JPH0475718A - コイルの転倒防止方法及びコイルカーのコイル転倒防止装置 - Google Patents
コイルの転倒防止方法及びコイルカーのコイル転倒防止装置Info
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- JPH0475718A JPH0475718A JP18886290A JP18886290A JPH0475718A JP H0475718 A JPH0475718 A JP H0475718A JP 18886290 A JP18886290 A JP 18886290A JP 18886290 A JP18886290 A JP 18886290A JP H0475718 A JPH0475718 A JP H0475718A
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Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
広幅帯板を複数条に分断するスリッターラインにJ5い
ては、分断した複数条の細幅帯板をリコイラに巻き取っ
た後、該巻き取った細幅コイルをスリッターライン外へ
搬送するためのコイルカー装置が用いられている。この
ようなコイルカーimにおいては、コイルカー装置に搭
載された複数の細幅コイルが幅方向に倒れ易いため、該
コイルカー装置には、コイルの転倒を防止するための何
らかの手当が必要である。 従来、この種のコイルの倒れ防止手法として、例えば、
コイルカー装置にガイド板を設け、該ガイド板に形成さ
れた多数の孔からコイル両側にコイル倒れを防止するた
めの棒等を人力で差し込むという手法がある。 又、実開昭48−111640では、昇降可能なコイル
受台を有し、且つ走行可能なコイルカーにおいて、該コ
イル受台の両側部の昇降部分にコイル押えアームを回動
自在に軸着し、このコイル押えアームによりコイルカー
上に搭載されたコイルを転倒防止のために保持するとい
う技術が開示されている。 又、実開昭60−113122では、広幅帯板を細幅帯
板に分断し、リコイラで巻直して得た複数の細幅コイル
を、スリッタライン外へ搬送するためのコイルカー装置
において、該細幅コイルの幅方向に、それぞれの細幅コ
イルを少なくとも1個以上で上方から押圧可能な位置に
複数配置され、且つ、各押圧部がそれぞれ独立に押圧方
向に伸縮自在とされたクランプヘッドと、該クランプヘ
ッドを一括して各細幅コイルに当接・離反自在とするク
ランプアームとを用い、これにより、これら搭載される
複数の各細幅コイルのコイル径が異なっても、搭載され
ている細幅コイルを転倒防止のために保持することを可
能にする技術が開示されている。
ては、分断した複数条の細幅帯板をリコイラに巻き取っ
た後、該巻き取った細幅コイルをスリッターライン外へ
搬送するためのコイルカー装置が用いられている。この
ようなコイルカーimにおいては、コイルカー装置に搭
載された複数の細幅コイルが幅方向に倒れ易いため、該
コイルカー装置には、コイルの転倒を防止するための何
らかの手当が必要である。 従来、この種のコイルの倒れ防止手法として、例えば、
コイルカー装置にガイド板を設け、該ガイド板に形成さ
れた多数の孔からコイル両側にコイル倒れを防止するた
めの棒等を人力で差し込むという手法がある。 又、実開昭48−111640では、昇降可能なコイル
受台を有し、且つ走行可能なコイルカーにおいて、該コ
イル受台の両側部の昇降部分にコイル押えアームを回動
自在に軸着し、このコイル押えアームによりコイルカー
上に搭載されたコイルを転倒防止のために保持するとい
う技術が開示されている。 又、実開昭60−113122では、広幅帯板を細幅帯
板に分断し、リコイラで巻直して得た複数の細幅コイル
を、スリッタライン外へ搬送するためのコイルカー装置
において、該細幅コイルの幅方向に、それぞれの細幅コ
イルを少なくとも1個以上で上方から押圧可能な位置に
複数配置され、且つ、各押圧部がそれぞれ独立に押圧方
向に伸縮自在とされたクランプヘッドと、該クランプヘ
ッドを一括して各細幅コイルに当接・離反自在とするク
ランプアームとを用い、これにより、これら搭載される
複数の各細幅コイルのコイル径が異なっても、搭載され
ている細幅コイルを転倒防止のために保持することを可
能にする技術が開示されている。
しかしながら、前述のコイル両側にコイル倒れを防止す
るための棒等を人力で差し込む手法にあっては、複数コ
イルの合計幅により、倒れ防止棒を取付ける位置を変え
る必要があり、又、複数コイルの合計幅が同じ場所であ
っても、コイルカー装置を移動する方向が、各コイルの
幅方向であることから、駆動側は次のスリットされたコ
イルをリコイラに巻き付ける前に、コイルカー装置をラ
イン内に移動しておくか、又は、コイルカー装置をライ
ン内に移動する前に倒れ防止棒を取外し、コイルカー装
置をライン内に移動後、巻き取りが終了してから取外し
た倒れ防止棒を再びコイルカー装置に取付ける等の繁雑
な作業を行わざるを得す、作業効率上問題がある。 又、このようなコイル両側にコイル倒れを防止するため
の棒等を人力で差し込むという方法を、機械化して自動
化する場合には、構造が非常に複雑になってしまうとい
う問題がある。 又、前述の実開昭48−111640では、径の異なる
複数の細幅コイルを、同時にコイルカー上に転倒防止の
ために保持しながら搭載することができないという問題
がある。 通常、圧延機で圧延されたコイルは、エツジドロップ及
