JPH047704A - 生産ライン故障時の復帰方法 - Google Patents

生産ライン故障時の復帰方法

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Publication number
JPH047704A
JPH047704A JP11097890A JP11097890A JPH047704A JP H047704 A JPH047704 A JP H047704A JP 11097890 A JP11097890 A JP 11097890A JP 11097890 A JP11097890 A JP 11097890A JP H047704 A JPH047704 A JP H047704A
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JP
Japan
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failure
sequence control
ladder
contact
equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP11097890A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
Toshihiko Hoshino
星野 俊彦
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH047704A publication Critical patent/JPH047704A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、生産ラインにおける設備がその動作について
のシーケンス制御が行われるものとされたもとで、設備
に故障が生じた際に、その故障の原因となった作動要素
を特定して修復し、設備をその動作についてのシーケン
ス制御が適正に行われる状態に復帰させるべくとられる
、生産ライン故障時の復帰方法に関する。
(従来の技術) 自動車の組立ラインの如くの生産ラインにおいて、設置
された種々の設備に対してコンピュータを内蔵したシー
ケンス制御部を設け、斯かるシーケンス制御部によって
、各設備が順次行うべき動作についてのシーケンス制御
を行うようにすることが知られている。斯かるシーケン
ス制御が行われる際には、シーケンス制御部に内蔵され
たコンピュータにシーケンス制御プログラムがロードさ
れ、シーケンス制御部が、生産ラインに設置された種々
の設備の夫々に対する動作制御の各段階を、シーケンス
制御プログラムに従って逐次進めていくものとされる。
このような生産ラインに設置された種々の設備の動作に
ついてのシーケンス制御が行われるにあたっては、制御
状態を監視して設備における故障が生じた際にその故障
の原因を解析するとともに解明された故障の原因を排除
する故障診断が、シーケンス制御に並行して行われるよ
うにされることが多い。そして、シーケンス制御に関連
した故障診断は種々の形式がとられるものとされ、例え
ば、特開昭60−238906号公報には、設備が正常
に作動せしめられることになる状態のもとにおけるシー
ケンス制御回路部の構成要素の動作状態を基準状態とし
て設定しておき、設備の実際の作動時におけるシーケン
ス制御回路部の構成要素の動作状態を基準状態と順次比
較していき、その差に基づいて異常検出を行うようにな
して、検出された異常を排除するようになすことが、シ
ーケンス制御に関連した故障診断の一つとして提案され
ている。
(発明が解決しようとする課B) 上述の如くに、生産ラインに設置された種々の設備の動
作についてのシーケンス制御が故障診断を伴って行われ
るもとでは、故障診断により設備の故障が正確に解析さ
れた後に、解明された故障の原因が排除され、設備がそ
の動作についてのシーケンス制御が適正に行われる状態
に容易な操作によって速やかに復帰せしめられることが
望まれるが、従来においては、故II診断により設備の
故障が解析されて行われる設備のシーケンス制御状態へ
の復帰が、故障原因の解析及び解明された故障原因の排
除の正確さ、操作の容易性及び迅速性の観点において望
まれる如くに行われているとは言い難い。
斯かる点に鑑み、本発明は、行うべき諸動作が、正常状
態のもとで開始から終了まで独立して行われることにな
る一連の動作の最大単位を動作ブロックとして複数の動
作ブロックに区分されるとともに、複数の動作ブロンク
の夫々が複数の動作ステップに区分されたもとで、複数
の動作ブロックの夫々における複数の動作ステップをシ
ーケンス制御ラダープログラムに従って実行するものと
された生産ラインにおける設備に着目し、斯かる設備に
故障が生したとき、故障原因の解析及び解明された故障
原因の排除を正確かつ迅速に行うことができるとともに
、その後、設備をその動作についてのシーケンス制御が
適正に行われる状態に迅速に復帰させることができるこ
とになる、往産ライン故障時の復帰方法を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段及び作用)上述の目的を達
成すべく、本発明に係る生産ライン故障時の復帰方法は
、生産ラインにおける設備が行うべき諸動作が、正常状
態のもとで開始から終了まで独立して行われることにな
る一連の動作の最大単位を動作ブロックとして複数の動
作ブロックに区分されるとともに、複数の動作ブロンク
の夫々が複数の動作ステップに区分されたもとで、複数
の動作ブロックの夫々における複数の動作ステップをシ
ーケンス制御ラダープログラムに従って順次実行すべく
