JPH01169322A - 電磁流量計電極部の製造方法 - Google Patents

電磁流量計電極部の製造方法

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JPH01169322A
JPH01169322A JP32735987A JP32735987A JPH01169322A JP H01169322 A JPH01169322 A JP H01169322A JP 32735987 A JP32735987 A JP 32735987A JP 32735987 A JP32735987 A JP 32735987A JP H01169322 A JPH01169322 A JP H01169322A
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JP
Japan
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electrode
measuring tube
metal layer
paste
insertion hole
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JP32735987A
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Tsutomu Gotou
後藤 ▲つとむ▼
Toshihide Inami
井波 利英
Masayuki Nemoto
根本 政幸
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Azbil Corp
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Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はセラミックス製測定管を備えた電磁流量計に用
いて好適な電磁流量計電極部の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の電磁流量計における測定管としては一般
にステンレス鋼などで製作されてその内周面を絶縁ライ
ニングで被覆したものが使用されていたが、近年では非
導電性材料であるアルミナ(AttO3) fxどとい
ったセラミックス材料で焼結形成したものが開発され、
従来の絶縁ライニング付き金属製測定管と比較して耐食
性に優れ、また高温状態で使用しても変形せず、しかも
電極等の鋳込みも可能であるなどの多くの利点を奏する
ことから広く使用されるに至っている。そして、このよ
うなセラミックス製測定管を用いてなる電磁流量計の電
極構造としては種々の構造を有するものが提案実施され
ているが、その−例として例えば公表特許公報58−5
01552 号が知られている。
これは第6図(a) 、 (b)に示すように未焼成の
セラミックス材料(例オキサイドセラミックス)によっ
て円筒状に形成され周壁中央部に一対の電極挿通孔3を
対向して設けてなる成形体4の前記各電極挿通孔3に前
記電極1を挿入してその内端を前記成形体4内に臨ませ
、しかる後この状態で成形体4を約1800℃で焼成し
測定f(4)を得ると同時に前記電極1を電極挿通孔3
に一体焼成固定するようにしたものである。すなわち、
セラミックス材料が焼成によって収縮(At20.の場
合、約17〜20%収縮)する性質を利用して電極1と
測定管4の一体化および電極挿通孔3の液シールを計っ
たものである。
電極材料としては通常白金、白金合金等の貴金属が使用
され、その理由はこれらの金属がセラミックス材料の焼
成温度に対して十分な耐熱性を有すると共にその熱膨張
係数がセラミックスのそれと近似していることによる。
なお、5は測定管4の外周に組付けられる一対の励磁コ
イルである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したような未焼成のセラミックス製
成形体4中に電極1を組込み、該成形体4の焼成時に電
極1を測定管と一体化する方法では、電極挿通孔3を確
実にシールするため、電極1と挿通孔3の寸法公差を厳
密に設定すると共に電極1の周面と電極挿通孔3の内周
面を一定以上の滑らかな面粗さ(微細な凹凸のある面)
にする必要がある。しかし、電極挿通孔3は焼成前であ
るため脆く必要な面粗さを得る機械加工が難しく、工数
を要し、歩留りが悪いという問題点があった。
また、未焼成の電極挿通孔3に電極1を差し込む時、内
周面を傷つけ易く、組立時に注意を要する。
また焼成によるセラミックス材料の収縮率はセラミック
ス材料のロフトの違いあるいは同一ロットの場合でも製
作時期(特に温、湿度が影響するため季節、天候の違い
)により異なるもので、そのため電極1の外径および電
極挿通孔3の穴径を焼成毎に厳しく管理しなければなら
ず、寸法公差が適切でない場合は電極1の固定、液シー
ルが不良になったり焼成時の応力のため測定管4自体に
亀裂が入ったり破損するといった問題を招く虞れもあっ
た。
したがって、本発明では上記したような問題点を解決し
、電極の固定および電極挿通孔の液シールが確実で、焼
成時の応力による測定管の亀裂。
破損等も少なく、また電極材料の選択の自由度を増大さ
せ得るようにした電磁流量計電甑部の製造方法を提供す
ること全目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、未焼成のセラミッ
