JPH0474779B2 - - Google Patents
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- JPH0474779B2 JPH0474779B2 JP24628689A JP24628689A JPH0474779B2 JP H0474779 B2 JPH0474779 B2 JP H0474779B2 JP 24628689 A JP24628689 A JP 24628689A JP 24628689 A JP24628689 A JP 24628689A JP H0474779 B2 JPH0474779 B2 JP H0474779B2
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はデイジタル情報を記録・再生する情報
処理装置に関する。
処理装置に関する。
例えばデイジタル情報を光学的に記録・再生で
きる形態で蓄積する光デイスクにおいて、その情
報を追加記録するのにあらかじめ光デイスクに光
ビームスポツトを案内する溝を設けておき、情報
を記録する際にこの案内溝をたよりに光ビームス
ポツトを案内し、情報を記録していく追加記録の
方式が提案(Press information Philips
Nov.7th 1978)されている。
きる形態で蓄積する光デイスクにおいて、その情
報を追加記録するのにあらかじめ光デイスクに光
ビームスポツトを案内する溝を設けておき、情報
を記録する際にこの案内溝をたよりに光ビームス
ポツトを案内し、情報を記録していく追加記録の
方式が提案(Press information Philips
Nov.7th 1978)されている。
本発明者は、かかる記録方式を改良した光デイ
スクとして、特願昭54−79210号(特公昭58−
21386号公報)を出願した。
スクとして、特願昭54−79210号(特公昭58−
21386号公報)を出願した。
即ち第1図は本発明者等が出願した光デイスク
の一実施例の構成を示す図である。
の一実施例の構成を示す図である。
第1図において、案内溝のピツトは実線(ハン
チングで示す)で示めし、追加記録されるピツト
は点線で示す。案内溝のピツト間隔は簡単化のた
めに追加記録ピツト1個分になつている。案内溝
のピツト列は周期Tで微少振幅δだけ溝の進行方
向に対して蛇行するように記録され、ピツト間隔
は周期tとなるように形成される。
チングで示す)で示めし、追加記録されるピツト
は点線で示す。案内溝のピツト間隔は簡単化のた
めに追加記録ピツト1個分になつている。案内溝
のピツト列は周期Tで微少振幅δだけ溝の進行方
向に対して蛇行するように記録され、ピツト間隔
は周期tとなるように形成される。
かかる光デイスクの特徴は、以下の点にある。
即ち、第1に追加記録を行なう場合にあらかじめ
記録されたピツト列が微少振幅δだけ蛇行してい
ることによつて特開昭49−103515号公報に開示さ
れている所謂プリーウオーブリング方法によつ
て、光ビームスポツトがピツト列を正確に追跡す
るトラツキング動作を行なうことができるので、
正確かつ容易に情報ピツトを追加記録することが
可能となる。
即ち、第1に追加記録を行なう場合にあらかじめ
記録されたピツト列が微少振幅δだけ蛇行してい
ることによつて特開昭49−103515号公報に開示さ
れている所謂プリーウオーブリング方法によつ
て、光ビームスポツトがピツト列を正確に追跡す
るトラツキング動作を行なうことができるので、
正確かつ容易に情報ピツトを追加記録することが
可能となる。
第2に、ピツト列が一定の周期tで必ず再生さ
れるので、この種の記録・再生装置、例えば磁気
デイスク、磁気テープ等で記録担体の速度変動に
対して情報を正確に記録再生するために使用され
ているPLL(フエーズド・ロツク・ループ)がひ
