JPH0478578B2 - - Google Patents
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- JPH0478578B2 JPH0478578B2 JP63182164A JP18216488A JPH0478578B2 JP H0478578 B2 JPH0478578 B2 JP H0478578B2 JP 63182164 A JP63182164 A JP 63182164A JP 18216488 A JP18216488 A JP 18216488A JP H0478578 B2 JPH0478578 B2 JP H0478578B2
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高耐食性のマグネシア・アルミナ質
スピネル系組成物(以下、SPCと称す)に関す
る。更に詳しくは、一定重量比のマグネシア質原
料及びアルミナ質原料を混合し、成形後焼成して
製造されるか又は電融して製造されるマグネシ
ア・アルミナ質スピネル系組成物中に、少量の
TiO2を含有させた組成物に関する。 〔従来の技術〕 近年、ペリクレースとMgO[Cr2O3,Fe2O3,
Al2O3]等の各種成分より構成されるマグクロ質
スピネル系耐火物の欠点を改良したマグネシア・
アルミナ質スピネル系耐火物が、セメントキルン
用耐火物をはじめ、製鉄用電気炉、取鍋等の内張
り用耐火物として広く用いられるようになつた。 そして、マグネシア・アルミナ質スピネル系耐
火物の耐用性の向上は、緻密で均一な組織のSPC
を使用することで達成しようとしてきた。 例えば、特開昭55−42202号公報に開示されて
いるように、マグネシア・アルミナ質スピネル系
組成物の製造に際し、原料混合物中のCaOが0.2
〜2重量%であつて、CaO/SiO2のモル比を2.1
〜5に調整することで、緻密なマグネシア・アル
ミナ質スピネル系組成物を得ている。 しかしながら、このようなマグネシア・アルミ
ナ質スピネル系耐火物は耐食性が十分なものとは
いえず、適用分野におのずと制限を生じる。 また、他方、TiO2を含有させたSPC自体は、
特開昭59−141461号公報で既に開示されている。
これは、20〜35重量%のペリクレースを固溶した
スピネルクリンカーの粉砕物に、3〜5%のチタ
ン酸アルミニウムを混合、成形及び焼結するもの
で、スピネル粒子間の接触部(粒界)に優先的に
チタン酸アルミニウムが固溶することで、熱間強
度及び耐スポーリング性の改善を図つたものであ
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、スラグに対して優れた抵抗性を示す
高耐食性のマグネシア・アルミナ質スピネル系組
成物を提供することによつて、この使用範囲の拡
大を意図するものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、SPCの特性はペリクレース、もしく
はスピネルの粒界の組成によつて支配され、それ
を制御することによつて大幅な改善が得られると
いう知見に基づいて完成したものである。 すなわち、CaO/SiO2のモル比の調整によつ
て、組織の緻密化を図るというより、粒界そのも
のを耐食性の良い組成にしようとするものであ
る。 そのためには、SPCをペリクレースあるいはス
ピネル粒界に、チタニア(TiO2)成分として0.5
〜8重量%含有するチタン酸マグネシウムを含有
せしめると良い。 従来、粒界の組成に関しては、一般の合成耐火
原料と同様に、組成物の必須構成成分、すなわち
SPCの場合、Al2O3,MgO以外の成分、例えば、
CaO,SiO2,Fe2O3,TiO2,Na2O等は不純物と
して取り扱われ、SPCの性能を低下させるため
に、極力少ない方が良いとされ、とりわけ、
TiO2成分にいたつては、CaO,SiO2等以上に弊
害が大きく、第1図、第2図の状態図に示すごと
く、チタン酸アルミニウム系化合物、もしくはチ
タン酸マグネシウム系化合物を生成し、SPCの耐
火性を著しく低下させる成分として、極力低減さ
せる方向で製造されてきた。 また、耐火性の目安として、その系における最
も低い固相線の温度が重要となるが、第1図及び
