JPH0476954A - Mimim素子 - Google Patents

Mimim素子

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JPH0476954A
JPH0476954A JP19113790A JP19113790A JPH0476954A JP H0476954 A JPH0476954 A JP H0476954A JP 19113790 A JP19113790 A JP 19113790A JP 19113790 A JP19113790 A JP 19113790A JP H0476954 A JPH0476954 A JP H0476954A
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JP
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electrode
insulating layer
mimim
deposited
film
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JP19113790A
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English (en)
Inventor
Yuji Kimura
裕治 木村
Hitoshi Kondo
均 近藤
Hidekazu Ota
英一 太田
Katsuyuki Yamada
勝幸 山田
Kenji Kameyama
健司 亀山
Masayoshi Takahashi
高橋 正悦
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はメタルベーストランジスタであるMIMIM型
素子に関する。
〔従来技術〕
メタルベーストランジスタであるMIMIM型素子は、
MIM構造の絶a層をトンネルする電子の確率をMIM
構造の中間に挿入した電極によって制御することにより
トランジスタ動作を行う素子である。MIMIM型素子
は、ベースが金属であり抵抗が小さく、かつ、トンネル
電子を利用するため、高出力、高速動作が可能な素子と
して注目されている。しかし、このMIMIM型素子は
、その基本概念が1961年に確立されていたにもかか
わらず、今だに実用化されていない。その理由は、良質
の絶縁膜を均一にしかも再現性よく形成させることがで
きないとか電極特性が不充分である等という問題があっ
たからである。
絶縁膜については、例えば、阿、 Heiblum〔ソ
リッドステイトエレクトロニクス(SoljdStat
e Electronics) Vol、24、p、3
43−366.1981〕による絶縁層の形成が知られ
ている。この提案では、絶縁層の形成に金属の自然酸化
を利用しているため、製作する場合に膜厚を厳密にコン
トロールすることが困難であり、しかも膜中の欠陥が多
く発生するため、実用化に適した十分な特性を得ること
ができなかった。他の提案として#!縁膜を酸化雰囲気
中あるいは電界指向プラズマ中において成長させるもの
(特開昭61−145880号)等がある。しかし、こ
れらの提案には具体的な記述が示されておらず、これら
の提案による製造方法では、膜厚あるいは膜質のコント
ロールが困難であり、また再現性にもrjJ題があるた
め実用化するまでには至らなかった。
また、金属の表面に良質の酸化膜を形成させる方法とし
て、熱酸化法や陽極酸化法が使用されている。しかし、
熱酸化法は、約400〜500℃といった高温の基板温
度が必要となるため、高温に耐えられる基板材料に制約
を受けるとともに薄膜を得ることが困難であった。陽極
酸化法では、溶液中の化学反応によって行うため、溶液
の組成や反応条件の最適化が難しく、また酸化後に約1
50℃程度のアニールが必要となるため、MIMIM型
素子等の素子の製造には不適当であった。さらに他の方
法として、蒸着法による酸化膜の堆積、プラズマ酸化法
、あるいは酸素イオンの打ち込みによる方法等があるが
、いずれの方法においても酸化膜の欠陥、不均一性また
は金属と酸化膜の間の界面状態の不均一性が問題になっ
ていた。
