JPH0477824A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0477824A
JPH0477824A JP18606790A JP18606790A JPH0477824A JP H0477824 A JPH0477824 A JP H0477824A JP 18606790 A JP18606790 A JP 18606790A JP 18606790 A JP18606790 A JP 18606790A JP H0477824 A JPH0477824 A JP H0477824A
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JP
Japan
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taken
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JP18606790A
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Takashi Koizumi
隆 小泉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子式計算機を用いた情報処理装置に関するも
のである。
〔従来の技術] 現在の情報処理装置ではパイプライン処理を行うことに
より性能向上を図っているが、この場合バイプラ胃ンに
空白ができてパイプラインが乱れることを抑制しいかに
処理を効率的に行えるかが性能向上に影響を与える。こ
のパイプラインの乱れの主な要因の1つとして分岐命令
時の処理がある。そこで分岐命令時にこのパイプライン
の乱れをいかに抑制するかは、重要な課題の1つである
第4図は従来の情報処理装置の構成図を示したものであ
る。本図において401は命令・データ混在の2ポート
・キャッシュメモリで、411゜412は夫々キャッシ
ュメモリ401が有する命令アクセス用の第1のポート
とデータアクセス用の第2のポートである。402はキ
ャッシュメモリの命令アクセス用ポート411から読出
した命令を取込む命令フェッチ部、403ばキャッシュ
メモリのデータアクセス用ボー141.2から読出した
データを取込むデータ・フェッチ部、404は命令の解
読を行う命令解読部、405ば命令アドレスを生成する
命令アドレス生成部で、分岐命令時には分岐不成立時の
シーケンシャルな命令アドレスと分岐成立時の分岐先の
命令アドレスとを同時に生成する。406はデータ・ア
ドレスを生成するデータ・アドレス生成部、407は分
岐命令時に分岐判定を行う分岐判定部、408は分岐命
令時に分岐成立の場合又は分岐不成立の場合のどちらか
一方の場合の予測を行う分1岐予測部、409は2人力
1出力のマルチプレクサで、分岐命令時に分岐予測部4
08の予測結果に基づき命令アドレス生成部405で生
成された分岐不成立時のシーケンシャルな命令アドレス
と分岐成立時の分岐先の命令アドレスからどちらか一方
を選択して有効な命令アドレスとして出力するものであ
る。
421ばキャッシュメモリ401の第1ポート411か
ら読出した命令を命令フェッチ部402へ送る命令バス
、422は、キャッシュメモリ401の第2ポート41
2から読出したデータをデータ・フェッチ部403へ送
るデータ・バス、423は命令フェッチ部402から命
令解読部404へ命令を伝える命令バス、424,42
5は夫々命令アドレス生成部405で生成されるシーケ
ンシャルな命令アドレスと分岐命令時の分岐先の命令ア
ドレスをマルチプレクサ409へ伝えるアドレス・バス
、426はデータ・アドレス生成部406で生成された
データ・アドレスをキャシュメモリ401へ伝えるアド
レス・バス、427は分岐予測部408で分岐命令時に
予測された分岐成立または分岐不成立の分岐予測結果を
マルチプレクサ409へ伝える信号線、428は分岐命
令時にマルチプレクサ409で選択された有効な命令ア
ドレスを出力するアドレス・バスである。
尚この従来の情報処理装置は、命令の取込みを行う命令
フェッチ・ステージ、命令の解読を行うデコード・ステ