き込みやすく、脱れにくい。
れるので、この種の記録・再生装置、例えば磁気
デイスク、磁気テープ等で記録担体の速度変動に
対して情報を正確に記録再生するために使用され
ているPLL(フエーズド・ロツク・ループ)がひ
き込みやすく、脱れにくい。
第3に、追加記録されるビツトの位置は案内溝
のピツトの位置を基準にして決めることが出来る
ので、情報を再生する場合のタイミング誤差が少
ない。
のピツトの位置を基準にして決めることが出来る
ので、情報を再生する場合のタイミング誤差が少
ない。
第4に、追加記録を行なう場合は通常、記録媒
体である金属薄膜に穴をあけていく所謂濃淡型の
記録となる。案内溝として本発明は記録媒体の深
さ方向にピツトを形成する位相型の記録形態で
も、前述の濃淡型の記録形態でも両方に適用する
ことが出来る。特に濃淡型の場合には記録担体に
あらかじめ凹凸の加工を行なう必要がなく、平坦
な担体が使用でき、任意にアドレス等の制御情報
を附加し、デイスク使用者の要求に柔軟に対応出
来る。
体である金属薄膜に穴をあけていく所謂濃淡型の
記録となる。案内溝として本発明は記録媒体の深
さ方向にピツトを形成する位相型の記録形態で
も、前述の濃淡型の記録形態でも両方に適用する
ことが出来る。特に濃淡型の場合には記録担体に
あらかじめ凹凸の加工を行なう必要がなく、平坦
な担体が使用でき、任意にアドレス等の制御情報
を附加し、デイスク使用者の要求に柔軟に対応出
来る。
第2図は本発明者等が出願した第2の実例を示
す図である。第2図aは記録されたピツト列の断
面を示す。1−1〜1−5は案内のためのピツト
であり、ピツトの深さは再生に使用されるレーザ
光の波長λの1/4になるように形成される。記録
担体2としてはレプリカデイスクとして通常用い
られているPVC(ポリ塩化ビニール)やガラス盤
上に塗布したホトレジストが好適である。第2図
bは追加記録するためのデイスクの断面図であ
る。即ち、第2図aに示すピツト列の上に金属薄
膜3を蒸着等によつて形成する。第2図cは第2
図bの表面部分を示めし、案内ピツト追加記録ピ
ツトの関係を第1図と同様に示めした。なお、こ
の実施例では記録ピツトと案内ピツトの大きさは
ほぼ等しい場合を示している。
す図である。第2図aは記録されたピツト列の断
面を示す。1−1〜1−5は案内のためのピツト
であり、ピツトの深さは再生に使用されるレーザ
光の波長λの1/4になるように形成される。記録
担体2としてはレプリカデイスクとして通常用い
られているPVC(ポリ塩化ビニール)やガラス盤
上に塗布したホトレジストが好適である。第2図
bは追加記録するためのデイスクの断面図であ
る。即ち、第2図aに示すピツト列の上に金属薄
膜3を蒸着等によつて形成する。第2図cは第2
図bの表面部分を示めし、案内ピツト追加記録ピ
ツトの関係を第1図と同様に示めした。なお、こ
の実施例では記録ピツトと案内ピツトの大きさは
ほぼ等しい場合を示している。
本発明者等が出願した、第3の実例を第3図に
示めす。案内ピツトの断面形態は第2図aと同様
であり、追加記録デイスクの作成も第2図bと同
様であるが、本実施例では追加記録された情報を
再生するときに、案内ピツトと記録ピツトを分離
しやすいようにするため、案内ピツト5−1〜5
−5の大きさを記録ピツト6−1〜6−10の大き
さよりも大きく形成している。このようにするこ
とにより、再生時の波形から信号レベルの違いを
利用して案内ピツトと記録ピツトを分離すること
が容易になる。
示めす。案内ピツトの断面形態は第2図aと同様
であり、追加記録デイスクの作成も第2図bと同
様であるが、本実施例では追加記録された情報を
再生するときに、案内ピツトと記録ピツトを分離
しやすいようにするため、案内ピツト5−1〜5
−5の大きさを記録ピツト6−1〜6−10の大き