このように従来のMIMIM型素子では、その製造が困
難であり、さらに酸化膜の膜質や金属−酸化膜の界面状
態の不均一性に起因して素子間の特性がパラつくため、
良好なトランジスタ特性を持った素子を得ることができ
なかった。
このような問題を解決するため、本出願人は、絶縁層に
硬質炭素膜を用いること(特開昭64−7577号)を
提案している。硬質炭素膜は常温程度の比較的低温で製
膜が可能であり、良質な膜を均一に、しかも再現性よく
得ることができる。
この特開昭64−7577号にかかる絶縁層に硬質炭素
膜を用いたMIMIM型素子のMIMIMの層構成は本
発明の第1図と同じであるので、第1図を用いて説明す
る。
基板1の上に第1の電極2が形成され、第1の電極2の
上には硬質炭素膜からなる第1の絶縁層3が第1の電極
2を覆うように形成されている。第1の絶縁層3の上に
は第2の電極4が形成され、第2の電極4の上には第2
の絶縁層5が形成され、さらに第2の絶縁層5の上には
第3の電極6が形成されている。
以上の構造からなるMIMIM型素子は、第1の絶縁層
3の厚さが、例えば数オングストローム−数百オングス
トロームというように十分に薄いので、エミッタである
第1の電極2からの電子はトンネル効果によって第1の
絶縁層3を突き抜けてベースである第2の電極4に流入
する。この電子はエネルギー状態の高いホットエレクト
ロンであり、ベースの膜厚がホットエレクトロンの平均
自由行程よりも薄ければ第2の絶縁層5との界面に到達
する。それらのうちエネルギーの高いものは、第2のM
m層5の伝導帯に入り、ここを通過後コレクタにより捕
集される。このホットエレクトロンは、ベースである第
2の電極4の厚さがホットエレクトロンの平均減衰距離
よりも薄ければエミッタに到達するはずである。しかし
従来、ベースの厚さがこの条件よりも薄くてもトランジ
スタ動作が不充分で再現性の良いトランジスタ特性が得
られなかった。
そこで、本発明者等は、この点について更に研究を進め
た結果、その原因は、ベースに入ったホットエレクトロ
ンが格子との衝突でエネルギーを失うだけでなく、結晶
粒界等の各種面欠陥でエネルギーを失うためであること
が判明した。
〔目  的〕
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し。
ベース中の面欠陥を極力少なくすることにより。
ベース中でのホットエレクトロンのエネルギーロスを少
なくシ、良好なトランジスタ特性を示すMIMIM型素
子を提供することを目的とする。
〔構  成〕
本発明は、基板と、該基板の上に形成された第1の電極
と、第1の電極の上に形成された第1の絶縁層と、第1
の絶縁層の上に形成された第2の電極と、第2の電極の
上に形成された第2の絶縁層と、第2の絶縁層の上に形
成された第3の電極とからなるMIMIM型素子におい
て、少なくとも前記第2の電極と他の電極とが重なる部
分の第2の電極部分は単結晶化または多結晶化している
ことを特徴とするMIMIM素子に関する。
第2の電極であるベース電極は、前述したようにエミッ
タからのホットエレクトロンのエネルギーの減少を極力
抑える必要がある。そのために膜厚は、数十人から数百
人と薄くする必要がある。しかし、再現性良くトランジ
スタ動作を得るためにはベース電極の均一性が必要とな
る。そのため1本発明では、素子を構成するエリア、す
なわちMIMIM積層部分でのベース電極を結晶的に面
欠陥の少ないものを使用するものである。
これにより、エネルギーロスを少なくし、トランジスタ
動作の再現性を良くすることに成功したものである。
結晶的に面欠陥がないということは、結晶粒界、積層欠
陥、双晶境界等の面状の格子欠陥の−ないことを意味し
、理想的には、単結晶が最も好ましいが、本発明では、
前記積層部分のみが面欠陥がない、あるいは少なければ
よいので、多結晶であっても結晶粒の面積が大きければ
、機能的には単結晶と同等である。いいかえtば、積層
部分の多結晶の結晶粒子数が数個以内であれば面欠陥が
少ないので、エネルギーロスがすくなく、実質上単結晶
の場合と大差がない。
この単結晶、又は、粗大結晶粒の作製方法は、先にも記
述したようにスパッタリング、蒸着、CVD、MBE法
などを用いて行ない、電極材料をエピタキシャル成長さ
