JPH047583Y2 - - Google Patents
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- JPH047583Y2 JPH047583Y2 JP17229784U JP17229784U JPH047583Y2 JP H047583 Y2 JPH047583 Y2 JP H047583Y2 JP 17229784 U JP17229784 U JP 17229784U JP 17229784 U JP17229784 U JP 17229784U JP H047583 Y2 JPH047583 Y2 JP H047583Y2
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- JP
- Japan
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- glass
- inner glass
- conductive terminal
- cylindrical body
- hole
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Links
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Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は自動車における複層窓ガラスの導電端
子取付構造に関するものである。
子取付構造に関するものである。
[従来の技術]
自動車のリヤウインドなどに使用される窓ガラ
ス24(第5図)は、内面に銀とガラス粒子など
からなる導電性皮膜を印刷するかまたは焼き付
け、導電性皮膜に通電して発熱させ、ガラスの曇
りを取り除くようになつている。すなわち、第
6,7図に示すように、従来の窓ガラス24は車
室に臨む内面に、多数の導電性皮膜25を左右ま
たは上下に張り渡し、各導電性皮膜25の両端部
を導電性皮膜25aにより互いに接続し、導電性
皮膜25aの端子をバツテリ電源へ接続される。
窓ガラス24の周縁部はウエザストリツプ23に
より、ルーフパネル22と図示していないサイド
パネルとリヤパネル26とにより区画された開口
へ支持される。
ス24(第5図)は、内面に銀とガラス粒子など
からなる導電性皮膜を印刷するかまたは焼き付
け、導電性皮膜に通電して発熱させ、ガラスの曇
りを取り除くようになつている。すなわち、第
6,7図に示すように、従来の窓ガラス24は車
室に臨む内面に、多数の導電性皮膜25を左右ま
たは上下に張り渡し、各導電性皮膜25の両端部
を導電性皮膜25aにより互いに接続し、導電性
皮膜25aの端子をバツテリ電源へ接続される。
窓ガラス24の周縁部はウエザストリツプ23に
より、ルーフパネル22と図示していないサイド
パネルとリヤパネル26とにより区画された開口
へ支持される。
導電性皮膜25は車室内へ直接露出しているの
で、後部座席28の後側の棚27(リヤパーセル
シエルフ)にバツグなどを載せた場合に、バツグ
のフアスナや付属金具などが導電性皮膜25に接
触し、導電性皮膜25が切断される恐れがある。
また、導電性皮膜25は車室内に露出しているの
で、導電性皮膜25の熱損失が大きく、大容量の
バツテリを必要とする。
で、後部座席28の後側の棚27(リヤパーセル
シエルフ)にバツグなどを載せた場合に、バツグ
のフアスナや付属金具などが導電性皮膜25に接
触し、導電性皮膜25が切断される恐れがある。
また、導電性皮膜25は車室内に露出しているの
で、導電性皮膜25の熱損失が大きく、大容量の
バツテリを必要とする。
実開昭59−62963号公報に開示されるように、
保温性を向上するために、内外2枚の板ガラスの
周縁部にスペーサを挾んで接着剤により結合し、
板ガラスの間に空気層を備えた複層窓ガラスも提
案されている。複層窓ガラスの場合は、ワイパな
どの駆動軸や導電端子を支持する軸穴を密封する
ために、内外2枚のガラスの間に円筒形の封止部
材を結合している。しかし、封止部材では軸穴の
シールが十分でなく、アウタガラスの内面に導電
性皮膜を設けた複層窓ガラスでは、導電端子の取
付部から空気層へ湿気が浸入する恐れがある。
保温性を向上するために、内外2枚の板ガラスの
周縁部にスペーサを挾んで接着剤により結合し、
板ガラスの間に空気層を備えた複層窓ガラスも提
案されている。複層窓ガラスの場合は、ワイパな