ージ、命令の実行を行う実行ステージ、命令の実行結果
を格納するス[・ア・ステージから成る4段のパイプラ
イン構成を取り、分岐命令時にはあらかじめ分岐判定結
果を予測することにより、分岐成立時の分岐先の命令ま
たは分岐不成立時のシーケンシャルな命令のどちらか一
方の命令をパイプラインに投入する分岐予測機構を備え
ている。
以上のように構成された従来の情報処理装置の動作につ
いて以下に説明する。ここで動作を分岐予測部408で
の分岐予測結果が分岐成立の場合と分岐不成立の場合、
更に夫々の分岐予測結果と分岐命令の分岐判定結果が一
致する場合と異なる場合の4種類の場合に分けて第5図
〜第8図を参照しつつ説明する。以下の図において、c
l、c2等は情報処理装置の処理サイクルを表し、Bば
分岐命令、C,Dは分岐命令Bにこの順序で後続する分
岐不成立時のシーケンシャルな命令、Tは分岐命令Bの
分岐成立時の分岐先命令である。
(1)分岐予測結果が分岐成立で分岐予測結果と分岐命
令の分岐判定結果が一致する場合この場合の従来の情報
処理装置の動作を第4図と第5図を用いて説明する。
c1ザイクル 分岐命令Bの命令フェッチ・ステージで、分岐命令I3
をキャッシュメモリ401のポート411から読出し命
令バス421を通じて命令フェッチ部402に取込む。
c2ザイクル 分岐命令Bのデコード・ステージで、命令フェッチ部4
02に取込んだ分岐命令Bを命令バス423を通じて命
令解読部404が受取り、命令の解読を行う。そして分
岐命令であることを解読すると、解読した結果を制御情
報として各部に伝える。その結果、命令アドレス生成部
405では分岐不成立時のシーケンシャルな命令りのア
ドレスと分岐成立時の分岐先の命令Tのアドレスとを同
時に生成して夫々アドレス・バス424と425を通じ
てマルチプレクサ409へ入力する。分岐予測部408
では分岐の成立を予測して予測結果を信号線427を通
じてマルチプレクサ409・\入力する。続いてマルチ
プレクサ409ば予測結果に基づき分岐先の命令Tのア
ドレスを選択し、これをアドレス・ハス428へ出力す
る。
又命令Cの命令フェッチ・ステージであり、命令Cをキ
ャッシュメモリ401から読出し、命令フェッチ部40
2に取込む。
c3ザイクル 分岐命令Bは実行ステージで、分岐判定部407で分岐
の判定を行い、分岐判定結果は分岐成立となる。
命令Cはデコート・ステージで、命令解読部404にお
いて命令の解読を行う。
又c2ザイクルでアドレス・ハス428へ出力されたア
ドレスにより、分岐命令Bの分岐先命令Tかフェッチ・
ステージに投入されて命令フェッチ部402に取込まれ
る。
64勺イクル c3サイクルの分岐判定結果を受けて、命令Cは無効命
令として実行ステージ以降は無効化される。
命令1′は有効な命令としてデコード・ステージへ投入
され、更にC5サイクル以降においての処理が進められ
る。
(2)分岐予測結果が分岐成立で分岐予測結果と分岐命
令の分岐判定結果が異なる場合 この場合の従来の情報処理装置の動作を第4図と第6図
を用いて説明する。
c1サイクル、c2サイクルについては、(1)の場合
と同じ動作であるため説明を省略する。
c3サイクル 分岐命令Bは実行ステージで、分岐判定部407で分岐
の判定を行い、分岐判定結果は分岐不成立となる。
命令Cはデコード・ステージで、命令解読部404にお
いて命令の解読を行う。
又c2サイクルでアドレス・パス428へ出力されたア
ドレスにより、分岐命令Bの分岐先命令Tがフェッチ・
ステージに投入されて命令フェッチ部402に取込まれ
る。
c4サイクル c3ザイクルの分岐判定結果を受けて、命令Cは有効命
令として実行ステージへ投入され、更にC5ザイクル以
降においての処理が進められる。
命令Tは、無効命令としてデコート・ステージ以降は無
効化される。
又命令Cに後続する命令として命令りが、フェッチ・ス
テージに投入されて命令フェッチ部402に取込まれ、
更にC5サイクル以降においての処理が進められる。
(3)分岐予測結果が分岐不成立で分岐予測結果と分岐
命令の分岐判定結果が一致する場合この場合の従来の情
報処理装置の動作を第4図と第7図を用いて説明する。
c1ザイクル 分岐命令Bの命令フェッチ・ステージで、分岐命令Bを