制御される設備に故障が生し、特定の出力要素がオフ状
態とされた際において、シーケンス制御ラダープログラ
ムにおける各出力ディバイス及びそれと共に一組のラダ
ー要素を形成する接点ディバイスをラダー要素ディバイ
ス群としたもとで、オフ状態とされた特定の出力要素に
対応する出力ディバイスを含むラダー要素ディバイス群
について、その直前の前段ラダー要素ディバイス群にお
ける出力ディバイスに対応しないものであって、オン状
態をとる接点ディバイスが並列接続されることなく、オ
フ状態をとるものとされた第1のオフ接点ディバイスの
検出を行い、第1のオフ接点ディバイスが検出されたと
きには、その第1のオフ接点ディバイスに対応する作動
要素の修復を行った後再度第1のオフ接点ディバイスの
検出を行う故障作動要素検出修復動作を、第1のオフ接
点ディバイスの数に応じた回数だけ行って全ての第1の
オフ接点ディバイスに対応する作動要素の修復を終了し
た後、直前の前段ラダー要素ディバイス群における出力
ディバイスに対応するものであってオフ状態をとるもの
とされた第2のオフ接点ディバイスの検出を行って、第
2のオフ接点ディバイスが検出されたときには、少なく
とも直前の前段ラダー要素ディバイス群についての故障
作動要素検出修復動作を第1のオフ接点ディバイスの数
に応じた回数だけ行い、また、第2のオフ接点ディバイ
スが検出されないときには、故障の原因となった作動要
素の修復を終了し、その後、設備に対するシーケンス制
御ラダープログラムに従っての制御の再起動を図るよう
になすものとされる。
このようにされることにより、複数の動作ブロックの夫
々における複数の動作ステップをシーケンス制御ラダー
プログラムに従って順次実行すべく制御される設備に故
障が生じた際において、その故障の原因となった作動要
素の特定及び特定された作動要素の修復が正確かつ迅速
に行われ、その後、設備がその動作についてのシーケン
ス制御ラダープログラムに従っての制御が適正に行われ
る状態に速やかに復帰せしめられて、その結果、生産ラ
インの停滞による被害が低減されることになる。
(実施例) 本発明に係る生産ライン故障時の復帰方法についての説
明に先立ち、本発明に係る生産ライン故障時の復帰方法
が適用される車両組立ラインの一例について、第2図及
び第3図を参照して述べる。
第2図及び第3図に示される車両組立ラインにおいては
、車両のボディ11を受台12上に受け、受台12の位
置を制御して受台12上におけるボディ11の位置決め
を行う位置決めステーションSTIと、パレット13上
における所定の位置に載置されたエンジン14.フロン
トサスペンション組立(図示省略)及びリアサスペンシ
ョン組立15とボディ11とを組み合わせるドツキング
ステーションST2と、ボディ11に対してそれに組み
合わされたエンジン14.フロントサスペンション組立
及びリアサスペンション組立15を、螺子を用いて締結
固定留する締結ステーションST3とが設けられている
。また、位置決めステーションSTIとトンキングステ
ーションST2との間には、ボディ11を保持して搬送
するオーバーへンド式の移載装置16が設けられており
、また、トンキングステーションST2と締結ステーシ
ョンST3との間には、パレット13を搬送するパレッ
ト搬送装置17が設けられている。
位置決めステーションSTIにおける受台12は、レー
ル18に沿って往復走行移動するものとされており、ま
た、位置決めステーションSTIには、図示が省略され
ているが、受台12に関連して配されて受台12をレー
ル18に直交する方向(車幅方向)及びレール18に沿
う方向(前後方向)に移動させ、受台12上に載置され
たボディ11についての、その前部の車幅方向における
位置決めを行う位置決め手段(BF)、その後部の車幅
方向の位置決めを行う位置決め手段(BR)、及び、そ
の前後方向における位置決めを行う位置決め手段(TL
)が設けられ、さらに、ボディ11における前方左右部
及び後方左右部に係合して、ボディ11の受台12に対
する位置決めを行う昇降基準ピン(FL、FR,RL、
RR)が設けられている。そして、これらの位置決め手
段及び具陳基準ピンによって、位置決めステーションS
TIにおける位置決め装置19が構成されている。
移載装置16は、位置決めステーションSTIとドツキ
ングステーションST2との上方において両者間に掛は
渡されて配されたガイドレール20と、ガイドレール2
0に沿って移動するものとされたキャリア21とから成
り、キャリア21には、昇降ハンガーフレーム22が取
り付けられていて、ボディ11は昇降ハンガーフレーム
22により支持される。また、パレット搬送装置17は
、夫々パレット13の下面を受ける多数の支持ローラ2
3が設けられた一対のガイド部24L及び24R,ガイ
ド部24L及び24Rに夫々平行に延設された一対の搬
送レール25L及び25R5各々がパレット13を係止
するパレット係止部26を有し、夫々搬送レール25L
及び25Rに沿って移動するものとされたバレント搬送
台27L及び27R1及び、パレッl送台27L及び2
7Rを駆動するりニアモータ機構(図示は省略されてい
る)を備えて構成されている。
ドツキングステーションST2には、フロントサスペン
ション組立及びリアサスペンション組立15の組み付は
時において、フロントサスペンション組立におけるスト
ラット及びリアサスペンション組立15におけるストラ
ット15Aを夫々支持して組付姿勢をとらせる一対の左
右前方クランプアーム30L及び30R1及び、一対の
左右後方クランプアーム31L及び31Rが設けられて
いる。左右前方クランプアーム30L及び3DRは、夫
々、取付板部32L及び32Hに、搬送レール25L及
び25Rに直交する方向に進退動可能にされて取り付け