クス材料からなる成形体を焼成して測定管とし、この測
定管の周壁に設けられた電極挿通孔の内周面にペースト
を塗布してメタライジングすることにより金属層を形成
し、しかる後電極を前記電極挿通孔に挿入し、前記ペー
ストより融点の低いロウ材で前記電極を金属層に接合す
るようにしたものである。
〔作用〕
本発明においてはあらかじめ測定管を焼成しているので
、焼成後必要に応じて電極挿通孔を機械加工することが
でき、また測定管の焼成温度に制約されない電極材料を
選択使用し得、しかもペーストのメタライジング工程お
よび電極のロク付は工程において測定管の電極取付部に
発生する応力は僅かである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る電極部の製造方法の一実施例を示
す同電極部の断面図である。同図において、10は測定
管4の電極挿通孔3の内面に焼付は形成された導電材料
であるペーストのメタライジング(焼付け)によって形
成された金属層、11は電極1を金属層10に接合固定
するためのロウ材、12は信号リード線13の一端に取
付けられ電極1の外端に被冠されるキャップである。
前記電極1は、測定管4と同様、ALzOs等のセラミ
ックス材料を焼成して形成した電極本体1人と、この電
極本体1Aの周面および内端面に焼付は形成された導電
材料からなるペーストの焼付けによって形成された金属
層1Bとで構成されている。この場合、金属層1Bを形
成する導電材料としては流体仕様に応じて選択されるも
ので、電極1に耐食性が要求される場合、白金、金等か
らなる金属粉末ペーストが、耐食性を要求されない場合
、電子部品用に用いられるM o −M n系ペースト
W系ペースト、Ag−Pd系ペースト、Ag−Pt系ペ
ースト、Agペースト等が使用される。そしてこの金属
層1Bは電極本体1人と一体焼成されるか庵しくけ電極
本体1人の焼成後、所望のペーストを塗布して電極本体
1人を再加熱し焼付けることで形成される。
前記電極挿通孔3の内周面に設けられる金属層10は、
前記電極1の金属層1Bと同様、耐食性が要求される場
合、白金、金等からなる金属粉末ペーストを、それ以外
はM 6− M n系ペースト、W系ペースト等のペー
ストを塗布し、焼付けることで形成される。
前記ロウ材11としては前記ペーストよりも融点の低い
導電材料、例えば銀ロウ、半田、金シリコン等が使用さ
れる。
次にこのような電極部構造の製造方法を説明すると、先
ずAt、O,等の未焼成セラミックス材料によって筒状
の成形体を形成する。この成形体は焼成されることによ
り測定管となるもので、粉末状の未焼成セラミックス材
料を公知方法で型押プレスするか等圧プレスすることに
より容易に形成されるものである。この時電極挿通孔3
も後での焼結工程において生じる収縮の程度を考慮して
形成される。但し、焼成技研削加工によって形成される
ものであってもよい。そしてこのようにして形成され九
成形体を所定温度で焼成(At、O,の場合約1800
℃)シ、測定管4を得る。測定管4の焼成工程が終了す
ると、必要に応じて電極挿通孔3を機械加工し、所望の
穴径と面粗さを得る。
次に、電極挿通孔3の内周面に金属粉末ペーストを塗布
し、測定管4を所定温度で所定時間(金属粉末ペースト
が白金ペーストの場合、1000℃〜1200℃、10
分〜30分程度)加熱し、前記金属粉末ペーストを電極
挿通孔3に焼付けることで薄い金属層10を得る。その
際、金属粉末ペーストに含まれている有機成分は蒸発ま
たは燃焼する。
次に電極1を電極挿通孔3に挿入してその内端面を測定
管4内に臨ませる。この電極1はあらかじめ準備される
もので、電極本体1人の焼成および金属層1Bの焼付は
形成を既に終了している。
電極1を電極挿通孔3に挿入すると、該孔3に溶融ロウ
材11を流し込んで冷却固化させ、金属層1Bと10の
隙間を埋める。この結果ロウ材11は電極1を電極挿通
孔3内に強固に固定すると同時に前記電極挿通孔3をシ
ールする。
しかる後電極1の外端にキャップ12t−被冠し、測定
管4の外周に一対の励磁コイルを組付けるなどすること
で測定管4の製作を完了する。
かくしてこのような電極部構造の製造方法によれば、セ
ラミックス製測定管の焼成工程後、その電極挿通孔3に
電極1を挿入してロウ材は固定するよりにしているので
、電極挿通孔3の焼成後の加工が可能で、所望の穴径1
面粗さを得ることができ、ロットあるいは製造時期によ
るバラツキ等の問題を解消し得る。また、金属層10の
焼付けは測定管4の焼成工程後に行なわれる丸め必要に
応じて何度でも行なうことができ、しかもこの焼付は工
程後ロウ材11を電極挿通孔3に充填固化し該孔3を塞
ぐよりにしているので、液シールが確実で、被測定流体
6の電極挿通孔3からの液洩れを確実に防止し得る。
また、金属層10の焼付は温度は、その材料すなわちペ
ースト自体の組成によって決定されるだけで、測定管4
の焼成温度を考慮する必要がなく、材料の選択自由度が
拡大し、よシ安価な材料による金属層10の形成が可能
である。また、金属層10の焼付は工程および電極1の
ロウ材は工程時には、測定管1が既に焼成され収縮を殆
んど伴なわないため、測定管と電極とを一体焼成する上
述した従来の製造方法と比較して応力の発生が僅かで、
測定管4の亀裂、破損等を軽減防止し得る。
加えて、測定管と電極とを一体焼成した場合は摩耗など
で電極の交換が必要となっても交換不能であるのに対し
て、本発明方法ではロウ材11を溶かせば電極1を交換