びクラウンのために、該コイルの帯板の板幅方向の両端
の部分の板厚が、中央の部分の板厚に比べて薄くなって
いる。このため、このようなコイルの広幅帯板を細幅帯
板に分断し、リコイラで巻き直して得た複数の細幅コイ
ルにおいては、広幅コイルの中央部が分断されて得られ
た細幅コイルに比べて、広幅コイルの両端部が分断され
て得られた細幅コイルの方が、巻き直されて得られたコ
イルの径が小さくなる。即ち、広幅帯板を細幅帯板に分
断し、リコイラで巻きを直して得られた複数の細幅コイ
ルのコイル径は相互に異なるものである。 従って、この実開昭48−111640で開示されてい
る技術を用いたコイルカーの転倒防止装置の、径の異な
る複数の細幅コイルを同時に保持することができないこ
とは問題である。 又、実開昭60−113122は、コイル径の異なる複
数の細幅コイルであっても、これら複数の細幅コイルを
軸芯が同一方向に水平に並べて転倒防止のためにクラン
プして搬送をすることができるという技術である。しか
しながら、この目的達成のために、複雑な構造のクラン
プ機構を用いているという問題がある。即ち、コイル径
の異なる複数の細幅コイルを同時に転倒防止のためにク
ランプするために、はぼ細幅コイル毎に押圧するための
クランプヘッドと該クランプヘッドとを用いると共に、
これらを−括して各細幅コイルに当接・離反自在とする
クランプアームとを用いるもので、クランプ機構の構造
が複雑になってしまうという問題がある。 更に、コイルカー上に塔載される複数の細1丁]イルの
、そ4′1ぞれのコイル幅が変更された場合((−は、
今ランプ機構のクランプヘッド等の段取り替えを行わな
ければならないという問題もある、。 本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたも
ので、細幅−コイルの転倒防止のための保持力を向上さ
1!、”二Jイル任の異なる複数の細幅二」イルであっ
ても、単純な構造のクランプ機構で、確実(、″転倒防
止のためにクランプT′きると共に、該細幅コイルのコ
イル幅〈巻かれている帯板の幅)が変更されても、クラ
ンプ機構のクランプヘッド等の段取り替えを必要とり、
ないコイルの転倒防止方法及びコイルカーのコイル転倒
防止装置を提供することを目的とする。 (課題を達成ターるための手段) 本発明は、細幅二]イルを転倒防止のために保持具で押
圧保持する(、二際し、前記細幅コイルを押圧して、転
倒防止のために保持づ−るのに好適な、弾力性と表面摩
擦係数と強度とを右する、流動体の充填された可撓性チ
ューブを用い、前記網幅二」イルを、前記チューブを介
して押圧することにより、上記目的を達成したものであ
る。 又、本発明は、複数の細幅フィルを転倒防止のために保
持具で押圧保持しながら搬送するコイルカーのコイル転
倒防止&獣において、前記複数の細幅コイルの、少なく
とも1つの細幅コイルを押圧する、前記Il1幅二]イ
ルを押圧して転倒防止のために保持するのに好適な弾力
性と表面摩擦係数と強度とを有する、流動体の充填され
た可撓性チューブど、該デユープを保持し、該チューブ
を介して前記細幅′:jイルを押圧するクランプヘッド
と、を備えることにより、」−2目的を達成したもので
ある。 [作用] 本発明では、io=コイルを転@防止のため(に保持具
で押圧保持するに際し、流動体の充填された可撓性デユ
ー・ブの弾力性と表面のWIK力とを用いている。 従って、このようなりランプ機構は非常に単帥な構造で
あるにも拘わらず、例えば、複数の細幅コイルを同時(
、二転倒防止のために押圧1−る際等、これら複数の細
幅コイルのコイル径がnいに異なる場合であっても、こ
れらのコイル径が異常に程なるものでなければ、確実に
保持し転倒を防止万一ることができる。 又、これら細幅二コイルの二」イル幅が変更されても、
クランプ機構のクランプヘッド等の艮取り替えの必要も
ない。 このとき用いられるチュー・ブは、適度な弾力性を有し
、流動体が充填された可撓性のあるものである。従って
、細幅コイルの転倒防止のために該チューブの押圧時に
おいては、該チューブの表面ど細幅コイルの表面とが非
常に良好な密着状態となる。このとぎ用いられる大ユー
ブ本体の材質は、細幅コイルへの密教という点(ε関し
ては柔かいものが好ましいが、後述づるチューブの強度
と合せで決定するものである。 又、本発明によれば、チ1−ブに充填された流動体を介
して、チューブと良好([密着している細幅コイル石面
に、均一(。−保持力を得るJとができる。これは、容
器に閉込められた流動体は、どの方向にも一応に圧力を
伝λるという、パスカルの法則によるものである。 このチューブに充填される流動体は、圧縮空気等の気体
でもよく、又、鉱油等の種々の粘度の液体でもよい。細
幅コイルを押圧するときの圧力が比較的小さい圧力であ
る場合には、圧縮空気等の気体を用いることによって、
充填された気体自体の弾力性により該チj−ブと細幅コ
イルとの密着性をより向上さ1±ることができる。 従って、本発明においては、表面If!擦係数の良好な
チューブを用いることにより、非常に良好な細幅コイル
転倒防止のための保持力を得ることができる。 なお、細幅コイルの転倒防止のためのこのようなチュー
ブを介して押圧する圧力の大きさは、該デユープと細幅
コイルとの間の接触面積や表面摩擦係数や、又、このよ
うなコイル転倒防止がコイルカー上における場合には、
、搬送時の搬送状即(振動や加減速時の応カンによって
決定されるものである。 又、このようなチューブの材質は、細幅コイルを押圧し
ている際に発止する最大圧力にも充分に耐える強度のも
