JPH0475711A - 圧延機の板厚制御装置 - Google Patents

圧延機の板厚制御装置

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JPH0475711A
JPH0475711A JP2185878A JP18587890A JPH0475711A JP H0475711 A JPH0475711 A JP H0475711A JP 2185878 A JP2185878 A JP 2185878A JP 18587890 A JP18587890 A JP 18587890A JP H0475711 A JPH0475711 A JP H0475711A
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    • B21B37/58Roll-force control; Roll-gap control
    • B21B37/64Mill spring or roll spring compensation systems, e.g. control of prestressed mill stands

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、油圧圧下方式を採用した圧延機において、
高応答の板厚制御を実現した圧延機の板厚制御装置に関
する。
[従来の技術] 第4図に油圧圧下方式を採用した従来の圧延機として入
側、出側にリールを配したジングルスタンドの冷間可逆
式圧延機の例を示す。この図において、圧延材30は巻
戻し用リール20から送り出されて、デフレフクロール
21からワークロール3.4間を通り、ここで所定の圧
延が行なわれた後、デフレクタロール26を通って巻取
り用リール27に巻取られる。巻戻し及び巻取り用リー
ル20.27は各々モータ19,28で駆動されており
、さらに圧延機32の入出側で圧延材30に働く張力を
一定に保つためのリールモータ張力制御装置II!、2
9が設けられている。張力制御装置18.29は一般に
モータ電流を張力に比例させるように制御している。ま
たラインの圧延速度は、圧延機32のワークロール駆動
用モータ23の速度を速度制御装置24てコントロール
して、所定の値に制御している。
第4図において、1は圧延荷重を検出するロードセル、
2は上バツクアップロール、3,4は上下ワークロール
、5は下バツクアツプロールである。6はワークロール
3,4間のロールギャップを設定する油圧シリンダ、7
は油圧シリンダ6とサーボ弁8間の配管、9は油圧シリ
ンダ内に装着された圧下ラム6°の変位を検出する変位
計である。10はサーボ弁8への開度指令(電流信号)
を送るサーボアンプ、11は加減算器12の出力信号を
増幅する制御ゲインKGを与える係数器で、圧下ラム6
°の圧下位置S′を制御する。
基本的な位置制御ループは、指令信号Rと変位計9の出
力信号Sとを比較演算し、その偏差信号eに係数器11
でゲインKcを乗算し、この信号によりサーボアンプ1
0を介してサーボ弁8の開度を制御して、配管7から油
圧シリンダ6に供給する圧油の量を調節することにより
、圧下ラム6゛の位置S′を制御する。その結果、下バ
ツクアツプロール5、下ワークロール4が移動して上下
ワークロール3,4間の開度(ロールギャップ)が所定
の値に調節される。これを油圧圧下装置6Bという。
また、圧下ラム6°の位置S′を制御するだけては上下
ワークロール3,4間のロールギャップに圧延荷重を受
けたミルの伸び分だけの誤差が発生する。そのため、通
常は圧延開始後のあるタイミングで基準圧延荷重Pre
rを記憶し、ロードセル1で検出した圧延中の圧延荷重
を表わす信号Pとの差APを加減算器17で求め、それ
をミル常数制御装置54の係数器16においてミル常数
Km (圧延機のバネ常数に当たるもので、予め求めて
おく)で除算してミルの伸びを求め、それに何割り補正
