JPH06208780A - 映像素材管理装置 - Google Patents

映像素材管理装置

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JPH06208780A
JPH06208780A JP5002248A JP224893A JPH06208780A JP H06208780 A JPH06208780 A JP H06208780A JP 5002248 A JP5002248 A JP 5002248A JP 224893 A JP224893 A JP 224893A JP H06208780 A JPH06208780 A JP H06208780A
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JP
Japan
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video
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recording
directory
attribute
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JP5002248A
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English (en)
Inventor
Shozo Abe
省三 阿部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】マルチメディア編集システムにおいて、映像が
記録された記録媒体から必要な映像素材を手間をかけず
に容易に取り出せるようにする。 【構成】記録再生部1にテープ9がセットされると、記
録部2により記録されたコードデ−タが読取り部3によ
り読取られ、同デ−タを検索キーとするデ−タベース管
理部4内でのディレクトリ検索が検索部5により行われ
る。目的ディレクトリがない場合、管理部4では、テー
プ9のタイトル名が上記コードデータに対応させられ
て、そのタイトル名をディレクトリ名とするディレクト
リに、テープ9の映像中で編集対象とする映像素材の属
性を示すデータが登録される。一方、目的ディレクトリ
がある場合は、そのディレクトリに登録されている属性
デ−タをもとに、インタフェース7が素材リストを表示
部8に表示し、ユーザが同リストを参照して素材選択を
行うと、その素材を記録再生部1で再生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア編集シ
ステムに係り、特に映像素材の編集に用いて好適な映像
素材管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア編集システムにお
いては、従来からのテキスト、図形情報などに加えて、
画像を取り入れることにより、多彩な表現を実現するこ
とができるようになってきている。さらに、最近では、
このマルチメディア編集システムにおいても、映像情報
といったメディアを扱うことができるようになってきて
いる。一般に、映像は、伝えたい事柄を一目瞭然に示す
ことができるため、非常に有効な情報伝達手段として広
く利用されている。
【0003】このように有効な情報伝達手段である映像
メディアを扱う装置として、現在最も普及しているのは
VTR(ビデオテープレコーダ)である。例えば、カメ
ラ一体型VTRなどを使うことにより、簡単に必要とす
る映像を扱うことができる。また、社会にはビデオライ
ブラリーとして膨大な量の映像が用意されているので、
一般ユーザが使える映像も少なくない。
【0004】この一方で、ハードウエアの発達によりコ
ンピュータと映像機器との融合が実際的システムで考え
られるようになってきている。具体的には、VTR映像
を編集して、必要な映像をマルチメディアに取り入れる
ことが、低価格の編集システムにおいても容易に実行で
きるようになってきている。
【0005】この映像編集作業において、従来は、映像
編集者が手作業で映像の記録されたビデオテープの再生
を繰り返しながら、必要な映像を取得するということが