キャッシュメモリ401のボー1−41.1から読出し
命令バス421を通じて命令フェッチ部402に取込む
c2ザイクル 分岐命令Bばデコード・ステージで、命令フェッチ部4
02に取込んだ分岐命令Bを命令バス423を通じて命
令解読部404が受取り、命令の解読を行う。そして、
分岐命令であることを解読し、解読した結果を制御情報
として各部に伝える。
その結果、命令アドレス生成部405では分岐不成立時
のシーケンシャルな命令りのアドレスと分岐成立時の分
岐先の命令Tのアドレスとを同時に生成して夫々アドレ
ス・バス424と425を通じてマルチプレクサ409
へ入力する。分岐予測部408では分岐の不成立を予測
して予測結果を信号線427を通じてマルチプレクサ4
09へ入力する。続いてマルチプレクサ409ば予測結
果に基づき命令Cに後続する命令りのアドレスを選択し
、これをアドレス・バス428へ出力する。
又命令Cの命令フェッチ・ステージであり、命令Cをキ
ャッシュメモリ401から読出し、命令フェッチ部40
2に取込む。
C3サイクル 分岐命令Bは実行ステージで、分岐判定部407で分岐
の判定を行い、分岐判定結果は分岐不成立となる。
命令Cばデコード・ステージで、命令解読部404にお
いて命令の解読を行う。
又C2サイクルでアドレス・ハス428へ出力されたア
ドレスにより、命令Cに後続する命令りがフェッチ・ス
テージに投入されて命令フェッチ部402に取込まれる
C4サイクル C3サイクルの分岐判定結果を受けて、命令Cは有効命
令として実行ステージへ投入され、更にC5ザイクル以
降においての処理が進められる。
又命令りも有効な命令としてデコード・ステージへ投入
され、更にC5ザイクル以降においての処理が進められ
る。
(4)分岐予測結果が分岐不成立で分岐予測結果と分岐
命令の分岐判定結果が異なる場合この場合の従来の情報
処理装置の動作を第4図と第8図を用いて説明する。
C1サイクル、C2サイクルについては、(3)の場合
と同じ動作であるため説明を省略する。
C3サイクル 分岐命令Bは実行ステージで、分岐判定部407で分岐
の判定を行い、分岐判定結果は分岐成立となる。
命令Cばデコード・ステージで、命令解読部404にお
いて命令の解読を行う。
又C2サイクルでアドレス・バス428へ出力されたア
ドレスにより、命令Cに後続する命令りがフェッチ・ス
テージに投入されて命令フェッチ部402に取込まれる
C4サイクル C3サイクルの分岐判定結果を受けて、命令Cは無効命
令として実行ステージ以降は無効化される。
同様に命令りも無効命令としてデコード・ステージ以陣
は無効化される。
又C3サイクルの分岐判定結果から分岐先命令Tが、フ
ェッチ・ステージに投入されて命令フェッチ部402に
取込まれ、更にC5ザイクル以降においての処理が進め
られる。
以上説明したように従来の情報処理装置では、分岐予測
機構を備えることにより分岐命令時において分岐予測結
果と分岐命令の分岐判定結果が一致する限り、C3サイ
クル即ち分岐命令の実行ステージに取込まれた命令は有
効命令としてバイブラインに空白ができることなく処理
が進められる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記のような構成では命令はキャッシュ
メモリの命令アクセス用第1のポートから命令フェッチ
部へ1つずつしか取込めないため、分岐命令の際に分岐
命令の実行ステージでは、分岐予測部での予測結果によ
る分岐成立時の分岐先命令か、あるいは分岐不成立時の
シーケンシャルな命令のどちらか1つしか取込めない。
そのため分岐予測部での予測結果と分岐命令の分岐判定
結果が異なる場合は、前記の分岐命令の実行ステージで
取込んだ命令が無効となり、1ザイクル分バイブライン
に空白ができるという問題点を有していた。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもの
であって、パイプラインの空白をな(し処理の効率化を
図ることにより、性能向上を可能とした情報処理装置を
提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は命令アクセス用の第1のポートとデータアクセ