せる。もしくは、エピタキシャル成長しないまでも結晶
粒を大きくさせる条件で作製する。もし、十分な大きさ
の結晶粒が得られない時は、アニール、レーザーアニー
ル、フラッシュアニール、電子線照射等の方法を用い結
晶にエネルギーをあたえ結晶の粗大化をはかる。
成膜後の薄膜は、歪や欠陥があるためアニル等の熱処理
は有用である。例えばアニールを行なうと、まず構造の
緩和が起き、ついで再結晶が起き、次に再結晶粒の成長
粗大化が進むという過程をとおる。その条件は、各材料
により異なるが、加わるエネルギーとその時間の関数と
なる。本発明では、素子面積が狭く、マトリックスや集
積回路での使用が多いためスポットアニールができるレ
ーザーアニールが有効的である。
ベース電極の作製方法は、これらの方法に限られるもの
ではなく、単結晶もしくは粗大結晶粒ができるものであ
ればどんな方法でもかまわない。
電極には、例えばAQ、Cr、Ni、Pt。
N iCr t T a r T x r M o +
 W r Cu y A g rAu等の金属類、及び
ITO,In2O,、SnO□、 ZnO。
ZnO: A Q 、ZnO: Si、Sin□: S
b等の高導電体が使用され、これは蒸着法、CVD法ま
たはスパッタ法等により厚さ数百人〜数μmに形成され
る。
本発明に使用される基板は、ガラス、プラスチックス、
プラスチックフィルム、無機およびまたは有機材料を表
面コートした上記基板等積々のものが挙げられる。軽量
化、低コスト化といった点では、プラスチックス、プラ
スチックフィルム基板の使用が有利である。
絶縁層としては硬質炭素膜、SiNx、SiC,SiO
x。
丁a20. 、A Q 20.等を用い、これをスパッ
タリング、蒸着、CVD法等の方法で製膜するか又は、
陽極酸化法で作成する。この時の膜厚は、第1の絶縁層
では、数百人と十分に薄くする。第2の絶縁層では、数
十人〜数μmとする。
本発明を第1〜4図を参照して説明する。
基板1上に第1の電極用材料を堆積した後、所定のパタ
ーンにパターニングして、エミッタとなる第1の電極2
を形成する。つぎに、M8材料を製膜して第1の絶縁層
3を形成する。ベースとなる第2の電極4も第1の電F
i2と同様に形成、パターニングする。ついで、第2の
絶縁層4を形成、パターニングする。コレクタとなる第
3の電極6も第1.第2の電極と同様に形成、パターニ
ングする。
ここでは、下からエミッタ、ベース、コレクタ電極とし
たが、逆に下からコレクタ、ベース、エミッタ電極とし
てもよい。又、他の構成でもかまわない。MIMIM素
子で大切なのは、ベース・エミッタ間の1fil1層と
ベース電極である。
絶縁材料には、炭素原子及び水素原子を主な組織形成元
素とする硬質炭素膜からの特性が好ましい。
MIMIM素子で絶縁層は薄いため電極のエツジなど素
子になっていない所(積層部以外の個所)でショート等
の欠陥が発生することがある。このため第3図に示すよ
うに眉間絶縁膜7を前記積層部以外の個所にもうけた方
が望ましい。この時絶縁物は、第1,210!緑物に使
用した絶縁材料や、ポリイミドや、光硬化性樹脂など各
種の合成樹脂等が使用できる。
本発明における硬質炭素膜について詳しく説明する。
硬質炭素膜を形成するためには有機化合物ガス、特に炭
化水素ガスが用いられる。
この原料における相状態は常温常圧において必ずしも気
相である必要はなく、加熱或は減圧等により溶融、蒸発
、昇華等を経て気化し得るものであれば、液相でも同相
でも使用可能である。
原料ガスとしての炭化水素ガスについては、例えばCH
4,C2H,、C3H,、C4H□。等のパラフィン系
炭化水素、C2H4等のアセチレン系炭化水素、オレフ
ィン系炭化水素、ジオレフィン系炭化水素、さらには芳
香族炭化水素などすべての炭化水素を含むガスが使用で
きる。
さらに、炭化水素以外でも、例えば、アルコール類、ケ
トン類、エーテル類、エステル類。
CO,CO2等の炭素元素を含む化合物であれば使用で
きる。
本発明における原料ガスからの硬質炭素膜の形成方法と
しては、成膜活性種が、直流、低周波、高周波、或いは
マイクロ波等を用いたプラズマ法により生成されるプラ
ズマ状態を経て形成される方法が好ましいが、大面積化