行われていた。
【0006】また、コンピュータ利用の編集システムも
知られている。このシステムでは、テープ再生などの動
作をコンピュータ制御で行うことができるようになって
はいるが、システム側が映像の内容を理解して編集して
いるわけではない。すなわち、再生などの単調な繰り返
し動作をコンピュータ制御で行うことで、従来の手作業
による編集に比べて多少効率は良くなってはいる。しか
し、映像から必要な部分を取り出して加工するという映
像編集本来の作業は、基本的には何等手作業と変わりな
い。このため、編集者は依然手間のかかる編集作業を行
っているというのが現状である。さらに、扱うビデオテ
ープが多くなってくると、その管理が非常に繁雑とな
り、本来の映像編集作業に支障を来すことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の映
像編集システムにあっては、手間のかかる映像編集作業
となっていた。また、編集するビデオテープが複数にな
ってくると、映像編集者はコンピュータ上でのデ−タと
の対応を覚えておかなければならないため、映像編集者
にとっては非常に面倒な編集作業となってしまい、映像
編集者の編集意欲を削ぐことにもなりかねなかった。
【0008】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、その目的は、マルチメディア編集システムに
おいて、映像が記録された記録媒体から必要な映像素材
を手間をかけずに容易に取り出すことができ、かつ複数
の記録媒体に記録された映像を扱う場合でも、容易に映
像編集ができるように映像素材を管理する映像素材管理
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像記録再生
手段と、再生された映像を表示する手段と、記録媒体に
映像の属性情報を記録する手段と、記録媒体に記録され
た属性情報を読取る手段と、記録媒体に記録された映像
中で編集対象となる映像素材の属性を示す映像素材属性
デ−タを記録媒体単位で登録管理する手段と、記録媒体
から読取られた属性情報を検索キーとして、映像素材属
性デ−タを検索する手段とを備え、検索された映像素材
属性デ−タに基づいて、編集の対象とする映像素材を取
り出せるようにしたことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、記録媒体に記録されてい
る映像の属性情報と、この記録媒体を識別するための記
録媒体識別名との対応付けを行い、この識別名をディレ
クトリ名としたディレクトリに上記映像素材属性デ−タ
を一括登録して、同デ−タを管理することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記の構成において、映像素材設定時には、映
像記録再生手段に映像が記録された記録媒体がセットさ
れると、情報記録手段により、この映像の属性を示す映
像属性情報が記録される。記録媒体に記録された映像属
性情報は、情報読取り手段により読取られ、検索手段に
出力される。
【0012】検索手段は、デ−タベース管理手段内で、
読取り手段により出力された映像属性情報に対応する記
録媒体識別名を検索する。この結果、対応する識別名が
無ければ、デ−タベース管理手段により、この記録媒体
の識別名をディレクトリとしてディレクトリが作成さ
れ、このディレクトリに、現在、記録再生手段にセット
されている記録媒体に記録されている映像中で、編集対
象となる映像素材の属性を示す映像素材属性デ−タが一
括登録される。また、これと共に、映像属性情報は、記
録媒体識別名と対をなして、デ−タベース管理手段によ
り、登録管理される。
【0013】編集時には、映像素材設定済みの記録媒体
が記録再生手段にセットされると、情報読取り手段によ
り、映像属性情報が読み取られ、検索手段に出力され
る。検索手段は、素材設定時に、デ−タベース管理手段
により、この映像属性情報と対をなして登録された識別
名を検出し、この識別名をディレクトリ名としたディレ
クトリをデ−タベース管理手段内で検索する。この結
果、検索されたディレクトリに登録されている映像素材
属性デ−タをもとに、編集の対象とする映像素材が、取
出し可能となる。