ス用及び分岐命令時の命令アクセス用の第2のポートの
2つのポートを有する命令・データ混在のキャッシュメ
モリと、キャッシュメモリの第2のポートへ入力すべき
アドレスを選択するアドレス・マルチプレクサと、キャ
ッシュメモリの第Jのポートより読出した命令を取込む
第1の命令フェッチ部と、第2のポートより読出した命
令を取込む第2の命令フェッチ部と、第2のポートより
読出したデータを取込むデータ・フェッチ部と、第1の
命令フエ・ンチ部と第2の命令フェッチ部に取込まれた
命令から分岐命令の分岐判定結果に基づき実行すべき命
令を選択する実行命令マルチプレクサと、命令をデコー
ドして分岐命令か否かによりアドレス・マルチプレクサ
の出力を選沢する命令解読部と、分岐命令の際に分岐不
成立時のシーケンシャルな命令アドレスと分岐成立時の
分岐先の命令アドレスとを生成して夫々キャッシュメモ
リとアドレスマルチプレクサに与える命令アドレス生成
部と、分岐命令の際に分岐判定を行い、分岐判定結果に
よって実行命令マルチプレクサの出力を選択する分岐判
定部と、を具備し、分岐命令の際にアドレス・マルチプ
レクサが分岐先の命令アドレスを選択し、キャッシュメ
モリの第1のポートから分岐不成立時のシーケンシャル
な命令を、第2のポートから分岐成立時の分岐先の命令
を夫々第1.第2の命令フェッチ部に並列に取込んで分
岐命令の分岐判定結果に基づき実行命令マルチプレクサ
でどちらか一方の命令を実行すべき命令として選択し処
理することを特徴とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本発明によれば、分岐命令の際
にアドレス・マルチプレクサが分岐先の命令アドレスを
選択し、キャッシュメモリの第1のポートからは分岐不
成立時のシーケンシャルな命令を、第2のポートからは
分岐成立時の分岐先の命令を夫々第1の命令フェッチ部
と第2の命令フェッチ部に並列に取込み、分岐命令の分
岐判定結果に基づき実行命令マルチプレクサでどちらか
一方の命令を実行すべき命令として選択し処理する。従
って分岐の成立、不成立にかかわらず有効な命令が処理
されるため、前記のパイプラインの1サイクル分の空白
をなくすことが可能となる。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例である情報処理装置の構成
図を示したものである。本図において101は命令・デ
ータ混在の2ボー[・・キャッシュメモリで、1.11
.112は夫々キャッシュメモリ101が有する命令ア
クセス用の第1のポートとデータアクセス用及び分岐命
令時の命令アクセス用の第2のポートである。102は
キャッシュメモリの命令アクセス用の第1のボー111
1から読出した命令を取込む第1の命令フェッチ部、1
03はキャッシュメモリのデータアクセス用及び分岐命
令時の命令アクセス用の第2のボー1−112から読出
した命令を取込む第2の命令フェッチ部、104はキャ
ッシュメモリのデータアクセス用及び分岐命令時の命令
アクセス用の第2のボー 1−112から読出したデー
タを取込むデータ・フェッチ部、105は命令の解読を
行う命令解読部、106は命令アドレスを生成する命令
アドレス生成部で、分岐命令時には分岐不成立時のシー
ケンシャルな命令アドレスと分岐成立時の分岐先の命令
アドレスとを同時に生成する。107ばデータ・アドレ
スを生成するデータ・アドレス生成部、108は分岐命
令時に分岐判定を行う分岐判定部、109は2人力l出
力のマルチプレクサで、分岐命令時には、データのアク
セスが発生しないことを利用して命令アドレス生成部1
06において生成された分岐成立時の分岐先の命令アド
レスを選択して出力し、それ以外の時にはデータ・アド
レス生成部107で生成されたデータ・アドレスを選択
して出力するもので、以下アドレスマルチプレクサと呼
ぶ。110は2人力1出力のマルチプレクザで、分岐命
令時には分岐判定部108の判定結果に基づき第1の命
令フェッチ部1.02に取込まれた分岐不成立時のシー
ケンシャルな命令と第2の命令フェッチ部103に取込
まれた分岐成立時の分岐先の命令から1つを実行すべき
