JPH0479010B2 - - Google Patents

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JPH0479010B2
JPH0479010B2 JP58218728A JP21872883A JPH0479010B2 JP H0479010 B2 JPH0479010 B2 JP H0479010B2 JP 58218728 A JP58218728 A JP 58218728A JP 21872883 A JP21872883 A JP 21872883A JP H0479010 B2 JPH0479010 B2 JP H0479010B2
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Kunio Okada
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、出力媒体のサイズより大きい出力画
像を複数に分割して出力する画像出力装置に関す
る。
[従来技術] 従来、この種の画像出力装置は、特開昭57−
181260号公報に示されているように、分割した複
数の画像を予め定められた順番で出力していた。
従つて、分割して出力された画像を並べて元の
一枚の大きな画像を再現したい場合、予め定めら
れた出力順で並べれば、元の一枚の大きな画像を
再現することができるが、不慣れな人には分かり
にくいと言う問題があつた。
[目的] そこで、本発明の目的は上述の欠点を除去し、
分割された出力画像とともに、分割された出力画
像の夫々が分割前のどの位置に対応するかを示す
位置情報が出力されるようにすることにある。
この目的を達成するため、本発明は、画像を出
力部から出力媒体上に出力する画像出力装置にお
いて、前記出力媒体のサイズより大きい出力画像
を複数に分割する分割手段と、前記分割手段によ
り分割された出力画像の夫々が分割前の出力画像
のどの位置に対応するかを示す位置情報を発生す
る発生手段と、前記分割手段により分割された出
力画像とともに、前記発生手段により発生された
位置情報を前記出力部に供給する供給手段とを設
けたものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。第1図は本発明画像記録装置の内部構成例を
示し、ここで100はレーザビームプリンタ(以
下、LBPと称する)であり、接続したホストコ
ンピユータ(不図示)から供給された図形情報を
対応する図形パターンに変換し、記録媒体である
用紙上に画像形成する。
101はLBP100の全体の制御、およびホ
ストコンピユータから供給された図形情報の解析
をするプリンタ制御ユニツトであり、その図形情
報を対応する図形パターンのビデオ信号SO1に
変換し、印刷機構102のレーザドライバ103
に出力する。レーザドライバ103は半導体レー
ザ駆動制御用回路であり、入力したビデオ信号に
応じて半導体レーザ104から発射するレーザ光
をオン・オフ切替する。
レーザ光は、回転多面鏡105で左右方向に振
られて静電ドラム106上に照射され、図形パタ
ーンの潜像が形成される。その潜像は静電ドラム
106の周囲の現像ユニツト(不図示)により現
像されたのち、用紙に転写される。その用紙はカ
ツトシート紙を使用し、LBP100に装着した
用紙カセツト107に収納され、給紙ローラ10
8および搬送ローラ(不図示)とにより装置内に
取り込まれ、静電ドラム106に供給される。
第2図は上述のプリンタ制御ユニツト101の
詳細な構成例を示し、ここで200はLBP10
0の全体の制御、および図形情報の解析を行う中
央処理装置(以下、CPUと称する)である。2
01はホストコンピユータ(不図示)との間でデ
ータの送受信を行う入力インタフエース回路であ
り、ホストコンピユータから図形情報が入力され
ると、その入力を知らせる割込信号SO2をCPU
200へ出力し、その入力情報を信号線DO1を
通じてCPU200へ送る。202は使用する用
紙の印刷領域を決定するのに用いる用紙サイズ選
択スイツチである。203はホストコンピユータ
からCPU200を介して供給された入力情報を
一時保存する入力バツフアメモリである。すなわ
ち、CPU200は割込信号SO2で起動する入力
割込処理プログラムにより信号線DO1上の入力
情報を読み込み、入力バツフアメモリ203に格
納する。
204は用紙情報テーブル、205はXレジス
