JPH0479053A

JPH0479053A - 番組記録タイマ装置

Info

Publication number: JPH0479053A
Application number: JP2191938A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Ueda; 和彦上田
Original assignee: Victor Company of Japan Ltd
Current assignee: Victor Company of Japan Ltd
Priority date: 1990-07-20
Filing date: 1990-07-20
Publication date: 1992-03-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明はオーディオあるいはビデオ等のレコーダに用
いられる番組記録タイマ装置に係り、詳しくは、視聴者
の番組に対する興味度を過去の番組記録の履歴から推定
して興味度が高い番組を自動記録する番組記録タイマ装
置に関する。

（従来の技術）ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）等はタイマおよびチュ
ーナを内蔵して一体に組み付けられ、録画予約（タイマ
予約）によって設定した時間およびチャンネルに基づい
て希望の番組を予約録画することが可能である。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上述のような録画予約にあっては、番組
表を調べて視聴者が直接に操作しなければならず面倒で
あり、また、その録画予約を忘れることもあった。

この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、簡単な
操作で希望の番組を自動的に記録できる番組記録タイマ
装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）この発明にかかる番組記録タイマ装置は、第１図に示す
ように、所定の期間内の番組表を入力する番組表入力手
段と、特定された番組についての興味度を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された興味度を直前の期間
内における番組記録の履歴および記録番組の再生の履歴
から更正し、この更正された興味度を基に番組の記録の
要否を判断するとともに更正された興味度を記憶手段に
出力して記憶手段の記憶内容を更新させる判断手段とを
有する。

（作用）この発明にかかる番組記録タイマ装置は、過去の番組記
録の履歴および記録番組の再生の履歴から定まる興味度
に基づき記録指令信号を出力して番組を自動的に記録さ
せることができるため、面倒な操作を行なうこと無く希
望の番組を確実に記録できる。

（実施例）以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第２図はこの発明の一実施例にかかる番組記録タイマ装
置を表すブロック図である。

図中、１１は番組記録タイマ装置を示し、番組記録タイ
マ装置１１は記録装置、例えばＶＴＲ１２に一体に組み
付けられている。ＶＴＲ１２はチューナ等を内蔵して番
組記録タイマ製雪１１の指令信号に基づき番組を録画す
る。

番組記録タイマ装置１１は、番組データ供給手段１３、
メモリ１４およびログファイル１５を推論プロセッサを
含むコントローラ１６と接続して構成され、コントロー
ラ１６がＶＴＲ１２と接続されている。

番組表データ供給手段１３は、フロッピーディスク装置
文字放送受信用のチューナあるいは電話等から成り、フ
ロッピーディスクや文字放送信号等を媒体として所定の
期間、例えは１〜２週間単位として別表１に示すような
番組表データが供給される。

別表１中、データＡは例えば映画−洋画−××××××
やスポーツ−野球−××νＳＸＸといった分類コードで
あり、データＣは例えば教養番組等において金融経済１
人工知能、ファジィ理論等といったキーワードである。

上述の番組データ供給手段１３は番組表人力手段に相当
する。

メモリ１４は、上述の番組表のデータと同様に、別表２
に示すようなコントローラ１６で録ＩＮ必要と判断され
た過去の番組データと、その判断理由について記憶され
る。

別表２中、判断理由ＲＵＬＥは、録画すべきと判断した
際に適用される後述するルール３の要素、即ち、ルール
３で各項目に関する興味度ｌＮＴｂ　（ＤＡＴＡａ（Ｉ
Ｄ、ｍ））　、又はＩＮＴｂ（ＤＡＴＡｂ（ＩＤ、ｍ）
）　、又はＩＮＴｂ（［１ＡＴＡＣ（１０、ｍ）　）が
０．５以上大きい（ＰＢ）と判断した時の要素ＤＡＴＡ
ａ（ＩＤ、ｍ）　、又はＤＡＴＡｂ　（Ｉ　Ｄ　、　ｍ
）、又はＤＡＴＡｃ　（ＩＤ、ｍ）である。上述のメモ
リ１４は番組履歴を記録する記憶手段に相当する。なお
、メモリ１４はコントローラ１６に内蔵されたメモリか
ら構成することも可能である。

また、ログファイル１５は、自動録画の必要性の判断時
に参照され、自動録画された番組に対してユーザが何か
行ったとき追加更新される。このデータは、別表３に示
すような録画番組の内で視聴された番組データに関する
ログファイルＡと、その視聴・された番組の各項目に対
する興味度に関数ログファイルＢとに大別して記憶され
る。

別表３中、興味度ｌＮＴａは、対象とする番組の興味度
（番組単位）であり、興味度Ｉ　ＮＴｂは、番組表デー
タ中のデータＡ−Ｃに含まれる要素のそれぞれに対する
興味度（要素単位）である。これら興味度ｌＮＴａ、ｌ
ＮＴｂは数値として表わされる。上−述のログファイル
１５はユーザの好みによる個々のデータの興味度を記憶
する記憶手段に相当する。

