JPH0478901B2 - - Google Patents

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JPH0478901B2
JPH0478901B2 JP60144980A JP14498085A JPH0478901B2 JP H0478901 B2 JPH0478901 B2 JP H0478901B2 JP 60144980 A JP60144980 A JP 60144980A JP 14498085 A JP14498085 A JP 14498085A JP H0478901 B2 JPH0478901 B2 JP H0478901B2
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liquid
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liquid storage
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は混合冷媒を用いた冷凍機、詳しくは、
冷媒回路内に高沸点冷媒と低沸点冷媒との混合冷
媒を封入すると共に、前記回路内に高沸点冷媒リ
ツチの液冷媒を貯留制御することによつて、該冷
媒回路内を循環する冷媒の組成比を変更し、冷凍
能力を調節できるようにした冷凍機に関する。
(従来技術) 本出願人は特願昭59−177189号において、混合
冷媒を封入したこの種冷凍機を提案している。
このものを第4図に基づいて概略説明すると、
凝縮器50と蒸発器51とを接続する液管52
に、吸入冷媒の過熱状態とする抵抗値に設定した
第1キヤピラリーチユーブ53を介装する一方、
該第1キヤピラリーチユーブ53と並列に、該キ
ヤピラリーチユーブ53よりも抵抗値が小さく吸
入冷媒を湿り状態とする第2キヤピラリーチユー
ブ54と開閉弁55との直列回路を接続してい
る。
また、前記蒸発器51と圧縮器56とを接続す
るガス管57に、液冷媒を貯留可能としたアキユ
ムレータ58と、補助アキユムレータ59とを介
装している。
かくして、前記開閉弁55を閉鎖することによ
り、吸入冷媒が適性な過熱状態に調節されるの
で、前記アキユムレータ58には液冷媒が留まら
ず、従つて、冷媒回路の循環冷媒は、封入した当
初の組成比となり、所定の冷凍能力を発揮する一
方、 前記開閉弁55を開放すると、前記吸入冷媒が
湿り状態になり、この冷媒中の液冷媒が前記アキ
ユムレータ58に貯留されていくのである。しか
も、この貯留される冷媒は高沸点冷媒リツチの液
冷媒であるから、前記回路内を循環する冷媒は当
初の組成比に対して低沸点冷媒リツチの混合冷媒
となり、かくして、冷凍能力が増大する側に能力
制御されるのである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来のものにおいては、前記ア
キユムレータ58に高沸点冷媒リツチの液冷媒を
貯留するために、前記膨張機構として作用させる
キヤピラリーチユーブの抵抗を小さくして、吸入
冷媒を積極的に湿り状態としなければならず、こ
の結果、前記蒸発器51の蒸発温度が最適蒸発温
度より高い温度になつてしまう問題があつた。
しかして、本発明は、前記蒸発器の入口側に設
ける膨張機構を、吸入冷媒が適正な過熱状態とな
るように設定した場合においても、混合冷媒の特
性として、一般に前記蒸発器の出口側冷媒には高
沸点冷媒リツチの未蒸発液冷媒が残ることに着目
して発明したものであつて、吸入冷媒中に残存す
る高沸点冷媒リツチの未蒸発液冷媒を重力分離し
て貯留する容器を、前記圧縮機に至るガス管に設
けることによつて、吸入冷媒を湿り制御しなくと
も適正な過熱状態で運転できながら、冷媒回路内
の循環冷媒の組成比を変更して能力調節が行え、