タ、206はYレジスタである。用紙情報テーブ
ル204は用紙の印刷領域のx方向およびy方向
のドツトサイズを複数組リードオンリメモリ(以
下、ROMと称する)上に用意したもので、1つ
のX方向およびY方向のドツトサイズの組が1つ
の用紙サイズ選択スイツチ202の設定値に対応
している。なお、ここでいうドツトサイズとは
LBP100がレーザ光のオン・オフ(断続)で
像を形成する際の最小単位の点(ドツト)を単位
とした印刷領域の大きさをいうものとする。Xレ
ジスタ205およびYレジスタ206は、用紙サ
イズ選択スイツチ202の設定値により一意に決
定された用紙情報テーブル204上のx方向ドツ
トサイズ、y方向ドツトサイズをそれぞれ保存し
ておくレジスタである。
207は用紙1ページ単位のデータを保存して
おくページバツフアメモリであり、内部にページ
バツフア(1、1)、ページバツフア(1、2)、
ページバツフア(2、1)およびページバツフア
(2、2)の4ページ分の領域を用意しておき、
用紙の印字領域の4倍の座標空間を得る。第3図
に図形を描く座標空間とこのページバツフア
(1、1)〜(2、2)との対応を示す。第3図
のXおよびYはそれぞれXレジスタ205および
Yレジスタ206の値を、すなわち用紙の印字領
域のドツトサイズを表わす。ここで、座標空間
(0−0)をを4つに分割した部分座標空間(1
−1)、(1−2)、(2−1)および(2−2)
が、それぞれ上述のページバツフア(1、1)、
(1、2)、(2、1)および(2、2)に対応す
る。
208は上述の分割した部分座標空間の分割関
係を示す記号であるところの分割番号(1−1)、
(1−2)、(2−1)および(2−2)を用紙上
に印字するための情報をROM上に用意した分割
番号情報テーブルである。
209はランダムアクセスメモリ(以下、
RAMと称する)上に用意した作業用メモリであ
り、CPU200が一時的なデータの保存や演算
に使用する。210は図形情報の表す線分の支点
座標と終点座標とを与えることによつて、イメー
ジバツフアメモリ211の線分のドツトパターン
を発生させる一般的なベクトル−ラスタ変換器で
ある。イメージバツフアメモリ211は本LBP
100で使用できる用紙の最大印刷領域に対応し
た容量を有するRAMであり、用紙1ページ分の
図形情報をドツトパターンの状態で保存してお
く。
212はビデオ信号発生器であり、CPU20
0から印刷開始信号SO3により起動してイメー
ジバツフアメモリ211からレーザ光1スキヤン
分のドツトパターンの並びを取り出し、それをレ
ーザ光のオン・オフに対応するビデオ信号に変換
してプリンタインタフエース回路213へ送信す
る。プリンタインタフエース回路213はプリン
ト制御ユニツト101と印刷機構102間の信号
の送受を制御するもので、CPU200からの印
刷開始信号SO3に応じて印刷機構に起動をかけ、
その印刷機構から送られた用紙1ページの印刷終
了を知らせる印刷終了信号SO4をCPU200に
返信する。
第4図は上述のLBP100が取扱う図形情報
のフオーマツト形式の一例を示す。図形情報には
直線情報400と画面終了情報401とがある。
直線情報400は直線開始命令コード(以下、
GSと称する)およびx、y座標(xi、yi)の連続
からなり、各座標(xi、yi)(i=1、2、…n)
を結んだ折れ線を表現する。画面終了情報401
は画面終了命令コード(以下、EOGと称する)
からなり、1画面分の図形情報群の最後に付加さ
れ、その図形情報群の終了を示す。LBP100
はこの画面終了命令コード(EOG)に応じて印
刷を開始する。
第5図AおよびBは、第4図の図形情報による
描画の一例を示したものであり、ここで500は
入力した図形情報群、504がその図形情報群に
対応する出力画面である。図示のように、図形情
報群500の最初の直線情報501により座標点
(x1、y1)、(x2、y2)および(x3、y3)を順に結
ぶ折れ線を作り出し、さらに2番目の直線情報5
02により描画の始点を点(x4、y4)に移して点
(x4、y4)および(x5、y5)とを結ぶ線分を作り
出し、最後の画面終了命令コード(EOG)によ
り出力画面504を印刷する。
第6図および第7図は用紙に出力する図形の大
きさが用紙1ページ分の印刷領域を越えたときの
本発明によるページ分割出力処理の原理を示した
ものである。用紙1ページの印刷領域は前述のよ
うにXレジスタ205の値Xと、Yレジスタ20
6の値Yとにより定まる。このとき、用紙のx方