どの駆動軸や導電端子を支持する軸穴を密封する
ために、内外2枚のガラスの間に円筒形の封止部
材を結合している。しかし、封止部材では軸穴の
シールが十分でなく、アウタガラスの内面に導電
性皮膜を設けた複層窓ガラスでは、導電端子の取
付部から空気層へ湿気が浸入する恐れがある。
そこで、第8図に示すように、アウタガラス4
の内面に設けた導電性皮膜25に接触するほぼU
字形に湾曲された導電端子板8が、アウタガラス
4の内面に結合され、アウタガラス4とスペーサ
3との間、アウタガラス4と接着剤2との間を経
て外部へ延出され、インナガラス7の内面へ結合
される。
の内面に設けた導電性皮膜25に接触するほぼU
字形に湾曲された導電端子板8が、アウタガラス
4の内面に結合され、アウタガラス4とスペーサ
3との間、アウタガラス4と接着剤2との間を経
て外部へ延出され、インナガラス7の内面へ結合
される。
第8図にはルーフパネル22の場合について示
すように、導電端子板8はインナガラス7と一緒
にルーフパネル22のフランジ22bへ接着剤に
より接着され、同時に、ルーフパネル22の段部
22aとアウタガラス4およびインナガラス7の
各縁部との間へ、接着剤20と一緒に、シールド
モールド29と一体の可撓性抜け止め片29aを
挿入される。しかし、上述の構造では、シールド
モールド29の装着部のシールが完全とは言え
ず、第6図に示す構造のウインドシールドではシ
ール性はもつと悪く、導電端子板8が腐食し、電
気的接触不良を起し、またアウタガラス4とイン
ナガラス7の間の空気層の湿度が高くなつて結露
し、ガラスの透明度が損われる恐れがある。
すように、導電端子板8はインナガラス7と一緒
にルーフパネル22のフランジ22bへ接着剤に
より接着され、同時に、ルーフパネル22の段部
22aとアウタガラス4およびインナガラス7の
各縁部との間へ、接着剤20と一緒に、シールド
モールド29と一体の可撓性抜け止め片29aを
挿入される。しかし、上述の構造では、シールド
モールド29の装着部のシールが完全とは言え
ず、第6図に示す構造のウインドシールドではシ
ール性はもつと悪く、導電端子板8が腐食し、電
気的接触不良を起し、またアウタガラス4とイン
ナガラス7の間の空気層の湿度が高くなつて結露
し、ガラスの透明度が損われる恐れがある。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案の目的は上述の問題に鑑み、複層窓ガラ
スの周縁結合部でなく、インナガラスの穴へ導電
端子を配設し、外部から空気層への湿気の浸入に
よる腐食と結露を完全に防止し得る、複層窓ガラ
スの導電端子取付構造を提供することにある。
スの周縁結合部でなく、インナガラスの穴へ導電
端子を配設し、外部から空気層への湿気の浸入に
よる腐食と結露を完全に防止し得る、複層窓ガラ
スの導電端子取付構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本考案の構成はイ
ンナガラスに設けた穴とアウタガラスに固定した
導電端子とを取り囲む円筒体をインナガラスとア
ウタガラスとの間に介装し、円筒体に充填した接
着剤を加圧しかつ導電端子が貫通する穴を有する
皿型の弾性押え板をインナガラスの内面に衝合
し、前記インナガラスの穴に外部接続端子を嵌合
支持したものである。
ンナガラスに設けた穴とアウタガラスに固定した
導電端子とを取り囲む円筒体をインナガラスとア
ウタガラスとの間に介装し、円筒体に充填した接
着剤を加圧しかつ導電端子が貫通する穴を有する
皿型の弾性押え板をインナガラスの内面に衝合
し、前記インナガラスの穴に外部接続端子を嵌合
支持したものである。
[作用]
アウタガラスに結合した導電端子のピンを取り
囲む円筒体は、アウタガラスとインナガラスとの
間に狭持され、円筒体へ充填した接着剤はインナ
ガラスにより円筒体の内部へ押し込まれた皿型の
弾性押え板により加圧密着される。
囲む円筒体は、アウタガラスとインナガラスとの
間に狭持され、円筒体へ充填した接着剤はインナ
ガラスにより円筒体の内部へ押し込まれた皿型の
弾性押え板により加圧密着される。
導電端子のピンは弾性押え板の穴からインナガ
ラスの穴へ突出され、インナガラスの穴へ嵌合し
た外部接続端子と係合されるので、外部からの湿
気の浸入が完全に阻止される。
ラスの穴へ突出され、インナガラスの穴へ嵌合し
た外部接続端子と係合されるので、外部からの湿
気の浸入が完全に阻止される。
円筒体の接着剤は弾性押え板により十分に加圧