さよりも大きく形成している。このようにするこ
とにより、再生時の波形から信号レベルの違いを
利用して案内ピツトと記録ピツトを分離すること
が容易になる。
また、本発明者等が出願した第4の実例を第4
図に示めす。案内ピツトの断面形態を第4図aに
示めす。図においてピツトの深さをdとする。追
加記録デイスクは第2図bと同様に作成するが、
案内ピツト7−1〜7−5の大きさは第2の実施
例と同様な理由から、記録ピツトに比較して小さ
くする。このようにして、再生信号波形から案内
ピツトを分離できる。深さdは再生レーザ波長λ
の1/4でもよいが好適には1/8が望ましい。
図に示めす。案内ピツトの断面形態を第4図aに
示めす。図においてピツトの深さをdとする。追
加記録デイスクは第2図bと同様に作成するが、
案内ピツト7−1〜7−5の大きさは第2の実施
例と同様な理由から、記録ピツトに比較して小さ
くする。このようにして、再生信号波形から案内
ピツトを分離できる。深さdは再生レーザ波長λ
の1/4でもよいが好適には1/8が望ましい。
さらに本発明者等が出願した第5の実例を第5
図に示めす。案内ピツトはデイスク表面に形成さ
れた金属薄膜に穴をあけた濃淡型で記録される。
この場合でも、上記実施例3及び4と同様に案内
ピツトを記録ピツトと区別するために大きさを相
対的に変えて記録することが望ましい。案内ピツ
ト10−1〜10−5は基板12の上に形成された金
属薄膜3に記録される。案内ピツトを濃淡型で記
録することによつて、前述したように柔軟な対応
のできる追加記録デイスクができる。
図に示めす。案内ピツトはデイスク表面に形成さ
れた金属薄膜に穴をあけた濃淡型で記録される。
この場合でも、上記実施例3及び4と同様に案内
ピツトを記録ピツトと区別するために大きさを相
対的に変えて記録することが望ましい。案内ピツ
ト10−1〜10−5は基板12の上に形成された金
属薄膜3に記録される。案内ピツトを濃淡型で記
録することによつて、前述したように柔軟な対応
のできる追加記録デイスクができる。
本発明はかかる光デイスクに情報を追加記録し
その光デイスクから情報を再生する情報処理装置
に関するものである。
その光デイスクから情報を再生する情報処理装置
に関するものである。
本願発明は、移動する記録媒体であつて、その
記録面に案内ピツトが所定の周期で蛇行しかつ所
定間隔を有してあらかじめ設けられ、該案内ピツ
ト間が情報の記録部である記録媒体と、該移動す
る記録媒体から上記案内ピツトを読み出す手段
と、読み出された信号から上記案内ピツトに対応
するパルスを発生する手段と、上記案内ピツトに
対応するパルスを用いて上記案内ピツト間を複数
に分割する等間隔のパルスより構成される第1の
クロツクを発生する手段と、上記読み出された信
号から上記案内ピツトの蛇行に基づいてトラツキ
ング信号を検出する手段と、上記第1のクロツク
を構成するパルスの一部を抜き出して上記案内ピ
ツトに対応するパルスと重ならない第2のクロツ
クを作成する手段と、記録情報を特定個数のビツ
ト毎に分割して符号化した信号と上記第2のクロ
ツクとから上記案内ピツト間の記録部に少なくと
も1つの情報ピツトを形成するための変調信号も
作成する手段と、上記トラツキング信号により上
記読み出し手段の位置を制御する手段とを有する
ことを特徴とする情報処理装置により構成され
る。上記構成により、本願発明は第13図を参照
すれば以下の作用を有する (1) 案内ピツトに対応するパルスφ1を発生する。
記録面に案内ピツトが所定の周期で蛇行しかつ所
定間隔を有してあらかじめ設けられ、該案内ピツ
ト間が情報の記録部である記録媒体と、該移動す
る記録媒体から上記案内ピツトを読み出す手段
と、読み出された信号から上記案内ピツトに対応
するパルスを発生する手段と、上記案内ピツトに
対応するパルスを用いて上記案内ピツト間を複数
