JPH0477567A - 自動車部材 - Google Patents

自動車部材

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JPH0477567A
JPH0477567A JP18561090A JP18561090A JPH0477567A JP H0477567 A JPH0477567 A JP H0477567A JP 18561090 A JP18561090 A JP 18561090A JP 18561090 A JP18561090 A JP 18561090A JP H0477567 A JPH0477567 A JP H0477567A
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木下 暁
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北川 貞雄
Yuuta Kumano
勇太 熊野
Izumi Ishii
泉 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 〈産業上の利用分野〉 本発明は、塗料が成形体表面に直接塗布された自動車部
材に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、フェンダ−、ドアパネル、バンパー、スポイラ−
、マッドガード、サイドモール、ホイールキャップ等の
外装部材やインストルメントパネル、レバー、ノブ、内
張り等として使用されているプロピレン系樹脂製の自動
車部材は、多くの場合、全体又は一部が塗装仕上げされ
て実用に供されている。
しかし、これらプロピレン系樹脂製の自動車部材はその
素材自体の構造中に極性基を有していないことから、直
接塗料を塗布した場合に実用レベルの塗料付着強度を得
るのが困彎であった。この為、該自動車部材は多くの場
合予め成形した自動車部材の表面にブライマーを塗布し
たり、プラズマ処理を施すこと等によって塗料付着性能
を向上させていた。
く本発明か解決しようとする課題〉 しかしながら、このような塗装方法にお(1ては、従来
から以下に示すような問題点かあった。
すなわち、ブライマー塗布法においては、高価なブライ
マーを使用しなければならないことや、塗装工程数か多
くなる二となどから塗装コストか高くなるといった欠点
がある以外にも、ブイラマーの溶媒を揮発させる必要が
あることなどのために作業環境が悪くなるとともに火災
の危険性を伴ない安全性に問題かあった。
一方、プラズマ処理法においては、高度の真空状態が必
要であるために、高価な装置を設置しなければならず、
しかも、バ・ソチ式のためコストの上昇を避けることか
できなかった。さらに、プラズマ処理後の表面は不安定
で、異物に接触すると塗料の付着性が低下するため、塗
膜性能に)\うつきが生じることもあり、取り扱いが非
常に不便であった。
従って、プロピレン系樹脂製自動車部材の塗装に於ける
ブライマー塗布や、プラズマ処理工程を省略することが
できれば、塗装工程の簡略化、作業環境の改善、コスト
の低減化等を図ることが可能となることから、これまで
にもこれらの工程の省略を達成しようと多くの研究がな
されてきた。
しかしながら、結局、未だにこの目的を達成するに至っ
ておらず、プロピレン系樹脂製自動車部材はこのような
ブライマー塗布やプラズマ処理等を省くことが出来ずに
塗装が施されている。
〔発明の概要〕
く要 旨〉 本発明者は、この工程省略という目的を達成するため、
種々研究を重ねた結果、特定のプロピレン系樹脂組成物
を用いて成形した自動車部材か塗料を直接塗布したにも
拘らず実用充分な塗装付着性能を有し、かつ機械的強度
、耐候性を有することを見い出して、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明の自動車部材は、塗膜が下記(a)〜
