JPH0474976B2 - - Google Patents

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JPH0474976B2
JPH0474976B2 JP59074635A JP7463584A JPH0474976B2 JP H0474976 B2 JPH0474976 B2 JP H0474976B2 JP 59074635 A JP59074635 A JP 59074635A JP 7463584 A JP7463584 A JP 7463584A JP H0474976 B2 JPH0474976 B2 JP H0474976B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はきのこ収穫方法およびきのこ収穫装置
に関し、一層詳細には容器を用いたきのこの人工
栽培において、収穫の自動化ができるきのこ収穫
方法およびきのこ収穫装置に関する。
例えばえのき茸の人工栽培においては、第1図
に示すような広口びん形状の栽培びんを用い、栽
培びん10の首部12下部にまで培養基を充填し、
所定の殺菌や培養工程を経たのち、培養基表面上
に発芽させるようにしている。
このように培養基表面上方に一定の空間を確保
するのは、上記のように発芽空間を確保する必要
性からばかりでなく、培養時には菌が特に多量の
空気(酸素)を消費するため培養基内に穿設した
植菌孔を介して培養基内に必要な空気を送り込む
ための空間を必要とすること、あるいは培養基表
面上方に密閉空間を確保して培養基表面上からの
水分の蒸散を極力少なくすること、さらにはびん
口から培養基表面までの距離を一定に確保して雑
菌の侵入経路を長くし、雑菌の侵入を防止するた
め等種々の理由によるものであり、必要不可欠で
もある。
そしてきのこは最終的には第1図に示すごと
く、びん口上方にまで生長し、これを収穫するも
のである。
収穫するには、上記のごとくきのこの根部はび
ん口よりも数cm下方の培養基表面上に固着してい
るから、びん口よりも若干上方のきのこの茎部を
手で把み、茎部をつぶさないようにかつ切断しな
いように、茎部を若干上方に引張りながらびん口
に対して横方向に振り動かすなどして、根部を培
養基表面から剥離させるようにして慎重に収穫し
ている。従来におけるこのような収穫方法は、上
述の栽培びん10の構造からして上記のように1
本1本手で慎重に収穫するしかなく、非能率的で
あつた。
きのこの人工栽培においては培養基のびん詰
機、菌掻機、掻き出し機等の種々の自動機が開発
され、省力化が図られているがこの収穫段階だけ
は上記の理由により自動化が遅れており栽培上の
ネツクになつていた。
そこで本発明は上記問題点を解決すべくなされ
たもので、その目的とするところは、自動的に能
率よく収穫が行えるきのこ収穫方法およびきのこ
収穫装置を提供するにある。
本発明方法は、上面が開放された容器本体の上
方空間を側方から囲むはように上下方向に開放さ
れた筒状の首部を容器本体の口縁に装脱自在に嵌
合した栽培容器を用い、 収穫時までは首部を前記のごとく容器本体口縁
に嵌合して、培養基を容器本体口縁とほぼ同一高
さになるように容器本体内に充填して菌糸の培養
およびきのこの生育をさせ、 収穫時に、前記首部を前記容器本体口縁から離
脱して培養基表面から生育しているきのこの根部
を露出させるとともに、栽培容器を、切断刃を備
える切断機構に対して相対的に移動して次々に切
断機構を送り込み、該切断機構において切断刃
を、栽培容器が切断機構に対して相対的に停止し
ている間に首部が離脱された栽培容器の容器本体
のほぼ培養基表面上に移動させてきのこ根部付近
を培養基表面上から切断することを特徴とするき
のこ収穫方法。
また本発明装置では、上面が開放された容器本
体の上方空間を側方から囲むように上下方向に開
放された筒状の首部を容器本体の口縁に装脱自在
に嵌合した栽培容器を用いてきのこを栽培した該
栽培容器を搬送する搬送機構と、 該搬送機構によつて送り込まれた栽培容器の首
部を容器本体の上方空間を側方から囲む位置から
離脱してきのこ根部付近を露出させる首部の脱除
機構と、 前記搬送機構の側方に配置され、前記脱除機構
によつて首部が離脱された栽培容器の口縁に沿つ
て移動可能な切断刃を有する切断機構とを具備す
ることを特徴としている。
以下本発明の好適な実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