第2図を比較してわかるように、チタン酸アルミ
ニウムは1705℃、チタン酸マグネシウムは1605℃
であり、粒界の固溶成分として、チタン酸アルミ
ニウムはチタン酸マグネシウムよりも耐火性が高
く、この点でもSPCの品質面から好ましく、チタ
ン酸マグネシウムの生成は避けねばならないとす
るのが、従来の考え方である。 しかしながら、スラグに対する耐食性は、その
粒界にチタン酸マグネシウムを有することによつ
て、粒界の耐食性、すなわちSPCの耐食性が著し
く強化される。一方、チタン酸アルミニウムの場
合はそのような効果は認められず、逆に耐食性は
低下する。 すなわち、スラグによる溶損とは、耐火物がス
ラグと反応して低融物を生成し、その温度で融体
化して耐火物がスラグ中へ流出、もしくは表面か
ら溶出する現象としてとらえることができる。製
鉄用等一般的なスラグは、CaO,SiO2,Al2O3等
を主成分とし、CaO/SiO2+Al2O3比率が高い方
が侵食性が強い。 このCaOリツチなスラグによる耐食性の試験を
行つた後に侵食面付近を詳細に調査した結果、
SPC中のチタン酸アルミニウムはスラグ中のCaO
と反応、分解し、CaO−TiO2を生成していた。
このCaO−TiO2は第3図に示すように、固相線
温度は1460℃と耐食性が著しく低く、粒界の耐食
性、すなわちSPC自信の耐食性を低下させる。一
方、チタン酸マグネシウム含有のSPCではCaO−
TiO2は認められず、粒界にチタン酸マグネシウ
ムのまま残留する。 現時点では、チタン酸アルミニウムよりも耐火
性の低いチタン酸マグネシウムが粒界においてス
ラグとの反応性が小さく、安定な理由は定かでは
ないが、現象論として、その耐食性改善効果は優
れている。 TiO2の含有量について0.5重量%未満では、粒
界に生成するチタン酸マグネシウムの量が不足
し、耐食性の改善効果が薄い。逆に、8重量%を
超えた場合、粒界の強化のために粒界でチタン酸
マグネシウムを生成するだけでなく、余剰の
TiO2がSPC粒内部にも拡散してしまう。その場
合、SPC全体の耐火性が低下し、SPC粒子そのも
のの耐食性が低下する。したがつて、チタニアの
適正な含有量は0.5〜8重量%に限定される。 〔実施例〕 実施例 1 第1表に示すアルミナ原料、マグネシア原料及
びTiO2原料を所定の割合に混合、成形、焼成し
てSPCを得た。その化学組成、鉱物組成及びこの
SPCをキヤスタブル中に配合し、耐食性を評価し
た結果を従来のSPCと比較して第2表に示した。 基本となるキヤスタブルの配合割合は、各SPC
を70重量%、焼結アルミナを20重量%、そして結
合材としてアルミナセメントを10重量%とした。
スピネル系組成物(以下、SPCと称す)に関す
る。更に詳しくは、一定重量比のマグネシア質原
料及びアルミナ質原料を混合し、成形後焼成して
製造されるか又は電融して製造されるマグネシ
ア・アルミナ質スピネル系組成物中に、少量の
TiO2を含有させた組成物に関する。 〔従来の技術〕 近年、ペリクレースとMgO[Cr2O3,Fe2O3,
Al2O3]等の各種成分より構成されるマグクロ質
スピネル系耐火物の欠点を改良したマグネシア・
アルミナ質スピネル系耐火物が、セメントキルン
用耐火物をはじめ、製鉄用電気炉、取鍋等の内張
り用耐火物として広く用いられるようになつた。 そして、マグネシア・アルミナ質スピネル系耐
火物の耐用性の向上は、緻密で均一な組織のSPC
を使用することで達成しようとしてきた。 例えば、特開昭55−42202号公報に開示されて
いるように、マグネシア・アルミナ質スピネル系
組成物の製造に際し、原料混合物中のCaOが0.2
〜2重量%であつて、CaO/SiO2のモル比を2.1
〜5に調整することで、緻密なマグネシア・アル
ミナ質スピネル系組成物を得ている。 しかしながら、このようなマグネシア・アルミ
ナ質スピネル系耐火物は耐食性が十分なものとは
いえず、適用分野におのずと制限を生じる。 また、他方、TiO2を含有させたSPC自体は、
特開昭59−141461号公報で既に開示されている。
これは、20〜35重量%のペリクレースを固溶した
スピネルクリンカーの粉砕物に、3〜5%のチタ
ン酸アルミニウムを混合、成形及び焼結するもの
で、スピネル粒子間の接触部(粒界)に優先的に