するかを決める補正ゲインCを乗算して、圧下ラム6°
の位置S′を修正する修正信号CPを求め、これを先の
基本位置制御ループの指令として加算器13に与え、圧
下ラム6′の位置S′を補正している。これを一般にミ
ル常数制御と言う。
更に、圧延機32出側の圧延材3oの絶対板厚を目標値
hratと一致させるために、圧延機32の出側に設け
た厚み計25(逆方向走行時は厚み計22を使用する)
によって検出された信号りと目標値hrerとを加減算
器31で比較演算して偏差Ahを求め、それを積分制御
器15を通した後、係数器14において実際の圧下位置
に直す補正ゲイン1 +(M/Ke )を乗算して圧下
ラム6°の位置S′を修正する修正信号Chを求め、こ
れをやはり先の基本位置制御ループの指令とじて加算器
13に与え、圧下ラム6°の位置S′を補正している。
これをモニタAGCという。ここで、Mは圧延材30の
堅さを表わす定数で予め求めておく。Keは制御された
ミル常数でKQ −Km/(1−c)の関係がある。
[発明が解決しようとする課題] 前記第4図の圧延機において圧延材30の板厚を制御す
るために、圧下ラム6゛の位置S′を変えロールギャッ
プを変更すると、圧延材30に作用している入出側の張
力も変化する。例えば、板厚を薄くするためにワークロ
ール3.4間のロールギャップを狭くすると、圧延材3
0が伸び、入出側の張力が減少する。入出側の巻戻し、
巻取リリール20.27のモータ19.28を制御する
リールモータ張力制御装置18.29の応答は、一般に
油圧圧下よりも1桁以上遅いため、ロールギャップが変
更され、張力が変わっても、油圧圧下並の速さで張力を
設定値に戻せない。このため、入出側の張力か減少し、
その結果、見掛は上圧延材30の変形抵抗が大きくなっ
たかのような効果が生じ、ロールギャップは拡大する方
向に向う(板厚か薄くならない)。ずなわぢ、高速の油
圧圧下で板厚を薄くしようと1〜でも、入出側のモータ
19,28の1月ルモータ張力制御装置18.29の応
答量」−の速さでは板厚を薄くてきないということにな
る。従って、特に2〜3Hz以上の速い入側板厚外乱に
対しては、先のミル常数制御でミルを硬くj−で除去し
ようとしても板厚制御か応答しないので除去できなかっ
た。
油圧圧下を使って、どんなに速く圧下ラム6の位置S′
を制御11.でも、板厚制御の精度か思った以」二に良
くならないということを圧延現場でしばし、ば耳にする
が、それは上述の理由による。
第5図は本発明者による計算機を使ったシミュレーショ
ン例で、以上のことを明らかにするものである。シミュ
1ノージョンを行った対象は第4図に示(−たジングル
スタンドの冷間可逆式圧延機で、入側設定張力IJ6)
ン、出側設定張力2J51−ン、入側板厚0.52mm
、板幅1800ms+の材料を圧延速度1800m /
分で目標板厚0.3Iにするという条件下で、途中ロー
ルギャップをステップ状にlO庫減少させた例である。
油圧圧下の応答は周波数応答で90度位相遅れ20Hz
を想定1゜ており、ステップ応答では0.04秒以下で
目標値に到達するという高速なものである。シミューシ
ョン結果を見ると、ロールギャップをlo庫変えると、
出側板厚変化Ahはほは1秒で定常値に到達(7ている
。実際の油圧圧下は0.04秒で目標値に到達するのに
、板厚が時間的に25倍も遅く(7か変化17ないのは
、先に述べたように、入出側のリールモータ張力制御装
置18.29の応答か遅いからである。すなわち、一般
にリール20.27の張力はモータ電流を一定にするこ
とにより制御されるが、モータ19.28を含むリール
20.27の慣性はかなり大きく、従って電流コントロ
ールによって、リール20.27の周速かテンション変
動を抑える次の定常値に達するまでに1秒程度かかるか
らである。
」二紀問題に対1.て本発明者は、特願平1−2023
93号公報「圧延機の板厚制御装置」で圧延機の入側、
もしくは入出側の両方に、圧延材料に印加されている張
力を調節する張力制御装置を具備したことを特徴と1.