(f)の各成分からなる樹脂組成物成形体の表面に直接
形成されていること、を特徴とするものである。
(a)成分:エチレン含量が20〜70重量%である常
温キシレン可溶分を4〜30重量%含み、共重合体全体
のMFRが5〜120 g / 10分、かつエチレン
含量が3〜21重量%であるプロピレン・エチレンブロ
ック共重合体:100重量部(b)成分:エチレン系エ
ラストマー、水素添加スチレン・ブタジェンブロック共
重合体及び水素添加スチレン・イソプレンブロック共重
合体から選ばれた少なくとも一種のエラストマー:30
〜125重量部 (c)成分:密度か0.915〜0.935g/cm3
、かつMFRが0.5〜200g/10分の直鎖状エチ
レン共重合体=3〜25重量部(cl)成分:ベンゾエ
ート系化合物又は分子量か500以上のヒンダードアミ
ン系化合物から選ばれた少なくとも一種の光安定剤:0
.01〜245重量部 (e)成分:比表面積が37,000cd/g以上、長
さが実質的に15μm以下、平均粒径が0.8〜2.2
μm1かつ平均アスペクト比が5以上のタルク、平均径
が2μm以下、かつ平均アスペクト比が5以上の硼酸ア
Jレミニウムウイスカー、同チタン酸カリウムウィスカ
ー及び同硫酸マグネシウムウィスカーから選ばれた少な
くとも一種のフイラー:7〜75重量部 (f)成分:末端に水酸基を有するジエンポリマー又は
その水、素添加物0.01〜25重量部く効 果〉 本発明の自動車用部材は、従来のプロピレン系樹脂で成
形された自動車部材とは異なり、成形体表面に何らの改
質処理を施さずに塗料を該成形体に直接塗布するのみで
実用充分な塗料付着強度を持ち且つ美麗な塗装外観を得
るのに実用上充分な耐候性(非塗装部も含めて)を有し
ており、フェンダ−、ドアパネル、バンパー、スポイラ
−、マッドガード、サイドモール、ホイールキャップ、
インストルメントパネル等の自動車部材として優れ、塗
装工程の簡略化、作業環境の改善、コストの低減化など
を図ることができる。
〔発明の詳細な説明〕
(1)樹脂組成物成形体 (1)樹脂組成物の構成成分 (a)成分;プロピレン・エチレンブロック共重合体 本発明において用いられる上記(a)成分のプロピレン
・エチレンブロック共重合体は、エチレン含量が20〜
70重量%である実質的に非品性の常温キシレン可溶分
を4〜30重量96、好ましくは6〜25重量%含有し
、共重合体全体のMFR(230℃、2.16kg荷重
)l)<5〜120t/10分、好ましくは10〜10
0g/10分、かつエチレン含量が3〜21重量96、
好ましくは3〜18重量%の樹脂である。
ここでエチレン含量は赤外スペクトル分析法などにより
測定される値であり、また、常温キシレン可溶分は、2
Irの試料を沸騰キシレン500f中に20分間浸漬し
て溶解された後、室温まで冷却し、析出した固相を64
型ガラスフイルターで濾過、乾燥して求めた固相重量か
ら逆算した値であり、MFRはJIS−に7210に準
拠して測定したものである。
この共重合体樹脂のエチレン含量及び常温キシレン可溶
分が上記範囲に満たないものは、自動車部材とした際に
耐衝撃性が劣ったものとなり、他方、上記範囲を上回る
ものは、その剛性が不足したものとなる。またMFRは
成形体及び耐衝撃性など機械的強度の理由により上記範
囲に限定される。
この共重合体樹脂の製造には、通常の立体規則性触媒が
用いられる。
このプロピレン・エチレンブロック共重合体樹脂は、本
発明の効果を著しく損なわない範囲で他の不飽和単量体
(例えばブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1,4
−メチルペンテン−1などのα−オレフィン:酢酸ビニ
ルの如きビニルエステル: (メタ)アクリル酸(エス
テル)、無水マレイン酸等の不飽和有機酸又はその誘導
体等)を含有する(グラフト型、ランダム型、ブロック
