JP2005337710A - 給湯器のドレン排出装置及びユニットバス壁貫通継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドレン排水の配管工事が不要なドレン送出装置を提供する。
【解決手段】 ドレン排出装置10は、給湯器1のドレン受け95からドレンを排出するドレン排水管11が、風呂給湯配管121とともに浴槽119に導かれているとともに、ドレン排水管11の先端が浴槽に取り付けられた循環アダプター13に取り付けられている。これにより、ドレン受け95のドレンを風呂の排水管に排水することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給湯器から発生するドレン(蒸気の凝縮水、濾過器の逆洗水等)を排出するドレン排出装置等に関する。
近年、省エネを目的とした潜熱回収型の給湯器が注目されている。この潜熱回収型給湯器は、熱効率が90%以上のものも開発されつつある。
図8は、従来の潜熱回収型給湯器の本体の構成と主たる配管の系統を模式的に示す図である。
この給湯器本体50は、台所や洗面所へ温水を供給する主給湯系統51と、風呂へのお湯はりや追い焚きを行う風呂給湯系統53を有する。主給湯系統51の燃焼室55内には、一次熱交換器57、二次(潜熱回収)熱交換器59、バーナ61、燃焼ファン63等が備えられている。風呂給湯系統53の燃焼室65内には、風呂熱交換器67、バーナ69等が備えられている。
各バーナ61、69には、ガス供給源からガス供給管71を通って燃焼用ガスが供給される。ガス供給管71から各バーナへの分岐部には元ガス電磁弁73が備えられている。各バーナへ分岐したガス供給管には、各々ガス比例弁75とガス電磁弁77が備えられている。各給湯系統のバーナへ供給されるガスの量はガス比例弁75で制御され、各バーナへの供給のオンオフはガス電磁弁77で操作される。また、主給湯系統51へのガス供給管には二つのガス切替弁79が設けられており、主給湯系統51へ供給されるガス量を調整する。
各バーナには点火プラグ81、フレームロッド85が備えられている。各点火プラグ81はイグナイター83で点火されて、各バーナ61、69に供給された燃焼用ガスを燃焼させる。フレームロッド85は火炎の有無を検知して、不完全燃焼を防ぐ。
主給湯系統51は、水源から水が供給される給水配管87と、台所や洗面所に温水を供給する給湯配管89を有する。給水配管87は、燃焼室55内の二次熱交換器59を通過し、燃焼室55を出て、再度燃焼室内の一次熱交換器57を通過し、給湯配管89に繋がっている。燃焼室55内の燃焼ファン63、バーナ61、一次熱交換器57、二次交換器59は、燃焼ファン63の送風方向に、順に、バーナ61、一次熱交換器57、二次熱交換器59が並ぶように配置されている。
燃焼室55内の二次熱交換器59の下方には、受け皿91が取り付けられている。この受け皿91はドレン配管93を介してドレン受け95に連通している。ドレン受け95の底面には水抜き栓97が設けられ、上部には排水管99が設けられている。
次に、一次熱交換器57と二次熱交換器59による潜熱回収作用について説明する。
給水配管87から供給された水は、最初に二次熱交換器59を通過する。そして、次に一次熱交換器57を通過する。ここで、一次熱交換器57においては、バーナ61に燃焼用ガスが供給されており、点火プラグ81で点火される。そして燃焼ファン63から燃焼用空気が送られて燃焼し、火炎と燃焼ガスを発生する。この火炎による輻射熱と燃焼ガスによって一次熱交換器57が加熱され、管内を流れる水が加熱される。その後、燃焼ガスはさらに上方の二次熱交換器59方向へ送られる。燃焼ガスは二次熱交換器59に接して温度が100℃以下に低下して、燃焼ガス中の水蒸気は凝縮し水となる。その後、燃焼ガスは、二次熱交換器59の側方に設けられた排気口101から排気される。
水蒸気から凝縮した水は、受け皿91に滴下し、ドレン配管93を通ってドレン受け95に溜まる。ドレン受け95内のドレンが所定の水位に達すると排水管99から排水される。
一方、二次熱交換器59内を通過している水は、燃焼ガスの凝縮熱を吸収して予熱される。そして、予熱された水が一次熱交換器57へ送られるため、最終的に供給される温水は通常より高温となる。また、それを見越してガス供給量を減らすこともでき、給湯器の熱効率は高くなる。