られるとともに、左右後方クランプアーム31 L及び
31Rが、夫々、取付板部33L及び33Rに、搬送レ
ール25L及び25Rに直交する方向に進退動可能にさ
れて取り付けられており、左右前方クランプアーム30
L及び3ORの相互対向先端部、及び、左右後方クラン
プアーム31L及び31Rの相互対向先端部の夫々は、
フロントサスペンション組立におけるストラットもしく
はリアサスペンション組立I5におけるストラット15
Aに係合する保合部を有するものとされている。そして
、取付板部32Lがアームスライド34Lにより固定基
台35Lに対して、搬送レール25L及び25Rに沿う
方向に移動可能とされ、取付板部32Rがアームスライ
ド34Rにより固定基台35Rに対して、搬送レール2
5L及び25Rに沿う方向に移動可能とされ、取付板部
33Lがアームスライド36Lにより固定基台37Lに
対して、搬送レール25L及び25Rに沿う方向に移動
可能とされ、さらに、取付板部33Rがアームスライド
36Rにより固定基台37Rに対して、搬送レール25
L及び25Rに沿う方向に移動可能とされている。従っ
て、左右前方クランプアーム30L及び3ORは、それ
らの先端部がフロントサスペンション組立におけるスト
ラットに係合した状態のもとで、前後左右に移動可能と
されることになるとともに、左右後方クランプアーム3
1L及び31Rは、それらの先端部がリアサスペンショ
ン組立15におけるストランl−15Aに係合した状態
のもとで、前後左右に移動可能とされることになり、左
右前方クランプアーム30L及び30R,アームスライ
ド34L及び34R5左右後方クランプアーム31L及
び31R1及び、アームスライド36L及び36Rは、
ドツキング装置40を構成している。
さらに、トンキングステーションST2には、搬送レー
ル25L及び25R4こ夫々平行に伸びるものとされて
設置された一対のスライドレール41L及び41R,ス
ライドレール41L及び41Rに沿ってスライドするも
のとされた可動部材42、可動部材42を駆動するモー
タ43等から成るスライド装置45が設けられており、
このスライド装置45における可動部材42には、パレ
ット13上に設けられた可動エンジン支持部材(図示は
省略されている)に係合する保合手段46が設けられて
いる。また、パレット13を所定の位置に位置決めする
ものとされた、2個の昇降パレット基準ビン47も設け
られている。スライド装置45は、移載装置16におけ
る昇降ハンガーフレーム22により支持されたボディ1
1に、パレット13上に配されたエンジン14.フロン
トサスペンション組立及びリアサスペンション組立15
が組み合わされる際、その係合手段46が昇降パレット
基準ビン47により位置決めされたパレット13上の可
動エンジン支持部材に係合した状態で前後動せしめられ
、それにより、ボディ11に対してエンジン14を前後
動させて、ボディ11とエンジンI4との干渉を回避す
るようにされる。
締結ステーションST3には、ボディ11にそれに組み
合わされたエンジン14及びフロントサスペンション組
立を締結するための螺子締め作業を行うものとされたロ
ボット48A、及び、ボディ11にそれに組み合わされ
たリアサスペンション組立15を締結するための螺子締
め作業を行うものとされたロボット48Bが設置されて
おり、さらに、締結ステーションST3においても、パ
レット13を所定の位置に位置決めするものとされた、
2個の昇降パレット基準ピン47が設けられている。
上述の如くの車両組立ラインにおいて、位置決めステー
ションSTIにおける位置決め装置19゜移載装置16
.ドツキングステーシヨンST2におけるドツキング装
置40及びスライド装置45゜パレット搬送装置17、
及び、締結ステーションST3におけるロボット48A
及び48Bが、それらに接続されたシーケンス制御部に
より、シーケンス1iIJ御プログラムに基づき、それ
らの動作についてのシーケンス制御が行われる設備(シ
ーケンス制御対象設備)とされている。
これらのシーケンス制御対象設備の夫々が行う動作は、
その開始から終了まで独立して行わせることができる一
連の動作の最大単位として定義される動作ブロックに区
分されると、以下の如くにBO−Bllの12個の動作
ブロックが得られる。
BO:位置決め装置19による、受台12上のボディ1
1の位置決めを行う動作ブロック(受台位置決め動作ブ
ロック)。
B1:移載装置16による、ボディ11の移載のための
準備を行う動作ブロック(移載装置f$備動作ブロック
)。
B2:ドツキング装置40による、左右前方クランプア
ーム30L及び30Rによりフロントサスペンション組
立のストラットをクランプし、また、左右後方クランプ
アーム31L及び31Rによりリアサスペンション組立
15のストラット15Aをクランプする準備を行う動作
ブロック(ストラットクランプ準備動作ブロック)。
B3:位置決め装置19による位置決めがなされた受台
12上でのボディ11が、移載装置16における昇降ハ
ンガーフレーム22へと移載され、搬送される状態とさ
れる動作ブロック(移載装置受取り動作ブロック)。
B4ニスライド装置45による、その可動部材42に設
けられた係合手段46をパレット13上の可動エンジン
支持部材に係合させるための準備を行う動作ブロック(
スライド装置準備動作ブロック)。
B5:位置決め装置19による、受台12を原位置に戻
す動作ブロック(受台原位置戻し動作ブロック)。
B6:移載装置16における昇降ハンガーフレーム22
により支持されたボディ11に、パレット13上に配さ
れたエンジン14と、パレット13上に配されるととも
に、左右前方クランプアーム30L及び30Rによりク
ランプされたフロントサスペンション組立のストラット
