JPH047528Y2 - - Google Patents

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JPH047528Y2
JPH047528Y2 JP1985042606U JP4260685U JPH047528Y2 JP H047528 Y2 JPH047528 Y2 JP H047528Y2 JP 1985042606 U JP1985042606 U JP 1985042606U JP 4260685 U JP4260685 U JP 4260685U JP H047528 Y2 JPH047528 Y2 JP H047528Y2
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electromagnetic solenoid
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energized
hook
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JP1985042606U
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、高天井に配置される照明器具など
を昇降する昇降装置に関するものである。
〔背景技術〕
体育館などの高天井に照明器具を取り付ける場
合、そのランプの交換や掃除のため、照明器具を
適宜昇降できるように昇降装置が必要とされる。
このような昇降装置には、照明器具を所定の高さ
に昇揚した後、照明器具が落下しないように係止
手段を設ける必要がある。
係止手段に電磁ソレノイドを用いた従来例とし
て実開昭50−72084号がある。第9図はその係止
手段付近の平面図であり、第10図はその正面図
である。係止手段は、照明器具上部に取り付けら
れたワイヤロープWRが固定され係合凹所Aを有
するヘツダーシヤフトHS、天井側に設けられた
係合爪Bを有し軸Cを中心に回動されるロツク板
RP、ロツク板RPを係合状態から解放する引張コ
イルばねTS、ロツク板RPを係合状態に固定する
ロツク棒RR、ロツク棒RRを駆動する電磁ソレ
ノイドMS、ロツク棒RRを施錠状態にする圧縮
コイルばねPS、ロツク棒RRの施錠動作を検知す
るマイクロスイツチSWなどで構成されている。
第9図aおよび第10図aに示すように照明器具
が最上昇点にあるとき、ヘツダーシヤフトHSの
係合凹所Aとロツク板RPの係合爪Bが係合し、
また電磁ソレノイドMSが無励磁となつてロツク
棒RRが圧縮コイルばねPSによつて突出した施錠
状態にあるためワイヤロープWRが切断されても
照明器具が落下することがない。照明器具が下降
されるときは、第9図bおよび第10図bに示す
ように電磁ソレノイドMSの励磁によりロツク棒
RRを圧縮コイルばねPSに抗して吸引することに
より施錠状態から解放され、ベツダーシヤフト
HSとロツク板RPの係合状態が解除される。しか
しながら、この従来例は、電磁ソレノイドMSの
ロツク棒RRに圧縮コイルばねPSを用いているた
め、励磁時に圧縮コイルばねPSのばね力に抗し
てロツク棒RRを吸引するので大きな吸引力を有
する電磁ソレノイドが必要となる。また繰り返し
使用により圧縮コイルばねPSが折損すると施錠
状態にできなくなるので昇降装置が使用不能にな
るという問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、電磁ソレノイドのばねを省
略することができる昇降装置を提供することであ
る。
〔考案の開示〕
この考案の昇降装置は、引掛アームを上部に設
けた取付部材を有する被昇降物体と、前記取付部
材を昇降可能に吊持した索条を有する昇降手段
と、前記取付部材の最上昇点を検知する最上昇点
検知手段と、下向きに設けられて被励磁状態で重
力により下方に突出し励磁により上方に後退する
ソレノイドプランジヤを有する電磁ソレノイド
と、基部に設けられた軸に支持されかつ中間部が
前記ソレノイドプランジヤに連結されて前記取付
部材が最上昇点にあるとき前記電磁ソレノイドの
非励磁状態で前記引掛アームに係止可能に回動す
るとともに前記電磁ソレノイドの励磁により前記
引掛アームから離脱する位置に回動する鉤部を先
端部に有する回動鉤とを備え、前記被昇降物体の
昇降動作の開始と連動して前記電磁ソレノイドを
励磁し、前記最上昇点検知手段の検知動作で非励
磁としたものである。
この考案の構成によれば、昇降手段による被昇
降物体の上昇動作で被昇降物体を取付けた取付部
材の最上昇点を最上昇点検知手段で検知すると、
