JPH0479630B2 - - Google Patents

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JPH0479630B2
JPH0479630B2 JP2080820A JP8082090A JPH0479630B2 JP H0479630 B2 JPH0479630 B2 JP H0479630B2 JP 2080820 A JP2080820 A JP 2080820A JP 8082090 A JP8082090 A JP 8082090A JP H0479630 B2 JPH0479630 B2 JP H0479630B2
Authority
JP
Japan
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noodles
boiled
noodle
instant
dried
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2080820A
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English (en)
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JPH03280850A (ja
Inventor
Masao Niitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMURA MIKIO
Original Assignee
IMURA MIKIO
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、中華麺(ラーメン)、素麺、うどん
等の麺類を、新鮮さを維持した状態で即席麺に加
工するようにした即席麺の製造法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、一般に流通している麺類として、生麺、
茹麺、乾燥麺、即席麺等各種のものがあり、それ
ぞれの製造方法、製造装置、流通方法が知られて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記生麺、茹麺においては、流通段階で冷蔵状
態を保持しても数日程度しかもたず、保存性が悪
いという問題点がある。また、茹麺の場合には、
茹でてから食べるまでに長い時間を経ているの
で、食味が悪化するという問題点がある。
乾燥麺においては、保存性が良好であるが、食
べるときに茹でる時間が長く掛る上に、食味が生
麺より落ちるという問題点がある。
インスタントラーメンで代表される即席麺は、
食べるときに熱湯を注ぐだけでよいので簡便では
あるが、麺線を茹でてから高熱で高速乾燥してい
るので、乾燥麺同様に食味が落ちるという問題点
があつた。
本発明は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、特に食味が良好となるようにした即席
麺の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の即席麺の
製造方法は、生麺線を茹処理し、水洗した後に水
切りし、この状態で急速冷凍し、完全冷凍した茹
麺を15〜18℃の水雰囲気の中で解凍して乾燥する
ようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の方法によつて、加工された即席麺は、長
期間の保存、即席食用が可能な上、生鮮さを長期
間保持して、しかも食味が良好である。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
図において、符号1は冷凍兼乾燥室で、この冷
凍兼乾燥室1内には、複数の麺裁置台2、送風機
3およびクーラー4、ヒーター5等が収容され、
また、外壁には吸気穴6、排気穴7等が設けられ
ている。
上記麺裁置台2は、立方体の形状をした枠体8
に、底面が網体からなる多数の折9,9……を裁
置する台を、側面で中央位置にある枠体8に対し
ピン10を介して枢支し、ピン10を中心に所定
の範囲で回動、係止可能に設けている。また、麺
裁置台2には、車輪11が装備されていて自在に
移動可能となつている。
上記送風機3は、架台12上に、支柱13を介
して上下2台の、整風翼14を有するフアン15
を支持しており、整風翼14により風向きを変え
ることができると共に、支柱13は上下に伸縮可
能となつている。また、架台12には車輪16が
設けられていて、送風機全体が移動自在となつて
いる。
なお、吸気穴6、排気穴7には、それぞれ開閉
扉が設けられている。また、クーラー4とヒータ
ー5は選択的に使用されるものであり、ヒーター
5には加湿装置を併設している。
次に、上記装置を用いた即席麺の製造の実際に
ついて説明する。
まず、生麺線を茹処理し、水洗して水切りす
る。水切りされた茹麺17は、折9に並べられて
麺裁置台2の各台上に載せられる。麺裁置台2を
冷凍兼乾燥室1内にいれ、吸気穴6、排気穴7の
扉を閉じた状態でクーラー4を働かせて−20〜30
℃の温度で茹麺17を急速に冷凍、凍結させる。
茹麺17が完全に冷凍した時点でクーラー4の
作動を停止し、ヒーター5および加湿装置を作動
させ、室内を15〜18℃の水雰囲気になるよう制御
しながら送風機3を作動させて茹麺17に高湿風
を当て解凍させる。解凍が終了した時点で加湿機
の作動を停止し、それまでの15〜18℃の雰囲気温
度で茹麺17を乾燥させる。このとき、室内の湿
度を低く保ち、茹麺17が水分を発散し易いよう
にし、麺から発散された高湿空気は排気穴7から
室外に排出され、吸気穴6から乾燥した空気を吸
入させる。
これら冷凍から乾燥までの管理、制御は、室内
に設けた湿度計、温度計等によりクーラー4、ヒ
ーター5をオン・オフし、吸気穴6、排気穴7の
扉を開閉する操作を、自動的に制御する自動制御
装置により行うようにしてある。また、茹麺17
の乾燥を均一化するために、麺裁置台2、折9の
傾斜方向、送風機3の風の方向等を調節する。
このようにして乾燥された中華麺(22〜24番)、
素麺(26〜28番)のような細い麺は、くつつきが
なくて滑りが良く、腰の強い、茹でのびの少ない
麺となり、生麺と変らない生鮮さを保持した即席
麺ができあがる。そして、調理時には、従来の即
席面と同様の手軽るさで熱湯を注いで3分程度経
つてから食べることができる。
このような方法で製品化した乾燥麺は、熱湯で
戻して食べるときに、生麺と変らない食味が得ら
れ、また、常温でもかなり長期間の保存が利くこ
とが確認された。また、この方法は、細い麺ばか
りでなく。太い麺(うどんのような10〜14番のも
の)にも適用できる。さらに、半乾燥状態の製品
に仕上げることもでき、この場合には保存日数が
短くなるが、食味は良好となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の即席麺の製造方
法によれば、生麺を水洗、水切りした直後に急速
冷凍し、15〜18℃の水雰囲気中で解凍して乾燥す
るので、麺の鮮度を良好に保持した状態で長期間
の保存ができる。しかも麺線のくつつきがなくて
滑りが良く、熱湯による戻りが早く、茹でのびが
遅く、食味が良好な即席麺が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための装置の
概要を示す側面図である。 1……冷凍兼乾燥室、2……麺裁置台、3……
送風機、4……クーラー、5……ヒーター、6…
…吸気穴、7……排気穴、8……枠体、9……
折、10……ピン、11,16……車輪、12…
…架台、13……支柱、14……整風翼、15…
…フアン、17……茹麺。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 生麺線を茄処理し、水洗した後に水切りし、
    この状態で急速冷凍し、完全冷凍した茹麺を15〜
    18℃の水雰囲気の中で解凍して乾燥するようにし
    たことを特徴とする即席麺の製造方法。
JP2080820A 1990-03-30 1990-03-30 即席麺の製造方法 Granted JPH03280850A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2080820A JPH03280850A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 即席麺の製造方法

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JP2080820A JPH03280850A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 即席麺の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPH03280850A JPH03280850A (ja) 1991-12-11
JPH0479630B2 true JPH0479630B2 (ja) 1992-12-16

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6085115B2 (ja) * 2012-08-09 2017-02-22 ヤマダイ株式会社 ノンフライ食品の製造方法
CN109744473A (zh) * 2019-03-13 2019-05-14 想念食品股份有限公司 改善面条吸附性能的方法和面条

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JPH03280850A (ja) 1991-12-11

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