JPH047932B2 - - Google Patents
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- JPH047932B2 JPH047932B2 JP9235385A JP9235385A JPH047932B2 JP H047932 B2 JPH047932 B2 JP H047932B2 JP 9235385 A JP9235385 A JP 9235385A JP 9235385 A JP9235385 A JP 9235385A JP H047932 B2 JPH047932 B2 JP H047932B2
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- electrode
- ceramic
- tube
- electromagnetic flowmeter
- ceramic tube
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、セラミツク材料を使用した電磁流量
計用測定管の製造方法に関する。
計用測定管の製造方法に関する。
従来、この種電磁流量計用測定管の製造方法に
おいては、第4図に示すようにセラミツク管1の
電極取付用孔2に、金属あるいは導電性セラミツ
クで形成された電極3をインサートして焼成する
ものが採用されている。
おいては、第4図に示すようにセラミツク管1の
電極取付用孔2に、金属あるいは導電性セラミツ
クで形成された電極3をインサートして焼成する
ものが採用されている。
ところが、前者すなわち電極3に金属を使用す
る場合にあつては、その金属がセラミツクの焼成
温度に対する耐久性を有すると共に、その熱膨張
係数がセラミツクの熱膨張係数に近似するという
条件を満たさなければならず、このため使用可能
な金属は例えば白金等の高価な金属に限定される
という問題があつた。
る場合にあつては、その金属がセラミツクの焼成
温度に対する耐久性を有すると共に、その熱膨張
係数がセラミツクの熱膨張係数に近似するという
条件を満たさなければならず、このため使用可能
な金属は例えば白金等の高価な金属に限定される
という問題があつた。
そこで、電磁流量計用測定管を経済的に製造す
るには、電極3の外径を小さくすることが考えら
れるが、この場合電磁流量計用の変換器側からみ
ると入力インピーダンスが高くなり、その性能に
悪影響を及ぼすという不都合がある。
るには、電極3の外径を小さくすることが考えら
れるが、この場合電磁流量計用の変換器側からみ
ると入力インピーダンスが高くなり、その性能に
悪影響を及ぼすという不都合がある。
また、後者すなわち電極3に導電性セラミツク
を使用する場合にあつては、組成により多少異な
るが、通常金属に比較して導電率が劣るため、前
記した場合と同様性能的に問題があつた。
を使用する場合にあつては、組成により多少異な
るが、通常金属に比較して導電率が劣るため、前
記した場合と同様性能的に問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る電磁流量計用測定管の製造方法
は、セラミツク製の電磁用芯棒を高融点導電性金
属で被覆することにより電磁流量計用の電極を形
成し、次いでこの電極を半焼成セラミツク管に穿
設した電極取付用孔に嵌挿することにより、電極
とセラミツク管とを一体化した後、これを焼成す
るものである。
は、セラミツク製の電磁用芯棒を高融点導電性金
属で被覆することにより電磁流量計用の電極を形
成し、次いでこの電極を半焼成セラミツク管に穿
設した電極取付用孔に嵌挿することにより、電極
とセラミツク管とを一体化した後、これを焼成す
るものである。
本発明においては、セラミツク製の電極用芯棒
を高融点導電性金属で被覆することにより電極を
形成したから、使用する金属量を少なくすること
ができるだけでなく、電極径を大きくすることが
でき、かつ電極の熱膨張係数とセラミツク管の熱
膨張係数とを略同一にすることができる。また、
電極と半焼成セラミツク管とを一体化して焼成す
るから、電極をセラミツク管に対し確実に固定す
ることができると共に、十分なシール性を得るこ
とができる。
を高融点導電性金属で被覆することにより電極を
形成したから、使用する金属量を少なくすること
ができるだけでなく、電極径を大きくすることが
でき、かつ電極の熱膨張係数とセラミツク管の熱
膨張係数とを略同一にすることができる。また、
電極と半焼成セラミツク管とを一体化して焼成す
るから、電極をセラミツク管に対し確実に固定す
ることができると共に、十分なシール性を得るこ
とができる。
第1図は本発明に係る電磁流量計用測定管の製
造方法を説明するための断面図である。同図にお
いて、符号11で示すものは電磁流量計用測定管
で、内部を被測定流体が流れるセラミツク管12
および被測定流体の各点に発生した起電力を検出
する円柱状の電極13からなり、2個の接続用配
管(図示せず)によつて挾圧保持される。前記セ
ラミツク管12は両端にフランジ14が設けられ
ており、軸線方向中央部には管内外に開口する2
個の電極取付用孔15が穿設されている。前記電
極13は、セラミツク製の電極用芯棒16を絞り
加工によつて有底筒状に形成された厚さ約0.5mm
の金属17で被覆してなり、前記電極取付用孔1
