JPH0475579A - チップペーパーの蛇行自動修正装置 - Google Patents

チップペーパーの蛇行自動修正装置

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JPH0475579A
JPH0475579A JP2187922A JP18792290A JPH0475579A JP H0475579 A JPH0475579 A JP H0475579A JP 2187922 A JP2187922 A JP 2187922A JP 18792290 A JP18792290 A JP 18792290A JP H0475579 A JPH0475579 A JP H0475579A
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長村 正幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、たばこ製造工程で両切りたばことフィルター
プラグとを巻き上げるためのフィルターチップアタッチ
メント機においてチップペーパーを正常に走行させるの
に通したチップペーパーの蛇行自動修正装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、フィルター付きたばこは、一定寸法に切断された
2本の両切りたばことフィルタープラグとを、糊付けし
て矩形に切断されたチップペーパー片で巻き上げて接着
し、フィルタープラグの中央を切断することで2本ずつ
形成される。
第10図は従来のたばこ製造装置のフィルターチップア
タッチメント機におけるチップペーパー供給部を示す図
である。チップペーパーボビン10には帯状のチップペ
ーパーをロール状に巻いた巻物が装填されており、チッ
プペーパーPは、繰り出しローラ20によってチップペ
ーパーボビン10からアジャストローラ30を介して糊
付部40に繰り出され、この糊付部40で片面に糊が転
写されて一定速度で回転するドラム状のサクションロー
ラ50に供給される。このとき、サクションローラ50
のドラム面にはチップペーパーPの糊付けされていない
面が接触される。
サクションローラ50の外周近傍には複数の切歯を羽根
車状にしたコークナイフ60が配設されており、第11
図に示したように、コークナイフ60は回転しながらサ
クションローラ50のドラム面50a上でチップペーパ
ーPを切断する。なお、サクションローラ50の回転速
度は、ドラム面50aの速度(搬送速度)がチップペー
パーPの供給速度より速くなるように設定されており、
チップペーパーPは、ドラム面50aの吸引作用によっ
て引っ張られながらその張力によって先端部分PAをド
ラム面50a上で滑らせ、これによって、コークナイフ
60によって切断されたあとのチップペーパー片Pは所
定間隔を保った状態でドラム面50aに順次吸着される
。そして、矩形に切断形成されたチップペーパー片pが
ドラム面50aの回転によってトランスファードラム7
0に供給される。なお、トランスファードラム70以降
では、図示しない装置によってチップペーパー片pでダ
ブル巻が巻き上げられ、切断されてフィルター付きたば
こが製造される。
〔発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のようなチップペーパー供給部では
チップペーパーを高速で走行させるため、チップペーパ
ーボビンからの繰り出し時における走行不良や、複数の
チップペーパー巻物を用いてチップペーパーボビンを自
動交換するときの接続時のスリップ等によって、チップ
ペーパーの走行方向に対する左右の偏りすなわちチップ
ペーパーの蛇行を生じることがある。
チップペーパーが蛇行すると、チップペーパー片の切断
不良やサクションローラでの位置ずれが生じ、次工程で
両切りたばことフィルタープラグとを巻き上げる際にロ
ーリング不良となって不良品が発生することになる。こ
のため従来は、アジャストローラ30をチップペーパー
の走行方向に対して直角な方向に手動で移動調整し、チ
ップペーパーの蛇行を低減するようにしているが、適切
な調整を行うためには作業に熟練を要し手間がかかると
いう問題があった。なお、チップペーパーボビンを自動
交換するときには、チップペーパー接続時のローリング
不良を考慮して、チェツキングドラムと称する次工程で