まず本発明装置が適用しうる栽培びんについて
説明する。第2図において、20はほぼ円筒状を
なす上面が開放された容器本体である。容器本体
20の上部外周には、その口縁から若干下がつた
位置に断面がほぼ半円状をなす突部22が周設さ
れている。
24は仕切体であり、断面が下方に開放された
コ字状をなすリング状の嵌合部26によつて容器
本体20の口縁に脱着自在に嵌着されるようにな
つており、このリング状の嵌合部26にさし渡さ
れるように互いに一定間隔をおいて平行に設けら
れた仕切桟28を有する。この仕切桟28は第2
図、第4図で明らかなように断面が逆三角形状を
なすとともに上面中央に上方に起立する仕切壁3
0が設けられている。仕切桟28の上面位置は嵌
合部26の上面位置と一致するようになつてい
る。仕切桟28の間隔は2mm程度が好適であるが
特に限定されるものではなく、収穫時に後記する
ようにきのこ根部が板状に分離できるものであれ
ばよい。32は仕切体24の中央部に設けた円筒
状の通気孔であり、培養基中に穿設される植菌孔
(図示せず)位置と一致し、植菌孔内への空気の
流通路となる。なお34は力骨であり、前記仕切
桟28の中央位置を連結し、仕切桟28の変形を
防止して前記のごとく平行な所定間隔を保つよう
になされている。
36は円筒状をなす首部であり、その下端内周
面には容器本体20の外形とほぼ同一の内径を有
する突周部38が形成され、この突周部38内周
面に断面半円状の凹溝40が形成されている。ま
た首部36下部にはフランジ39が設けられてい
る。そして首部36は、前記した容器本体20の
突部22上にその突周部38を押し込んで、突部
22を凹溝40内に嵌入位置させることによつて
容器本体20に脱着自在に嵌着され、容器本体2
0上方をその上部壁が側方から囲むようになつて
いる。この首部36が第1図に示す従来の栽培び
ん10の首部に相当するものである。また第2図
bに示すように仕切体24の嵌合部26と容器本
体20口縁、および嵌合部26と首部36との間
もそれぞれ凹凸係合させるようにしてもよい。こ
れによつて仕切体24が菌糸体に押し上げられる
こともなく、また首部36が一層緊密に嵌合され
雑菌の侵入を防止しうる。
42は首部36の口縁に嵌着される蓋体であ
り、適宜通気部43を有するように形成され首部
36内に空気の流通が図れるようになつている。
栽培びん20は以上のように構成されている。
培養基は仕切体24を外した状態(首部36は
取付けた状態、外した状態いずれでもよい)で容
器本体20の開口部から、容器本体20の口縁と
ほぼ同一の高さにまで充填する。次いで仕切体2
4を容器本体20の口縁に嵌着する。培養基は水
分蒸散防止のためあらかじめ通常のごとく、容器
本体20内に上部は固く、下部は柔らかくなるよ
うに充填されるが、上記仕切体24を嵌着するこ
とによつて、その断面逆三角形状をなす仕切桟2
8下面によつて培養基表面はさらに押圧されて固
締りとなり水分蒸散は抑制される。またこのとき
培養基表面は仕切桟28の上面とほぼ同一高さに
なるように調整される。なお仕切体24には、仕
切体24を上下逆にしてその仕切桟28間の隙間
に培養基をあらかじめ固詰めしておき、これを再
び裏返して前述のように容器口縁に嵌着するよう
にしてもよい。これによつて上記隙間が狭い場合
であつても隙間内に有効に培養基が充填される。
しかして培養基表面は第4図に示されるように、
仕切壁30によつてその上方側方を囲まれること
となり、ここに子実体発生空間が形成される。子
実体はこの帯状に仕切られた培養基表面上に盛り
上がつた菌糸体上から発生するが、隣接する帯状
部分に発生した子実体とは互いに接触することな
く分離して発生し、生長するものである(生長期
においてはきのこ上部は接触してもよい)。なお、
仕切壁30を有することによつて盛り上がつた菌
糸体上面が隣接するものと連続することはない。
しかして後記するように切断刃で収穫した場合
に、一定の厚みの板状体に収穫され、秤量作業に
おけるきのこの分離を容易化せしめることができ
る。なお、前記仕切体24は必ずしも設けるを要
せず、要するに首部36を押し下げるなどしてき
のこの根部を露出させることができるびん構造で
あればよい。したがつて第3図に示すように容器
本体46を通常の広口びん形状に形成して、びん
口にまで培養基を充填し、首部48はびん口外周
