JPH047486Y2 - - Google Patents

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JPH047486Y2
JPH047486Y2 JP1982064706U JP6470682U JPH047486Y2 JP H047486 Y2 JPH047486 Y2 JP H047486Y2 JP 1982064706 U JP1982064706 U JP 1982064706U JP 6470682 U JP6470682 U JP 6470682U JP H047486 Y2 JPH047486 Y2 JP H047486Y2
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pipe
temperature
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heat exchanger
joint
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JP1982064706U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、風呂釜の定温化装置に関する。
(従来の技術) 従来、浴槽内の水をポンプを使用して強制的に
循環させつつ加熱を行い、設定温度に達した際に
温度センサーを介して熱交換器のバーナーの作動
を停止せしめるものとして例えば特開昭50−
27664号公報記載のものがあり、このものは吸込
側の循環パイプと吹出し側の循環パイプとにわた
つて中途部にポンプを備えたバイパス管を掛け渡
し、バーナーによつて加熱された湯にバイパス管
を介して浴槽水を混合せしめつつ吹き出させ火傷
防止を図り、そして前記温度センサーが吸込側に
配設されていたものである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来技術の場合、ポンプの正常運
転時は上記せるように混合水として吹き出してい
るため火傷の心配はないが、ポンプが故障して途
中で自然循環となつた場合、温度センサーが吸込
側の循環パイプに配されているため浴槽下部の温
度の低い浴槽水の温度を感知し、単に該センサー
が設定温度を感知した時にバーナーの作動を停止
せしめるものとなるにすぎず、従つて浴槽の吹出
し口からはバーナーによつて加熱された高温の湯
が直接吹出すこととなり火傷防止が十分図られて
いたとはいえなかつた。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、伸縮性を有する継ぎ管で取外し自在とする
と共に、ポンプ正常作動時と故障時とを問わず、
分岐部内及び継ぎ管内の浴槽水の湯温を検出し、
ポンプ正常作動時のみならずポンプ故障時の火傷
防止をも十分図らしめる風呂釜の定温化装置を提
供し、安全性の向上を図らしめ商品価値の高いも
のとすることである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案がなした技術
的手段は、釜の熱交換器に形成した出口管及び入
口管と、浴槽側に形成した上下2本の循環パイプ
とを夫々伸縮性を有する継ぎ管で取外し自在に接
続し、該夫々の継ぎ管には該管よりも小径管状で
その一端開口部を継ぎ管内で循環パイプ接続側に
対向せしめると共に他端開口部を管外側部に突状
に臨ませてなる略L型の分岐部を夫々一体的に設
けており、前記循環パイプ接続側に対向するその
分岐部の一端開口部に循環パイプより小径でその
出口側端部が循環パイプ内で浴槽近傍までのびる
導管を連結し、他方管外側部に突状に臨ませてな
る他端開口部同士をバイパス配管で連絡し、該バ
イパス配管には浴槽内の水を強制的に循環せしめ
るポンプが配され、そして前記熱交換器の出口管
側に接続される継ぎ管内には、該継ぎ管内の浴槽
水の温度を検出する温度センサーを設け、そのセ
ンサーの先端部分は前記継ぎ管内の分岐部内に臨
んでおり、上記検出温度が設定温度以上になると
熱交換器のバーナーの作動を停止するコントロー
ラーを有することである。
(作用) 上記せる技術的手段により、ポンプを作動せし
めると、浴槽下方の吸込口側から強制的に浴槽水
は吸い込まれ、該浴槽水は下側の循環パイプ内を