しかも組成比の変更時、貯溜する高沸点冷媒の純
度を上げて低沸点冷媒リツチに変更でき、能力増
大を有効に行えるようにする点にある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の構成を第1図に基づいて説明すると、
冷媒回路に高沸点冷媒と低沸点冷媒との混合冷媒
を封入すると共に、蒸発器4の入口側の液管11
に過熱度制御用の膨張機構3を設ける冷凍機にお
いて、前記蒸発器4と圧縮器1とを接続するガス
管8に、該ガス管8から下方に延びる第1通路1
0を介して、このガス管8を流通する高沸点液冷
媒を重力分離する液溜容器9を接続する一方、該
液溜容器9に貯留する高沸点冷媒を追い出す追出
し手段を設けると共に、この追出し手段は、加熱
量調節可能な加熱手段を備えているのである。
尚、第1図中、2は凝縮器、5はアキユムレー
タである。
前記追出し手段は、第1図に示すように、前記
液溜容器9と前記冷媒回路の高圧または中間圧域
とを開閉弁12を介して接続する第2通路13
と、前記液溜容器9と前記ガス管8とを減圧機構
14を介して接続する第3通路15と、前記第1
通路10に介装する前記ガス管8から前記液溜容
器9への流れのみを許す逆止弁16とから形成
し、前記第2通路13から導入する冷媒回路中の
圧力を利用して前記液溜容器9内に貯留する高沸
点冷媒リツチの液冷媒を、前記第3通路15から
圧力的に追い出すようにしてもよい。
また、前記追出し手段は、第3図に示すよう
に、前記液溜容器9に吐出ガスを利用した加熱手
段(熱交換チユーブ18)を設けて、該加熱手段
のみにより前記液溜容器9に貯留される液冷媒を
加熱蒸発させて該容器9から追い出すようにして
もよい。
(作用) 前記膨張機構3の抵抗を吸入ガス冷媒が適性な
過熱状態となるように調節しても、前記蒸発器4
から前記圧縮機1に至る前記ガス管8を流通する
冷媒中には、高沸点冷媒リツチの未蒸発液冷媒が
残存するのであり、従つて、前記追出し手段を作
用させない場合には、吸入冷媒が前記ガス管8を
流通する過程で、該冷媒中に含まれる未蒸発液冷
媒が、前記第1通路10接続部において、その重
力により該第1通路10を介して落下して前記吸
入冷媒から分離され、前記液溜容器9に貯留され
ていくのである。この結果、簡単な構成で循環冷
媒中の高沸点冷媒の組成比を低下させることがで
き、また、蒸発温度を最適に設定できるから、冷
凍能力を有効に増大することになるのである。
一方、前記追出し手段により前記液溜容器9内
の冷媒を冷媒回路の循環回路中に追い出すと、循
環冷媒中の高沸点冷媒の組成比が上昇するから冷
凍能力が減少するのである。
例えば、第1図のものにおいては、前記第2通
路13に設けた開閉弁12を開放すると、高圧ま
たは中間圧の循環冷媒が前記第2通路13を介し
て前記液溜容器9に流入し、この圧力冷媒により
前記液溜容器9に貯留されていた高沸点冷媒リツ
チの液冷媒が前記第3通路15を介して前記ガス
管8に追い出されるのである。
しかも、第1図のものにおいて、前記追出し手
段に加熱量調節可能な加熱手段を備えているか
ら、この加熱手段により前記液溜容器9の温度
を、該容器9に貯留される高沸点冷媒の蒸発圧力
相当飽和温度よりやゝ低い温度に保つことがで
き、従つて、前記容器9内により高沸点冷媒の純
度の高い冷媒が貯留できるのであつて、前記循環
冷媒の組成比をより低沸点冷媒リツチ側に変更で
き、能力変更範囲をより拡大できるのである。
第1実施例 第1図に示すものは、圧縮機1、凝縮器2、過
熱度制御用の電気式膨張弁3、蒸発器4及びアキ
ユムレータ5を順次接続して冷媒回路を形成して
いる。
そして、この冷媒回路に、低沸点冷媒となるR
22と高沸点冷媒となるR114とを3対1の割
合で混合して成る混合冷媒を封入している。
また、前記膨張弁3は、前記圧縮機1への吸入
冷媒を適性な過熱度に制御するように調節してい