、及び、左右後方クランプアーム31L及び31Rによ
りクランプされたリアサスペンション組立15のストラ
ット15Aを組み合わせる動作ブロック(エンジン/サ
スペンション・ドツキング動作ブロック)。
B7:移載装置16による、原位置に戻る動作ブロック
(移載装置原位置戻り動作ブロック)。
B8:ドツキング装置40による、左右前方クランプア
ーム30L及び30Rと左右後方クランプアーム31L
及び31Rとの夫々を原位置に戻す動作ブロック(クラ
ンプアー広原位置戻し動作ブロック)。
B9:パレット搬送装置17による、リニアモータを作
動させて、エンジン14.フロントサスヘンジョン組立
及びリアサスペンション組立15が組み合わされたボデ
ィ11が載置されたパレット13を、締結ステーション
ST3へ搬送する動作ブロック(リニアモータ推進ブロ
ック)。
B10:ロボッl−48Aによる、ボディ11にそれに
組み合わされたエンジン14及びフロントサスペンショ
ン組立を締結するための螺子締め作業を行う動作ブロッ
ク(螺子締め■動作ブロック〕。
B11:ロボット48Bによる、ボディIIにそれに組
み合わされたリアサスペンション組立15を締結するた
めの螺子締め作業を行う動作ブロック(螺子締め■動作
ブロック)。
これらの動作ブロックBO〜Bllは、第4図に示され
る動作ブロックフローチャートによって、相互関係が時
系列的にあられされるものとされる。
また、上述の動作ブロックBO〜Bllの夫々は、各々
が出力動作を伴う複数の動作ステップに区分され、例え
ば、受台位置決め動作ブロックBOについては、以下の
如くにBO30−B039の10個の動作ステップに区
分される。
BO30:各種の条件を確認する動作ステップ(条件確
認動作ステップ)。
BO3I:位置決め手段BFにより、受台工2が移動せ
しめられて、ボディ11の前部についての車幅方向にお
ける位置決めが行われる動作ステップ(BF位置決め動
作ステップ)。
BO32:位置決め手段BRにより、受台I2が移動せ
しめられて、ボディ11の後部についての車幅方向にお
ける位置決めが行われる動作ステップ(BR位置決め動
作ステップ)。
BOS3 :位置決め手段TLにより、受台12が移動
せしめられて、ボディ11のレール18に沿う方向(前
後方向)における位置決めが行われる動作ステップ(T
L位置決め動作ステップ)。
BO34:昇降基準ピンFLがボディ11の前方左側部
に係合する動作ステップ(PL係合動作ステップ)。
BO35:昇降基準ピンFRがボディ11の前方右側部
に係合する動作ステップ(FR係合動作ステップ)。
BO36:昇降基準ビンRLがボディ11の後方左側部
に係合する動作ステップ(RL係合動作ステップ)。
BO37:昇降基準ビンRRがボディ11の後方右側部
に係合する動作ステップ(RR係合動作ステップ)。
BO38:位置決め手段BFがボディ11の前部につい
ての車幅方向における位置決めをした状態から原位置に
戻る動作ステップ(BF原位置戻り動作ステップ)。
BO39:位置決め手段BRがボディ11の後部につい
ての車幅方向における位置決めをした状態から原位置に
戻る動作ステップ(BR原位置戻り動作ステップ)。
続いて、上述の如くのシーケンス制御対象設備が設置さ
れた車両組立ラインに適用される、本発明に係る生産ラ
イン故障時の復帰方法の一例について述べる。
第5図は、本発明に係る生産ライン故障時の復帰方法の
一例が実施される故障診断/復帰システムを、シーケン
ス制御対象設備及びそれらに接続されたシーケンス制御
部と共に示す。シーケンス制御対象設備50は、前述の
如く、位置決め装置19、移載装置16.ドツキング装
置40.スライド装置45.パレット搬送装置17、及
び、ロボット48A及び48Bから成り、シーケンス制
御部51によるシーケンス制御を受けるものとされてい
る。
シーケンス制御部51によるシーケンス制御対象設備5
0の動作についてのシーケンス制御は、シーケンス制御
部51にロードされるシーケンス制御用のプログラムに
基づいて行われるが、このようなシーケンス制御用のプ
ログラムは1、例えば、成る動作ブロックにおける1動
作ステップについて第6図に示される如くのラダープロ
グラムが対応するものとされて構成される、シーケンス
制御ラダープログラムとされる。なお、第6図に示され
るラダープログラムにおいて、(Ml)、(M2)及び
(YO)は出力ディバイス、Ml及びM2は出力ディバ
イス(Ml)及び(M2)に対応するM接点ディバイス
、XO〜X16及びXA−XCは出力ディバイス(Ml
)及び(M2)に対応しないX接点ディバイスである。
 故障診断/復帰システムは、故障診断/復帰制御装置
52とCRT(陰極線管)操作盤装置53とから成るも
のとされている。
故障診断/復帰制御装置f52は、パスライン61を通
じて接続された中央処理ユニッ) (CPU)62.メ
モリ63.入出力インターフェース(■10インターフ
ェース)64及び送受信インターフェース65を有して
おり、さらに、I10インターフェース64に接続され
た補助メモリとしてのハードディスク装置66、デイス
プレィ用のCRT67及びデータ及び制御コード入力用
のキーボード68が備えられている。また、CRT操作
盤装置53は、パスライン71を通じて接続されたC−
PU72.メモリ73.送受信インターフェース74及
び75、及び、I10インターフェース76を有してお
り、さらに、I10インターフェース76に接続された
補助メモリとしてのハードディスク装置77、デイスプ
レィ用のCRT7 B及びデータ及び制御コード入力用
のキーボード79、さらには、送受信インターフェース
74に接続されたタッチパネル80が備えられており、