型のいずれでも構わない)三元以上の共重合体てあって
もよい。
(b)成分:エラストマー 本発明において用いられる上記(b)成分のエラストマ
ーは、エチレン・プロピレン二元共重合ゴム(EPM)
やエチレン・プロピレン・非共役ジエン三元共重合ゴム
(EPDM)やエチレン・プロピレン・ブテン−1三元
共重合ゴム等のエチレン系エラストマー、水素添加スチ
レン・ブタジェンブロック共重合体及び水素添加スチレ
ン・イソプレンブロック共重合体から選ばれた少なくと
も1種のものである。
エチレン・ブロビレンニ元共重合ゴム エチレン・プロピレン二元共重合ゴム(EPM)は、プ
ロピレン含量(重量)が20〜55%、好ましくは25
〜55%、ムーニー粘度M L 1+4(100℃)が
10〜100.特に15〜9oのものが好適である。
エチレン・プロピレン・非共役ジエン三元共重合ゴム エチレン・プロピレン非共役ジエン三元共重合ゴム(E
PDM)ではヨウ素価が20以下のものが好ましい。非
共役ジエンとしては5−エチリデンノルボルネンなどが
ある。
エチレン・プロピレン・ブテン−1三元共重合ゴ前記エ
チレン・プロピレン・ブテン−1三元共重合ゴムは、プ
ロピレン含有量が20〜55重量%、好ましくは25〜
50重量%およびブテン−1含有量3〜15重量%、好
ましくは5〜12重量%のものが好適である。
ここで各成分の含量は、赤外スペクトル分析法やNMR
の常法等により測定される値である。また、これらのゴ
ムは5%以下の結晶化度のもの、特に非品性のものが好
ましい。これらの製造法や形状は特に限定されるもので
ない。
重合体 前記、水素添加スチレン・ブタジェンブロック共重合体
および水素添加スチレン・イソプレンブロック共重合体
は、それぞれ完全にまたは部分的に水素添加されたもの
で、いわゆるスチレン・エチレン・ブチレン−スチレン
ブロック共重合体、スチレン・エチレン・プロピレンブ
ロック共1=体と表現されるものである。通常その水添
率は95%以上であるか、99%以上のものが好ましい
。また、このスチレン含量は5〜50重In 9oか好
ましく、特に20〜50重量96のものが好ましい。こ
れらエラストマーの上記物性範囲内のものは塗装性能や
物性バランスが特に好ましい。
(e)成分:直鎖状エチレン共重合体 本発明において用いられる上記(e)成分の直鎖状エチ
レン重合体は、密度が0.915〜0.935g/ci
、好ましくは0.918〜0.930g/cmであり、
MFR(190℃2、 16)cg)か0.5〜200
g/10分、好ましくは5〜100g/10分のエチレ
ンとa−オレフィンとの直鎖状エチレン共重合体である
。ここでa−オレフィンとしては、ブテン−1、ヘキセ
ン−1,4−メチルペンテン−1、オクテン−1等であ
り、これらを2種以上併用してもよい。
直鎖状エチレン重合体の製造法としては、圧力5〜2.
 500kg/cd、温度50〜300℃の条件下でチ
ーグラー型触媒、バナジウム型触媒、カミンスキー型触
媒等の触媒を使用して、エチレンとα−オレフィンを共
重合する方法が採られる。例えば、特公昭56−181
32号公報等の方法が知られている。
ここで、前記密度以外のものや、前記MFR以外のもの
は、自動車部材の塗装性能が劣り好ましくない。
(d)成分・光安定剤 本発明において用いられる上記(d)成分の光安定剤は
、ベンゾエート化合物又は分子量が500以上のヒンダ
ードアミン系化合物から選ばれた少なくとも一種のもの
である。
ベンゾエート化合物 上記ベンゾエート系化合物としては、2.4−ジ−t−
ブチルフェニル−3−5−一ジーt−ブチルー4′−ヒ
ドロキンベンゾエート;N−ヘキサデシル−3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキンベンゾエート等を挙げる
ことができる。これらベンゾエート系化合物の分子量は
特に限定されない。
ヒンダードアミン系化合物 上記分子量が500以上、好ましくは600〜5.00
