JPH04177505A - 故障復旧用プログラムの作成方法 - Google Patents

故障復旧用プログラムの作成方法

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JPH04177505A
JPH04177505A JP30402290A JP30402290A JPH04177505A JP H04177505 A JPH04177505 A JP H04177505A JP 30402290 A JP30402290 A JP 30402290A JP 30402290 A JP30402290 A JP 30402290A JP H04177505 A JPH04177505 A JP H04177505A
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JP
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block
equipment
program
failure
map
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Application number
JP30402290A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Hoshino
星野 俊彦
Toshiharu Sakamoto
俊治 坂本
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はシーケンサにより制御される生産ラインにおい
て故障が発生した場合の復旧用プログラムの作成方法に
関し、特に、その作成の自動化の改良に関する。
【従来の技術】
自動車の組立ラインの如くの生産ラインにおいて、設置
された種々の設備に対してコンピュータを内蔵したシー
ケンス制御部を設け、かかるシーケンス制御部により各
設備が順次行なうべき動作についてのシーケンス制御を
行なうようにすることが知られている。かかるシーケン
ス制御が行なわれる際には、シーケンス制御部に内蔵さ
れたコンピュータに制御プログラムがロードされ、シー
ケンス制御部が生産ラインに設置された種々の設備の夫
々に対する動作制御の各段階をシーケンス動作制御プロ
グラムに従って順次進めていく。 このような生産ラインに設置された種々の設備の動作に
ついてのシーケンス制御が行われるにあたっでは、その
制御状態を監視して各設備における故障を検知する故障
診断が、シーケンス制御に並行して行われるようにされ
ることが多い。そして、シーケンス制御に関連した故障
診断は種々の形式がとられている。例えば、特開昭60
−238906号公報には、設備が正常に作動している
状態におけるシーケンス制御回路部の構成要素の動作態
様を基準動作態様として予め設定しておき、設備の実際
の作動時におけるシーケンス制御回路部の構成要素の動
作態様を上記基準動作態様と順次比較していき、その差
に基づいて故障検出を行うようなことが、シーケンス制
御に関連した故障診断の一つとして提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
故障が発生してシステムが停止しても、理想的にはボタ
ン1つで自動的に復旧することが望ましいが、実際には
、生産ラインが複雑になればなるほど、故障のパターン
も複雑化し、従って、復旧の態様も複雑になり、自動化
のあじかせとなっている。 従来のシーケンス制御プログラムには、手動で動作させ
るステップが組み込まれているのが普通である。システ
ムが停止したときは、停止した動作ステップを特定し、
停止の原因を取り除いた上で、前記手動操作により、ス
テップを停止点から1つづつ進行させることにより、復
旧するようにしているものの、前述したように、あらゆ
る動作ステップ毎にその対処方法をマニュアル化する必
要があるために、この作業は極めて膨大である。 そして、更に次のような問題がある。即ち、上述の手動
動作により動作ステップを1つづつ前進させる場合にも
、故障の発生した動作ブロックや動作ステップによって
は、設備の動作に他の設備との干渉が発生して手動動作
も進まない場合がある。かかる場合の対処は、生産ライ
ンの設備の動作を熟知した人間によってしかできず、し
かも、そのような熟知した人間を養成することはなかな
か困難であるから、システムが停止してからその熟知し
た人間が現場に到着して復旧するまでの間はシステムダ
ウンとなりかねない。 そこで、本発明の目的は、的確な故障復旧が図れる故障
復旧用のプログラムを自動的に生成する作成方法を提案
するものである。
【課題を達成するための手段及び作用】上記課題を達成
するための本発明の構成は、個々の設備の動作を記述し
た動作記述マツプに基づいて作成したラダープログラム
に従って制御される生産ラインにおいて故障が発生した
場合における、そのラインを復旧するための復旧用プロ
グラムの作成方法において、(a)前記動作記述マツプ
に、個々の設備の出力動作を確認するデバイスに関する
確認デバイスデータを、個々の設備の通常の生産動作に
従った順序で記述し、(b)1つの設備のための復旧プ
ログラム要素のインターロック条件に、前記1つの設備
の、前記通常の生産動作に従った順序での下流の設備に
ついての確認デバイスデータを割り付けることを、故障
設備の上流にある設備について繰返すことにより、全体
の復旧用プログラム作成することを特徴とする特上記の
復旧プログラムの生成方法によれば、通常の生産動作の
ためのラダープログラムを作成するのに用いたデータが
、そのまま復旧用プログラムの作成に用いることができ
、しかも、その復旧用プログラムは、生産動作のための
ラダープログラムを逆戻りする動作を行なって、初期位
置に戻るために、復旧が確実なものとなる。 以下余白
【実施例】
以下添付図面を参照して、本発明を自動車の生産ライン
のためのシーケンス制御/故障診断に適用した場合の実
施例を説明する。 この実施例システムは、第1図に示すように、シーケン
ス制御のためのラダープログラムならびに復旧用プログ
ラムを自動生成するサブシステム106と、生成された
ラダープログラムを実行するサブシステム101と、故
障を検出するサブシステム104と、検出された故障に
基づいて故障部位を特定して故障診断を行なうサブシス
テム105と、システムを復旧する復旧サブシステム1
03とを有する。 第1図は本実施例のシステムを概念的に説明する。ステ
ップラダープログラム101は、シーケンサ等にロード
されて、設備100を制御するためのプログラムであり
、自動生成サブシステム106により生成される。この
プログラム101の実行は監視サブシステム104によ
りモニタされ、設備100における故障が検出される。 本実施例の故障検出サブシステム104では、「ブロッ
クハングアップ1と「ステップタイムオーバJと「ステ
ップハングアップ」という3種類の故障が検出され、こ
れらの検出手順については、後程、図面に基づいて説明
されるであろう。rブロックハングアップ」は、1つの
動作ブロック(この「動作ブロック」の概念については
、第6図に関連して説明する)からそれに続(他の動作
ブロックに遷移する過程で発生するハングアップであり
、従来技術では検出不可能であったものである。また、
「ステップタイムオーバ」やrステップハングアップ」
とは、ある動作ステップ(この「動作ステップ」の概念
については、第8図に関連して説明する)においての経
過時間が予想よりも長過ぎたか、その動作ステップでハ
ングアップしたような故障である。これらの1ブロツク
ハングアツプjやrステップタイムオーバ」やrステッ
プハングアップ」という故障を検出するために、本故障
検出サブシステム104では、後述するように、「ブロ
ックタイマカウンタ」や「ステップタイマカウンタ」な
るものを導入している。 故障診断サブシステム105は、モニタシステム104
により故障を更に解析して故障部位(故障の発生した動
作ステップ)を特定する。この故障診断のための手順も
、後程、図面に基づいて説明されるであろう。復旧サブ
システム103は、診断サブシステム105により特定
された動作ステップに最も適切な復旧プログラム102
を起動してシステムを復旧するものである。この復旧プ
ログラム102は、自動生成サブシステム106が後述
の「動作ブロックマツプJや[動作ステップマツプ」等
に基づいて作成する。この復旧サブシステム及び復旧プ
ログラムの自動生成の説明により、従来では困難であっ
た、復旧プログラムの自動作成及び的確な自動復旧が本
システムにおいて実現されることが理解されるであろう
。 先ず、シーケンス制御プログラム101の制御対象とな
る車両組立ラインについて説明する。次に、シーケンス
制御プログラムの自動生成サブシステム106を説明す
ることにより、本実施例の故障診断に重要な概念である
動作ブロックと動作ステップについて言及する。そして
、その後に、本実施例の特徴部分である故障検出/故障
診断/復旧について説明する。 肚ココヱ2 先ず、生成されるべきシーケンス制御プログラムの制御
対象となる車両組立ラインの一例について、第2図及び
第3図を参照して述べる。 第2図及び第3図に示される車両組立ラインは、例示的
に、3つのステーションSTI、ST2、ST3からな
る。位置決めステーションST1は、車両のボディ11
を受台12上に受け、受台12の位置を制御して受台1
2上におけるボディ11との位置決めを行う。ドツキン
グステーションST2は、パレット13上における所定
の位置に載置されたエンジン14とフロントサスペンシ
ョンアッセンブリ(不図示)とリアサスペンションアッ
センブリ15とボディ11とを組み合わせる。締結ステ
ーションST3は、ボディ11に対して、これにSTに
て組み合わされたエンジン14とフロントサスペンショ
ン組立15とを、螺子を用いて締結固定留する。また、
位置決めステーションSTIとドツキングステー937
8丁2との間には、ボディ11を保持して搬送するオー
バーヘッド式の移載位置16が設けられている。 ドツキングステーションST2と締結ステーションST
3との間には、パレット13を搬送するパレット搬送位