第7図に示される如く、タッチパネル80はCRT7 
Bのフェースプレート部外面に取り付けられている。
そして、故障診断/復帰制御装置52に設けられた送受
信インターフェース65とシーケンス制御部51に設け
られた送受信インターフェース51Aとが相互接続され
、CRT操作盤装置53に設けられた送受信インターフ
ェース75とシーケンス制御部51に設けられた送受信
インターフェース51Aとが相互接続され、さらに、故
障診断/復帰制御装置52に設けられた送受信インター
フェース65とCRT操作盤装置53に設けられた送受
信インターフェース75とが相互接続されている。
故障診断/復帰制御装置52は、キーボード68の操作
に応して、CPU62が、シーケンス制御部51から送
受信インターフェース51A及び65を通じてシーケン
ス制御対象設備50に対するシーケンス制御の進捗状態
をあられすプログラム処理データを順次受は取り、CP
U62にロードされた故障診断プログラムに従って、シ
ーケス制御部51からのプログラム処理データに基づい
てのシーケンス制御対象設備50における故障の発生の
検出、及び、故障の原因となったシーケンス制御対象膜
6150における作動要素、即ち、故障原因作動要素の
解明を行うとともに、デイスプレィ用のCRT67にお
いて故障に関する表示が行われるようになす表示制御を
行う故障診断を行うとともに、故障の原因となった作動
要素の修復がなされた後、シーケンス制御対象設備50
をその動作についてのシーケンス制御がシーケンス制御
部51によりなされる状態に復帰させる復帰制御を行う
。なお、ハードディスク装置66には、シーケンス制御
部51にロートされたシーケンス制御ラダープログラム
における各ステンプラグー要素をあられすデータが、個
別に読み出される状態で格納されており、ハードディス
ク装置66は、シーケンス制御ラダープログラムに関す
るデータベースを構築するものとされている。
また、CRT操作盤装置53は、そのCRT78のフェ
ースプレート部外面に取り付けられたタッチパネル80
が、全体的に透明体とされて形成され、その表面に手指
等が接触せしめられるとき接触位置に応じた出力信号を
発生させるものとされるとともに、第8図に示される如
くに、CRT78のフェースプレート部に、夫々表示要
素DEとスイッチ等の操作要素SEとが配列されて成−
るものとされた複数種の操作盤が選択的に表示されるも
のとなされている。そして、タッチパネル80の表面に
おける、CRT78のフェースプレート部に表示された
操作要素のうちの選択されたものに対応する位置に手指
等で接触することにより、そのときタッチパネル80か
ら得られる出力信号を、タッチパネル80における接触
部に対応する操作要素のうちの選択されたものを操作し
たことになる操作入力として、送受信インターフェース
74を通じて供給することができるようにされている。
CRT7 Bのフェースプレート部に選択的に表示され
る複数種の操作盤をあられす表示データは、操作盤デー
タマツプとして予め設定され、ハードディスク装置77
に格納されている。斯かる操作盤データマツプに基づ(
CRT7 Bのフェースプレート部における表示が行わ
れるにあたっては、故障診断/復帰制御袋252におけ
る故障診断の結果に応じて操作盤データマツプにおける
表示区分番号が選択され、第8図において斜線部とされ
て示される如くに、CRT7 Bのフェースプレート部
上の選択された表示区分番号が付された表示区分におけ
る表示が行われる。なお、第8図における斜線部は、表
示区分番号「3」と「14」とが選択された場合の表示
状態を示す。
さらに、タッチパネル80に手指等が接触せしめられる
ことにより送受信インターフェース74を通じて供給さ
れる操作入力は、CPU72に与えられるとともに、送
受信インターフェース75から、シーケンス制御部51
にその送受信インターフェース51Aを通して供給され
て、それにより、シーケンス制御対象設備50における
作動要素の動作制御が行われる状態がとられ得ることに
なる。
上述の如くに、CRT78゛とタッチパネル80とによ
り操作盤入力部が形成されるにあたっては、CRT78
のフェースプレート部に選択された操作盤における操作
要素の表示がなされる毎に、CRT78のフェースプレ
ート部に表示された操作盤における各操作要素の位置と
タッチパネル80上における位置との対応関係が設定さ
れる。
故障診断/復帰システムがこのような構成をとるものと
されたもとで、シーケンス制御対象設備50における故
障が発生した際には、本発明に係る生産ライン故障時の
復帰方法の一例が実施されるが、以下にその過程を第9
図に示されるフローチャートに沿って述べる。
先ず、故障診断/復帰制御装置52による故障診断によ
り、シーケンス制御対象設備50における故障が発生し
たか否かが判断される(ステップPi)。そして、シー
ケンス制御対象膜!50における故障が発生した場合に
は、故障診断/復帰制御装置52によって故障解析が行
われるとともに、故障解析により解明された故障の原因
となった作動要素、即ち、故障原因作動要素の修復が行
われる(ステップP2)。
次に、第4図の動作ブロックフローチャートに示される
複数の動作ブロックの全てが、例えば、夫々における最
終動作ステップとされる復帰可能動作ステップにまで制
御が到達している状態にあって、シーケンス制御部51
によるシーケンス制御の再起動が可能とされた状態にあ
るか否かが判断され(ステップP3)、再起動が可能と
された状態にあれば、直ちに、シーケンス制御部51に
よるシーケンス制御が再起動される(ステップP4)。
それに対して、複数の動作ブロックの全てが復帰可能動
作ステップにまで制御が到達しているという状態になく
、再起動が行えない状態にある場合には、故障診断/復