た第6図に示されるような圧延機の板厚制御装置を提案
1.た。尚、第6図中、第4図と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしている。
第6図の装置によればロールギャップを操作した結果発
生ずる張力の変動を速やかに抑制することができるので
、ロールギャップを動かした結果が板厚に反映されるよ
うになり、従来のミル常数制御も十分に機能するように
なる。張力制御袋WR33,34としては第7図に示さ
れるようなものが一例として考えられる。
即ち、第7図において、35は圧延材30を押える押え
ロールで、アーム3Bに回転自在に支持されている。3
7は押えロール35の軸受けに取り付けられた荷重検出
器(ロードセル)で、圧延材30からの反力を検出する
アーム3Bはレバー38と結合されており、回転主軸3
9を中心に回転し2、その結果押えロール35を上下す
る。レバー38は液圧シリンダ40に装着されたピスト
ンロッド41と結合されており、サーボ弁42で液圧シ
リンダ40への液lを調節することにより、回転主軸3
9を中心に回動する。その結果一体となったアーム3B
が回動し、押えロール35を上下する。サーボ弁42の
開度調整は、荷重検出器37で検出(また圧延材30の
反力から圧延材30の張力Tを張力演算器4Gで演算j
2て求め、それを加減算器45で張力設定値”refと
比較演算して偏差ATを求め、この偏差ATに係数器4
4により係数Kvを乗算し、ザーボアンブ43を介して
サーボ弁42を制御することにより、偏差ΔTが零とな
るように制御される。
第7図に示した張力制御装置1[33,34によれば、
ロールギャップか変わった場合、その結果生じる張力変
化を押えロール35の軸受は部の荷重検出器37で検出
し、これを目標値” refと一致するように高速のサ
ーボ弁42で液圧シリンダ40への流体の流入1、流出
量を調整し、その結果押えロール35が上下し、圧延材
30の張力が即座に変わる。このため、油圧圧下でロー
ルギャップを変えた結果か即座に出側板厚に反映され、
従来のモータ電流による張力制御装置を使用した場合に
比べて、高応答の板厚制御が実施できる。
尚、第6図の装置においては、リールモータ張力制御装
置18.29は遅い張力変動を抑制し、張力制御装置3
3.34は速い張力変動を吸収するように作用する。
ところで、ミル常数制御で入側板厚外乱を除去するため
にミルを硬くすると、当然のようにミル機械本体の作り
出すロール偏心などの外乱も板厚へ影響を及ぼしやすく
なり、板厚精度ヲ悪化させるという不具合が生じる。こ
れに対し 。
て従来から、ロール偏心を圧延力信号などから抽出して
、これをもとにロールギャップを偏心の動きと逆向きに
動かして補正する、いわゆるロール偏心除去制御装置が
実用化されていた。
しかし、この方法も圧延速度が速くなると、ロール偏心
の変動周期か速くなり、油圧圧下の応答が間に合わなく
なるので十分に偏心の影響を除去できないという問題が
あった。
第8図から第11図までに本発明者が上記問題を検討す
るために行なった計算機シミュレーション結果を示す。
シミュレーションを行なった対象は、第4図、第6図に
示したジングルスタンドの冷間式圧延機で、入側設定張
力1.42 トン、出側設定張力3.041−ン、入側
板厚0.28+*s、板幅1800+uの材料を圧延速
度1800m 7分で目標板厚0 、2+amにすると
いう条件下で、入側板厚外乱として振幅±4m、変動周
波数5 Hz、ロール偏心として振幅±32al、変動
周波数6.53Hzを想定して計算した例である。
第8図、第9図は入側板厚変動の影響のみを検討した場
合である。
第8図は第4図に示した従来の圧延機でミル常数をミル
常数制御で10倍に硬くした例で、入側板厚変動8.、
p−pに対して出側板厚変動は5.4n”であるが、第
6図に示すように圧延機32人側に張力制御装置33を
入れた装置では、第9図から分かるように、3.42a
l”まで出側板厚変動を減少させることができる。これ
は、張力制御装置33で入側張力変動を抑制できるので
、ミル常数制御によりミルを硬くして十分に入側板厚変
動を減らすことができるからである。
それに対して、第10図、第11図はロール偏心の影響
のみを検討した場合であり、第10図は第4図に示した
従来の圧延機32でやはりミル常数をミル常数制御で1