向の大きさがX、y方向の大きさがYの座標空間
に対応する。また、第3図を参照して前述したよ
うに、本LBP100は上述の実座標空間の4倍
の仮想的な座標空間(0−0)を有し、各部分座
標空間(1−1)、(1−2)、(2−1)、および
(2−2)がそれぞれ印刷領域と同サイズの空間
を表わし、それぞれがページバツフアメモリ20
7のページバツフア(1、1)、(1、2)、(2、
1)および(2、2)に対応付けられている。
そこで、第6図に示すように、最初の部分座標
空間(1−1)を越えるような線分(xa、ya)、
(xb、yb)は、上述のそれぞれの部分座標空間単
位に線分(xa、ya)、(x1、Y)と、線分(x、
Y)、(X、y1)と、線分(x、y1)、(xb、yb)と
に分割できる。すなわち、第7図に示すように、
受信した直線情報700をCPU200により直
線情報701、直線情報702および直線情報7
03に分割し、そのそれぞれを各部分座標空間に
対応したページバツフア(1、1)、(2、1)お
よび(2、2)に振り分け得る。この分割した直
線情報701〜703のページバツフアへのセツ
トの際に、分割出力する各ページの関係、すなわ
ち分割図形の並びを表わす分割番号情報704〜
707もそれぞれ対応する各ページバツフアにセ
ツトする。
従つて、各ページバツフア単位に独立に印刷機
構102の出力を起動することにより、座標空間
(0、0)、(2X、2Y)の領域にわたる図形を第
7図に示すように4ページの出力用紙に分割して
出力することができ、同時にその各用紙の所定位
置に対応の分割番号(1−1)〜(2−2)も出
力することができる。
上述の分割した直線情報701〜703は、各
部分座標空間(1−1)、(2−1)、(2−2)の
原点をそれぞれ(0,0)としたときの相対座標
に変換してから、各ページバツフア(1、1)、
(2、1)および(2、2)に保存される。これ
は用紙に出力する際に、原点を(0、0)として
x方向にx、y方向にYの値である用紙の印刷領
域の座標空間上の情報として、各ページバツフア
の情報を取扱うためである。
第8図は第2図の分割番号情報テーブル208
の構成例を示す。各ページバツフアに直線情報と
ともにセツトされる分割番号情報704〜707
は、第8図に示すように、各ページバツフアに対
応する部分座標空間の番号(1−1)、(1−2)、
(2−1)および(2−2)を表わす番号文字列
を、この番号文字列の左下すみを原点(0、0)
とした座標空間上の線分の集合で構成し、かつ第
4図の400で示すフオーマツト形式で表わした
直線情報の集合として用意する。また、この分割
番号情報は、分割するページ数分、すなわち「1
−1」、「1−2」、「2−1」および「2−2」の
4種類を用意しておき、第2図のROMの分割番
号情報テーブル208上にあらかじめ格納してお
く。
各分割番号情報中の直線情報群は、その直線情
報群が表示する文字列の左下すみを座標の原点
(0、0)としているので、各分割番号情報を実
際に対応するページバツフア上へセツトする際に
は、用紙の印刷領域の所定位置に分割番号を出力
できるように、原点修正のための座標変換を行う
必要がある。本例では、用紙の印刷領域の左上す
みにその分割番号を表示するものとする。(第7
図参照)。従つて、分割番号情報中の各座標(xi
yi)をページバツフア上へのセツトの際に、 x′i=xi+0 ……(1) y′i=yi+Y ……(2) の座標変換を行ない、座標値(x′i、y′i)として
ページバツフア上に格納する。
(2)式のYはYレジスタ206の値であり、すな
わち用紙の印刷領域のy方向のドツトサイズであ
る。ただし、分割番号がホストコンピユータから
送られた図形情報と重なつて出力されないよう
に、上押のYの値は表示する分割番号の図形のy
方向の大きさ分だけ予め差し引いて用紙情報テー
ブル204にセツトしておき、疑似的に用紙の印
刷領域外に分割番号を表示できるようにしてお
く。このようにして、各ページバツフアに対し、
分割番号を直線情報群で表わした分割番号情報を
付加することにより、用紙への出力の際にその分
割番号を他の図形情報と同様に取り扱い、各出力
用紙に分割番号を印刷することができる。
以上の構成からなるLBP100の図形分割出
力のデータ処理および制御の動作例を、プログラ
ムとしてCPU200の内部メモリにあらかじめ
格納した第9図〜第12図に示すフローチヤート
を参照して説明する。
第9図はプリンタ制御用メインルーチン900