帰制御装置52における復帰制御動作モードへの切換え
が行われて、複数の動作ブロックのうちの復帰可能動作
ステップにまで制御が到達していない状態にある未完動
作ブロックが特定され、さらに、未完動作ブロックにお
ける複数の動作ステップのうちの制御が停止している制
御停止動作ステップが特定される(ステップP5)。
続いて、ハードディスク装置66から特定された制御停
止動作ステップに対応するステップラグ−要素をあられ
すデータが読み出されて、それに基づく表示がCRT6
7においてなされる状態がとられ、CRT67のフェー
スプレート部に制御停止動作ステップに対応するステッ
プラダー要素が表示される(ステップP6)。次に、C
RT67のフェースプレート部に表示されたステップラ
ダー要素が参照されて、その解析が行われ、制御停止動
作ステップの原因となっている作動要素が特定されると
ともに(ステップP7)、特定された作動要素を手動に
より作動させるため操作されるべき操作要素が探し出さ
れる(ステップP8)。
即ち、制御停止動作ステップから次の動作ステ・ンプに
進む状態とされるために作動せしめられるべき作動要素
が特定されるとともに、その作動せしめられるべき作動
要素を作動させるために操作されるべき操作要素が探し
出されるのである。そして、探し出された操作要素に関
するデータである操作要素データが形成される。
このようにして得られた操作要素データは、故障診断/
復帰制御装置52の送受信インターフェース65から送
出されて、CRT操作盤装置53にその送受信インター
フェース75を通じて供給される(ステップP9)。故
障診断/復帰制御装置52から操作要素データが供給さ
れたCRT操作盤装253においては、ハードディスク
装置77に格納された操作盤データマツプに操作要素デ
ータが照合され、操作盤データマツプにおける操作要素
データに関わる表示区分番号が選択されるとともに選択
された表示区分番号の夫々に係る操作盤データが読み出
されてCRT78に供給され、CRT7Bのフェースプ
レート部における選択された表示区分番号が付された表
示区分に、読み出された操作盤データがあられす表示要
素及び操作要素、あるいは、操作要素のみの表示がなさ
れる。
そして、タッチパネル80の表面における、CRT7B
のフェースプレート部における操作要素データによりあ
られされた操作要素についての表示区分に対応する位置
に手指等が接触せしめられて、操作要素データによりあ
られされた操作要素が操作されたことになる操作入力が
、タッチパネル80から送受信インターフェース74を
通じて供給される。そして、斯かる操作入力が、CRT
操作盤装置53にその送受信インターフェース75から
、シーケンス制御部51にその送受信インターフェース
51Aを通じて供給される(ステップP10)。それに
より、操作入力が供給されたシーケンス制御部51によ
って、シーケンス制御対象設備50における作動せしめ
られるべき作動要素が作動せしめられるとともに、作動
せしめられるべき作動要素が作動せしめられたことをあ
られすデータが、シーケンス制御部51に設けられた送
受信インターフェース51Aから、故障診断/復帰制御
装置52にその送受信インターフェース65を通して供
給される(ステップP11)。
シーケンス制御部51からの作動せしめられるべき作動
要素が作動せしめられたことをあられすデータが供給さ
れた故障診断/復帰制御装置52においては、制御停止
動作ステップから次の動作ステップへと1ステツプだけ
進められることになる制御が行われ(ステップP12)
、進められた次の動作ステップが、復帰可能動作ステッ
プか否かが判断される(ステップP13)。その結果、
進められた次の動作ステップが復帰可能動作ステップで
ない場合には、その動作ステップが特定された制御停止
動作ステップとされて、再び、上述されたハードディス
ク装置66から特定された制御停止動作ステップに対応
するステップラダー要素をあられすデータが読み出され
て、それに基づく表示がCRT67においてなされる状
態がとられ、CRT67のフェースプレート部に制御停
止動作ステップに対応するステップラダー要素が表示さ
れる動作以降の各動作が順次行われ、斯かる動作状態が
、復帰可能動作ステップに至るまで繰り返される。そし
て、復帰可能動作ステップに至ると、再度、第4図の動
作ブロックフローチャートに示される複数の動作ブロッ
クの全てが復帰可能動作ステップにまで制御が到達して
いる状態にあって、シーケンス制御部51によるシーケ
ンス制御の再起動が可能とされた状態にあるか否かが判
断されて、以下、上述の動作が、シーケンス制御部51
によるシーケンス制御が再起動される状態となるまで繰
り返される。
次に、上述の如くにして、故障が発生したシーケンス制
御対象設備50についての復帰制御が行われる際におい
てなされる、故障診断/復帰制御装置52のCPU62
によるシーケンス制御対象膜[50における故障の発生
の検出、及び、故障の発生が検出されたときの故障原因
作動要素の解明、及び、解明された故障原因作動要素の
修復は、第4図に示される動作ブロックフローチャート
に従って順次実行される動作ブロックBO−Bllの夫
々を通じての故障診断が個別に行われるようにされて実
施される。例えば、先ず、動作ブロックBO−Bllの
夫々を通じての故障の発生の検出が、その動作ブロック
を構成する複数の動作ステップの開始時点から終了時点
までの実行時間が測定され、測定された実際の実行時間
と予め設定された基準時間とが比較されて、測定された
実際の実行時間が基準時間より長いとき、当該動作ブロ
ックを実行したシーケンス制御対象設備50における位
置決め装置19.移載装置16.ドツキング装置40.
