JPH0477106A - 適応受信機 - Google Patents
適応受信機Info
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- JPH0477106A JPH0477106A JP2188318A JP18831890A JPH0477106A JP H0477106 A JPH0477106 A JP H0477106A JP 2188318 A JP2188318 A JP 2188318A JP 18831890 A JP18831890 A JP 18831890A JP H0477106 A JPH0477106 A JP H0477106A
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Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野)
本発明は適応受信機に関し、特に、強度なマルチパスフ
ェージング伝搬で生じた波形歪を除去する適応受信機に
関する。
ェージング伝搬で生じた波形歪を除去する適応受信機に
関する。
(従来の技術)
マルチパスフェージング回線で生じる波形歪を除去する
従来の適応受信機を第4図に示す。第4図において、4
01はタップ付き遅延素子を構成するシフトレジスタ、
402は乗算器、403は加算器、404は判定帰還形
等化器(DFE)405は相関器である。DFE404
以外の構成要素により整合フィルタ(MP)を構成して
いる。
従来の適応受信機を第4図に示す。第4図において、4
01はタップ付き遅延素子を構成するシフトレジスタ、
402は乗算器、403は加算器、404は判定帰還形
等化器(DFE)405は相関器である。DFE404
以外の構成要素により整合フィルタ(MP)を構成して
いる。
相関器405は、DFE404の出力信号の判定信号9
L、とシフトレジスタ401の各タッグ上の受信信号と
の相関を取ることにより、整合フィルタのタップ係数を
求める。これらのタップ係数は伝送系のインパルス応答
の時間反転で複素共役となっている。すなわちシフトレ
ジスタ401上の受信信号は、乗算器402と加算器4
03において相関器405で求めたタップ係数と畳み込
まれることにより整合フィルタリングが行われる。この
整合フィルタの出力はDFE404に通され、符号量干
渉の除去が行われる。
L、とシフトレジスタ401の各タッグ上の受信信号と
の相関を取ることにより、整合フィルタのタップ係数を
求める。これらのタップ係数は伝送系のインパルス応答
の時間反転で複素共役となっている。すなわちシフトレ
ジスタ401上の受信信号は、乗算器402と加算器4
03において相関器405で求めたタップ係数と畳み込
まれることにより整合フィルタリングが行われる。この
整合フィルタの出力はDFE404に通され、符号量干
渉の除去が行われる。
このMP/DFE受信機は、電子通信学会、通信方式研
究会1979年2月(C378−203>に“マルチパ
ス伝送路における適応受信方式”として従業されており
、厳しいマルチパスフェージング回線となる見通し外通
信にすでに実用化されている。この適応受信方式は、イ
ンパルス応答の前縁(Precursor)が主応答に
比べて大きくなるような非最小位相推移フェージングに
対するDFEの特性を改善する。整合フィルタリングに
より非対称なインパルス応答は対称イヒされるから、P
recursorの一部の電力はインパルス応答の後縁
(Postcursor)に変換される。従って、DF
Eの線形等化部に対する負担は減少し、DFEの等化特
性が改善される。一方、Po5tcursorが支配的
となる最小位相推移フェージングでは、整合フィルタリ
ングによりPo5tcursorの一部をPrecur
sorに変換するから、DFEは非線形等化に加えて線
形等化も行うことになる。すなわちMFを用いないDF
E単体では判定帰還による等化だけが行われるのに対し
、MF/DFEではDFEが非線形等化に加えて線形等
化を行うからDFE単体の等化特性より劣化することに
なる。この適応受信方式を地上多値QAMマイクロ波伝
送に適用する場合、多値レベルの増加に伴い、この整合
フィルタリングによる歪は無視できなくなる。
究会1979年2月(C378−203>に“マルチパ
ス伝送路における適応受信方式”として従業されており
、厳しいマルチパスフェージング回線となる見通し外通
信にすでに実用化されている。この適応受信方式は、イ
ンパルス応答の前縁(Precursor)が主応答に
比べて大きくなるような非最小位相推移フェージングに