命令として選択して出力し、又は分岐命令時以外には第
1の命令フェッチ部1.02に取込まれた命令を選択し
て命令解読部105に出力するもので、以下実行命令マ
ルチプレクサと呼ぶ。121はキャッシュメモリの第1
のポート]、 I Jから読出した命令を第1の命令フ
ェッチ部102へ送る命令バス、122は分岐命令時に
キャッシュメモリの第2のボー1−112から読出した
分岐成立時の分岐先の命令を第2の命令フェッチ部10
3へ送る命令バス、123はキャッシュメモリの第2の
ボー 1−1.1.2から読出したデータをデータ・フ
ェッチ部10/lへ送るデータ・バス、124.1.2
5は夫々第1の命令フェッチ部に取込んだ命令と第2の
命令フェッチ部に取込んだ命令を実行命令マルチプレク
サ110へ伝える命令バス、126ば命令アドレス生成
部106で生成されるシーケンシャルな命令アドレスを
キャッシュメモリ101へ伝えるアドレス・バス、12
7は命令アドレス生成部106で生成される分岐命令時
の分岐先の命令アドレスをアドレスマルチプレクサ10
9へ伝えるアドレス・ハス、128はデータ・アドレス
生成部107で生成されるデータ・アドレスをキャッシ
ュメモリ101へ伝えるアドレス・ハス、129は命令
解読部105が分岐命令であることを解読したことをア
ドレス・マルチプレクサ109に伝える信号線、130
は分岐判定部で行われた分岐判定結果を実行命令マルチ
プレクサj10へ伝える信号線、131は命令解読結果
が分岐命令であるかどうかを示す信号線129に基づき
分岐命令時の分岐先の命令アドレスを伝えるアトI/ス
・ハス127とデータ・アドレスを伝えるアドレス・バ
ス128から、アドレス・マルチプレクサ109で選択
されたアドレスをキヤ・7シプ7メモリ101へ伝える
アトルス・バス、132は分岐命令の分岐判定結果を示
す信号線130に基づき第1の命令フェッチ部からの命
令を伝える命令バス124と第2の命令フェッチ部から
の命令を伝える命令ハス125から実行命令マルチプレ
クサ110において選択された命令を命令解読部105
へ伝える命令ハスである。
尚この本発明の実施例における情報処理装置は、命令の
取込みを行う命令フェッチ・ステージ、命令の解読を行
うデコード・ステージ、命令の実行を行う実行ステージ
、命令の実行結果を格納するストア・ステージから成る
4段のバイブライン構成を取る情報処理装置である。
以上のように構成された本発明の実施例における情報処
理装置の動作について以下に説明する。
ここでは動作を分岐命令時に分岐判定結果が分岐成立の
場合と分岐不成立の場合の2種類の場合に分けて、第2
.3図を参照しつつ説明する。以下の図において、cl
、c2等は本発明の実施例における情報処理装置の処理
サイクルを表し、Bは分岐命令、C,Dば分岐命令Bに
この順序で後続する分岐不成立時のシーケンシャルな命
令、Tは分岐命令Bの分岐成立時の分岐先命令である。
(1)分岐命令の分岐判定結果が分岐成立の場合この場
合の本発明の実施例における情報処理装置の動作を第1
図と第2図を用いて説明する。
c1ザイクル 分岐命令Bの命令フェッチ・ステージで、分岐命令Bを
キャッシュメモリ101の第1のポート111から読出
し命令ハス121を通じて命令フェッチ部102に取込
み、命令ハス124を通じて実行命令マルチプレクサ1
10へ送る。
c2サイクル 分岐命令Bはデコード・ステージで、命令バス132を
通じて命令解読部105が命令Bを受取り、命令の解読
を行う。そして、分岐命令であることを解読し結果を信
号線129を通じてアドレス・マルチプレクサ109へ
伝えると同時に制御情報として各部に伝える。その結果
、命令アドレス生成部106では分岐不成立時のシーケ
ンシャルな命令りのアドレスと分岐成立時の分岐先の命
令Tのアドレスとを同時に生成して夫々アドレス・バス
126と127へ出力する。続いて、アドレス・マルチ
プレクサ109において命令解読結果が分岐命令である
かどうかを示す信号線129に基づき分岐成立時の分岐
先の命令Tのアドレスを伝えるアドレス・バス127を
選択し、アドレス・ハス131へ出力する。
又命令Cの命令フェッチ・ステージであり、命令Cをキ
ャッシュメモリ101から読出し、第1の命令フェッチ