昇降手段が停止するとともに電磁ソレノイドが無
励磁となつてソレノイドプランジヤの回動鉤が自
重により軸のまわりを回動して鉤部が進出して引
掛アームの下方に位置する。このため、この状態
で索条が切断されても引掛アームが回動鉤に引つ
掛かるので昇降物体が落下することはない。また
昇降手段を作動して取付部材が最上昇点から離れ
ると最上昇点検知手段の検知解除動作により電磁
ソレノイドが励磁されソレノイドプランジヤが重
力に抗して吸引され、回動鉤が軸の回りを前記と
反対向きに回動して鉤部が引掛アームの昇降動作
に支障のない位置まで回動し保持される。このた
め、被昇降物体は昇降手段の動作で下降動作およ
び再上昇動作が可能になる。
この場合、電磁ソレノイドは無励磁で鉤部を自
重により進出動作させるので、従来のばねを省略
することができ、電磁ソレノイドは励磁時にばね
力に抗した吸引力が不要になるので小型化でき、
しかもばねの折損によつて使用不能になることも
ない。
実施例 第1図はこの考案の一実施例の照明器具昇降装
置の正面から見た縦断面図であり、第2図はその
右側面から見た縦断面図である。すなわち、この
昇降装置は、昇降手段が天井に取付けられ、被昇
降物体が昇降手段に吊り下げられて昇降する。被
昇降物体である照明器具は、コ字状の引掛アーム
1が上部に設けられた取付部材2の下部に固定ね
じ3で取り付けられる。この取付部材2は、本体
の固定位置6に一端が固定された索条7で吊り下
げられている。索条7の他端は、滑車8,9を介
して巻取ドラム10に案内されている。昇降手段
は、この巻取ドラム10と、巻取ドラムを回転駆
動する正逆回転モータ11とから成る。第1図お
よび第2図は取付部材2が最上昇点にある状態を
示しており、その最上昇点は最上昇点検知手段で
あるマイクロスイツチMSで検知される。索条7
が巻取ドラム10に巻回され、マイクロスイツチ
MSの検知レバーが動作すると、正逆回転モータ
11による巻取ドラム10の駆動が停止され、取
付部材2が最上昇点位置に固定される。取付部材
2が最上昇点にあるとき、ランプ用接点Xが接触
し、照明器具のランプが点灯可能になる。
この実施例では、取付部材2が最上昇点にある
とき、索条7が切断しても照明器具の落下が防止
されるように回動鉤12と回動鉤駆動手段として
の電磁ソレノイド13およびソレノイドプランジ
ヤ14を備えている。回動鉤12は、第2図に示
すように取付部材2が最上昇点にあるとき、その
鉤部12aが引掛アーム1の下方にあり、索条7
が切断されたとき引掛アーム1を係止して照明器
具の落下を防ぐ。取付部材2が最上昇点から下降
されるときは、回動鉤12が仮想線で示す位置ま
で電磁ソレノイドBによつて引き上げられる。
これらの構成およびその動作について第3図〜
5図を参照してさらに詳しく述べる。第3図に示
されるように回動鉤12は、その基部12bに設
けられた軸Rを中心に回動自在である。回動鉤1
2とソレノイドプランジヤ14は、連結金具15
を介して連結されている。回動鉤12の基部12
b付近と連結金具15の一端15aは、接続ピン
16を介して回動自在に接続されている。またソ
レノイドプランジヤ14の先端14aと連結金具
15の他端15bは、接続ピン17を介して回動
自在に接続されている。
第3図a〜第3図eは、取付部材2が上昇され
最上昇点に近づく動作を示している。取付部材2
が上昇されると同時に電磁ソレノイド13が励磁
されソレノイドプランジヤ14が電磁力で吸引さ
れる。ソレノイドプランジヤ14が吸引されると
連結金具15が引き上げられ、回動鉤12が引掛
アーム1に接触しないように矢符aの方向に回動
される。取付部材2が最上昇点に達すると電磁ソ
レノイド13が消磁され、第3図eに示すように
ソレノイドプランジヤ13が重力で元の状態に戻
る。連結金具15が下方に下がると回動鉤12
は、矢符bの方向に回動され、その鉤部12aが
引掛アーム1の下方に進入する。
第4図a〜第4図cは、取付部材2が最上昇点
から下降されるときの動作を示す。取付部材2が
下降されるときは、電磁ソレノイド13が励磁さ
れ、第4図aに示す位置から第4図cに示す位置
まで回動鉤12が回動される。
第5図は索条7が切断されたとき、回動鉤12
が取付部材2を引掛アーム1で係止した状態を示
している。このとき取付部材2および取り付けら
れた照明器具は、軸Rで保持される。
第6図は、この考案の他の実施例を示す図であ
る。この実施例では電磁ソレノイド13を斜め方
向に取り付けている。第6図aは取付部材2が最
上昇点にある状態を示し、第6図bは取付部材が
下降され、電磁ソレノイド13が励磁された状態