一定時間だけダブル巻を強制的に排除するようにしてい
るが、たばこ製造装置は高速で稼働されるので、良品(
正常なダブル巻)のロスが多くなっていた。このために
も、チップペーパーの蛇行を速やかに修正することが要
求されている。
本発明は、たばこ製造装置のフィルターチップアタッチ
メント機においてチップペーパーの蛇行を自動的に修正
してたばこ製造工程の作業性を向上させるとともに、良
品のロスを低減できるようにすることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するためになした本発明のチップペー
パーの蛇行自動修正装置は、たばこ製造装置のフィルタ
ーチップアタッチメント機における帯状のチップペーパ
ーの蛇行状態を検出してこのチップペーパーの蛇行を修
正する装置であって、上記チップペーパーの両縁を摺動
自在に当接させて該チップペーパーの走行方向と直角な
方向に移動可能に配設された走行路規制部材と、該走行
路規制部材を上記チップペーパーの走行方向と直角な方
向に移動させる駆動手段と、上記チップペーパーの予め
設定された走行位置における一方の縁の外側近傍でチッ
プペーパーを検出すると第1検出信号を出力する第1光
電検出手段と、上記予め設定された走行位置における他
方の縁の外側でチップペーパーを検出すると第2検出信
号を出力する第2光電検出手段と、上記第1検出信号お
よび第2検出信号に基づいて上記駆動手段を駆動して前
記走行路規制部材を移動制御する制御手段とを備え、上
記制御手段は、上記第1検出信号を検知するとこの第1
検出信号を検知しなくなるまで前記走行路規制部材を前
記第2光電検出手段側に移動し、上記第2検出信号を検
知するとこの第2検出信号を検知しな(なるまで上記走
行路規制部材を前記第1光電検出手段側に移動させるも
のであることを特徴とする。
〔作 用〕
本発明のチップペーパーの蛇行自動修正装置において、
チップペーパーは走行路規制部材に対して両縁を摺動自
在に当接させて走行路が保持され、この走行路規制部材
の移動によって、その走行方向が調整される。
一方、走行路規制部材は駆動手段を介して制御手段の制
御で移動される。
また、制御手段は、第1光電検出手段の第1検出信号お
よび第2光電検出手段の第2検出信号とに基づいて走行
路規制部材を移動制御し、第1検出信号を検知するとこ
の第1検出信号を検知しなくなるまで走行路規制部材を
第2光電検出手段側に移動し、第2検出信号を検知する
とこの第2検出信号を検知しなくなるまで走行路規制部
材を第1光電検出手段側に移動させる。
さらに、第1光電検出手段と第2光電検出手段とは、チ
ップペーパーの予め設定された走行位置における両縁の
外側近傍でそれぞれチップペーパーを検出すると第1検
出信号および第2検出信号をそれぞれ出力する。
したがって、走行路規制部材は、常に第1光電検出手段
と第2光電検出手段におけるチップペーパーの各検出位
置の内側に移動されることになり、チップペーパーは予
め設定された走行位置になるように規制される。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例の蛇行自動修正装置を用いたたば
こ製造装置のフィルターチップアタッチメント機を示す
図であり、前記第10図と同様の部分には同符号を付記
しである。
図において、1は糊付部40の手前に配設されたアジャ
ストローラ、2,3はアジャストローラ1の糊付部40
側に配設されたそれぞれ一対に配設された反射型の光電
検出器、4は光電検出器2.3の出力電圧に基づいてチ
ップペーパーPの走行状態に応じてパルス信号と異常蛇
行時の異常信号を発生させる信号処理部、5はアジャス
トローラ1をチップペーパーPの走行方向に対して直角
な方向に移動させるためのステッピングモータ等から構
成される装置 低速の2段階の速度で駆動するための2種類のクロック
信号を発生させて信号処理部4に供給するためのクロッ
ク発生回路、7は接近センサ等により当該フィルターチ
ップアタッチメント機の主軸の回転に同期して一定の同
期信号(ダブル巻1本当りlパルス)を発生させる同期
信号発生部、8は異常信号と同期信号とに基づいて排除
信号を発生する排除信号出力部である。
光電検出器2,3からの電圧信号は信号処理部4に入力
され、信号処理部4はクロック発生回路6からのクロッ
ク信号と光電検出器2,3からの電圧信号に基づいて、
