JP2000071189A - ロボット把持装置のワ―クピ―ス獲得判定方法 - Google Patents

ロボット把持装置のワ―クピ―ス獲得判定方法

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JP2000071189A
JP2000071189A JP11229313A JP22931399A JP2000071189A JP 2000071189 A JP2000071189 A JP 2000071189A JP 11229313 A JP11229313 A JP 11229313A JP 22931399 A JP22931399 A JP 22931399A JP 2000071189 A JP2000071189 A JP 2000071189A
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opposing fingers
opposing
robot
fingers
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E Stagnitt Joseph
イー スタグニット ジョセフ
Camiel J Raes
ジョン ラエス カミエル
A White James
エー ホワイト ジェームス
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Eastman Kodak Co
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    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1612Programme controls characterised by the hand, wrist, grip control
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/37Measurements
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出器/センサや、検出器/センサのロボッ
トコントローラ連結用インターフェイス部品を追加せず
に、ワークピースや把持力を検出する。 【解決手段】 ロボット把持アセンブリ10(サーボ制
御されていることが好適)がワークピース24を獲得し
たか否かを検出する方法。ロボット把持アセンブリ10
は、少なくとも2本の対向指12を有する。ワークピー
ス24を獲得するために、ロボット把持アセンブリ10
に指令を送って、所定位置Aまで対向指12を接近移動
させるが、この所定位置Aは、ワークピース24の見込
み寸法Bより小さい。接近移動が完了した時点での2本
の対向指12の移動を計量し、実位置と所定位置Aとを
比較して位置誤差を求め、位置誤差がゼロでない場合、
つまり、対向指12がワークピース24に干渉するため
に所定位置Aまで移動できない場合、対向指12がワー
クピース24を獲得したことを認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ロボット
把持装置に関し、特に、かかるロボット把持装置に関連
して用いられ、部品の存在や把持力を検出するシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、多様のロボット把持装
置がある。例えば、空気式、油圧式、モータ制御式のシ
ステム等がある。これらのシステムをロボットに適用し
た場合、現在は一般的に、把持アセンブリ内に装着した
センサを用いて部品やワークピースの存在を検出する。
かかるセンサあるいは追加のセンサを用いて、ロボット
把持アセンブリによって加えられる把持力を測定しても
よい。これは特にロボット把持アセンブリがサーボ制御
されている場合に行われる。例えば、オオツカ等による
米国特許第5,671,962号には、二本指ロボット
把持アセンブリが開示されている。ここでは、いずれか
の指に取り付けられたワーク検出器から送出される信号
をロボットコントローラが受信する。このワーク検出器
の信号は、指の間にワークピースが有るか否かを示す。
動作を説明する。コントローラは、算出された最適把持