置17が設けられている。 位置決めステーションSTIにおける受台12は、レー
ル18に沿って往復定行移動する。位置決めステーショ
ンSTIには、受台12をレール18に直交する方向(
車幅方向)に移動させることにより、受台12上に載置
されたボディ11を、その前部の車幅方向についての位
置決めを行う位置決め手段(BF)Mびにその後部の車
幅方向の位置決めを行う位置決め手段(BR)と、受台
12をレール18に沿う方向(前後方向)に移動させる
ことにより、その前後方向における位置決めを行う位置
決め手段(T’L)とが設けられている。さらに、ST
Iには、ボディ11における前方左右部及び後方左右部
に係合することにより、ボディ11の、受台12に対す
る位置決めを行う昇降基準ビン(FL、FR,RL、R
R)が設けられている。そして、これらの位置決め手段
及び昇降基準ビンによって、位置決めステーションST
Iにおける位置決め装置19が構成されている。即ち、
これらの位置決め手段及び昇降基準ビンが、シーケンス
制御プログラムの位置決め装置11f19についての制
御対象となる。 移載装置16は、位置決めステーションSTIとドツキ
ングステーションST2との上方において両者間に掛は
渡されて配されたガイドレール20と、ガイドレール2
0に沿って移動するギヤリア21とから成る。キャリア
21には、昇降ハンガーフレーム21Bが取り付けられ
ていて、ボディ11は昇降ハンガーフレーム22により
支持される。昇降ハンガーフレーム22には、第4図に
示されるように、左前方支持アーム22FL、右前方支
持アーム22FRが夫々一対の前方アームクランプ部2
2Aを介して取付けられている共に、左後方支持アーム
22RL、右後方支持アーム22RR(不図示)が夫々
一対の前方アームクランプ部22Bを介して取付けられ
ている。左前方支持アーム22FL、右前方支持アーム
22FRの夫々は、前方アームアームクランプ部22A
を回動中心として回動し、前方アームクランプ22Aに
よるクランプが解除された状態においては、ガイドレー
ル20に沿って伸びる位置を取り、また、前方アームク
ランプ部22Aによるクランプがなされるときには、第
4図に示される如く、ガイドレール20に直交する方向
に伸びる位置をとる。同様に、左後方支持アーム22R
L。 右後方支持アーム22RRの夫々も、後方アームクラン
プ部22Bを回動中心として回動し、後方アームクラン
プ部22Aによるクランプが解除された状態においては
、ガイド20に沿って伸びる位置をとり、また、後方ア
ームクランプ部22Bによるクランプがなされるときに
は、ガイドレール20に直交する方向に伸びる位置をと
る。 移載装置16にボディ11が移載されるにあたっては、
移載装置16が、第2図において一点鎖線により示され
るように、レール18の前端部上方の位置(原位置)に
、左前方支持アーム22FL、右前方支持アーム22F
Hの夫々が前方アームクランプ部22Aによるクランプ
が解除されてガイドレール20に沿って伸びる。また、
左後方支持アーム22RL、右後方支持アーム22RR
の夫々が後方アームクランプ部22Bによるクランプが
解除されてガイドレール20に沿って伸びて、その後、
昇降ハンガーフレーム21Bが下降せしめられる。かか
る状態で、ボディ11が載置された受台12が、レール
18に沿ってその前端部にまで移動せしめられ、降下さ
れていた移載装置16の昇降ハンガーフレーム21Bに
対応する位置を取るようにされる。そして、左前方支持
アーム22FL、右前方支持アーム22FHの夫々が、
回動されてボディ11の前部の下方においてガイドレー
ル20に直交する方向に伸びる位置をとって、前方アー
ムクランプ部22Aによるクランプがなされた状態とな
る。また、左後方支持アーム22RL、右後方支持アー
ム22RRの夫々が、回動されてボディ11の後部の下
方においてガイドレール20に直交する方向に伸びる位
置をとって、後方アームクランプ部22Bによるクラン
プがなされた状態となる。その後、昇降ハンガーフレー
ム21Bが上昇させられて、第4図に示されるように、
ボディ11が、移載装置16の昇降ハンガーフレーム2
1Bに取付けられた左前方支持アーム22FL、右前方
支持アーム22FRと左後方支持アーム22RL、右後
方支持アーム22RRとにより支持される。 また、パレット搬送装置17は、夫々パレット13の下
面を受ける多数の支持ローラ23が設けられた一対のガ
イド部24L及び24Rと、このガイド部24L及び2
4Hに夫々並行に延設された一対の搬送レール25L及
び25Rと、各々がパレット13を係止するパレット係
止部26を有し、夫々搬送レール25L及び25Rに沿
って移動するものとされたパレット搬送台27L及び2
7Rと、これらのパレット搬送台27L及び27Rを駆
動するりニアモータ機構(図示は省略されている)とを
備える。 ドツキングステーションST2には、フロントサスペン
ションアセンブリ及びリアサスペンションアッセンブリ
15の夫々の組み付は時において、フロントサスペンシ
ョンアッセンブリのストラット及びリアサスペンション
アッセンブリ15のストラット15Aを夫々支持して組
付姿勢をとらせる一対の左右前方クランプアーム30L
及び30Rと、及び、一対の左右後方クランプアーム3
1L及び31Rとが設けられている。この左右前方クラ
ンプアーム30L及び30Rは、夫々、搬送レール25
L及び25Hに直交する方向に進退勤可能に、取付板部
32L及び32Rに取り付けられるとともに、左右後方
クランプアーム31L及び31Rは、夫々、取付板部3
3L及び33Rに、搬送レール25L及び25Hに直交
する方向に進退勤可能に取り付けられている。左右前方
クランプアーム30L及び30Rの相互対向先端部と、
左右後方クランプアーム31L及び31Rの相互対向先
端部とは、夫々、フロントサスペンションアッセンブリ
のストラットもしくはリアサスペンションアッセンブリ
15のストラット15Aに係合する係合部を有する。そ
して、前記取付板部32Lは、アームスライド34Lに
より固定基台35Lに対して、搬送レール25L及び2
5Rに沿う方向に移動可能とされる。取付板部32Rは
アームスライド34Rにより固定基台35Rに対して、
搬送レール25L及び25Rに沿う方向に移動可能とさ
れる。取付板部33Lは、アームスライド36Lにより
固定基台37Lに対して、搬送レール25L及び25R
に沿う方向に移動可能とされる。さらに、取付板部33
Rは、アームスライド36Rにより固定基台37Rに対
して、搬送レール25L及び25Hに沿う方向に移動可
能とされている。従って、左右前方クランプアーム30
L及び30Rは、それらの先端部がフロントサスペンシ
ョンアッセンブリのストラットに係合した状態のもとで
、前後左右に移動可能となる。また、左右後方クランプ
アーム31L及び31Rは、それらの先端部がリアサス
ペンションアッセンブリ15のストラット15Aに係合
した状態のもとで、前後だ右に移動可能となる。また、
これらの左右前方クランプアーム30L及び30R,ア
ームスライド34L及び34R1左右後方クランプアー
ム31L及び31R1及びアームスライド36L及び3
6Rが、ドツキング装置40を構成している。 さらに、ドツキングステーションST2には、搬送レー
ル25L及び25Rに夫々平行に伸びるように設置され
た一対のスライドレール41L及び41Rと、このスラ
イドレール41L及び41Rに沿ってスライドするもの
とされた可動部材42、可動部材42を駆動するモータ
43等から成るスライド装置45とが設けられている。 このスライド装置45における可動部材42には、パレ
ット13上に設けられた可動エンジン支持部材(図示は
省略されている)に係合する係合手段46と、パレット
13を所定の位置に位置決めするための2個の昇降パレ
ット基準ビン47とが設けられている。スライド装置4
5においては、移載装置16に8ける昇降ハンガーフレ
ーム22により支持されたボディ11に、パレット13
上に配されたエンジン14.フロントサスペンションア
ッセンブリ及びリアサスペンションアッセンブリ15と
を組み合わせる際に、その係合手段46が昇降パレット
基準ビン47により位置決めされたパレット13上の可
動エンジン支持部材に係合した状態で前後動せしめられ
、それにより、ボディ11に対してエンジン14を前後
動させて、ボディ11とエンジン14との干渉を回避す
るようになっている。 締結ステーションST3には、ボディ11に、これに組
み合わされたエンジン14及びフロントサスペンション
アッセンブリを締結するための螺子締め作業を行うため
のロボット48Aと、ボディ11に、これに組み合わさ
れたリアサスペンションアッセンブリ15を締結するた
めの螺子締め作業を行うためのロボット48Bとが配置
されている。さらに、締結ステーションST3において
は、パレット13を所定の位置に位置決めするための2
個の昇降パレット基準ビン47が設けられている。 第2図乃至第4図により説明した車両組立ラインにおい
て、位置決めステーションSTIにおける位置決め装置
19.移載装置16、そして、ドツキングステーション
ST2におけるドツキング装置40及びスライド装置4
5.パレット搬送装置17、そして、締結ステーション
ST3におけるロボット48A及び48Bは、それらに
接続されたシーケンス制御部により、本実施例のプログ
ラム生成装置によって生成されたシーケンス制御プログ
ラムに基づいてシーケンス制御が行われる。即ち、これ
らの上記位置決め装置19.移載装置16等は、シーケ
ンス制御対象の“設備”と第2図の生産ラインにおける
組立動作は、即ち、上記のシーケンス制御対象の“設備
”の全てが行う動作は複数の”動作ブロック”に分解す
ることができる。ここで“動作ブロック”とは、■:複
数の単位動作の集合である と定義することができる。動作ブロックの最も重要な性
質は、 ■:ある動作ブロックの開始がら終了に至るまでの中間
過程で、他の動作ブロックから独立して干渉を受けるこ
となく、動作を完結することができるということである
に の■、■の性質のために、動作ブロックを1つのブロッ
ク(かたまり)として表記することが可能となる。換言
すれば、動作ブロックは、動作ブロックのレベルにおい