のでなければならない。又、搬送される細幅コイルは、
帯板が巻き取られたものであるため、外周のエツジが鋭
くなっている場合がある。従って、このように押圧に用
いられるチューブの材質は、押圧時の外傷等に対しても
充分な強度を備えていなければならない。 このように、本発明によれば、たとえコイル径の興なる
複数のl1ll#IAコイルであっても、単純な構造の
クランプ機構で、これら複数の細幅コイルを確実に転倒
防止のために保持することができる。 又、細幅コイルの押圧開始時に、該細幅コイルの位置や
角度がずれた場合であっても、確実に転倒防止のために
保持することができるように、従来に比べて保持力を向
上させることができる。 更に、この押圧保持時に細幅コイルの表面に押圧部で傷
を付けてしまうということがほとんどないという長所を
も有する。
るための棒等を人力で差し込む手法にあっては、複数コ
イルの合計幅により、倒れ防止棒を取付ける位置を変え
る必要があり、又、複数コイルの合計幅が同じ場所であ
っても、コイルカー装置を移動する方向が、各コイルの
幅方向であることから、駆動側は次のスリットされたコ
イルをリコイラに巻き付ける前に、コイルカー装置をラ
イン内に移動しておくか、又は、コイルカー装置をライ
ン内に移動する前に倒れ防止棒を取外し、コイルカー装
置をライン内に移動後、巻き取りが終了してから取外し
た倒れ防止棒を再びコイルカー装置に取付ける等の繁雑
な作業を行わざるを得す、作業効率上問題がある。 又、このようなコイル両側にコイル倒れを防止するため
の棒等を人力で差し込むという方法を、機械化して自動
化する場合には、構造が非常に複雑になってしまうとい
う問題がある。 又、前述の実開昭48−111640では、径の異なる
複数の細幅コイルを、同時にコイルカー上に転倒防止の
ために保持しながら搭載することができないという問題
がある。 通常、圧延機で圧延されたコイルは、エツジドロップ及
びクラウンのために、該コイルの帯板の板幅方向の両端
の部分の板厚が、中央の部分の板厚に比べて薄くなって
いる。このため、このようなコイルの広幅帯板を細幅帯
板に分断し、リコイラで巻き直して得た複数の細幅コイ
ルにおいては、広幅コイルの中央部が分断されて得られ
た細幅コイルに比べて、広幅コイルの両端部が分断され
て得られた細幅コイルの方が、巻き直されて得られたコ
イルの径が小さくなる。即ち、広幅帯板を細幅帯板に分
断し、リコイラで巻きを直して得られた複数の細幅コイ
ルのコイル径は相互に異なるものである。 従って、この実開昭48−111640で開示されてい
る技術を用いたコイルカーの転倒防止装置の、径の異な
る複数の細幅コイルを同時に保持することができないこ
とは問題である。 又、実開昭60−113122は、コイル径の異なる複
数の細幅コイルであっても、これら複数の細幅コイルを
軸芯が同一方向に水平に並べて転倒防止のためにクラン
プして搬送をすることができるという技術である。しか
しながら、この目的達成のために、複雑な構造のクラン
プ機構を用いているという問題がある。即ち、コイル径
の異なる複数の細幅コイルを同時に転倒防止のためにク
ランプするために、はぼ細幅コイル毎に押圧するための
クランプヘッドと該クランプヘッドとを用いると共に、
これらを−括して各細幅コイルに当接・離反自在とする
クランプアームとを用いるもので、クランプ機構の構造
が複雑になってしまうという問題がある。 更に、コイルカー上に塔載される複数の細1丁]イルの
、そ4′1ぞれのコイル幅が変更された場合((−は、
今ランプ機構のクランプヘッド等の段取り替えを行わな
ければならないという問題もある、。 本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたも
ので、細幅−コイルの転倒防止のための保持力を向上さ
1!、”二Jイル任の異なる複数の細幅二」イルであっ
ても、単純な構造のクランプ機構で、確実(、″転倒防
止のためにクランプT′きると共に、該細幅コイルのコ
イル幅〈巻かれている帯板の幅)が変更されても、クラ
ンプ機構のクランプヘッド等の段取り替えを必要とり、
ないコイルの転倒防止方法及びコイルカーのコイル転倒
防止装置を提供することを目的とする。 (課題を達成ターるための手段) 本発明は、細幅二]イルを転倒防止のために保持具で押
圧保持する(、二際し、前記細幅コイルを押圧して、転
倒防止のために保持づ−るのに好適な、弾力性と表面摩
擦係数と強度とを右する、流動体の充填された可撓性チ
ューブを用い、前記網幅二」イルを、前記チューブを介
して押圧することにより、上記目的を達成したものであ
る。 又、本発明は、複数の細幅フィルを転倒防止のために保
持具で押圧保持しながら搬送するコイルカーのコイル転
倒防止&獣において、前記複数の細幅コイルの、少なく
とも1つの細幅コイルを押圧する、前記Il1幅二]イ
ルを押圧して転倒防止のために保持するのに好適な弾力
性と表面摩擦係数と強度とを有する、流動体の充填され
た可撓性チューブど、該デユープを保持し、該チューブ
を介して前記細幅′:jイルを押圧するクランプヘッド
と、を備えることにより、」−2目的を達成したもので
ある。 [作用] 本発明では、io=コイルを転@防止のため(に保持具
で押圧保持するに際し、流動体の充填された可撓性デユ
ー・ブの弾力性と表面のWIK力とを用いている。 従って、このようなりランプ機構は非常に単帥な構造で
あるにも拘わらず、例えば、複数の細幅コイルを同時(
、二転倒防止のために押圧1−る際等、これら複数の細