力を得るために必要とされるサーボモータの出力トルク
を計算し、これに基づいてサーボモータを制御する。か
かる計算はメモリに記憶された参照テーブルに基づいて
行われる。
【0003】ザレムスキー(Zaremsky)等によ
る米国特許第4,579,380号には、電気モータを
動力源とするロボット把持器の力サーボ制御が教示され
ている。力サーボ制御を行うために、一つ以上の取付ブ
ロックと一体に力変換機を設ける。これにより、複数の
取付指の一本に加えられる負荷を、力変換機に隣接配置
された取付ブラケットのピボットおよびレバー動作によ
ってモニタする。光軸エンコーダが提供する正確な位置
情報を用いて位置サーボ制御タスクを行う。また、複数
の指取付ブロックの一つの上側にはリミットスイッチが
設けられており、このスイッチにより、エンコーダの公
知のマーカーパルスを識別し、設計上許容された位置を
超えてブロックを移動すると生じる可能性がある損傷か
ら、装置を保護する。
【0004】ジョンソン(Johnson)による米国
特許第4,533,167号には、目的物に加えられた
把持力に対してマニピュレータを制御可能な制御システ
ムを有するロボットマニピュレータ構造が教示されてい
る。Johnsonの構造では、流体圧ソースが利用さ
れる。例えば、空気式ソースや、圧力や流体流に反応す
る変換機や、把持力に反応して変化する可変流体流制限
手段等である。ロボットマニピュレータが目的物を把持
し、流体圧の変化を探知して制御に使用できるように制
限手段を変化させると、力が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
検出器/センサ、またはかかる検出器/センサをロボッ
トコントローラに連結するためのインターフェイス部品
を追加せずに、ワークピースや把持力を検出可能なロボ
ット把持システムおよび方法は、教示されていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、ロボット把持装置の対向指が部品を獲得したこと
を検出する方法を提供することである。これは、対向指
の間の空間に関して、指令された空間と、実際の空間と
を比較することにより行う。
【0007】本発明の別の目的は、専用のセンサ/検出
器を設けずに部品の存在を検出可能なサーボ制御ロボッ
ト把持装置を使用する方法およびシステムを提供するこ
とである。
【0008】本発明の更に別の目的は、センサ/検出器
を設けずにワークピースに加えられた把持力を制御およ
び/またはモニタ可能であるサーボ制御ロボット把持装
置を提供することである。
【0009】本発明の更に別の目的は、専用のセンサ/
検出器を設けずに部品あるいはワークピースの寸法を検
出するために使用できるサーボ制御ロボット把持装置を
提供することである。
【0010】本発明の上記およびその他多数の特徴、目
的、効果は、以下の詳細な説明、請求項、図面により明
らかになるであろう。これらの特徴、目的、効果は、ロ
ボット把持装置のサーボ制御システムを用いて達成され
る。サーボコントローラがサーボモータに対して所定位
置を指示した場合、「指令位置」と「実位置」との差に
比例したオフセットを位置誤差と呼ぶ。かかる位置誤差
は、位置フィードバックセンサ反応の結果であり、サー
ボ機構が指令位置に達していないことを示す。サーボ位
置の指令は、部品の見込み寸法を超えて把持器が閉じ、
かつ、力制限制御により把持器が部品上で停止するよう
に行われる。力制限制御は、モータへ供給する最大電流
を制限する等の方法で行われる。把持器と部品とが干渉
すれば、つまり、部品が実際に把持されれば、位置誤差
が生じる。この位置誤差を用いて、部品の存在や把持力
を示すことができる。位置誤差が無ければ、部品が把持
器によって把持されていないことを示す。これは、サー
ボ機構によって把持器が部品の最小寸法より小さい空間
を残す位置まで閉じられるためである。位置誤差が検出
された場合、部品が存在する。更に、把持力の大きさも
制御可能である。これは、制御ソフトウェアを用いてサ
ーボモータ電流を制御して行う。また、適切に較正され
たシステムであれば、把持器の「実位置」を以って、現
在把持している部品の寸法を検出できる。動作を説明す
る。ロボット制御システムが把持器に指令を送り、部品
の見込み寸法よりわずかに狭い位置まで閉じさせる。把