後述するように、上述した自動録画された番組データに
関する判断理由ＲＵＬＥ及びユーザの好みによる個々の
データに関する興味度ＩＮＴは、録画果皮を決定する重
要な要素となる。

推論プロセッサ等を有するコントローラ１６は、メモリ
１４及びログファイル１５に記憶された記録番組履歴デ
ータ及びログファイルデータを基に、番組表の個々の番
組について次の３つのルールに従フてその番組を記録す
べきかどうかの記録果皮の判断を行い、録画すべきと判
断した番組についてはＶＴＲ１２に記録指令信号を出力
する。

ルールド・・先週までの同番組の興味度に関すること。

（ログファイルデータＡのデータ５−　ｌＮＴａ　（１０）ルール２・・・本番組が過去に放送された興味層の高い
番組にどれくらい似ているかに関すること。

（過去の各番組のログファイルデータＡの・データ２　・・ＬＯＧａ　（１０）　ＶＳＳ木組組デ
ータデータＡ［分類コード］・データ３　・ＬＯＧｂ　（１０）　ＶＳ本番組データ
のデータＢ［出演者］・データ４−ＬＯＧｃ　（１０）　ＶＳ本番組データの
データＣ［キーワード］）ルール３・・・ユーザの興味層の高い項目（過去の興味
層の高い番組に頻繁に含まれている項目）が本番組の項目にどれくらい含まれているかどうかに関すること。

（過去の各番組のログファイルデータＢの・データト・・ＩＮＴｂＶＳ本番組データのデータＡ［
分類コード］・データ２・・・ＩＮＴｂＶＳ本番組データのデータＢ
［俳優コ・データ４・・・ＩＮＴｂＶＳ木番組データのデータＣ
［キーワード］）なお、上記コントローラ１６の録画果皮の判断は、例え
ばファジィ推論を用いて行われ、上述したルールに沿っ
たファジィ推論ルールを別表４に示す。

別表４において、ＰＢ（Ｐｏｓｉｔｉｖｅ　Ｂｉｇ）は
正で大きい、ＰＭ（Ｐｏｓｉｔｉｖｅ　Ｍｅｄｉｕｍ）
　は正で中くらし１、ｐｓ（Ｐｏｓｉｔｉｖｅ　Ｓｍａ
ｌｌ）は正で小さい、ＺＯ（Ｚｅｒｏ）は；、ＮＢ　（
Ｎｅｇａｔｉｖｅ　Ｂｉｇ）は負で大きい、ＮＭ　（Ｎ
ｅｇａｔｉｖｅＭｅｄｉｕｍ）は負で中くらい、ＮＳ　
（Ｎｅｇａｔｉｖｅ　Ｓｍａｌｌ）は負で小さいを示し
、また、ＮＵＭ　（Ｌ（ｌＧｃ　（ＩＤＯ，ｍ）　。

ＤＡＴＡｃ　（１０，ｎ）　）はデータ集合（ＬＯ，、
Ｇｃ（ＩＤ０，１）　、ＬＯＧｃ（ＩＤ０，２）　、Ｌ
ＯＧｃ（ＩＤ０．３）・・・）と（ＤＡＴＡｃ（１０，
，１）　、ＤＡＴＡｃ（ＩＤ、２）　、ＤＡＴＡｃ（１
０，３）＝・）の共存する要素の数を返す関数である。

なお、第３図にメンバーシップ関数の一例を示す。

別表４から明らかなように、番組の興味層、即ち、過去
の番組録画及び録画番組視聴の条件（ｌａ〜ｌｄ）に対
して４通りのファジィプロダクションルールが規定され
、また、番組の興味層が大きく立冬項目に関する興味層
及び判断理由等の内容的興味層に間する一致度について
の条件（２ａ〜２ｆ）に対して６通りのファジィプロダ
クションルールが規定され、さらに、番組の出演者等の
各項目の内容的興味層に関する一致度についての条件（
３ａ〜３ｃ）に対して３通りのファジィプロダクション
ルールが規定される。そして、これらファジィプロダク
ションルールからマムダ二の方法等でファジィ推論を行
う、即ち各ルールの後件部は、３４４図ａ　’−ｃに示
すように各ルールの前件部と人力データの一致度に従っ
て頭切りされ、同第４図ｄに示すように互いに重ね合わ
される。そしてこの図形の重心から録画果皮が求められ
、その値が一足値以上であれば録画すべきと判断する。

この録画すべきと判断された番組については、コントロ
ーラ１６から指令信号がＶＴＲ１２に出力されて録画が
行われると共に、その録画すべきと判断された番組のデ
ータは上述したその判断理由と共にメモリ１４に一時記
憶される。上記コントローラ１６は判断手段に相当する
。

なお、学習機能が未熟である初期の段階で多く発生する
録画果皮の誤判断のため、ユーザ自身の手に依フても従
来通り録画が可能であり、この場合は、番組データ供給
装置１３から供給される番組表データを用いて周知の手
段によりモニタ画面上で簡易に番組予約することができ
る。