熱交換器側に向つて流通すると共に、前記吸込口
側に対向せしめた導管から分岐部を介してバイパ
ス配管内へも同時に流通し、熱交換器側に流通し
バーナーで加熱された湯が上側の循環パイプから
浴槽出口側の吹出し口側に向けて吹出す際、バイ
パス配管を流通する加熱されない浴槽水が前記湯
の噴出圧によつて引き込まれて混合され、前記吹
出し口側からは混合された湯水が吹き出す。
そして、上記せるポンプ正常運転時にあつて
は、上述の作動が繰り返し行なわれ、バイパス配
管を通つて熱交換器の出口管側と上側の循環パイ
プとを接続する継ぎ管内の分岐部に至つた流通す
る浴槽水と、上記熱交換器から直接継ぎ管内へ流
通する浴槽水とが夫々温度センサーと接触し、該
温度センサー全体で上記両浴槽水の各湯温の略平
均化された湯温を検出して該湯温が設定温度に達
するとバーナーの作動を停止する。
また、上述の操作中にポンプが故障すると、浴
槽からの水の流路はバイパス配管へは流れずに自
然循環のみとなり、その場合の浴槽水はバーナー
で加熱されて熱交換器の出口側に向かうが、ポン
プの故障時には、その出口管側に接続される継ぎ
管内を流通する加熱された浴槽水が該継ぎ管内の
温度センサーに接触すると共に、温度センサーの
先端部分が臨む分岐部内に滞溜している浴槽水を
加熱し、該温度センサー全体として両浴槽水の湯
温の略平均化された湯温を検出し、該検出温度が
設定温度に達すると、即バーナーの作動を停止す
る。
更に、継ぎ管が伸縮性を有し取外し自在である
ため交換容易である。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、本考案風呂釜の定温化装置は、上下の循
環パイプ1,2を夫々釜Aの熱交換器の出口管3
及び入口管4に連結するゴム製の伸縮継ぎ管5,
5′に分岐部6,6′を設けると共に、該分岐部
6,6′にわたつてバイパス配管aを設けると共
に温度センサー15を設けてなる。
上記伸縮継ぎ管5,5′は周面を外方へ山形状
に突出させる突条部7……を複数個形成して軸方
向に伸縮可能とする。
分岐部6,6′は、前記継ぎ管5,5′よりも小
径管状で流路の一部を略L形に形成して両端開口
状とし、その一端開口部6a,6′aを前記継ぎ
管5,5′と直交する方向に外方に向けて突出さ
せると共に、他端開口部6b,6′bを浴槽B側
に向けて前記循環パイプ1,2内に夫々配してな
る。そして前記外方に突出せしめた分岐部6,
6′の夫々の開口部6a,6′aにわたつてバイパ
ス配管aで連絡する。バイパス配管aは、夫々前
記循環パイプ1,2より小径な接続管8,9を前
記外方に向けて突出された分岐部6,6′の開口
部6a,6′aに接続し、これら両接続管8,9
の遊端部をポンプ11,ストレーナー12と連結
し、該ポンプ11とストレーナー12との間は連
結管10で連結し、バイパス流路を構成する。
そして、前記夫々の分岐部6,6′の循環パイ
プ1,2内で、かつ浴槽B側に向つた夫々の開口
部6b,6′bに前記接続管8,9と略同径でそ
の端部が夫々浴槽近傍(浴槽出口及び入口)まで
のびる導管19,19を接続する。
ポンプ11は先ず上記バイパス配管a内の水を
強制的に流して浴槽Bと釜Aの熱交換器内の水を
循環させるもので、所望の場所に設けたコントロ
ーラー13を介して電源に接続する。
コントローラー13は後述する温度センサーか
らの感知信号によつて、釜Aの熱交換器のバーナ
ー(図示せず)の作動停止が行なわれるようにな
つている。
また、上記ポンプ11は図示せぬがそのケーシ
ング14内の適宜位置に外周を補温材で被覆した
ヒーターを設けており、不使用時にヒーターを通
電して発熱させることによつて、ポンプが凍結し
ないようになつている。
ストレーナー12は上記ポンプ11の上流側に
配設される濾過器であり、浴槽水を通過させるこ
とによつて浴槽水に混入する水垢,ゴミ,髪の毛
等を取除くようになつている。
温度センサー15は、本実施例にあつては上側
(下流側)の循環パイプ1と熱交換器の出口管3
との間に位置する継ぎ管5の上部から貫通してそ
のセンサー先端部15aを分岐部6内、該センサ
ー先端部15aを除く他のセンサー部15bを前
記継ぎ管5′内に位置せしめる。
また、温度センサー15は、センサー部全体で
温度を感知し、センサー先端部15aが最も感度
が良い従来公知のものである。
そして、ポンプ11の正常運転時には温度セン