チタン酸アルミニウムが固溶することで、熱間強
度及び耐スポーリング性の改善を図つたものであ
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、スラグに対して優れた抵抗性を示す
高耐食性のマグネシア・アルミナ質スピネル系組
成物を提供することによつて、この使用範囲の拡
大を意図するものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、SPCの特性はペリクレース、もしく
はスピネルの粒界の組成によつて支配され、それ
を制御することによつて大幅な改善が得られると
いう知見に基づいて完成したものである。 すなわち、CaO/SiO2のモル比の調整によつ
て、組織の緻密化を図るというより、粒界そのも
のを耐食性の良い組成にしようとするものであ
る。 そのためには、SPCをペリクレースあるいはス
ピネル粒界に、チタニア(TiO2)成分として0.5
〜8重量%含有するチタン酸マグネシウムを含有
せしめると良い。 従来、粒界の組成に関しては、一般の合成耐火
原料と同様に、組成物の必須構成成分、すなわち
SPCの場合、Al2O3,MgO以外の成分、例えば、
CaO,SiO2,Fe2O3,TiO2,Na2O等は不純物と
して取り扱われ、SPCの性能を低下させるため
に、極力少ない方が良いとされ、とりわけ、
TiO2成分にいたつては、CaO,SiO2等以上に弊
害が大きく、第1図、第2図の状態図に示すごと
く、チタン酸アルミニウム系化合物、もしくはチ
タン酸マグネシウム系化合物を生成し、SPCの耐
火性を著しく低下させる成分として、極力低減さ
せる方向で製造されてきた。 また、耐火性の目安として、その系における最
も低い固相線の温度が重要となるが、第1図及び
第2図を比較してわかるように、チタン酸アルミ
ニウムは1705℃、チタン酸マグネシウムは1605℃
であり、粒界の固溶成分として、チタン酸アルミ
ニウムはチタン酸マグネシウムよりも耐火性が高
く、この点でもSPCの品質面から好ましく、チタ
ン酸マグネシウムの生成は避けねばならないとす
るのが、従来の考え方である。 しかしながら、スラグに対する耐食性は、その
粒界にチタン酸マグネシウムを有することによつ
て、粒界の耐食性、すなわちSPCの耐食性が著し
く強化される。一方、チタン酸アルミニウムの場
合はそのような効果は認められず、逆に耐食性は
低下する。 すなわち、スラグによる溶損とは、耐火物がス
ラグと反応して低融物を生成し、その温度で融体
化して耐火物がスラグ中へ流出、もしくは表面か
ら溶出する現象としてとらえることができる。製
鉄用等一般的なスラグは、CaO,SiO2,Al2O3等
を主成分とし、CaO/SiO2+Al2O3比率が高い方
が侵食性が強い。 このCaOリツチなスラグによる耐食性の試験を
行つた後に侵食面付近を詳細に調査した結果、
SPC中のチタン酸アルミニウムはスラグ中のCaO
と反応、分解し、CaO−TiO2を生成していた。
このCaO−TiO2は第3図に示すように、固相線
温度は1460℃と耐食性が著しく低く、粒界の耐食
性、すなわちSPC自信の耐食性を低下させる。一
方、チタン酸マグネシウム含有のSPCではCaO−
TiO2は認められず、粒界にチタン酸マグネシウ
ムのまま残留する。 現時点では、チタン酸アルミニウムよりも耐火
性の低いチタン酸マグネシウムが粒界においてス
ラグとの反応性が小さく、安定な理由は定かでは
ないが、現象論として、その耐食性改善効果は優
れている。 TiO2の含有量について0.5重量%未満では、粒
界に生成するチタン酸マグネシウムの量が不足
し、耐食性の改善効果が薄い。逆に、8重量%を
超えた場合、粒界の強化のために粒界でチタン酸
マグネシウムを生成するだけでなく、余剰の
TiO2がSPC粒内部にも拡散してしまう。その場
合、SPC全体の耐火性が低下し、SPC粒子そのも
のの耐食性が低下する。したがつて、チタニアの
適正な含有量は0.5〜8重量%に限定される。 〔実施例〕 実施例 1 第1表に示すアルミナ原料、マグネシア原料及
びTiO2原料を所定の割合に混合、成形、焼成し
てSPCを得た。その化学組成、鉱物組成及びこの
SPCをキヤスタブル中に配合し、耐食性を評価し