【0014】上記デ−タベース管理手段では、新規にデ
ィレクトリを作成する都度、そのディレクトリに対応す
る映像属性情報が、記録媒体識別名(ディレクトリ名)
と対をなして登録されるので、現在、記録再生手段にセ
ットされている記録媒体から読取られた映像属性情報を
検索キーとして検索されたディレクトリに登録されてい
る全映像素材属性デ−タに基づいて、映像素材のリスト
を表示手段により表示することにより、その記録媒体上
の映像素材のリスト全体を見ることができる。
【0015】上記の構成において、映像素材の管理は、
記録媒体毎に記録される映像属性情報の情報量に依存す
る。そこで、映像属性情報として、例えば、日付時刻情
報を用いて年月日時分秒まで記録すれば、秒単位で記録
媒体を作成管理できる。このため、映像が記録された記
録媒体を複数扱うような場合でも、各々の記録媒体を詳
細に識別できるので、大量の映像素材も整然とした状態
で管理できる。
【0016】また、編集対象となる映像が1つの記録媒
体に収まるようであれば、上記属性情報を、日付時刻情
報より記録情報量の少ない日付情報とすることにより、
映像素材管理処理の簡素化を図ることができる。日付時
刻情報または日付情報に代えて、入力手段により入力可
能な文字情報を属性情報として用いれば、ユーザは、自
分の思いのままの文字情報を記録媒体に記録することが
でき、この文字情報を検索キーとしてディレクトリを検
索することができる。
【0017】また、デ−タベース管理手段が、日付時刻
情報、文字情報等の属性情報を直接ディレクトリ名とし
たディレクトリに映像素材属性デ−タを一括登録管理す
るようにすれば、検索手段は、情報読取り手段により出
力された属性情報を検索キーとして、デ−タベース内で
ディレクトリを直接検索できる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、同実施例における映像素材管理装置の
構成を示したものである。
【0019】図に示す装置は、映像記録再生部1、コー
ド情報記録部2、コード情報読取り部3、映像素材デ−
タベース部4、情報検索部5、表示部6、入力部7およ
び入力インタフェ−ス8から構成されている。
【0020】映像記録再生部1は、映像を記録媒体であ
るビデオテープ9に記録する。また、同記録再生部1
は、ビデオテープ9に記録されている映像を再生して、
その映像を表示部6に出力する。
【0021】コード情報記録部2は、映像記録再生部1
にセットされたビデオテープ9にテープを識別するため
のコードデ−タを記録する。コードデ−タとしては、日
付情報などが用いられる。近年は、パーソナルコンピュ
ータシステムデ−タベースで用いられる映像機器におい
ても、このような日付情報などのコードデ−タをビデオ
テープに記録する低価格の装置が利用可能となってい
る。こういった装置には、各々日付デ−タ等を記録する
各コマンドが用意されており、適宜記録することが可能
である。また、このコードデ−タは、通常ビデオテープ
単位で記録できる。コード情報読取り部3は、コード情
報記録部2によりビデオテープ9に記録されたコードデ
−タを読取り、そのデ−タを情報検索部5に出力する。
【0022】映像素材属性デ−タベース管理部4は、テ
ープ9上の映像を編集用の映像素材として利用するため
に、映像を分割して管理する。この映像素材の管理は、
素材として利用する映像の範囲情報、その素材名等を含
む映像素材属性デ−タを、管理部4に備えられたデ−タ
ベース(映像素材属性デ−タベース)に登録して行われ
る。デ−タベース内では、テープ9に対応したディレク
トリ、すなわちテープ9にコード情報記録部2により記
録されたコードデ−タに対応して作成されたディレクト
リにより、各映像素材属性デ−タが管理される。
【0023】情報検索部5は、コード情報読取り部3か
ら出力されたコードデ−タにより、映像素材属性デ−タ
ベース管理部4にて管理されているデ−タベースを参照
し、そのコードデ−タに対応するディレクトリを検索す
る。同検索部5は、検索したディレクトリ中に登録され
ている映像素材の映像素材属性デ−タをインタフェ−ス
7に出力する。
【0024】入力部6は、ユーザ操作に従い、テープ9
に記録されている映像を編集用の映像素材に分割するた