てのみ、他の動作フロックと関係する。動作ブロックが
動作を開始できるためには、他の動作ブロックにおける
動作の終了が必要となる。この他の動作ブロックは、1
つの場合もあれば、複数の場合もあろう。即ち、1つの
動作ブロックの動作終了がそれに連結する別の動作ブロ
ック(1つまたは複数の動作ブロック)の起動条件にな
ったり、複数の動作ブロックの動作終了が起動条件にな
ったりするということである。 また、上記性質によれば、1つの動作ブロックにおける
動作の中間段階で、他の動作ブロックに対して起動をか
けるということはない。また、1つの動作ブロックの中
間段階で、他の動作ブロックからの起動を待つというこ
ともない。 上記■、■の動作ブロックの定義から、次の付随的な動
作ブロックの性質■を導くことができる。 ■:動作ブロックは、上記■、■の性質を満足する単位
動作の集合のなかで、最大のものであることが望まし°
い。 この■の性質は絶対的に必要なものではない。 しかし、■を満足すると、生産ラインを記述する動作ブ
ロックの数が減り、工程全体の記述が単純化され、大変
見易いものとなる。 第2図、第3図に示した生産ラインを、■乃至■の条件
を満足する動作ブロックにより記述すると、以下の如(
に、AO〜A4と、BO〜Bllの17個の動作ブロッ
クが得られる。 上記17個の動作ブロックのうち、BO〜B11の12
個の動作ブロックについて夫々説明する。 ブロックBO:受台12とその上のボディ11の、位置
決め装置19による位置決めを行う動作ブロック。この
動作ブロックを受台位置決めブロックと呼ぶ。 ブロックB1:移載位置16による、ボディ11の移載
のための準備を行う動作ブロック。この動作ブロックを
移載装置準備ブロックと呼ぶ。 ブロックB2:ドツキング装置40が、左右前方クラン
プアーム30L、30Rでもってフロントサスペンショ
ンアッセンブリのストラットをクランプし、また、左右
後方クランプアーム31L。 31Rでもってリアサスペンションアッセンブリ15の
ストラット15Aをクランプするための準備を行う動作
ブロック。この動作ブロックをストラットクランプ準備
ブロックと呼ぶ。 ブロックB3:位置決め装置19による位置決めがなさ
れた受台12上のボディ11が、移載装置16における
昇降ハンガーフレーム22へと[Iiされ、搬送される
状態とされる動作ブロック。この動作ブロックを移載装
置受取りブロックと呼ぶ。 ブロックB4ニスライド装置45による、その可動部材
42に設けられた係合手段46をパレット13上の可動
エンジン支持部材に係合させるための準備を行う動作ブ
ロック。この動作ブロックをスライド装置準備ブロック
と呼ぶ。 ブロックB5:位置決め装置19により、受台12を原
位置に戻す動作ブロック。この動作ブロックを受台原位
置戻しブロックと呼ぶ。 ブロックB6:移載装置16の昇降ハンガーフレーム2
2により支持されたボディ11に対して、パレット13
上に配されたエンジン14と、パレット13上に配され
左右前方クランプアーム30L、30Rによりクランプ
されたフロントサスペンションアッセンブリのストラッ
トと、左右後方クランプアーム31L、31Rによりク
ランプされたリアサスペンションアッセンブリ15のス
トラット15Aとを組み合わせる動作ブロック。この動
作ブロックをエンジン/サスペンション・ドツキングブ
ロックと呼ぶ。 ブロックB7:移載装置16が原位置に戻る動作ブロッ
ク。この動作ブロックを移載装置原位置戻りブロックと
呼ぶ。 ブロックB8:ドッキング装置40による、左右前方ク
ランプアーム30L、30Rと、左右後方クランプアー
ム31L、31Rとの夫々を原位置に戻す動作ブロック
。この動作プロッタをクランプアーム原位置戻しブロッ
クと呼ぶ。 ブロックB9:パレット搬送装置17がリニアモータを
動作させて、エンジン14.フロントサスペンションア
ッセンブリ、リアサスペンションアッセンブリ15が組
み合わされたボディ11が載置されたパレット13を締
結ステーションST3へ搬送する動作ブロック。この動
作ブロックをリニアモータ推進ブロックと呼ぶ。 ブロックB10:ロボット48Aによる、ボデイ11に
組み合わされたエンジン14とフロントサスペンション
アッセンブリとをボディ11に締結するための螺子諦め
作業を行う動作ブロック。この動作ブロックを螺子諦め
第1動作ブロックと呼ぶ。 ブロックBll:ロボット48Bによる、ボディ11に
組み合わされたリアサスペンションアッセンブリ15を
ボディ11に締結するための螺子締め作業を行う動作ブ
ロック。この動作ブロックを螺子締め第2ブロツクと呼
ぶ。 第5図は、第2図〜第4図に示された生産ラインにおけ
る、AO−A4とBO〜Bllの17個の動作ブロック
間の関連を示したものである。この第5図は、第2図〜
第4図に示された生産ラインのシーケンス制御プログラ
ムを作成しようとするプログラマが、この生産ラインに
おける動作を分析した上で作成したものである。 第5図において、移載装置16のブロックB3は、位置
決め装置19の動作ブロックBOと移載装置16の動作
ブロックB1とから2つのラインが引かれている。この
線は、ブロックB3が、位置決め装置19にて、受台1
2とその上のボディ11の位置決め動作(動作ブロック
BO)が終了し、移載位置16にて、ボディ11の移載
準備(動作ブロックBl)が終了してから起動されると
いうことである。換言すれば、動作ブロックBOとB1
とは並列動作を行なう。 上述の動作ブロックBO〜Bllの夫々は、夫々が出力
動作を伴う複数の動作ステップに区分される。ここで、
動作ステップとは、出力動作を伴なうことを要件とする
。但し、動作ステップは動作ブロックの構成要素である
から、1つの動作ブロック内の動作ステップは、他の動
作ブロックの動作ステップに対して出力動作を行なうこ
とはない。 例えば、受台位置決め動作ブロックBOについては、以
下の如(にBOSO〜BOS9の10個の動作ステップ
に区分される。 BOSO: 動作ブロックBOが起動されるための各種条件を確認す
る動作ステップ(条件確認動作ステップと呼ぶ)。 BOSI: 位置決め手段BFにより受台12が移動されて、ボディ
11の前部の車両方向における位置決めが行われる動作
ステップ(BF位置決め動作ステップ)。 BOS2 : 位置決め手段BRにより受台12が移動されて、ボディ
11の後部の車幅方向における位置決めが行われる動作
ステップ(BR位置決め動作ステップ)。 BO33: 位置決め手段TLにより受台12が移動されて、ボディ
11のレール18に沿う方向(前後方向)における位置
決めが行われる動作ステップ(TL位置決め動作ステッ
プ)。 BO34: 昇降基準ビンFLがボディ11の前方左側部に係合する
動作ステップ(FL係合動作ステップ)。 BO35: 昇降基準ビンFRがボディ11の前方右側部に係合する
動作ステップ(FR係合動作ステップ)。 BO36: 昇降基準ビンRLがボディ11の後方左側部に係合する
動作ステップ(RL係合動作ステップ)。 BO37: 昇降基準ビンRRがボディ11の後方右側部に係合する
動作ステップ(RR係合動作ステップ)。 BO38: 位置決め手段BFがボディ11の前部の車幅方向におけ
る位置決めをした後に、原位置に戻る動作ステップ(B
F原位置戻り動作ステップ)。 BO39: 位置決め手段BRがボディ11の後部の車幅方向におけ
る位置決めをした後に、原位置に戻る動作ステップ(B
R原位置戻り動作ステップ)。 第2図の生産ラインの動作ステップの一例を第8図に示
す。 第9A図は、第2図の生産ラインの例えば昇降基準ビン
等を駆動する動作回路素子を表わす。このような素子に
おける入力は、この素子の機械要素としてのソレノイド
を駆動するための入力信号Yoであり、このYoはシー
ケンスラダープログラム要素からの出力である。また、
この素子からの出力として、素子の作動状態を確認する
ために、駆動された事を確認するためのリミットスイッ
チからの出力(出力確認L/S )と、原位置に戻され
たことを確認するためのリミットスイッチからの出力(
戻り確認L/S)がある。 第9B図は、第9A図の素子の出力駆動動作の論理を説
明する図である。ソレノイドがオンするためには、イン
ターロック条件ILCが満足されることである。インタ
ーロック条件ILCは、−般に、その動作ステップに特
有の種々の起動条件を含む。 第9C図は全体シーケンスを自動生成する際に用いる定
型的な動作回路の一例を示す。第9c図において、条件
MAは自動モード(生産ラインがシーケンス制御プログ
ラムに従って動作するモードである)でこの動作回路が
動作しているときは閉じられる。条件M、は手動モード
でこの動作回路が動作しているときに閉じられる。M富
は通常閉じられている。従って、通常の自動モードでは
、インターロック条件ILCoとX、が満足されれば、
出力Y0が出力される。一方、I LC。 は手動モードにおける動作条件の論理を記述する。手動
モードでは、接点M5が開(ので、条件Xk、ILC,
が同時にSヱするか、条件Xk。 X、が同時に満足すれば、Yoは出力される。−般に、
Xlは、手動動作のインターロック条件工LC,を殺す
ための論理である。 以上のことから明らかなように、接点条件MA、Ms、
X、等はいかなる生産ラインにも共通なものであるので
、システムがプログラマの手を傾わすことな(定型的に
設定できるものである。 第12図は、第1図で説明した実施例システムを、ハー
ドウェア構成の観点から改めて書き直した一例のもので
ある。シーケンス制御/故障診断/復旧のための本シス
テムは、第12図に示すように、シーケンス制御対象設
備50(第1図の設備100に対応)に接続されて、そ
れに対するシーケンス動作制御を行うシーケンス制御部
51 (第1図のシーケンサ101に対応)と、自動生
成部90(第1図のサブシステム106に対応)と、故
障診断部52(第1図のサブシステム103.104,
105に対応)と、CR’T、 (陰極線管)操作盤部
53とから成る。 シーケンス制御部51ば、シーケンス動作制御ラダープ
ログラム(第11図)が格納されるプログラムメモリ5
5、及び、送受信インターフェース54を備えるコンピ
ュータを内蔵する。故障診断部52は、パスライン61
を通じて接続された中央処理ユニット(CPU)62.