給水配管87と給湯配管89はバイパス電磁弁103が付設されたバイパス管105で接続している。給水配管87、二次熱交換器出側の給湯配管89a、バイパス管下流の給湯配管89にはサーミスタ107が備えられている。これらのサーミスタ107は各配管内の水の温度を検知する。これらの温度から給湯配管89から供給される温水の温度が適宜な温度となるように、バイパス管105のバイパス電磁弁103を調整して、温水と水の混合量を変化させる。
また、給水配管87には水量センサ109が備えられており、配管内の水の量を調整している。さらに、給湯配管89には給湯ハイリミットスイッチ111が備えられている。同スイッチ111は、熱交換器51内の温度が異常に高くなった場合に作動し、給湯器50の電気回路を遮断する。給湯配管89にはまた水制御弁113が備えられ、給湯配管89から供給される温水の圧力を制御する。さらに、給水配管の一部には凍結予防ヒータ115が備えられている。
次に、風呂給湯系統53について説明する。
風呂給湯系統53の燃焼室65内には、風呂熱交換器67、バーナ69等が備えられている。風呂給湯系統53は、主給湯系統51の給湯配管89及び給水配管87から分岐した風呂給湯配管117と、燃焼室65から浴槽119へ往く往き配管121と、浴槽119から燃焼室65へ戻る戻り配管123とを有する。往き配管121と戻り配管123は、浴槽119と風呂熱交換器67間の循環管路を構成している。浴槽119内の水位は水位センサ145により検知されている。
風呂給湯配管117には、給湯配管89からの分岐管117aと給水配管87からの分岐管117bが合流している。給湯配管からの分岐管117aには、注湯電磁弁125と逆止弁127が付設されており、給水配管からの分岐管117bにはバキュームブレーカ129と注水電磁弁131が付設されている。バキュームブレーカ129と逆止弁127は、断水等で給水圧が負圧になった場合に作動して、浴槽119の水が逆流することを防ぐ。注水電磁弁131、注湯電磁弁125は風呂給湯系統53への水又は温水の供給をオンオフする。
各分岐管の合流点の下流には注湯量センサ133と逆止弁135が備えられている。注湯量センサ133は、風呂給湯配管117から循環管路へ供給される温水の量を検知する。逆止弁135は、風呂給湯系統53から主給湯系統51への水の逆流を防ぐ。
風呂給湯配管117は、切替弁137を介して戻り配管123に接続している。戻り配管123にはポンプ139が設けられており、循環管路内で温水を循環させる。ポンプ139には過圧防止安全装置141が備えられ、循環水の温度変化に伴う循環管路内の水圧を制御している。戻り配管123には水流スイッチ143が備えられている。水流スイッチ143は循環管路内の循環水の流れ方向を検知して循環水の逆流を防ぐ。戻り配管123には、さらに水位センサ145とサーミスタ147が備えられている。水位センサ145は浴槽内の水位を検知している。サーミスタ147は戻り管路内の温水の温度を検知し、この温度から浴槽119へ送られる温水の温度が調整される。
風呂熱交換器67では、バーナ69に燃焼用ガスが供給されており、点火プラグ81で点火される。そして燃焼ファン63から燃焼用空気が送られて燃焼し、火炎と燃焼ガスを発生する。この火炎による輻射熱と燃焼ガスによって風呂熱交換器67が加熱され、風呂給湯配管内の温水を加熱する。追い焚きの際は、風呂交換器67で加熱された温水が、ポンプ139の運転によって往き配管121を通って浴槽119に送られる。そして、浴槽119のお湯が戻り管路123を通って風呂熱交換器67に送られ、循環管路内を循環する。
給湯器50の本体内には複数の温度ヒューズが149備えられており、機器内部の温度が以上に高くなった場合に作動して給湯器50の電気回路を遮断する。また、上述のサーミスタで検知されて温度信号は本体内に設けられた電装基板151に入力されて、各弁、ファン等の制御が行われる。電装基板151は浴室リモコン153や台所リモコン155に接続しており、各部の操作や温度設定をリモコン操作で行うことができる。
給湯器には浄化機能を備えたものもある。
図9は、浄化機能を備えた風呂給湯器の主たる配管の系統の一例を模式的に示す図である。
浄化機能は、主に追い焚き用の循環経路の循環水を浄化(濾過)する機能である。浄化装置161は、濾過器163を備えた浄化ユニット165、トラップ167等を有し、風呂往き配管121から分岐して設けられている。
浄化用配管169は、風呂往き配管121からバイパス三方弁171を介して分岐しており、浄化ユニット165の上部に接続している。そして、同配管169は浄化ユニット165の下部から延びて循環三方弁173を介して風呂往き配管121に接続している。また、浄化用配管169の浄化ユニット165の上流で逆洗用配管175が分岐している。逆洗用配管175は、トラップ167及び排水二方弁177を介して、風呂往き配管121に、循環三方弁173の下流で接続している。