、均一性向上、低温成膜の目的で、低圧下で堆積を行な
うため、磁界効果を利用する方法がさらに好ましい。
またこの活性種は高温熱分解によっても形成できる。そ
の他にも、イオン化蒸着法、あるいはイオンビーム蒸着
法等により生成されるイオン状態を経て形成されてもよ
いし、真空蒸着法。
あるいはスパッタリング法等により生成される中性粒子
から形成されてもよいし、さらには、これらの組み合せ
により形成されてもよい。
こうして作製される硬質炭素膜の堆積条件の一例はプラ
ズマCVD法の場合、概ね次の通りである。
RF出カニ 0,1〜50w/a# 圧   カニ 10−3〜10Torr堆積温度:室温
〜950℃ このプラズマ状態により原料ガスがラジカルとイオンと
に分解され反応することによって、基板上に炭素原子C
と水素原子Hとからなるアモルファス(非晶質)及び微
結晶質(結晶の大きさは数10人〜数μm)の少くとも
一方を含む硬質炭素膜が堆積する。なお硬質炭素膜の諸
特性を表−1に示す。
表−1 注)測定法; 比抵抗(ρ):コプレナー型セルによるI−V特性より
求める。
光学的バンドギャップ(Egopt) :分光特性から
吸収係数(α)を求め。
(a h y )’ =B(h v−Egopt)の関
係より決定する。
膜中水素量(CH):赤外吸収スペクトルから、290
0an−”付近のピークを積分し、吸収断面積Aを掛け
て求める。すなわち α(し) CI(:A−/ −・d v す S P3/ S P2比:赤外吸収スペクトルを、sp
’、sp”にそれぞれ帰属されるガウス関数に分解し。
その面積比より求める。
ピットス硬度(H)二マイクロビッカース計による。
屈折率(n):エリプソメーターによる。
欠陥密度:E S Rによる。
こうして形成される硬質炭素膜はIR吸収法及びラマン
分光法による分析の結果、夫々、第6図及び第7図に示
すように炭素原子にSF3の混成軌道とSF3の混成軌
道とを形成した原子間結合が混在していることが明らか
になっている。SP3結合とSP2結合との比率は、I
Rスペクトルをピーク分離することで概ね推定できる。
IRスペクトルには、2800〜3150■−1に多く
のモードのスペクトルが重なって副室されるが、夫々の
波数に対応するピークの帰属は明らかになっており、第
5図のようにガウス分布によってピーク分離を行ない、
夫々のピーク面積を算出し、その比率を求めればS P
3/S P2を知ることができる。
また、前記硬質炭素膜はX線及び電子線回折分析によれ
ばアモルファス状態(a−C:H)、及び/又は約50
人〜5μ町程度の微結晶粒を含むアモルファス状態にあ
ることが判っている。
一般に量産に適しているプラズマCVD法の場合にはR
F出力が小さいほど膜の比抵抗値および硬度が増加し、
低圧力なほど活性種の寿命が増加するために基板温度の
低温化、大面積での均一化が図れ、且つ比抵抗及び硬度
が増加する傾向にある。更に、低圧力ではプラズマ密度
が減少するため、磁場閉じ込め効果を利用する方法は比
抵抗の増加により効果的である。
さらに、この方法は常温〜150℃程度の比較的低い温
度条件でも同様に良質の硬質炭素膜を形成できるという
特徴を有しているため、MIMIM素子製造プロセスの
低温化には最適である。従って、使用する基板材料の選
択自由度が広がり、基板温度をコントロールし易くする
ために 大面積に均一な膜が得られるという特徴をもっている。
また硬質炭素膜の構造、物性は表−1に示したように、
広範囲にわたって制御可能であるため、デバイス特性を
自由に設計できる利点がある。
〔実施例〕
以下に実施例を示すが、本発明はこれに限られるもので
はない。
実施例1 基板1には、パイレックス基板を使用した第1の電極2
としてCrを1000人蒸着レバターニングした。次い
で、硬質炭素膜を4000人堆積後素子部のみ150人
の薄さにドライエツチングして第1の絶縁層3を形成し
た。次いで、AQを蒸着法により130人厚堆積させ、
パターンエツチングして第2の電極4を形成した後、X
eエキシマレーザ−により第2の電極の積層領域をスポ
ットアニールしてAQを単結晶化した。次いで硬質炭素
を500人厚1堆積し、第2の絶縁層5を形成し、次い
で第3の電極6としてN〕を1000人厚に堆積し、つ
いで所定のパターンにパターニングしMIMIM素子と