幅コイルのコイル径がnいに異なる場合であっても、こ
れらのコイル径が異常に程なるものでなければ、確実に
保持し転倒を防止万一ることができる。 又、これら細幅二コイルの二」イル幅が変更されても、
クランプ機構のクランプヘッド等の艮取り替えの必要も
ない。 このとき用いられるチュー・ブは、適度な弾力性を有し
、流動体が充填された可撓性のあるものである。従って
、細幅コイルの転倒防止のために該チューブの押圧時に
おいては、該チューブの表面ど細幅コイルの表面とが非
常に良好な密着状態となる。このとぎ用いられる大ユー
ブ本体の材質は、細幅コイルへの密教という点(ε関し
ては柔かいものが好ましいが、後述づるチューブの強度
と合せで決定するものである。 又、本発明によれば、チ1−ブに充填された流動体を介
して、チューブと良好([密着している細幅コイル石面
に、均一(。−保持力を得るJとができる。これは、容
器に閉込められた流動体は、どの方向にも一応に圧力を
伝λるという、パスカルの法則によるものである。 このチューブに充填される流動体は、圧縮空気等の気体
でもよく、又、鉱油等の種々の粘度の液体でもよい。細
幅コイルを押圧するときの圧力が比較的小さい圧力であ
る場合には、圧縮空気等の気体を用いることによって、
充填された気体自体の弾力性により該チj−ブと細幅コ
イルとの密着性をより向上さ1±ることができる。 従って、本発明においては、表面If!擦係数の良好な
チューブを用いることにより、非常に良好な細幅コイル
転倒防止のための保持力を得ることができる。 なお、細幅コイルの転倒防止のためのこのようなチュー
ブを介して押圧する圧力の大きさは、該デユープと細幅
コイルとの間の接触面積や表面摩擦係数や、又、このよ
うなコイル転倒防止がコイルカー上における場合には、
、搬送時の搬送状即(振動や加減速時の応カンによって
決定されるものである。 又、このようなチューブの材質は、細幅コイルを押圧し
ている際に発止する最大圧力にも充分に耐える強度のも
のでなければならない。又、搬送される細幅コイルは、
帯板が巻き取られたものであるため、外周のエツジが鋭
くなっている場合がある。従って、このように押圧に用
いられるチューブの材質は、押圧時の外傷等に対しても
充分な強度を備えていなければならない。 このように、本発明によれば、たとえコイル径の興なる
複数のl1ll#IAコイルであっても、単純な構造の
クランプ機構で、これら複数の細幅コイルを確実に転倒
防止のために保持することができる。 又、細幅コイルの押圧開始時に、該細幅コイルの位置や
角度がずれた場合であっても、確実に転倒防止のために
保持することができるように、従来に比べて保持力を向
上させることができる。 更に、この押圧保持時に細幅コイルの表面に押圧部で傷
を付けてしまうということがほとんどないという長所を
も有する。
以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明が適用された第1実施例を示す構造図
である。 この第1図において、コイルカー本体40上には、コイ
ル受台18が取付けられている。 このコイル受台18には、コイルカーに搭載された細幅
コイル1.1aを下方から保持する、昇降可能なコイル
受台昇降部分18aが配置されている。 又、このコイル受台18には、アーム駆動軸16aを回
動軸として、アーム駆動シリンダ16bの駆動力により
、クランプアーム14と、このクランプアーム14と一
体となっているクランプヘッド12と、クランプヘッド
12に取付けられたエアチューブ14とを、細幅コイル
に接近/離反させるアーム駆動機構16が配置されてい
る。 このクランプアーム14に取付けられたエアチュー71
0は、搭載される細幅コイル1.1aのほぼ側方から該
細幅コイル1.1aの転倒防止のため押圧するものであ
り、エアチューブ本体10aと緩衝材10bとにより構
成されている。 又、コイルカー本体40には、4つのコイルカー車輪4
2が取付けられている。これにより、コイルカー全体は
、軌道レール46上を、極わずかな転がり摩擦のみで移
動することができるようになっている。 コイルカー本体40の前方に取付けられた牽引用アーム
44は、図示されぬ牽引コイルカーに連結するものであ
る。これにより、この第1図のコイルカー全体は、軌道
レール46上において、走行及び停止位置決めを行うも
のである。 この第1図に示される本発明の第1実施例のコイルカー
上には、広幅帯板を細幅帯板に分断し、リコイラで巻き
直して得た複数の細幅コイルが、各細幅コイルの軸芯が
同一方向となるように水平に並べて搭載されている。 この第1図において、1は細幅コイルであり、1aは広
幅コイルの両端がスリットされた細幅コイルであり、1
bはコイル尾端部である。 通常、圧延されたコイルは、エツジドロップやクラウン
の発生により、板幅方向の両端部は、中央部に比べて板
厚が薄くなっているものである。 このため、広幅帯板を細幅帯板に分断し、リコイラで巻
き直していた複数の細幅コイルにおいては、細幅コイル
の中央部がスリットされた細幅コイル1に比べ、細幅コ
イルの両端がスリットされた細幅コイル1aのほうが、
板厚の薄くなっている分だけコイル径が小さくなってい
る。 一般に、このようにコイル径の異なる複数の細幅コイル
を、軸芯が同一方向に水平に並べてコイルカーに搭載す
る際に、転倒防止のために押圧保持することは非常に困
難である。しかしながら、この本発明の第1実施例によ
れば、クランプヘッド12に取付けられたエアチューブ
10の、転倒防止のために保持するのに好適な弾力性と