た結果を従来のSPCと比較して第2表に示した。 基本となるキヤスタブルの配合割合は、各SPC
を70重量%、焼結アルミナを20重量%、そして結
合材としてアルミナセメントを10重量%とした。
【表】
【表】
比較例Aは市販のSPCにみられる代表的化学組
成であり、これを基準として耐食性の比較試験を
おこなつた。本発明例のD〜Hでは、主鉱物組成
はMgO〜Al2O3で微量成分としてMgO−TiO2が
検出され、ミクロ組織観察においてそのほとんど
が粒界に存在していることを確認した。 このSPCをキヤスタブルに70重量%配合して耐
食性を評価した結果は、第2表に示すように比較
例Aよりも圧倒的に溶損量が小さく、非常に優れ
た耐食性を有している。 本発明例D〜FはTiO2量0.5〜8重量%の範囲
を示し、これより外れた比較例Bは粒界に生成す
るMgO−TiO2が不足し、目的とした耐食性の改
善効果が小さい。 逆に比較例Cは粒界でMgO−TiO2を生成する
外に、過剰のTiO2がSPC粒内に拡散し、それ自
体の耐火性が低下していくためと考えられるが、
耐食性の劣化が認められる。 本発明例FではMgO−TiO2の外に極微量の
TiO2が検出されたが、そのTiO2は粒界に存在し
SPC粒内に拡散しておらず、良好な耐食性を示し
た。 本発明例G,HはAl2O3/MgOモル比を変えた
場合を示したが、一般に呼称されているSPCの組
成範囲、すなわちMgO/Al2O3モル比=0.8〜1.5
程度であれば、効果は十分得られるものと考えら
れる。但し、MgO/Al2O3モル比率を低く取り過
ぎて、粒界にAl2O3−TiO2を生じるようになれ
ば、耐食性の低下を生じるため、これは避けなけ
ればならない。 実施例 2 第3表に示す天然MgO、天然ボーキサイトを
使用して工業的にSPCを製造し、実施例1と同様
の実験を行つた。結果を第4表に示す。 この場合、実施例1と異なるのは多少CaO,
SiO2,Fe2O3等の成分が多くなつた点と、TiO2
源として経済性を考えてボーキサイト中のTiO2
を利用したことである。
成であり、これを基準として耐食性の比較試験を
おこなつた。本発明例のD〜Hでは、主鉱物組成
はMgO〜Al2O3で微量成分としてMgO−TiO2が
検出され、ミクロ組織観察においてそのほとんど
が粒界に存在していることを確認した。 このSPCをキヤスタブルに70重量%配合して耐
食性を評価した結果は、第2表に示すように比較
例Aよりも圧倒的に溶損量が小さく、非常に優れ
た耐食性を有している。 本発明例D〜FはTiO2量0.5〜8重量%の範囲
を示し、これより外れた比較例Bは粒界に生成す
るMgO−TiO2が不足し、目的とした耐食性の改
善効果が小さい。 逆に比較例Cは粒界でMgO−TiO2を生成する
外に、過剰のTiO2がSPC粒内に拡散し、それ自
体の耐火性が低下していくためと考えられるが、
耐食性の劣化が認められる。 本発明例FではMgO−TiO2の外に極微量の
TiO2が検出されたが、そのTiO2は粒界に存在し
SPC粒内に拡散しておらず、良好な耐食性を示し
た。 本発明例G,HはAl2O3/MgOモル比を変えた
場合を示したが、一般に呼称されているSPCの組
成範囲、すなわちMgO/Al2O3モル比=0.8〜1.5
程度であれば、効果は十分得られるものと考えら
れる。但し、MgO/Al2O3モル比率を低く取り過
ぎて、粒界にAl2O3−TiO2を生じるようになれ
ば、耐食性の低下を生じるため、これは避けなけ
ればならない。 実施例 2 第3表に示す天然MgO、天然ボーキサイトを
使用して工業的にSPCを製造し、実施例1と同様
の実験を行つた。結果を第4表に示す。 この場合、実施例1と異なるのは多少CaO,
SiO2,Fe2O3等の成分が多くなつた点と、TiO2
源として経済性を考えてボーキサイト中のTiO2
を利用したことである。
【表】
この場合も本発明例I,Jに見られるごとく、
実施例1に近い耐食性が得られる。但し、ボーキ
サイトBを使用した比較例Lは、逆に耐食性が低
下した。その原因はMgO−TiO2を生成せず、
Al2O3−TiO2を生成したためと考えられる。その
詳細は不明だが、SiO2等が過剰であるために
TiO2源が不足したことが原因と考えられる。 実施例 3 本発明のSPCの適用範囲確認のため、第4表に
