さ
れ、プローブの適正な運動に必要な力(FzdおよびF
θd)を制御するために有効なフィードバック信号を生
成する。
【0011】上記のz/θエンコーダに加えて、コンピ
ュータ/コントローラは、通常プローブ自体に取り付け
られるロードセルおよびトルク計とも接続することがで
きる。ロードセルおよびトルク計は、プローブへの反力
の大きさを測定するためにキャリブレーションされてい
る。詳細には、ロードセルは、プローブへの軸方向の反
力(Fzs)を測定するために使用され、一方、トルク
計はプローブへのねじり反力または回転反力(Fθs)
を測定するために使用される。これらの反力Fzsおよ
びFθsは、コンピュータ/コントローラによって監視
され、コンピュータに事前にプログラムされた命令に従
って変更することができる。この結果、静的および動的
両方の条件のもとで、力FzおよびFθは、プローブお
よび/またはワークに所定の力を打ち消す、または加え
るように調整することができる。
【0012】本発明のコンピュータ/コントローラの動
作において、実行される各々の特定の作業または機能に
対し、プローブの開始点が確定される。すべての場合、
各個別の作業または動作の開始点で、初期位置(zおよ
びθ)および初期力(FzおよびFθ)が確定される。
プローブの動的動作の場合、軸方向の力Fzdは、事前
にプログラムされた命令に従ってプローブを軸方向に動
かすように付与される。上述の通り、これは、開ループ
動作または閉ループフィードバック制御動作とすること
ができる。閉ループ方式では、プローブの位置(z)、
速度(v)および/または加速度(a)の誤差信号がプ
ローブの軸方向の運動に関するFzdを制御するために
使用できる。同様に、動的動作において、回転力Fθd
は、事前にプログラムされた命令に従ってプローブを回
転させるように付与される。やはりプローブの並進運動
と同様に、プローブの角度方向または回転運動の制御は
開ループまたは閉ループ動作のいずれでも可能である。
閉ループ方式を使用する場合、プローブの位置(θ)、
速度(ω)および/または加速度(α)の誤差信号がプ
ローブの回転運動を制御するために使用できる。
【0013】本発明が意図するところによれば、複数の
異なる、または反復的な作業もしくは機能を、特定の順
序で実行することができる。さらに、特定のプログラム
またはルーチンにおいて、複数の順序を組み合わせ、協
調させて一緒に使用することもできる。コンピュータ/
コントローラの動作中に制御される変数が、個別にでも
一緒にでも制御できることは重要な点である。換言すれ
ば、どの特定のタスク、ファンクションまたはルーチン
においても、一部の可変制御が使用されず、さらに分離
されることがある。
【0014】上述の通り、軸方向および/または回転運
動が関与する、または、並進運動の力および/または回
転力が要求される多種多様な作業を、ボイスコイルアク
チュエータのプローブによって行うことができる。実行
するその作業または動作に応じて、それらの運動および
力の多様な組み合わせが使用できる。概略的には、プロ
ーブに作用する力は、プローブを動かすため、または、
プローブによってワークに対して作用を生じさせるため
のいずれであってもよい。さらに、プローブの移動は、
後にプローブがワークに作業できるようにプローブを事
前に位置決めするため、または、プローブのデータに対
してワークの位置を測定または決定するためのいずれか
とすることができる。また、ワークに接触する場合、プ
ローブによりワークに加えられる付加的な力は、ワーク
を把持し移動させるため、または、ワークを何らかの方
法で再構成するためのものとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明において新規性を有する特
徴および本発明自体は、添付の図面を与えられた説明と
ともに考察することにより、その構造および動作に関
し、最良に理解されるであろう。図面において、同一の
参照番号は同一の部分を示している。
【0016】初めに、図1を参照すれば、ボイスコイル
アクチュエータを制御するためのシステムの動作構成要
素が集合的に示されており、全体として10で指示され
ている。図示の通り、システム10は、後述する作業お
よび機能を完遂するために十分なデータを扱うことがで
きる当業界で公知のいずれの形式のものとしてよいコン
ピュータ/コントローラ12を含む。また、システム1
0にはボイスコイルアクチュエータの一部であるロッド
またはプローブ14も含まれる。さらに、プローブ14
は、ワーク(図示せず)との係合のためにプローブ14