めの映像素材属性デ−タ、作成された映像素材の選択等
を指示入力する。
【0025】インタフェ−ス7は、入力部6からの指示
入力に基づいて、映像素材属性デ−タベース管理部4で
管理すべき映像素材属性デ−タを同管理部4に出力す
る。また、インタフェ−ス7は、情報検索部5から出力
された映像素材属性デ−タに基づいて、映像素材のリス
トを表示部8に出力する。同インタフェ−ス7は、入力
部6からの指示入力に基づいて、この映像素材リストの
中から、映像素材を選択し、その映像素材の映像記録再
生部1での再生を、情報検索部5から出力された映像素
材属性デ−タに基づいて制御する。
【0026】表示部8は、映像記録再生部1で再生され
た映像(映像素材)を表示する。また、表示部8は、イ
ンタフェ−ス7より出力された映像素材リストを表示す
る。つぎに、上記構成の映像素材管理装置の動作を図を
参照して説明する。まず、映像素材の設定動作を説明す
る。
【0027】図1において、映像記録再生部1にビデオ
テープ9がセットされると、コード情報記録部2は、テ
ープ9にコードデ−タ“921226085520”を
記録する。このコードデ−タ“92122608552
0”は、日付情報である年月日時分秒を表している。す
なわち、テープ9は、92年12月26日8時55分2
0秒に作成されたことになる。通常、テープのラベルに
は、テープタイトル名が記入されている。そこで、本実
施例では、このタイトル名をテープ識別名としている。
【0028】さて、コード情報記録部2によりテープ9
に記録されたコードデ−タ“92122608552
0”は、コード情報読取り部3により読取られ、情報検
索部5に出力される。
【0029】情報検索部5は、コード情報読取り部3か
ら出力されたコードデ−タ“92122608552
0”に基づいて、映像素材に関するデ−タが保持管理さ
れている映像素材属性デ−タベース管理部4内のデ−タ
ベースを参照して、このコードデ−タに対応するディレ
クトリを検索する。検索の結果、このコードデ−タ“9
21226085520”に対応するディレクトリがな
いことが分かると、すなわち、テープ9については、ま
だ映像素材の設定が行われていないことがわかると、検
索部5は、映像素材設定の指示をインタフェ−ス7に出
力する。インタフェ−ス7は、情報検索部5からの指示
を受けて、ユーザに対して映像素材設定するための設定
入力画面を表示部8に表示する。
【0030】ユーザは、表示部8に表示された設定入力
画面に対し、入力部6を用いてテープ9上の映像につい
て映像素材を設定入力するための操作を行う。この入力
操作では、テープ9の識別名と、テープ9上の設定対象
とする映像素材を指定するための映像素材情報が入力さ
れる。
【0031】本実施例ではテープ9の識別名として、同
テープ9のケース(ビデオカセットケース)のラベル表
示部に貼布されたラベルに記入されているテープタイト
ル名が用いられる。ここでは、このテープタイトル名は
“A”であるものとする。また、映像素材情報は、対象
とする映像素材の範囲(映像素材範囲)を示すテープス
タート位置とテープエンド位置の他、この映像範囲を素
材として識別するための素材名と、この素材に対するコ
メント情報からなる。ここで、映像素材情報は、同一テ
ープ9について複数セット入力可能である。すなわち、
本実施例では、同一テープ9について、複数の映像素材
を設定することが可能である。この際、各素材毎に設定
された映像範囲が、素材間で重複しても構わない。
【0032】さて、ここでは、テープ9に記録されてい
る映像からa1 〜an のn個の映像素材を設定するため
の入力操作が行われたものとする。また、映像素材a1
を指定する情報として、その範囲を示すテープスタート
位置“013448”とテープエンド位置“01503
0”、素材名“SOZAI”およびコメント情報“OD
A−CM”が入力されたものとする。
【0033】以上の入力操作により、テープ9の識別名
(“A”)と、テープ9上の映像素材a1 〜an につい
てのnセットの映像素材情報が、入力部6から入力さ
れ、インタフェ−ス7によって、デ−タベース管理部4
に出力される。
【0034】映像素材属性デ−タベース管理部4は、イ
