JPH0478077A - 単板型光ディスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は　光を用いて情報の記録再生を行なう光ディス
クの中の単板型光ディスクに関する。

［従来の技術］ 従来の単板型光ディスクは、コンパクトディスクにみら
れるように９円形の中心孔を有し、ノ＼フを使用しない
形状や　貼り合わせ型に於いては５゜２５インチ型の光
ディスクにみられるようにハフを超音波溶着や紫外線硬
化樹脂により接着する方法なとか採用されていた。そし
てハブを接着する方法として、光学的にディスクの回転
中心とノ・フの回転中心を測定した後１位置合わせをお
こなって、それから超音波溶着や紫外線硬化樹脂によっ
て接着していた。あるいはハブの形状をディスクの中心
孔に合うようにしたものも検討されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかし従来技術では、以下のような課題かあった。ハブ
がない形状のディスクは回転数を上げることができない
ので転送速度が速いものがてきない。光学的にディスク
の回転中心とハブの回転中心を測定した後１位置合わせ
をおこなって、それから超音波溶着や紫外線硬化樹脂に
よって接着する方法では位置合わせの装置が必要で装置
か犬かかりになってコスト高になる。貼り合わせ型の光
ディスクで採用されている。ハブの形状をディスクの中
心孔に合うようにしたものは位置合わせの装置は必要な
いが、貼り合わせ型であるのでノ＼フの厚さの分だけ光
ディスクが厚くなってしまう。

また、基板の中心孔と基板に形成されるトラ。

キング用の溝またはピット列の回転中心を完全に一致さ
せることは不可能であり、基板の中心孔やハブの中心孔
の真円度のばらつきを抑えることは難しい。

そごで本発明はこのような課題を解決するものでその目
的とするところは以下ようになる。

基板とハブに形成された印によって、ディスクの回転中
心とハブの回転中心のずれを低くすることができるので
、偏心量の小さい光ディスクを安定的に作成できる。ま
た、ハブをつけた構造であるためディスクの回転数を上
げ、転送速度を速くすることができる。ハブを接着する
直前に位置合わせをする必要かないので作業が容易であ
る。ハブは単板型光ディスクの中心孔内もしくは記録層
か成膜された側の面で接着されるためディスクの総厚み
が厚くならない構造にてきる。

［課題を解決するための手段］ 本発明の単板型光ディスクは、単板型光ディスクの中心
孔とハブの一部の形状か填め合わせることかできる形状
であり、該形状により填め合わせることで、前記単板型
光ディスクの回転中心と前記ハブの中心孔の回転中心を
合わせ、このとき前記ハブは前記単板型光ディスクの中
心孔内もしくは記録層が成膜された側の面で接着された
構造の単板型光ディスクにおいて、前述の単板ディスク
に用いられる基板の成形時に前述の基板の一部に目印が
形成され、また前述のハブの形成時に前述のハブの一部
に目印が形成され、前述の基板に形成された前述の目印
と前述のハブに形成された前述の目印によって、偏心量
が最も小さくなる角度を見いだし、その角度によって前
述の単板型光ディスクと前述のハブを接着して偏心量を
小さくしたことを特徴とする。

［実施例］ 以下本発明について図面に基ついて詳細に説明する。第
１図の１はポリカーボネートの基板、２は５ｉＡＩＮの
保護層、３はＮｄＤｙＦｅＣｏの記録層、４は５ｉＡＩ
Ｎの保護層、５はＡｌＭｇＴｉＳｉの反射層、６は保護
コート層、７はハードコート層、８は帯電防止コート層
、９はハブである。

第２図は本発明により形成した単板型光ディスクにハブ
を接着した様子を示す図で、　１０は基板。

１１は基板に形成された目印、　１２はハブ、１３はハ
ブに形成された目印である。

第１図について説明する。ｌのポリカーボネートの基板
は射出圧縮成型によって成型し、このとき基板の中心孔
は円形でありその円の中心はディスクの回転中心に合致
するようにしたものである。

そして基板の内周側の一部に１１の目印が形成される。

この目印は射出圧縮成形に用いるスタンバにあらかじめ
つけておいたものによる。

２のＳ　ｆＡＩＮの保護層は５ｉＡＩの焼結ターゲット
を用いてアルコンと窒素の混合ガスを用いることによる
ＲＦ反応マグネトロンスパッタ法によって成膜したもの
である。３のＮｃｌＤｙＦｅＣＯの記録層はＮｄＤｙＦ
ｅＣｏの合金ターゲットを用いてアルゴンガスを導入す
ることによるＤＣマグネトロンスパッタ法によって成膜
したものである。４の５ｉＡＩＮの保護層は２と同様に
、５ｉＡ１の焼結ターゲットを用いてアルゴンと窒素の
混合ガスを用いることによるＲＦ反応マグネトロンスパ
ッタ法によって成膜したものである。５のＡｌＭｇＴｉ
Ｓｉの反射層はＡｌＭｇＴｉＳｉの合金ターゲットを用
いてアルゴンガスを導入することによるＤＣマグネトロ
ンスパッタ法によって成膜したものである。