る。
尚、6は受液器で、7は補助アキユムレータで
ある。
以上のごとく構成する冷凍機において、前記蒸
発器4と前記圧縮機1とを接続するガス管8にお
ける前記アキユムレータ5の流入側に液溜容器9
を接続するのである。詳しくは、前記ガス管8
に、該ガス管8から下方に延びる第1通路10を
接続し、該通路10の下方出口側に空洞容器から
成る前記液溜容器9を接続するのである。
かくして、前記ガス管8を流通する吸入冷媒中
の高沸点液冷媒が、その重力により前記第1通路
10は接続部から、該通路10を介して前記液溜
容器9に落下し、該液溜容器9に貯留されるよう
にしているのである。
また、前記冷媒回路の高圧域、例えば、前記凝
縮器2と前記蒸発器4とを接続する液管11にお
ける前記膨張弁3の流入側部分と、前記液溜容器
9とを開閉弁12を介装する第2通路13により
接続する一方、前記ガス管8における前記アキユ
ムレータ5と補助アキユムレータ7との間と、前
記液溜容器9とを、キユピラリーチユーブ14を
介装する第3通路15で接続し、更に、前記第1
通路10に前記ガス管8から前記液溜容器9への
流れのみを許す逆止弁16を介装するのである。
かくして、これら第2通路13、第3通路14
及び前記逆止弁16により前記液溜容器9に貯留
された高沸点液冷媒を該容器9から循環回路内に
追い出す追出し手段を形成しているのであつて、
前記第2通路13に介装した前記開閉弁12を開
放することにより、前記液管11から前記液溜容
器9に高圧液冷媒を流入させ、前記液溜容器9に
貯留されていた高沸点液冷媒を前記第3通路14
を介して順次追い出して、該液溜容器9内の冷媒
をこの高圧液冷媒に置き換えられるようにしてい
る。
また、前記液溜容器9に熱交換チユーブ18を
巻装すると共に、該チユーブ18に、前記圧縮機
1の吐出ガス管17から分岐して吐出ガスの一部
をバイパスさせるバイパス管19を接続し、か
つ、このバイパス管19に電磁開閉弁20を介装
して、この電磁開閉弁20の開閉制御にを行うこ
とにより前記液溜容器9の温度を調節できる加熱
量調節可能な加熱手段を設けるのである。
このような加熱量調節可能な加熱手段を設ける
理由は、前記液溜容器9は該容器9に貯留される
液冷媒の蒸発温度以下の温度、例えば、前記した
ように20〜30℃に保たれていればよいのである
が、前記熱交換チユーブ18の巻装により構成す
る加熱手段の前記開閉弁20の開閉制御により前
記容器9の温度を前記高沸点冷媒の蒸発圧力相当
飽和温度よりやゝ低い温度に保つことができ、斯
かる温度に保つことにより、前記容器9内により
高沸点冷媒の純度の高い冷媒が貯留でき、前記循
環冷媒の組成比をより低沸点冷媒リツチ側に変更
でき、能力変更範囲をより拡大できるようにする
ためである。
尚、前記第3通路15には前記キヤピラリーチ
ユーブ14に換えて他の減圧機構を介装してもよ
い。
以上のごとく構成する冷凍機の作用を以下説明
する。
前記冷凍機の能力を増大させる場合には、前記
第2通路13に介装した前記開閉弁12を閉鎖す
るのである。
しかして、吸入冷媒は前記膨張弁3により適性
な過熱度に制御されているが、前記蒸発器4から
流出する冷媒中には、蒸発遅れを生じる高沸点冷
媒リツチの液冷媒が未蒸発液冷媒として残存して
いる。この未蒸発液冷媒を含む吸入冷媒が前記ガ
ス管8を流通し、前記第1通路10の接続部に至
ると、該接続部において、前記未蒸発液冷媒がそ
の重力により前記第1通路10を介して前記液溜
容器9へと落下していくのである。かくして、該
液溜容器9に高沸点冷媒リツチの液冷媒が貯留さ
れていくのである。
従つて、前記冷媒回路を循環する冷媒における
高沸点冷媒の組成比が減少していき、換言する
と、循環冷媒中の低沸点冷媒の組成比が上昇する
ので冷凍能力が増大するのである。
また、このとき、前記液溜容器9の温度は前記
