JPH0476577A - 現像ローラ - Google Patents
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に好適な現像ローラに関するものである。
現像ローラにおいては、現像ローラの弾性体材料として
ゴムが用いられる。
ゴム等各種ゴム材料から適切に選択される。
制ブレードとともに使用するトナーに適切な帯電量を付
与する役割をもっている。
さないために、現像ローラには、そのシャフトとゴム表
面間で適切な抵抗値を有する必要がある。
料には、生ゴム、導電性付与剤、各種の充填剤等を最も
適切に選択し、かつそれらの配合組成を好適に保つよう
な配慮がなされている。
ローラでは、特に負帯電型トナーを用いた印刷にあって
、所謂地肌カブリが大きくなり印刷品位を低下させ、し
かもこの地肌カブリが印刷環境の変化により変動する等
の問題点があった。
、シリコーンゴムを用い前記地肌カブリの問題を解消し
高品位印刷を得る現像ローラを提供することを目的とす
る。
。かかる低沸点シロキサンがブルーミングにより現像ロ
ーラ表面上に移行することがあり、これがトナー固着や
、感光体の機能損失といった不具合を招くことがある。
では、該現像ローラは感光体に接触した状態で設定され
る。したがって上記低沸点シロキサンは容品に感光体に
付着し、特に長時間未使用状態であると、感光体の現像
ローラ接触部に相当量の低沸点シロキサンが付着するこ
とになる。そして結果的に感光体の当該部分はその機能
を失い静電潜像を形成できなくなるに到ることもある。
ッチで水平に白スジがあられれるようになり、そして、
数枚〜士数枚印刷を行った後にはじめて上記感光体上の
低沸点シロキサンはクリーニングブレード等により除去
され正常印刷を得るようになる。
量を一定量以下にしたシリコーンゴムを用いることによ
り上記の他の問題を解消しようとするものである。
及び画像品質、環境安定性において他のゴム材料に比較
して有利である反面、連続印字耐久性、耐摩耗性等にお
いて、上述のウレタンゴムなどの他のゴム材料に比較し
て劣るという欠点が免かれない。
カップリング剤を含有させることによりこのような更に
他の問題を解消しようとするものである。
る現像装置用の現像ローラにおいて、弾性材料としてシ
リコーンゴムを用いたことを特徴とする現像ローラであ
る。
式 (式中、R,、R2はシリコーン主材料として用いるオ
ルガノポリシロキサンの側鎖と同一の原子又は基、nは
n≦20の自然数) で表わされる低分子量環状オルガノポリシロキサンの総
合有量が1200ppm以下であるシリコーンゴムを用
いてなる現像ローラである。
の全量に対して0.2〜5重量%のシランカップリング
剤を含有させてなる現像ローラである。
コーンゴムを用いたことにより、印刷に際しての上記地
肌カブリを驚くほど低下させることになる。
を低く抑えたことにより、もはやブルーミングによる悪
影響は殆んど無視し得るに到るものである。
有させたことにより、適切な架橋構造となり、現像ロー
ラの耐摩耗性、耐久性が向上されることになる。
ジメチルポリシロキサン生ゴム100部と、ヒユームド
シリカ20部とを均一に混合しシリコーンゴムストック
を調製した。
ブラック(電気化学■製、表面積70 rrr/g)2
0部、及びジブチル−t−ブチルパーオキサイド0.5
部を配合し均一に混練した。
型にはめ込み、170°C,200kg/cfflで1
0分間プレス加硫した後、200°Cで6時間2次加硫
し現像ローラを得た。
刷を行った際の印刷上の地肌カブリを示した。
を用い、測定モードはY8yモードを使用した。
い同様に評価した値を同図に示した。第1図より、シリ
コーンゴムローラを現像ローラに用いた場合、幅広い環
境下において、地肌カブリの少ない印刷が得られること
がわかった。
ロキサンの代りに、メチルビニルポリシロキサン メチ
ルフェニルポリシロキサン、フルオロポリシロキサン、
トリフルオロプロピルポリシロキサンをそれぞれ用い、
同様の配合条件・成形条件で実施例2〜5の現像ローラ
を作成した。
ロキサンと同様の効果が得られた。又、表1かられかる
様に、最も地肌カブリの多いフルオロポリシロキサンの
場合でも、地肌カブリは0.4%であり、地肌カブリの
極めて少ない良好な印刷が得られることが明らかであっ
た。
混合溶液(クロロセン:メタノール#40:60wt%
)中に25℃で72時間浸漬した。
の定量分析を行った。
炭素10威に浸漬し、これに内部標準物質(n−ウンデ
カン)2部gを加え24時間放置した。
F)により定量分析を行なった。
rb WAN3mmφX1m 温度 :注入孔、310°C 検出器、320°C カラム槽、60°C−5°C/ll1in 310″
C40sin hold 検出器: FID 5ENSITIVITY 10”キ
ャリヤガス:He 注入量:8pl 測定結果を次表2に示す。
ゴム中に含まれる低沸点シロキサンの主成分であるジメ
チル環状シロキサンがどの程度除去されたかを示したも
のである。
されていることがわかる。
、48時間放置した後印刷を行なったところ、白スジの
消失するまでの印刷枚数は次表3のようになった。
低沸点シロキサンを除去することにより、感光体に悪影
響を及ぼすことなく、高画質印刷を可能にする現像ロー
ラが得られることがわかった。
消失するまでの枚数を測定し、第2図にプロットした。
下であれば白スジの発生は殆どないことがn認された。
ジメチルポリシロキサン生ゴム100部と、ヒユームド
シリカ20部とを均一に混合し、シリコーンゴムストッ
クを調製した。次にこのシリコーンゴムストック100
部に、カーボンブラック(を気化学■、表面積70rr
f/g)20部とモノメチルトリメトジキシシラン1部
、及びシフチル−t−ブチルパーオキサイド0.5部を
加え均一に混練した。この混線物を板状にしたものを金
属シャフトをはさんで型にはめ込み170°C1200
kg/cdで10分間プレス加硫し、更に200°Cで
6時間2次加硫し現像ローラを得た。
ーラ表面粗さ特性の変化を第3図に示した。
剤を含有しない現像ローラに比較してローラ表面粗さの
変化が著しく小さく、即ち、耐摩耗性に優れていること
がわかる。そして一般に耐摩耗性に優れているといわれ
るウレタンゴムに比較しても、優れていることがわかっ