に嵌脱自在に設けてびん口上方の側方を囲むよう
にしたものでもよい。
第4図は栽培容器のさらに他の例を示す。
本例においては容器本体50はびん形状でなく
上面が広く開放された箱体状に形成してある。そ
して首部52は箱体状容器本体50の口縁に脱着
自在に嵌合されるようになつている。また仕切体
24の上面には仕切桟28の方向に隔壁54が立
設してある。
続いてきのこ収穫装置についての実施例を第5
図乃至第9図に基づき説明する。
60は栽培容器61の搬送コンベヤであり、基
台62両端に架設したローラ63(一方について
は図示せず)に無端に掛け渡されている。この搬
送コンベヤ60は図示しない駆動モータによつて
間欠的に駆動され、コンベヤ上に連続的に所定間
隔をおいて載置した栽培容器61を、1個宛ずつ
後述の首部脱除機構へと搬入する。
首部脱除機構について説明する。
64は上下動枠であり、基台62に設けた案内
レール65a,65bに案内されて搬送コンベヤ
60の搬送方向に摺動する可動枠66を挿通して
上下動自在に設けられている。なお可動枠66は
搬送コンベヤ60の上下コンベヤベルト間の間隙
内を往復動する。上下動枠64はコンベヤベルト
を挟んで上下動するものであり、その上部は第7
図から明らかなように内方に曲折され、その押圧
バー67によつて栽培容器61の首部68のフラ
ンジ部69上面を押圧する。70は上下動枠64
の昇降動用シリンダであり、ロツド71先端が上
下動枠64下部に設けた連結桟72上に摺動自在
に連結され、ロツド71が上下動することによつ
て上下動枠64が上下動させられる。73は可動
枠66を前後動させるシリンダであり、ロツド7
4が可動枠66後端に連結されている。しかして
上下動枠64は可動枠66が前後動するに伴われ
て前後動もすることになる。75a,75bは電
磁ソレノイドであり、上下動枠64後部の縦棒に
内方に向けてそれぞれ取着されている。そして電
磁ソレノイド75a,75bの可動鉄芯76a,
76bは上下動枠64内方に向けてそれぞれ突出
入自在であつて、後記するように上下動枠64内
に位置する栽培容器61後部壁面を上下動枠64
の前進動によつて押圧し、栽培容器61を移送す
る。
この脱除機構によつて栽培容器61の首部を脱
除する場合について説明する。
第5図図示の状態は、脱除機構によつて栽培容
器61の首部68が下方に押圧除去されて、栽培
容器61の栽培基表面が露出され、シリンダ73
によつて可動枠66、上下動枠64に伴つて栽培
容器61を間欠送りしつつ、後記する切断機構に
よつてきのこを培養基表面上から切断して収穫す
るサイクルの終了直前を示している。最後の残り
のきのこを収穫した後から、次の栽培容器61の
収穫の開始までを説明する。栽培容器61の図の
ごとく搬送コンベヤ60上に若干ずつの間隙をお
いて載置されて1つの栽培容器61の長さ宛間欠
送りされる。しかしきのこの収穫中は搬送コンベ
ヤ60の駆動は停止され、収穫位置にある栽培容
器61のみシリンダ73によつて少しずつ間欠送
りし、後記の切断装置によつて収穫するのであ
る。したがつて収穫終了後は図示のごとく後続の
栽培容器61との間にほぼ栽培容器1個分の間隔
があく。そして収穫が終了した時点でそのまま搬
送コンベヤ60が駆動される。これによつて収穫
が終了した栽培容器61はシユート77上に排出
されて別途排出コンベヤ(図示せず)等によつて
排出され、次の収穫すべき栽培容器61は前位置
から栽培容器61の1個の長さ分搬送される。こ
こでシリンダ70が駆動され、押圧バー67が栽
培容器61の首部フランジ部69の上方に位置す
るまで上下動枠64が上昇される。そして電磁ソ
レノイド75によつて可動鉄芯76が引き込ま
れ、次いでシリンダ73によつてロツド74が縮
退し、これに伴われて、可動枠66、上下動枠6
4が後退する。ここにおいて、上記のように上下
動枠64の押圧バー67が栽培容器61の首部フ
ランジ部69よりも上方に位置し、また可動鉄芯
76が引き込まれているので、栽培容器61に邪
魔されることなく、上下動枠64は栽培容器61
を囲む位置まで後退する。次いでシリンダ70が
駆動されて上下動枠64が下降し押圧バー67が
首部フランジ部69を上方から押圧することによ
つて首部68が栽培容器61口縁から外れ、栽培
容器61の下部まで引きおろされ、培養基表面が
露出される。次に電磁ソレノイド75によつて可
動鉄芯76が後続する栽培容器61のと間隙に突
出される。さらにシリンダ73が付勢されてロツ