加熱手段による加熱量調節により前記高沸点冷媒
の蒸発圧力相当飽和温度よりやゝ低い温度に保た
れており、前記液溜容器9には、純度の高い高沸
点冷媒を貯溜し、低沸点冷媒リツチの組成比にし
ている。
一方、前記冷凍機の能力を上記した状態から低
下させる場合には、前記第2通路13に介装た前
記開閉弁12を開放するのである。
かくすると、前記液管11を流通する高圧液冷
媒、即ち、冷媒回路の循環冷媒が前記第2通路1
3を介して前記液溜容器9に流入するのである。
このため、該容器9に貯留されていた液冷媒は、
前記高圧液冷媒と混合されて、この高圧液冷媒と
共に前記第3通路14から減圧されて前記ガス管
8に流出するのである。そして、やがて前記液溜
容器9内には前記冷媒回路の循環冷媒と同じ組成
比の液冷媒が滞留することになるのである。
従つて、循環冷媒の組成比が冷媒回路に封入し
た混合冷媒の封入当初の組成比に戻り、換言する
と、前記循環冷媒中の高沸点冷媒の組成比が前記
した状態よりも高くなり、冷凍能力が低下するの
である。
尚、前記第1通路10に前記逆止弁16を介装
しているから、該通路10を介して前記液溜容器
9から前記ガス管8に液冷媒が逆流することはな
い。
また、上記実施例において、前記第3通路15
の前記液溜容器9への接続箇所は、該容器9の上
部位置でもよい。
また、前記第2通路13の流入側は、前記冷媒
回路における高圧ガス域、即ち、前記圧縮機1の
出口側の吐出ガス管17に接続してもよい。
また、前記液溜容器9に貯留する液冷媒を圧力
的に追い出す追出し手段としては、前記第3通路
15を設けることなく、前記容器9に貯留された
液冷媒を前記第1通路10を利用して前記ガス管
8に流出させられるようにしてもよい。この場合
には、前記第1通路10に前記逆止弁16を設け
ないか、あるいは、該逆止弁16に並列にキヤピ
ラリーチユーブを接続するのである。
また、前記液溜容器9の温度調節をする加熱手
段としては、前記熱交換チユーブ18に替えて前
記液溜容器9に電気ヒータを取り付けるようにし
ていてもよい。
第2実施例 第2図に示すものは、第1図に示した実施例を
ヒートポンプ式冷凍機に適用したものである。
第1図のものと相違する点は前記第1通路10
を四路切換弁21と前記圧縮機1とを接続するガ
ス管8aに接続している点である。尚、3a,3
bは第1及び第2電気式膨張弁で、冷房運転時に
は第1電気式膨張弁3aを動作させて吸入ガスの
過熱度制御をする一方、前記第2電気式膨張弁3
bを全開させるようにしている。また、暖房運転
時には、前記第1及び第2電気式膨張弁3a,3
bを冷房運転時とは逆に操作するようにしてい
る。
また、前記第1及び第2電気式膨張弁3a,3
bを冷房及び暖房運転時に同時に制御して、即
ち、冷房運転時には前記第1電気式膨張弁3aに
より吸入ガス冷媒の過熱度を制御する一方、前記
第2電気式膨張弁3bにより高圧液冷媒の過冷却
度を制御するようにしてもよい。かくした場合に
は、前記各膨張弁3a,3b間の中間圧冷媒を、
前記第2通路13を介して前記液溜容器9に導入
するようにしてもよい。
第3実施例 第3図に示す実施例は、第1図に示した実施例
と前記液溜容器9に貯留する高沸点液冷媒を追い
出す追出し経路の点で異なるものである。
即ち、第3図のものにおいては、前記液溜容器
9に該容器9を加熱する加熱手段のみを設けてい
るのである。具体的には、前記液溜容器9に熱交
換チユーブ18を巻装すると共に、前記吐出ガス
管17から吐出ガスの一部をバイパスさせるバイ
パス管19を分岐させ、このバイパス管19を前
記熱交換チユーブ18に接続し、かつ、前記バイ
パス管19に電磁開閉弁20を介装しているので
ある。尚、この場合、前記開閉弁20の開閉制御
を行うことにより第1実施例と同様前記液溜容器
9の温度を高沸点冷媒の蒸発圧力相当飽和温度よ
りやゝ低い温度に保持できる。