され、導電端子を囲むアウタガラスとインナガラ
スの間を完全に接着するので、外部からの湿気の
浸入を阻止し、空気層の密閉状態を維持する。
され、導電端子を囲むアウタガラスとインナガラ
スの間を完全に接着するので、外部からの湿気の
浸入を阻止し、空気層の密閉状態を維持する。
[考案の実施例]
第1図に示すように、車内の外側に配置される
アウタガラス4の内面に導電性被膜25が接着さ
れるのは従来のものと同様である。アウタガラス
4とインナガラス7の周縁部において、両者の間
にゴムなどのスペーサ3を挾み、スペーサ3の外
周側に耐湿透過性接着剤2を充填して、アウタガ
ラス4とインナガラス7との周縁部を結合し、ア
ウタガラス4とインナガラス7との間に空気層6
が形成される。
アウタガラス4の内面に導電性被膜25が接着さ
れるのは従来のものと同様である。アウタガラス
4とインナガラス7の周縁部において、両者の間
にゴムなどのスペーサ3を挾み、スペーサ3の外
周側に耐湿透過性接着剤2を充填して、アウタガ
ラス4とインナガラス7との周縁部を結合し、ア
ウタガラス4とインナガラス7との間に空気層6
が形成される。
アウタガラス4の内面に金属からなる導電端子
30が接着剤により結合され、かつ導電性皮膜2
5と電気的に接続される。第2図に示すように、
導電端子30はアウタガラス4とほぼ平行な基板
を備える。基板は中央部分が幾分上方へ隆起し
て、接着剤によりアウタガラス4の内面に接着さ
れる。導電端子30の基板に、ガラス面と垂直に
延びる板片ないしピン30aが一体に形成され
る。第1図に示すように、ピン30aを取り囲む
円筒体37が端部フランジ37aをアウタガラス
4の内面に接着され、円筒体37は内部に耐湿透
過性接着剤40を充填される。
30が接着剤により結合され、かつ導電性皮膜2
5と電気的に接続される。第2図に示すように、
導電端子30はアウタガラス4とほぼ平行な基板
を備える。基板は中央部分が幾分上方へ隆起し
て、接着剤によりアウタガラス4の内面に接着さ
れる。導電端子30の基板に、ガラス面と垂直に
延びる板片ないしピン30aが一体に形成され
る。第1図に示すように、ピン30aを取り囲む
円筒体37が端部フランジ37aをアウタガラス
4の内面に接着され、円筒体37は内部に耐湿透
過性接着剤40を充填される。
円筒体37は他端部をインナガラス7の内面に
衝合される。インナガラス7の内面に衝合した皿
型の弾性押え板38は、インナガラス7により円
筒体37の内部へ押し込められる。円筒体37の
接着剤40は弾性押え板38の弾性変形(第4図
に破線で示す)を伴つて加圧され、アウタガラス
4、円筒体37、導電端子30、インナガラス7
に密着される。弾性押え板38はインナガラス7
の穴36に装着した保護筒35の内端により、円
筒体37の内部へ押し込まれるようにしてもよ
い。ピン30aは弾性押え板38に設けた長方形
の穴38aを貫通してインナガラス7の穴36へ
突出される。
衝合される。インナガラス7の内面に衝合した皿
型の弾性押え板38は、インナガラス7により円
筒体37の内部へ押し込められる。円筒体37の
接着剤40は弾性押え板38の弾性変形(第4図
に破線で示す)を伴つて加圧され、アウタガラス
4、円筒体37、導電端子30、インナガラス7
に密着される。弾性押え板38はインナガラス7
の穴36に装着した保護筒35の内端により、円
筒体37の内部へ押し込まれるようにしてもよ
い。ピン30aは弾性押え板38に設けた長方形
の穴38aを貫通してインナガラス7の穴36へ
突出される。
保護筒35はインナガラス7の穴36へ嵌合さ
れ、保護筒35の外端部に形成したフランジ35
aをインナガラス7の外面に押し付けられる。保
護筒35は内端部に設けた複数の弾性突起を、イ
ンナガラス7の内面に係合される。保護筒35は
金属板を断面U字形に折り返してなる外部接続端
子31を弾性的に係合される。外部接続端子31
の折返し部はリード線34をハンダ付けなどによ
り結合され、リード線34は電源へ接続される。
れ、保護筒35の外端部に形成したフランジ35
aをインナガラス7の外面に押し付けられる。保
護筒35は内端部に設けた複数の弾性突起を、イ
ンナガラス7の内面に係合される。保護筒35は
金属板を断面U字形に折り返してなる外部接続端
子31を弾性的に係合される。外部接続端子31
の折返し部はリード線34をハンダ付けなどによ
り結合され、リード線34は電源へ接続される。
外部接続端子31は合成樹脂からなるキヤツプ
32の円筒部32bに収容され、円筒部32bを