ンタフェ−ス7から出力されたテープ識別名(“A”)
をディレクトリ名とするディレクトリを作成し、このデ
ィレクトリ名“A”と情報検索部5の情報検索に用いら
れたテープ9のコードデ−タ“92122608552
0”とを対にして、映像素材属性デ−タベースを管理す
るためのコードデ−タ・ディレクトリ対応テーブル(図
示せず)に登録する。また、デ−タベース管理部4は、
インタフェ−ス7から出力された映像素材情報に基づい
て、各映像素材毎に、映像範囲情報(テープスタート位
置およびテープエンド位置)と素材名とコメント情報か
らなる映像素材属性デ−タを作成し、映像素材属性デ−
タベース内の上記ディレクトリ名“A”のディレクトリ
に、登録する。このときの映像素材属性デ−タベースの
内容を、ディレクトリ名と対をなすコードデ−タと対応
させて図2に示す。
【0035】以上の映像素材属性デ−タの登録は、他の
ビデオテープについても同様に行われる。ここでは、上
記のテープ識別名“A”のビデオテープ9の他、テープ
識別名“B”,“C”,…,“N”のビデオテープにつ
いても、映像素材属性デ−タベース内に、対応するディ
レクトリB,C,…,Nが作成され、そのディレクトリ
にそれぞれの映像素材属性デ−タが登録されているもの
とする。
【0036】このように、映像素材属性デ−タベースで
は、各テープ毎に映像素材属性デ−タが登録管理され
る。この映像素材属性デ−タベースは、ハードディスク
等の記録媒体に格納されており、その内部デ−タ構造は
図3に示すように階層構造となっている。
【0037】図3において、“A”,“B”,“C”,
…,“N”は、それぞれビデオテープ毎に作成した映像
素材属性デ−タを一括管理しているディレクトリであ
り、ルートディレクトリの下位層をなしている。
【0038】各ディレクトリ“A”〜“N”には、その
ディレクトリ“A”〜“N”の下位層をなし、それぞれ
テープ識別名“A”〜“N”で識別されるビデオテープ
から作成した映像素材属性デ−タが登録されている。例
えば、ディレクトリ“A”には、映像素材属性デ−タa
1 〜an が登録されている。
【0039】各ディレクトリのディレクトリ名には、前
記したようにテープ識別名が用いられており、ビデオテ
ープの内容を表現する名前でディレクトリを設定するこ
とができる。これにより、以下に詳述するように、編集
者は、ビデオテープに付けたタイトル名を見る感覚で、
映像素材属性デ−タベース内の内容を参照することがで
きる。つぎに、映像編集時における上記装置の動作につ
いて説明する。
【0040】まず、映像素材設定済みのテープ9が映像
記録再生部1にセットされると、コード情報読取り部3
は、このテープ9からコードデ−タ“92122608
5520”を読取り、このデ−タを情報検索部5に出力
する。
【0041】情報検索部5は、映像素材属性デ−タベー
ス管理部4で管理しているコードデ−タ・ディレクトリ
対応テーブルを参照して、コード情報読取り部3から出
力されたコードデ−タ“921226085520”に
対応するディレクトリ名を検出する。ここでは、図2に
示したように、ディレクトリ名“A”が対応しているの
で、検索部5はこれを検出する。その後、同検索部5
は、このディレクトリ名“A”により、同デ−タベース
管理部4内のデ−タベースを検索する。検索されたディ
レクトリには、図2に示したように、映像素材属性デ−
タa1 〜an が登録されているので、情報検索部5は、
この映像素材属性デ−タa1 〜an を取り出し、インタ
フェ−ス7に出力する。
【0042】インタフェ−ス7は、検索部5から出力さ
れた映像素材属性デ−タa1 〜anをもとに、例えば、
素材名とコメントの対のリスト(映像素材リスト)を表
示部6に表示する。
【0043】ユーザは、表示部6に表示された映像素材
リストを参照して、必要な映像素材の選択し、この映像
素材を表示部6に表示するように入力部6から指示入力
する。
【0044】インタフェ−ス7は、入力部6から指示入
力を受けると、同インタフェ−ス7が保持している映像
素材属性デ−タa1 〜an に基づいて、選択された素材
に対応する映像範囲の情報(テープスタート位置、テー
プエンド位置)を抽出し、その範囲の映像素材の再生を
映像記録再生部1に指示する。映像記録再生部1は、イ
