JPH0477188B2 - - Google Patents

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JPH0477188B2
JPH0477188B2 JP13370988A JP13370988A JPH0477188B2 JP H0477188 B2 JPH0477188 B2 JP H0477188B2 JP 13370988 A JP13370988 A JP 13370988A JP 13370988 A JP13370988 A JP 13370988A JP H0477188 B2 JPH0477188 B2 JP H0477188B2
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JP
Japan
Prior art keywords
passage
movable valve
flow rate
housing
valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP13370988A
Other languages
English (en)
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JPH01303378A (ja
Inventor
Akio Furuse
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosmo Instruments Co Ltd
Original Assignee
Cosmo Instruments Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は例えばガス器具に用いるバルブ、ノ
ズル或は自動車の排気管等の流量特性を測定する
場合に用いる流量調整弁に関する。
「従来の技術」 ガス等の流体が流れる器具の流量特性は第7図
に示すように流量−圧力特性で表わされる。この
流量−圧力特性は被測定体に流体の流れを与え、
この流体の流量と被測定体の入口側の圧力を計測
し、流量を序々に変えながら圧力の変化をプロツ
トして求めている。
このように被測定体の流量特性を測定する場合
には被測定体に与える流量を制御して応答性よく
変化させる必要がある。このため流量を応答性よ
く変化させる手段として本出願人は実願昭60−
169979号により第4図に示すような構造の流量調
整弁を提案した。
この流量調整弁は第6図に示すように二つの絞
り1と2を有し、この絞り1と2が駆動モータ3
によつて互に逆向に駆動し、絞り量を相補手に変
化させる。つまり絞り1が絞られるときは絞り2
が開かれ、絞り1が開かれるときは絞り2が絞ら
れる。
入口4に与えられた流体は出口5と逃し口6に
分流され、絞り1と2の絞り量が相補的に制御さ
れることによつて出口5と逃し口6に流れる流体
の分流比が変化され、出口5から見た入力側の流
量調整量に対する流量調整弁のインピーダンス変
化を小さくさせることができるので、流量小から
大まで制御における流量調整範囲を広く採ること
ができる。
第4図に示した流量調整弁はハウジング10内
に空室11が形成され、この空室11に入口4と
逃し口6に通じる第1通路12と第2通路13及
び逃し口6が連通され、また出口5に連通する第
3通路14が形成される。
第1通路12及び第2通路1と空室11との境
界部分に可変絞り1と2が設けられる。この可変
絞り1と2は第5図に示すようにスリツト状の透
孔1A,2Aと、この透孔1A,2Aが形成され
た平面に沿つて回動し、透孔1Aと2Aの開口面
積を相補的に変化させる可動弁17とによつて構
成することができる。
可動弁17は第5図に示すように楕円形状とさ
れ、軸15によつて偏芯位置で軸支されモータ3
によつて回動操作される。よつて可動弁17の回
動位置に応じて透孔1Aと2Aの開口面積が互に
相補的に変化するように動作する。尚この例では
軸15に円盤16を取付け、この円盤16にピン
16Aを植設し、このピン16Aを可動弁17に
係合させて可動弁17を軸15に対して回転方向
に連結するように構成した場合を示す。
可動弁17と円盤16との間にスプリング18
を介挿し、可動弁17を透光1A,2Aの形成面
に圧接させ、入口4から与えられる流体の圧力に
抗して可動弁17を透孔1A,2Aの形成面に弾
性的に圧接させている。
「発明が解決しようとする課題」 第4図に示した流量調整弁の構造によれば、特
に絞り1が絞られた状態で入口4から与える流体
の圧力が高くなると可動弁17がスプリング18
の偏倚力に抗して持ち上がつてしまい、絞り量が
狂つてしまい、制御機能を失なつてしまう欠点が
ある。
また絞り1と2が並設されているから占有面積
が大きくなる。特に流量の大きいものを作る場合
には透孔1Aと2Aの断面積を大きくしなければ
ならないから、この点で形状が大きくなつてしま
う欠点がある。
この発明の第1の目的は入口側から与えられる
流体の圧力が高くても可動弁が誤動作しない流量
調整弁を提供するにある。
この発明の第2の目的は占有面積が小さい流量
調整弁を提供するにある。
「課題を解決するための手段」 この発明では、 円柱状の断面形状の空室を持つハウジングと、 このハウジングの空室内に回転自在に装着され
た円筒状可動弁と、 ハウジングの外側から可動弁の周面に連通する
第1通路及び第2通路と、 円筒状可動弁の周面に形成され、可動弁が回転
することによつて第1通路と第2通路との対向面
積が相補的に変化するように配置された透孔と、 可動弁で囲まれた空室とハウジングの外側との
間に連通して形成した第3通路と、 可動弁を正転及び逆転駆動して第3通路に所望
の流量の流体を出力させる駆動モータと、 によつて流量調整弁を構成したものである。
この発明によれば可動弁を円筒状とし、この円
筒状の可動弁の周面にハウジングの外側から第1
通路と第2通路を連通させる円筒状の可動弁の周
面には透孔が形成され、この透孔が第1通路と第
2通路に対向し絞りが形成される。
可動弁が回転されることによつて透孔と第1通
路及び第2通路との対向面積が相補的に変化し、
絞り量が相補的に制御される。
従つてこの発明の構成によれば可動絞りをハウ
ジングに形成した第1通路及び第2通路と、円筒
状の可動弁に形成した透孔によつて構成したか
ら、入口側から与える流体の圧力が高くても可動
絞りの開度が狂つてしまう事故が起きることはな
い。よつて圧力の高い流体を扱う被測定体の測定