0倍に硬くした例で、ロール偏心6I111P−Pは、
はとんど出側板厚変動を引き起こしていない。入側張力
変動を見ると分かるように、張力が0.88 トンP−
Pも変動し、その結果、ロール偏心が板厚にほとんど影
響を及ぼさないのである。それに対して、圧延機32人
側に張力制御装置33を入れると、第11図に示すよう
に入側張力変動が0.2トンP−Pと大幅に減少するの
に伴ない、出側板厚変動は3゜2J!mp−pにまで増
加している。即ち、入側張力変動が抑制されたので、ロ
ール偏心に起因するロールギャップの変化が圧延材の板
厚に影響を及ぼすようになったのである。
以上のことから、圧延機32の入側、もしくは入出側の
両方に圧延材30に印加されている張力を調節する張力
制御装置33.34を設けた場合、入側板厚外乱等の材
料自体に起因する原因、並びにロール偏心等の機械に起
因する原因の両方を考慮した対策を考えることが重要で
あることがわかる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、板厚制御
の応答性を高めて、精度のよい製品板厚を得ることがで
きる圧延機の板厚制御装置を提供しようとするも・ので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上下ワークロール間のロールギャップを設定
する油圧圧下装置と、圧延荷重を検出するロードセルに
よって検出した圧延中の圧延荷重と基準圧延荷重との差
に基づき前記油圧圧下装置に対する指令信号を出力する
ミル常数制御装置とを備えた圧延機において、前記圧延
機の入側、もしくは入出側の両方に、圧延材に加えらズ
1ている張力を調節する張力側8装置を設け、前記圧延
材の入側に圧延材の板厚を検出する厚み計と圧延材の送
り速度を検出する速度計を設りると共に前記圧延機の出
側に圧延材の板厚を検出する犀み計を設(プ、入側の厚
み計の信号よりロールギャップ変更量を求め且つ速度計
の信号よりロールギャップを変更するタイミングを演算
してロールギャップ変更量信号を前記油圧圧下装置へ出
力するロールギャップ変更量演算器と、前記ロー ドセ
ル或いは出側の厚み計の信号)!り最適なミル常数を求
めるミル常数演算器、並びに該ミル常数fii算器から
出力されるミル常数信号に基づき補正ゲインを求め補正
ゲイン信号を前記ミル常数制御2置へ出力する補正ゲイ
ン設定器を設けたことを特徴とするものである。
[作   用] 従って、圧延機の入側もし、くは入出側の両方に張力制
御装置を設けたので、lj−ルギャップの変動による張
力の変動は速やかに抑制されろ。
更に、圧延機入側の厚み計により入側板厚変動か、速度
計により圧延材の送り速度が夫々測定され、前記厚み計
及び速度計からの信号を基にロールギャップ変更量演算
器において、ロルギャップ変更量と、入側板厚変動か圧
延機の1王ワークロール間を通過するタイミングとが演
算され、ロールギャップ変更量信号CFか油圧圧下装置
へ出力され、圧延機の」−下ワークロール間のロールギ
ャップが調整されて入側板厚変動が除去されると共に、
ロードセル或いは出側の厚み計の信号を基に、ロール偏
心などの圧延機自体に起因する外乱成分の出側板厚への
影響を除去するのにm適なミル花数かミル常数演算器に
おいて求められ、該ミル常数演算器から出力されるミル
常数信号に基づき補正ゲインが補正ゲイン設定器におい
て求められ、該補正ゲイン設定器から出力される補正ゲ
イン信号によりミル常数制御装置にお(」る補正ゲイン
か変更さAする。これにより、浦圧圧丁の高速制御性を
最大限に生か12で、板厚制御の応答性か高めl)れ、
精度の良い製品板厚が得られろ。
[)て  施  例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照17つ一つ説明する
第1図は本発明の一実施例であり、図中第6図と同一の
符号を付I−だ部分は同一物を表わしている。
第1図に示す如く、圧延機32の入側、もL <は入出
側の両方に、圧延材30に加えられている張力を調筋ケ
る張力制御ヌ装置33.34を設り、n11記圧延機3
2の入側に圧延材30の板厚を検出ずろ厚み計22と圧
延材30の送り速度■を検出する速度計50をBiる5
石共に前記圧延機32の出側に圧延材30の板厚を検出
−づる厚み計25を:りづる。
又、前記入側の厚み計22の信号tより入側板厚外乱を