メモリ63゜入出力インターフェース(I10インター
フェース)64及び送受信インターフェース65を有し
ており、さらに、I10インターフェース64に接続さ
れたキーボード66、デイスプレィ用のCRT67及び
プリンタ68が備えられている。また、CRT操作盤部
53は、パスライン71を通じて接続されたCPU72
.メモリ73.送受信インターフェース74及び75、
及び、I10インターフェース76を有しており、さら
に、I10インターフェース76に接続された補助メモ
リとしてのハードディスク装置77、デイスプレィ用の
CRT78及びデータ及び制御コード入力用のキーボー
ド79、及び、送受信インターフェース74に接続され
たタッチパネル80が備えられている。タッチパネル8
0はCRT78のフェースプレート部外面に取り付けら
れている。 また、自動生成部90は、シーケンス制御用のラダープ
ログラム(第11図)ならびに復旧用のラダープログラ
ムを自動生成する部分である。尚、シーケンス制御用の
ラダープログラムを自動生成するサブシステムについて
は、本出願人から、特願平1−253991  (fシ
ーケンス制御プログラムの自動作成装置」が出願されて
いる。 シーケンス制御部51が内蔵するコンピュータに備えら
れた送受信インターフェース54と故障診断部52に設
けられた送受信インターフェース65及びCRT操作盤
部53に設けられた送受信インターフェース75の夫々
とが相互接続され、さらに、故障診断部52に設けられ
た送受信インターフェース65とCRT操作盤部53に
設けられた送受信インターフェース75と、自動生成部
90のインターフェース96とが相互接続されている。 また、故障診断部52は、シーケンス制御部51から送
受信インターフェース54及び65を通じて、シーケン
ス制御部51におけるシーケンス動作制御ラダープログ
ラム及びシュミレーションプログラムの作動状態をあら
れすプログラム処理データを受は取り、それをCPU6
2により処理して、プログラム処理データに基づく表示
信号及び出力信号を得、I10インターフェース64を
通じて1表示信号をCRT67に、また、圧力信号をプ
リンタ68に夫々供給する。 続いて、上述の如くの車両組立ラインの各設備の動作に
対してシーケンス制御を行なうためのシーケンス制御プ
ログラムを自動作成するための手順を概略的に説明する
。 かかる制御プログラムの自動生成に必要なデータは、定
型の「ステップラダーパターン」と「入出カマツブ」と
前述の「動作ブロックマツプ」。 「動作ステップマツプ」である。定型ステップラダーパ
ターンとは、生産ラインの制御プログラムに必要な全て
の動作を表記する動作回路のシンボルを記憶するデータ
ベースである。このような定型パターンの例は前述の第
9C図のようなものである。 入出カマツブとは、一般的に生産ラインに使われる可能
性のある多くの動作回路についての、その各々の入力出
力関係を記述したデータベースである。この入出カマツ
ブデータベースの一例を第7図に示す。上記の定型ステ
ップラダーパターンデータベースと入出カマツブデータ
ベースは、生産ラインに共通なデータであり、ある特定
の生産ラインに固有なデータではない。 固有なデータは動作ブロックマツプデータと動作ステッ
プマツプデータの2つである。動作ブロックマツプとは
、前述の動作ブロックの個々を記述し、且つ、これらの
動作ブロック間の連係関係を記述するデータである。第
2図の生産ラインについて固有な動作ブロックマツプデ
ータの例を第6図に示す。動作ステップマツプとは、あ
る特定の生産ラインに固有な動作ブロックの各々に含ま
れる動作ステップを記述する固有なデータである。第2
図の生産ラインについて固有な動作ステップマツプの一
例を第8図に示す。 かかる2つの定型データベースと2つの固有なデータと
に基づいてシーケンス制御プログラムが生成される。 先ず、定型のステップラダーパターンデータベースにつ
いて第10図に従って説明する。第10A図は、動作ブ
ロックの開始と停止を定型的に記述するパターンである
。第10B図は、第9C図に関連して説明したパターン
と同じである。第10C図は、第10B図のパターンに
更に1つの接点条件を付加したものである。 次に、入出カマツブについて説明する。この入出カマツ
ブは、予め生産ラインに使用される全ての設備について
、その入出力の態様をテーブルとして記述したものであ
る。第7図の入出カマツブは、第2図の位置決め装置1
9についてのものである。この入出カマツブにおいて、
“コメント”は、入出力動作の内容をあられす。また“
歯、”は自動作成される。また、”コメント”、“動作
”及び“原位置”についてのデータはキーボード67が
操作されることにより入力される。“出力コイルデイバ
イス”、“確認入力接点デイバイス”及び“手動入力接
点デイバイス”は自動設定される。 例えば、A 02のBF(位置決め)という動作回路は
、動作タイプが“出力−であり、出力コイルの端子はY
lである。出力されたときの確認入力接点名は”X、”
である。また、手動入力の接点名は“Xl”である。 次に、動作ブロックマツプについて説明する。 このマツプのデータは、対象の生産ラインの動作を分析
し、前述の定義に従った動作ブロックにより、その生産
ラインの工程を表現することにより得られる。第5図の
動作ブロックのマツプは、第2図の生産ラインについて
分析した結果、第5図に示したような動作ブロックチャ
ートが得られた場合に、そのチャートを表現するテーブ
ルである。換言すれば、この第6図のテーブル(マツプ
)は第5図のチャートと略等価である。 第6図において、“5C−REG”は、16ビツトのレ
ジスタをあられし、動作ブロックBO〜Bllの夫々に
1個づつ設けられたものである。 このレジスタは、対応する動作ブロック内で、現在、ど
の動作ステップが実行されているのかを表わす。例えば
、動作ブロックB。で現在B。S。 (第8図参照)の動作ステップが実行されているのであ
れば、動作ブロックB0の5CREGには’BoSo”
が格納される。 動作ブロックマツプの“FROM”は、当該動作ブロッ
クの動作が開始される条件となる直前の動作ブロックを
あられす。例えば、動作ブロックB3は動作ブロックB
。、B1の終了が起1条件となる。また、”TO”は当
該動作ブロックの動作完了によって動作を開始せしめら
れるところの、当該動作ブロックの直後につながる動作
ブロックをあられす。例えば、動作ブロックB、の終了
は、動作ブロックB、、B、の起動を意味する。“クリ
ア条件”は、当該動作ブロックに関わる設備が原状に戻
る動作ブロックをあられす。さらに、“設備”は、当該
動作ブロックに関わるシーケンス制御対象設備をあられ
す。 “No”及び“5C−REG”の内容は自動作成される
。一方、“ブロック名称”、“FROM”、“To”、
“クリア条件”及び“設備”の内容は、プログラマがキ
ーボード67を操作して入力する。 次に、第8図の動作ステップマツプについて説明する。 前述したように、動作ステップは、各動作ブロック内の
具体的な動作の内容を記述する。 換言すれば、入出カマツブ(第7図)は、動作のシーケ
ンスを表わしてはいない。しかし、動作ステップマツプ
の個々の設備の動作シーケンスをも表現する。第8図は
、動作ブロックB0の動作ステップマツプの例を示した
ものである。第8図において、“No”はシステムが自
動的に付与する。即ち、動作ステップ順序を表わす“N
o”は例えば動作ブロックB0については“B oo。 ”から始まって、“B、So”〜“Ba5−”まで、プ
ログラマが“コメント”をキーボード67から入力する
毎にシステムが生成する。尚、“Bo。。”は当該動作
ブロックの準備を意味する動作ステップであり、ラダー
プログラムにおいて各動作ブロックの先頭に置かれる。 また、”B99.”は当該動作ブロックの完了を意味す
る動作ステップであり、ラダープログラムにおいて各動
作ブロックの最後尾に置かれる。 動作ステップマツプの生成で最低限必要なものは、ステ
ップのシーケンス順に入力する“コメント”の情報であ
る。例えば、ステップ番号“BoSo”において、プロ
グラマが“条件確認”を入力すれば、入出カマツブの先
頭にある“ワーク有”のコメント名を有する番号“Ao
+”のデータを読出す。入出カマツブの“Ao、”のデ
ータは確認入力接点が“Xo”、手動入力接点が“XA
”であるので、これらのデータを第8図の対応位置に書
込む。ステップ“Bl、So”の出力コイルの“Yo”
は、動作ブロックの先頭動作ステップに与えられる出力
芯である。続いて、プログラマが動作ステップ“B、S
、”においてコメント“BF(位置決め)”と入力し、
動作タイプを“出力”と入力すれば、このタイトルから
入出カマツブを索引して、番号“Aoz”のデータを得
る。番号“A (12”のデータは、“出力コイル”が
“Yl”、“確認入力接点”が“Xl”、“手動入力接
点”が“Xll”であるので、第8図の動作ステップB
oS、”に対応するデータを書込む。 このように、動作ステップマツプ(第8図)は、プログ
ラマが入力した“コメント”と“動作タイプ”とに基づ
いて、対応するデータを入出カマツブ(第7図)内に検
索し、作成していく。また、このような動作ステップマ
ツプを各動作ブロックについて作成する。 尚、第8図の動作ステップマツプにおいて、−番右側の
データては、各動作ステップの作動予測時間である。こ
のデータτは、前述のVステップタイムオーバ1とrス
テップハングアップ」故障の検出判断を行なうのに重要
なデータである。 第11図はこのようにして生成されたブロックB0につ
いてのシーケンスラダープログラムである。第11図の
ラダープログラムと第8図の動作ステップマツプとを対
比すると、ラダープログラムの構成がよく理解できる。 例えば、動作ステップB0S0においては、接点MAが
閉じている自動動作モードにおいては、接点デバイスx
0は閉じているので出力Y1が出力される。Ylが出力
されると、BoS、においてその確認入力接点x0は閉