を示す。LBP100への電源投入により、まず
ステツプ901において、用紙サイズ選択スイツ
チ202の設定値を読み込み、用紙情報テーブル
204上のそのスイツチの設定値に対応した用紙
のx方向ドツトサイズ値Xと、y方向ドツトサイ
ズ値Yとを取り出し、この取り出したXとYをそ
れぞれ対応するXレジスタ205とYレジスタ2
06にセツトする。
次に、ステツプ902において、ページバツフ
アメモリ207を全て空き状態にクリアして新し
い1画面分の図形情報の受け入れ体制をとる。続
いて、ステツプ903に進んで、入力バツフア2
03からホストコンピユータからの図形情報を1
つ取り出す。なお、ホストコンピユータからの図
形情報はインタフエース回路201からの入力割
込み信号SO2による入力割込処理として、この
プリンタ制御用メインルーチン900とは独立
に、インタフエース回路201から読み込まれ、
入力バツフア203へ順次保存されている。
入力バツフア203から取り出した図形情報の
種類をステツプ904で判別し、それが直線情報
の場合には、ステツプ905に進んで、第10図
に示すベクトル分割処理のサブルーチン1000
により直線情報のページ分割とページバツフアメ
モリ207への保存を行ない、次の図形情報を処
理するためにステツプ903へ再び戻る。
一方、ステツプ904において、図形情報の種
類が画面終了情報であると判定したときには、こ
の情報が1画面分の図形情報群の終了を示すの
で、ステツプ906以降の図形出力関係の処理手
順に進む。まず、ステツプ906において、第1
2図に示すベクトル分割後処理のサブルーチン1
200により各ページバツフア(1、1)〜
(2、2)にそれぞれ分割番号情報および画面終
了情報をセツトする。続いて、ステツプ907に
おいて、まだ記録紙に記録内容を出力していない
ページバツフアが残存しているか否かを判定し、
残存している場合には次のステツプ908,90
9および910の処理を各ページバツフアのそれ
ぞれについて実行する。全ページバツフアについ
てこの一連のステツプ908,909および91
0の処理の実行が終了すれば、ステツプ907は
否定判定となるので、次の画面の図形処理のため
に再びステツプ902へ戻る。
ステツプ908,909および910は、用紙
1ページ分、すなわちページバツフア1領域分の
出力処理を行う一連の処理手順である。まず、ス
テツプ908において、第11図に示すベクトル
展開処理のサブルーチン1100によりイメージ
バツフアメモリ211上に1ページ分の図形のド
ツトパターンを展開する。次に、ステツプ909
において、印字開始信号SO3をビデオ信号発生
器212およびプリンタインタフエース回路21
3へ送つて印刷機構102の用紙1ページ分の印
刷動作を起動し、次のステツプ910においてそ
の印刷が終了するのをプリンタインタフエース回
路213からの印刷終了信号SO4の受信を検出
することにより待機する。ステツプ910で印刷
終了信号SO4を検知すれば、用紙1ページ分の
印刷が終了したので、次のページの印刷のために
再びステツプ907へ戻り、上述のステツプ90
7〜910の処理を繰り返す。
第10図は上述のステツプ905において実行
するベクトル分割処理のサブルーチン1000の
詳細を示す。このザブルーチン1000ではメイ
ンルーチンから直線情報が渡され、この直線情報
から線分座標(Xi、yi)、(xi+1、yi+1)(但し、i
=1、2、…n)を順次取り出し、各々の線分に
ついてステツプ1002〜1016の処理を施
す。
まず、ステツプ1001において、メインルー
チンから渡された直線情報から線分座標(xi
yi)、(xi+1、yi+1)を取り出し、次のステツプ1
002において、その線分座標を作業用メモリ2
09上に設けた線分保存領域に記憶する。次い
で、ステツプ1003において、その線分の直線
方程式 y=ax+b ……(3) の係数aおよびbを次の演算式で算出する。
a=yi+1−yi/xi+1−xi ……(4) b=xi+1yi−xiyi+1/xi+1−xi ……(5) なお、xi=xi+1のときには、 x=xi ……(6) を直線方程式として以下の処理で使用する。
次に、ステツプ1004において、x方向おけ
る部分座標空間(1−1)、(1−2)、(2−1)、
および(2−2)上での線分のまたがりを判定す
るために、座標値xiおよびxi+1とXレジスタ20
5の値Xとを比較する。Xレジスタ205の値X
が座標値xiとxi+1の間の値であるならば、線分が