ンタフェ−ス7の指示を受けて、テープ9における抽出
された範囲の映像素材を再生し、表示部8に表示する。
【0045】このように本実施例では、映像記録再生部
1に素材設定済みのテープがセットされると、そのテー
プに対応する映像素材属性デ−タが自動的に呼び出され
る。これは、既に述べたように、デ−タベース内でテー
プ毎に映像素材属性デ−タを一括して管理しているため
である。
【0046】従来の編集システムでは、実際に映像素材
が記録されているテープ等の記録媒体と、コンピュータ
システム内で扱う映像素材属性デ−タとの対応を得る手
段が繁雑なものであったために、システムが非常に扱い
にくかった。
【0047】これに対して、本実施例では、テープを装
置にセットすると、テープに記録されているコードデ−
タにより装置側が自動的にこのテープを識別し、デ−タ
ベース内でこのテープの識別名をディレクトリ名とした
ディレクトリの検索を行い、ディレクトリを検索すると
自動的にチェンジディレクトリを行うため、ユーザは、
装置にセットしたテープに記録されている映像素材の各
映像素材属性デ−タに直接アクセスできる。
【0048】すなわち、編集者は、テープを装置にセッ
トするだけで、このテープ上の各映像素材に対応する各
映像素材属性デ−タが蓄積されているデ−タベース内で
の領域に直接アクセスできる。
【0049】また、以上の説明から明らかなように、本
実施例では、映像の変更、修正などの編集作業を行う場
合に、編集対象となる映像素材の領域は、現在、装置に
セットされているテープのタイトル名をディレクトリ名
としたディレクトリのみとなる。
【0050】したがって、編集者は、デ−タベース内
で、現在セットされているテープから作成した映像素材
に無関係な映像素材属性デ−タを意識する必要がなくな
るので、効率的な編集作業を行うことができる。
【0051】また、映像素材属性デ−タベース内の別の
ディレクトリで管理されている映像素材属性デ−タを参
照する場合には、参照しようとしている映像素材に対応
する映像素材属性デ−タが登録されているディレクトリ
のディレクトリ名と同一のテープタイトル名(テープ識
別名)の付いたビデオテープを装置にセットすれば良
い。
【0052】なお、前記実施例では、複数のテープを扱
うといった場合に詳細に各テープを識別するために、テ
ープ毎に年月日時分秒の属性情報(日付時刻情報)を記
録している。もし、一日に編集する映像が比較的多くな
ければ、この編集対象である映像は、テープ1本に収ま
るので、年月日だけの属性情報(日付情報)で管理する
ことによって映像素材の管理処理の簡素化を図ることが
できる。
【0053】また、前記実施例では、日付時刻情報(ま
たは日付情報)のコードデ−タが自動的にテープに記録
されるようになっているが、ユーザが入力部6よりその
テープが識別可能な文字情報を入力し、その文字情報を
コードデ−タとして、テープに記録するようにしてもよ
い。また、前記実施例では、コードデ−タとディレクト
リ名とを対応テーブルにより対応させているが、このコ
ードデ−タを直接、ディレクトリ名にしても良い。
【0054】さらに、前記実施例では、映像の記録媒体
としてビデオテープを用いているが、これに限定される
ものではない。例えば、レーザディスク(LD)、CD
−ROMなどのランダムアクセスできるメディア(記録
媒体)を用いてシステムを構築しても何等差し支えな
い。この場合は、デ−タベース内でのディレクトリ名と
して、各々のメディアに特有な識別名を用いることで対
処することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、記録媒体毎にディレク
トリを作成し、このディレクトリに記録媒体に記録され
ている映像中で編集対象となる映像素材の属性を示す映
像素材属性デ−タを登録しているので、デ−タベース内
では、記録媒体毎に映像素材を一括管理することができ
る。このため、記録媒体と、この記録媒体上の個々の映
像素材とが1対1に対応する。
【0056】また、上記ディレクトリのディレクトリ名
として映像が記録されている記録媒体の識別名を用い、
さらに、この識別名と、記録媒体に記録されている日付
時刻情報、日付情報等の映像属性情報との対応付けを行