また、自動又は手動録画された番組は、ユーザに対して
メモリ１４に記憶された番組タイトルがモニタ上に一覧
表示され、ユーザはこの一覧表示された番組の中から観
たい番組があればその番組を選択し、保存したければコ
ピー（ダビング）の指示をする。観るつもりのない番組
は消去の指示をする。自１１ｊＪ録画された番組に対し
て以上の指示が一定期間なされなかフた場合には、その
番組は時間切れ消去される。このような処理が行われた
際、コントローラ１６は以下のようにその番組及びその
番組の興味層のログファイルデータを別表５に示すルー
ルに沿って更新する。

別表５から明らかなように、自動録画された番組の内、
視聴又はダビングされた番組については、その番組ＩＤ
番号、分類コード、出演者、キーワード等の各項目に関
するデータがメモリ１４からログファイル１５に更新さ
れる。また、自動録画した番組に対して、ダビングした
場合には興味層非常に有り、視聴した場合にはやや興味
層有り、消去した場合には興味層なし、時間切れで消去
された場合には興味層ややなしとなるように、番組の興
味層と、その番組の各項目（要素）に関する内容的興味
度及び判断理由等を、ユーザの行為によって比重を変え
て更新する。さらに、ユーザ自身が録画した場合にも、
興味層非常に有りとしてその番組の興味層と、各項目（
要素）に関する内容的興味度及び判断理由等を更新する
。

これにより、個々のユーザに対応したログファイルデー
タが構築され、このログファイルデータか次回の録画整
置の判定に参照ねざるので、各ユーザの好みに合った番
組判断の確率が除々に向上し、好みに合った番組を確実
に自動録画するようになる。このため、ユーザは面倒な
操作を行うことなく所望の番組を録画できる。

第５図には、この発明の他の実施例を示す。なお、上述
した実施例と同一部分には同一の番号を付して説明を省
略する。

この実施例では、周を単位として番組を曜日と放送時間
で特定し、コントローラ１６が所定の周期で個々の番組
についてメモリ１４に記憶された番組の興味層ＩＮＴ　
（ＤＡＹ、ＴＩＭＥ）を示すログファイルデータから録
画整置を判断し、録画すべきと判断した番組については
、コントローラ１６からＶＴＲ１２に録画指令信号を圧
力する。そして、自動又は手ａＳ画された番組について
は、上述した実施例同様にユーザの行為によりて、メモ
リ１４に記憶されたログファイルデータを別表６に示す
ようなルールに沿って更新し、次週の録画整置の判定に
参照する。

この実施例にあっては、曜日及び放送時間で番組を特定
し、所定の曜日、時間の番組の興味層ＩＮＴ　（ＤＡＹ
、ＴＩＭＥ３　を録画及び視聴の履歴を基に算出し、こ
の興味層ＩＮＴ　（ＤＡＹ、ＴＩＭＥ）から番組の録画
整置を判断する。従って、番組表のデータ等を提供する
必要もなく、前述した実施例と比較して構成を簡素化で
きる。また、データ量が前述した実施例に対して大幅に
少なくなったため、ログファイルデータをメモリ１４中
に記憶するようにしたが、前述した実施例同様に別途設
けたログファイルに記憶するようにしてもよい。

なお、述べるまでも無いが、記録手段としてＶＴＲのみ
ならずオーディオ用のテープレコーダ（ＡＴＲ，ＤＡＴ
）等の種々の記録手段にも適用することは可能である。

（発明の効果）以上説明したように、この発明にかかる番組記録タイマ
装置によれば、番組について過去の番組記録および記録
番組の視聴の履歴に基づき更新される興味層を記憶し、
この興味層から記録果皮を推定して自動録画するため、
面倒な操作を行うこと無ぐ希望の番組を確実に記録する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明にかかる番組記録タイマ装置の構成図
である。第２図はこの発明の一実施例にかかる番組記録
タイマ装置のブロック図、第３図はメンバシップ関数の
一例を示す図、第４図ａ。ｂ、ｃ、ｄはファジィ推論の説明図である。第５図はこ
の発明の他の実施例にかかる番組記録装置のブロック図
である。１１・・・番組記録タイマ装置、１２・・・ＶＴＲ（記
録手段〉、１３・・・番組データ供給手段（番組表人力
手段）、１４・・・メモリ（記憶手段）、１５・・・ロ
グファイル（記憶手段）、１６・・・コントローラ（判
断手段）。第１図ＮＢｈＳＺ○ ＳＭａ値ｈシイ少」交会＃イ１第３図ト２０

Claims

【特許請求の範囲】

　所定の期間において特定された番組について興味度を
記録するとともに、この興味度を所定の期間毎に番組記
録の履歴および記録番組の再生の履歴に基づき更正し、
この更正された興味度に基づき番組記録の記録要度を決
定して番組の記録を行なう指令信号を出力するとともに
、記憶する興味度を更正された興味度に置換えすること
を特徴とする番組記録タイマ装置。