相殺するロールギャップ変更量を求め且つ速度計50の
信qVSよりロールギャップを変更するタイミング、即
ち入側板厚外乱か圧延機32の上下ワークロール3.4
間を通過するタイミングを演算1.てロールギャップ変
更量信号CFを前記基本位置制御ループの指令値と17
で加算器13へ、加えるロールギャップ変更量演算器5
1を設けろ。
更に、ロードセル1或いは出側の厚み計25の信号P(
圧延荷重)或いはh (出側板厚)を分析して出側板厚
変動の周波数成分を抽出1.それを基に蔽辿なミル常数
を求めるミル常数演算器52を設置づると共に、該ミル
常数演算器52から出力されるミル常数信号KBtl:
JSづき補正ゲインを求め補正ゲイン信号Cを前記ミル
n数制御装置54へ出力する補正ゲイン訝・定器53を
設ける。
次に、−ト記実施例の作動を説明する。
張力制御装置33.34は、圧延材30の張力変動を測
定して、それを減少させるノ′うに第7図に示すような
押えロール35を動かすため、ロールギャップ変動によ
る張力変動は速やかに抑制されると共に、ロールギャッ
プ変動か出側板厚に反映されるようになる。。
更に、圧延機32人側に設りだ厚み計22により入側板
厚変動か測定され、月−つ、圧延材30の送り速度Vが
速度計50により測定され、前記厚み計22及び速度計
50からの信号t、Vsを基にロールギャップ変更量演
算器51において、ロールギャップ変更量と、入側板厚
変動が圧延機32の上下ワークロール3.4間を通過す
るタイミングとが演算され、ロールギャップ変更量信号
CFが基本位置制御ループの加算器13へ出力され、圧
延機32の上下ワークロール3,4間のロールギャップ
か調整されて入側板厚変動が除去される。
又、ロードセル1或いは出側の厚み計25の信号P或い
はhを基に、出側板厚変動の周波数成分が抽出され、ロ
ール偏心などの圧延機32自体に起因する外乱成分の出
側板厚への影響を除去するのに最適なミル常数がミル常
数演算器52において求められ、該ミル常数演算器52
から出力されるミル常数信号KBに基づき補正ゲインか
補正ゲイン設定器53において求められ、該補正ゲイン
設定器53から出力される補正ゲイン信号Cによりミル
常数制御装置54における係数器16の補正ゲインか変
更される。尚、ミル常数演算器52には、ロードセル1
、出側厚み計25の信号P。
hを必ずしも両者とも取り込む必要はなく、どちらか一
方だけでも良い。
ここで、先に第10図、第11図で示したように、ロー
ル偏心が出側板厚変動の主原因であるなら、ミル常数制
御でミルを硬くするのは出側板厚変動を悪化させるので
望ましくないが、第1図に示す実施例では、ロール偏心
の影響か大きい場合、どちらかと言えばミルか柔か目と
なるようミル常数制御でミル常数を設定することになる
ため、ロール偏心による出側板厚変動は抑制されること
になる。
反面、ミルが柔か目となるようミル常数制御でミル常数
を設定することは、入側板厚外乱の出側板厚変動へ与え
る影響が大きくなることを意味する。
しかしながら、第1図に示す実施例では、圧延機32人
側に設けた厚み計22で入側板厚変動を測定し、且つ圧
延材30の速度を速度計50で測定し、ロールギャップ
変更量演算器51て入側板厚変動が圧延機32の上下ワ
ークロール3.4間を通過するタイミングを求め、それ
に合わせてロールギャップを時々刻々変更しているので
、入側板厚外乱が抑制され、これに伴って入側板厚外乱
の出側板厚変動へ与える影響も小さくできる。
第2図、第3図は本発明の実施例の効果を示すため行な
った計算機シミュレーション結果で、外乱として入側板
厚変動及びロール偏心が同時に加わった場合の例である
。条件は第8図から、第11図までの場合と同じである
。第2図は第1図に示す実施例においてミル常数制御に
よりミル常数を3倍とした場合(Ke ”=Km/ (
1−C)においてc −0,67) 、第3図は自然の
ミル常数にした場合(c−0)である。第2図ではロー
ル偏心の影響で出側板厚変動が±1.7−程度となって
いるが、ミル常数を最適に設定し直した第3図では、±
1.3un程度まで変動が減少しており、本発明の優れ
た効果か示されている。
尚、最適なミル常数の演算は常時行なう必要はなく、圧
延荷重或いは出側板厚を基に一度計算してプリセットす
るだけでも良い。
尚、上記実施例では、本発明をジングルスタンドの冷間