じるのでYlが出力される。 以上が本実施例システムにおけるシーケンス制御ラダー
プログラムの自動生成に関する説明であり、この説明に
より、動作ブロックマツプ(第6図)により、各動作ブ
ロック間の相互動作が理解されたであろう。また、動作
ステップマツプ及び入出カマツブ(第7図)により、制
御プログラムの自動生成がいかに効率良く行なわれるの
かが理解できたであろう。 以下余白 シーケンス   1    珍 以上、本実施例システムにおけるラダープログラムの自
動生成について説明した。またその過程で、動作ブロッ
クマツプ及び動作ステップステップがどういうものかが
理解できた。 第13図は、第1図の故障検出/故障診断サブシステム
104,105における制御プログラム間の関係、並び
に、それらとステップラダープログラム200(第1図
の101)との関係を説明するものである。同図を用い
て、本システムのシーケンス制御及び監視及び故障診断
について説明する。上述のプログラムの自動生成はシー
ケンス制御及び故障診断とは別個独立に動作するプログ
ラムであるのに対し、後に明らかになるように、シーケ
ンス制御プログラム及び故障検出/診断プログラムは、
互いに密接に関わりながら動作する。 第13図において、ステップラダープログラム200と
は、第11図に示されたラダープログラムであり、第1
1図に関連して説明したように、個々の動作ステップに
おける個々のアクチュエータの具体的な動作を記述する
ものである。また、マツプ制御プログラム201は、動
作ブロックマツプ(第6図)及び動作ステップマツプ(
第7図)を参照しながらラダープログラム200が実行
する設備の動作をモニタする。このマツプ制御プログラ
ム201の詳細は第16A図に示される。また、動作監
視プログラム202は、マツプ制御プログラム201と
ラダープログラム200間とのやり取りを監視しながら
、故障の発生を検知するものであり、その詳細は第16
B図に示される。さらに、故障診断プログラム203は
、監視プログラム202の通知により故障が発生したこ
とを知られされると、故障診断を行なうものである。こ
の故障の発生したアクチュエータ(即ち、動作ステップ
)は、監視プログラム202とマツプ制御プログラム2
01とが記録している後述のステップカウンタの内容を
診断プログラム203が調べることにより知れる。アク
チュエータ内の具体的なデバイス若しくは接点は、診断
ブロダラム203が、入出カマツブ(第7図)のデータ
に基づいて検出することができる。 故障診断システムを理解するためには、動作ブロック毎
に設定された前述の5C−REG (CSと略記する)
等の理解が必要である。 第14図は、ある動作ブロックi (BL、)に設けら
れた上記CSレジスタと、タイムレジスタ(TS、i、
TS、、)と、ブロックタイムレジスタTB、を説明す
るものである。CSレジスタC8lは、ブロックiで最
後に実行終了した動作ステップの番号を格納する。また
、ステップタイムレジスタTS、、は、最後に実行され
た、あるいは現在実行中の動作ステップが開始された時
刻を格納する。TS、、は最後に実行が終了した動作ス
テップがその終了した時刻が格納される。また、ブロッ
クタイムレジスタTB、は、当該ブロックが起動可能に
なるまではゼロである。起動可能になると、TB、には
起動可能になった時刻が格納される。 第15図は、個々のブロックには、各々の上記レジスタ
が設定されている様子を示している。 ある動作ステップの実行が終了した時点では、T S 
11.= T S 、、−T S□   ・・・・・・
(1)が、その動作ステップを実行するのに要した時間
となる。前述したように、カウンタC8、は、ブロック
iが最後に実行終了した動作ステップの番号(実際には
、その動作ステップの次の動作ステップ番号を示す)を
記憶するから、このC8lの内容から、最後に終了した
動作ステップの実行に要した時開TS、、を計算するこ
とができる。本実施例の故障計重システムでは、このT
S、、と第8図の動作ステップマツプに記憶されている
個々の動作ステップの実行に要する標準時間τとを比較
することにより、 TS、□−τ〉δ。       ・・・・・・(2)
であれば、その動作ステップの実行に障害(前述のrス
テップタイムオーバJ)があったと判断する。ここでδ
。は定数である。 また、本故陣計重システムでは、定期的に実行が終了し
ていない動作ステップをスキャンし、現在までの経過時
間T、−TS、、が、 T P−T S m + >δ1      ・・・・
・・(3)であれば、当該動作ステップはループ若しく
はハングアップしていると判断する。ここで、TPは現
在の時刻であり、また、δ1は定数である。 δ、は、通常、その生産ラインの動作ステップの実行に
要する時間のなかで最大のものにある許容幅をもたせた
ものである。かかる故障が「ステップハングアップ1で
ある。 ブロックハングアップ 第15図、第19A図乃至第19E図を用いてrブロッ
クハングアップ」について説明する。 第15図若しくは第5図に示すように、互いに並行動作
を行なう複数のブロックが存在する。かかる複数のブロ
ックをグループと考えると、ある1つのグループ(第1
5図の例では、BLIが1つのグループを形成する)の
全ステップ動作が終了して、そのグループに続く他のグ
ループ(第15図の例では、BL2.BL3.BL4か
らなるGRI)が実行されるまでの時間経過を監視する
必要がある。前述のブロックタイムレジスタTB、は、
上記ブロックグループが起動されるまでの経過時間であ
る。各グループについて、測定動作時間を基準時間と比
較しつつモニタすることにより、各グループ毎の異常、
換言すれば、ブロックから別のブロック間に遷移する過
程で発生した故障を診断することができるようになって
いる。 このような故障が「ブロックハングアップ1である。本
実施例システムにおいては、ブロックハングアップが発
生した場合は、更に、その原因となった動作ステップを
特定することまでを行なう。 「ブロックハングアップjの原因となった動作ステップ
を特定する手法について、第19A図乃至第19E図を
用いて説明する。これらの第19A図乃至第19E図は
、第5図に示された生産ラインを、rブロックハングア
ップ1の説明を容易にするために、簡略化したものであ
る。第19A図においては、生産ラインは、簡単に4つ
の動作ブロックから構成される。これらの動作ブロック
に対する動作ブロックマツプは、簡略化して第19B図
のように示される。 第19B図では、ブロック1からブロック2が起動され
るまでに要する時間を「I□、ブロック1からブロック
3が起動されるまでに要する時間をU +m等と表わさ
れている。これらの遷移時間「は前もって設定可能だか
らである。例えば、ブロック4は、並行したブロック2
,3の終了により起動される。第15図に関連して説明
したように、ブロックタイムレジスタTB、は、当該ブ
ロックが起動可能になるまではゼロである。そして、起
動可能になると、その時刻が格納される。従って、レジ
スタTB、の値がゼロでなく、現在までの経過時間が上
記「よりも十分に大きいときは、ブロックハングアップ
が起こっているものと判断できる。従って、ブロック2
,3の終了から、時間r 24. r 14が経過して
もブロック4が起動されない場合は、ブロックハングア
ップとして故障認識される。 ブロック4が起動されないためにブロックハングアップ
が検出されたときは、その原因となった動作ステップは
ブロック2.3のいずれかにある筈である。第19C図
は動作ブロック2の動作ステップマツプを、第19D図
はブロック3の動作ステップマツプを示す。第19C図
によれば、ブロック2には4つの動作ステップが設定さ
れ、各々のステップにおける出力は、Y、、Y2.・・
・Y4であり、それらの出力アクチュエータの確認スイ
ッチをXllX21・・・X4である。また、第19D
図によれば、ブロック3には3つの動作ステップが設定
され、各々のステップにおける出力は、Y6.Y6.Y
、であり、それらの出力アクチュエータの確認スイッチ
をX5.X6 、X7である。上記確認スイッチX、乃
至X7の状態は、ブロック2,3を終了する時点では、
ブロック毎にユニークであり、且つ、事前に知り得るも
のである。第19E図の起動条件マツプは、第19A区
の例に示された4つの動作ブロックの夫々が起動される
ための条件、即ち、動作確認スイッチの状態論理を示す
ものである。図中、ブロック4について言えば、ブロッ
ク2では出力Yl乃至Y4がオンされて、確認スイッチ
X、乃至x4までがオンされている。また、ブロック3
では出力Y4乃至Y、がオンされて、確認スイッチX4
乃至X7までがオンされている。従って、ブロック4が
正常に起動されるときは、 X+ *X* *  ・・・ *X。 でなくてはならない。ブロック2.3はブロック1の終
了によって起動される。従って、ブロック2、ブロック
3の起動条件はブロック1の全動作ステップの確認スイ
ッチの状態の論理積となる。 尚、第19E図において、<N>は、確認スイッチが出
力Yが“出”状態にあることを確認する状態にあること
を意味し、(I>は、確認スイッチが出力Yが“戻り”
状態にあることを確認する状態にあることを意味する。 このように、各動作ブロックの起動条件に、そのブロッ
クの前段のブロックの全動作ステップの出力を確認する
デバイスの状態を論理積として組み合せたものをプログ
ラム化すれば、当該動作ブロックの起動は、前段の動作
ブロックの全動作ステップの正常な終了を確認しない限
り行なわれない。換言すれば、起動条件が満足されなけ
れば、前述のブロックハングアップが起こって、故障と
正しく検知されるのである。しかも、故障が検知された
ブロックが認識されれば、起動条件マツプと、実際の確
認スイッチの状態とを比較すれば、どのスイッチが異常
であるか、そして、入出カマツブ(第7図)と動作ステ
ップマツプ(第8図)とを参照することにより、どの動
作ステップのどの出力アクチュエータがおかしかったか
を速やかに知ることができる。 生産ラインにおけるシーケンス制御には、経験上、動作