0のヒンダードアミン系化合物としては、コハク酸ジメ
チルと1− (2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキ
シ−2,2,6,6−チトラメチルピペリジンとの縮合
物、ポリ ([6−(1,1゜3.3−テトラメチルブ
チル)イミノ−1,3゜5−トリアジン−2,4−ジイ
ル)  [(2,2゜6.6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)イミノ〕へキサメチレン((2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ〕〕、テトラキ
ス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
 1. 2. 3.4−ブタンテトラカルボキシレート
、ポリ (2−N、N’−ビス(2,2,6゜6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)へキサメチレンジアミン−
4−(N−モルホリノ)シムトリアジン〕等を挙げるこ
とかできる。これら以外の光安定剤は、耐候性や塗装性
能か充分でなく好ましくない。また、これらの光安定剤
は、通常、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤と併用さ
れるか、本発明においても併用することかできる。
(e)成分:フィラー 本発明において用いられる上記(e)成分のフィラーは
、比表面積か37.000d/g以上、長さが実質的に
15μm以下、平均粒径が0.8〜2.2μm1かつ平
均アスペクト比が5以上のタルク、平均直径が2μm以
下、かつ平均アスペクト比が5以上の硼酸アルミニウム
ウィスカー同チタン酸カリウムウィスカー及び同硫酸マ
グネシウムウィスカーから選ばれた少なくとも一種のフ
ィラーである。ここで、タルクの長さが「実質的に」と
は、殆どのタルク粒子がこの範囲にあるものを言う。
タルク タルクは、例えばタルク原石を衝撃式粉砕機やミクロン
ミル型粉砕機で粉砕し、更にミクロンミルやシェツト型
粉砕機で微粉砕した後、サイクロンやミクロンセパレー
ター等で分級調整し製造する。ここで原石は中国産か金
属不純物成分か少ないので好ましい。
さらに、比表面積、長さ、平均アスペクト比か上記範囲
外で、かつ平均粒径か上記範囲を超えるタルクを用いる
と、自動車部材の衝撃強度や塗装外観が劣り、一方、平
均粒径が上記範囲より小さくなるとタルクを分散させる
事が困難となり衝撃強度や塗装外観が却って悪化し好ま
しくない。
また、硼酸アルミニウムウィスカー、チタン酸カリウム
ウィスカー、硫酸マグネンウムウイス力−の好ましいも
のは平均直径か1.5μm以下かつ平均アスペクト比が
10以上のものである。
これらは、平均直径が上記範囲を超えるものは、自動車
部材の塗装外観や、高温時の寸法安定等が劣り不適であ
る。
これらフィラーの中ではタルク、硼酸アルミニウムウィ
スカーの単独使用が好ましく、またタルクと前記各ウィ
スカーとの併用がより好ましい。
とりわけタルクと硼酸アルミニウムウィスカーとの併用
が好ましい。ここで、平均粒径の測定は液相沈降方式の
光透過式によるもので、測定装置としては、例として島
原製作所製5A−CP型があり、また比表面積は、空気
透過法によるもので、測定装置としては、例として島津
製作所5S−100型がある。長さとアスペクト比は顕
微鏡法等により測定される。
これらフィラーは界面活性剤、カップリング剤等で表面
処理を施してたものでも良い。表面処理したフィラーは
自動車部材の強度や塗装性の更なる向上に有効である。
(f’)成分:末端に水酸基を有するジエンポリマーま
たはその水素添加物 末端に水酸基を有するジエンポリマー 本発明において用いられる上記(f)成分は末端に水酸