の末端部に選択的に取り付けることができるグリッパ1
6を有する。本発明が意図するところによれば、グリッ
パ16は多様な機器構成をとることができ、その各々は
システム10により実行される特定のタスクによって異
なる。例えば、グリッパ16は、ワークを把持してある
場所から別の場所へ移動させるために、ワークを機械的
または磁気的に係合するものとしてもよい。また、グリ
ッパ16は、同じ目的でワークを係合するために吸引力
を使用したり、接着力を使用するものであってもよい。
さらに、グリッパは、ワークを実際に係合しなくてもよ
く、ワークを正確に位置決めするためにワークに単に接
触させるだけでもよい。一方、グリッパ16は、ワーク
への加工を行うためにプローブにより移動できるように
取り付けられたカッタやポリッシャ等の工具であっても
よい。要するに、本発明は、各々がいずれか一つ以上の
多様な作業を実行するために個別に設計、且つ、構成さ
れた複数の異なる形式のグリッパ16の使用を想定して
いる。
【0017】ボイスコイルアクチュエータの典型的な機
器構成に従えば、本発明のシステム10は、電気コイル
20と相互作用する磁石18を有する。好ましくは、磁
石18は永久磁石であるが、電磁石または超伝導磁石を
使用してもよい。特に、図1に示した構成では、磁石1
8は、プローブ14とともに動くようにプローブ14に
固定されている永久磁石(すなわち、可動磁石)であ
る。この場合、コイル20は基礎部材(図示せず)に固
定して取り付けられる必要がある。しかし、磁石18お
よびコイル20の位置が容易に反転できることは理解さ
れよう。すなわち、コイル20をプローブ14とともに
移動するようにプローブ14に何らかの方法により取り
付け、磁石18を基礎部材に固定して取り付けることが
できる。さらに、複数の磁石18または複数のコイル2
0を使用できることも理解されよう。
【0018】磁石18およびコイル20に関するすべて
の可能な機器構成において、磁石18の磁界はコイル2
0の電界と相互作用するように特定的に配置される。こ
の相互作用によって、プローブ14を動かすように作用
する力が磁石18とコイル20との間に発生し得る。詳
細には、コンピュータ12は、線22によってコイル2
0に制御された電流を供給する電圧源と動作可能に接続
されている。コイル20を流れる電流の量およびその電
流がコイル20を流れる方向に応じて、磁石18とコイ
ル20との間の相互作用の力の方向および大きさを制御
することができることは、当業者が周知の通りである。
【0019】図1はまた、1組の回転軸受24および2
6がプローブ14に付属しており、これらの軸受24お
よび26はそれぞれ、ガイド32に滑動可能に装着され
ているロッド28および30に取り付けられていること
を示している。より詳細には、軸受24および26はプ
ローブ14に対して軸方向に動かない形式のものであ
る。しかし、軸受24および26は、プローブ14のそ
の長手方向の軸を中心とする回転を許容する。従って、
軸受24および26ならびにロッド28および30の相
互作用により、プローブ14の動きが限定される。詳細
には、プローブ14は、並進運動では、矢印34によっ
て示す通り、ガイド32に平行な前後方向の実質的に直
線運動に制限される。また、プローブ14の回転運動
は、矢印36によって示す通りその長手方向の軸を中心
とした時計回りまたは反時計回りでの回転に制限され
る。摩擦がプローブ14での力のしきい値となるため、
軸受24および26は最小限の摩擦力を有することが望
ましい。空気軸受を使用してもよい。
【0020】上述の通り、プローブ14の並進運動は、
矢印34の方向に行われ、磁石18とコイル20との間
に発生する相互作用の力による。他方、プローブ14の
回転運動は、矢印36の方向でプローブ14の軸を中心
として行われ、回転モータ38の動作によるものであ
る。本発明の目的では、回転モータ38は、従来のブラ
シ付き直流モータまたは、電流に比例するトルクを発生
する、当業界で公知のいずれかの同様の形式のモータと
することができる。好ましくは、回転モータ38は、プ
ローブ14に取り付けられ、プローブ14とともに並進
運動をする、直結駆動式のものである。回転モータ38
の付勢は、線40によりコンピュータ/コントローラ1
2から回転モータ38へ送られる電気信号(電流)によ
って行われる。
【0021】プローブ14の並進運動および回転運動の
制御は、システム10において数個のセンサを使用する
ことによって可能である。詳細に言えば、これらのセン
サは、線44によってコンピュータ12と接続されてい
るzエンコーダ42および線48によってコンピュータ