対するDFEの特性を改善する。整合フィルタリングに
より非対称なインパルス応答は対称イヒされるから、P
recursorの一部の電力はインパルス応答の後縁
(Postcursor)に変換される。従って、DF
Eの線形等化部に対する負担は減少し、DFEの等化特
性が改善される。一方、Po5tcursorが支配的
となる最小位相推移フェージングでは、整合フィルタリ
ングによりPo5tcursorの一部をPrecur
sorに変換するから、DFEは非線形等化に加えて線
形等化も行うことになる。すなわちMFを用いないDF
E単体では判定帰還による等化だけが行われるのに対し
、MF/DFEではDFEが非線形等化に加えて線形等
化を行うからDFE単体の等化特性より劣化することに
なる。この適応受信方式を地上多値QAMマイクロ波伝
送に適用する場合、多値レベルの増加に伴い、この整合
フィルタリングによる歪は無視できなくなる。
(発明が解決しようとする課題)
上述した従来のMF/DFE受信機では、非最小位相推
移フェージングに対してはDFEの等化特性を改善して
いるが、最小位相推移フェージングに対してはDFE単
体のものより等化特性が劣化するという問題がある。
移フェージングに対してはDFEの等化特性を改善して
いるが、最小位相推移フェージングに対してはDFE単
体のものより等化特性が劣化するという問題がある。
そこで本発明の目的は、この最小位相推移フェージング
に対する特性劣化を解決する適応受信機を提供すること
にある。
に対する特性劣化を解決する適応受信機を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る第1の適応受信機は、トランスバーサルフ
ィルタで構成されており受信信号を入力する整合フィル
タと、該整合フィルタの出力信号を入力する判定帰還形
等化器と、該判定帰還形等化器から出力される判定信号
と前記整合フィルタの各タップ上の受信信号との相関を
取る相関器と、該相関器から出力される相関値より伝送
系のインパルス応答を監視しこの監視により得られたイ
ンパルス応答状態に対応して前記相関値に重み係数を乗
じたものを前記整合フィルタの各タップ係数として出力
する制御回路とを備えることを特徴とする。
ィルタで構成されており受信信号を入力する整合フィル
タと、該整合フィルタの出力信号を入力する判定帰還形
等化器と、該判定帰還形等化器から出力される判定信号
と前記整合フィルタの各タップ上の受信信号との相関を
取る相関器と、該相関器から出力される相関値より伝送
系のインパルス応答を監視しこの監視により得られたイ
ンパルス応答状態に対応して前記相関値に重み係数を乗
じたものを前記整合フィルタの各タップ係数として出力
する制御回路とを備えることを特徴とする。
また本発明に係る第2の適応受信機は、トランスバーサ
ルフィルタで構成されており受信信号を入力する整合フ
ィルタと、該整合フィルタの出力信号を入力する判定帰
還形等化器と、該判定帰還形等化器から出力される判定
信号を入力する前記整合フィルタと同じ構成のトランス
バーサルフィルタと、前記受信信号に遅延を与える遅延
素子と、前記トランスバーサルフィルタの出力信号と前
記遅延素子の出力信号との差を取って誤差信号を生成す
る減算器と、該減算器から出力される誤差信号と前記判
定信号とから前記誤差信号が最小となるような前記トラ
ンスバーサルフィルタのタップ係数を演算するタップ係
数演算回路と、該タップ係数演算回路が生成するタップ
係数より得られるインパルス応答状態に対応して前記タ
ッグ係数に重み係数を乗じたものを前記整合フィルタの
各タップ係数として出力する制御回路とを備えることを
特徴とする。
ルフィルタで構成されており受信信号を入力する整合フ
ィルタと、該整合フィルタの出力信号を入力する判定帰
還形等化器と、該判定帰還形等化器から出力される判定
信号を入力する前記整合フィルタと同じ構成のトランス
バーサルフィルタと、前記受信信号に遅延を与える遅延
素子と、前記トランスバーサルフィルタの出力信号と前
記遅延素子の出力信号との差を取って誤差信号を生成す
る減算器と、該減算器から出力される誤差信号と前記判
定信号とから前記誤差信号が最小となるような前記トラ
ンスバーサルフィルタのタップ係数を演算するタップ係
数演算回路と、該タップ係数演算回路が生成するタップ
係数より得られるインパルス応答状態に対応して前記タ
ッグ係数に重み係数を乗じたものを前記整合フィルタの
各タップ係数として出力する制御回路とを備えることを
特徴とする。
(実施例)
次に1本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る第1のl!i応受信機の一実施例