基を有するジエンポリマーまたはその水素添加物であり
、そのうち、末端に水酸基を有するジエンポリマーとし
ては、例えばポリヒドロキシポリブタジェンがある。
具体的には末端に少なくとも一個の水酸基を有し、分子
量が200〜100,000、好ましくは500〜50
,000、特に好ましくは800〜10,000の、常
温で液体、半固体、固体のポリマーか含まれる。1分子
当たりの平均水酸基数は一般に1〜10、特に1.5〜
5のものが好ましく、水酸基価が一般に15〜250、
好ましくは25〜125 (KOHmg/g)のものか
特に好ましい。
末端に水酸基を有するジエンポリマーは、1゜3−ジエ
ンを原料に用いて、周知の方法、例えばラジカル重合法
、アニオン重合法などによって製造する二とができる。
具体的には例えば特開昭51−71391号公報に記載
の方法などを挙げることができる。このものをラジカル
重合により製造する場合には、過酸化水素を重合開始剤
として用いてジエン系モノマーを重合することにより容
易に得られる。
また、アニオン重合により製造する場合には、共役ジエ
ンを周知の方法に従って、アニオン重合触媒、例えばア
ルカリ金属または有機アルカリ金属化合物を用いて重合
させることにより得られた、両末端の少なくとも一つに
アルカリ金属か結合した構造のりピングポリマーに、例
えばモノエポキシ化合物、ホルムアルデヒド、アセトア
ルデヒド、アセトン、もしくはハロゲノアルキレンオキ
シド、ポリエポキシド等を反応させれば良い。
これらポリマーの原料モノマーとしては少なくとも1種
類の共役ジエンモノマーが使用される。
共役ジエンモノマーとしては、1.3−ブタジェン、1
.3−ペンタジェン、イソプレン、クロロプレン、2.
3−ジメチル−1,3−ブタジェン、1−フェニル−1
,3−ブタジェンなどを挙げることができる。
末端に水酸基を有するジエンポリマーの水素添加物 前記末端に水酸基を有するジエンポリマーの水素添加物
としては、上述の末端に水酸基を有するジエンポリマー
を、通常の方法、例えば特開昭51−71391号公報
に記載される方法なとて水素添加することによって得ら
れるものである。
水素添加の程度については、ポリマー中に含まれる二重
結合を全部または部分的に水素添加したものであっても
よいか、特にヨウ素価か通常0〜20、特に0〜5 (
g/100g)のものか好ましい。
これらの末端に水酸基を有するジエンポリマーまたはそ
の水素添加物は、それぞれ単独でも、複数の混合物とし
ても使用することができる。
配合量 このような各成分の配合割合は、(a)成分100重量
部に対して、(b)成分を30〜125重量部、好まし
くは30〜100重量部、特に好ましくは35〜55重
量部、(C)成分を3〜25重量部、好ましくは3〜2
0重量部、特に好ましくは3〜15重量部、(d)成分
を0.01〜2.5重量部、(e)成分を7〜75重量
部、好ましくは7〜65重量部、特に好ましくは7〜5
0重量部、(f)成分を0.01〜25重量部、好まし
くは0.1〜18重量部、特に好ましくは0.5〜12
重量部である。
ここで(b)成分が上記未満では塗装強度や衝撃強度が
劣り、一方、上記超過では耐熱剛性や表面硬度が劣る様
になり不適である。(c)成分か上記未満では塗装強度
が劣り、一方、上記超過では物性バランスが劣る様にな
り不適である。(d)成分が上記未満では自動車部材の
耐候性が劣り、一方、上記超過では不経済であるばかり
か、塗装強度に悪影響を及はし好ましくない。(e)成
分が上記未満では自動車部材の剛性や寸法安定性か劣り
、一方、上記超過では自動車部材の塗装外観や衝撃強度
が著しく劣り不適である。(f)成分が上記未満では塗
料の付着性の再現性が乏しかったり、塗装強度が弱かっ
たりし、一方、上記超過では不経済であるばかりか、該
ポリマーのブリードアウトか生じる為、かえって塗装強
度か低下する。
本発明で用いる樹脂組成物には通常着色する為の顔料を