表面摩擦係数とにより確実に押圧保持することができる
。 第2図は、本発明が適用された第2実施例を示ず構造図
である。 この第2図において、コイルカー本体40には、搭載さ
れた細幅コイル1を下方から保持する、昇醒可能なフィ
ル受台昇陸部分18aを備えた、コイル受台18が取付
けられている。 又、このコイルカー本体40には、アーム駆動軸16a
を回動軸どして、エアチューブ10が取付
である。 この第1図において、コイルカー本体40上には、コイ
ル受台18が取付けられている。 このコイル受台18には、コイルカーに搭載された細幅
コイル1.1aを下方から保持する、昇降可能なコイル
受台昇降部分18aが配置されている。 又、このコイル受台18には、アーム駆動軸16aを回
動軸として、アーム駆動シリンダ16bの駆動力により
、クランプアーム14と、このクランプアーム14と一
体となっているクランプヘッド12と、クランプヘッド
12に取付けられたエアチューブ14とを、細幅コイル
に接近/離反させるアーム駆動機構16が配置されてい
る。 このクランプアーム14に取付けられたエアチュー71
0は、搭載される細幅コイル1.1aのほぼ側方から該
細幅コイル1.1aの転倒防止のため押圧するものであ
り、エアチューブ本体10aと緩衝材10bとにより構
成されている。 又、コイルカー本体40には、4つのコイルカー車輪4
2が取付けられている。これにより、コイルカー全体は
、軌道レール46上を、極わずかな転がり摩擦のみで移
動することができるようになっている。 コイルカー本体40の前方に取付けられた牽引用アーム
44は、図示されぬ牽引コイルカーに連結するものであ
る。これにより、この第1図のコイルカー全体は、軌道
レール46上において、走行及び停止位置決めを行うも
のである。 この第1図に示される本発明の第1実施例のコイルカー
上には、広幅帯板を細幅帯板に分断し、リコイラで巻き
直して得た複数の細幅コイルが、各細幅コイルの軸芯が
同一方向となるように水平に並べて搭載されている。 この第1図において、1は細幅コイルであり、1aは広
幅コイルの両端がスリットされた細幅コイルであり、1
bはコイル尾端部である。 通常、圧延されたコイルは、エツジドロップやクラウン
の発生により、板幅方向の両端部は、中央部に比べて板
厚が薄くなっているものである。 このため、広幅帯板を細幅帯板に分断し、リコイラで巻
き直していた複数の細幅コイルにおいては、細幅コイル
の中央部がスリットされた細幅コイル1に比べ、細幅コ
イルの両端がスリットされた細幅コイル1aのほうが、
板厚の薄くなっている分だけコイル径が小さくなってい
る。 一般に、このようにコイル径の異なる複数の細幅コイル
を、軸芯が同一方向に水平に並べてコイルカーに搭載す
る際に、転倒防止のために押圧保持することは非常に困
難である。しかしながら、この本発明の第1実施例によ
れば、クランプヘッド12に取付けられたエアチューブ
10の、転倒防止のために保持するのに好適な弾力性と
表面摩擦係数とにより確実に押圧保持することができる
。 第2図は、本発明が適用された第2実施例を示ず構造図
である。 この第2図において、コイルカー本体40には、搭載さ
れた細幅コイル1を下方から保持する、昇醒可能なフィ
ル受台昇陸部分18aを備えた、コイル受台18が取付
けられている。 又、このコイルカー本体40には、アーム駆動軸16a
を回動軸どして、エアチューブ10が取付
【プられたク
ランプヘッド12と、このクランプヘッド12が取付(
プられたクランプアーム14とを、細幅コイル1に対(
)て接近/1反可能とするアーム駆動機構16が取付け
られている。 又、コイルカー本体40は4つのコイルカー↑輪42が
数句けられており、これにより、軌道1ノール46上を
、極わずかな転がり摩擦のみで移動できるようになって
いる。 この第2図に示される本発明の第2実施例においても、
前述の本発明の第1実施例と同様に、コイルカーにはコ
イル径の異な2)複数の細幅コイル1が同時に搭I!さ
れる。 コイル径の異なる複数の細幅コイル1をコイルカー上に
搭載に1−るに際して、フィルカーの走行中の振動や加
減速時の応力による転倒防止のために、押圧保持づ−る
ことは非常に困難である。しかしながら、本発明の第2
実施例によれば、細幅コイル1に接近/離反するクラン
プヘッド12に取付けられたエアチューブ10の、転倒
防止のために保持するのに好適な弾力性と表面摩擦係数
とにより確実に押圧保持することができる。 第3図は、本発明の前記第1実施例及び第2実施例に用
いられる、エアチューブの断面図である。 この第3図において、クランプヘッド12に取付番ブら
れたエアチューブ10は、コイル径のRなる複数の細幅
コイル1.1aを、転倒防JJ、−のために押圧保持す
るだめのものである。即ち、広幅コイルの中央部がスリ
ットされた細幅コイル1に対して、広幅コイルの両端が
スリットされた細幅コイル1aはコイル径が小さくなっ
ている。 このエアデユープ10は、充填されている圧縮空気を密
閉するエアチューブ本体10aと、細幅コイル1.1a
の転倒防止のために保持するのに好適な弾力性と表面摩
擦係数と強度どを右j−る緩衝材10bとにより構成さ
れている。 この第3図において、A点では、軸芯が同一方向に水平
に並ぺられた複数の細幅コイル1.1aの端部(細幅コ
イル1aの端)が、確実に、細幅コイル1.1aの転倒
防止のために、エアチューブ10により押圧保持されて
いる。又、B点では、コイル径の異なる複数のI11@
8]イル1.1aの、細幅コイル間の段差であっても、