部102に取込む。
c3サイクル 分岐命令Bは実行ステージで、分岐判定結果08で分岐
の判定を行い、分岐判定結果は分岐成立となり、結果は
信号線130へ出力される。
命令Cはデコード・ステージで、命令解読部105にお
いて命令の解読を行う。
又c2ザイクルでアドレス・ハス126と131へ夫々
出力されたシーケンシャルな命令りのアドレスと分岐成
立時の分岐先の命令Tのアドレスによりキャッシュメモ
リ1.01の第1のポート111と第2のポート112
を夫々並列にアクセスする。その結果、命令りが命令ハ
ス121を通じて第1の命令フェッチ部102へ取込ま
れて命令ハス124へ出力され、分岐先の命令Tが命令
ハス122を通じて第2の命令フェッチ部103へ取込
まれて命令ハス125へ出力される。
c4サイクル c3サイクルの分岐判定結果を受けて、命令Cば無効命
令として実行ステージ以降は無効化される。
又c3ザイクルで分岐判定結果として出力された信号線
130に基づき、実行命令マルチプレクサ1.10にお
いて分岐成立時の分岐先の命令Tを伝える命令バス12
5が選択されて分岐先の命令Tが実行ずべき命令として
実行ステージへ投入され、更にC5サイクル以降におい
ての処理が進められる。
(2)分岐命令の分岐判定結果が分岐不成立の場合 この場合の本発明の実施例における情報処理装置の動作
を第1図と第3図を用いて説明する。
c1ザイクル、c2サイクルについては、(1)の場合
と同じ動作であるため説明を省略する。
c3ザイクル 分岐命令Bば実行ステージで、分岐判定部108で分岐
の判定を行い、分岐判定結果は分岐不成立となり、結果
は信号線130へ出力される。
命令Cはデコード・ステージで、命令解読部105にお
いて命令の解読を行う。
又c2ザイクルでアドレス・バス126と131へ夫々
出力されたシーケンシャルな命令りのアドレスと分岐成
立時の分岐先の命令Tのアドレスによりキャッシュメモ
リ101の第1のポート111と第2のボー1−1.1
.2を夫々並列にアクセスする。その結果命令りが命令
バス121を通じて第1の命令フェッチ部102へ取込
まれ命令バス124へ出力され、分岐先の命令Tが命令
ハス122を通じて第2の命令フェッチ部103へ取込
まれて命令バス125へ出力される。
c4す・イクル c3サイクルの分岐判定結果を受けて、命令Cは有効命
令として実行ステージへ投入され、更にC5サイクル以
降においての処理が進められる。
又c3サイクルで分岐判定結果として出力された信号線
130に基づき、実行命令マルチプレクサ110におい
て分岐不成立時のシーケンシャルな命令りを伝える命令
バス124が選択されて命令りが実行ずべき命令として
実行ステージへ投入され、更にC5サイクル以降におい
ての処理が進められる。
以上説明したように、本発明の実施例における情報処理
装置では分岐命令の際にアドレス・マルチプレクサ10
9が分岐先の命令アドレスを選択し、分岐命令の実行ス
テージにおいてキャッシュメモリの第1のボー1−11
.1と第2のポート112とから分岐不成立時のシーケ
ンシャルな命令と分岐成立時の分岐先の命令を2つ夫々
第1の命令フェッチ部102と第2の命令フェッチ部1
03に並列に取込み、分岐命令の分岐判定結果に基づき
実行命令マルチプレクサ110でどちらか一方の命令を
実行すべき命令として選択し処理するたG め、分岐の成立、不成立にかかわらず有効な命令が処理
され、従来の情報処理装置において発生したパイプライ
ンの1サイクル分の空白を無くすことが可能となる。
〔発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明によれば、分岐命令の
際にアドレス・マルチプレクサが、分岐先の命令アドレ
スを選択し、キャッシュメモリの第1のポートからば、
分岐不成立時のシーケンシャルな命令を、第2のポート
からは、分岐成立時の分岐先の命令を夫々第1の命令フ
ェッチ部と第2の命令フェッチ部に並列に取込み、分岐
命令の分岐判定結果に基づき実行命令マルチプレクサで
どちらか一方の命令を実行すべき命令として選択し処理
するようにしている。従って分岐の成立。
不成立にかかわらず有効な命令が処理され、パイプライ