なお、この例においては、戻り配管123のポンプ139の下流に水位検出用二方弁179が設けられている。
浄化運転時は、バイパス三方弁171の浄化用配管側が開かれるとともに循環三方弁173が開かれる。さらに、排水二方弁177の浄化ユニット側が閉じられる。これにより、往き配管121中の温水はバイパス三方弁171を介して浄化用配管169に入り、浄化ユニット165の濾過器163で濾過され、循環三方弁173を介して往き配管121から風呂に送られる。
一方、逆洗運転は浄化装置161内で水を逆方向に流すもので、浄化ユニット165の洗浄のために行われる。逆洗運転時は、図中の太線で示すように水が流れる。すなわち、バイパス三方弁171の浄化ユニット側が閉じられるとともに循環三方弁173の風呂側が閉じられる。さらに、排水二方弁177が開かれる。これにより往き配管121の温水は、図中矢印で示すように、バイパス三方弁171を通過し、循環三方弁173を介して浄化用配管169に送られる。そして、浄化ユニット165の下部から浄化ユニット165に入り、浄化ユニット165を下部から上部に逆に流れて、上部から逆洗用配管175に入る。そして、トラップ167と排水二方弁177を介して往き管路121に入って排水される。このときに排出される温水は、浄化ユニット165で捕らえられていた異物や
汚れが含まれる。これらを含んだ温水は、往き管路121から排水管を通して排水される。
従来の潜熱回収型給湯器は、上述のように、水蒸気の凝縮によって発生した凝縮水(ドレン)を排水するための排水管99を設ける必要がある。ところが、例えば近年の集合住宅のように、片側が廊下に面するパイプシャフト内に給湯器を設置するような場合には、給湯器の近傍に排水設備が存在しないため、ドレン排出用の配管工事を行うのは非常に手間がかかる。
また、図9の浄化機能が設けられた風呂給湯器においても、逆洗運転時に発生する逆洗水の排水のための配管工事が必要になる。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ドレン排水の配管工事が不要なドレン送出装置等を提供することを目的とする。
本発明に関連するドレン排出装置は、 風呂給湯系統を備える給湯器のドレン排出装置であって、 給湯器から発生するドレンを排出するドレン排水管が、風呂給湯配管とともに浴室に導かれていることを特徴とする。 ドレン排水管を風呂給湯配管とともに浴室に導くことによって、給湯器の近傍に排水設備がない場合でも、風呂への給湯配管を引く工事で同時に配管を敷設でき、新たな設備工事を行わずに給湯器を設置することができる。なお、ドレンを風呂に排水した場合、風呂で発生する石鹸水はアルカリ性であり、酸性のドレンが石鹸水等と混合してPHが調整される。
上記ドレン排出装置においては、 前記ドレン排水管の先端が浴槽に取り付けられた循環アダプターに取り付けられていること、または、前記ドレン排水管が浴槽に取り付けられた循環アダプターの手前で浴室床に開放されてとすれば、ドレンを風呂の床から排水管に排水することができる。この際、配管端末をまとめることができるため扱いやすくなる。
上記ドレン排出装置本発明においては、 前記ドレン排水管を前記風呂給湯系統配管と共通の保護管に入れたり、前記風呂給湯系統配管と共に束ねると、配管工事をさらに容易にできる。
本発明のドレン排水装置は、 風呂給湯系統を備える給湯器のドレン排出装置であって、 給湯器から発生するドレンを前記風呂給湯系統の往き配管に送るドレン送出系統と、 該往き配管の浴槽手前部で分岐し、電磁弁を備えるドレン排水管と、を具備することを特徴とする。
ドレン送出時にはドレンを風呂往き配管から風呂の排水管に排水できる。このため、ドレン排水用の単独の配管が不要になる。
本発明においては、 前記ドレンが、バーナの燃焼ガス中の水蒸気の潜熱によって水を加熱する熱交換器で生じる凝縮水や、風呂給湯系統内の水を浄化する浄化ユニットの逆洗水とすれば、潜熱回収型給湯器や浄化機能を備えた給湯器に適用できる。
本発明のユニットバス貫通継手は、 ユニットバス壁を貫通する配管挿通筒と、 該筒の室内側に付設されたドレン排出端管と、を具備することを特徴とする。