６の保護コート層はウレタンアクリレート、　ジペンタ
エリスリトールへイサアクリレート、１゜６−ヘキサン
ジオールジアクリレート、チバガイギー社のイルガキュ
アー９０７及びイルガキュア−６５１の混合物をスピン
フート法によって塗布した後　高圧水銀灯を用いて紫外
線を照射して硬化させたものである。７のバートコ−１
・層はジペンタエリスリトールへキサアクリレート、１
，６へ牛サンジオールジアクリレート、チバカイギー社
のイルガキュアー９０７の混合物をスピンコード法によ
って塗布した後、高圧水銀灯により紫外線を照射して硬
化させたものである。８の帯電防止コート層はＺｎＡｌ
の合金ターゲットを用いて、アルコンと酸素の混合ガス
を導入することによるＲＦ反応マグネトロンスパッタ法
によって成膜したものである。

９のハブは金属部の中心に円形の穴を形成しこの穴の中
心とディスクの中心孔に合致する形状に外周部がなるよ
うに、ポリカーボネート樹脂を用いたインサート成型に
よって作成したものである。９のハブはインサート成形
品に限らす５ＵＳ４３０で形成した金属ハブを用いても
同様であった。そしてハブ形成時に１３の目印が形成さ
れる。

本実施例では機械による位置決めが容易なように円形の
穴を形成した例を示したか１円形に限らず四角形、三角
形、星形など様々な形状で構わない。

この目印の位置はハブの中心孔のとなりに限らず基板と
の接着面でも構わない。さらに、穴に限らずへこみや文
字、記号でも構わない。

第２図を用いて説明する。１０の基板は１〕の基板に形
成された目印がつくように成形される。

１２のハブは１３のハブに形成される目印がつき光ディ
スクの中心孔に填め合わせることかできるように形成し
た部分の回転中心が一致するようにインサート成形され
る。１１の基板に形成された目印と１３のハブに形成さ
れる目印の角度をいろいろ変えて最も偏心量の小さいと
ころを見いだす。

そしてその後接着されるハブは、その角度を基にして　
ハブを基板の中心孔にセットして、紫外線硬化樹脂を用
いて接着される。金属ハブは紫外線を用いて接着するか
、樹脂を用いたインサート成形したハブは超音波融着に
よって接着してもかまわない。

このようにして薄さをメリットとする単板型光ディスク
の厚さが厚くならなくてよい。しかもハブ付は直前にハ
ブの中心孔の中心とディスクの回転中心を一致させる必
要がないし、基板に形成された溝またはビット列の回転
中心と基板の中心孔の回転中心の偏心精度がそれほど必
要なく、ハブの基板の中心孔と填め合わせる部分の回転
中心とハブの中心孔の回転中心のずれ精度もそれはと必
要なくなるのでハブの形成も容易であった。

光デイスク１００枚ずつについてハブ付けを行なったと
ころ　本発明になる方法によって付けたものはすべて３
０μｍ以下の偏心量になった。

方、基板とハブに形成される目印を無視してハフを接着
したものは３０μｍを越えるものか１５枚発生した。

以上のことより本発明による単板型光ディスクは安定し
たハブ付けが行なえることがわかる。

面１本発明はこれらの実施例に限定されると考えられる
べきではなく１本発明の主旨を逸脱しない限り種々の変
更は可能である。例えば本実施例では基板の中心孔は円
形である例を挙げたが　円形に限らず、三角形、四角形
２　六角形、星型、楕円形など様々な形状で構わない。

［発明の効果コ 以上述べたように７本発明によれば以下のような効果を
有する。

基板とハブに形成された目印によって　ディスクの回転
中心とハブの回転中心のずれを低くすることかできるの
で、偏心量の小さい光ディスクを安定的に作成できる。

また、ハブをつけた構造であるためディスクの回転数を
上げ　転送速度を速くすることかできる。ハブを接着す
る直前に位置合わせをする必要かないので作業か容易で
ある。

ハブは単板型光ディスクの中心孔内もしくは記録層が成
膜された側の面で接着されるためディスクの総厚みが厚
くならない構造にてきる。

【図面の簡単な説明】

第１図は４本発明の光ディスクの基本構成図第２図は単
板型光ディスクにハブを接着した様子を示す図である。 ・ポリカーボネートの基板 ・５ｊＡＩＮの保護層 −ＮｄＤｙＴｂＦｅの記録層 ・Ｓ　１ＡＩＮの保護層 ・Ａ　Ｉ　Ｍ　ｇ　Ｔ　ｉ　Ｓ　ｉの反射層・保護コー
ト層 ・ハードコート層 ・帯電防止コート層 一ハフ ・・基板 ・・基板に形成された目印 ｅ−ハフ ・・ハブに形成された目印 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　単板型光ディスクの中心孔とハブの一部の形状が填め
   合わせることができる形状であり、該形状により填め合
   わせることで、前記単板型光ディスクの回転中心と前記
   ハブの中心孔の回転中心を合わせ、このとき前記ハブは
   前記単板型光ディスクの中心孔内もしくは記録層が成膜
   された側の面で接着された構造の単板型光ディスクにお
   いて、前記単板ディスクに用いられる基板の成形時に前
   記基板の一部に目印が形成され、また前記ハブの形成時
   に前記ハブの一部に目印が形成され、前記基板に形成さ
   れた前記目印と前記ハブに形成された前記目印によって
   、偏心量が最も小さくなる角度を見いだし、該角度によ
   って前記単板型光ディスクと前記ハブを接着して偏心量
   を小さくしたことを特徴とする単板型光ディスク。