確実に、細幅コイル1.1aの転倒防止のために、エア
チューブ10により押圧保持されている。 このようなA点及びB点におけるエアチューブ10の細
幅コイル1.1aへの安定した押圧保持は、このエアチ
ューブ10の、転倒防止のために保持するのに好適な弾
力性と表面摩擦係数とによるものである。 又、このようなA点及びB点においては、エアデユープ
10を破損してしまうような応力がかかるものであるが
、このエアデユープ10は適切な強度を存することl、
二より、長期間の使用にも耐えるものとなっている。 又、この第3図のC区間において、細幅コイル1.1a
の表面には、エアデユープ10内に充填されている圧縮
空気の作用により(パスカルの法則)、均一な押圧圧力
が作用している。 従ってこのエアチューブ10のm*材10bの表面は、
細幅コイル1.1aがたどえ多少斜めにコイルカーへ搭
載されたとしても、これらに対して非常に良好な密着状
態を生成する。 更に、このC区間においては、このような均一な細幅コ
イル1.18表面への押圧圧力と、又、エアチューブ1
0の緩衝材10bの表面の111@コイル1.1aを押
圧保持するのに好適な表面*m係数とにより、転倒防止
のために保持するの1十分な11!擦力を発生させてい
る。 以上説明した通り、本発明によれば非常に優れた細幅コ
イル1.1aの転倒防止のための保持力を得ることがで
きる。従来(特開昭6O−113122)のコイル転倒
防止率は60%程度であったが、本発明の第1実施例及
び第2実施例のコイル転倒防止率はそれぞれ100%と
なり、完璧な細幅コイル1.1aの転倒防止を実現する
ことができた。 なお、以上説明した本発明の第1実施例及び第2実施例
では搭載されている全ての細幅コイル1.1aをエアチ
ューブ14により押圧しているが、本発明はこれに限定
したものではない。例えば、軸芯が同一方向に水平に並
べて搭載された複数の細幅コイル1.1aの少なくとも
両端の細幅コイル1a (又は1)を流動体の充填され
たチューブで押圧すれば、搭載されている全ての11幅
コイル1.1aの転倒を防止できる。又、ガイド板等に
押しつけて複数の細幅コイル1.1aを搭載する場合に
は、少なくとも、ガイド板に押しつけられていない他方
の細幅コイルla (又は1)のみを流動体の充填さ
れたチューブを介して押圧すればよい。しかしながら、
前述の本発明の実施例のように、全ての1IIIコイル
1.1aをエアチューブ14(流動体の充填されたチュ
ーブ)により押圧する方法の方が転倒防止のための保持
力が大きいことはいうまでもない。 又、複数の細幅コイル1.1aの転倒を防止するために
、押圧する際、この押圧される細幅コイル1.1aの少
なくとも1つを流動体の充填されたチューブを介して押
圧してもよい。この方法でも、このチューブにより押圧
される部分の細幅コイル1.1aのコイル径が他の細幅
コイル1.1aのコイル径より小さい場合等には、この
流動体の充填されたチューブを用いたことによる効果を
得ることができる。 f発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、細幅コイルの転倒
防止のための保持力を向上させ、コイル径の異なる複数
の細幅コイルであっても、単純な構造のクランプ機構で
、確実に転倒防止のためにクランプできると共に、該細
幅コイルのコイル幅(巻かれている帯板の幅)が変更さ
れても、クランプ機構のクランプヘッド等の段取り替え
を必要としないという優れた効果を得ることができる。
ランプヘッド12と、このクランプヘッド12が取付(
プられたクランプアーム14とを、細幅コイル1に対(
)て接近/1反可能とするアーム駆動機構16が取付け
られている。 又、コイルカー本体40は4つのコイルカー↑輪42が
数句けられており、これにより、軌道1ノール46上を
、極わずかな転がり摩擦のみで移動できるようになって
いる。 この第2図に示される本発明の第2実施例においても、
前述の本発明の第1実施例と同様に、コイルカーにはコ
イル径の異な2)複数の細幅コイル1が同時に搭I!さ
れる。 コイル径の異なる複数の細幅コイル1をコイルカー上に
搭載に1−るに際して、フィルカーの走行中の振動や加
減速時の応力による転倒防止のために、押圧保持づ−る
ことは非常に困難である。しかしながら、本発明の第2
実施例によれば、細幅コイル1に接近/離反するクラン
プヘッド12に取付けられたエアチューブ10の、転倒
防止のために保持するのに好適な弾力性と表面摩擦係数
とにより確実に押圧保持することができる。 第3図は、本発明の前記第1実施例及び第2実施例に用
いられる、エアチューブの断面図である。 この第3図において、クランプヘッド12に取付番ブら
れたエアチューブ10は、コイル径のRなる複数の細幅
コイル1.1aを、転倒防JJ、−のために押圧保持す
るだめのものである。即ち、広幅コイルの中央部がスリ
ットされた細幅コイル1に対して、広幅コイルの両端が
スリットされた細幅コイル1aはコイル径が小さくなっ
ている。 このエアデユープ10は、充填されている圧縮空気を密
閉するエアチューブ本体10aと、細幅コイル1.1a
の転倒防止のために保持するのに好適な弾力性と表面摩
擦係数と強度どを右j−る緩衝材10bとにより構成さ
れている。 この第3図において、A点では、軸芯が同一方向に水平
に並ぺられた複数の細幅コイル1.1aの端部(細幅コ
イル1aの端)が、確実に、細幅コイル1.1aの転倒
防止のために、エアチューブ10により押圧保持されて
いる。又、B点では、コイル径の異なる複数のI11@