5に金属端面を前記セラミツク管12内に露呈さ
せ嵌挿されている。前記金属17は、測定管製造
時のセラミツク焼成温度1300〜1400℃より高い融
点をもつ白金あるいは白金−イリジウム合金等の
高融点導電性金属が使用されており、その外部露
呈端部にはリード線18が接続されている。
造方法を説明するための断面図である。同図にお
いて、符号11で示すものは電磁流量計用測定管
で、内部を被測定流体が流れるセラミツク管12
および被測定流体の各点に発生した起電力を検出
する円柱状の電極13からなり、2個の接続用配
管(図示せず)によつて挾圧保持される。前記セ
ラミツク管12は両端にフランジ14が設けられ
ており、軸線方向中央部には管内外に開口する2
個の電極取付用孔15が穿設されている。前記電
極13は、セラミツク製の電極用芯棒16を絞り
加工によつて有底筒状に形成された厚さ約0.5mm
の金属17で被覆してなり、前記電極取付用孔1
5に金属端面を前記セラミツク管12内に露呈さ
せ嵌挿されている。前記金属17は、測定管製造
時のセラミツク焼成温度1300〜1400℃より高い融
点をもつ白金あるいは白金−イリジウム合金等の
高融点導電性金属が使用されており、その外部露
呈端部にはリード線18が接続されている。
次に、このように構成された電磁流量計用測定
管の製造方法について説明する。
管の製造方法について説明する。
先ず、焼成セラミツク製の電極用芯棒16を金
属17で被覆することにより電磁流量計用の電極
13を形成する。次に、この電極13を半焼成の
セラミツク管12に穿設した電極取付用孔15に
嵌挿することにより電極13とセラミツク管12
とを一体化する。しかる後、これを焼成温度1300
〜1400℃で焼成する。
属17で被覆することにより電磁流量計用の電極
13を形成する。次に、この電極13を半焼成の
セラミツク管12に穿設した電極取付用孔15に
嵌挿することにより電極13とセラミツク管12
とを一体化する。しかる後、これを焼成温度1300
〜1400℃で焼成する。
このようにして電磁流量計用測定管11を確実
に製造することができる。
に製造することができる。
このように本発明による製造方法によれば、セ
ラミツク製の電極用芯棒16を高融点導電性金属
17で被覆することにより電極13を形成したか
ら、使用する金属量を少なくすることができるだ
けでなく、電極径を大きくすることができ、かつ
電極13の熱膨張係数とセラミツク管12の熱膨
張係数とを同一にすることができる。また、電極
13と半焼成のセラミツク管12とを一体化して
焼成するから、電極13をセラミツク管12に対
し確実に固定することができると共に、十分なシ
ール性を得ることができ(セラミツクの焼成によ
る収縮率は約20%)、しかも電極13の熱膨張係
数とセラミツク管12の熱膨張係数とが略同一で
あるから、温度変化があつてもシール性能は劣化
することがない。
ラミツク製の電極用芯棒16を高融点導電性金属
17で被覆することにより電極13を形成したか
ら、使用する金属量を少なくすることができるだ
けでなく、電極径を大きくすることができ、かつ
電極13の熱膨張係数とセラミツク管12の熱膨
張係数とを同一にすることができる。また、電極
13と半焼成のセラミツク管12とを一体化して
焼成するから、電極13をセラミツク管12に対
し確実に固定することができると共に、十分なシ
ール性を得ることができ(セラミツクの焼成によ
る収縮率は約20%)、しかも電極13の熱膨張係
数とセラミツク管12の熱膨張係数とが略同一で
あるから、温度変化があつてもシール性能は劣化
することがない。
なお、本実施例による電磁流量計用測定管11
の製造に際し、電極用芯棒16に焼成セラミツク
材料を使用する例を示したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、電極用芯棒16としては
縮み代が比較的小さいものを選択すれば半焼成セ
ラミツク材料でもよい。すなわち要するに、セラ
ミツク管12と電極用芯棒16とが同一の組成材
料で形成された場合、セラミツク管12の半焼成
温度と比較して電極用芯棒16の半焼成温度が高
いものを組み合わせて使用すればよい。
の製造に際し、電極用芯棒16に焼成セラミツク
材料を使用する例を示したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、電極用芯棒16としては
縮み代が比較的小さいものを選択すれば半焼成セ
ラミツク材料でもよい。すなわち要するに、セラ
ミツク管12と電極用芯棒16とが同一の組成材
料で形成された場合、セラミツク管12の半焼成
温度と比較して電極用芯棒16の半焼成温度が高
いものを組み合わせて使用すればよい。
また、本実施例においては、電極13を円柱状
に形成する例を示したが、本発明はこれに限定さ
れず、第2図に示すように断面テーパ形状の電極
19をセラミツク管20の電極取付用孔21に嵌
挿し、あるいは第3図に示すように段部22を有
する電極23をセラミツク管24の電極取付用孔
25に嵌挿してもよく、この場合管内の被測定流
体圧に対し電極19,23の取付強度が高くな
る。
に形成する例を示したが、本発明はこれに限定さ
れず、第2図に示すように断面テーパ形状の電極
19をセラミツク管20の電極取付用孔21に嵌
挿し、あるいは第3図に示すように段部22を有