持器が部品を把持することにより部品と干渉すると、指
令位置まで移動できない。この結果、把持器の指には制
限された力が加わり、指の間で部品を確実に保持でき
る。部品を保持した後、ロボット制御システムは、実位
置と部品の見込み位置とが適切に相関するか否かを検出
する。上記のように動作するためには、ロボット制御シ
ステムが部品の寸法をメモリ等に記憶している必要があ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、ロボット把持アセンブリ
10の正面図である。ロボット把持アセンブリ10は、
少なくとも2本の対向指12を有する。これら対向指1
2の動作は、サーボモータ14によって駆動される。サ
ーボモータ14のシャフト17にはエンコーダ16が接
続されている。サーボモータ14の動作は、ロボット制
御システムないしマイクロプロセッサ18により制御さ
れる。サーボモータ14は、双方向に動作することでラ
ック/ピニオンアセンブリ20を駆動してもよい。ラッ
ク/ピニオンアセンブリ20から対向指12が伸びてい
る。このように、サーボモータ14は対向指12を互い
に遠ざけたり近づけたりする方向に移動できる。モータ
14の回転中、エンコーダ16はエンコーダパルスをマ
イクロプロセッサ18に送信する。これにより、マイク
ロプロセッサ18は対向指12が移動する距離を算出で
きるので、対向指12の実際の位置または対向指12間
の空間を算出できる。エンコーダパルスはエンコーダワ
イヤ22を介して送信される。図1に示す対向指12
は、ワークピースないし部品24を把持するための位置
にある。
【0012】本発明に係る方法の動作を説明する。マイ
クロプロセッサ18はロボット把持アセンブリ10に指
令を送り、所定の位置または空間Aを残す位置まで閉じ
させる。空間Aはワークピース24の見込み寸法よりも
わずかに狭い。このように、対向指12は、ワークピー
ス24を把持してこれと干渉すると、マイクロプロセッ
サ18が指令した所定位置まで到達しない。この結果、
制限された力が対向指12からワークピース24に加わ
り、ワークピース24が確実に保持される。対向指12
がワークピース24を保持すると、マイクロプロセッサ
18は位置誤差を決定する。位置誤差は、所定位置Aに
到達するために必要なエンコーダカウントの数と、実位
置Bに到達するために必要なエンコーダカウントの数と
の差に等しい。この例では、ワークピース24の寸法
は、当然、マイクロプロセッサ18のメモリ内に記録さ
れている。各エンコーダカウントは、当然、実際の距離
値に換算可能である。実際に対向指12が所定位置Aま
で移動すれば、位置誤差はゼロになる。これにより、マ
イクロプロセッサは、ワークピース24が対向指12の
間に把持されていないことを認識する。図2では、サー
ボモータ14がマイクロプロセッサ18の指令によって
所定位置または既知の部品寸法Bよりわずかに狭い空間
Aを残す位置まで移動した後に、対向指12がワークピ
ース24を獲得した様子を示す。つまり、図2に示すよ
うに、ワークピース24が対向指12の間に保持されて
いるので、対向指12は実位置つまり対向指12間に空
間Bを残す位置までしか到達できず、そのため、位置A
と位置Bとの差である位置誤差が生じる。位置誤差によ
ってマイクロプロセッサに、対向指12の間にワークピ
ース24が把持されていることを知らせる。一方、図3
では、対向指12がサーボモータ14に駆動されて位置
Aまたは対向指12間に空間Aを残す位置まで到達して
いる。所定位置Aに到達すると、実位置Bと所定位置A
とは同じになる。これは、位置誤差がゼロであることを
示す。この結果、マイクプロセッサ18は、ワークピー
ス24が対向指12の間に把持されていないことを認識
する。
【0013】ワークピース24の寸法が未知の場合、ロ
ボット把持アセンブリ10に指令を送り、ある「位置誤
差」を超える位置まで対向指12を閉じることができ
る。これは、ワークピースの干渉によって生じる把持力
に比例する。この場合、実位置は部品の寸法である。も
ちろん、これを行うためには、適切に較正されたサーボ
システムを既知の開始位置から動作させることが必要で
ある。
【0014】図4は、ロボット把持アセンブリ10を制
御するために使用可能な基本的なサーボシステムの略図
である。マイクロプロセッサ18はかかるシステムのイ