ドレン排水端管を風呂給湯配管とともにユニットバスの壁に導くことができ、給湯器の近傍に排水設備がない場合でも、ユニットバスへ給湯配管を引く工事で同時に配管を敷設できる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、潜熱回収によって発生した凝縮水や逆洗運転によって発生した逆洗水等のドレンを、新たな排水管工事を行うことなく浴室に排水することができる。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明に関連するドレン排出装置を備えた風呂給湯器の配管の系統を模式的に示す図である。この風呂給湯器は、ドレン配管及び風呂往き配管の構造のみが図6の風呂給湯器と異なり、他の部分は図の風呂給湯器と同じ構造・作用である。
図2は、図1の風呂アダプター部を拡大して示す図である。
この風呂給湯器1のドレン排出装置10は、ドレン受け95から延びたドレン排水管11と、このドレン排水管11が接続している循環水用アダプター13から構成される。循環アダプター13には、風呂往き配管121と風呂戻り配管123が接続しており、両配管は浴槽119の内部に連通している。ドレン排水管11は、風呂追い焚き系統の風呂往き配管121とともに浴槽119の循環水のアダプター13に延びている。
循環アダプター13の下部には風呂往き配管121とともに延びているドレン排水管11が接続している。ドレン排水管11は浴槽外でアダプター13から下方(風呂の床方向)に曲がり、末端11aは浴室の床に接近して開放されている。
図3は、図1のドレン送出装置をユニットバスに適用した状態を模式的に説明する図である。
ユニットバスには、浴槽119と洗い場201がユニット構造として設けられている。浴槽119は防水床203上に設置され、浴槽119からの排水はいったん防水床203上に落ちて、その後排水口に設けられた排水トラップ205を介して排水管207から排水される。洗い場201の水は防水床203上に落ち、その後排水トラップ205を介して排水管207から排水される。
一方、ドレン受け95(図2参照)から送られたドレンはドレン排水管11を通して循環アダプター13へ送られ、ここでドレン排水管11から風呂の防水床203上に流れ出す。流れ出したドレンは、排水口に設けられた排水トラップ205を通して浴室の排水管207から排水される。排水トラップ205には、浴室で流された封水が滞留している。この封水は石鹸液などを含んでおりアルカリ性である。したがって、酸性であるドレンが排水トラップ205で封水と混合されてPHが調整される。
図4は、図1のドレン送出装置を従来型の浴室に適用した状態を模式的に示す図である。
従来型の浴室は、浴槽119と洗い場209が壁211で隔離されており、浴槽119は床213上に設置されている。浴槽119の排水は床213上に落ちて、排水管215から排水される。洗い場209の水は、排水トラップ217を介して排水管215から排水される。
このような従来型の浴室においても、ドレン排水管11を通して循環アダプター13へ送られたドレンは、浴室の床213上に流れ出し、排水管215から排水される。
ドレン排水管11は、風呂往き配管121や戻り配管123を屋外の給湯器1から屋内の浴室まで付設するための外壁219の貫通工事の際に、同時に設置することができる。なお、ドレン排水管11は、風呂追い焚き系統の往き配管121及び戻り配管123とともに、共通のCD管(保護管)に入れた状態で、給湯器1から風呂の循環アダプター13まで延ばしてもよい。また、通常、往き配管121と戻り配管123は、ペアチューブと呼ばれて、2本の樹脂管がアルミニウム製のテープで束ねられている。このペアチューブに、ドレン排水管11も束ねてトリプルチューブとしてもよい。このような形状とすることにより、給湯器51から延びる管を一つとして扱うことができ、給湯器51から浴槽119までの配管作業が容易になる。
図5は、本発明の実施の形態に係るドレン排出装置を備えた風呂給湯器の配管の系統を模式的に示す図である。この風呂給湯器は、ドレン配管及び風呂往き配管の構造のみが図6の風呂給湯器と異なり、他の部分は図6の風呂給湯器と同じ構造・作用である。
この風呂給湯器20のドレン排出装置21は、ドレン受け95から延びたドレン送出管23が、風呂往き配管121に接続している。そして風呂往き配管121は、循環アダプター25の手前でドレン排水管27に分岐している。ドレン排水管27は電磁弁29を介して、浴室の防水床上に開放している。往き配管121のドレン排水管27の分岐部の下流には電磁弁31が備えられている。また、往き配管121のドレン送出管23との合流部の下流側には風呂電磁弁33が備えられている。