サー15全体としては、センサー先端部15a及
び他のセンサー部15bに夫々接触する分岐部6
内及び継ぎ管5内の各浴槽水の湯温の略平均化さ
れた温度を検出するが、上記ポンプ11の作動に
よつて分岐部6内を通過する湯温と、熱交換器の
バーナーで加熱された継ぎ管5内を通過する湯温
との差が比較的大きく温度センサー15全体とし
ては分岐部6内の湯温に略等しい温度を検出し、
その検出温度が設定温度以上あるいはそれ以下に
なると信号を発信し、その信号が上記コントロー
ラー13を介して熱交換器のバーナーの停止又は
作動を行なつて浴槽水を設定温度に保つようにす
る。一方、ポンプ11が故障した時は自然循環の
みとなり、循環パイプ2を通つて熱交換器のバー
ナーで加熱された高温の湯が出口管3を介して継
ぎ管5内に流れ込み、温度センサー15の他のセ
ンサー部15bと接触するが、センサー先端部1
5aと接触している分岐部6内に滞溜する浴槽水
が上記の湯によつて加熱され、両浴槽水の湯温が
略平均化されるため、温度センサー15全体とし
て上記高温の湯に略等しい湯温を検出する。そし
て、その検出温度が設定温度以上あるいはそれ以
下になると信号を発信し、ポンプ11の正常運転
時の場合と同様にバーナーの停止又は作動を行な
う。
而して斯る風呂釜は釜Aの熱交換器の出口管3
と入口管4に伸縮継ぎ管5,5′を装着して浴槽
Bに連絡する上下の循環パイプ1,2を夫々接続
すると共に、上記両継ぎ管5,5′に設けられる
分岐部6,6′に接続されるバイパス配管aを、
ポンプ11とストレーナー12とを備えた1つの
ユニツトとして、上下両接続管8,9を配管止め
具16で、ポンプ11及びストレーナー12をカ
バーケース17に組込んで夫々釜Aのケース18
側面に固定される。
従つて、釜Aの熱交換器に形成される出口管3
及び入口管4と上下2本の循環パイプ1,2とを
単なる円筒状の継ぎ管で連結しただけの従来の風
呂釜にも、その継ぎ管に換えて継ぎ管5,5′を
装着すると共に分岐部6,6′を介してバイパス
配管aを取付けることにより、簡単に改良するこ
とができる。
(考案の効果) 本考案は、上記せる如き構成を有するので下記
の効果を奏する。
浴槽水を浴槽と熱交換器とを連絡する上下2本
の循環パイプで浴槽から熱交換器へと送り加熱せ
しめると共に、前記上下2本の循環パイプの夫々
の継ぎ管に設けた分岐部にわたつて連結されるポ
ンプを備えたバイパス配管により熱交換器を通さ
ずに浴槽水を強制的に循環させ、前記加熱された
湯の噴出圧により、該浴槽水が引き込まれて両者
が混合され強制的に攪拌された状態で浴槽内に吹
き出すため、浴槽内に入つたままで加熱したとし
ても熱交換器のバーナーで直接加熱された湯水が
吹き出す危険性がなく火傷をする虞れがなく、そ
して熱交換器の出口管側と上側の循環パイプとの
間で接続している継ぎ管内に、先端部分を該継ぎ
管内の分岐部内に臨ませて温度センサーを配設し
たため、その分岐部内の浴槽水が設定温度以上あ
るいは以下であると、温度センサーが検出し、バ
ーナーの作動を調整せしめて浴槽水の設定温度へ
の沸し上げ及び火傷防止を図り、そして上記温度
センサーはポンプの故障時にあつては、バーナー
で加熱された高温の湯に略等しい湯温を検出し、
該湯の温度が浴槽水の設定温度以上であつた場合
にバーナーの作動を停止せしめるものとしたた
め、ポンプ故障時には前記センサーが安全装置と
して働き火傷の危険性をなくしポンプ作動時のみ
ならず故障時の安全性をも考慮して大変安全であ
り有用である。
また、加熱されずに循環される浴槽水と共に混
合された状態で浴槽内に吹き出すと共に、その吹
き出す際にも浴槽内の水と攪拌されるため、わざ
わざ手で攪拌せずとも十分に攪拌されることとな
り大変便利である。
更に、継ぎ管内に分岐部を設け、該分岐部と継
ぎ管とにわたつて温度センサーを設け、そしてポ
ンプを備えたバイパス管を両継ぎ管にわたつて設
けたものとし、上記継ぎ管を伸縮自在で取外し可
能としているため、従来のバイパス配管を備えな
い自然循環のみの風呂釜にも上記継ぎ管を取付け
るだけで本考案の風呂釜に簡単に改良することも
できる。
従つて、安全性の面及び使用勝手の面から大変
優れたものとなり商品価値の高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案風呂釜の定温化装置の一実施例