の構成を示すブロック図である。第2図は本発明に係る
第2の適応受信機の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。第3図は従来方式と本発明との動作比較のための
説明図である。
の構成を示すブロック図である。第2図は本発明に係る
第2の適応受信機の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。第3図は従来方式と本発明との動作比較のための
説明図である。
第1図において、101は整合フィルタ(MF)、10
1aは5段のシフトレジスタ、101bは乗算器、10
1Cは加算器、102は判定帰還形等化器(DFE>、
103は相関器、104は制御回路、104aは制御器
、104bの乗算器である。
1aは5段のシフトレジスタ、101bは乗算器、10
1Cは加算器、102は判定帰還形等化器(DFE>、
103は相関器、104は制御回路、104aは制御器
、104bの乗算器である。
第2図において、201は整合フィルタ(MP)、、2
01aは5膜力シフトレジスタ、201bは乗算器、2
01Cは加算器、202は判定帰還形等化器(DPE)
、203は遅延素子、204は制御回路、204aは制
御器、204bは乗算器、205は5段のシフトレジス
タ、206は乗算器、207は加算器、208は減算器
、209はタップ係数演算回路である。
01aは5膜力シフトレジスタ、201bは乗算器、2
01Cは加算器、202は判定帰還形等化器(DPE)
、203は遅延素子、204は制御回路、204aは制
御器、204bは乗算器、205は5段のシフトレジス
タ、206は乗算器、207は加算器、208は減算器
、209はタップ係数演算回路である。
第1図において、シフトレジスタ101aは、通常シン
ボル間隔T、tたはT/2に設定され、特にT/2に設
定された場合はMPIOIは整合フィルタリングの他に
タイミング制御機能も有することになる。ここで、送信
シンボル列をa。
ボル間隔T、tたはT/2に設定され、特にT/2に設
定された場合はMPIOIは整合フィルタリングの他に
タイミング制御機能も有することになる。ここで、送信
シンボル列をa。
(n−−ω・・・+■)、MPIOIに入力されるまで
の伝送系のインパルス応答の離散値をり、とすると、受
信信号の離散値r、は r、=Σ&@hk−m
・・・(1)で示される。シフトレジスタ101
aがT間隔の場合、シフトレジスタ101aの各段(タ
ップW−2,W−1,WO、Wや1.W+2)に(1)
式で表わされる受信信号r11+2+ r・十−1r・
、r・−1r、−2がそれぞれ分布する。DFE102
の判定出力が^、の時、シフトレジスタ101aの各タ
ップ上の受信信号は下記のように示される。
の伝送系のインパルス応答の離散値をり、とすると、受
信信号の離散値r、は r、=Σ&@hk−m
・・・(1)で示される。シフトレジスタ101
aがT間隔の場合、シフトレジスタ101aの各段(タ
ップW−2,W−1,WO、Wや1.W+2)に(1)
式で表わされる受信信号r11+2+ r・十−1r・
、r・−1r、−2がそれぞれ分布する。DFE102
の判定出力が^、の時、シフトレジスタ101aの各タ
ップ上の受信信号は下記のように示される。
W−1り′ソゲ″rs+2 =°°°h 、、a al
l + h 4−2a @十)1+5aa−r +“
°。
l + h 4−2a @十)1+5aa−r +“
°。
W−1タツプ→rs++ :・+i、am++ +tl
++am+h+2am−++・・・ W0タップ→r、 =・−・h−+am++ +ho
am十 h ++ a a−息 +・・・ W+1タップ→r *−1=−h −za all +
h−+a m@ h、 all−+ +− W+2タップ→r ll−2=・= h −5FL m
al + h −ta s+ h−+a m−1+・・
・ 従って、相関器103でDFE102の判定出力a、と
シフトレジスタ101aの各タップの内容との相関を取
ることにより、インパルス応答離散値り、を得ることが
できる。これらのタップ係数は伝送系のインパルス応答
と複素共役および時間反転の関係になっている。相関器
103の各出力は制御回路104内の乗算器104bに
入力し、制御器104aからめ係数g−t、g−r、g
日。
++am+h+2am−++・・・ W0タップ→r、 =・−・h−+am++ +ho
am十 h ++ a a−息 +・・・ W+1タップ→r *−1=−h −za all +
h−+a m@ h、 all−+ +− W+2タップ→r ll−2=・= h −5FL m