用いる場合か多いが、外に、更に性能向上をはかる為、
上記成分の外に、酸化防止剤、帯電防止剤、難燃剤、分
散剤等を添加することもてき、更に本発明効果を著しく
損なわない範囲内で前記(a)〜(f)の各必須成分以
外の各種樹脂、各種エラストマー、各種フィラー等を配
合することができる。
(2)樹脂組成物成形体の製造 前記(a)〜(f)の各成分を配合してなる樹脂組成物
は、例えば−軸押出機、二軸押出機、ノーンバリーミキ
サー、ロール、ブラヘンダープラストグラフ、ニーダ−
等の通常の混線機を用いて混練し造粒して得られるのか
一般的である。通常は各成分の分散を良好化する混練造
粒方法を選ぶのが好ましく、通常は二軸押出機を用いて
混練造粒する。
この様にして得られた樹脂組成物を用いて成形すること
によって自動車部材としての成形体が得られる。
成形は、通常の方法によって行うことができる。
即ち、射出成形、圧縮成形、押出成形(シート成形、ブ
ロー成形)等のいずれの成形方法であっても構わないが
、中でも射出成形が好ましい。
[11)塗膜 上記のようにして得られた成形体の表面に塗料を直接塗
布して、該表面に塗膜を直接形成させるための塗装法と
しては、従来の塗装工程からブライマー塗布を除いた工
程を採用することができる。
また、塗膜の付着力を高めるために行なわれているプラ
ズマ処理工程も省くことができる。すなわち表面処理工
程を施していない成形体に塗料を塗布できるものである
。ただ、塗料を塗布する前に脱脂処理などの補助的な表
面処理を施すことを除外するものでない。
脱脂処理は、一般に塗料を塗布する直前に行なわれてい
る通常の操作で、これによって成形体の成形から塗装前
までの工程で不可避的に成形体の表面に付着する手垢や
機械油等を洗浄除去する二とができる。具体的には、有
機溶剤液またはその蒸気、水、水蒸気、酸、アルカリ液
あるいは界面活性剤水溶液等による洗浄法があり、これ
らの中では有機溶剤の蒸気を用いた洗浄法か好んで用い
られる。
塗料の塗布手段としては、スプレーによる吹き付は塗布
が、はけ塗り、ローラーによる塗布などがあるが、いず
れの方法も採用することができる。
塗料としては、一般に広く用いられる塗料、例えば、ア
クリル系塗料、エポキシ系塗料、ポリエステ系塗料、ウ
レタン系塗料、アルキッド系塗料、メラミン系塗料等を
挙げる二とかできる。
この中ではアクリル系塗料、メラミン系塗料、ウレタン
系塗料、ポリエステル系塗料を用いる二とが好ましい。
本発明の塗装された自動車部材は、塗料か一般に10〜
100μm1好ましくは15〜70μmの厚さで塗布さ
れ、その塗膜が通常400g/Cm以上、特に700〜
2,000g/cmの剥離強度で強固に付着しているの
で、フェンダ−ドアパネル、バンパー、スポイラ−、マ
ッドガート、サイドモール、ホイールキャップ、インス
トルメントパネル等の自動車部材として実用充分な塗装
性能を有している。
〔実験例〕
以下に示す実施例および比較例における塗装および評価
は下記に示す方法により行なった。
く塗 装〉 前処理、焼き付は処理 成形した平板をトリクロロエタン蒸気で30秒間脱脂処
理を施した後、エアーガンを用いて塗料を塗布した。焼
き付は乾燥を終了した後、48時間室温で放置し、塗装
性試験を行なった。ただし、実施例8に関しては全く前
処理を施さずに塗装した。
塗料 市販のポリエステルウレタン塗料(第1表金て)および
アクリルメラミン塗料を用いて塗装を行なった。
塗装法 各塗料をそれぞれ調合して、エアースプレーガンを用い
て、塗膜の厚さが約25μm及び約6゜μmになるよう
スプレー塗布した。
〈塗料付着性評価〉 基盤目剥離試験 片刃カミソリを用い約25μm厚に塗装した試験片の表
面に直行する縦横11本ずつの平行線を2mm間隔で引
いて基盤目を100個作る。その上ニセロハン粘Hテー
プ(J lS−21522)を十分圧着し、塗膜面と約
30度に保ち手前に一気に引き剥し、基盤目で囲まれた