8]イル1.1aの、細幅コイル間の段差であっても、
確実に、細幅コイル1.1aの転倒防止のために、エア
チューブ10により押圧保持されている。 このようなA点及びB点におけるエアチューブ10の細
幅コイル1.1aへの安定した押圧保持は、このエアチ
ューブ10の、転倒防止のために保持するのに好適な弾
力性と表面摩擦係数とによるものである。 又、このようなA点及びB点においては、エアデユープ
10を破損してしまうような応力がかかるものであるが
、このエアデユープ10は適切な強度を存することl、
二より、長期間の使用にも耐えるものとなっている。 又、この第3図のC区間において、細幅コイル1.1a
の表面には、エアデユープ10内に充填されている圧縮
空気の作用により(パスカルの法則)、均一な押圧圧力
が作用している。 従ってこのエアチューブ10のm*材10bの表面は、
細幅コイル1.1aがたどえ多少斜めにコイルカーへ搭
載されたとしても、これらに対して非常に良好な密着状
態を生成する。 更に、このC区間においては、このような均一な細幅コ
イル1.18表面への押圧圧力と、又、エアチューブ1
0の緩衝材10bの表面の111@コイル1.1aを押
圧保持するのに好適な表面*m係数とにより、転倒防止
のために保持するの1十分な11!擦力を発生させてい
る。 以上説明した通り、本発明によれば非常に優れた細幅コ
イル1.1aの転倒防止のための保持力を得ることがで
きる。従来(特開昭6O−113122)のコイル転倒
防止率は60%程度であったが、本発明の第1実施例及
び第2実施例のコイル転倒防止率はそれぞれ100%と
なり、完璧な細幅コイル1.1aの転倒防止を実現する
ことができた。 なお、以上説明した本発明の第1実施例及び第2実施例
では搭載されている全ての細幅コイル1.1aをエアチ
ューブ14により押圧しているが、本発明はこれに限定
したものではない。例えば、軸芯が同一方向に水平に並
べて搭載された複数の細幅コイル1.1aの少なくとも
両端の細幅コイル1a (又は1)を流動体の充填され
たチューブで押圧すれば、搭載されている全ての11幅
コイル1.1aの転倒を防止できる。又、ガイド板等に
押しつけて複数の細幅コイル1.1aを搭載する場合に
は、少なくとも、ガイド板に押しつけられていない他方
の細幅コイルla (又は1)のみを流動体の充填さ
れたチューブを介して押圧すればよい。しかしながら、
前述の本発明の実施例のように、全ての1IIIコイル
1.1aをエアチューブ14(流動体の充填されたチュ
ーブ)により押圧する方法の方が転倒防止のための保持
力が大きいことはいうまでもない。 又、複数の細幅コイル1.1aの転倒を防止するために
、押圧する際、この押圧される細幅コイル1.1aの少
なくとも1つを流動体の充填されたチューブを介して押
圧してもよい。この方法でも、このチューブにより押圧
される部分の細幅コイル1.1aのコイル径が他の細幅
コイル1.1aのコイル径より小さい場合等には、この
流動体の充填されたチューブを用いたことによる効果を
得ることができる。 f発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、細幅コイルの転倒
防止のための保持力を向上させ、コイル径の異なる複数
の細幅コイルであっても、単純な構造のクランプ機構で
、確実に転倒防止のためにクランプできると共に、該細
幅コイルのコイル幅(巻かれている帯板の幅)が変更さ
れても、クランプ機構のクランプヘッド等の段取り替え
を必要としないという優れた効果を得ることができる。
第1図は、本発明が適用された第1実施例を示す構造図
、 第2図は、本発明が適用された第2実施例を示す構造図
、 第3図は、本発明の前記第1実施例及び第2実施例に用
いられる、エアチューブの断面図である。 18a・・・コイル受台昇降部分、 40・・・コイルカー本体、 42・・・コイルカー車輪、 44・・・牽引用アーム、 46・・・軌道レール。 1・・・細幅コイル、 1a・・・広幅コイルの両端がスリットされた細幅コイ
ル、 1b・・・コイル尾端部、 10・・・エアチューブ、 10a・・・エアチューブ本体、 10b・・・緩衝材、 12・・・クランプヘッド、 14・・・クランプアーム、 16・・・アーム駆動機構、 16a・・・アーム駆動軸、 16b・・・アーム駆動シリンダ、 18・・・コイル受台、
、 第2図は、本発明が適用された第2実施例を示す構造図
、 第3図は、本発明の前記第1実施例及び第2実施例に用
いられる、エアチューブの断面図である。 18a・・・コイル受台昇降部分、 40・・・コイルカー本体、 42・・・コイルカー車輪、 44・・・牽引用アーム、 46・・・軌道レール。 1・・・細幅コイル、 1a・・・広幅コイルの両端がスリットされた細幅コイ
ル、 1b・・・コイル尾端部、 10・・・エアチューブ、 10a・・・エアチューブ本体、 10b・・・緩衝材、 12・・・クランプヘッド、 14・・・クランプアーム、 16・・・アーム駆動機構、 16a・・・アーム駆動軸、 16b・・・アーム駆動シリンダ、 18・・・コイル受台、
Claims (2)
- (1)細幅コイルを転倒防止のために保持具で押圧保持
するに際し、 前記細幅コイルを押圧して、転倒防止のために保持する
のに好適な、弾力性と表面摩擦係数と強度とを有する、
流動体の充填された可撓性チューブを用い、 前記細幅コイルを、前記チューブを介して押圧すること
を特徴とするコイルの転倒防止方法。 - (2)複数の細幅コイルを転倒防止のために保持具で押