ド74が所定時間間隙ごとに間欠突出する。これ
によつて可動枠66、上下動枠64が間欠前進す
るとともに可動鉄芯76に後部壁を押圧されて栽
培容器61が間欠前進動し、栽培容器61が停止
している間に次に述べる切断装置によつてきのこ
が収穫されるのである。
第8図乃至第10図は切断装置の実施例を示
す。該切断装置80は第5図に示すように、搬送
コンベヤ60の側方に配置されている。
81は先端が刃に形成された所定幅の切断刃で
あり、上記のように首部68が脱除された栽培容
器61の培養基表面と同じ高さ位置に水平に位置
している。82は区分け板であり、切断刃81の
側辺に起立され、その後端は切断刃81の幅方向
にL字状に曲折されている(第10図参照)。切
断刃81と区分け板82とは区分け板のL字状部
において、基台83上に配置されたシリンダ84
のロツド85先端に固着され、ロツド85の進退
動によつて、切断刃81が培養基表面に添つて進
退動し、また区分け板82はえのき茸等の密生し
たきのこを区分けするようにきのこ中に進入す
る。86は押え板であり、前記区分け板82のL
字端に、区分け板82に対してほぼ平行に開閉自
在に蝶着され、スプリング87によつて、ストツ
パ88に当接する開き位置まで付勢されている。
89は電磁石であり、押え板86をスプリング8
7の付勢力に抗して吸引し、区分け板82と押え
板86との間で、前記のごとく切断したきのこを
挾持させるものである。前記シリンダ84は、基
台83上に立設された軸受90に回動自在に支承
された軸杆91に固着されることによつて、軸9
2を中心として第9図上反時針回転方向に90°の
角度範囲で回動自在に設けられている。93は上
記のシリンダ84の回動を行うシリンダであり、
そのロツド94端が軸杆91端部に軸着されてい
る。
なお95はロツド85の振れ防止用のガイドロ
ツドである。
しかして、前記のように栽培容器61が、その
首部を脱除されて後、シリンダ73によつて間欠
送りされ、この間欠送りの間の停止している間
に、シリンダ84が付勢されて切断刃81が培養
基表面に沿つて突出され、また区分け板82がき
のこの間に分け入つて所定量のきのこがその根部
において培養基表面上から切断される。そして次
に電磁石89が付勢されて押え板86をスプリン
グ87の付勢力に抗して吸引し、押え板86と区
分け板82との間で上記切断されたきのこが挾持
される。そしてなおもシリンダ84が付勢されて
ロツド85が突出し、きのこを搬送コンベヤ(図
示せず)あるいは秤量装置等の必要位置上方まで
搬送する。次いでシリンダ93が付勢されること
によつて、シリンダ84、および押え板86と区
分け板82とがきのこを挾持したまま軸92を中
心として、押え板86が下方に位置するまでほぼ
90°回転され、次に電磁石89への通電が切られ
て、押え板86が下方に開かれ、きのこが搬送コ
ンベヤ上等へと放出されるものである。なお切断
終了後はシリンダ93を先に駆動させて反転し、
次いでシリンダ84をなおも駆動して放出位置へ
搬送するようにしてもよい。あるいはシリンダ9
3とシリンダ84を同時に駆動させるものでもよ
い。そしてシリンダ93、シリンダ84等が前記
と逆の順序に駆動されて、切断刃81等が待機位
置まで復帰し、次に再び栽培容器61が間欠送り
されて収穫動作がなされるものである。このよう
に栽培容器61は間欠送りされる間に所定量ずつ
収穫作業がなされ、収穫終了後は前述のごとく、
栽培容器は搬出されるとともに、次の栽培容器6
1が搬入され、上下動枠64が後退して次の収穫
サイクルが開始することとなる。
なお栽培容器61に前記のごとく仕切体を設け
ることによつて、えのき茸のように密生して生長
するものにあつては生長の段階でも根の部分から
既に仕切られるから、前述の区分け板82での区
分けも容易となる。
本発明においては、栽培容器61の首部68脱
除機構は、前述の上下動枠64によつて首部68
を栽培容器61の上方に取り去るようにしてもよ
い。そしてこの場合首部を上方に持ち上げたま
ま、搬送コンベヤ60を切断刃の幅分ずつ間欠送
りし、この間に前記と同様にしてきのこを収穫す
るようにしてもよい。
またなめこ、ひらたけ等の丈の短いきのこの場
合には、きのこが容器口縁上方にまではほとんど
生長しないから、前述の電磁ソレノイド75a,
75bの替わりに単なる押圧バー(図示せず)を
設けて栽培容器を押圧するようにし、収穫が終了