した。このように作製したMIMIM素子は良好なトラ
ンジスタ特性を示した。
実施例2 基板1には、パイレックス基板を用い第1の電極2とし
て、AQを3000人堆積後パターニングした。これを
陽極酸化により表面酸化し、酸化層を第1の絶縁N3と
した。光感光性樹脂で眉間絶縁層7をもうけた。
次いで、Cuを蒸着法で堆積し、所定のパターンにパタ
ーニングし、第2の電極4を形成し、これを真空中35
0℃2時間アニールし、結晶の粗大化を行った。この上
に第2のIl/A#層5としてSiNxを600人厚8
堆積し、パターニングした。第3の電極6には、Tiを
使用しスパッタリング法で作製後パターニングしMIM
IM素子とした。このMIMIM素子も良好なトランジ
スタ特性を示した。
実施例3 第1の電極2としてAQを100OA厚に堆積後パター
ニングした。次いで硬質炭素膜を100人堆8後パター
ニングし第1の絶縁層3とした。
層間N1i層7としテS i Oxを3000人堆積後
パターニングした。次いで第2の電極(ベース電極)4
として、AuをMBE法によりエピタキシャル成長させ
300人厚8し、その後パターニングした。ついで第2
の絶縁層5として硬質炭素膜を700人厚1堆積し、パ
ターニングした。
次いで第3の電極(上部電極)6としてNi −Crを
蒸着法により200OA厚に堆積後パターニングした。
このようにしてMIMIM素子を得た。
このMIMIM素子は、良好なトランジスタ特性を示し
た。
実施例4 第1の電極2としてTaをスパッタ法により5000人
堆積後パターニングした。これを陽極酸化により500
人厚0Ta205を作成し第1の絶縁層3とした。次い
で、第2の電極(ベース電極)4としてAQをエピタキ
シャル成長させ、100人厚Au、これをパターニング
した。さらにこの上に硬質炭素膜を150人厚1堆積さ
せパターニングし第2の絶縁層5とした6次いで第3の
電極6としてN1を150OA厚に堆積し、パターニン
グした。この例では第1電極をコレクタ電極、第2電極
をベース電極、第3電極をエミッタ電極とした。
このMIMIM素子は良好なトランジスタ特性を示した
〔効  果〕
面欠陥のない電極の使用により、再現性のよいトランジ
スタ特性をもつMIMIM素子が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明MIMIM素子の一具体例の断面図、
第2図は、その斜視図である。第3図は、本発明MIM
IM素子の他の具体例の断面図、第4図は、その斜視図
である。第5図は本発明のMIMIM素子に用いられる
硬質炭素膜系絶縁膜のIRスペクトルのガウス分布を、
第6図および第7図は前記絶縁膜のIRスペクトル及び
ラマンスペクトルを示す。 1・・・基板     2・・・第1の電極3・・・第
1のMII#暦 4・・・第2の電極5・・・第2の絶
縁層 6・・・第3の電極7・・・層間絶縁層 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基板と、該基板の上に形成された第1の電極と、第
    1の電極の上に形成された第1の絶縁層と、第1の絶縁
    層の上に形成された第2の電極と、第2の電極の上に形
    成された第2の絶縁層と、第2の絶縁層の上に形成され
    た第3の電極とからなるMIMIM型素子において、少
    なくとも前記第2の電極と他の電極とが重なる部分の第
    2の電極部分は単結晶化または多結晶化していることを
    特徴とするMIMIM型素子。
JP19113790A 1990-07-19 1990-07-19 Mimim素子 Pending JPH0476954A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019525461A (ja) * 2016-07-07 2019-09-05 アモルフィックス・インコーポレイテッド アモルファス金属ホットエレクトロントランジスタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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