JPH0478833B2 - - Google Patents

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JPH0478833B2
JPH0478833B2 JP60047625A JP4762585A JPH0478833B2 JP H0478833 B2 JPH0478833 B2 JP H0478833B2 JP 60047625 A JP60047625 A JP 60047625A JP 4762585 A JP4762585 A JP 4762585A JP H0478833 B2 JPH0478833 B2 JP H0478833B2
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tappet
pump
plunger
spring
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Heefuere Uarutaa
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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Publication date
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Publication of JPH0478833B2 publication Critical patent/JPH0478833B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/02Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type
    • F02M59/10Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps of reciprocating-piston or reciprocating-cylinder type characterised by the piston-drive
    • F02M59/102Mechanical drive, e.g. tappets or cams
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/20Varying fuel delivery in quantity or timing
    • F02M59/24Varying fuel delivery in quantity or timing with constant-length-stroke pistons having variable effective portion of stroke
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/20Varying fuel delivery in quantity or timing
    • F02M59/30Varying fuel delivery in quantity or timing with variable-length-stroke pistons

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内燃機関用の燃料噴射ポンプであつ
て、ポンプケーシングの内側でシリンダ孔内を案
内されてポンプ作業室を制限するポンププランジ
ヤと、前行程の後で搬送開始を制御するためにシ
リンダ孔内に開口している制御開口を閉鎖するポ
ンププランジヤの制御面と、タペツトばねの位置
戻し力によつて負荷されてポンププランジヤのプ
ランジヤ足部に連結された駆動タペツトと、該駆
動タペツト内に統合された液力式の搬送開始調節
装置とを有しており、該搬送開始調節装置がプラ
ンジヤ足部を支持しかつ駆動タペツトの内部で作
業シリンダ内を案内されて該作業シリンダ内の圧
力室を制限する調節ピストンを有していて、さら
に、ポンププランジヤが下死点にある状態で制御
液体源から圧力室への連通を成り立たせかつポン
プケーシング内の供給通路を有している通路系を
有している形式のものに関する。
従来の技術 ドイツ連邦共和国特許出願公告第1107025号明
細書により既に公知となつているこの形式の燃料
噴射ポンプにおいては、液力式の搬送開始調節装