上述の部分座標空間をまたがつていることを示す
ので、この場合にはステツプ1005に進み、レ
ジスタ値Xに対する座標値y〓をステツプ1003
において決定した係数aおよびbを用いて、次の
直線方程式 y〓=aX+b ……(7) により求める。求めた座標(x、yα)は線分
(xi、yi)、(xi+1、yi+1)の分割点の1つとなるの
で、次のステツプ1006において、その座標
(X、yα)を前述の作業用メモリ209上に設け
た線分保存領域に記憶し、次のステツプ1007
へ進む。一方、Xレジスタ205の値Xが座標値
xiとxi+1の間の値でないと判定したときには、線
分が部分座標空間をまたがつているときではない
ので、ステツプ1004からそのままステツプ1
007へ移行する。
ステツプ1007,1008、および1009
において上述と同様にy方向の分割点の座標
(x〓、Y)を求め、これを作業用メモリ209上
の線分保存領域に記憶する。すなわちYレジスタ
206の値Yが座標値yiとyi+1の間であるか否か
をステツプ1007で判別し、その間であるとの
肯定判定のときには、ステツプ1008において
レジスタの値Yに対するx座標値x〓をステツプ1
003において決定した係数aおよびbを用い
て、次の直線方程式 x〓=(Y−b)/a ……(8) により求める。求めた座標(x〓、Y)を次のステ
ツプ1009において、上述の線分保存領域に記
憶し、次のステツプ1010へ進む、一方、ステ
ツプ1007で否定判定のときにはそのままステ
ツプ1010へ移行する。
ステツプ1010では、上述の線分保存領域に
保存されている線分の始点、終点および分割点の
座標をx座標の昇順に並べ替え、続くステツプ1
011〜1015において、その並べ替えた座標
群を分割した線分(xl、yl)、(xl+1、xl+1)として
順次取り出し、その分割線分が属する部分座標空
間(j−k)(但し、j=1、2、k=1、2)
の原点を(0、0)とした相対座標に変換後、そ
の変換した分割線分を第4図の400で示す直線
情報の形式に変換して、それぞれ対応するページ
バツフア(j、k)(但し、j=1、2、k=1、
2)に保存する。
以上の処理により1つの線分の分割が終了する
と、保存線分の座標の残存を判定するステツプ1
015が否定判定となるので、ステツプ1016
に進み、次の未処理の線分(xi+1、yi+1)、(xi+2
yi+2)がまだ残つているか否かを判定し、残つて
いれば再びステツプ1001へ戻つて上述と同様
の分割処理を繰り返す。未処理の線分がもはや残
つていなければ、1つの直線情報の分割処理の終
了を意味するので、ステツプ1016は否定判定
となり、メインルーチン900へ戻る。
第11図はイメンルーチン900のステツプ9
08において実行するベクトル展開処理のサブル
ーチン1000の詳細を示す。まず、ステツプ1
101において、ページバツフアメモリ207の
各ページバツフア(j、k)(但し、j=1、2、
K=1、2)から図形情報を取り出し、次のステ
ツプ1102でその図形情報の種類を判別する。
その図形情報が直線情報の場合にはステツプ11
03へ進み、直線情報内の線分(xi、yi)、(xi+1
yi+1)(但し、i=1、2…n)を順次取り出し、
続くステツプ1104において、その線分の始点
(xi、yi)と終点(xi+1、yi+1)とをベクトルラス
タ変換器210に与えて、イメージバツフアメモ
リ211上にその線分の直線図形ドツトパターン
を発生させる。次のステツプ1105において、
未処理の線分座標がまだあるか否かを判定し、ま
だあるときはステツプ1103に戻り上述の処理
を繰り返す。ステツプ1103〜1105の処理
を直線情報内の線分の全てについて行つた後、ス
テツプ1101へ戻り、次の図形情報のベクトル
展開処理を続ける。
ステツプ1102において、図形情報の種類が
画面終了情報であると判定したときには、その情
報が現在処理中のページバツフアの図形情報群の
終了を示すので、本ベクトル展開処理を終了して
メインルーチン900へ戻る。
第12図はメインルーチン900のステツプ9
06おいて実行するベクトル分割後処理のサブル
ーチン1200の詳細を示す。このサブルーチン
1200により分割番号情報および画面終了情報
を各ページバツフア(1、1)〜(2、2)にセ
ツトする。
まず、ステツプ1201において、Xレジスタ
205およびYレジスタ206から用紙のx方向
およびy方向のドツトサイズ値を読み出し、次の
ステツプ1201において、これらのドツトサイ