スライド装置45.パレット搬送装置17、及び、ロボ
ッ)48A及び48Bのいずれかに故障が発生している
と判断することによりなされる。そして、動作ブロック
BO〜Bllの夫々を通じて故障の発生が検出された場
合には、当該動作ブロックにおける、故障によりオフ状
態とされた出力要素の動作を含むことになる動作ステッ
プが、故障原因作動要素の動作を含む動作ステップとし
て特定され、さらに、特定、された動作ステップを実行
した設備において、出力要素がオフ状態をとることにな
った原因をなす作動要素が特定されることにより、故障
原因作動要素の解明がなされ、解明された故障原因作動
要素の修復が図られる。
このような故11!診断/復帰制御装置52のCPU6
2による故障原因作動要素の解明及び解明された故障原
因作動要素の修復についての詳細を、第1図に示される
フローチャートに沿って述べる。
先ず、シーケンス制御対象設備50の動作についてのシ
ーケンス制御に用いられるシーケンス制御用のプログラ
ムについて、第6図においてG、−2として示される、
出力ディバイス(Ml)とそれに接続されて出力ディバ
イス(Ml)と共に一組のラダー要素を形成するX接点
ディイパイスX0〜X8.XA及びXBとから成るディ
バイス群。
G□1として示される出力ディバイス(M2)とそれに
接続されて出力ディバイス(M2)と共に一組のラダー
要素を形成するX接点ディイハイスX9〜X12及びX
C及びM接点ディバイス群1とから成るディバイス群、
Gxとして示される出力ディバイス(YO)とそれに接
続されて出力ディバイス(YO)と共に一組のラダー要
素を形成するX接点ディイバイスX13〜X16及びM
接点ディバイス群2とから成るディバイス群の如くの各
ディバイス群が、ラダー要素ディバイス群と称すること
とされたもとで、シーケンス制御ラダープログラムにお
ける、故障原因作動要素の動作を含むものとして特定さ
れた動作ステップに対応する部分が選択され、遺灰され
たシーケンス制御ラダープログラムの部分内の、オフ状
態をとるものとされた出力要素に対応する出力ディバイ
ス(Y7)を含むラダー要素ディバイス群G、について
のデータが取り込まれる(ステップR1)。
次に、ラダー要素ディバイス群G7における、オン状態
をとる接点ディバイスが並列接続されることなく、オフ
状態をとるものとされたX接点ディバイス(OFF−X
接点ディバイス)の検出が行われ(ステップR2)、0
FF−X接点ディバイスが検出されたか否かが調べられ
る(ステップR3)。その結果、0FF−X接点ディバ
イスが検出された場合には、その0FF−X接点ディバ
イスが故障原因ディバイスと判定され、それに対応する
作動要素が故障原因作動要素として特定される(ステッ
プR4)。
その後、故障原因作動要素として特定された作動要素の
修復が待たれ(ステップR5)、修復が行われた場合に
は、ラダー要素ディバイス群G、。
についてのデータにおける、修復された作動要素に対応
するX接点ディバイスに関する部分がオン状態をあられ
すものに修正される(ステップR6)。そして、再び出
力ディバイス(Yfi)を含むラダー要素ディバイス群
Gnについてのデータが取り込まれて(ステップR1)
、ラダー要素ディバイス群G7におけるOFF −X接
点ディバイスの検出が行われることとされ(ステップR
2)、斯かる動作が0FF−X接点ディバイスが検出さ
れなくなるまで繰り返される。
ラダー要素ディバイス群G7におけるOFF・X接点デ
ィバイスの検出が行われた結果、OFF・X接点ディバ
イスが検出されない場合には、ラダー要素ディバイス群
G、、におけるオフ状態をとるものとされたM接点(O
FF−M接点ディバイス)についての検出が行われ(ス
テップR8)、OFF−M接点ディバイスが検出された
か否かが調べられる(ステップR9)。その結果、OF
F・M接点ディバイスが検出された場合には、ラダー要
素ディバイス群GfiについてのデータにおけるM接点
ディバイスに関する部分がオン状態をあられすものに修
正された後、また、OFF−M接点ディバイスが検出さ
れない場合には、直ちに、ラダー要素ディバイス群G9
についてのデータにお゛ける出力ディバイス(Y7)に
関する部分がオン状態をあられすものに修正される(ス
テップR10及びステップR11)。
続いて、変数nが1をあられしているか否かが判断され
(ステップR12)、変数nが1をあられしている場合
には、故障原因作動要素の解明及び修復が終了したこと
になるので、制御が終了せしめられる。
これに対して、変数nが1をあられしていない場合には
、ラダー要素ディバイス群G、、の直前の、出力ディバ
イス(M□I)を含むラダー要素ディバイス群Ga−+
についてのデータが取り込まれる(ステップR13)。
そして、ラダー要素ディバイス群C11−+における0
FF−X接点ディバイスの検出が行われ(ステップR1
4)、0FF−X接点ディバイスが検出されたか否かが
調べられる(ステップR15)。その結果、0FF−X
接点ディバイスが検出された場合には、その0FF−X
接点ディバイスが故障原因ディバイスと判定され、それ
に対応する作動要素が故障原因作動要素として特定され
る(ステップR16)。
その後、故障原因作動要素として特定された作動要素の
修復が待たれ(ステップR17)、修復が行われた場合
には、ラダー要素ディバイス群G71についてのデータ
における、修復された作動要素に対応するX接点ディバ
イスに関する部分がオン状態をあられすものに修正され
る(ステップR18)。そして、再び出力ディバイス(
M、1−1 )を含むラダー要素ディバイス群G 11
−1についてのデータが取り込まれて(ステップR19
)、ラダー要素ディバイス群Go−1におけるOFF 
−X接点ディバイスの検出が行われることとされ(ステ
ップR14)、斯かる動作が0FF−X接点ディバイス
が検出されなくなるまで繰り返される。
ラダー要素ディバイス群Go−+におけるOFF・X接
点ディバイスの検出が行われた結果、0FF−X接点デ
ィバイスが検出されない場合には、ラダー要素ディバイ
ス群GII−1におけるOFF・M接点ディバイスにつ
いての検出が行われ(ステップR20) 、OFF−M
接点ディバイスが検出されたか否かが調べられる(ステ
ップR21)。その結果、OFF−M接点ディバイスが
検出された場合には、ラダー要素ディバイス群Ge−1
についてのデータにおけるM接点ディバイスに関する部
分がオン状態をあられすものに修正された後、また、O
FF−M接点ディバイスが検出されない場合には、直ち