でき、測定管4自体は何度でも再使用し得る。
第2図は電極の他の実施例を示すもので、電極1の内端
面、すなわち接液面1aに金属キャップ20を被冠固定
し、前記接液面1aを摩耗2g食等から保護するように
したものである。金属キャツブ20は電極1の製作時に
組付けられる。この場合、第3図に示すように金属キャ
ップ2oに嵌合突起21を一体に突設し、この突起21
を電極本体1人の接液面1aに設けた凹陥部22に圧入
するようにしてもよい。
その他の構成は第1図に示した実施例構造と全く同様で
ある。
第4図は電極1を例えば白金または白金合金で製作し、
これを電極挿通孔3にロウ材11により固定したもので
ある。この場合、電極1はもともと導電材料で製作され
ているため、第1図実施例における金属層1Bの形成が
不要とされる。なおその他の構造および製造方法は第1
図実施例と全く同様であるため、その説明を省略する。
第5図(jL)〜(d)は導電材料からなる!ff1l
の形状を変えたもので、(a) r (b)は接液面積
を大きくするため電極1の内端部に円板部3oと円錐部
31をそれぞれ形成したもの、(C)は電極1の外端部
を大径部32としたもの、(d)は電極挿通孔3t−テ
ーパ孔とし、電極1を円錐形に形成したものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る電磁流量計電極部の製
造方法によれば、セラミックス展測定管ft焼成した後
、電極を測定管のt極挿通孔に組付けるようにしている
ので、電極材料の材質選択の自由度が増大し、また測定
管を単独で焼成すれば、焼成時の電極取付部に発生する
応力さらには電極のロウ付は時に発生する応力も少なく
、シたがって測定管の亀裂、破損等を未然に防止でき、
またロットの違い、製作時期による寸法のバラツキが生
じても電極挿通孔の後加工が自在であるため、該孔を所
望の寸法精度9面粗さに仕上げることができ、歩留りを
向上させる。また、!極はロウ付けにより固定されるも
のであるため、高い寸法精度が要求されず、その上ロウ
材による電極挿通孔のシールも確実で、製造上、性能上
並びにコスト上からも優れた電極部構造を提供し得、そ
の効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電磁流量計電極部の調造方法の一
実施例を示す測定管の要部断面図、第2図および第3図
はそれぞれ電極の他の実施例を示す断面図および要部断
面図、第4図は本発明の他の実施例を示す測定管の要部
断面図、第5図(a)〜(d)はそれぞれ電極の他の実
施例を示す図、第6図(a) 、 (b)は従来の電極
部構造を示す測定管の断面図および要部拡大断面図であ
る。 1・・・・電極、1人・・・・電極本体、IB・・・・
金属層、3・・・・電極挿通孔、4・・・・測定管(成
形体)、5・・・・励磁コイル、6・・・・被測定流体
、1o・・・・金属層、11・・・参ロウ材、12・・
・囃キャッ7’、13拳・・−信号リード線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  未焼成のセラミックス材料からなる成形体を焼成して
    測定管とし、この測定管の周壁に設けられた電極挿通孔
    の内周面にペーストを塗布してメタライジングすること
    により金属層を形成し、しかる後前記電極挿通孔に電極
    を挿入すると共に前記ペーストより融点の低いロウ材を
    充填し、前記電極を前記金属層に接合固定するようにし
    たことを特徴とする電磁流量計電極部の製造方法。
JP32735987A 1987-12-25 1987-12-25 電磁流量計電極部の製造方法 Pending JPH01169322A (ja)

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JP32735987A JPH01169322A (ja) 1987-12-25 1987-12-25 電磁流量計電極部の製造方法
US07/287,862 US4912838A (en) 1987-12-25 1988-12-21 Method of manufacturing electrode for electromagnetic flowmeter
DE3844893A DE3844893C2 (de) 1987-12-25 1988-12-23 Verfahren zur Herstellung eines elektromagnetischen Durchflußmessers und elektromagnetischer Durchflußmesser
DE3843667A DE3843667C2 (de) 1987-12-25 1988-12-23 Verfahren zur Herstellung eines elektromagnetischen Durchflußmessers sowie elektromagnetischer Durchflußmesser

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100715109B1 (ko) * 2005-04-22 2007-05-04 조은판넬 주식회사 건축용 조립식 패널
KR100720999B1 (ko) * 2005-04-12 2007-05-23 조은판넬 주식회사 건축용 조립식 패널

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