駆動装置5にパルス信号を出力するとともに、異常蛇行
のときは異常信号を排除信号出力部8に出力する。排除
信号出力部8は信号処理部4からの異常信号と同期信号
発生部7からの同期信号に基づいて排除信号を生成し、
これをチェツキングドラム90の排除部90aに出力す
る。
トランスファードラム70以降は従来のフィルターチッ
プアタッチメント機と同様になっており、チップペーパ
ー片を付けた両切りたばことフィルタープラブがトラン
スファードラム70からヒータドラム80に供給され、
図の■のようなダブル巻に巻き上げ乾燥されてチェツキ
ングドラム90に移送される。そして、正常なダブル巻
はファイナルカッティングドラム100とファイナルカ
ッティングナイフ110によってフィルタ一部分が切断
されて次工程に移送され、不良のダブル巻は排除部90
aの制御によってチェツキングドラム90で下方に排除
される。なお、排除部90aは排除信号の入力によって
図示しない排除バルブを駆動して不良品を排除する。
光電検出器2,3は、第2図に示したように、それぞれ
、アンプユニット(発光部)Aと光フアイバーケーブル
Bおよび集光レンズCから構成されている。
アンプユニッI−Aは高輝度LEDで超高速パルスを点
灯させ、この発光された光は光フアイバーケーブルBを
介して集光レンズCに伝達され、集光レンズCは光フア
イバーケーブルBで伝達されてくる光を集光する。また
、集光レンズCは前方からの反射光を受光して集光し、
この集光された検出光は光フアイバーケーブルBを介し
てアンプユニットAに伝達される。
そして、アンプユニットAは、集光レンズCによる受光
強度に応じた電圧信号と予め設定した設定電圧を比較す
ることにより、チップペーパーPを検出した場合にON
(“1パ)の信号(検出信号)を信号処理部4に出力す
る。
すなわち、この光電検出器2,3は、チップペーパーの
左右の蛇行状態を検出するためのもので、チップペーパ
ーPの縁が集光レンズCの光軸を横切ったかどうかによ
ってチップペーパーの蛇行状態が検知される。
第3図は光電検出器2,3による検出部を示す平面図、
第4図はその側面図である。
図において、91はフィルターチップアタッチメント機
のフレーム、92はフレーム91からチップペーパーP
の走行路側に立設されたスライドシャフト、93L 、
93.はスライドシャフト92と平行に配設された調整
用シャフト、94L 。
94、はスライドシャフト92に摺動自在に軸受された
スライドブロックであり、スライドブロック94Lは調
整用シャフト931に対して摺動自在にされるとともに
調整用シャフト93Lのネジ部93aLと螺合され、ス
ライドブロック94゜は調整用シャフト93Lに対して
摺動自在にされるとともに調整用シャフト931のネジ
部93aiと螺合されている。そして、調整用シャフト
93゜および調整用シャフト93.lを回すことにより
、スライドブロック94.およびスライドブロック94
、がそれぞれ図の矢印のようにスライドシャフト92に
対して移動可能にされ、各スライドブロック94L、9
4.はボルト94 aL+ 94 amによってそれぞ
れスライドシャフト92に固定される。
また、スライドブロック94L 、94.は下端を開口
して内部に空洞部94bL 、94bRが形成され、空
洞部94bL内には光電検出器2 L  93Lの各集
光レンズC2L、CALを臨ませて配設され、空洞部9
4bRには光電検出器2..3.lの各集光レンズC2
,,C,,を臨ませて配設されている。
アジャストローラ1例の集光レンズC:lL、C)ff
Rは、糊付部40例の集光レンズC2L、C2Rよりも
僅かに外側に配設されており、内側の集光レンズCZL
、C!Rの光軸は、予め設定されたチップペーパーの走
行路(図の二点鎖線)の縁よりもそれぞれ僅かに外側に
なるようにスライドブロック94゜、94.が調整固定
されている。
95、.95つは先端を空洞部94bL 、94b、に
それぞれ臨ませてスライドブロック941.94えに取
り付けられたエアノズルであり、各エアノズル95L 
、95.はロータリエルボ95at、95a*によって
圧搾パイプ96L 、96Nに連通されている。
そして、圧搾バイブ96L 、96Nからの圧搾空気が
エアノズル95L 、95Rから空洞ブロック94bt
  、94b、内に送られ、空洞部94 bL、94b
、内の塵などが排除され、塵などによる光電検出器21
,3L 、2R,3Rの誤検知が防止される。