12と接続されているθエンコーダ46を含む。本発明
の目的では、zエンコーダは、好ましくは、高分解能直
線エンコーダであり、当業界で公知のいずれかの形式の
接触型または非接触型の直線エンコーダとすることがで
きる。同様に、θエンコーダ46も当業界で公知のいず
れかの形式のものとすることができる。図1に示す通
り、zエンコーダ42は矢印34の方向でのプローブ1
4の並進運動を検出するように配置されており、θエン
コーダ46は矢印36の方向でのプローブ14の回転運
動を検出するように配置されている。当業者には理解が
可能であるが、zエンコーダ42およびθエンコーダ4
6を両方同時に使用することにより、プローブ14の正
確な位置を求めるために十分な情報が得られる。また、
各位置を比較することによって、並進および回転におけ
るプローブ14の移動距離を求めることができる。しか
し、プローブ14の動的運動制御には、それ以上のこと
が必要とされる。詳細に言えば、プローブ14の動的制
御を行うには、線速度および回転速度の他、線加速度お
よび回転加速度も必要であろう。
【0022】動的および静的条件でのプローブ14の開
ループ制御はいくぶんわかりやすい。初めに、x−y平
面での正しい位置が確定されることが認められる。次
に、動的条件の場合、z方向での変化がプローブ14に
要求される際には、コンピュータ12により、適切な時
間だけ適量の電流をコイル20に単に通電させ付勢すれ
ばよい。同様に、角方向θでの変化が望まれる場合に
は、回転モータ38を適切に付勢することができる。当
然ながら、zおよびθの動きを組み合わせることもでき
る。これらの動きの精度は、zエンコーダ42およびθ
エンコーダ46を照合して確認できる。必要に応じて、
引き続き、適切な変化をさせることができる。静的条件
のもとでは、すなわち、プローブ14がx−y−z−θ
に関して正しく位置決めされると、適切な軸方向の力F
zsまたは回転力Fθsをプローブ14に付与すること
ができる。これらの力の精度は、それぞれロードセル5
0またはトルク計54を監視することによって確認でき
る。
【0023】プローブ14の開ループ制御に加え、本発
明のシステム10では、各種の閉ループフィードバック
制御も行うことができる。図2より、a)プローブ14
の線軸方向位置(z)、b)プローブ14の角位置
(θ)、c)z方向でプローブ14に適用される軸方向
の力(Fz)、および、d)長手方向の軸を中心として
プローブ14に適用される回転力(Fθ)に関する閉ル
ープフィードバック制御を、本発明は想定していること
が諒解されよう。図2に示す通り、これらの変数の各々
は、動的単位Gおよびフィードバック要素Hのそれぞれ
を含む。当業者には理解が可能であるが、動的単位Gお
よびフィードバック要素Hは、特定の各作業における要
求条件を満たすように設計される。さらに、必要に応じ
て、線速度および角速度(x,ω)ならびに線加速度お
よび角加速度(a,α)のためのフィードバック制御も
使用できる。各フィードバック制御ループが選択的に使
用可能なことも留意しなければならない。言い換えれ
ば、特定のフィードバック制御ループは使用しなくても
よい。例えば、プローブ14の直線並進運動のみが必要
であれば、プローブ14の角運動に関するフィードバッ
ク制御ループ(すなわち、θ、ω、α、FθsおよびF
θd)は使用しなくてよい。他方、並進運動ではなく、
角運動だけが要求されることもある。その場合、プロー
ブ14の並進運動に関するフィードバック制御ループ
(すなわち、z、v、a、FzsおよびFθd)は使用
する必要がない。
【0024】図3において、ブロック56は、プローブ
14の並進運動および回転運動に関わる運動変数の時間
順序および事前にプログラムされた基準値を含むルーチ
ンが備わっていることを示す。典型的には、これらの基
準値はコンピュータ/コントローラ12にプログラムさ
れる。上述した内容に従って、zエンコーダ42、θエ
ンコーダ46、ロードセル50およびトルク計54はす
べて、ブロック58に示されたz、θ、FzおよびFθ
の実測値をそれぞれ監視および取得するために、プロー
ブ14と接続されている。これらの測定値により、コン
ピュータ/コントローラ12はその後、軸方向および半
径方向にプローブ14に作用する静的力および動的力を
制御することができる。
【0025】長手軸に沿った方向でのプローブ14の直
線並進運動の場合、すなわち、プローブ14の軸方向の
力の行使の場合、図3のブロック60は、軸方向の力F
zが生成されることを示している。上述の通り、動的条