保護筒35へ嵌合することにより、ピン30aと
外部接続端子31とが電気的に接続される。円筒
部32bはインナガラス7の外面に弾性的に係合
する傘体32aを一体に備えたキヤツプ32とし
て構成することが好ましい。
32の円筒部32bに収容され、円筒部32bを
保護筒35へ嵌合することにより、ピン30aと
外部接続端子31とが電気的に接続される。円筒
部32bはインナガラス7の外面に弾性的に係合
する傘体32aを一体に備えたキヤツプ32とし
て構成することが好ましい。
図示の実施例では、リード線34はインナガラ
ス7の外面と平行に引き出されるが、キヤツプ3
2からインナガラス7の外面と直角に引き出され
るように構成してもよい。
ス7の外面と平行に引き出されるが、キヤツプ3
2からインナガラス7の外面と直角に引き出され
るように構成してもよい。
本考案は上述のように、アウタガラス4とイン
ナガラス7の重合せ結合部が接着剤2により完全
に密閉されるので、外部から空気層6への湿気の
浸入が阻止される。
ナガラス7の重合せ結合部が接着剤2により完全
に密閉されるので、外部から空気層6への湿気の
浸入が阻止される。
また、第3図に示すように、導電端子30のピ
ン30aの接続部では、ピン30aを取り囲む円
筒体37の内部へ所定量の接着剤40を充填し、
インナガラス7を接着剤2によりアウタガラス4
に結合する際に、皿型の弾性押え板38を円筒体
37の内部へ押し込むと、円筒体37の接着剤4
0が弾性押え板38の弾性変形を伴つてピン30
aの取付部へ隙間なく加圧充填されるので、外部
との気密性が保たれる。
ン30aの接続部では、ピン30aを取り囲む円
筒体37の内部へ所定量の接着剤40を充填し、
インナガラス7を接着剤2によりアウタガラス4
に結合する際に、皿型の弾性押え板38を円筒体
37の内部へ押し込むと、円筒体37の接着剤4
0が弾性押え板38の弾性変形を伴つてピン30
aの取付部へ隙間なく加圧充填されるので、外部
との気密性が保たれる。
キヤツプ32の内部に備えた外部接続端子31
は、保護筒35へキヤツプ32を嵌合することに
より、ピン30aに接続される。
は、保護筒35へキヤツプ32を嵌合することに
より、ピン30aに接続される。
キヤツプ32は傘体32aをインナガラス7の
外面に密着されるので、車室の荷物などが接触し
ても、接続端子の損傷するのを防止し、車室内の
湿気が端子接続部へ浸入するのを阻止する。
外面に密着されるので、車室の荷物などが接触し
ても、接続端子の損傷するのを防止し、車室内の
湿気が端子接続部へ浸入するのを阻止する。
なお、本考案は、ガラスの曇りを取り除くため
の導電性皮膜25についての導電端子の取付構造
に限らず、窓ガラスに取り付けられるアンテナの
接続端子にも適用することができる。
の導電性皮膜25についての導電端子の取付構造
に限らず、窓ガラスに取り付けられるアンテナの
接続端子にも適用することができる。
[考案の効果]
本考案は上述のように、アウタガラスとインナ
ガラスの周縁結合部から離れた部分において、ア
ウタガラスの内面に導電端子を接着する一方、イ
ンナガラスに外部接続端子を嵌合する穴を設けた
から、外部から空気層への湿気の浸入を防止でき
る。つまり、導電端子を取り囲むように、円筒体
をアウタガラスとインナガラスとの間に介装し、
皿型の弾性押え板をインナガラスにより円筒体の
内部へ押し込んで、円筒体に充填された接着剤を
加圧して隙間なく密着したので、組付誤差がな
く、余分な接着剤が円筒体からはみ出すこともな
く、端子接続部を完全に封止でき、外部から空気
層への湿気の浸入を防止できる。
ガラスの周縁結合部から離れた部分において、ア
ウタガラスの内面に導電端子を接着する一方、イ
ンナガラスに外部接続端子を嵌合する穴を設けた
から、外部から空気層への湿気の浸入を防止でき
る。つまり、導電端子を取り囲むように、円筒体
をアウタガラスとインナガラスとの間に介装し、
皿型の弾性押え板をインナガラスにより円筒体の
内部へ押し込んで、円筒体に充填された接着剤を
加圧して隙間なく密着したので、組付誤差がな
く、余分な接着剤が円筒体からはみ出すこともな
く、端子接続部を完全に封止でき、外部から空気
層への湿気の浸入を防止できる。
アウタガラスとインナガラスの結合と同時に端
子取付部を組み付けるものであるから、複層窓ガ
ラスとして加工誤差がなく、円筒体の材料や色彩
などを考慮すれば、外観上も端子取付部に違和感
のない密封性の優れた複層窓ガラスが得られる。
子取付部を組み付けるものであるから、複層窓ガ