第5図はアジャストローラ1および駆動装置5の一部縦
断面図、第6図は第5図のA−A断面図である。
アジャストローラ1において、11は円柱形のシリンダ
軸、12はシリンダ軸11に摺動自在に嵌合された円筒
形のシリンダ、131.13.は互いの対向面をチップ
ペーパーPの幅より僅かに大きくしてシリンダ12に嵌
合固定されているアジヤスティングリング、14はシリ
ンダ12の一端に配されたワッシャ、15はワッシャ1
4を介してシリンダ軸11に螺合された調整ネジ、16
はシリンダ軸11からフレーム91側に突設された四角
柱のスライド軸、17はシリンダ軸11とスライド軸1
6の間に形成されたフランジ部、1日はフランジ部17
とシリンダ12との間に配されたスプリングである。
シリンダ12はスプリング18によって、シリンダ軸1
1に対してワッシャ14側に付勢されており、調節ネジ
15を回すことにより、シリンダ12およびアジヤステ
ィングリング13L、13゜はシリンダ軸11に対して
軸方向に位1調節できるようになっている。
駆動装置5において、51はフレーム91に固定された
ステッピングモータ、52はステッピングモータ51の
出力軸51aに取り付けられたカップリング、53はカ
ップリング52によってステッピングモータ51の出力
軸51aに連結された駆動シャフト、54は駆動シャフ
ト53を軸受するベアリング、55はベアリング54を
収容するベアリングケース、56はヘアリングカバー5
7はフレーム91に固定されてアジャストローラ1側の
スライド軸16を軸受する軸受は部である。
駆動装置5の駆動シャフト53の先端部分にはネジ部5
3aが形成されるとともに、このネジ部53aは、アジ
ャストローラ1例のスライド軸16の中心に螺合されて
いる。
上記の構成により、ステッピングモータ51が正・逆に
回転駆動されると、アジャストローラlは、図の矢印の
ように、駆動機構5およびフレーム91に対してチップ
ペーパーPの走行方向と直角な方向(チップペーパーP
の幅方向)に往復移動される。これによって、アジヤス
ティングリング13t、13*の間に配設されたチ・ン
ブペーパーPは走行方向に対して直角方向に移動され、
チップペーパーPの蛇行が修正される。
第7図はチップペーパー片の蛇行状態の一例を示す図で
あり、光電検出器2,3の位置でのチ・ンプペーパーの
状態を示している。なお、図の破線は正常な状態を示し
、同図(a)は少し蛇行した状態、同11D(b)は大
きく蛇行した状態をそれぞれ示している。
チップペーパーP′が蛇行しないで正常な位置を走行し
ているときは、光電検出器2,3の各集光レンズC2L
 ? C2R+ CffLt C0の光軸がチップペー
パーP′と交差しないので、光電検出器2゜3は電圧信
号を出力しない。
一方、例えば同図(a) 、 (b)に実線で示したよ
うに、チップペーパーPが走行方向(図の矢印)に対し
て偏った状態になると、同図(a)の場合は、チップペ
ーパーPが光電検出器2の左側の集光レンズC2、の光
軸を横切るようになり、この集光レンズC■からの光が
チップペーパーPで反射されて集光レンズC!Lで検知
され、光電検出器2.から電圧信号が出力される。また
、同図(b)の場合は、チップペーパーPが光電検出器
2と光電検出器3の各左側の集光レンズCzL 、 C
XLの光軸を横切るようになり、この集光レンズC21
1C3Lからの光がそれぞれチップペーパーPで反射さ
れて集光レンズC2L、C3L で検知され、光電検出
器2L 、3Lから電圧信号がそれぞれ出力される。
したがって、この光電検出器2,3の出力電圧を監視す
ることにより、チップペーパーPの蛇行状態が検出され
る。
第8図は信号処理部4の回路図である。
各光電検出器2L 、3L 、2.l 、3Rからの検
出信号は端子1..1.、I3.1.に入力され、クロ
ック発生回路6からの低速駆動用のクロック(第1クロ
ツク)と高速駆動用のクロック(第2クロツク)とが端
子CL、、CL2にそれぞれ入力される。
端子■、と端子I2はAND回路41の入力端に接続さ
れ、端子I、とインバータ42を介した端子■2および
端子CL、はAND回路43の入力端に接続されている
。AND回路41の出力端と端子CL、はAND回路4
4の入力端に接続され、AND回路43とAND回路4
4の再出力端は接続されてモータ駆動回路45の逆転側
入力端子(−側端子)に接続されている。