件では、プローブ14の位置(z)の変化、その速度
(v)および/またはその加速度(a)は、個別にまた
は集合的に監視することができる。決定用ブロック62
および64で示したように、プローブ14に作用する動
的力(Fzd)は適切に変更することができる。他方、
プローブ14の位置(z)の変化がない、従って速度あ
るいは加速度も存在しない、静的条件では、静的力Fz
sを加えることができる。この場合、ブロック66は力
Fzsがある大きさでなければならないことを示してい
る。静的または動的な条件のどちらかの場合、ブロック
68は、位置z(さらに、関係する変数vおよびa)に
加え、軸方向力Fzの大きさ(すなわち、Fzsまたは
Fzd)が、ブロック56のその事前にプログラムされ
た特定のルーチンに適合しなければならないことを示し
ている。
【0026】z方向のプローブ14の直線並進運動を含
む制御プロセスの好適な実施の態様においては、力の変
数の開ループ制御、および力の大きさの維持または位置
の安定性による閉ループ制御のためのルーチンが含まれ
る。開ループの力の変化の例として、力Fzが時間の経
過に伴い増加または減少する用例を検討する。そのため
に、特定の作業を遂行するために事前にプログラムされ
た時間順序に従って静的力Fzsが変化することを要求
するルーチン(図3のブロック56)がコンピュータ1
2にプログラムされる。プローブ14がワーク(図示せ
ず)に対して位置決めされた後、事前にプログラムされ
た大きさ(magnitude)がロードセル50により示される
まで、静的力Fzsがプローブ14に付与される。その
後、Fzは時間の経過に伴い増分的に変化しうる。この
場合、プローブ14の実際の位置zは重要とされない。
他方、同じく例として、作業の実行中にワークに対して
一定の力を付与することが維持されなければならない場
合には、力Fzの付与の際のワークの位置および動きが
重要となるであろう。この場合、ロードセル50により
検出されるFzのいかなる変化、または、zエンコーダ
42によって検出されるワークおよびプローブ14のい
かなる動きも考慮されなければならず、位置zまたはプ
ローブ14に付与される力Fzのいずれかに適切な変更
を加えなくてはならない。閉ループ方式での位置制御の
場合、プローブ14の位置のいかなる変化も、zエンコ
ーダ42により誤差信号(ez)として検出される。位
置を維持するために、フィードバック制御を使用して誤
差信号(ez)をゼロにすることができる。これは、図
2に示される通り、付与された力Fzの適切な変更を行
うことによって実施できる。上述の状態はすべて、単に
例示にすぎないことを理解すべきである。コンピュータ
12にプログラムされる実際のルーチン(ブロック5
6)は、オペレータによって決定することができる。
【0027】長手方向の軸を中心とするプローブ14の
角回転運動(θ)の場合、すなわち、プローブ14への
回転力の行使の場合、図3のブロック70は、角方向力
Fθが発生することを示している。動的条件では、上述
の通り、プローブ14の角位置(θ)の変化、その角速
度(ω)および/またはその角加速度(α)は、個別に
または集合的に監視することができる。決定用ブロック
72および74で示した通り、プローブ14に作用する
動的力(Fθd)は、適切に変更することができる。他
方、プローブ14の位置(θ)にまったく変化がなく、
従って速度または加速度が存在しない静的条件の場合、
静的力Fθsを加えることができる。静的または動的な
条件のどちらかの場合、ブロック68は、ここにおいて
も、角位置θ(さらに、関係する変数ωおよびα)に加
え、回転力Fθの大きさ(すなわち、FθsまたはFθ
d)が、ブロック56のプログラムルーチンに適合しな
ければならないことを示している。
【0028】θ方向のプローブ14の回転運動を含む制
御プロセスの好適な実施の態様においては、上記のz方
向の場合の例と同様に、開ループの力の変化および閉ル
ープの力の大きさの維持のためのルーチンを含む。開ル
ープの力の変化の例として、力Fθが時間の経過に伴い
増加または減少する用例を検討する。そのために、事前
にプログラムされた時間順序に従って静的力Fθが変化
することを要求するルーチン(図3のブロック56)が
コンピュータ12にプログラムされ、特定の作業を遂行
する。プローブ14がワーク(図示せず)に対して位置
決めされた後、事前にプログラムされた大きさがトルク
計54により示されるまで、静的力Fθsがプローブ1
4に付与される。その後、Fθは時間の経過に伴い増分
的に変化しうる。この場合、プローブ14の実際の角位
置θは重要とされない。他方、同じく例として、作業の