al + h −ta s+ h−+a m−1+・・
・ 従って、相関器103でDFE102の判定出力a、と
シフトレジスタ101aの各タップの内容との相関を取
ることにより、インパルス応答離散値り、を得ることが
できる。これらのタップ係数は伝送系のインパルス応答
と複素共役および時間反転の関係になっている。相関器
103の各出力は制御回路104内の乗算器104bに
入力し、制御器104aからめ係数g−t、g−r、g
日。
g+iをそれぞれ乗ぜられる。ただし、MPIOIのセ
ンタータップに対応するWoについては乗算は行なわな
い。この係数gIがすべて1の場合、制御回路104の
出力はそれぞれMF 101のタップ係数w−,,w−
,,w、、wや、W、、として乗算器101bに供給さ
れ、MF 101は受信信号とタップ係数W−,,W−
,・W、・W+l・W+2とを畳み込むことにより整合
フィルタリングを行なう。
ンタータップに対応するWoについては乗算は行なわな
い。この係数gIがすべて1の場合、制御回路104の
出力はそれぞれMF 101のタップ係数w−,,w−
,,w、、wや、W、、として乗算器101bに供給さ
れ、MF 101は受信信号とタップ係数W−,,W−
,・W、・W+l・W+2とを畳み込むことにより整合
フィルタリングを行なう。
制御器104aは相関器103の各出力を入力としてお
り、この信号で伝送系のインパルス応答状態を監視して
いる。第3図の(a)に示すような主波+進み波の非最
小位相推移フェージングの場合、制御器104aの乗算
器104bのタッグ係数g、をすべて1として出力する
。すなわち第1図の適応受信機は第3図(c)に示すM
F/DFEと全く同じ動作を行って、第3図(e)のよ
うに(a)のインパルス応答を対称化する。すなちわイ
ンパルス応答の前縁(Precursor)を等価的に
減少させ、DFE102のPrecursorに対する
等化能力を改善する。一方、主波+遅れ波の最小位相推
移フェージングの場合、制御器104aはタップ係数g
、を次第に減少させ、やがて零とする。
り、この信号で伝送系のインパルス応答状態を監視して
いる。第3図の(a)に示すような主波+進み波の非最
小位相推移フェージングの場合、制御器104aの乗算
器104bのタッグ係数g、をすべて1として出力する
。すなわち第1図の適応受信機は第3図(c)に示すM
F/DFEと全く同じ動作を行って、第3図(e)のよ
うに(a)のインパルス応答を対称化する。すなちわイ
ンパルス応答の前縁(Precursor)を等価的に
減少させ、DFE102のPrecursorに対する
等化能力を改善する。一方、主波+遅れ波の最小位相推
移フェージングの場合、制御器104aはタップ係数g
、を次第に減少させ、やがて零とする。
ここで、この減少させる変化速度はDFE102の追随
速度より遅い。この時、第3図(b)のようなインパル
ス応答に対しては整合フィルタリングを行なわないから
、DFE102の入力でのインパルス応答状n(f)の
ようになっている。すなわちマルチパス歪のほとんどは
インパルス応答の後縁(Postcursor)による
もので、これらはすべてDFE102の判定帰還による
等化で除去される。MF/DFEは第3図(b)に対し
ても(d)のようにインパルス応答を対称化するから、
DFE単体の特性より劣化するが、本発明の適応受信機
では最小位相推移フェージングに対しては整合フィルタ
リングを施さないからDFE単体の場合と同様に高い等
化能力が得られる。
速度より遅い。この時、第3図(b)のようなインパル
ス応答に対しては整合フィルタリングを行なわないから
、DFE102の入力でのインパルス応答状n(f)の
ようになっている。すなわちマルチパス歪のほとんどは
インパルス応答の後縁(Postcursor)による
もので、これらはすべてDFE102の判定帰還による
等化で除去される。MF/DFEは第3図(b)に対し
ても(d)のようにインパルス応答を対称化するから、
DFE単体の特性より劣化するが、本発明の適応受信機
では最小位相推移フェージングに対しては整合フィルタ
リングを施さないからDFE単体の場合と同様に高い等
化能力が得られる。
次に、第2図の実施例について説明する。第2図におい
て、(1)式で示される受信信号はMP201と遅延素
子203に入力する。DFE202の判定出力&、はシ
フトレジスタ205に入力し、乗算器206で制御回路
204の出力のタップ係数W−,・W−、・W、・W、
、、Wに2と乗ぜられ、加算器207で合成される。こ
の判定信号&、と推定インパルス応答値W、との畳込み
値は。
て、(1)式で示される受信信号はMP201と遅延素