を示す。この場合も前述の実施例と同様に被昇降
物体の落下を防止することができる。
第7図は、上述した実施例を駆動するための基
本的な電気的構成を示す回路図である。照明器具
が停止位置から上昇されるときは、切替スイツチ
SW1、の共通接点S1、と個別接点S2が導通され、
正逆回転モータ11が正転駆動されるとともに電
磁ソレノイド13が励磁される。索条7が巻取ド
ラムに巻き取られ、取付部材2が最上昇点に達す
るとマイクロスイツチ12の常閉接点SW2が遮断
され、正逆回転モータ11の駆動が停止されると
ともに電磁ソレノイド13が消磁される。下降の
ときは、切替スイツチSW1、の共通接点S1と個別
接点S3が導通され、正逆回転モータ11が逆転駆
動されるとともに電磁ソレノイド13が励磁され
る。取付部材2が最下降点に達するとマイクロス
イツチ(図示していない)の常閉接点SW3が遮断
され、正逆回転モータ11の駆動が停止されると
ともに電磁ソレノイド13が消磁される。
第8図は、照明器具昇降装置を駆動するための
実用的な一実施例を示す電気回路図である。この
実施例では、索条7のねじれ検知接点SW4、索条
7の末端検知接点SW5および必要とされるリレー
Rなどが接続されている。
〔考案の効果〕
この考案の昇降装置によれば、電磁ソレノイド
は無励磁で鉤部を自重により進出動作させるの
で、従来のばねを省略することができ、電磁ソレ
ノイドは励磁時にばね力に抗した吸引力が不要に
なるので小型化でき、しかもばねの折損によつて
使用不能になることもないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の昇降装置実施例の照明器具
昇降装置の正面から見た縦断面図、第2図はその
右側面から見た縦断面図、第3図は取付部材2を
上昇するときの動作を示す図、第4図は取付部材
2を下降するときの動作を示す図、第5図は回動
鉤12が取付部材2を係止した状態を示す図、第
6図は他の実施例を示す図、第7図は実施例を駆
動するための基本的な電気回路図、第8図は実施
例を駆動するための実用的な電気回路図、第9図
は従来例を示す平面図、第10図はその正面図で
ある。 1……引掛アーム、2……取付部材、7……索
条、10……昇降手段の巻取ドラム、11……昇
降手段の正逆回転モータ、12……回動鉤、12
a……鉤部、13……電磁ソレノイド、14……
ソレノイドプランジヤ、MS……最上昇点検知手
段、R……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引掛アームを上部に設けた取付部材を有する被
    昇降物体と、前記取付部材を昇降可能に吊持した
    索条を有する昇降手段と、前記取付部材の最上昇
    点を検知する最上昇点検知手段と、下向きに設け
    られて被励磁状態で重力により下方に突出し励磁
    により上方に後退するソレノイドプランジヤを有
    する電磁ソレノイドと、基部に設けられた軸に支
    持されかつ中間部が前記ソレノイドプランジヤに
    連結されて前記取付部材が最上昇点にあるとき前
    記電磁ソレノイドの非励磁状態で前記引掛アーム
    に係止可能に回動するとともに前記電磁ソレノイ
    ドの励磁により前記引掛アームから離脱する位置
    に回動する鉤部を先端部に有する回動鉤とを備
    え、前記被昇降物体の昇降動作の開始と連動して
    前記電磁ソレノイドを励磁し、前記最上昇点検知
    手段の検知動作で非励磁とした昇降装置。
JP1985042606U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH047528Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61158018U JPS61158018U (ja) 1986-09-30
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4311583Y1 (ja) * 1965-04-02 1968-05-20
JPS5788605A (en) * 1980-11-22 1982-06-02 Matsushita Electric Works Ltd Lifting gear for lighting apparatus

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS61158018U (ja) 1986-09-30

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