た。
ム分子(ジメチルポリシロキサン)とヒユームドシリカ
及びカーボンブラックが結合し、その結果ゴムの脱落が
減少することが、上記の好結果をもたらすものと考えら
れる。
剤の添加量に対する表面粗さの変化を測定し結果を第4
図に示した。表面粗さはA4判30.000枚印刷後の
測定値である。
れし、0.5部でウレタンゴムと同等の耐摩純性を示し
、2部以上では効果が飽和傾向にあることがわかる。第
2図の結果とコストの両方を考慮して、シランカップリ
ング剤の添加量は0.25重量部、好ましくは0.5−
2重量部が良い。
リクロロシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラ
ン、T−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランに
ついても実験を行ない、ジプチル−t−ブチルパーオキ
サイドの場合と同様の効果を確認した。
ラの弾性材料としてシリコーンゴムを用いたことにより
、印刷に際しての上記地肌カブリが驚くほど低下され、
そして上記シリコーンゴム中の低沸点シロキサンの含量
を低く抑えることにより、ブルーミングによる悪影響は
殆んど無視し得るに到るものである。
グ剤を含有させることにより、適切な架橋構造となり、
現像ローラの耐摩耗性、耐久性を著しく向上させること
ができ、これらの結果により、上記の諸問題を略−掃し
得る効果がある。
、第7実施例、第8実施例及び第9実施例の特性評価図
である。
Claims (3)
- (1)一成分非磁性方式を採用する現像装置用の現像ロ
ーラにおいて、弾性材料としてシリコーンゴムを用いた
ことを特徴とする現像ローラ。 - (2)上記シリコーンゴム中、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2はシリコーン主材料として用い
るオルガノポリシロキサンの側鎖と同一の原子又は基、
nはn≦20の自然数) で表わされる低分子量環状オルガノポリシロキサンの総
含有量が1200ppm以下であるシリコーンゴムを用
いてなる請求項(1)項記載の現像ローラ。 - (3)上記シリコーンゴムが、その全量に対して0.2
〜5重量%のシランカップリング剤を含有させてなる請
求項(1)項記載の現像ローラ。
Priority Applications (1)
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ID=16243300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0880083A1 (en) * | 1997-05-19 | 1998-11-25 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Semiconductive rubber roller |
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WO2014037983A1 (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | キヤノン株式会社 | 現像部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
US8768227B2 (en) | 2012-09-07 | 2014-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing member including elastic member containing cured product of addition-curing silicone rubber mixture, processing cartridge including the developing member, and electrophotographic apparatus including the developing member |
EP4300203A1 (en) | 2022-06-29 | 2024-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic member, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus |
-
1990
- 1990-07-19 JP JP2189556A patent/JP2999230B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2014052517A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Canon Inc | 現像部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
US8768227B2 (en) | 2012-09-07 | 2014-07-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Developing member including elastic member containing cured product of addition-curing silicone rubber mixture, processing cartridge including the developing member, and electrophotographic apparatus including the developing member |
EP4300203A1 (en) | 2022-06-29 | 2024-01-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic member, process cartridge, and electrophotographic image forming apparatus |
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