子203に入力する。DFE202の判定出力&、はシ
フトレジスタ205に入力し、乗算器206で制御回路
204の出力のタップ係数W−,・W−、・W、・W、
、、Wに2と乗ぜられ、加算器207で合成される。こ
の判定信号&、と推定インパルス応答値W、との畳込み
値は。
受信信号を再生した再生波形(replica)となっ
ている。遅延素子203において遅延を与えられた受信
信号と加算器207の出力とは:IIAX器208器差
08られ、受信信号に対する再生波形の誤差信号eとな
る。タップ係数演算回路209は誤差信号eおよび判定
信号&、を入力して、下記に示すLMSアルゴリズムに
より、インパルス応答推定値W1を逐次算出する。
ている。遅延素子203において遅延を与えられた受信
信号と加算器207の出力とは:IIAX器208器差
08られ、受信信号に対する再生波形の誤差信号eとな
る。タップ係数演算回路209は誤差信号eおよび判定
信号&、を入力して、下記に示すLMSアルゴリズムに
より、インパルス応答推定値W1を逐次算出する。
Wl =Wl −βe −all−1・・・(2)
ここで、βは修正係数である。(2)式において、パラ
メータnはシンボル毎の時刻を示す。シフトレジスタ2
0うおよびMF201のシフトレジスタ201aが共に
、シンボル長T間隔の場合、シフトレジスタ205、乗
算器206、加算器207で成るレプリカフィルタおよ
びMF201の遅延時間は2Tとなる。またDFE20
2の前方等花器(la形フィルタ)をT間隔の3タヅス
とした時、DFE202の遅延時間は2Tとなる。
ここで、βは修正係数である。(2)式において、パラ
メータnはシンボル毎の時刻を示す。シフトレジスタ2
0うおよびMF201のシフトレジスタ201aが共に
、シンボル長T間隔の場合、シフトレジスタ205、乗
算器206、加算器207で成るレプリカフィルタおよ
びMF201の遅延時間は2Tとなる。またDFE20
2の前方等花器(la形フィルタ)をT間隔の3タヅス
とした時、DFE202の遅延時間は2Tとなる。
この場合、遅延素子203の遅延量を6Tに設定すれば
、正しいタイミング関係が成立する0以上の操作より、
誤差信号eの自乗平均値が最小となるように制御され、
インパルス応答の推定値W1が得られる。
、正しいタイミング関係が成立する0以上の操作より、
誤差信号eの自乗平均値が最小となるように制御され、
インパルス応答の推定値W1が得られる。
タップ係数演算回路209の出力は制御回路204に入
力し、MF201のセンタータッグに対応する係数を除
いて乗算器204bで制御器204aからの係数g−2
1g−+、g+1.g+xがそれぞれ乗ぜられる。制御
器204aはタップ係数演算回路209からのタップ係
数によりインパルス応答を監視し、第1図の実施例と同
様に、非最小位相推移フェージングに対しては、glと
して1を出力し、タップ係数演算回F18209からの
Wlをそのまま乗算器201aに供給し、MF2(’)
tに整合フィルタリングを行なわせる。MF201の構
成要素201a、201b、201cは第1図の101
a、101b、101cと同じ動作を行なう。一方、最
小位相推移フェージングに対しては、g+をDFE20
2が十分追随できる速さで次第に零まで減少させる。従
って、最小位相推移フェージングに対しては整合フィル
タリングが行なわれずに、DFE単体の場合と同様に高
い等化能力が得られる。
力し、MF201のセンタータッグに対応する係数を除
いて乗算器204bで制御器204aからの係数g−2
1g−+、g+1.g+xがそれぞれ乗ぜられる。制御
器204aはタップ係数演算回路209からのタップ係
数によりインパルス応答を監視し、第1図の実施例と同
様に、非最小位相推移フェージングに対しては、glと
して1を出力し、タップ係数演算回F18209からの
Wlをそのまま乗算器201aに供給し、MF2(’)
tに整合フィルタリングを行なわせる。MF201の構
成要素201a、201b、201cは第1図の101
a、101b、101cと同じ動作を行なう。一方、最
小位相推移フェージングに対しては、g+をDFE20
2が十分追随できる速さで次第に零まで減少させる。従
って、最小位相推移フェージングに対しては整合フィル
タリングが行なわれずに、DFE単体の場合と同様に高
い等化能力が得られる。
(発明の効果)
以上に説明したように、本発明は、非最小位相推移フェ
ージングに対しては整合フィルタリングを行わせること
でDFE単体の等化特性を改善し、最小位相推移フェー
ジングに対しては整合フィルタリングを行なわせないこ
とによりM P/D F Eの等化特性をDFE単体の