ステップのアクチュエータが、「出」状態でもなく、「
戻J状態でもない状態で停止したり、あるいは、「出」
状態と「戻」状態の両方を示したりする場合がある。こ
の原因の1つは、重量の重いアクチュエータがバウンド
により「出」状態でもなく、「戻」状態でもない「中途
半端コな状態に陥ってしまうからである。そして、従来
では、このような状態は、見掛は上は、シーケンス制御
は正常に進んでいくから、その不良確認スイッチの状態
によって起動される(別の動作ブロックの)筈の動作ス
テップが何時までも起動されないという理由で故障と認
識されるに至るものの、しかしながら、その停止点は、
実際に障害が発生した動作ステップとはかけ離れた動作
ステップである可能性が高い。 しかしながら、本実施例のブロックハングアップ検知の
手法によれば、前述したように、各動作ブロックの起動
条件に、第19E図のような、前段ブロックの全確認デ
バイスのあるべき論理状態の論理積を設定しているので
、ある1つの動作ブロックの動作ステップで上述の中途
半端なスイッチ状態に陥って、その動作ステップで故障
と認識できなくても、その動作ブロックが終了して、次
に続く動作ブロックが起動される際に、ブロックハング
アップとして確認できる。即ち、故障のあった動作ステ
ップと故障認識が行なわれた動作ステップとが時間的に
も空間的に余り離れたものとはならず、故障診断が正確
になるばかりでなく、復旧もより速やかになるという効
果がある。 上述したような、ステップタイムオーバ、ステップハン
グアップ、ブロックハングアップ等により故障が検知さ
れると、故障ステップの特定により、動作ステップマツ
プ(第8図)から、障害のあるアクチュエータが特定さ
れる。第8図に示すように、1つの動作ステップは1つ
のアクチュエータに対応するからである。ここで、故障
アクチュエータから、このアクチュエータがどのような
状態で停止しているか、即ち、このアクチュエータの動
作を定義するLS(出と戻りの2つリミットスイッチL
S)がどのような状態になっているかを知る必要がある
。 第7図の入出カマツブ及び第8図の動作ステップマツプ
はこのLSの状態を知るのに使われる。 第8図の動作ステップマツプにおいては、アクチュエー
タ識別番号欄が設けられている。この識別番号は、それ
に対応するステップ(例えば、B。 S、)で使われるアクチュエータを識別する番号(例え
ば、AO1)である。この識別番号は入出カマツブの個
々のアイテムの番号である。第7図の入出カマツブは、
個々のアクチュエータの動作タイプや接点名を示すだけ
ではなく、出状態を示す接点と戻り状態を示す接点との
関係をも記述する。アクチュエータは往復動作を行なう
から、1つのアクチュエータには必ず、出状態と戻り状
態とがベアで存在する。第7図の入出カマツブにおいて
、「対応関係」は、そのベア関係を記述している。例え
ば、BFというアクチュエータ(このアクチュエータは
番号AO2で識別される)の対応関係の欄には”AO3
”と記されている。即ち、BFアクチュエータが出状態
にあるときを番号AO2により特定し、この出状態に対
応する戻り状態は、番号AO3にあるということを示し
ている。 従って、故障診断システムは、故障ブロック番号と故障
動作ステップ番号とを得たならば、動作ステップマツプ
から故障したアクチュエータの識別番号を知り、この番
号から、この故障アクチュエータには、どのようなLS
が設定されているかを知ることができる。そして、どの
LSが設けられているかを知ることができれば、そのL
Sの状態を読出して、例えば、表示すること等により、
操作者に故障状態を伝えることができる。 第7図の入出カマツブは、実際の動作シーケンスを記述
する動作ステップマツプ(第8図)や、ラダープログラ
ム(第11図)とは独立している。即ち、生産ラインが
変更されて、動作ステップマツプ(第8図)やラダープ
ログラム(第11図)が修正されても、入出カマツブを
修正する必要はない。即ち、生産ラインの変更毎に故障
診断プログラムを修正する労力から解放される。 尚、上記標準実行時間ては、例えば、正常作動時におけ
る所定回数のサイクルについての測定動作時間の′平均
値TSヮ1と標準偏差値Cとで規定される、例えば、 て:TS、、+3CI       ・・・・・・(4
)と定義することが好ましい。より好ましくはサイクル
毎にデータてが更新される方がよい。何故なら、アクチ
ュエータの動作特性は経年変化するからである。また、
ブロックハングアップの検出に用いる時間「(第6図の
動作ブロックマツプを参照)についても、経年変化を考
慮して、実際に要した時間に基づいて更新することが望
ましい。 1皿土I 次に、第16A図乃至第16C図に従って、本実施例シ
ステムにおける制御動作を説明する。 第16A図は、動作ブロックマツプ、動作ステップマツ
プに従って、当該生産ラインの各アクチュエータをラダ
ープログラム200の動作を監視するマツプ制御プログ
ラム201の制御手順である。このプログラムが起動さ
れるとステップS2で、初期化を行ない、起動可能な最
初のブロックグループを検出する。このグループには1
つのブロックを含む場合もあれば複数のブロックを含む
場合もある。 ステップS4では、新たに起動可能とされたブロックの
存在を調べる。このステップS4の目的は、主に、ある
1つの動作ブロックの全ステップ動作が終了して、この
動作ブロックに続く実行可能な動作ブロックが存在する
かを調べるものである。このようなブロックが存在すれ
ば(ステップS2から起動された場合は、実行可能な動
作ブロックは存在する筈である)、ステップS6では、
そのブロック番号を検出する。かかるブロック番号をi
とし、この番号は、当然、複数の番号を含み得るもので
ある。グループで実行可能な場合があるからである。 ステップS8では、そのような動作ブロックの動作ステ
ップマツプを読み込み、ステップSIOでその動作ブロ
ックを実行中とマークする。ステップS12では、実行
可能な動作ステップがあるかを調べる。動作ステップが
実行可能となるのは、CSレジスタに示されている動作
ステップの動作が終了しているときであり、監視プログ
ラム202のステップ554(第16B図)で行なわれ
る。実行可能な動作ステップが当該動作ブロックにあれ
ば、ステップS32で、当該動作ブロックiのタイマレ
ジスタTS、、に現在時刻を開始時刻として書込む。ス
テップS32の動作を実行可能な動作ステップがある限
り行なう。実際には、グループ内に複数の動作ブロック
が存在すれば、その動作ブロックの各々で1つの動作ス
テップが実行されることになろう。 実行可能な動作ステップが全て起動されると、いずれか
の動作ステップの動作が終了するまでは、ステップS1
2の判断はNoとなって、ステップS14に進み、いず
れかの動作ステップの実行終了を待つ。 いずれかの動作ステップの実行が終了したと終了信号が
ラダープログラム側からシーケンス制御プログラムに伝
えられたら、ステップS14がらステップS16に進む
。ここで、終了した動作ブロック番号iと動作ステップ
番号(第13図参照)を読む。このiにより終了した動
作ステップを含む動作ブロックが特定できる。ステップ
S18では、終了時刻を当該動作ブロックiのタイマレ
ジスタTS、に書込み、ステップS20では、次に実行
すべき動作ステップを示すためにCSレジスタを1つイ
ンクリメントする。 このような動作を行なっていけば、アクチュエータ動作
を終了した動作ステップから順に、対応するブロックの
CSレジスタが更新されると共にTS、、も更新されて
いく。 一方、監視プログラム202は、第16B図のステップ
S40において、ラダープログラム200からのステッ
プ終了信号を監視している。いずれかのラダー要素でア
クチュエータ動作終了があったときは、ステップS42
に進み、ラダープログラム側から知らされた当該ブロッ
ク番号i、ステップ番号を読取る。そして、ステップS
44で、このブロック番号iがらそのブロックのタイマ
値TSs、とTS、、並びに、動作ステップマツプから
当該動作ステップの実行予測時間τを読取り、(1)式
に従って経過時間TS□を演算する。そしてステップS
46で、実行に要した時間TS、、が異常に長かったか
を判断する。 ステップS46の判断がOKであれば、ステップS52
に進んで、当該動作ブロックのタイマレジスタの内容を
クリアし、ステップS54では、現在レジスタC8lに
示されている動作ステップを実行可能とマークする。こ
のC8Iで示される動作ステップは、ステップS20で
更新したように、終了した次の動作ステップである。 ある動作ブロックの動作ステップが実行可能とマークさ
れると、シーケンス制御プログラムの第16A図のステ
ップS12でYESと判断されて次の動作ステップの実
行が行なわれていく。 このように次々と動作ステップが実行されると、ある動
作ブロックについて、ステップS22において、CSレ
ジスタの内容が最終ステップ番号を超えるとき、即ち、
その動作ブロックの全処理を終了したとなるときがくる
。このときはステップS24で、当該ブロックを終了と
マークし、ステップ326では、現在のブロックの次に
起動されるべきブロックのためのタイマTB、、に現在
時刻を書込む。ここで、TB、、は、ブロックiが終了
して、このブロックiの次に起動されるべきブロックj
が存在することを明示するためのタイマであり、第19
B図のr 12等に対応する。尚、タイムレジスタTB
は次に起動されるべき動作ブロックの最初の動作ステッ
プが起動されれば、ステップS30でクリアされる。 ステップS26からステップSS4に戻り、新たに実行
可能な動作ブロックを探す。例えば、第5図の例で、B
Oの処理が終了してステップS4に戻ったときに、まだ
B1の処理が終了していなければ、B3は実行可能とマ
ークされない。 次に、第16B図のステップ346に戻って、ステップ
タイムオーバ故障の発見の手順について説明する。 ステップS46で、 TS、、−で〉δ。 と判断されたときは、当該動作ステップの実行にかかっ