に分割する等間隔のパルスより構成される第1の
クロツクを発生する手段と、上記読み出された信
号から上記案内ピツトの蛇行に基づいてトラツキ
ング信号を検出する手段と、上記第1のクロツク
を構成するパルスの一部を抜き出して上記案内ピ
ツトに対応するパルスと重ならない第2のクロツ
クを作成する手段と、記録情報を特定個数のビツ
ト毎に分割して符号化した信号と上記第2のクロ
ツクとから上記案内ピツト間の記録部に少なくと
も1つの情報ピツトを形成するための変調信号も
作成する手段と、上記トラツキング信号により上
記読み出し手段の位置を制御する手段とを有する
ことを特徴とする情報処理装置により構成され
る。上記構成により、本願発明は第13図を参照
すれば以下の作用を有する (1) 案内ピツトに対応するパルスφ1を発生する。
(2) φ1から第1のクロツクφ6を作成する。
(3) 第1のクロツクφ6から一部を取り出して案
内ピツトに対応するパルスφ1に重ならない第
2のクロツクφ5を形成する。
内ピツトに対応するパルスφ1に重ならない第
2のクロツクφ5を形成する。
(4) 記録情報を特定個数のビツト毎に分割して符
号化した信号と第2のクロツクφ5から、案内
ピツト間の記録部に少なくとも1つの情報ピツ
トを形成するための変調信号94′を作成する。
号化した信号と第2のクロツクφ5から、案内
ピツト間の記録部に少なくとも1つの情報ピツ
トを形成するための変調信号94′を作成する。
以上のような作用により、記録される情報ピツ
トと案内ピツトはともに一定周期の再生クロツク
(例えば第13図のφ6と同じクロツク)とぴつた
りと重なる。従つて、本願発明は情報再生の際に
案内ピツト及び、情報ピツトの双方を再生クロツ
クの基準とすることができる。すなわち、再生時
には記録媒体のピツトからパルスを再生し、これ
に同期した再生クロツクを形成することができる
という効果がある。本願発明では、案内ピツト間
にも情報ピツトが必ず1つは形成され、しかもこ
の情報ピツトと案内ピツトは同じクロツクの周期
上に乗つている。なぜならば情報ピツトは、案内
ピツト間を複数に分割する等間隔のパルスより構
成される第1のクロツクの一部のパルスを抜き出
して形成された第2のクロツクに同期して形成さ
れているからである。
トと案内ピツトはともに一定周期の再生クロツク
(例えば第13図のφ6と同じクロツク)とぴつた
りと重なる。従つて、本願発明は情報再生の際に
案内ピツト及び、情報ピツトの双方を再生クロツ
クの基準とすることができる。すなわち、再生時
には記録媒体のピツトからパルスを再生し、これ
に同期した再生クロツクを形成することができる
という効果がある。本願発明では、案内ピツト間
にも情報ピツトが必ず1つは形成され、しかもこ
の情報ピツトと案内ピツトは同じクロツクの周期
上に乗つている。なぜならば情報ピツトは、案内
ピツト間を複数に分割する等間隔のパルスより構
成される第1のクロツクの一部のパルスを抜き出
して形成された第2のクロツクに同期して形成さ
れているからである。
以下、実施例により本発明を説明する。
第6図は、本発明の記録装置の一実施例の構成
を説明する図である。上述した案内溝(案内ピツ
ト)をもつ光デイスク66は回転中心軸71を軸
に図の矢印の方向に回転している。半導体レーザ
81から光学系82を介して放射される光ビーム
(斜線で示す。)は光デイスク66は反射後、再び
光路を戻り半導体レーザ81に戻る。すると半導
体レーザ81から出射される光量はデイスクから
戻つてくる光によつて変調される。従つて、半導
体レーザ81の一端から出る光を光検出器80に
よつて検出することにより、デイスク上の信号を
読み出せる。この検出方法は公知の所謂半導体レ
ーザの自己結合効果として知られたものである。
を説明する図である。上述した案内溝(案内ピツ
ト)をもつ光デイスク66は回転中心軸71を軸