ンテリジェントコントローラであり、パワー増幅器30
を介して動作に関する指令を出力する。パワー増幅器3
0はマイクロプロセッサの低電圧指令を、サーボモータ
14を駆動するために適切な比率の信号に変換する。サ
ーボモータ14が回転すると、シャフトエンコーダ16
がパルス列、つまり回転量に比例した一連のパルスを出
力する。パルス列は位置カウンタ32に送られる。位置
カウンタ32はマイクロプロセッサ18によってモニタ
される。これにより、マイクロプロセッサ18は、把持
指の所定位置と実位置との間の位置誤差を算出できる。
これは、把持指が所定位置に到達するために必要なエン
コーダパルス数と、位置カウンタ32に実際に送信され
たエンコーダパルス数との差として算出される。
【0015】図5は、本発明に係る方法を実施する際に
使用するソフトウェアの論理図である。この論理図は簡
略化されており、既にワークピース24の近接位置にロ
ボット把持アセンブリ10が配置されているところから
始まる。つまり、ロボットアームは既に操作され、ワー
クピース24を把持する位置にロボット把持アセンブリ
10が配置されている。この時点で、サーボモータ14
に指令を発し、部品の見込み寸法よりわずかにせまい空
間を対向指12の間に残す位置まで対向指12を接近移
動させてワークピース24をクランプする(機能ブロッ
ク40)。ロボット制御システム18は、対向指12が
把持動作を完了するまで待つ(機能ブロック42)。対
向指12による把持動作が完了すると、ロボット制御シ
ステム18は対向指12の実位置を検知する(機能ブロ
ック44)。これは、ロボット制御システム18に送信
されたエンコーダパルスの数として検知できる。次に、
ロボット制御システム18は、対向指12が移動してワ
ークピース24と干渉した結果、対向指12が到達した
実位置が所定位置と異なってしまったか否かを判定する
(判定ブロック46)。異ならない場合、部品は存在し
ない。異なる場合、部品が存在する。
【0016】図6は、本発明の方法を実施するための論
理図である。ここでは、かかる方法によりワークピース
24が成功裏に対向指12の間に保持されたか否か、お
よび部品またはワークピース24の大きさが特定の許容
寸法範囲内であるか否かの双方を検出する。ここでも、
ロボット制御システムがロボットアームを既に移動させ
て、対向指12をワークピース24を把持する位置に配
置しているとの仮定のもとに、論理図を簡略化して示
す。この時点で、ロボット制御システム18から指令を
受けたサーボモータ14が、所定位置または特定のワー
クピース24に対する許容寸法範囲の下限よりわずかに
狭い空間を把持指12間に残す位置まで、把持指12を
移動させる(機能ブロック50)。ロボット制御システ
ム18は、対向指12の動作が完了するまで待つ(機能
ブロック52)。対向指12の動作は、サーボモータ1
4が回転を止めると完了する。もちろん、サーボモータ
14が回転を止めると、ロボット制御システム18に送
出されるエンコーダパルスの流れも止まる。対向指12
の動作完了後、ロボット制御システムは、対向指12の
実位置つまり対向指12間の空間を検出する(機能ブロ
ック54)。この時点で、ロボット制御システム18
は、対向指12が到達した実位置が、その特定のワーク
ピース24に対する許容寸法範囲内であるか否かを判定
する(判定ブロック56)。範囲内である場合、ワーク
ピース24は成功裏に対向指12の間に把持され、かつ
その大きさが許容寸法内であることになる。一方、範囲
外である場合、ロボット制御システム18は、対向指1
2が到達した実位置が所定位置とは異なるか否かを判定
する(判定ブロック58)。異なる場合、ワークピース
24は対向指12の間に成功裏に把持されたが、その大
きさは容認できる許容寸法範囲内ではないことになる。
一方、異ならない場合、ワークピース24は対向指12
の間に把持されていない。
【0017】本発明の方法を実行する場合、対向指12
の接近方向の移動先である所定位置は、もちろん、部品
の見込み寸法により異なる。さらに、部品の見込み寸法
と、対向指12が把持動作を行うための移動先である所
定位置との差は、特定の把持アセンブリや特定のワーク
ピース24に対して経験的に決定してよい。例えば、約
1〜40mm範囲のワークピースに対しては、サーボモ
ータ14に指令を送って対向指12を駆動し、部品の見