また、これと対称な構造で、端子I3と端子■。
はAND回路46の入力端に接続され、端子I3とイン
バータ47を介した端子I4および端子CL、はAND
回路48の入力端に接続されている。
AND回路46の出力端と端子CL2はAND回路49
の入力端に接続され、AND回路48とAND回路49
の再出力端は接続されてモータ駆動回路45の正転倒入
力端子(+側端子)に接続されている。
上記の構成において、チップペーパーPが正常な走行状
態のときは、全ての光電検出器2,3でチップペーパー
Pが検出されず、AND回路41.43,46,48の
出力が“0”で、AND回路44.49の出力も0”に
なる。したがってモータ駆動回路45にはクロック信号
(パルス信号)が出力されずステッピングモータ51は
停止状態となる(正常状態)。
チップペーパーPが蛇行した場合、走行方向に向かって
左側の光電検出器2L 、3Lと右側の光電検出器2m
、3iのうち、左側か右側かの何方かでしか検出されな
いので、いま、チップペーパーが走行方向に向かって左
側に位置がずれた場合について説明する。
チップペーパーPが僅かに蛇行している場合には内側の
光電検出器2Lだけしか検出しないので、AND回路4
1.44は導通されず、AND回路43だけが導通する
。したがって、このAND回路43を介して第1クロツ
クがモータ駆動回路45の一例端子に入力され、ステッ
ピングモータ51は低速で逆転されてアジャストローラ
1が走行方向に向かって右に移動される。
また、チ・ンブペーパーPが大きく蛇行している場合に
は、内側と外側の両方の光電検出器2 L  93’t
が検出するので、インバータ42を介して端子I!が接
続されたAND回路43は導通されず、AND回路41
.44が導通される。したがって、AND回路44を介
して第2クロツクがモータ駆動回路45の子端子に入力
され、ステッピングモータ51は高速で逆転されてアジ
ャストローラ1が高速で右に移動される。
このように、大きな蛇行が生じた場合には高速でアジャ
ストローラ1が移動され、チップペーパーPの蛇行が速
やかに修正される。
なお、チップペーパーPが右側に蛇行した場合にはアジ
ャストローラ1が左に移動されて蛇行が修正される。
なお、AND回路41の出力端X1とAND回路46の
出力端X2はそれぞれ排除信号出力部8に接続されてい
る。すなわち、この出力端Xl 。
X2からは、それぞれ大きく蛇行した場合の検出信号が
出力され、この検出信号(異常信号)が排除信号の生成
に用いられる。
第9図は排除信号出力部8の回路図であり、同期信号発
生部7からの同期信号が端子CLffに入力され、前記
信号処理部4の出力端子X1 、X2が端子Y、、Y、
にそれぞれ接続されている。
端子Y、、Y2は短絡されてシフトレジスタ81n+〜
81n8が接続されている。また、シフトレジスタ81
n、の後には、シフトレジスタ82m+〜82m、が接
続れている。なお、各シフトレジスタには端子CL 3
から同期信号が入力される。
そして、信号処理部4からの異常信号がシフトレジスタ
81n、t〜81n=により同期信号に同期してシフト
記憶され、シフトレジスタ81n。
に達すると、シフトレジスタ82m1〜82mJに同時
に入力される。このシフトレジスタ82 m、 r〜8
2m、内の異常信号が排除信号として排除部90aに出
力される。
上記異常信号のシフト動作は、大きな蛇行の検出時とチ
ェツキングドラム90での排除動作との時間差を調整す
るためのもので、このシフト段数は、光電検出器2,3
の位置からチェツキングドラム90までの段数(チップ
ペーパー片およびダブル巻の数)に応じて設定される。
また、シフトレジスタ82 m l〜B2mJからは、
大きな位置ずれ1回に対して1本のダブル巻を排除する
ための排除信号が出力され、不良品を確実に排除するた
めに複数のダブル巻を排除するようにしている。
上記のように、チップペーパーの蛇行を自動的に検出し
て自動的に修正するので、たばこ製造工程で作業性が向
上するばかりか、蛇行の修正が速やかに行われるので排
除本数を減らすなどして、良品のロスを低減することが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のチップペーパーの蛇行自動
修正装置によれば、たばこ製造装置のフィルターチップ
アタッチメント機において、チップペーパーの両縁を規
制する走行路規制部材をチップペーパーの走行方向に対