うことにより、記録媒体を装置にセットしただけで、記
録媒体に記録されている映像属性情報を検索キーとし
て、デ−タベース内を検索することができる。このた
め、この記録媒体上の像素材に対応する映像素材属性デ
−タを自動的に呼出すことができる。また、上記ディレ
クトリのディレクトリ名として映像属性情報を用いるな
らば、映像属性情報を検索キーとして直接ディレクトリ
を検索することができるので、ディレクトリ名を記録媒
体識別名とした場合と同様に、上記映像素材属性デ−タ
を自動的に呼び出すことができる。
【0057】すなわち、編集者は、複数の記録媒体から
各媒体毎に作成した大量の映像素材の内、現在、装置に
セットされている記録媒体から作成した映像素材だけに
アクセスすることができる。したがって、編集者は、記
録媒体毎に作成した個々の映像素材が、どの記録媒体に
記録されているのかを意識せずに、必要な映像素材を扱
うことができる。また、本発明によれば、ユーザが自分
の思いのままに入力した文字情報を属性情報として、記
録媒体に記録することにより、映像素材の管理が容易に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る映像素材管理装置の構
成を示すブロック図。
【図2】図1の映像素材属性デ−タベース管理部4で管
理されているコードデ−タ、ディレクトリ名および映像
素材属性デ−タの対応関係を示す図。
【図3】図1のデ−タベース管理部4で管理されている
デ−タベース内の階層構造を示す図。
【符号の説明】
1…映像記録再生部、2…コード情報記録部、3…コー
ド情報読取り部、4…映像素材属性デ−タベース管理
部、5…情報検索部、6…入力部、7…インタフェ−
ス、8…表示部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を記録媒体に記録し、前記記録媒体
    に記録された映像を再生する映像記録再生手段と、 前記記録再生手段により再生された映像を表示する表示
    手段と、 前記映像を記録した記録媒体に前記映像の属性を示す映
    像属性情報を記録する情報記録手段と、 前記記録媒体に記録された映像属性情報を読取る情報読
    取り手段と、 前記記録媒体に記録された映像中で、編集の対象となる
    映像素材について、同素材の属性を示す映像素材属性デ
    −タを前記記録媒体単位で登録管理するデ−タベース管
    理手段と、 前記情報記録読取り手段により読取られた映像属性情報
    を検索キーとして前記デ−タベース管理手段により管理
    されている前記映像素材属性デ−タを検索する検索手段
    とを具備し、 前記検索手段により検索された映像素材属性デ−タに基
    づいて、編集の対象とする映像素材が取り出せるように
    したことを特徴とする映像素材管理装置。
  2. 【請求項2】 前記デ−タベース管理手段は、 前記属性情報と、前記記録媒体を識別するための記録媒
    体識別名とを対応付け、同識別名をディレクトリ名とし
    たディレクトリに前記映像素材属性デ−タを一括登録
    し、同デ−タを管理することを特徴とする請求項1記載
    の映像素材管理装置。
  3. 【請求項3】 前記情報記録手段は、前記属性情報とし
    て、日付時刻情報、もしくは日付情報を前記記録媒体に
    記録することを特徴とする請求項1記載の映像素材管理
    装置。
  4. 【請求項4】 任意の文字情報を入力するための入力手
    段をさらに備え、前記情報記録手段は、前記入力手段に
    より入力された前記文字情報を前記属性情報として、前
    記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1記載の
    映像素材管理装置。
  5. 【請求項5】 前記デ−タベース管理手段は、前記属性
    情報をディレクトリ名としたディレクトリに、前記映像
    素材属性デ−タを一括登録し、同デ−タを管理すること
    を特徴とする請求項3または請求項4記載の映像素材管
    理装置。
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