に図の矢印の方向に回転している。半導体レーザ
81から光学系82を介して放射される光ビーム
(斜線で示す。)は光デイスク66は反射後、再び
光路を戻り半導体レーザ81に戻る。すると半導
体レーザ81から出射される光量はデイスクから
戻つてくる光によつて変調される。従つて、半導
体レーザ81の一端から出る光を光検出器80に
よつて検出することにより、デイスク上の信号を
読み出せる。この検出方法は公知の所謂半導体レ
ーザの自己結合効果として知られたものである。
第7図aに検出器80からの再生信号93を示
す。再生信号93の下方に表らわれているのが、
本発明の案内溝による信号の包絡線の変化であ
る。完全に溝の真中を光ビームのスポツトが照射
されていると包絡線の繰り返し周期は2Tとなる。
スポツトが溝からデイスクの内周、外周どちらか
にずれると包絡線に周構Tで位相が異つた信号が
表らわれる。これを用いてトラツキングを行な
う。
す。再生信号93の下方に表らわれているのが、
本発明の案内溝による信号の包絡線の変化であ
る。完全に溝の真中を光ビームのスポツトが照射
されていると包絡線の繰り返し周期は2Tとなる。
スポツトが溝からデイスクの内周、外周どちらか
にずれると包絡線に周構Tで位相が異つた信号が
表らわれる。これを用いてトラツキングを行な
う。
検出器80からの信号93をトラツキング信号
検出器84に入力し、特開昭49−103515号公報に
開示した公知のトラツキング方法によつてトラツ
キング信号を検出する。このトラツキング信号を
位相補償回路85に入力して、制御系を安定し、
この出力によつてリニアモータ83を駆動し、リ
ニアモータに接続された光ヘツド(半導体レーザ
と光学系からなる)を動かしてトラツキングを行
なう。この様にして、案内溝を光スポツトが追跡
する。
検出器84に入力し、特開昭49−103515号公報に
開示した公知のトラツキング方法によつてトラツ
キング信号を検出する。このトラツキング信号を
位相補償回路85に入力して、制御系を安定し、
この出力によつてリニアモータ83を駆動し、リ
ニアモータに接続された光ヘツド(半導体レーザ
と光学系からなる)を動かしてトラツキングを行
なう。この様にして、案内溝を光スポツトが追跡
する。
記録を行なうためには、まず、光検出器80か
らの信号93をデイジタル信号検出回路86に入
力し、ここで通常の手段、方法(例えば、コンパ
レータを使用してアナログ信号からデイジタル信
号に変換、また検出信号のクロツクに同期にした
信号を発生する位相同期を行なう。)によつて、
案内溝を形成するピツト列に対応する信号87
(以下、案内パルス信号と称す)と同期クロツク
89を発生する。この二つの信号の時間軸におけ
る関係は第7図b及び、cに示してあり、これは
デイスク面上では、第1図の幾何学的配置と対応
している。
らの信号93をデイジタル信号検出回路86に入
力し、ここで通常の手段、方法(例えば、コンパ
レータを使用してアナログ信号からデイジタル信
号に変換、また検出信号のクロツクに同期にした
信号を発生する位相同期を行なう。)によつて、
案内溝を形成するピツト列に対応する信号87
(以下、案内パルス信号と称す)と同期クロツク
89を発生する。この二つの信号の時間軸におけ
る関係は第7図b及び、cに示してあり、これは
デイスク面上では、第1図の幾何学的配置と対応
している。
案内パルス87と同期クロツク89を追加記録
クロツク発生器88に入力して、二つの信号から
追加記録のための記録クロツク95を発生する。
クロツク発生器88に入力して、二つの信号から
追加記録のための記録クロツク95を発生する。
記録クロツクを変調回路90によつて、追加記
録したい情報信号の発生器91からの信号に従つ
て変調を行ない、この変調信号94を半導体レー
ザ駆動回路92に入力して、半導体レーザのレー