実行中にワークに対して一定の力Fθを付与することが
維持されなければならない場合、力Fθの付与の際のワ
ークの位置および動きが重要となるであろう。この場
合、トルク計54により検出されるFθのいかなる変
化、またはθエンコーダ46によって検出されるワーク
およびプローブ14のいかなる動きも考慮されなければ
ならず、位置θ、またはプローブ14に付与される力F
θのいずれかに適切な変更を加えなくてはならない。閉
ループ方式での位置制御の場合、プローブ14の角位置
のいかなる変化も、θエンコーダ46により誤差信号
(eθ)として検出される。位置を維持するために、フ
ィードバック制御は誤差信号(eθ)をゼロにするため
に使用することができる。これは、図2によって、ここ
でもまた、示される通り、付与された力Fθの適切な変
更を行うことによって実施できる。上述の状況はすべ
て、単に例示にすぎないことを理解すべきである。プロ
ーブ14の直線制御についても上述した例と同様に、単
に例にすぎないことを理解すべきである。ここでもま
た、コンピュータ12にプログラムされる実際のルーチ
ン(ブロック56)は、オペレータによって決定するこ
とができる。
【0029】図2において提案された閉ループ制御と併
せて、図3を、全体として考慮すれば、並進運動および
回転運動に加え、軸方向力および角方向力が、本発明の
方法によって制御可能であることが理解できよう。本発
明によれば、プローブ14への力および運動の想定可能
な組み合わせが多数意図されている。
【0030】ここで詳細に図示および開示したリニアボ
イスコイルアクチュエータの特定の制御プロセスは十分
に前述の目的を達成し、その効果を得ることが可能であ
るが、それは、本発明の現行における好適な実施の形態
を単に例示しているにすぎず、付随する特許請求の範囲
に記載されたもの以外に、ここで示した構成または設計
の詳細がいかなる制限も意図するものではないことを理
解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータ/コントローラとの適切な電気的
接続を有するボイスコイルアクチュエータの動作構成要
素の概略斜視図である。
【図2】ボイスコイルアクチュエータのプローブを制御
するために使用される閉ループフィードバック制御シス
テムのブロック図である。
【図3】ボイスコイルアクチュエータ用のコンピュータ
/コントローラの制御動作の論理ブロック図である。
【符号の説明】
10 システム 12 コンピュータ 14 プローブ 16 グリッパ 18 磁石 20 コイル 22 線 24、26 回転軸受 28、30 ロッド 32 ガイド 34、36 矢印 38 回転モータ 40 線 42 zエンコーダ 44 線 46 θエンコーダ 48 線 50 ロードセル 52 線 54 トルク計 56、58、60 ブロック 62、64、66 決
定用ブロック 68、70 ブロック 72、74 決定用ブ
ロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワード エー.ネフ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92067、ランチョ サンタ フェ、エル カミノ リアル 16535 (72)発明者 マイケル エス.シーファー アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92029、エスコンディード、バジャー グ レン 2046 (72)発明者 マイケル エー.フェリス アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92083、ビスタ、ブラック ホーク サー クル 746 (72)発明者 デビッド ハン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92009、カールスバッド、スコロ レーン 2704 (72)発明者 スティーブ ハイドス アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92083、ビスタ、アスコット ドライブ 633、アパートメント 140 (72)発明者 キーラン ボイル アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92122、サン ディエゴ、ショアーライン ドライブ 7130、ナンバー 1112 (72)発明者 デニス ストン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92075、ソラナ ビーチ、スティーブンス アベニュー 871、ナンバー 1306