かくして、前記液溜容器9に貯留された高沸点
冷媒リツチの液冷媒を追い出す場合には、前記開
閉弁20を開放して、前記熱交換チユーブ18に
吐出ガスを流通させ、前記容器9の温度を前記高
沸点冷媒の蒸発圧力相当飽和温度より高い温度に
保持するのである。そうすると、前記液溜容器9
に貯留されていた高沸点冷媒リツチの液冷媒は蒸
発していき、前記第1通路10から前記ガス管8
に追い出されるのである。
尚、上記実施例においては前記液管11に介装
する膨張機構として電気式膨張弁3を用いたが他
の膨張手段を用いてもよい。
(発明の効果) 以上のごとく本発明によれば、吸入ガス冷媒を
湿り制御しなくとも適正な過熱状態で運転できな
がら、前記追出し手段を作用させないだけで、吸
入冷媒が前記ガス管8を流通する過程で、該冷媒
中に含まれる未蒸発冷媒を、前記第1通路10を
介してその重力により落下させ前記液溜容器9に
高沸点液冷媒を貯溜することができ、従つて簡単
な構成で循環冷媒中の高沸点冷媒の組成比を低下
させることができ、また最適な蒸発温度に設定で
きるから、冷凍能力を有効に増大させることがで
きるのである。
また、前記追出し手段により前記液溜容器9内
の高沸点液冷媒を冷媒回路中に追出すことができ
るから、循環冷媒中の高沸点冷媒の組成比を上昇
させることができ、冷凍能力を減少させることが
できるのであつて、しかも、前記追出し手段は加
熱量調節可能な加熱手段を備えているから、この
加熱手段による加熱量調節により前記液溜容器9
の温度を前記高沸点冷媒の蒸発圧力相当飽和温度
よりやゝ低い温度に保つことにより、前記液溜容
器9内に高沸点冷媒の純度の高い冷媒が貯溜でき
るので、前記循環冷媒の組成比を低沸点冷媒リツ
チ側に変更でき、能力変更範囲をより拡大できる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例の説明図で、
第1図は第1実施例の冷媒回路図、第2図は第2
実施例の冷媒回路図、第3図は第3実施例の冷媒
回路図、第4図は従来例の冷媒回路図である。 1……圧縮機、3……膨張機構、4……蒸発
器、8……ガス管、9……液溜容器、10……第
1通路、11……液管、12……開閉弁、13…
…第2通路、14……キヤピラリーチユーブ、1
5……第3通路、16……逆止弁、18……熱交
換チユーブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高沸点冷媒と低沸点冷媒との混合冷媒を封入
    すると共に、蒸発器4の入口側の液管11に過熱
    度制御用の膨張機構3を設ける冷凍機において、
    前記蒸発器4と圧縮器1とを接続するガス管8
    に、該ガス管8から下方に延びる第1通路10を
    介して、このガス管8を流通する高沸点液冷媒を
    重力分離する液溜容器9を接続する一方、該液溜
    容器9に貯溜する高沸点液冷媒を追い出す追出し
    手段を設けると共に、この追出し手段は、加熱量
    調節可能な加熱手段を備えていることを特徴とす
    る混合冷媒を用いた冷凍機。 2 前記追出し手段が、前記液溜容器9と前記冷
    媒回路の高圧または中間圧域とを開閉弁12を介
    して接続する第2通路19と、前記液溜容器9と
    前記ガス管8とを減圧機構14を介して接続する
    第3通路15と、前記第1通路10に介装する前
    記ガス管8から前記液溜容器8への流れのみを許
    す逆止弁16とから成つている特許請求の範囲第
    1項記載の混合冷媒を用いた冷凍機。 3 前記追出し手段が、前記液溜容器9を加熱す
    る加熱手段のみから成つている特許請求の範囲第
    1項記載の混合冷媒を用いた冷凍機。 項記載の混合冷媒を用いた冷凍機。
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