圧保持しながら搬送するコイルカーのコイル転倒防止装
置において、 前記複数の細幅コイルの、少なくとも1つの細幅コイル
を押圧する、前記細幅コイルを押圧して転倒防止のため
に保持するのに好適な弾力性と表面摩擦係数と強度とを
有する、流動体の充填された可撓性チューブと、 該チューブを保持し、該チューブを介して前記細幅コイ
ルを押圧するクランプヘッドと、を備えたことを特徴と
するコイルカーのコイル転倒防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18886290A JPH0475718A (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | コイルの転倒防止方法及びコイルカーのコイル転倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18886290A JPH0475718A (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | コイルの転倒防止方法及びコイルカーのコイル転倒防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475718A true JPH0475718A (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=16231166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18886290A Pending JPH0475718A (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | コイルの転倒防止方法及びコイルカーのコイル転倒防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0475718A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5797557A (en) * | 1997-01-15 | 1998-08-25 | Ppg Industries, Inc. | Apparatus, systems and methods for transporting a cylindrical package |
KR100878670B1 (ko) * | 2002-10-11 | 2009-01-13 | 주식회사 포스코 | 초박판코일의 내경부 페이오프릴 분리장치 |
KR100946058B1 (ko) * | 2002-12-20 | 2010-03-09 | 주식회사 포스코 | 연속압연라인의 소코일 인출장치 |
JP2013111620A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Jfe Steel Corp | 金属帯コイル載置用スキッドおよびそのスキッドを備えた搬送台車 |
CN103662853A (zh) * | 2013-11-27 | 2014-03-26 | 中色科技股份有限公司 | 一种金属卷材堆垛机卷材保护装置 |
CN106424203A (zh) * | 2016-11-03 | 2017-02-22 | 哈尔滨工大宏图橡塑科技有限公司 | 一种航空轮胎钢丝圈缠绕机储丝筒装置 |
CN110342300A (zh) * | 2019-06-22 | 2019-10-18 | 江苏鹏翔新材料科技股份有限公司 | 一种织布卷绕固定机构 |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP18886290A patent/JPH0475718A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5797557A (en) * | 1997-01-15 | 1998-08-25 | Ppg Industries, Inc. | Apparatus, systems and methods for transporting a cylindrical package |
KR100878670B1 (ko) * | 2002-10-11 | 2009-01-13 | 주식회사 포스코 | 초박판코일의 내경부 페이오프릴 분리장치 |
KR100946058B1 (ko) * | 2002-12-20 | 2010-03-09 | 주식회사 포스코 | 연속압연라인의 소코일 인출장치 |
JP2013111620A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Jfe Steel Corp | 金属帯コイル載置用スキッドおよびそのスキッドを備えた搬送台車 |
CN103662853A (zh) * | 2013-11-27 | 2014-03-26 | 中色科技股份有限公司 | 一种金属卷材堆垛机卷材保护装置 |
CN106424203A (zh) * | 2016-11-03 | 2017-02-22 | 哈尔滨工大宏图橡塑科技有限公司 | 一种航空轮胎钢丝圈缠绕机储丝筒装置 |
CN110342300A (zh) * | 2019-06-22 | 2019-10-18 | 江苏鹏翔新材料科技股份有限公司 | 一种织布卷绕固定机构 |
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