込み寸法24から約1mm狭い所定の空間を残す位置ま
で対向指12を移動することで、本発明を適切に実行で
きることが判明している。
【0018】ロボット制御システム18が認識可能な位
置誤差を検出した場合、対向指12の間には部品があ
り、ワークピース24に加わる把持力の大きさは、制御
サーボモータ14に供給される電流を制御するロボット
制御システムのソフトウェアによって制御可能であるこ
とが分かる。つまり、サーボモータ14に駆動された結
果対向指12がワークピース24に加える把持力は、ロ
ボット制御システム18により調整できる。
【0019】当業者には、本発明の実施にあたり、エン
コーダ16を他の型のセンサ装置で代用しても良いこと
が分かるであろう。エンコーダ16を用いることが好ま
しいが、例えば、ホールセンサ(Hall sensor)をサー
ボモータ14に装着してもよい。かかる方法では、ホー
ルセンサを用いてサーボモータ14の回転を計量でき
る。その場合、マイクロプロセッサは、ホールセンサか
らの信号を用いて対向指12の移動距離を算出し、実位
置または対向指12の間の空間を算出する。他の型のセ
ンサも使用可能である。センサの目的は対向指の位置ま
たは対向指の間の空間を測定することであるから、セン
サをモータに直接取り付けて回転運動を追跡したり、装
置のこれ以外の適所(ラック/ピニオンアセンブリや対
向指12等)に取り付けて直線運動を追跡したりでき
る。回転あるいは直線運動を追跡できるセンサは多様で
ある。各種抵抗、ホール効果、容量、インダクタンス等
を利用したレゾルバ、光学エンコーダ、滑動または回転
位置センサ装置等である。かかる適用のために、「計量
する」「測定する」および「追跡する」との表現を回転
運動に関連して用いた場合、これら各タイプの回転運動
センサの動作を含む。同様に、これらの表現を直線運動
に関連して用いた場合、これら各タイプの直線運動セン
サの動作を含む。
【0020】当業者においては、対向指12をワークピ
ースに形成された穴に位置決めし、サーボモータ14に
指令を送って、所定位置または穴の寸法より大きな空間
を形成する位置に対向指12を移動させることで、対向
指12によってワークピースを獲得できることが分かる
であろう。ワークピースを成功裏に獲得したら、上記の
ように、ワークピースとの干渉により位置誤差が生じ、
対向指12は所定位置まで移動できない。
【0021】また、当業者においては、サーボモータ1
4を、ステップモータ、油圧式システム、空気式システ
ム等の別のタイプの駆動機で代用して本発明を変形でき
ることが分かるであろう。かかるシステムは力制御機能
を持たなくてもよい。また、油圧式および空気式のシス
テムは本質的に大型になるという欠点がある。
【0022】上記のように、本発明を十分に適合させ
て、上記の目的や、本方法において明白あるいは本質的
な効果を十分に達成できる。
【0023】また、ある特徴やその組み合わせは有用で
あり、他の特徴や組み合わせを参照しながら用いてもよ
い。これらは、本出願の請求項において意図され、また
その範囲中に含まれる。
【0024】本発明の範囲を逸脱することなく多くの実
施の形態を構成できるので、本明細書の説明および添付
図面の事例は、本発明の一例に過ぎず、本発明を制限す
るものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 把持アセンブリの指がワークピースを獲得す
る位置にある場合のロボット制御システムに連結したロ
ボット把持アセンブリの正面略図である。
【図2】 把持アセンブリの指がワークピースを獲得し
た場合のロボット制御システムに連結したロボット把持
アセンブリの正面略図である。
【図3】 把持アセンブリの指がワークピースを獲得し
なかった場合のロボット制御システムに連結したロボッ
ト把持アセンブリの正面略図である。
【図4】 ロボット把持アセンブリを制御するために使
用可能な基本的なサーボシステムを示す略図である。
【図5】 本発明に係る方法を実行する際に使用し、把
持アセンブリが実際にワークピースを獲得したか否かを
検出するソフトウェアの論理図である。
【図6】 本発明に係る方法を実行する際に使用し、ワ
ークピースが成功裏に把持アセンブリに獲得されたか否
か、およびワークピースが特定の許容寸法範囲内である
か否かを検出するソフトウェアの論理図である。