た時間が異常に長かったのであるから、ステップS48
で、その動作ステップの属する動作ブロックを故障とマ
ークし、ステップS49で、予想時間ての更新を行なう
。この更新処理は第16D図にその詳細が示されており
、動作ステップの処理に実際に要した時間TX、と予想
時間τとの差が小さくて、即ち、 T8.−τ □〈ε ((1) て であって、要した時間T81がてよりも若干長かった場
合には、それは設備の経年変化によるものと判断して、
ステップ5102において、過去のTXI と今回のT
XI とから、次回のためのτを計算して更新する。こ
のような更新により経年変化をも考慮した正確な故障検
知が可能となる。 第16B図の制御手順において、ステップS50で診断
プログラムで第16C図)を起動してから、ステップS
40に戻る。ステップS40に戻るのは、他の動作ブロ
ックの動作ステップにおいても故障を検出するためであ
る。また、故障検出を行なってシーケンス制御プログラ
ム(第16A図)の実行を停止しないのは、1つの動作
ブロックを停止しても、並行動作すべき動作ブロックが
あるので、その動作ブロックの動作を停止してはならな
いからである。他の動作ブロックを停止しなくてもよい
のは、そもそも、動作ブロックが他の動作ブロックと独
立して動作することを条件に定義されたものだからであ
る。 ステップS56以下は、ブロックハングアップ若しくは
ステップハングアップを検出する手順である。 ある動作ステップでラダープログラムがハングアップし
た場合の対処を説明する。かかる場合は終了信号は発生
しない。従って、ステップS 4 ’0からステップS
56に進む。ステップS56では、一定時間の経過を見
る。これは、前回ステップ356に来てから現在時点(
時刻TP)までの経過時間が一定の値を超えたかを見る
ものであり、換言すれば、ブロックハングアップ若しく
はステップハングアップの有無はほこの一定時間毎にチ
エツクされるということである。ステップS58では、
実行中とマークされている動作ステップをサーチする。 これは、実行中とマークされている動作ブロックの各C
Sレジスタの内容が特定の動作ステップを指し、且つ、
TS、、に開始時間が書込まれていながら、TS、、が
未だ更新されていないものである。ステップS60では
、現在までの経過時間T、−TS、、を計算し、ステッ
プS62では、(3)式に従って、 TP−TSg、>δ、     ・・・・・・(3)を
判断する。判断がYESであれば、ステップS64に進
み当該ブロックをステップハングアップ故障とマークす
る。 ステップS58で、実行中の動作ステップがないと判断
された場合について説明する。この場合は、ステップS
70では、ブロックタイムレジスタT B 、、の値が
ゼロでないブロックjをサーチする。ステップS26に
関連して前述したように、TB、、がゼロでないものは
、ブロックiが終了してもそれに続くブロックjが未だ
起動されていないことを示す。ステップS72では、そ
のようなブロックにおける動作ステップが未起動のまま
の経過時間と前記予想時間r′1との差、(T、−TB
、、)−r、J を計算する。そして、その差が定数62よりも大きいな
らば、ステップS76でブロックハングアップと判断す
る。ステップS78では、故1ilj gt断プログラ
ム(第16c図)を起動する。 第16C図に従って、故障診断プログラム203につい
て説明する。 この故障診断プログラムは、故障がブロックハングアッ
プであるか、あるいは、ステップタイムオーバ、ステッ
プハングアップであるかにより、処理を若干具にする。 ステップタイムオーバ、ステップハングアップが検出さ
れれば、故障動作ステップが直接的に知ることができる
のに対し、ブロックハングアップの場合は、故障動作ス
テップを遡って追跡する必要があるからである。 ステップタイムオーバ、ステップハングアップ故障の場
合は、ステップS82において、故障とマークされたブ
ロックをサーチする。このマークはステップ348若し
くはステップ366でなされたものである。ステップS
72では、検出されたブロックのCSレジスタの内容を
読み、故障した動作ステップを特定する。ステップS7
4では、動作ステップマツプから故障したアクチュエー
タの識別番号を知る。ステップ376では、この識別番
号から入出カマツブ(第7図)をサーチし、ステップS
78で、この識別番号を有するアクチュエータの出と戻
りのLSの番号を知る。ステップS80では、これら知
り得た。故障の起こった動作ブロック番号、動作ステッ
プ番号、アクチュエータ番号、LS番号を表示して、操
作者に対処をうながす。 ステップS80でブロックハングアップが検出された場
合について説明する。この場合は、ステップ396で、
ブロックハングアップが検出されたブロック番号に対応
する起動条件マツプ(第19E図)を読み込む。ステッ
プS98では、マツプに書かれている確認スイッチの論
理状態と、それらの確認スイッチの実際状態とを比較し
て不一致の確認スイッチを探す。この不一致スイッチデ
バイスの特定がなされれば、次に、ステップ5100で
、ハングアップが検出されたブロックの親ブロックをブ
ロックマツプ(第6図)からサーチする。ステップ51
02では、検出された親ブロックの動作ステップマツプ
(第8図)から、上記不一致スイッチを使用している動
作ステップを特定、これからステップ5102で、この
動作ステップのアクチュエータ番号やL/S番号を特定
してステップS92に進む。ステップS92では、これ
らを表示する。以上のようにしてサーチされた故障箇所
が、デイスプレィ装置8のモニタ画面上で所定の色で強
調表示される。そして、作業者による故障箇所の復旧作
業が行なわれる。 以上説明した「ステップタイムオーバJや「ステップハ
ングアップ」の検出は、基本的には、ステップラダープ
ログラム203とは独立したプログラムにより行なわれ
ている。このことは次のような効果を奏する。即ち、ス
テップラダープログラムには、上記故障検出するための
所謂、「トラツブ回路」を設ける必要がなくなるという
ことである。第20図の(b)において、M、は、イン
ターロック条件ILCが満足されたことによる出力であ
り、Myが出力されると、アクチュエータ出力Yが出力
される。従来では、第20図の(b)に示すように、ス
イッチMアが閉じたら起動されるタイマ回路Tを設け、
このタイマがタイムアウトする前に、出力Yを確認する
スイッチX■が開かなければ故障(ALMオン)とする
ものであった。しかし、本実施例によれば、このような
タイマ回路は不要になり、第20図(a)のように、本
来の生産シーケンス制御に必要なステップラダープログ
ラムのみを作成すればよいことになる。 故111旧 以上が、本実施例システムに用意された故障検出/故障
診断の手法である。次に、このように検出された故障か
らシステム全体を再起動する手法(第1図の故障復旧サ
ブシステム103)について説明する。 第1図に関連して説明したように、この復旧サブシステ
ム103は、前もって生成された復旧プログラム102
に基づいて復旧を行なうものである。従って、本システ
ムにおける復旧プログラムの自動生成について説明する
。 第21図は、本復旧サブシステムの動作原理を説明する
。あるブロックB。の実行中に、その動作ステップB。 S、において故障があったとすると、従来では、マニュ
アル操作により、B、、S。 →B、、S、・・・とステップを進めていた。しかしな
がら、この従来の手法では、復旧処理が自動化されない
ばかりでな(、マニュアルによるステップ進行が途中で
行き詰まってしまう場合が多発していた。 本復旧サブシステムでは、第21図に示すように、故障
した動作ステップB、S、から、逆戻りを行ない、この
ブロックB。の先頭B、、S、まで戻し、この先頭の動
作ステップB、、S、から再起動をかけるものである。 即ち、リカバリ処理における逆戻りのラダープログラム
(RRPと称する)は、通常のシーケンス制御時におけ
るラダープログラムが第11図のものであれば、第22
図のようなものになる。第11図と第22図とを比較す
れば分るように、このリカバリ用のラダープログラムR
RPは、第11図のある動作ステップにおける出力¥1
の動作確認スイッチを、その前段の動作ステップの手動
インターロック条件とするというものである。 具体的に説明する。第8図の動作ステップマツプをラダ
ープログラム化した第11図のステップラダープログラ
ムにおいて、動作ステップB0S1の出力Y、は、その
動作をスイッチX1により確認され、動作ステップBc
lS2における出力Y2となる。この出力Y2はその動
作をスイッチX2により確認されるようになっている。 一方、第22図のRR,では、出力Y3の確認スイッチ
x3が閉じることにより、マニュアル的に出力Y2が出
力され、このY2の確認スイッチX2がとじると、RR
,において、出力Y1が出力される。このように、リカ
バリ用のラダープログラムRRPでは、RRPに対応す
るステップラダープログラムSRPの出力の確認スイッ
チを、当該RRPの後段のインターロック条件に入力す
ることにより、第21図で説明した逆戻り制御を実現し
ている。 第17図は、上述の逆戻り用のラダープログラムRRP
を自動生成するためのプログラムのフローチャートであ
り、このプログラムは第1図のサブシステム106にあ
り、あるいは、第13図の自動生成部90に格納されて
いる。 この自動生成プログラムが起動されると、第17図のス
テップS1.50において、生成対象のブロック番号n
を指定するように操作者に促す。ステップ5152では
、そのブロック番号に該当する動作ステップマツプを読
み込む。ステップ5154では、シーケンス制御ラダー
プログラムSRPのステップ番号に相当するmを最大値
に初期化する。ステップ8156では、リカバリプログ
ラムRRPのステップ番号に相当するkを1゛°に初期
化する。ステップ5158では、動作ステツブマップか
ら、SRPのB、、S、の出力Y、を、RRP、の出力
Yアに割り付ける。ステップ8160では、B115.