ズ値を基にして分割番号の用紙上の印刷開始位置
を決定する。この印刷開始位置を以下では分割番
号描画始点(x0、y0)と称する。本例では、第7
図に示すように、分割番号(1−1)〜(2−
2)を用紙の左上隅に表示するとしているので、
その分割番号描画始点(x0、y0)は(0、Y)に
設定する。
次に、ステツプ1203へ進み、ページバツフ
ア(1、1)、(1、2)、(2、1)および(2、
2)を順次選択して、それぞれのページバツフア
について以下のステツプ1204〜1027の処
理を施こす。まず、ステツプ1204では、ステ
ツプ1203で選択したページバツフア(i、
j)(但し、i=1、2、j=1、2)に対応す
る分割番号情報(i−j)を分割番号情報テーブ
ル208から読み出す。次のステツプ1205に
おいて、その読み出した分割番号情報(i−j)
に対し、ステツプ1202で設定した分割番号描
画始点(x0、y0)に適応するように座標変換処理
を施す。すなわち、各分割番号情報は、第8図に
示すように、分割番号描画始点を(0、0)とし
た直線情報群により構成したので、ステツプ12
05において、その始点を(x0、y0)に変更する
ために各直線情報中の各座標値(xk、yk)(但し、
k=1、2…n)を(x0+xk、y0+yk)にセツト
しなおす。
続いて、ステツプ1206において、上述の座
標変換後の分割情報を現在選択中のページバツフ
ア(i、j)に書き込む。さらに、ステツプ12
07において、そのページバツフア(i、j)に
画面終了情報を追加書き込みし、この画面終了情
報をそのページバツフア(i、j)の図形情報群
の終了マークとして以後の処理で取扱う。次に、
ステツプ1203へ戻り、ページバツフアの順次
選択が終了したときには、本ベクトル分割後処理
を終了してメインルーチン900へ戻る。
上述のベクトル分割後処理ルーチン1200に
おいて、各ページバツフアに追加された直線情報
の集合からなる分割番号情報は、ベクトル展開処
理ルーチン1100において他の直線情報と全く
同様に取り扱われ、用紙上の特定位置に線分の集
合として分割番号の文字列を発生させる。
このように、記録媒体(例えば用紙)の記録領
域を越える入力画像情報群を複数の記録媒体に分
割出力する際に、その分割位置関係を示す分割番
号情報を各記録媒体に出力するようにしたので、
その入力画像情報群が表現する大画面を容易に復
元することができる。
なお、本例ではページ単位にデータを編集し
て、印刷機構に起動をかけるレーザビームプリン
タへ適用例を示したが、本発明はこれに限定され
ず、ペンプロツタや感熱式プリンタあるいはイン
クジエツトプリンタなどの種々の印刷装置や
CRT表示面上に図形を表示する表示装置にも容
易に適用できることは勿論である。
また、本例では図形情報として線分情報のみを
取扱つているが、これに限定されず、多角形や円
弧などのように座標や距離を要素とする画像情
報、あるいは写真のようなドツトイメージの画像
情報についても分割出力の対象にすることができ
るのは勿論である。さらに、入力文字コードから
対応する文字のドツトパターンを発生する一般的
な文字発生器(キヤラクタ・ジエネレータ)を備
えることにより、文字コードを含んだ入力情報群
の分割出力も取り扱うことができる。この文字発
生器の具備により、本例で直線情報の集合で構成
していた分割番号情報を文字コード列に置き換え
ることができて分割番号情報の圧縮化ができ、ま
た分割番号を複雑にすることなく、印刷する分割
番号文字列の印字品位を向上させることができ
る。
また、本例では分割番号情報の印字位置を記録
材である用紙の左上隅に固定していたが、このよ
うに印字位置を固定する必要はなく、分割番号描
画始点(x0、y0)の値を所定の設定用専用スイツ
チや入力データ源からの設定命令などの設定手段
により選択指定できるように構成すれば、分割番
号情報の印字位置の変更は容易となる。
さらにまた、本例ではページ分割手段として複
数のページバツフアを用い、そのページバツフア
上で他の図形情報といつしよに分割番号情報も取
扱うようにしたが、これに限定されるものではな
い。例えば、ページ分割手段として座標空間全領
域を覆うイメージバツフアメモリを用意し、その
イメージバツフアメモリ上に入力画像情報群に対
応した図形パターンを展開後、記録材(例えば用
紙)の印刷領域単位にイメージバツフアメモリを
分割して、順次記録材に出力するようにしても良
く、この場合には別途に通常の文字発生器などの