ザ発振パワーを変調する。
録したい情報信号の発生器91からの信号に従つ
て変調を行ない、この変調信号94を半導体レー
ザ駆動回路92に入力して、半導体レーザのレー
ザ発振パワーを変調する。
ここで記録クロツク95は案内パルス87とは
時間軸上で重ならないことから、以上の方法によ
れば案内溝を形成するピツトの間に追加記録ピツ
トが形成されることになる。
時間軸上で重ならないことから、以上の方法によ
れば案内溝を形成するピツトの間に追加記録ピツ
トが形成されることになる。
最も簡単な変調方法としては、第7図d,eに
示すように、信号87と信号89の排他的論理和
をとつて記録クロツク95を作成し、これと情報
信号との論理積をとつて変調信号94を得る方法
がある。
示すように、信号87と信号89の排他的論理和
をとつて記録クロツク95を作成し、これと情報
信号との論理積をとつて変調信号94を得る方法
がある。
以上のようにして記録された情報を再生するた
めの装置を第8図により説明する。
めの装置を第8図により説明する。
第8図において、第6図と同様な番号をつけた
ものは同じ動作、及び作用をする。再生信号10
0は第9図に示す如く第7図aと同様な波形とな
り違うところは追加記録情報を含む点である。ト
ラツキング信号は第6図の実施例と同様にして検
出される。
ものは同じ動作、及び作用をする。再生信号10
0は第9図に示す如く第7図aと同様な波形とな
り違うところは追加記録情報を含む点である。ト
ラツキング信号は第6図の実施例と同様にして検
出される。
第9図は第3図に示した光デイスクからの再生
信号である。この場合は追加記録ピツトからの信
号の変調度が案内溝を形成するピツトからの信号
変調度に比較して小さいことから、前述の実施例
に比較して、追加情報をデータ信号の中から容易
に分離出来る。すなわち、アナログである再生信
号からコンパレータのレベルを選らぶことによつ
て案内パルスのみを検出し、それを用いて、デー
タ信号から追加情報信号のみを検出することが出
来る。
信号である。この場合は追加記録ピツトからの信
号の変調度が案内溝を形成するピツトからの信号
変調度に比較して小さいことから、前述の実施例
に比較して、追加情報をデータ信号の中から容易
に分離出来る。すなわち、アナログである再生信
号からコンパレータのレベルを選らぶことによつ
て案内パルスのみを検出し、それを用いて、デー
タ信号から追加情報信号のみを検出することが出
来る。
再生信号100はデイジタル信号変換器101
によつて、通常の方法(コンパレータを用いてア
ナログ信号からデイジタル信号に変換し、PLL
によつて再生信号に含まれる同期信号に位相が同
期したパルスを形成する。)によつて記録された
ピツトに対応するデータ信号106(第10図a
に示す)と同期クロツク105(第10図bに示
す)を発生する。二つの信号を復調器102に入
力して追加記録された情報信号107を得る。
によつて、通常の方法(コンパレータを用いてア
ナログ信号からデイジタル信号に変換し、PLL
によつて再生信号に含まれる同期信号に位相が同
期したパルスを形成する。)によつて記録された
ピツトに対応するデータ信号106(第10図a
に示す)と同期クロツク105(第10図bに示
す)を発生する。二つの信号を復調器102に入
力して追加記録された情報信号107を得る。
復調器102の動作について、第10図を用い
て説明する。データ信号106の中には案内パル
スを含むので、同期クロツク105から案内パル
スを作成し、(この場合、案内パルスは一定繰り
返しのパルス列であるから、データ信号の始めを
示す特徴的な信号をもとにして、同期クロツクを
分周することによつて得られる。)追加記録の記
録クロツクを案内パルスと同期クロツク105の
排他的論理和によつて再生すると第10図cに示