部分の状態を観察し、剥離しなかった基盤目の数を記録
した。
ビール強度 約60μm厚に塗装した試験片の表面に片刃カミソリに
て1cIII幅で直線カットを施し、その塗膜の帯状部
分を引張試験機にて20m+*/分の速度にて180”
裏返す形で引張り、その剥離する際の荷重を読み取った
〈機械的強度評価〉 曲げ弾性率 成形体試験片についてASTM−D790に準拠して測
定した。測定温度は23℃である。
アイゾツト衝撃強度(切削ノツチ付) 成形体試験片についてASTM−D256に準拠して測
定した。測定温度は一30℃である。
く耐候性評価〉 ウェザ−メーター測定 カーボンアークサンシャイン型つエサーメーターを用い
、“83℃雨あり”の条件下で測定し、その外観変化を
観察し、1,000時間迄異常無い場合を「良好」と判
定し、同時間違にクラックが生じたり、変色した場合を
「不良」と判定した。
実施例1〜7、比較例1〜4 下記の(a)成分(粉末)、(b)成分、(c)成分、
(d)成分、(e)成分および(f)成分を、第1表に
示す割合で配合し、更にテトラキス〔メチレン−3−(
:3’、5”−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネートコメタンを(a)〜(f)成分合
計100重量部に対して0. 1重量部、−2−(2−
−ヒドロキシ3−−t=ニブチル5′−メチルフェニル
)−5−クロロベンゾトリアゾールを同0.1重量部(
比較例2を除く)、カーボンブラック・酸化チタンを主
体としたドライ状灰色顔料を同0.1重量部各々配合し
、高速ミキサーにて充分混合した(但し、フィラー(e
)成分のうちe−3,4゜5については各ウィスカ一部
分を除外した成分を混合し、各ウィスカ一部分は後述の
高速2軸押出機にて途中フィードした。)。
然る後、高速2軸混練押出機を用い215℃の温度条件
にて混練造粒し、得られた着色ベレットを用いてスクリ
ューインライン式射出成形機(名機製作所製)へ供給し
て物性評価用試片及び塗装性、耐候性評価用シート(1
20龍X120mmX3mmt)を210℃で成形した
。この場合の成形サイクルは、各々合計45秒及び50
秒であった。
それらの評価結果を第1表に示す。
(a)成分 (a−1)成分;エチレン含ff135重量96である
常温キシレン可溶分を8重ff196含み、共重合体全
体のエチレン含量か3重量%、かつM F R65g/
10分のプロピレン・エチレンブロック共重合体 (b)成分 (b−1)成分:ムーニー粘度ML   (100℃)
■+4 か45、プロピレン含ji26重量%のエチレン・プロ
ピレン共重合ゴム (c)成分 (c−1)成分:密度が0. 925g/cIi、かつ
MFR(190℃、 2.16kg)が20g/10分
のエチレンとブテン−1との直鎖状エチレン共重合体 (c−2)成分:密度が0.933g/cttrかっ、
MFR(190℃、 2.16kg)が6g/10分の
エチレンとブテン−1との直鎖状エチレン共重合体 (d)成分 (d−J)成分:テトラキス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル) 1. 2. 3.4ブタン
テトラカルボキシレート・・・分子ffi 7.90(
d72)成分:2.4. −ジーt−プチルフユニルー
15−〜ジーt−ブチル−4−−ヒドロキシベンゾエー
ト・・・分子j1438 (d−3)成分:ビス−2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジルセバケート・・・分子量480、7 (e)成分 (e−1)成分:平均直径が0,6μmがっ、平均アス
ペクト比が35の硼酸アルミニウムウィスカ(e−2)
成分;比表面積が39.800cd/ g、長さが実質
的に10μm以下、平均粒径が]、8μm、かつ平均ア
スペクト比が6のタルク(e−3)成分:前記(e−1