を正確に行なうことができる。
また可動弁を円筒状とし、同一軸芯上に二つの
絞りを配置した構造としたから占有面積が小さく
なる利点もある。
「実施例」 第1図にこの発明による流量調整弁の一実施例
を示す。図に示す10はハウジング、20はこの
ハウジング10に形成した円柱状断面を持つ空室
を示す。
空室20には円筒状の可動弁21が軸受22,
23によつて回転自在に軸支される。この円筒状
可動弁21は第2図に示すように円筒状とされ、
例えば互に180°異なる周面にスリツト状の透孔2
4,25を形成する。この例では縦長に透孔24
と25を形成した場合を示す。
ハウジング10には外側から可動弁21の周面
に連通する第1通路26と、第2通路27とを形
成する。第1通路26は入口4に連通し、第2通
路27は逃し口6と連通させる。
円筒状可動弁21で囲まれる空室20と連通し
て第3通路28を形成し、この第3通路28を出
口5として利用する。
可動弁21の周面に形成した透孔24と25は
可動弁21の回動によつて第1通路26と第2通
路27との対向面積が変化するように構成され
る。
このためこの例では第3図に示すように円筒状
可動弁21の外周に円筒を斜めに切断した形状の
固定弁29,31を被せる。固定弁29と31は
外周面に軸芯と平行する凹溝29A,31Aを有
し、この凹溝29A,31Aにバネ32Aと33
Aによつて押し出された突片32B,33Bが係
合して固定弁29と31を回り止めする構造とし
ている。
可動弁21の上端は閉塞面とされ、この閉鎖面
から回動軸34が突出され、この回動軸34が駆
動モータ3に連結され、駆動モータ3の正転、逆
転駆動によつて可動弁21を正転、逆転駆動し、
透孔24と25の開口面積を相補的に変化させる
ことができる構造としている。
「発明の効果」 以上説明した構成によれば可動弁21及び固定
弁29,31はバネ等で支持される構造でないた
め、入口4に大きな圧力を持つ流体を与えても可
動弁21及び固定弁29,31が動いてしまうこ
とはない。よつて流体の圧力によつて絞り量が狂
つてしまう事故が起きることはなく、信頼性の高
い流量調整弁を提供することができる。
また円筒状弁21に形成した透孔24と25及
び固定弁29と31によつて構成される絞りが円
筒状可動弁21の軸芯方向に配置されるため、流
量の大きいものを作つても占有面積を小さくでき
る利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第
2図はこの発明の実施例に用いた可動弁の構造を
説明するための斜視図、第3図は可動弁と固定弁
の構造を説明するための斜視図、第4図は従来の
技術を説明するための断面図、第5図は従来の技
術に用いた絞りの構造を説明するための平面図、
第6図は第4図に示した流量調整弁の機能を説明
するための図、第7図は流量特性の例を説明する
ためのグラフである。 10:ハウジング、20:空室、21:可動
弁、24,25:透孔、26:第1通路、27:
第2通路、28:第3通路、3:駆動モータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A 円柱状の断面形状の空室を持つハウジン
    グと、 B このハウジングの空室内に回転自在に装着さ
    れた円筒状可動弁と、 C 上記ハウジングの外側から上記可動弁の周面
    に連通する第1通路及び第2通路と、 D 上記円筒状可動弁の周面に形成され可動弁が
    回転することによつて第1通路と第2通路との
    対向面積が相補的に変化するように配置された
    透孔と、 E 上記可動弁で囲まれた空室と、上記ハウジン
    グの外側との間に連通した第3通路と、 F 上記可動弁を正転及び逆転駆動して上記第3
    通路に所望の流量の流体を出力させる駆動モー
    タと、 によつて構成される流量調整弁。
JP13370988A 1988-05-30 1988-05-30 流量調整弁 Granted JPH01303378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13370988A JPH01303378A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 流量調整弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP13370988A JPH01303378A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 流量調整弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01303378A JPH01303378A (ja) 1989-12-07
JPH0477188B2 true JPH0477188B2 (ja) 1992-12-07

Family

ID=15111060

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JP13370988A Granted JPH01303378A (ja) 1988-05-30 1988-05-30 流量調整弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10128385B4 (de) * 2001-06-06 2007-04-26 Altek Gesellschaft für allg. Landtechnik mbH Mehrwege-Hahn
US20060174954A1 (en) * 2003-03-28 2006-08-10 Hasko Stephen M Splitter valve
JP4596518B2 (ja) * 2004-06-25 2010-12-08 株式会社ダンレイ 湯水混合弁
JP4596517B2 (ja) * 2004-06-25 2010-12-08 株式会社ダンレイ 湯水混合弁
JP5124358B2 (ja) * 2008-06-18 2013-01-23 株式会社不二工機 流量調整弁

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JPH01303378A (ja) 1989-12-07

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