置が制御液体源の圧力によつて負荷される制御ピ
ストンを駆動タペツトの内部に有している。制御
媒体の供給はポンプケーシング内において供給通
路を有する通路系を介して行なわれており、この
通路系は駆動タペツトの案内孔内に開口している
供給通路の外側に駆動タペツトの壁を貫通して設
けられた搬送開始調節装置の圧力室への連通孔を
有している。ポンププランジヤが下死点にあると
きはこの連通孔と供給通路とが互いに向かい合つ
ていて、制御圧のもとにある制御液体が駆動タペ
ツトの圧力室内に流入できるようになつている。
この公知の構造においては制御液体がタペツトば
ねの、調節ピストンにかかるプレロードを克服し
なければならない。この場合、液体の圧力の大き
さに応じて調節ピストンと同時にポンププランジ
ヤも駆動タペツトに対して相対的に持ち上げられ
るので、引続いて行わわれる吐出行程時と供給通
路と連通孔との間に連通がしや断される前とに液
体圧力が調節ピストンを持ち上げてしまわない場
合よりも比較的に早期の搬送開始がポンププラン
ジヤによつて制御され従つて、液体の圧力は高速
運転している噴射ポンプにおいては特にタペツト
ばねの極めて高いプレロードを克服しなければな
らない。従つて、圧力が比較的に高くなければな
らず、このことがさらにしや断を困難にしたり漏
れ損失を招くことになる。もうひとつの欠点とし
ては、大きい負荷をかけられたタペツトばねがや
むをえず所定の運転時間の後に縮んで力関係を変
化せしめ、さらには、搬送開始調節装置の特性を
変化させてしまうことが挙げられる。駆動タペツ
トとポンプケーシングとの間の案内孔壁に制御箇
所として構成された連通箇所は、列型噴射ポンプ
において慣用となつているようにポンプケーシン
グがアルミニウムから構成されている場合には特
に摩耗にさらされやすい。この摩耗も同様にして
漏れ損失を招き、消耗度によつては機能障害にさ
えつながることがある。
発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は冒頭に述べた
形式の燃料噴射ポンプを改良して、前述の欠点を
排除して搬送開始調節装置の機能を高めるように
することである。
課題を解決するための手段 前述の課題を解決する本発明の構成はポンプ作
業室とシリンダ孔の駆動側の端部区分との間にあ
りかつポンプの搬送作業中にポンププランジヤに
よつて常時カバーされている区分のシリンダ孔に
供給通路が開口していて、通路系が供給通路の外
側でポンププランジヤの内側を延びて搬送開始調
節装置の圧力室と供給通路とを連通させる連通路
を有していることである。
実施例 第1図に示した列型燃料噴射ポンプにおいては
ポンプケーシング11にシリンダスリーブ12が
挿入されていて、該シリンダスリーブ12のシリ
ンダ孔13内をポンププランジヤ14が軸線方向
運動可能かつ回転運動可能に案内されている。ポ
ンププランジヤ14の、符号15によつて示され
た端面は駆動側でシリンダ孔13の上端部に形成
されたポンプ作業室16を制限している。このポ
ンプ作業室16にはシリンダスリーブ12の壁を
貫通する制御開口17が開口している。この制御
開口17はポンププランジヤ14の、図示の下死
点の(UT)において前搬送ポンプ圧のもとにあ
る燃料によつて充填された吸込室をポンプ作業室
16に連通させると同時に吸込孔及びオーバーフ
ロー孔としてはたらく。
ポンププランジヤ14の、ポンプ搬送を行なう
行程運動は、カム軸20の駆動カム19によつて
ローラタペツトとして構成された駆動タペツト2
1を介してポンププランジヤ14に伝えられる。
この駆動タペツト21はタペツトばね22の位置
戻し力によつて負荷されてポンププランジヤ14
のプランジヤ足部14aに連結されている。ポン
ププランジヤ14の上昇運動時にはポンプ作業室
側で端面15によつて制限された制御面23が前
行程hvの後に制御開口17を閉鎖し、ひいては
搬送開始を惹起する。この場合、ポンプ作業室1
6内で圧縮された燃料が部分的にのみ示された吐
出弁24と概略的にのみ示された吐出導管25と
を介して内燃機関の作業シリンダにある燃料ノズ
ル(図示せず)へ搬送される。
駆動タペツト21は統合された液力式の搬送開
始調節装置26を有している。この搬送開始調節
装置26はプランジヤ足部14aを支持し駆動タ
ペツト21内の作業シリンダ27内を案内されて
いる、作業シリンダ27の圧力室28を制限する
調節ピストン29を有している。圧力室28に制
御液体を供給するためには燃料噴射ポンプ10に
制御液体源31が接続されていて、該制御液体源