)成分の硼酸アルミニウムウィスカーと前記(e−2)
成分のタルクを、重量比で4;11の割合で配合したも
の (e−4)成分:平均直径が0.5μm、かつ平均アス
ペクト比が25のチタン酸カリウムウィスカーと前記(
e−2)成分のタルクを、重量比で4:11の割合で配
合したもの (e−5)成分:平均直径が0.8μmかつ平均アスペ
クト比が28の硫酸マグネシウムウイスヵ−と前記(e
−2)成分のタルクを、重量比で411の割合で配合し
たもの (f)成分 (f−1)成分:ヨウ素価か1.0 (g/100g)
、かつ水酸基価か83.7 (KOHag/g)のジエ
ンポリマーの水素添加物・・・主原料にブタジェンを用
いて製造された分子量が約2,900、水酸基価的84
のジエンポリマーを水添して製造したもの。
第1表に示す様に、実施例1〜7に示す組成を持った樹
脂組成物は、その成形物に塗料を直接塗布したたけであ
るにも拘らず実用に充分な塗料付着強度、機械的強度及
び耐候性を有していた。
一方、比較例1〜4に示したものは何れも塗料付着強度
、機械的強度や耐候性が不十分であった。
実施例8 実施例3と同一の樹脂組成物を用いて、その塗装前の処
理を全く施さすにポリエステルウレタン系塗料を用いて
塗装して、その評価を行なった。
その結果、基盤目剥離強度は100/100、ビール強
度は1,020g/cmてあった。
実施例9 実施例3と同一の樹脂組成物を用いて、第1図に示すよ
うな平均4. 5+am、中340rnras高さ14
0龍、奥行き120mmのバンパー想定試験用大型成形
品を射出成形し、塗料をアクリルメラミン系塗料とした
以外は実施例3と同一の処理方法で塗装焼付は乾燥し、
その評価を行なった。
その結果、基盤目剥離強度は100/100、ビール強
度は930g/cmて機械的強度や耐候性も自動車部材
として実用充分なものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例にて評価を行なうためのバンパー
想定試験用成形品の斜視図を表わす。 第

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塗膜が下記(a)〜(f)の各成分からなる樹脂組
    成物成形体の表面に直接形成されていることを特徴とす
    る、自動車部材。 (a)成分:エチレン含量が20〜70重量%である常
    温キシレン可溶分を4〜30重量%含み、共重合体全体
    のMFRが5〜120g/10分、かつエチレン含量が
    3〜21重量%であるプロピレン・エチレンブロック共
    重合体:100重量部 (b)成分:エチレン系エラストマー、水素添加スチレ
    ン・ブタジエンブロック共重合体及び水素添加スチレン
    ・イソプレンブロック共重合体から選ばれた少なくとも
    一種のエラストマー:30〜125重量 (c)成分:密度が0.915〜0.935g/cm^
    3、かつMFRが0.5〜200g/10分の直鎖状エ
    チレン共重合体:3〜25重量部 (d)成分:ベンゾエート系化合物又は分子量が500
    以上のヒンダードアミン系化合物から選ばれた少なくと
    も一種の光安定剤:0.01〜2.5重量部 (e)成分:比表面積が37,000cm^2/g以上
    、長さが実質的に15μm以下、平均粒径が0.8〜2
    .2μm、かつ平均アスペクト比が5以上のタルク、平
    均径が2μm以下、かつ平均アスペクト比が5以上の硼
    酸アルミニウムウィスカー、同チタン酸カリウムウィス
    カー及び同硫酸マグネシウムウィスカーから選ばれた少
    なくとも一種のフイラー:7〜75重量部 (f)成分:末端に水酸基を有するジエンポリマー又は
    その水素添加物:0.01〜25重量部
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