ラスとして加工誤差がなく、円筒体の材料や色彩
などを考慮すれば、外観上も端子取付部に違和感
のない密封性の優れた複層窓ガラスが得られる。
第1図は本考案に係る複層窓ガラスの導電端子
取付構造を示す側面断面図、第2図は同複層窓ガ
ラスにおけるアウタガラスの内面を示す斜視図、
第3図は同複層窓ガラスの導電端子の組付工程を
説明する側面断面図、第4図は同導電端子取付構
造における弾性押え板の作用を説明する側面断面
図、第5図は本考案が適用される一般的な自動車
の斜視図、第6図は従来の自動車用窓ガラスの側
面断面図、第7図は同自動車用窓ガラスの正面
図、第8図は同複層窓ガラスの導電端子取付構造
を示す側面断面図である。 3……スペーサ、4……アウタガラス、7……
インナガラス、24……窓ガラス、25,25a
……導電性皮膜、30……導電端子、31……外
部接続端子、32……キヤツプ、34……リード
線、37……円筒体、38……弾性押え板、38
a……穴、40……接着剤。
取付構造を示す側面断面図、第2図は同複層窓ガ
ラスにおけるアウタガラスの内面を示す斜視図、
第3図は同複層窓ガラスの導電端子の組付工程を
説明する側面断面図、第4図は同導電端子取付構
造における弾性押え板の作用を説明する側面断面
図、第5図は本考案が適用される一般的な自動車
の斜視図、第6図は従来の自動車用窓ガラスの側
面断面図、第7図は同自動車用窓ガラスの正面
図、第8図は同複層窓ガラスの導電端子取付構造
を示す側面断面図である。 3……スペーサ、4……アウタガラス、7……
インナガラス、24……窓ガラス、25,25a
……導電性皮膜、30……導電端子、31……外
部接続端子、32……キヤツプ、34……リード
線、37……円筒体、38……弾性押え板、38
a……穴、40……接着剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) インナガラスに設けた穴とアウタガラスに固
定した導電端子とを取り囲む円筒体をインナガ
ラスとアウタガラスとの間に介装し、円筒体に
充填した接着剤を加圧しかつ導電端子が貫通す
る穴を有する皿型の弾性押え板をインナガラス
の内面に衝合し、前記インナガラスの穴に外部
接続端子を嵌合支持したことを特徴とする複層
窓ガラスの導電端子取付構造。 (2) 前記インナガラスの穴に嵌合するとともにイ
ンナガラスの外面に密着するキヤツプを、外部
接続端子に一体的に備えた、実用新案登録請求
の範囲(1)に記載の複層窓ガラスの導電端子取付
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17229784U JPH047583Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17229784U JPH047583Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6187467U JPS6187467U (ja) | 1986-06-07 |
JPH047583Y2 true JPH047583Y2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=30729966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17229784U Expired JPH047583Y2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047583Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572883Y2 (ja) * | 1992-01-31 | 1998-05-25 | 本田技研工業株式会社 | 雨滴センサの端子装置 |
CN112219317B (zh) * | 2018-06-05 | 2022-09-13 | Agc株式会社 | 带端子的车辆用窗玻璃 |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP17229784U patent/JPH047583Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6187467U (ja) | 1986-06-07 |
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