31が圧力室28へ制御圧Pstのもとにある圧力
油を通路系32を介して供給する。この通路系3
2はポンプケーシング11内の供給通路33から
成つていて、該供給通路33は傾斜孔の形状でシ
リンダスリーブ12内に形成されており、ポンプ
作業室16とシリンダ孔13の駆動側の端部区分
13aとの間にあつてポンプ搬送中は常時ポンプ
プランジヤ14によつてカバーされている区分1
3bのシリンダ孔13内に開口している。通路系
32は、供給通路33を搬送開始調節装置26の
圧力室28に連通させる連通路34の形状でポン
ププランジヤ14の内側に延びている。この連通
路34は圧力室28からプランジヤの縦軸線方向
でポンププランジヤ内に延びる袋穴35と該袋穴
35から出発してプランジヤ外周面に開口してい
る少なくとも1つの横孔36とから成つている。
この横孔36の開口箇所はポンププランジヤ14
の外周面に形成されたリングみぞ37から成つて
いて、通りをよくするために場合によつては横孔
36に対して直角に配置された第2の横孔が設け
られていてもよい。図示の実施例のようにポンプ
プランジヤ14が、搬送量を変化させるために回
転させることができる場合には環状みぞ37が必
要である。勿論、二者択一的に環状みぞがシリン
ダ孔13内に形成されていてもよい。タペツトば
ね22は駆動タペツト21に載着しているタペツ
トばね受け皿38によつて駆動タペツト21に支
持されていて、タペツトばね受け皿38と調節ピ
ストン29との間には、圧力室28内の制御液体
の圧力に対抗して作用しかつ搬送開始調節を制御
する制御ばね39が挿入されている。この制御ば
ね39は一方ではタペツトばね受け皿38に支持
されかつ他方ではプランジヤ足部14aを取囲み
調節ピストン29に連結している制御ばね受け皿
41に支持されている。駆動タペツト21内にま
とめられた液力式の搬送開始調節装置26のさら
に詳細な構造は拡大図で示した第2図にもとづい
て後述する。
タペツトばね受け皿38と制御ばね受け皿41
との間でプレロードをかけて組込まれた制御ばね
39は駆動側の端部でもつて、深絞りされた薄板
部分として製作された制御ばね受け皿41の半径
方向に突出している縁部41aに載着している。
この場合、制御ばね受け皿41は軸線方向と半径
方向とでわずかな遊びをはさんで、ポンププラン
ジヤ14のプランジヤ足部14aのところの大径
の円筒フランジ14bを取囲んでいる。この遊び
は、搬送量を変化させるためにポンププランジヤ
14が回転できるために不可欠のものである。搬
送量の変化が例えば往復スライダによつて制御さ
れるならば、ポンププランジヤ14は回転させる
必要がなく、従つて、その場合には制御ばね受け
皿41に対する遊びも設けられない。ばねの縦軸
線方向で凹部42に向かい合つてタペツトばね受
け皿38も制御ばね39を受容するために凹部4
3を有している。両方の凹部42,43は、制御
ばね39が付加的に組込まれているにもかかわら
ず噴射ポンプの全構成高さをわずかにしか大きく
しないということに寄与している。
搬送開始調節装置26の圧力室28内に開口し
て制御液体を供給するための、袋穴35によつて
形成された部分の連通路34はプランジヤ足部1
4aを貫通していて、該プランジヤ足部14aは
それ自体として制御液体の漏れに対してシールさ
れて調節ピストン29に連結されており、図示の
実施例においては狭いはめあいで調節ピストン2
9の中心孔29a内に嵌合されている。
圧力室28を取囲み調節ピストン29を受容す
る作業シリンダ27はフロートシリンダとして構
成されたコツプ形構成部分44の内側の袋穴によ
つて形成されていて、コツプ形構成部分44はそ
れ自体半径方向とわずかに軸線方向とに遊びをは
さんで駆動タペツト21の端面側の切欠き45内
に挿入されている。タペツトばね受け皿38はタ
ペツトばね22のタペツト側の端部22aを受容
する第1の段部38aと他方では駆動タペツト2
1の切欠き45内にタペツトばね受け皿38を位
置決めするための第2の段部38bとを有してい
る。図示の実施例においてバツクカツトされた当
接面38cはコツプ形構成部分44のための位置
固定部と同時に調節ピストン29のための行程制
限部をも形成している。
制御液体として有利にはエンジン潤滑油が設け
られているとしても、相応した大きさの吸込室1
8において該吸込室18から直接排出してポンプ
プランジヤ14内の供給通路33もしくは連通路
34に供給することのできる適当な圧力のもとに
ある燃料が用いられることもできる。回転数に関