等化特性より劣化させないという効果がある。
ージングに対しては整合フィルタリングを行わせること
でDFE単体の等化特性を改善し、最小位相推移フェー
ジングに対しては整合フィルタリングを行なわせないこ
とによりM P/D F Eの等化特性をDFE単体の
等化特性より劣化させないという効果がある。
第1図は本発明に係る第1の適応受信機の一実施例の構
成を示すブロック図である。第2図は本発明に係る第2
の適応受信機の一実施例の構成を示すブロック図である
。第3図は本発明による適応受信機と従来の適応受信機
との動作比較説明図。 第4図は従来の適応受信機の構成を示すブロック図であ
る。 101.201・・・整合フィルタ<MF)、101a
、201a、205,401・・・5段のシフトレジス
タ、101b、104b、201b。 204b、206,402・・・乗算器、101c。 201c、207,403・・・加算器、102゜20
2.404・・・判定帰還形等化器(DFE>、103
.405・・・相関器、104,204・・・制御回路
104a、204a・・・制御器、203・・・遅延
素子、209・・・タップ係数演算回路。
成を示すブロック図である。第2図は本発明に係る第2
の適応受信機の一実施例の構成を示すブロック図である
。第3図は本発明による適応受信機と従来の適応受信機
との動作比較説明図。 第4図は従来の適応受信機の構成を示すブロック図であ
る。 101.201・・・整合フィルタ<MF)、101a
、201a、205,401・・・5段のシフトレジス
タ、101b、104b、201b。 204b、206,402・・・乗算器、101c。 201c、207,403・・・加算器、102゜20
2.404・・・判定帰還形等化器(DFE>、103
.405・・・相関器、104,204・・・制御回路
104a、204a・・・制御器、203・・・遅延
素子、209・・・タップ係数演算回路。
Claims (2)
- (1)トランスバーサルフィルタで構成されており受信
信号を入力する整合フィルタと、該整合フィルタの出力
信号を入力する判定帰還形等化器と、該判定帰還形等化
器から出力される判定信号と前記整合フィルタの各タッ
プ上の受信信号との相関を取る相関器と、該相関器から
出力される相関値より伝送系のインパルス応答を監視し
この監視により得られたインパルス応答状態に対応して
前記相関値に重み係数を乗じたものを前記整合フィルタ
の各タップ係数として出力する制御回路とを備えること
を特徴とする適応受信機。 - (2)トランスバーサルフィルタで構成されており受信
信号を入力する整合フィルタと、該整合フィルタの出力
信号を入力する判定帰還形等化器と、該判定帰還形等化
器から出力される判定信号を入力する前記整合フィルタ
と同じ構成のトランスバーサルフィルタと、前記受信信
号に遅延を与える遅延素子と、前記トランスバーサルフ
ィルタの出力信号と前記遅延素子の出力信号との差を取
って誤差信号を生成する減算器と、該減算器から出力さ
れる誤差信号と前記判定信号とから前記誤差信号が最小
となるような前記トランスバーサルフィルタのタップ係
数を演算するタップ係数演算回路と、該タップ係数演算
回路が生成するタップ係数より得られるインパルス応答
状態に対応して前記タップ係数に重み係数を乗じたもの
を前記整合フィルタの各タップ係数として出力する制御
回路とを備えることを特徴とする適応受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2188318A JPH0770947B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 適応受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2188318A JPH0770947B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 適応受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477106A true JPH0477106A (ja) | 1992-03-11 |