に、ラダー要素ディバイス群G*−1についてのデータ
における出力ディバイス(M、、)に関する部分がオン
状態をあられすものに修正される(ステップR22及び
ステップR23)。
続いて、変数nが1だけ減じられてn−1とされ(R2
4) 、その後nがO(零)をあられしているか否かが
判断される(ステップR25)。その結果、nが0をあ
られしている場合には、故障原因作動要素の解明及び修
復が終了したことになるので、制御が終了せしめられる
。また、nが0をあられしていない場合には、ステップ
R13に戻って、ラダー要素ディバイス群Crt−+の
直前の、出力ディバイス(M、−z )を含むラダー要
素ディバイス群(CB−z )についてのデータが取り
込まれ(ステップR13)、その後、ラダー要素ディバ
イス群Gn−2についての故障原因作動要素の特定及び
修復が、上述のラダー要素ディバイス群07=1につい
ての故障原因作動要素の特定及び修復と同様に行われ、
斯かる動作が、ステップR25における判断においてn
が0をあられす結果が得られるまで繰り返される。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る生産ライン
故障時の復帰方法によれば、行うべき諸動作が、正常状
態のもとで開始から終了まで独立して行われることにな
る一連の動作の最大単位を動作ブロックとして複数の動
作ブロックに区分されるとともに、複数の動作ブロック
の夫々が複数の動作ステップに区分されたもとで、複数
の動作ブロックの夫々における複数の動作ステップを予
め設定された順序をもって順次実行すべくシーケンス制
御されるものとされた生産ラインにおける設備において
、シーケンス制御が停止せしめられる故障が生じた際に
、その故障の原因となった作動要素の特定及び特定され
た作動要素の修復を、正確かつ迅速に行うことができる
とともに、その後、設備をその動作についてのシーケン
ス制御ラダープログラムに従っての制御が適正に行われ
る状態に速やかに復帰させることができ、その結果、生
産ラインの停滞による被害を低減させることができるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る生産ライン故障時の復帰方法の一
例に従って行われる故障原因作動要素の解明及び修復の
説明に供されるフローチャート、第2図及び第3図は本
発明に係る生産ライン故障時の復帰方法が適用される車
両組立ラインの一例を示す概略側面図及び概略平面図、
第4図はシーケンス制御対象設備に対するシーケンス制
御の説明に供される動作ブロックフローチャート、第5
図は本発明に係る生産ライン故障時の復帰方法の一例が
実施される故障診断/復帰システムを、シーケンス制御
対象設備及びシーケンス制御部と共に示す構成図、第6
図はシーケンス制御部によるシーケンス制御対象設備に
対するシーケンス制御に使用されるシーケンス制御プロ
グラムの例を示すラダー図、第7図は第5図に示される
故障診断/復帰システムにおけるCRT操作盤装置の一
部分を示す概略斜視図、第8図は第5図に示される故障
診断/復帰システムにおけるCRT操作盤装置の説明に
供される概略平面図、第9図は本発明に係る生産ライン
故障時の復帰方法の一例の説明に供されるフローチャー
トである。 図中、16は移載装置、17はパレット搬送装置、19
は位置決め装置、40はドツキング装置、45はスライ
ド装置、48A及び48Bはロボット、50はシーケン
ス制御対象設備、51はシーケンス制御部、52は故障
診断/復帰制御装置、53はCRT操作盤装置、62及
び72は中央処理ユニット(CPU)、63及び73は
メモリ、64及び76は入出力インターフェース(■1
0インターフェース)、66及び77はハードディスク
装置、67及び78は陰極線管(CRT)、80はタッ
チパネル、DEは表示要素、SEは操作要素である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 生産ラインにおける設備が行うべき諸動作が、正常状態
    のもとで開始から終了まで独立して行われることになる
    一連の動作の最大単位を動作ブロックとして複数の動作
    ブロックに区分されるとともに、該複数の動作ブロック
    の夫々が複数の動作ステップに区分されたもとで、上記
    複数の動作ブロックの夫々における複数の動作ステップ
    をシーケンス制御ラダープログラムに従って順次実行す
    べく制御される上記設備に故障が生じ、特定の出力要素
    がオフ状態とされた際において、上記シーケンス制御ラ
    ダープログラムにおける各出力ディバイス及びそれに接
    続されて該出力ディバイスと共に一組のラダー要素を形
    成する接点ディバイスをラダー要素ディバイス群とした
    もとで、上記特定の出力要素に対応する出力ディバイス
    を含むラダー要素ディバイス群について、該ラダー要素
    ディバイス群の直前の前段ラダー要素ディバイス群にお
    ける出力ディバイスに対応しないものであって、オン状
    態をとる接点ディバイスが並列接続されることなく、オ
    フ状態をとるものとされた第1のオフ接点ディバイスの
    検出を行い、第1のオフ接点ディバイスが検出されたと
    きには、該第1のオフ接点ディバイスに対応する作動要
    素の修復を行った後再度第1のオフ接点ディバイスの検
    出を行う故障作動要素検出修復動作を、第1のオフ接点
    ディバイスの数に応じた回数だけ行って全ての上記第1
    のオフ接点ディバイスに対応する作動要素の修復を終了
    した後、上記直前の前段ラダー要素ディバイス群におけ
    る出力ディバイスに対応するものであってオフ状態をと
    るものとされた第2のオフ接点ディバイスの検出を行い
    、第2のオフ接点ディバイスが検出されたときには、少
    なくとも上記直前の前段ラダー要素ディバイス群につい
    ての上記故障作動要素検出修復動作を第1のオフ接点デ
    ィバイスの数に応じた回数だけ行い、また、第2のオフ
    接点ディバイスが検出されないときには、上記故障の原
    因となった作動要素の修復を終了し、その後、上記設備
    に対する上記シーケンス制御ラダープログラムに従って
    の制御の再起動を図ることを特徴とする生産ライン故障
    時の復帰方法。
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