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】事前にプログラムされた命令に従ってリニ
    アボイスコイルアクチュエータのプローブの直線的およ
    び角度的反応を制御する方法であって、前記方法が、 前記プローブの実際の直線位置(z)を決定する工程
    と、 直線誤差信号(ez)を生成するためにzと事前にプロ
    グラムされた命令とを比較する工程と、 位置制御のためにプローブを並進移動させる際にezに
    応答して前記プローブに動的力(Fzd)を行使する工
    程と、 ezがゼロである場合は前記プローブに静的力(Fz
    s)を行使する工程と、 前記プローブの実際の角位置(θ)を決定する工程と、 角度誤差信号(eθ)を生成するためにθと事前にプロ
    グラムされた命令とを比較する工程と、 角度制御のために前記プローブを回転移動させる際にe
    θに応答して前記プローブに角方向の動的力(Fθd)
    を行使する工程と、 eθがゼロである場合は前記プローブに角方向の静的力
    (Fθs)を行使する工程と、 を選択的に含むことを特徴とするリニアボイスコイルア
    クチュエータのプローブの制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 前記プローブの線速度(v)を計算する工程と、 Fzdを精密にするためにvと事前にプログラムされた
    命令とを比較する工程と、 をさらに含むことを特徴とするリニアボイスコイルアク
    チュエータのプローブの制御方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の方法において、 前記プローブの線加速度(a)を計算する工程と、 Fzdを精密にするために前記加速度と事前にプログラ
    ムされた命令とを比較する工程と、 をさらに含むことを特徴とするリニアボイスコイルアク
    チュエータのプローブの制御方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、 前記プローブの角速度(ω)を計算する工程と、 Fθdを精密にするためにωと事前にプログラムされた
    命令とを比較する工程と、 をさらに含むことを特徴とするリニアボイスコイルアク
    チュエータのプローブの制御方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の方法において、 前記プローブの角加速度(α)を計算する工程と、 Fθdを精密にするためにαと事前にプログラムされた
    命令とを比較する工程と、 をさらに含むことを特徴とするリニアボイスコイルアク
    チュエータのプローブの制御方法。
  6. 【請求項6】請求項1記載の方法において、Fzsがゼ
    ロであることを特徴とするリニアボイスコイルアクチュ
    エータのプローブの制御方法。
  7. 【請求項7】請求項1記載の方法において、Fzsが変
    数であることを特徴とするリニアボイスコイルアクチュ
    エータのプローブの制御方法。
  8. 【請求項8】請求項1記載の方法において、Fθsがゼ
    ロであることを特徴とするリニアボイスコイルアクチュ
    エータのプローブの制御方法。
  9. 【請求項9】請求項1記載の方法において、Fθsが変
    数であることを特徴とするリニアボイスコイルアクチュ
    エータのプローブの制御方法。
  10. 【請求項10】請求項1記載の方法において、zおよび
    θがプローブに取り付けられた各々のエンコーダによっ
    て求められることを特徴とするリニアボイスコイルアク
    チュエータのプローブの制御方法。
  11. 【請求項11】請求項1記載の方法において、事前にプ
    ログラムされた命令が、z、θ、Fzd、Fzs、Fθ
    dおよびFθsに関する一連の時間に従属する値を含む
    ルーチンを規定していることを特徴とするリニアボイス
    コイルアクチュエータのプローブの制御方法。
  12. 【請求項12】請求項11記載の方法において、z、
    θ、Fzd、Fzs、FθdおよびFθsに関する時間
    に従属する値の少なくとも1個がゼロであることを特徴
    とするリニアボイスコイルアクチュエータのプローブの
    制御方法。