連し、場合によつてはさらに別の運転パラメータ
に関連して制御される制御液体圧力を形成するた
めには制御液体源31が圧力制御弁46を有して
いる。所属の搬送ポンプ47は内燃機関又は噴射
ポンプによつて駆動される場合に、圧力制御弁4
6と協働しながら自動的に回転数に関連する圧力
を形成する。
駆動タペツト21はまとめられた液力式の搬送
開始調節装置26と一緒に既製の構成ユニツトと
して組立て、調整さらには試験することができ
る。そのためにタペツトばね受け皿38は適当な
みぞと一緒に紛失防止部を形成する止め輪48が
駆動タペツト21に解離可能に結合されている。
噴射圧が、制御圧力Pstによつて調節された調
節ピストン29の位置とひいては搬送開始時点を
決定する前行程hvとに悪影響を及ぼさないよう
にするためには、制御開口17の制御箇所と供給
通路33の、シリンダ孔13内への開口箇所の制
御箇所とポンププランジヤ14の端面15から環
状みぞ37への間隔を、前行程hvが制御行程hs
よりも大きくなるように調和させなければならな
い。ポンププランジヤ14が制御行程hsを移動し
て環状みぞ37の駆動側の縁部が供給通路33の
開口箇所を通過した状態では、ポンププランジヤ
14内の供給通路33から連通孔34への連通が
しや断されている。このすぐ後で制御面23が制
御開口17を閉鎖してポンプ搬送が始まる。
発明の作用 第1図と第2図とに示した本発明による統合さ
れた液力式の搬送開始調節装置26を有する燃料
噴射ポンプ10の作用は次に述べるように行なわ
れる。ポンププランジヤ14の有効搬送行程はカ
ム軸20の駆動カム19によつて駆動タペツト2
1にいては、ポンププランジヤ14が持ち上げら
れて、ポンプ作業室側で端面15によつて、制限
された制御面23が前行程hvの後に制御開口1
7を閉じた状態で始まる。第1図に示した前行程
hvは最も早期の搬送開始のために示されている。
それというのは制御液体の圧力によつて調節ピス
トン29は、制御ばね39を押し縮めながら持ち
上げられて行程制限部としてはたらくタペツトば
ね受け皿38に当接している。
圧力室28の圧力が低下して制御ばね39が調
節ピストン29を下側の出発位置まで移動させる
ようになつたならば、相当に前行程が拡大されな
がら最も遅い時期の搬送開始に制御される。この
圧力低下は回転数が低い状態では自動的に、又は
圧力制御弁46において修正調節量を制御するこ
とによつて意図的に制御することができる。圧力
室28の圧力が制御ばね39のプレロードによつ
て決定された下限の制御圧力と制御ピストン29
の調節行程によつて確定された上限の制御圧との
間にある場合には調節ピストン29の適当な中間
位置と、該中間位置に起因する変化させられた前
行程hvとが制御される。調節特性に対する要求
がわずかである場合にはいわゆる有無回路だけを
使用することもできる。この有無回路において
は、場合によつては電磁弁を介して適当な高さの
制御圧力が接続又はしや断されるだけである。
発明の効果 本発明の構成を有する燃料噴射ポンプにおいて
は燃料噴射ポンプの、極めて高い精度で製作され
た範囲であつて互いに滑動し合う部分すなわちポ
ンププランジヤの外周面とシリンダ孔の走行面と
が耐摩耗性の鋼から製作されて千分の数ミリメー
タをおいて嵌め合わされた範囲に制御液体を供給
することができるようになつた。
さらに有利には、供給通路の開口箇所とシリン
ダ孔の壁の制御開口とは等しい構成部分であつ
て、間隔に関連して高い精度で製作することがで
きるということである。同じ利点はポンププラン
ジヤの、これらの開口と協働する制御縁のために
も生ずる。
実施態様の効果 特許請求の範囲第2項にもとづいて、タペツト
ばねが駆動タペツトに載着しているタペツトばね
受け皿によつて駆動タペツトに支持されていて、
タペツトばね受け皿と調節ピストンとの間に吐出
室における制御液体の制御圧力に対抗して作用し
搬送開始調節を制御する制御ばねが挿入されてい
ることによつて、タペツトばねが搬送開始調節に
及ぼす影響が全体として排除されて搬送開始調節
を制御する制御ばねの特性が搬送開始調節の、所
望の特性に正確に調和されることができる。要求
された制御圧力は約5〜8バールの実際の圧力範
囲に確定することができる。
特許請求の範囲第3項にもとづいて制御ばねが
タペツトばね受け皿と、わずかな遊びをおいてプ
ランジヤ足部を取囲みかつ調節ピストンに連結し
ている制御ばね受け皿とに支持されていることに
よつて、制御ばねの力がポンププランジヤの回転