可逆式圧延機に適用した場合についてのみ述べたが、一
方向に圧延する非可逆式の圧延機や2スタンド以上のタ
ンデム圧延機等、前記従来技術で述べた問題か生ずる全
ての圧延機に本発明を適用できること、又、張力検出は
、押えロール、デフレクタロール以外に圧延材の走行経
路中に配されたロールその他の部材にかかる圧延材から
の反力により検出することができること等、その池水発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の圧延機の板厚制御装置に
よれば、圧延機の入側、もしくは入出側の両方に張力制
御装置を設けたので、板厚を制御するために圧延機の圧
下位置を変更した結果生ずる圧延機入側または入出側の
張力変動を速やかに抑制することができ、更に、入側板
厚外乱を圧延義人側の厚み計で測定1−て除去すると共
にロール偏心等の影響を補正ゲインを変えることにより
ミル常数を変更して抑制するので、板厚制御の応答を速
めて、精度の良い製品板厚を得ることができるという優
れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図、第2図は@1図の装置においてミル常数を3倍と
した場合の計算機シミュレーション結果を示す線図、第
3図は第1図の装置において自然のミル常数とした場合
の計算機シE 、、 1ノーシ瑚ン結果を示す線図、第
4図は従来例のシステム構成を示すブロック図、第5図
は第4図の装置における計W機シミュ;ノージョン結果
を示す線図、第6図は世在提案されている張力制御装置
を備えた圧延機のシステム構成を示すブロック図、第7
図は第6図の装置の張力制御装置の具体例を示すブロッ
ク図、第8図は@4図のg置における入側板厚変動に対
する出側板厚変動並びに入側張力変動の計算板シミュ1
/−ジョン結果を示す線図、第9図は第6図の装置にお
ける入側板厚変動に対する出側板厚変動並びに入側張力
変動の計算機シE J1/−ジョン結果を示す線図、第
10図は第4図の装置におりるロール偏心に対する出側
板厚変動並びに入側張力変動の計算機シミュレーション
結果を示す線図、第11図は第6図の装置におけるロル
偏心に対する出側板厚変動並びに入側張力変動の計算機
シミコレ−ジョン結果を示す線図である。 1はロー トセル、3は上ワークロール、4は下ワーク
ロール、22は厚み計、25は厚み計、30は圧延材、
32は圧延機、33.34は張力制御装置、50は速度
計、51はローギャップ変更量演算器、52はミル常数
演算器、53は補正ゲイン設定器、54はミル常数制御
装置、6Gは油圧圧下装置、Prefは基準圧延荷重、
Pは信号(圧延荷重)、Rは指令信号、tは信号(入側
板厚)、Vsは信号(送り速度)、CFはロールギャッ
プ変更量信号、hは信号(出側板厚)、Ksはミル常数
信号、Cは補正ゲイン信号を示す。 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)上下ワークロール間のロールギャップを設定する油
    圧圧下装置と、圧延荷重を検出するロードセルによって
    検出した圧延中の圧延荷重と基準圧延荷重との差に基づ
    き前記油圧圧下装置に対する指令信号を出力するミル常
    数制御装置とを備えた圧延機において、前記圧延機の入
    側、もしくは入出側の両方に、圧延材に加えられている
    張力を調節する張力制御装置を設け、前記圧延材の入側
    に圧延材の板厚を検出する厚み計と圧延材の送り速度を
    検出する速度計を設けると共に前記圧延機の出側に圧延
    材の板厚を検出する厚み計を設け、入側の厚み計の信号
    よりロールギャップ変更量を求め且つ速度計の信号より
    ロールギャップを変更するタイミングを演算してロール
    ギャップ変更量信号を前記油圧圧下装置へ出力するロー
    ルギャップ変更量演算器と、前記ロードセル或いは出側
    の厚み計の信号より最適なミル常数を求めるミル常数演
    算器、並びに該ミル常数演算器から出力されるミル常数
    信号に基づき補正ゲインを求め補正ゲイン信号を前記ミ
    ル常数制御装置へ出力する補正ゲイン設定器を設けたこ
    とを特徴とする圧延機の板厚制御装置。
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