を示す浴槽側から見た縦断面図、第2図は第1図
の−線断面図、第3図は第1図の−線断
面図である。 尚、図中、A……釜、B……浴槽、a……バイ
パス配管、1,2……循環パイプ、3……出口
管、4……入口管、5,5′……継ぎ管、6,
6′……分岐部、11……ポンプ、13……コン
トローラー、15……温度センサー、15a……
センサー先端部、15b……他のセンサー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 釜の熱交換器に形成した出口管及び入口管と、
    浴槽側に形成した上下2本の循環パイプとを夫々
    伸縮性を有する継ぎ管で取外し自在に接続し、該
    夫々の継ぎ管には該管よりも小径管状でその一端
    開口部を継ぎ管内で循環パイプ接続側に対向せし
    めると共に他端開口部を管外側部に突状に臨ませ
    てなる略L型の分岐部を夫々一体的に設けてお
    り、前記循環パイプ接続側に対向するその分岐部
    の一端開口部に循環パイプより小径でその出口側
    端部が循環パイプ内で浴槽近傍までのびる導管を
    連結し、他方管外側部に突状に臨ませてなる他端
    開口部同士をバイパス配管で連絡し、該バイパス
    配管には浴槽内の水を強制的に循環せしめるポン
    プが配され、そして前記熱交換器の出口管側に接
    続される継ぎ管内には、該継ぎ管内の浴槽水の温
    度を検出する温度センサーを設け、そのセンサー
    の先端部分は前記継ぎ管内の分岐部内に臨んでお
    り、上記検出温度が設定温度以上になると熱交換
    器のバーナーの作動を停止するコントローラーを
    有することを特徴とする風呂釜の定温化装置。
JP6470682U 1982-04-30 1982-04-30 風呂釜の定温化装置 Granted JPS58167844U (ja)

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JP6470682U JPS58167844U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 風呂釜の定温化装置

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JP6470682U JPS58167844U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 風呂釜の定温化装置

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Publication Number Publication Date
JPS58167844U JPS58167844U (ja) 1983-11-09
JPH047486Y2 true JPH047486Y2 (ja) 1992-02-27

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ID=30074721

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JP6470682U Granted JPS58167844U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 風呂釜の定温化装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4892159A (ja) * 1972-03-06 1973-11-30
JPS5027664A (ja) * 1973-07-18 1975-03-20

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4892159A (ja) * 1972-03-06 1973-11-30
JPS5027664A (ja) * 1973-07-18 1975-03-20

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JPS58167844U (ja) 1983-11-09

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