【符号の説明】
A 所定位置、B 実位置、10 ロボット把持アセン
ブリ、12 対向指、14 サーボモータ、16 エン
コーダ、18 ロボット制御システムまたはマイクロプ
ロセッサ、20 ラック/ピニオンアセンブリ、24
ワークピースまたは部品、30 パワー増幅器、32
位置カウンタ、40,42,44,46,50,52,
54 機能ブロック、56,58 決定ブロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームス エー ホワイト アメリカ合衆国 ニューヨーク州 コーン サス ナイバー ロード 6569

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2本の対向指を有するロボッ
    ト把持アセンブリがワークピースを獲得したか否かを判
    定する方法であって、 サーボモータ制御のロボット把持アセンブリに送信され
    た指令信号に応じて、ワークピースを獲得するために前
    記少なくとも2本の対向指をワークピースの見込み寸法
    とは異なる所定位置に移動するステップと、 前記移動ステップにおける前記少なくとも2本の対向指
    の移動が完了した時点で、回転数から、前記少なくとも
    2本の対向指の実位置を追跡するステップと、 位置誤差を検出するために、前記実位置を前記所定位置
    と比較するステップと、 位置誤差がゼロでない場合に、前記少なくとも2本の対
    向指がワークピースを獲得したことを認識するステップ
    と、 を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも2本の対向指を有するロボッ
    ト把持アセンブリがワークピースを獲得したか否かを判
    定し、前記ワークピースが許容寸法範囲以内であるか否
    かを判定する方法であって、 サーボモータ制御のロボット把持アセンブリに送信され
    た指令信号に応じて、ワークピースを獲得するために前
    記少なくとも2本の対向指をワークピースの見込み許容
    寸法範囲未満である所定位置に接近移動させるステップ
    と、 実位置を検出するために、前記接近移動ステップ中、前
    記少なくとも2本の対向指の移動が完了するまで前記少
    なくとも2本の対向指の動きを追跡するステップと、 位置誤差を検出するために、前記実位置がワークピース
    の見込み寸法許容範囲以内であるか否かを検出するステ
    ップと、 前記実位置が前記所定位置より大である場合、前記少な
    くとも2本の対向指がワークピースを獲得したことを認
    識し、前記実位置がワークピースの見込み寸法許容範囲
    以内にある場合、前記ワークピースが許容可能な大きさ
    を有することを認識するステップと、 を有することを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも2本の対向指を有する、サー
    ボモータ制御のロボット把持アセンブリがワークピース
    を獲得したか否かを判定する方法であって、 ワークピースを獲得するために、ワークピースの見込み
    寸法未満である所定位置まで前記少なくとも2本の対向
    指を接近移動させるように、前記サーボモータ制御のロ
    ボット把持アセンブリに指令を送るステップと、 前記指令ステップに応じて前記少なくとも2本の対向指
    の移動が完了するまで、前記サーボモータの回転量を測
    定するステップと、 前記回転量を使用して、前記指令ステップに応じて前記
    少なくとも2本の対向指の移動が完了した時点での前記
    2本の対向指の実位置を検出するステップと、 位置誤差を検出するために、前記実位置と前記所定位置
    とを比較するステップと、 前記位置誤差がゼロでない場合に、前記少なくとも2本
    の対向指がワークピースを獲得したことを認識するステ
    ップと、 を有することを特徴とする方法。
JP11229313A 1998-08-27 1999-08-13 ロボット把持装置のワ―クピ―ス獲得判定方法 Pending JP2000071189A (ja)

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