して直角に移動可能に配設するとともに、チップペーパ
ーの両縁近傍に設けた第1光電検出手段および第2光電
検出手段でチップペーパーを検出し、第1光電検出手段
で検出した場合は走行規制部材を第2光電検出手段側に
、また第2光電検出手段で検出した場合には走行規制部
材を第1光電検出手段側に、それぞれ移動させるように
したので、走行路規制部材は、常に第1光電検出手段と
第2光電検出手段におけるチップペーパーの各検出位置
の内側に移動されることになり、チップペーパーを予め
設定された走行位置になるように自動的に修正すること
ができる。したがって、たばこ製造工程の作業性を向上
させるとともに、良品のロスを低減できるようにするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の蛇行自動修正装置を適用したフ
ィルターチップアタッチメント機を示す図、 第2図は実施例における光電検出器を示す図、第3図は
実施例における検出部を示す平面回、第4図は同検出部
の側面図、 第5図は実施例におけるアジャストローラと駆動装置の
一部縦断面図、 第6図は第5図のA−A断面図、 第7図は実施例におけるチップペーパー片の蛇行状態の
一例を示す図、 第8図は実施例における信号処理部の回路図、第9図は
実施例における排除信号出力部の回路図、 第10図は従来のフィルターチップアタッチメント機に
おけるチップペーパー供給部を示す図、 第11図は同供給部におけるサクションローラとコーク
ナイフの部分を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)たばこ製造装置のフィルターチップアタッチメン
    ト機における帯状のチップペーパーの蛇行状態を検出し
    てこのチップペーパーの蛇行を修正する装置であって、 上記チップペーパーの両縁を摺動自在に当接させて該チ
    ップペーパーの走行方向と直角な方向に移動可能に配設
    された走行路規制部材と、該走行路規制部材を上記チッ
    プペーパーの走行方向と直角な方向に移動させる駆動手
    段と、上記チップペーパーの予め設定された走行位置に
    おける一方の縁の外側近傍でチップペーパーを検出する
    と第1検出信号を出力する第1光電検出手段と、 上記予め設定された走行位置における他方の縁の外側で
    チップペーパーを検出すると第2検出信号を出力する第
    2光電検出手段と、 上記第1検出信号および第2検出信号に基づいて上記駆
    動手段を駆動して前記走行路規制部材を移動制御する制
    御手段とを備え、 上記制御手段は、上記第1検出信号を検知するとこの第
    1検出信号を検知しなくなるまで前記走行路規制部材を
    前記第2光電検出手段側に移動し、上記第2検出信号を
    検知するとこの第2検出信号を検知しなくなるまで上記
    走行路規制部材を前記第1光電検出手段側に移動させる
    ものであることを特徴とするチップペーパーの蛇行自動
    修正装置。
  2. (2)前記第1光電検出手段および第2光電手段は、前
    記予め設定された走行位置における各縁の近傍から外側
    に向かって配された複数の光電検出器からそれぞれ構成
    され、前記制御手段は、上記第1光電検出手段および第
    2光電検出手段における外側の光電検出器の検出信号を
    検知したときは、内側の光電検出器の検出信号のみを検
    知したときよりも該内側の光電検出器の検出信号を検知
    しなくなるまで前記走行路規制部材を高速で移動させる
    ものであることを特徴とする請求項1記載のチップペー
    パーの蛇行自動修正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005115181A1 (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Japan Tobacco Inc. シガレット製造装置
JP2007289189A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Hauni Maschinenbau Ag コーティング紙テープの状況の監視

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