また、ドレン受け95には水位センサ35が備えられており、ドレン受け95内の水位を検知する。これらのセンサ35のON・OFFによりドレン受け内のドレンの水位を上、中、低の3段階で知ることができる。ドレン受け95には、中和剤として炭酸カルシウム(固体)が封入されている。また、ドレン送出管23にはポンプ37、逆止弁39、排水電磁弁41が備えられている。ポンプ37はドレン受け95から往き配管121へドレンを送り、逆止弁39は往き配管121からドレン受け95への逆流を防ぐ。排水電磁弁41はドレン送出管23を開閉する。
ドレンを排出する際は、排水電磁弁41と風呂電磁弁33を開き、さらにドレン排水管27の電磁弁29を開くとともに往き配管121の電磁弁31を閉じる。そして、ポンプ37を作動させると、ドレン受け95内のドレンは、ドレン送出管23を通って往き配管121に入り、ドレン排水管27から浴室の床上に流される。
この例のドレン送出装置21は、給湯器から浴槽までのドレン送出を風呂往き配管121で行っているため、単独の配管を設ける必要がない。
図6は、本発明の実施の形態に係るユニットバス壁貫通継手の構造を模式的に示す図である。
図7は、図6のユニットバス壁貫通継手を備えたユニットバスの状態を模式的に示す図である。
ユニットバス壁貫通継手42は、ユニットバスの壁221を貫通する配管挿通筒43を備える。配管挿通筒43の室外側43aには、同筒に連通する接続部44が設けられている。そしてこの接続部44に、給湯器から延びた風呂往き配管121と戻り配管123、及びドレン排水管11(図7参照)がまとめて保護されている保護管47が挿通されている。
保護管47は、配管挿通筒43の室内側43bに達し、同管47内の往き配管121と戻り配管123は、浴槽119の循環アダプター45に接続している。そして、ドレン排水管11は、配管挿通筒43の室内側43bから下方(浴室の床方向)に曲がり、末端11aは浴室の床に接近して開放されている。
また、図9に示した浄化機能を備えた風呂給湯器において逆洗運転を行う際は、図1及び図5のいずれの実施例も適用でき、さらに図6のユニットバス壁貫通継手を使用することもできる。これにより、逆洗運転時に発生する逆洗水を排水するための配管を、風呂往き配管とともに設けたり、往き配管と兼用させることができ、新たな配管工事を行う不要がない。
本発明の第一の実施の形態に係るドレン排出装置を備えた風呂給湯器の配管の系統を模式的に示す図である。この風呂給湯器は、ドレン配管及び風呂 図1の風呂アダプター部を拡大して示す図である。 図1のドレン送出装置をユニットバスに適用した状態を模式的に説明する図である。 図1のドレン送出装置を従来型の浴室に適用した状態を模式的に示す図である。 本発明の他の実施の形態に係るドレン排出装置を備えた風呂給湯器の配管の系統を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係るユニットバス貫通継手の構造を模式的に示す図である。 図6のユニットバス壁貫通継手を備えたユニットバスの状態を模式的に示す図である。 従来の潜熱回収型給湯器の本体の構成と主たる配管の系統を模式的に示す図である。 浄化機能を備えた風呂給湯器の主たる配管の系統の一例を模式的に示す図である。
符号の説明
1、20 風呂給湯器 10、21 ドレン排出装置
11、23 ドレン排水管 13、25 循環アダプター
27 ドレン排水管 29 電磁弁
31 電磁弁 33 風呂電磁弁
35 水位センサ 37 ポンプ
39 逆止弁 41 排水電磁弁
42 ユニットバス貫通継手 43 配管挿通筒
44 接続部

Claims (4)

  1. 風呂給湯系統を備える給湯器のドレン排出装置であって、
    給湯器から発生するドレンを前記風呂給湯系統の往き配管に送るドレン送出系統と、
    該往き配管の浴槽手前部で分岐し、電磁弁を備えるドレン排水管と、
    を具備することを特徴とするドレン排出装置。
  2. 前記給湯器がバーナの燃焼ガス中の水蒸気の潜熱によって水を加熱する潜熱回収熱交換器を備え、
    前記ドレンが前記熱交換器で生じる凝縮水であることを特徴とする請求項1記載のドレン排出装置。
  3. 前記給湯器が風呂給湯系統内の水を浄化する浄化ユニットを備え、
    前記ドレンが前記浄化ユニットの逆洗水であることを特徴とする請求項1又は2記載のドレン排出装置。
  4. ユニットバス壁を貫通する配管挿通筒と、
    該筒の室内側に付設されたドレン排出端と、
    を具備することを特徴とするユニットバス壁貫通継手。
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