能力を妨げることはない。ポンププランジヤと調
節ピストンとの間の結合部分での漏れ損失を回避
するためには、特許請求の範囲第6項にもとづい
て搬送開始調節装置の吐出室内に開口している連
通孔がポンププランジヤのプランジヤ足部を貫通
していて、プランジヤ足部が制御液体の漏れに対
してシールされながら調節ピストンに連結されて
いる。さらに、特許請求の範囲第7項にもとづい
てフロートシリンダとして構成されかつ調節ピス
トンのための作業シリンダを収容するコツプ形の
構成部分によつては、種々異なる孔と協働する構
成部分の円筒形の外径における整合誤差が不都合
に作用しないようになつており、すなわち、不所
期の側力とポンプエレメントの、該側力に起因す
る締め付けは、特許請求の範囲第7項にもとづい
て回避することができる。
特許請求の範囲第8項から第10項に記載され
た特徴によつては、搬送開始調節装置の、駆動タ
ペツトに付加的に組込まれた構成部分があるにも
かかわらず燃料噴射ポンプ全体の空間節約的な構
成高さを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例として示し列型ポンプ
として構成した燃料噴射ポンプをポンプエレメン
トの範囲で縦断面して示した図、第2図は統合さ
れた液力式の搬送開始調節装置を有する所属の駆
動タペツトを拡大して示した図である。 10……燃料噴射ポンプ、11……ポンプケー
シング、12……シリンダスリーブ、13……シ
リンダ孔、13a……端部区分、13b……区
分、14……ポンププランジヤ、14a……プラ
ンジヤ足部、14b……円筒フランジ、15……
端面、16……ポンプ作業室、17……制御開
口、18……吸込室、19……駆動カム、20…
…カム軸、21……駆動タペツト、22……タペ
ツトばね、22a……ロツド側端部、23……制
御面、24……吐出弁、25……吐出導管、26
……搬送開始調節装置、27……作業シリンダ、
28……圧力室、29……調節ピストン、29a
……中心孔、31……制御媒体源、32……通路
系、33……供給通路、34……連通路、35…
…袋穴、36……横孔、37……環状みぞ、38
……タペツトばね受け皿、38a……第1の段
部、38b……第2の段部、38c……当接面、
39……制御ばね、41……制御ばね受け皿、4
1a……縁部、42……凹部、42a……底部、
43……凹部、44……コツプ形構成部分、45
……切欠き、46……圧力制御弁、47……搬送
ポンプ、48……止め輪、hv……前行程、hs…
…制御行程、Pst……制御圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関用の燃料噴射ポンプであつて、ポン
    プケーシング11の内側でシリンダ孔13内を案
    内されてポンプ作業室16を制限するポンププラ
    ンジヤ14と、前行程(hv)の後で搬送開始を
    制御するためにシリンダ孔内に開口している制御
    開口を閉鎖するポンププランジヤ14の制御面2
    3と、タペツトばね22の位置戻し力によつて負
    荷されてポンププランジヤ14のプランジヤ足部
    14aに連結された駆動タペツト21と、該駆動
    タペツト21内に統合された液力式の搬送開始調
    節装置26とを有しており、該搬送開始調節装置
    26がプランジヤ足部14aを支持しかつ駆動タ
    ペツト21の内部で作業シリンダ27内を案内さ
    れて該作業シリンダ27内の圧力室28を制限す
    る調節ピストン29を有していて、さらにポンプ
    プランジヤ14が下死点にある状態で制御液体源
    31から吐出室28への連通を成り立たせかつポ
    ンプケーシング11内の供給通路33を有してい
    る通路系32を有している形式のものにおいて、
    ポンプ作業室16とシリンダ孔13の駆動側の端
    部区分13aとの間にありかつポンプの搬送作業
    中にポンププランジヤ14によつて常時カバーさ
    れている区分13bのシリンダ孔13に供給通路
    33が開口していて、通路系32が供給通路33
    の外側でポンププランジヤ14の内側を延びて搬
    送開始調節装置26の圧力室28と供給通路34
    とを連通させる連通路34を有していることを特
    徴とする、内燃機関用の燃料噴射ポンプ。 2 タペツトばね22が駆動タペツト21に載着
    しているタペツトばね受け皿38によつて駆動タ
    ペツト21に支持されていて、タペツトばね受け