  13. 【請求項13】請求項12記載の方法において、前記ル
    ーチンが反復されることを特徴とするリニアボイスコイ
    ルアクチュエータのプローブの制御方法。
  14. 【請求項14】リニアボイスコイルアクチュエータのコ
    ントローラであって、前記アクチュエータはプローブに
    行使された制御力に応答して並進(z)および回転
    (θ)により可動なプローブを備えており、前記コント
    ローラが、 並進(z)における前記プローブの位置を求めるために
    前記プローブと接続された第1のエンコーダ手段と、 回転(θ)における前記プローブの位置を求めるために
    前記プローブと接続された第2のエンコーダ手段と、 前記プローブに前記力(F)を行使するための電圧装置
    手段と、 前記プローブの実際のz、θおよびFを監視するための
    コンピュータ手段であり、 前記コンピュータ手段はプローブルーチンを受信するた
    めの入力を有しており、前記プローブルーチンはz、θ
    およびFに関する一連の所定の値を含むものである、前
    記コンピュータ手段と、 前記コンピュータ手段に備えられ、前記プローブの運動
    を制御するために前記プローブルーチンのz、θおよび
    Fに関する一連の所定の値と、前記実際のz、θおよび
    Fとを比較するための比較器と、 を含むことを特徴とするリニアボイスコイルアクチュエ
    ータのコントローラ。
  15. 【請求項15】請求項14記載のコントローラにおい
    て、前記制御力Fが、 前記プローブを軸方向の並進により移動させるための直
    線方向の動的成分(Fzd)と、 プローブを前記軸を中心とする回転により動作させるた
    めの角方向の動的成分(Fθd)と、 前記プローブに対する軸方向の力に反作用する直線方向
    の静的成分(Fzs)と、 前記プローブに対する回転力に反作用する角方向の静的
    成分(Fθs)と、 を含むことを特徴とするリニアボイスコイルアクチュエ
    ータのコントローラ。
  16. 【請求項16】請求項15記載のコントローラにおい
    て、Fzsを測定するための前記プローブに取り付けら
    れたロードセルをさらに含むことを特徴とするリニアボ
    イスコイルアクチュエータのコントローラ。
  17. 【請求項17】請求項15記載のコントローラにおい
    て、Fθsを測定するためのプローブに取り付けられた
    トルク計をさらに含むことを特徴とするリニアボイスコ
    イルアクチュエータのコントローラ。
  18. 【請求項18】請求項15記載のコントローラにおい
    て、前記コンピュータ手段内に、前記プローブの線速度
    (v)、線加速度(a)、角速度(ω)および角加速度
    (α)を計算するための電子式計算装置をさらに含むこ
    とを特徴とするリニアボイスコイルアクチュエータのコ
    ントローラ。
  19. 【請求項19】請求項18記載のコントローラにおい
    て、前記比較器がFzdを制御するためにz、vおよび
    aの値を使用することを特徴とするリニアボイスコイル
    アクチュエータのコントローラ。
  20. 【請求項20】請求項18記載のコントローラにおい
    て、前記比較器がFθdを制御するためにθ、ωおよび
    αの値を使用することを特徴とするリニアボイスコイル
    アクチュエータのコントローラ。
  21. 【請求項21】請求項18記載のコントローラにおい
    て、事前にプログラムされた命令が、z、θ、Fzd、
    Fzs、FθdおよびFθsに関する一連の時間従属値
    を含むルーチンを規定していることを特徴とするリニア
    ボイスコイルアクチュエータのコントローラ。
  22. 【請求項22】請求項21記載のコントローラにおい
    て、z、θ、Fzd、Fzs、FθdおよびFθsに関
    する時間従属値の少なくとも1個がゼロであることを特
    徴とするリニアボイスコイルアクチュエータのコントロ
    ーラ。
  23. 【請求項23】請求項22記載のコントローラにおい
    て、前記ルーチンが反復されることを特徴とするリニア
    ボイスコイルアクチュエータのコントローラ。
JP10346196A 1997-12-05 1998-12-04 リニアボイスコイルアクチュエータのプローブの制御方法およびそのコントローラ Pending JPH11316608A (ja)

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