して上下動枠64が後退するときには、上下動枠
64を、上記の押圧バーが後続の栽培容器よりも
上方に位置するように上昇させてから後退させる
ようにしてもよい。
なお上記実施例では、栽培容器を切断機構に送
り込むようにしたが、栽培容器を列置しておいて
切断機構を栽培容器に沿つて移動させつつ、切断
刃を往復駆動して順次収穫するようにしてもよ
い。
以上のように本発明によれば、首部を容器本体
の口縁から離脱してきのこの根部を露出させるよ
うにしたので、従来のように人手によることなく
切断刃による収穫が行え、収穫作業の自動化が図
れ、効率よく収穫できるという著効を奏する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本発明はこの実施例に限定されるもの
ではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の栽培びんと生長したえのき茸を
示す説明図である。第2図、第3図、第4図は本
発明装置に使用される栽培容器の例を示す断面図
である。第5図は本発明装置の概略を示す説明
図、第6図はその部分的断面図、第7図は首部脱
除機構を示す概略図、第8図は切断装置を示す説
明正面図、第9図はその説明平面図、第10図は
その側面図である。 10……栽培びん、12……首部、20……容
器本体、22……突部、24……仕切体、26…
…嵌合部、28……仕切桟、30……仕切壁、3
2……通気孔、34……力骨、36……首部、3
8……突周部、39……フランジ、40……凹
溝、42……蓋体、46……容器本体、48……
首部、50……容器本体、52……首部、54…
…隔壁、60……搬送コンベヤ、61……栽培容
器、62……基台、63……ローラ、64……上
下動枠、65a,65b……案内レール、66…
…可動枠、67……押圧バー、68……首部、6
9……首部フランジ部、70……シリンダ、71
……ロツド、72……連結桟、73……シリン
ダ、74……ロツド、75a,75b……電磁ソ
レノイド、76a,76b……可動鉄芯、80…
…切断装置、81……切断刃、82……区分け
板、83……基台、84……シリンダ、85……
ロツド、86……押え板、87……スプリング、
88……ストツパ、89……電磁石、90……軸
受、91……軸杆、92……軸、93……シリン
ダ、94……ロツド、95……ガイドロツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上面が開放された容器本体の上方空間を側方
    から囲むように上下方向に開放された筒状の首部
    を容器本体の口縁に装脱自在に嵌合した栽培容器
    を用い、 収穫時までは首部を前記のごとく容器本体口縁
    に嵌合して、培養基を容器本体口縁とほぼ同一高
    さになるように容器本体内に充填して菌糸の培養
    およびきのこの生育をさせ、 収穫時に、前記首部を前記容器本体口縁から離
    脱して培養基表面から生育しているきのこの根部
    を露出させるとともに、栽培容器を、切断刃を備
    える切断機構に対して相対的に移動して次々に切
    断機構に送り込み、該切断機構において切断刃
    を、栽培容器が切断機構に対して相対的に停止し
    ている間に首部が離脱された栽培容器の容器本体
    のほぼ培養基表面上を移動させてきのこ根部付近
    を培養基表面上から切断することを特徴とするき
    のこ収穫方法。 2 上面が開放された容器本体の上方空間を側方
    から囲むように上下方向に開放された筒状の首部
    を容器本体の口縁に装脱自在に嵌合した栽培容器
    を用いてきのこを栽培した該栽培容器を搬送する
    搬送機構と、 該搬送機構によつて送り込まれた栽培容器の首
    部を容器本体の上方空間を側方から囲む位置から
    離脱してきのこ根部付近を露出させる首部の脱除
    機構と、 前記搬送機構の側方に配置され、前記脱除機構
    によつて首部が離脱された栽培容器の口縁に沿つ
    て移動可能な切断刃を有する切断機構とを具備す
    ることを特徴とするきのこ収穫装置。
JP59074635A 1984-04-12 1984-04-12 きのこ収穫方法およびきのこ収穫装置 Granted JPS60217827A (ja)

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