する電極23をセラミツク管24の電極取付用孔
25に嵌挿してもよく、この場合管内の被測定流
体圧に対し電極19,23の取付強度が高くな
る。
さらに、本実施例においては、金属17を絞り
加工によつて有底筒状に形成して使用する例を示
したが、本発明はパイプに底面板を溶接したもの
を使用しても実施例と同様に測定管を製造できる
ことは勿論である。
加工によつて有底筒状に形成して使用する例を示
したが、本発明はパイプに底面板を溶接したもの
を使用しても実施例と同様に測定管を製造できる
ことは勿論である。
以上説明したように、セラミツク製の電極用芯
棒を高融点導電性金属で被覆することにより電磁
流量計用の電極を形成し、次いでこの電極を半焼
成セラミツク管に穿設した電極取付用孔に嵌挿す
ることにより、電極とセラミツク管とを一体化し
た後、これを焼成するので、使用する金属量を少
なくすることができるだけでなく、電極径を大き
くすることができ、かつ電極の熱膨張係数とセラ
ミツク管の熱膨張係数とを略同一にすることがで
きる。したがつて、経済的に製造でき、また従来
のように電磁流量計の性能に悪影響を及ぼすこと
がなく、しかもシール性にすぐれた電磁流量計用
測定管を得ることができる。
棒を高融点導電性金属で被覆することにより電磁
流量計用の電極を形成し、次いでこの電極を半焼
成セラミツク管に穿設した電極取付用孔に嵌挿す
ることにより、電極とセラミツク管とを一体化し
た後、これを焼成するので、使用する金属量を少
なくすることができるだけでなく、電極径を大き
くすることができ、かつ電極の熱膨張係数とセラ
ミツク管の熱膨張係数とを略同一にすることがで
きる。したがつて、経済的に製造でき、また従来
のように電磁流量計の性能に悪影響を及ぼすこと
がなく、しかもシール性にすぐれた電磁流量計用
測定管を得ることができる。
第1図は本発明に係る電磁流量計用測定管の製
造方法を説明するための断面図、第2図および第
3図は他の実施例における電極の取付構造を示す
断面図、第4図は従来の電磁流量計用測定管の製
造方法を説明するための断面図である。 11……電磁流量計用測定管、12……セラミ
ツク管、13……電極、15……電極取付用孔、
16……電極用芯棒、17……金属。
造方法を説明するための断面図、第2図および第
3図は他の実施例における電極の取付構造を示す
断面図、第4図は従来の電磁流量計用測定管の製
造方法を説明するための断面図である。 11……電磁流量計用測定管、12……セラミ
ツク管、13……電極、15……電極取付用孔、
16……電極用芯棒、17……金属。
Claims (1)
- 1 セラミツク製の電極用芯棒を高融点導電性金
属で被覆することにより電磁流量計用の電極を形
成し、次いでこの電極を半焼成セラミツク管に穿
設した電極取付用孔に嵌挿することにより、電極
とセラミツク管とを一体化した後、これを焼成す
ることを特徴とする電磁流量計用測定管の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235385A JPS61251716A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 電磁流量計用測定管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9235385A JPS61251716A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 電磁流量計用測定管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61251716A JPS61251716A (ja) | 1986-11-08 |
JPH047932B2 true JPH047932B2 (ja) | 1992-02-13 |
Family
ID=14052035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9235385A Granted JPS61251716A (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 | 電磁流量計用測定管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61251716A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4912838A (en) * | 1987-12-25 | 1990-04-03 | Yamatake-Honeywell Co., Ltd. | Method of manufacturing electrode for electromagnetic flowmeter |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP9235385A patent/JPS61251716A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61251716A (ja) | 1986-11-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |