JPH047616B2 - - Google Patents

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JPH047616B2
JPH047616B2 JP58188581A JP18858183A JPH047616B2 JP H047616 B2 JPH047616 B2 JP H047616B2 JP 58188581 A JP58188581 A JP 58188581A JP 18858183 A JP18858183 A JP 18858183A JP H047616 B2 JPH047616 B2 JP H047616B2
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subband
coder
encoding
bits
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Doorashimu Kyanfutsuku
Jeran Kuroodo
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International Business Machines Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/66Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
    • H04B1/667Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using a division in frequency subbands

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕 本発明は音声信号を符号化する方法、更に詳細
に説明すれば、比較的低いビツト速度で音声をデ
イジタル的に符号化する方法に関連する。 〔先行技術の説明〕 時間とともに変化する信号を記録、送信または
修正するため前記信号に加えられる必要な処理ス
テツプはアナログ的またはデイジタル的のどちら
でも実行可能である。一般に、アナログ処理の実
行は扱いにくい高価な装置の使用を伴なう。デイ
ジタル処理は処理される信号を事前にデイジタル
値に変換することを意味するけれども、デイジタ
ル処理の適用の方がよい場合がしばしばある。こ
の変換を実行するため、信号はサンプリングされ
た後に量子化され、2進コードのデイジタル値で
表現される。もちろん、前記プロセスによつてデ
イジタル化された信号は、後に復号されて人間が
理解しうるアナログ信号に戻されることになつて
いる。しかし、符号化および復号は雑音、例えば
量子化雑音を拾うことによつて情報を変化させ
る。前記雑音は量子化動作をできるだけ正確に実
行することによつて減少可能である。しかし、量
子化動作を実行しているとき、振幅が連続する2
つの振幅レベルの間にあるサンプルはすべて、同
じデイジタル値として現われる。もちろん、それ
によつて記録に不正確さを伴なう。これは信号を
符号化するのに使用できるデイジタル値の数が少
なくなるに従つて重要になつてくる。従つて、前
記符号化を改善するためには、より速に符号化ビ
ツト速度を用いてデイジタル値の数を増すことが
必要と見られる。しかし、これは、状況によつ
て、ビツトを伝送するための通信路、ビツトを記
憶するためのメモリ、あるいはビツトを処理する
ための回路でビツトの流れが渋滞することがある
ので適当ではない。 必要なビツト数すなわちビツト速度を抑えなが
ら符号化を改善するため種々のプロセスが考案さ
れた。それを実行するのに、在来の方法で前もつ
て符号化された信号を遅いビツト速度で記録し、
次いでその情報を圧縮する方法がとられている。
更に、この場合、人間の音声の特性が都合よく用
いられるので、これらのプロセスは音声圧縮に特
に適合することがある。 本発明に特に関連する音声圧縮プロセスの中
で、本明細書に参照として示す米国特許第
4216354号において、原信号は最初に冗長性のな
いものにされて残留信号を与え、その低周波数す
なわちベースバンドはいくつかのサブバンドに分
割され、その内容が動的に再量子化される。 同様なプロセスはまた、“IEEE Proceedings
of the International Conference on Acoustics
Speech and Signal Proceeding”、Tulsa、
Oklahoma、April 10−23、1978において
“9.6/7.2Kbps Voice Excited Predictive
Coder(VEPC)”と題してD、ESTEBAN、C.
GALAND、D.MAUDUITおよびJ.MENEZによ
つて説明されている。 更に、癖国特許出願第399385号(1982年7月19
日)も注目する必要がある。これには、ベースバ
ンドを適切に細分割することによつて、重要な相
関を示す信号が各々のサブバンドで得られ、従つ
て前記信号は相対的におそいビツト速度によよつ
て符号化可能であることが述べられている。 また、各々のサブバンドで高い相関を有する信
号を与える別のプロセスがパリのICASSP1982で
行なわれた講演で、“Adaptive Predictive
Coding(APC)of Base−Band speech signals”
と題して、C.GALAND、K.DAULASIMおよび
D.ESTEBANによつて述べられている。各々の
サブバンドの信号は残留ベースバンド信号で動作
する予測コーダによつて符号化される。このプロ
セスは、相対的に短かい音声信号部分(30ミリ秒
よりも短かい)に適用されるという条件で許容し
うる結果を与える。 〔本発明の説明〕 本発明は1982年のICASSPで述べられた符号化
方式の質を大幅に改善し、処理される信号が音声
であるか、または音声でないかを公式に決定しな
くても、音声および非音声の信号をどちらも処理
できるコーダを与える。当業者は、音声信号が音
声か非音声かを決定する場合に実際に出会う難し
さを理解しているから、本発明の各種の利点を十
分に評価するであろう。もつと正確にいえば、本
発明によつて、音声信号符号化方法が与えられ、
前記信号はまつ先に処理されて、それから残留ベ
ースバンド信号が取出され、次いで前記残留信号
はいくつかのサブバンドに分割された後、量子化
ビツトを動的割当して各々の残留サブバンド信号
自体を符号化する直接方式(例えば、PCM)お
よび各々のサブバンド信号に対する予測信号を当
該サブバンド信号から差引いた残留信号を符号化
する差動方式(例えば、APC)の再符号化、お
よび最少の再符号化エラーを含む再コーダ出力の
動的選択を含むプロセスによつて各々のサブバン
ドに再符号化される。 〔詳細な説明〕 第1A図は前記先行技術、更に詳細に説明すれ
ば米国特許第4216354号ならびにTulsaで行なわ
れた講演において説明された種類の予測コーダ
(VEPC)を含む送信機を示す。もちろん、高い
効率の符号化システムを与えるためコーダのいく
つかの特徴は僅かに変更されている。 音声信号はコーダの入力として加えられ、低域
フイルタ(FT)10を介してフイルタされ、い
わゆる「電話」周波数バンド(3400Hz以下の周波
数)内にある信号をA/Dコンバータ12に送
る。A/Dコンバータ12において、信号は8K
Hzでサンプリングされ、12ビツトのPCM符号化
が行なわれてから、PCM符号化されたサンプル
は再符号化される。そのため、前記サンプルは第
一にパラメータ予測器14、減算器16および逆
フイルタ18に送られる。パラメータ予測器14
はそれに加えられた信号から、逆フイルタ18を
調節するのに用いられ、いわゆる部分的自己相関
係数、すなわちPARCOR(K)係数のグループを
推論する。逆フイルタ18はJ.D.MARKEL他が
“Linear Prediction of Speech”と題する著書
の5.4項において定義した格子ネツトワークに似
ている。事実、逆フイルタ18によつて与えられ
た信号は音声信号の予測可能部分を表わす。A/
Dコンバータ12によつて与えられた信号から、
逆フイルタ18によつて送られた信号を減ずる減
算器16は、原始音声信号の冗長部分のない、い
わゆる残留信号e(o)を与える。残留信号e(o)は低域
フイルタ・デシメイタ20(LPED)によつてフ
イルタされる。低域フイルタ・デシメイタ20
は、一方では、そのスペクトルが例えば、300〜
1000Hzの周波数バンド内に維持される、いわゆる
残留ベースバンド信号のサンプルX(o)を与え、他
方では、低域フイルタ・デシメイタ20によつて
抑圧された高周波数バンドに含まれた信号のエネ
ルギに関連する情報を与える。ベースバンド残留
信号は、量子化ビツトの動的割当によつて量子化
動作を実行して信号情報を送るSBC装置22で
サブバンド符号化される。残留信号の高周波数バ
ンド(例えば、1000〜3400Hz)のエネルギQA1
装置24において再量子化される。PARCOR係
数とも呼ばれる部分的実己相関係数はQA2装置
26において再量子化の上、記録され、係数(ま
たはK)情報を与える。これらの3種類の情報、
すなわち係数(K)、エネルギ(E)および信号は符号化
された表現を構成して、コーダの入力に加えられ
た音声信号の特徴を十分に表わし、マルチプレク
サ28によりラインLを介して送信される。 システムがBCPCMモードで動作するから、音
声信号は20ミリ秒の連続する信号セグメントを表
わすサンプルのブロツクによつて処理される。 パラメータ予測器14は前記米国特許第
4216354号に詳細に説明されており、その動作方
法はJ.LE ROUXおよびC.GUESUENが
“Transactions on Acoustics、Speach and
Signal Processing”IEEE、June 1977で提案し
たアルゴリズムを用いている。 低域フイルタ・デシメイタ20は上限周波数が
1000Hz以下の低域デイジタル・フイルタを含む。
従つて、サンプルX(o)で表示されたベースバンド
残留信号は2KHzで再びサンプリング可能である。
実際には、周期的にいくつかのサンプルを落すこ
とから成る、いわゆるデシメイシヨン動作を実行
することにより、前記再サンプリングは確実に実
行される。更に、低域フイルタ・デシメイタ20
には、その低域フイルタによつて抑圧された1000
〜3400Hzの高い周波数に含まれたエネルギ(E)を測
定する手段が含まれる。低域フイルタ・デシメイ
タ20の実施例は前記米国特許第4216354号に示
されている(第2図)。それには更に、信号のサ
ンプリング周波数を最初の周波数よりも低い値に
するデシメイシヨン装置が設けられている点に注
目する必要がある。 第1B図は、ラインLの他端に位置し、原音声
信号を再構成する受信機を表わす。デマルチプレ
クサ11は、エネルギ、信号および係数の各構成
要素を互いに分離するように、受取つた情報を処
理する。信号のデータは13において復号
されてから内挿器15に送られ、信号のサンプリ
ング周波数が最初の値に戻される。それと同時
に、係数およびエネルギのデータはそれぞれ、
DEC0装置17およびDEC1装置19において復
号される。内挿器15によつて出力されたデータ
およびDEC1装置19において復号されたデータ
を用いて、低域フイルタ・デシメイタ20によつ
て抑圧されている高い周波数バンドがHBGEN2
1において再構成される。DEC0装置17によつ
て供給された係数を用いて逆フイルタ23が同調
され、その出力は加算器25で、内挿器15およ
び高帯域発生器すなわちHBGEN21から供給さ
れたデータに加えられる。加算器25の出力デー
タはアナログ形式(図示せず)に変換された後、
圧縮されていない原音声信号を再生する。 第2図は、サンプルX(o)を受取る、フイルタ・
セツト、すなわちFB30が設けられているサブ
バンド・コーダ、すなわちSBC装置22の概要
を示す。FB30は残留ベースバンド信号の通過
帯域を隣接する8個のサブバンド1〜8に分割
し、そのうちサブバンド2〜7だけが本発明に必
要なものとして保持される。FB30から出力す
るサブバンド信号のサンプルはX(i,j)と呼ばれる。
ただしi=2、3、……、7はサブバンドの指標
であり、j=1、2、……、NはNサンプルのブ
ロツク内で考慮されるサンプルの階級を定義す
る。各々のサブバンドのサンプルは、2つの機能
を有する特性項コーダ31に送られる。その第1
の機能は各々のサブバンドのサンプルを分類し、
BCPCM方法によつて定義された特性項C(i)を推
論することから成る。これは次の関係式のように
表現される。 C(i)=MAX(|x(i,j)|) (1) ただし、j=1、2、……、N (1974年、Zurichで開催されたデイジタル通信
に関する国際セミナで、“Progress in PCM
Delta Modulation:Black Conpanded Coding
of Speech Signal”(BCPCM)と題してA.
CROISIERが行なつた講演を参照されたい。)特
性項コーダ31の第2の機能は、対数関数によつ
て定義された変換表を用いて、12ビツトの項C(i)
を4ビツトにコード変換することから成る。コー
ド変換されたC(i)はC^(i)で表わされる。特性項は動
的ビツト割当装置、すなわちDAB33によつて
処理される。実際には、DAB33はデコーダ3
5で復号されたC^(i)と呼ばれる項を用いる。DAB
33は処理されたサンプルのブロツクごとにi番
目のサブバンド・サンプルを再量子化するために
割当てられるべきビツト速度n(i)を下記の関係式
を用いて決定する。 n(i)=1/p〔M−7j=2 log2C〓(j)〕+log2C〓(i) ただし、Mはp=6サブバンドにわたつて分布
される全ビツト数を表わす。一般に、こ
の関係式はn(i)の非整数値を与え、負に
なることもある。従つて、これらの値は
前記米国特許第4216354号に記述された
アルゴリズムのような再割当アルゴリズ
ムを用いて調節されなければならない。 次に、X(i,j)の項は、量子化器37によつて更に
合理的に量子化可能である。再量子化、特にX(i,j)
の符号化を改善するため、本発明の実施例では、
第3図に示すように、これらの項は同時に2つの
コーダで処理される。第1の、いわゆる「直接」
型のコーダであるBCPCMコーダ39は下記の関
係式を適用してサブバンドのサンプルを再量子化
する。 X^(i,j)=||X(i,j)/C(i)・2n(i)-1|| (2) ただし、j=1、……、N i=2、……、7 ||・||は縦棒の間の項が最小整数に切捨て
られることを意味する。 第2のコーダ41は差動型であつて、本実施例
では、いわゆる適応予測コーダ(APC)が用い
られる。コーダ39および41の出力は比較器4
3で常に比較される。この比較によつて出力スイ
ツチ45に接続されるコーダが選択される。以上
の動作により、音声/非音声の格づけに厳しく制
約されずに、且つ音声信号を非音声信号から有効
に弁別する必要なしに、音声信号と非音声信号の
間の差異が十分に利用されている。実際には、サ
ブバンド信号が音声の分析から生じる場合、2次
予測符号化の実行によつて与えられた利得は非常
に重要である。そして、サブバンド信号が、例え
ば、非音声の場合のように、あまり相関を有しな
いときは前記利得は理論的にはゼロである。サブ
バンドの予測利得は、周波数が限界周波数の1つ
に接近している信号を前記サブバンドが含んでい
るときにも非常に低くなることがある。この場
合、再サンプリング(デシメイシヨン)後の信号
周波数はナイキスト周波数に接近していることが
あり、その場合、再サンプリングされた信号は低
い1次相関を示す。予測利得が低くなりすぎる
と、(BCPCMによる)信号の直接量子化に関し
て予測器の使用から生じる符号化利得が負になる
ことがある。これは(例えば、1〜3)少ないビ
ツト数で量子化器が用いられる場合に特に当ては
まる。この場合、直接符号化の使用が望ましい。
後に明らかになるように、DAB33によつて割
当てられたが、差動モードで動作するサブバンド
コーダ(APC)によつては使用されなかつた量
子化ビツトを、(BCPCMによつて)直接処理さ
れるサブバンドに再割当することによつて、符号
化の質を更に改善することが可能である。 第3図に示された動作と逆の動作を実行する装
置(図示せず)は、もちろん、本発明のプロセス
によつて圧縮された信号から原音声信号を再構成
するのに必要である。 第4図も第3図のコーダの別の実施例、ならび
に復号する際、量子化器37で実行された動作と
逆の動作を実行する装置を示す。第3図のコーダ
と第4図のコーダの間の相違は次の事実によるも
のである。すなわち、第4図では、コーダ39お
よび41で処理される前に、符号化される信号
は、ENV装置49の使用によつて決定された包
絡線を用いてEQ装置47で振幅等化される。こ
の信号処理は、具体的には、ENV装置49で符
号化される信号の包絡線を決定し、EQ装置47
でこの包絡線を用いて符号化される信号を復調す
ることにより行われ、この処理を行うことによ
り、差動符号化の効率は殊更に改善される。例え
ば、伝送線の受信端で現実の信号を再構成する場
合、スイツチ45−1でデコーダ39−1および
41−1が関連するだけではなく、装置4
9−1も信号包絡線を再計算するとともに、信号
が装置47−1で変調される。構成ブロツク
の機能表示に付された横線は、復号の際にこれら
のブロツクで実行される動作が符号化で実行され
る動作と逆の動作であることを示している。
BCPCMで符号化されたサンプルの復号は次の関
係式に従う。 X〓(i,j)=〔C〓(i)/2n(i)-1〕・(X^(i,j)+0.5)(
3) ただし、j=1、……、N i=2、……、7 BCPCMの符号化および復号の詳細は前記米国
特許第4216354号に記載されている。 例えば、下記の値をパラメータに与えて符号化
を実行することができる。 ●サンプル・ブロツクを与える各信号部分の長
さ:20ms ●有用なサブバンド数:p=6 ●サブバンドおよびブロツク毎のサンプル数:N
=5 ●6サブバンドの各々のサンプルを符号化する場
合に分配されるビツト数:M=15 ●サブバンドのサンプル当りの平均ビツト数:<
n(i)>=M/p=2.5 適応予測符号化および同復号に関しては、第5
図および第8図の回路によつて実行される。符号
化の場合、各々のサブバンドで、再量子化される
信号のサンプルX(i,j)は減算器53によつて量子化
器51−1に加えられる。量子化器51−1から
出力する信号は逆量子化器55およびアダプタ5
7で処理される。逆量子化器55の出力はアダプ
タ57と加算器59に送られる。加算器59のも
う1つの入力は予測器61の出力に接続され、予
測器61の入力の1つは加算器59の出力に接続
されている。加算器59の出力はまたアダプタ5
7の入力の1つに接続されている。予測器61の
出力はまた減算器53の負の入力に接続されてい
る。アダプタ57は量子化器51−1および予測
器61を適応させる情報を与える。 第5図に示す符号化装置の動作は、D.COHN
and J.MELSA“The Residual Encoder−An
Inproved ADPCM System for Speech
Digitization”、IEEE Transaction On
Communications、Vol.Com−23、No.9、
September 1974、pp935−941の論文に詳細に記
述された順次適応予測方法に基づいている。この
場合、予測器の係数は、VEPCで用いられた自己
相関方法におけるようなサンプルのブロツク全体
の知識からはもはや決定されないが、前に予測し
たサンプルの再構成から得られた情報に従つて、
サンプリング間隔ごとに適応される。従つて、サ
ンプル順序指標「j」は、jをNに制限するブロ
ツク構成と無関係に考慮される。 第5図は予測されたサンプルp(i,j)が減算器53
で入力サンプルX(i,j)から差引かれ、予測された残
留サブバンドのサンプルを与える。 e(i,j)=X(i,j)−p(i,j) (4) 情報e(i,j)はまた予測誤差と呼ばれる。この誤差
は、量子化器51−1で量子化された後、量子化
された残留サブバンド予測サンプルe^(i,j)を出力す
る。最初に、量子化器51−1は量子化されるサ
ンプル・ブロツクごとに決定されたステツプを有
し、前記ステツプは、前記米国特許第4216354号
に記述された方法に従つてDAB33によつて与
えられる項n(i)によつて計算されるものとする。
前記量子化された残留サンプルe^(i,j)は、出力スイ
ツチ45がAPC41の出力に接続されていると
きのサブバンドの「信号」情報を構成する。更
に、サンプルe^(i,j)は逆量子化器55に送られて逆
量子化動作が実行され、再構成されたサブバンド
予測残留サンプルe^(i,j)を与える。予測されたサン
プルp(i,j)に加えられたe^(i,j)の項は再構成された入
力サンプルe^(i,j)を与える。予測されたサンプル
p(i,j)は次の関係式によつて示される。 p(i,j)2K=1 a(i,j,k)・X〓(i,j-k) =a(i,j,1)・X〓(i,j-1)+a(i,j,2)・X〓(i,j-2) (5) ただし、a(i,j,k)はi番目のサブバンドの瞬時j
における予測器61のk番目の係数の値
を表わす。 これらの係数は標準傾斜手順によつて、サンプ
ルごとに適応される。 a(i,j+1,k)a(i,j,k)−α′・∂e〓2 (i,j)/∂a(i,j,k
)
次の関係式も成り立つ。 ∂e〓2 (i,j)/∂a(i,j,k)=−2X〓(i,j-k)・e〓(i,j) 次に関係式は信号エネルギがあまりにも減少し
過ぎた場合に小さすぎる数による割算を避ける。 角速度ωの純正弦波に対しては、予測器の係数
は次の値に向つて収束する。 a(i,j,1)=2cosωT a(i,j,2)=−1 ただし、Tは信号をサンプルする期間である。 サブバンド信号がベースバンドの分析から得ら
れる本例では、a(i,j,2)=−1を保持するとともに
前記(6)式を用いてa(i,j,1)を適応させることによつ
て、ずつと速かに収束に到達すると思われる。 実際には、下記(7)式の使用が推奨される。 a(i,j,+11)=a(i,j,1)+α・X〓(i,j-1)・e〓(i,j-
1)
/β+(1−γ)S(i,j)(7) ただし、S(i,j)=γS(i,j-1)+X〓2 (i,j) (8) 且つ、係数a(i,j+11)の得られた値は予
測器の安定性を確実にするように〔−
2,+2〕の間隔に制限される。 係数α、β、γは実験的に決定され、前記(7)式
の迅速な収束を与えるので、下記の値が用いられ
ている。 α=0.3 β=0.01 γ=0.7 そして、前記(5)式は次のように書くことができ
る。 p(i,j+1)=a(i,j+11)・X〓(i,j)−X〓(i,j-1) (9) 第6図はアダプタ57の対応する部分に関連す
る予測器61を示す。予測器61の動作は前記(7)
式乃至(9)式に従つて行なわれる。第6図の破線で
囲まれた部分は予測器61の適応を受持つアダプ
タ57の部分を表わす。しかしながら、前記のよ
うに、a(i,j+1,1)の項はアダプタ57の出力から、
その値を間隔〔−2,+2〕に制限する回路(図
示せず)を介して供給されねばならない。第6図
の残りの部分は予測器61に直属する。 サブバンド予測残留信号のサンプルは適応量子
化器を用いて量子化される。差動符号化の原理か
ら、量子化ステツプは割当てられたビツトn(i)
数によるだけでなく、サンプリングするごとに適
応されなければならない。前記適応はアダプタ5
7によつて反復して実行される。言い換えれば、
i番目のサブバンドの量子化ステツプq(i,j)は値
q(i,j-1)および予測残留サンプルe^(i,j-1)の値に依存

る。本例では、サンプルX(i,j)を与える信号の周波
数が急速に変化する場合には信号e(i,j)は重要な振
幅変化を示すことがあるから、2ビツトまたは3
ビツトの量子化の場合に適応が遅すぎないことを
保証するように、量子化器適応パラメータを選択
する必要がある。 適応関数が次のように選択されている。 q(i,j)=1/2〔M・q(i,j-1)+q(i,j-2)〕(10) ただし、Mはe^(i,j-1)の項の値および割当てられ
たビツト数n(i)の両者によつて決まるデイジタル
値である。 従つて、アダプタ57はn(i)およびe^(i,j-1)によつ
てMを与える表(例えば、下記第1表)を含む。
【表】 第7図は前記(10)式および第1表によつて、n(i)
=3の場合にq(i,j)を与える特定の装置の実施例を
示す。 第8図は第5図のコーダ41に対応する予測型
のデコーダ41−1を示す。予測残留サンプル
e^(i,j)は逆量子化器62に供給される。逆量子化動
作を実行するのに必要なパラメータはDAB33
(第2図)およびアダプタ63によつて与えられ
る。逆量子化器62は加算器65にサンプルX〓(i,j)
を与え、加算器65は復号されたサブバンド信号
サンプルX〓(i,j)を出力する。加算器65のもう1つ
の入力は予測器67からp(i,j)の項を受取る。予測
器67にはX〓(i,j)が入力される。アダプタ63およ
び予測器67は第5図に用いられたアダプタ57
および予測器61にそれぞれ類似している。 第9図は第3図に示す特定の装置の実施例の詳
細図である。サブバンド・サンプルX(i,j)(第2図)
は同時に、APC型のコーダとBCPCM型のコーダ
において処理される。i番目のサブバンドに割当
てられるビツト数n(i)は、第2図のDAB33に類
似のDAB装置(図示せず)を用いてC〓(i)の項から
決定される。第9図の上部に示されているAPC
型のコーダは第5図に関連して説明されたコーダ
と同じ要素から成る。その出力は再構成されたサ
ンプルX〓(1) (i,j)を比較器43に供給する。 第9図の下部に示されているBCPCM型のコー
ダは逆量子化器52で再構成されたサンプル、す
なわちX〓(2) (i,j)を比較器43に供給する。比較器4
3はサブバンドごとに、各々の符号化タイプ
(APCおよびBCPCM)による歪値を計算し、出
力スイツチ45で、最良の符号化タイプ、すなわ
ち歪を最小にするモードを選択する。コーダごと
に導入された歪は、原信号X(i,j)と再構成された信
号X〓(i,j)の間に存在する差異の大きさとして定義さ
れ、前記大きさは平均2乗誤差標準に基づいてい
る。サブバンドiのサンプルのブロツク毎に
APCコーダによつて導入された差動歪項D1,iは次
の関係式によつて定義される。 D1,iNj=1 〔X(i,j)−X〓(1) (i,j)2 BCPCMコーダによつて導入された直接歪項
D2,iは次のように定義される。 D2,iNj=1 〔X(i,j)−X〓(2) (i,j)2 比較器43はD1,iとD2,iを比較し、もしD1,i<D2,i
であれば、差動モードが選択される。 そうでない場合には、直接モードが選択され
る。 サブバンドごとに選択されたコーダを識別する
ため「信号」情報に関連してモード・ビツトが使
用される。 比較器43は、出力スイツチ45を、差動型の
コーダ(APC)に関連する量子化器51−1の
出力に切替えてe^(i,j)の項を与えるか、または
BCPCM型のコーダに関連する量子化器51−2
の出力に切替えてX^(i,j)の項を与える。特性項C(i)
を「信号」情報に加えることも必要である。最後
に、モード・ビツトも「信号」情報に組込まれて
いる。 第10図は第9図の装置によつて実行された動
作と反対の(すなわち、復号)動作を実行する特
定のデコーダの実施例を示す。この装置は第1B
図の装置のデコーダ、すなわち13に含ま
れるべきものである。e^(i,j)、X^(i,j)およびC^(i)
構成
されるデータはモード・ビツトによつて作動され
たスイツチ73−1を介して、2つの逆量子化器
62−1および62−2の一方に送られ、その量
子化ステツプは動的に調節される。 「信号」情報に含まれた特性項C^(i)は復号され、
次いで、送信(符号化)端で用いられたのと類似
のDAB装置(図示せず)を使用して、i番目の
サブバンドに割当てられるビツト数n(i)を再計算
するのに用いられる。 逆量子化器62−1は第8図のものに類似して
いる。逆量子化器62−2は直接型である、すな
わち次の関係式に示す動作を実行する。 X〓(i,j)=〔C〓(i)/2n(i)-1〕・〔X^(i,j)+0.5〕(
11) 出力スイツチ73は、モード・ビツトの値によ
つて第10図の上部のデコーダまたは下部のデコ
ーダのどちらかに切替えられる。 本発明のサブバンド・コーダは音声型の音に対
する一定のサブバンドの信号の強い相関を適切に
用いる装置を設けることによつて、すぐれた性能
が与えられているが、それにも拘らず、前記性能
は処理された信号の包絡線を等化することによつ
て更に改善することができる。先験的に、前記等
化動作はコーダに追加装置を設けることを必要と
し、前記追加装置は前記コーダの費用を増すとと
もにその動作速度を低下させる傾向があることが
明白である。これらの不利な点はコーダで使用で
きる装置を第11図に示すように適切に用いるこ
とによつて減少されることがある。第11図は第
9図に類似している。第11図では、第9図に示
す要素(同じ参照番号が用いられている)に加え
て、サブバンド信号から出されたX(i,j)の項を等化
するために遅延器75、除算器77および内挿器
79が設けられている。遅延器75は単にサンプ
ルX(i,j)を遅延し、等化動作自身の持続期間による
効果に対して補償する。この等化動作は除算器7
7を用いる。除算器77の除算係数は信号X(i,j)
包絡線によつて定義される。前記包絡線を決定す
る比較的簡単な装置が本実施例で用いられてお
り、それはデコーダ35によつて与えられた特性
係数C〓(i)についての簡単な直線性の内挿器79に
ある。 第12図は符号化が第11図の装置によつて実
行されたとき復号動作を実行するのに用いられる
デコーダを示す。従つて、このデコーダは第10
図に示されたものと同じ要素を含む外、原信号、
すなわち等化されない信号を再構成する変調回路
が設けられている。第一に、この変調回路はデコ
ーダ85で特性項C〓(i)を復号して各々のサブバン
ド信号の包絡線を再構成し、内挿器87で復号さ
れた項C〓(i)を内挿してから、乗算器89で、復号
されたサンプルX〓(i,j)に前記包絡線を掛ける。 前記のように、本発明のコーダは、差動モード
(APC)で処理されたサブバンドの、量子化器に
よつて用いられないビツトを再配分することによ
り、BCPCMモードで処理されたサブバンドへの
より良好な割当を可能にする。その方法はいくつ
か考えられる。例えば、APCモードで処理され
た各々のサブバンドに割当てられたビツト数n(i)
は所定の値n(k)に制限されるか、または、もつと
すぐれた方法として、これらのサブバンドのn(i)
はこの値n(k)に強制されることがある。この場合、
DAB装置によつてi番目のサブバンドのために
設定された数n(i)がnkを越えるときはこの値nk
強制される。反対に、APCサブバンドの数n(i)
nkよりも低いときは、サブバンドは直接コーダ
(BCPCM)に切替えられ、モード・ビツトは反
転される。 第13図は前記符号化プロセスの種々のステツ
プを理解するのに用いうる概要図である。前記、
特に第9図に関連して、(20ミリ秒の信号に対応
する)各々のサンプル・ブロツクは、C(i)の項、
特にC(i)の項の符号化/復号によつて得られたC〓(i)
の項をそこから取出すために分類される。これら
のC〓(i)の項はDAB1装置80で使用され、例えば
次の関係式で示す演算を解くことによつて、n1 (i)
の項(指標1は1番目の処理が考慮されているこ
とを表わす)が与えられる。 n1 (i)=1/6〔15−oj=2 log2C〓(j)〕+log2C〓(i) n1 (i)の項はi番目のサブバンドに割当てられた
コーダ(BCPCM1装置82)の量子化ステツプ
を調節する。BCPCM1装置82で再量子化され
たサンプルX(i,j)はまた、一定のビツト数nk=3が
割当てられる(すなわちこの型の符号化の場合、
iの値にかかわらずn(i)=3となる)APC84で
差動的に符号化される。これは経験的に、期待で
きる最良の符号化利得(漸近的利得)が3ビツト
によつて実際に得られるという事実によるもので
ある。 しかしながら、比較器が2つのコーダからの選
択を行ない、選択されたコーダに装置出力を切替
える第9図関連で示す処理の代りに、第13図の
場合には、必要があれば、差動モードで動作する
サブバンド・コーダ(APC)によつて保管され
た量子化ビツトを再割当する装置(図示せず)を
用いて、比較器86はコーダを介するサンプル
X(i,j)のもう1つの経路を準備する。 次の動作の理解を容易にするため1つの例を用
いる。コーダを経由する最初の経路によつて下記
の情報が与えられているものとする。
【表】 モード・ビツトは、APCコーダがサブバンド
2,3および4の場合に選択されるが、サブバン
ド5,6および7の場合にはBCPCMコーダが保
持されることを表わす。 i=2の場合、APCコーダは実際にはn1 (2)=nk
=3の値を割当てられる。 他方、i=3およびi=4ではn(i)<3のため、
BCPCM符号化が望ましい。対応するモード・ビ
ツトは0にセツトされる。 言い換えれば、モード・ビツトのグループは
(100000)となり、モード(2)ワードと呼ばれる。 2番目のサブバンドに対してAPCコーダを選
択すると、5−3=2の符号化ビツトが使用可能
になる。更に、C(2)は送る必要がないから、C(2)
4つの符号化ビツトも使用可能になり、N=5の
サンプル・ブロツクにわたる分配後、0.8の追加
ビツト(4/N)に対応する。従つて、2+0.8
=2.8の追加ビツトは、モード(2)ビツトが0に等
しい5つのサブバンド(p′=5)の間の各サンプ
リング時に再分配される。よつて、BCPCM型の
コーダを介してX(i,j)の項の2度目の走行の場合に
使用可能な量子化ビツト数M′は次の関係式で得
られる。 M′=M−nk・p″+4p″/N=M+(4/N−nk)p
″(12) ただし、p″は1に等しいモード(2)ビツトの合計
数に等しい、すなわち前記の例ではp″=
1である。 従つて、前記の例では M′=15+(4/5−3)=12.8 この計算は第13図の動的ビツト割当装置、す
なわちDAB2装置88で実行できる。そこから、
DAB2装置88は、下記関係式を用いて、サブバ
ンド3,4,5,6および7のBCPCMコーダ、
すなわちBCPCM2装置90に割当てられるビツ
トを再定義する。 n(2) (i)=1/p′〔M′−7j=3 log2C〓(j)〕+log2X〓(i) (13) n(2) (i)=1/5〔12.8−7j=3 log2C〓(j)〕+log2C〓(i) (14) ただし、i=3、4、5、6、7 p′=p−p″=5(前例の場合) また、前記米国特許第4216354号に記述された
方法を使用し、前記(14)式を用いてn(2) (i)の再計
算をすることなく、使用可能になつた2.8の追加
ビツトをサブバンド3〜7の間に再分配すること
も可能である。もちろん、受信端で同じモードを
用いてn(2) (i)の項を決定する必要がある。 得られた新しい項 n(2) (3)、n(2) (4)、n(2) (5)、n(2) (6)およびn(2) (7) はサブバンド3〜7のサンプルを再量子化するの
に用いられる。この2度目の符号化の実行は第1
3図の2番目のコーダ、すなわちBCPCM2装置
90によつて行なわれる。実際には、同じコーダ
が再使用されてBCPCM1装置82および
BCPCM2装置90の機能を確保する。 前記2度目の符号化によつて得られたX〓(i,j)の項
はモード(2)ビツトを表わす新しい6ビツト・ワー
ド(100000)によつて制御された出力スイツチ4
5に加えられるが、出力スイツチ45はAPC8
4のコーダからe^(i,j)の項を受取る。第13図にお
いて、インバータIおよびゲートGは、0に等し
いモード(2)ビツトがDAB2装置88の効果をサブ
バンド3−7に制限することを示す。 更に、注目すべき点として、差動コーダ
(APC)は一定のサブバンド(上の例ではi=3
〜7)に対しては使用されないが、それらの係数
a(i,j-1)を再調節する必要がある。この再調節は、
一方では、最初の走行前に第6図および第7図の
遅延セルTに含まれていた情報をそれらに再び加
えることによつて実行され、他方では、APC型
のコーダを動作し、保持されている各々のサブバ
ンドを、対応するBCPCM2装置90のコーダか
ら与えられたサンプルX〓(i,j)について、BCPCMモ
ードで処理することによつて実行される。従つ
て、前記X〓(i,j)の項―逆量子化器からも得られる
(第12図参照)―はアダプタ63を調節する場
合と同じように使用されることがある。これが、
X〓(i,j)の項を与えるBCPCM2装置90の出力が対
応するAPCコーダの入力にフイードバツクされ
ている理由である。このフイードバツクは比較器
86から与えられたモード(2)ビツトによつて制御
されたANDゲートA1を経由する。ANDゲート
A1の後にあるORゲートO1は入力として、
BCPCM2装置90で再構成されたX〓(i,j)の項か、
またはサンプルX(i,j)のどちらかを受取る。 第14図は20ミリ秒の符号化された音声信号を
表わすサンプル・ブロツクごとにマルチプレクサ
28(第1A図)から出力されたビツトのブロツ
クのフオーマツトを示す。第一に、このフオーマ
ツトには、10ミリ秒ごとの情報速度で「エネル
ギ」チヤンネルによつて与えられた2つのエネル
ギ情報を表わす、各4ビツトの2ワード(E1お
よびE2)が含まれる。次に、「係数」チヤンネ
ル上でパラメータ予測器14によつて与えられた
PARCOR係数(全部で28ビツト)が含まれる。
そして、6個のモード・ビツト(サブバンド2〜
7のそれぞれに1ビツト)、続いて、BCPCMモ
ードで符号化されたサブバンド特性項C^(i)(各4ビ
ツト)、最後に、状況によつてX^(i,j)またはe^(i,j)

ンプルが含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は音声励起予測コーダ(VEPC)を用
いる先行技術の送信機を示すブロツク図、第1B
図は第1A図の送信機に関連する受信機を示すブ
ロツク図、第2図は本発明によつて提供される、
第1A図に示すコーダの部分のブロツク図、第3
図および第4図は本発明の種々の実施例の概要を
示すブロツク図、第5図乃至第8図は第3図およ
び第4図に示す装置で与えられるAPCコーダお
よびデコーダの各種の実施例ならびにそれらの構
成要素のいくつかを示すブロツク図、第9図およ
び第10図は第3図および第4図の要素37およ
び37−1の各種の実施例の概要を示すブロツク
図、第11図および第12図は要素37および3
7−1の他の実施例を示すブロツク図、第13図
は本発明の別の実施例のブロツク図、第14図は
本発明によつて送信機の出力に得られたビツトの
配列を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 音声信号をデイジタル的に符号化する方法で
    あつて、 前記音声信号をPCM符号化して音声PCM信号
    とし、 前記音声PCM信号と逆フイルタ出力との差信
    号をとり、当該差信号を低域フイルタリングおよ
    びデシメイシヨンして残留ベースバンド信号を取
    出し、 前記残留ベースバンド信号を複数のサブバンド
    に分割し、 量子化ビツトを動的割当した直接方式および差
    動方式の符号化を各々のサブバンド信号に対して
    同時に適用し、 前記サブバンドごとに、前記直接方式および差
    動方式の符号化の結果と、これらの符号化を施し
    ていないサブバンド信号とを比較して歪情報を取
    出し、 サブバンドごとに、前記歪情報が最小の符号化
    された信号を選択する ステツプを含むことを特徴とする音声信号符号
    化方法。
JP58188581A 1982-11-26 1983-10-11 音声信号符号化方法 Granted JPS5997242A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JPS5997242A JPS5997242A (ja) 1984-06-05
JPH047616B2 true JPH047616B2 (ja) 1992-02-12

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