    皿38と調節ピストン29との間に圧力室28に
    おける制御液体の制御圧力(Pst)に対抗して作
    用し搬送開始調節を制御する制御ばね39が挿入
    されている、特許請求の範囲第1項記載の燃料噴
    射ポンプ。 3 タペツトばね受け皿38と、わずかな遊びを
    おいてプランジヤ足部14aを取囲みかつ調節ピ
    ストン29に連結している制御ばね受け皿41と
    に制御ばね39が支持されている、特許請求の範
    囲第2項記載の燃料噴射ポンプ。 4 連通路34が圧力室28からプランジヤの縦
    軸線方向でポンププランジヤ14内に延びる袋穴
    35と、該袋穴35から出発してポンププランジ
    ヤ14の外周面に開口する少なくとも1つの横孔
    36とから成つている、特許請求の範囲第1項記
    載の燃料噴射ポンプ。 5 少なくとも1つの横孔36がポンププランジ
    ヤ14の外周面にある環状みぞ37に接続されて
    いる、特許請求の範囲第4項記載の燃料噴射ポン
    プ。 6 搬送開始調節装置26の圧力室28内に開口
    している連通路34,35がポンププランジヤ1
    4のプランジヤ足部14aを貫通していて、プラ
    ンジヤ足部14aが制御液体の漏れに対してシー
    ルされながら調節ピストン29に連結されてい
    る、特許請求の範囲第4項又は第5項記載の燃料
    噴射ポンプ。 7 圧力室28を取囲み調節ピストン29を受容
    する作業シリンダ27がフロートシリンダとして
    構成されたコツプ形構成部分44の袋穴によつて
    構成されていて、該コツプ形構成部分44がそれ
    自体として半径方向と軸線方向との遊びをおいて
    駆動タペツト21の端面側の切欠き48内に挿入
    されていて、タペツトばね22の位置戻し力を駆
    動タペツト21に伝えるタペツトばね受け皿38
    によつて切欠き45の内部に保持されている、特
    許請求の範囲第6項記載の燃料噴射ポンプ。 8 タペツトばね受け皿38が一方ではタペツト
    ばね22のタペツト側の端部22aを受容してい
    る第1の段部38aを有し他方では駆動タペツト
    21の切欠き45内でタペツトばね受け皿38を
    位置決めするための第2の段部38bを有し、さ
    らにコツプ形構成部分44のための位置固定部と
    調節ピストン29のための行程制限部とを形成す
    る当接面38cをも有している、特許請求の範囲
    第7項記載の燃料噴射ポンプ。 9 調節ピストン29とタペツトばね受け皿38
    とがそれぞれ端面側の凹部42,43を有してい
    て、該端面側の凹部42,43が両方で圧力室2
    8内の制御液体の制御圧力(Pst)に対抗して作
    用している制御ばね39を受容している、特許請
    求の範囲第7項又は第8項のいずれか1つの項に
    記載の燃料噴射ポンプ。 10 制御ばね39が一方ではタペツトばね受け
    皿38に配置された凹部43の底部43aに支持
    されて、他方ではプランジヤ足部14aをわずか
    な遊びをおいて取囲み調節ピストン29に連結し
    ている制御ばね受け皿41の半径方向に突出して
    いる縁部41aに支持されている、特許請求の範
    囲第9項記載の燃料噴射ポンプ。 11 タペツトばね受け皿38が紛失防止手段を
    介して駆動タペツト21に結合されている、特許
    請求の範囲第2項、第3項、第7項、第8項、第
    9項、第10項のいずれか1つの項に記載の燃料
    噴射ポンプ。
JP60047625A 1984-03-14 1985-03-12 内燃機関用の燃料噴射ポンプ Granted JPS60206974A (ja)

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US4842496A (en) 1989-06-27
IT1187637B (it) 1987-12-23
JPS60206974A (ja) 1985-10-18
GB2155560A (en) 1985-09-25
IT8519893A0 (it) 1985-03-13
DE3409295A1 (de) 1985-09-19
GB8506463D0 (en) 1985-04-17
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