ンの1サイクル分の空白をなくすことが可能となる。そ
の結果パイプライン処理の効率化が図れ、情報処理装置
の性能向」二が得られるという効果を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における情報処置装置の構成図
、第2図は本発明の実施例における情報処置装置の分岐
命令の分岐判定結果が分岐成立の場合の動作を示すタイ
ミング図、第3図は本発明の実施例における情報処置装
置の分岐命令の分岐判定結果が分岐不成立の場合の動作
を示したタイミング図である。第4図は従来の情報処理
装置の構成図、第5図は従来の情報処理装置の分岐予測
結果が分岐成立で分岐予測結果と分岐命令の分岐判定結
果が一致する場合の動作を示したタイミング図、第6図
は従来の情報処理装置の分岐予測結果が分岐成立で分岐
予測結果と分岐命令の分岐判定結果が異なる場合の動作
を示したタイミング図、第7図は従来の情報処理装置の
分岐予測結果が分岐不成立で分岐予測結果と分岐命令の
分岐判定結果が一致する場合の動作を示したタイミング
図、第8図は従来の情報処理装置の分岐予測結果が分岐
不成立で分岐予測結果と分岐命令の分岐判定結果が異な
る場合の動作を示したタイミング図であ101−−−−
一命令・データ混在の2ポート・キャッシュメモリ、 
 102−−−−・−第1の命令フェッチ部、103−
−−−・−第2の命令フェッチ部、  104データ・
フェッチ部、  105−−−−−−一命令解読部、1
、06−−−−−命令アドレス生成部、  107−−
−−−−−データ・アトI/ス生成部、  108−−
−−−一分岐判定部、1、09−−−−アドレス・マル
チプレクサ、  110実行命令マルチブレクザ。 特許出願人 松下電器産業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)命令アクセス用の第1のポートとデータアクセス
    用及び分岐命令時の命令アクセス用の第2のポートの2
    つのポートを有する命令・データ混在のキャッシュメモ
    リと、 前記キャッシュメモリの第2のポートへ入力すべきアド
    レスを選択するアドレス・マルチプレクサと、 前記キャッシュメモリの第1のポートより読出した命令
    を取込む第1の命令フェッチ部と、第2のポートより読
    出した命令を取込む第2の命令フェッチ部と、 第2のポートより読出したデータを取込むデータ・フェ
    ッチ部と、 前記第1の命令フェッチ部と第2の命令フェッチ部に取
    込まれた命令から分岐命令の分岐判定結果に基づき実行
    すべき命令を選択する実行命令マルチプレクサと、 命令をデコードして分岐命令か否かにより前記アドレス
    ・マルチプレクサの出力を選択する命令解読部と、 分岐命令の際に分岐不成立時のシーケンシャルな命令ア
    ドレスと分岐成立時の分岐先の命令アドレスとを生成し
    て夫々前記キャッシュメモリと前記アドレスマルチプレ
    クサに与える命令アドレス生成部と、 分岐命令の際に分岐判定を行い、分岐判定結果によって
    前記実行命令マルチプレクサの出力を選択する分岐判定
    部と、 を具備し、分岐命令の際に前記アドレス・マルチプレク
    サが分岐先の命令アドレスを選択し、前記キャッシュメ
    モリの第1のポートから分岐不成立時のシーケンシャル
    な命令を、第2のポートから分岐成立時の分岐先の命令
    を夫々前記第1、第2の命令フェッチ部に並列に取込ん
    で分岐命令の分岐判定結果に基づき前記実行命令マルチ
    プレクサでどちらか一方の命令を実行すべき命令として
    選択し処理することを特徴とする情報処理装置。
JP18606790A 1990-07-13 1990-07-13 情報処理装置 Pending JPH0477824A (ja)

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JPH0477824A true JPH0477824A (ja) 1992-03-11

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