分割番号情報図形パターン発生手段を設け、記録
材への記録動作と同期をとつて上述のイメージバ
ツフアメモリ上の図形画像パターンと、分割番号
情報パターン発生手段から発生させた分割番号情
報に対応する図形パターンとを順次記録材に記録
するようにしても良い。
なお、また、本例では記録材である用紙にペー
ジ分割した際の分割の状況によつては、ある用紙
には出力すべき図形情報が何も無く、白紙出力す
る場合が生じる。そこで、用紙に出力する際にペ
ージバツフアに分割番号情報以外の出力すべき図
形情報があるか否かを判別して、その図形情報が
存在しなければ用紙への出力を取り止めるように
すれば、かかる白紙出力を防止することができ
る。この処理でページ分割出力した用紙には各々
の分割番号が印刷されるので、白紙ページの抜け
は容易に判断できる。
〔効果〕
以上説明したように、本発明によれば、出力媒
体のサイズより大きい出力画像を複数に分割して
出力するときに、分割された出力画像とともに、
分割された出力画像の夫々が分割前の出力画像の
どの位置に対応するかを示す位置情報を出力部に
供給することにより、分割して出力された画像を
並べて、元の一枚の大きな画像を再現する作業が
簡単になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明画像記録装置の内部構成例を示
す概略構成図、第2図は第1図のプリンタ制御ユ
ニツトの構成例を示すブロツク線図、第3図は第
2図のページバツフアと座標空間との対応を示す
説明図、第4図は第2図の図形情報のフオーマツ
ト形式の一例を示す説明図、第5図AおよびBは
第4図の図形情報と描画の関係を示す説明図、第
6図は記録材の記録領域を上廻る入力図形情報の
一例を示す線図、第7図は第6図の入力図形情報
に対する第2図のページバツフアおよび記録材へ
の出力状態の一例を示す説明図、第8図は第2図
の分割番号情報テーブルの構成例を示す説明図、
第9図〜第12図は第2図のプリンタ制御ユニツ
トの制御動作例を示すフローチヤートである。 100……レーザビームプリンタ(LBP)、1
01……プリンタ制御ユニツト、102……印刷
機構、200……中央処理装置(CPU)、201
……入力インタフエース回路、202……用紙サ
イズ選択スイツチ、203……入力バツフアメモ
リ、204……用紙情報テーブル、205……X
レジスタ、206……Yレジスタ、207……ペ
ージバツフアメモリ、208……分割番号情報テ
ーブル、209……作業用メモリ、210……ベ
クトルーラスタ変換器、211……イメージバツ
フアメモリ、212……ビデオ信号発生器、21
3……プリンタインタフエース回路、400,5
01,502……直線情報、401,503……
画面終了情報、500……図形情報群、504…
…出力画面(描画)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 画像を出力部から出力媒体上に出力する画像
    出力装置において、 前記出力媒体のサイズより大きい出力画像を複
    数に分割する分割手段と、 前記分割手段により分割された出力画像の夫々
    が分割前の出力画像のどの位置に対応するかを示
    す位置情報を発生する発生手段と、前記分割手段
    により分割された出力画像とともに、前記発生手
    段により発生された位置情報を前記出力部に供給
    する供給手段とを有することを特徴とする画像出
    力装置。
JP58218728A 1983-11-22 1983-11-22 画像出力装置 Granted JPS60112371A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58218728A JPS60112371A (ja) 1983-11-22 1983-11-22 画像出力装置

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JPS60112371A JPS60112371A (ja) 1985-06-18
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DE69937136T2 (de) 1998-06-22 2008-06-19 Abb K.K. Lackiervorrichtung

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