示した本発明のSPC−を用いて、タイプの異な
る各種耐火れんがでその評価を行つた。その結果
を第5表に示す。耐食性のテスト条件は実施例1
と同じだが、20サイクルでテストした。
実施例1に近い耐食性が得られる。但し、ボーキ
サイトBを使用した比較例Lは、逆に耐食性が低
下した。その原因はMgO−TiO2を生成せず、
Al2O3−TiO2を生成したためと考えられる。その
詳細は不明だが、SiO2等が過剰であるために
TiO2源が不足したことが原因と考えられる。 実施例 3 本発明のSPCの適用範囲確認のため、第4表に
示した本発明のSPC−を用いて、タイプの異な
る各種耐火れんがでその評価を行つた。その結果
を第5表に示す。耐食性のテスト条件は実施例1
と同じだが、20サイクルでテストした。
【表】
本発明のマグネシア・アルミナ質スピネル系組
成物の効果をまとめると以下の通りである。 (1) 従来のマグネシア・アルミナ質スピネル系組
成物に比べ耐食性に優れたものであるので、耐
食性とすることによつて、定形耐火物、不定型
耐火物を問わず、高耐食性が要求される、製
銑、製鋼用およびセメントキルン等の内張り用
耐火物の用途に適用できる。
成物の効果をまとめると以下の通りである。 (1) 従来のマグネシア・アルミナ質スピネル系組
成物に比べ耐食性に優れたものであるので、耐
食性とすることによつて、定形耐火物、不定型
耐火物を問わず、高耐食性が要求される、製
銑、製鋼用およびセメントキルン等の内張り用
耐火物の用途に適用できる。
第1図〜第3図は、SPC組成の状態図を示す図
である。
である。
Claims (1)
- 1 ペリクレースあるいはスピネルの粒界に、チ
タン酸マグネシウムをチタニア(TiO2)成分と
して、0.5〜8重量%含有することを特徴とする
マグネシア・アルミナ質スピネル系組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63182164A JPH0230661A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | マグネシア・アルミナ質スピネル系組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63182164A JPH0230661A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | マグネシア・アルミナ質スピネル系組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0230661A JPH0230661A (ja) | 1990-02-01 |
JPH0478578B2 true JPH0478578B2 (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=16113471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63182164A Granted JPH0230661A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | マグネシア・アルミナ質スピネル系組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0230661A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0647493B2 (ja) * | 1990-06-11 | 1994-06-22 | 品川白煉瓦株式会社 | マグネシア・アルミナ系スピネル質原料 |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP63182164A patent/JPH0230661A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0230661A (ja) | 1990-02-01 |
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