の出力Y、の確認スイッチX□をRRPkのインターロ
ック条件に割り付ける。ステップ8162では、kをイ
ンクリメントし、ステップ8164では、mを1つデク
リメントする。上記操作を、ステップ8166で、m=
0となるまで繰返す。 このようにして、復旧プログラム102が自動生成され
、復旧スイッチ(不図示)が操作者により押されるまで
起動されずに、ハードウェアディスク77に格納されて
いる。 第18図は、上記復旧スイッチが操作者により押された
場合に起動される復旧サブシステムの制御プログラムの
制御手順を示す。故障が発生した場合は、その故障がス
テップタイムオーバあるいはステップハングアップであ
れば、発生したブロックにおいて、故障動作ステップが
第16C図の制御手順によりCSレジスタにより示され
て停止している。その他のブロックは、当該故障ブロッ
クの再起動を待って待機している。また、ブロックハン
グアップであれば、第16C図の制御手順により、故障
動作ステップが特定された状態でシステムは再起動を待
っている。第18図においてスイッチが押されると、ス
テップ8182で、上述のようにして特定された故障ブ
ロック及び故障動作ステップを入力する。ステップ51
84では故障ブロックに対応する復旧プログラムをディ
スク77から読出してきて、そのプログラムをシーケン
サにロードする。ステップ8186では、このリカバリ
ラダープログラムRRPを、ステップ8182で知った
故障動作ステップに対応するステップ番号kから起動す
る。ステップ5188では、このリカバリプログラムの
終了を待って、ステップ5190で、ステップラダープ
ログラムSRPをシーケンサに再ロードして、ステップ
5192でこのラダープログラムを再起動する。 LL五且突1 以上、説明したように、本実施例の故障検知/故障診断
/復旧システムによれば、 ■ニステップタイムオーバ検出、ステップハングアップ
検出、ブロックハングアップ検出により、簡単で的確な
故障検出ができる。 即ち、本実施例システムのステップタイムオーバ検出、
ステップハングアップ検出では、従来のように、故障検
出回路をラダープログラムに組み込む必要がな(なり、
簡素化がなされた。 特に、ステップタイムオーバ検出では、基準予想時間τ
は実際のデータを基に更新されるので、その検出精度は
確保される。 また、ブロック起動条件を各ブロックの起動条件に組み
込むことにより、中途半端な状態に確認スイッチが入っ
てしまったというような故障状態を、ブロックハングア
ップ状態として認識することができる。この認識により
、動作ステップが多く進まないうちの早目に、かかる故
障状態がブロックハングアップとして検出でき、その結
果より的確な故障診断が行なえる。 ■ニジーケンスラダープログラムSRPの出力Yの確認
スイッチを、リカバリラダープログラムRRPのインタ
ーロック条件とすることにより、動作ステップマツプだ
けを便りにして、リカバリプログラムが極めて容易に自
動生成することができる。また、このリカバリプログラ
ムを起動させて、故障したブロックを一旦初期状態に戻
してから再起動を欠けるという手法を取ることにより、
復旧がより確実なものとなる。 良形層 本発明はその主旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。例えば、上記実施例は本発明を自動車の生産ライ
ンに適用したものであったが、当然ながら本発明はその
ような適用分野に限定されるものではない。少なくとも
シーケンス制御を行なうものであれば適用可能である。 以下余白
【発明の効果】
本発明の復旧方法は、個々の設備の動作を記述した動作
記述マツプに基づいて作成したラダープログラムに従っ
て制御される生産ラインにおいて故障が発生した場合に
おける、そのラインを復旧するための復旧用プログラム
の作成方法において、(a)前記動作記述マツプに、個
々の設備の出力動作を確認するデバイスに関する確認デ
バイスデータを、個々の設備の通常の生産動作に従った
順序で記述し、(b)1つの設備のための復旧プログラ
ム要素のインターロック条件に、前記1つの設備の、前
記通常の生産動作に従った順序での下流の設備について
の確認デバイスデータを割り付けることを、故障設備の
上流にある設備について繰返すことにより、全体の復旧
用プログラム作成することを特徴とする。 上記の復旧プログラムの生成方法によれば、通常の生産
動作のためのラダープログラムを作成するのに用いたデ
ータが、そのまま復旧用プログラムの作成に用いること
ができ、しかも、その復旧用プログラムは、生産動作の
ためのラダープログラムを逆戻りする動作を行なって、
初期位置に戻るために、復旧が確実なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例に具備された機能をブロ
ック的に示した図、 第2図乃至第4図は本発明を自動車の組立ラインに適用
した場合の、その組立ラインの構成を説明する図、 第5図は上記組立ラインを動作ブロックに分解した場合
における、それらの動作ブロック間の接続関係を説明す
る図、 第6図は動作ブロックマツプの構造を説明する図、 第7図は入出カマツブの構造を説明する図、第8図は動
作ステップマツプの構造を説明する図、 第9A図は設備をアクチュエータによりシンボル化した
場合の表記を説明する図、 第9B図は1つのアクチュエータの論理を説明する図、 第9C図はステップラダーパターンの1つの例を示す図
、 第10A図乃至第10C図はステップラダーパターンの
他の例を示す図、 第11図は第5図に示した例の動作ブロックOについて
のラダープログラム要素を示す図、第12図は実施例シ
ステムのハード構成を説明するブロック図、 第13図は本実施例システムにおける、ラダープログラ
ムとシーケンス制御プログラムと監視プログラムと故障
診断プログラムとの関係を説明する図、 第14図、第15図は故障検出の手法を説明する図、 第16A図乃至第16C図は夫々、シーケンス制御プロ
グラムと監視プログラムと故障診断プログラムの制御手
順を示すフローチャート、第16D図は動作ステップの
実行予想時間を実際のデータに併せるための制御手順の
フローチャート、 第17図は、復旧用のラダープログラムを自動生成する
ための制御プログラムの手順を示すフローチャート、 第18図は自動生成された復旧用ラダープログラムを実
行するための制御プログラムの手順を示すフローチャー
ト、 第19A図乃至第19E図はブロックハングアップを検
出するための原理を説明する図、第20図は、本実施例
システムにおける、基準時間を設定し、この基準時間と
動作ステップの経過時間とを比較することにより動作ス
テップにおける故障を検出することの優位性を従来例と
の比較で説明する図、 第21図は本実施例における復旧手順を原理的に説明す
る図、 第22図はりカバリラダープログラムの一例を示す図で
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)個々の設備の動作を記述した動作記述マップに基
    づいて作成したラダープログラムに従って制御される生
    産ラインにおいて故障が発生した場合にける、そのライ
    ンを復旧するための復旧用プログラムの作成方法におい
    て、 (a)前記動作記述マップに、個々の設備の出力動作を
    確認するデバイスに関する確認デバイスデータを、個々
    の設備の通常の生産動作に従った順序で記述し、 (b)1つの設備のための復旧プログラム要素のインタ
    ーロック条件に、前記1つの設備の、前記通常の生産動
    作に従った順序での下流の設備についての確認デバイス
    データを割り付けることを故障設備の上流にある設備に
    ついて繰返すことにより、全体の復旧用プログラム作成
    することを特徴とする故障復旧用プログラムの作成方法
  2. (2)前記設備の単位動作が動作ステップにより表現さ
    れ、この動作ステップの集合からなる動作ブロックはそ
    の開始から終了まで他の動作ブロックから独立して動作
    し、前記生産ラインは、この動作ブロックの集合により
    構成される場合に、前記(b)工程は、前記故障設備が
    含まれる動作ブロック内の設備の動作ステップに対して
    繰返されることを特徴とする請求項の第1項に記載の故
    障復旧用プログラムの作成方法。
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