JPH0770947B2 JPH0770947B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=16221508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2188318A Expired - Lifetime JPH0770947B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 適応受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0770947B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0609828A2 (en) * | 1993-02-02 | 1994-08-10 | Nec Corporation | Adaptive matched filter |
JPH06311058A (ja) * | 1993-04-23 | 1994-11-04 | Nec Corp | 適応受信機 |
EP0675608A2 (en) * | 1994-03-28 | 1995-10-04 | Nec Corporation | Method and apparatus for controlling tap coefficients of an adaptive matched filter in an automatic equaliser |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6462011A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-08 | Nippon Telegraph & Telephone | Correlation noise suppression circuit |
JPS6471209A (en) * | 1987-09-11 | 1989-03-16 | Nec Corp | Automatic equalizer |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP2188318A patent/JPH0770947B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6462011A (en) * | 1987-09-01 | 1989-03-08 | Nippon Telegraph & Telephone | Correlation noise suppression circuit |
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EP0609828A3 (en) * | 1993-02-02 | 1994-10-05 | Nec Corp | Adaptive, signal-adapted filter. |
US5394110A (en) * | 1993-02-02 | 1995-02-28 | Nec Corporation | Demodulation system having adaptive matched filter and decision feedback equalizer |
JPH06311058A (ja) * | 1993-04-23 | 1994-11-04 | Nec Corp | 適応受信機 |
EP0675608A2 (en) * | 1994-03-28 | 1995-10-04 | Nec Corporation | Method and apparatus for controlling tap coefficients of an adaptive matched filter in an automatic equaliser |
US5668832A (en) * | 1994-03-28 | 1997-09-16 | Nec Corporation | Automatic equalizer for removing inter-code interference with fading and method of controlling tap coefficients thereof |
EP0675608A3 (en) * | 1994-03-28 | 2000-09-13 | Nec Corporation | Method and apparatus for controlling tap coefficients of an adaptive matched filter in an automatic equaliser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0770947B2 (ja) | 1995-07-31 |
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