す信号になる。この信号とデータ信号106との
論理積をとると追加記録情報信号107(第10
図dに示される)が得られる。
て説明する。データ信号106の中には案内パル
スを含むので、同期クロツク105から案内パル
スを作成し、(この場合、案内パルスは一定繰り
返しのパルス列であるから、データ信号の始めを
示す特徴的な信号をもとにして、同期クロツクを
分周することによつて得られる。)追加記録の記
録クロツクを案内パルスと同期クロツク105の
排他的論理和によつて再生すると第10図cに示
す信号になる。この信号とデータ信号106との
論理積をとると追加記録情報信号107(第10
図dに示される)が得られる。
さらに別の実施例について、第11図を用いて
説明する。光検出器80からの信号93をデイジ
タル信号検出回路86′に入力し、案内溝を形成
するピツト列に対応する信号φ1と同期クロツク
φ6を発生する。ここで2つの信号φ1とφ6の時間
軸上の関係は第13図に示す。この実施例では
φ1の繰り返し周期をt、φ6のそれをτとすると
t=6×τの関係を満足するように選らんであ
る。案内溝のピツト列を示すφ1からPLLによつ
てφ6のパルス列を作成する方法は公知である。
説明する。光検出器80からの信号93をデイジ
タル信号検出回路86′に入力し、案内溝を形成
するピツト列に対応する信号φ1と同期クロツク
φ6を発生する。ここで2つの信号φ1とφ6の時間
軸上の関係は第13図に示す。この実施例では
φ1の繰り返し周期をt、φ6のそれをτとすると
t=6×τの関係を満足するように選らんであ
る。案内溝のピツト列を示すφ1からPLLによつ
てφ6のパルス列を作成する方法は公知である。
φ6、φ1の信号を追加記録クロツク発生器8
8′に入力して、公知のカウンタ等の順序回路を
用いて第13図に示すφ4、φ5の記録クロツク信
号を作成する。追加記録したい情報信号の発生器
91′からの信号(データ)を変調回路90′によ
つて記録クロツクに従つて変調を行ない、この変
調信号94′を半導体レーザ駆動回路92′に入力
して、半導体レーザのレーザ発振パワーを変調す
る。
8′に入力して、公知のカウンタ等の順序回路を
用いて第13図に示すφ4、φ5の記録クロツク信
号を作成する。追加記録したい情報信号の発生器
91′からの信号(データ)を変調回路90′によ
つて記録クロツクに従つて変調を行ない、この変
調信号94′を半導体レーザ駆動回路92′に入力
して、半導体レーザのレーザ発振パワーを変調す
る。
本実施例の変調方式と変調回路90′について
詳細に説明する。本発明の変調方式として好適な
方法はデータをmビツトを単位として扱いnビツ
トの記録ビツトに変換する符号化とこれをMRZI
(あるいはNRZ)で変調する組み合せである。そ
の中で4/5MNRZIと称されるものを使用した
場合を例として述べる。
詳細に説明する。本発明の変調方式として好適な
方法はデータをmビツトを単位として扱いnビツ
トの記録ビツトに変換する符号化とこれをMRZI
(あるいはNRZ)で変調する組み合せである。そ
の中で4/5MNRZIと称されるものを使用した
場合を例として述べる。
4/5変換はm=4、n=5の場合である。こ
の変換表を第12図に示す。変調の回路90′の
構成を第14図、タイミングチヤートを第13図
に示す。データはまずメモリー200にストアさ
れている。クロツクφ4に従つてデータが読み出
され、4ビツトのレジスタ201に周期tごとに
移される。第14図のAND回路203とOR回路
204との組み合せで、第12図に示した変換を
行ない、5ビツトのレジスタ202にラツチされ
る。これをクロツクφ5に従つて読み出すと、変
調信号94′が形成される。
の変換表を第12図に示す。変調の回路90′の
構成を第14図、タイミングチヤートを第13図
に示す。データはまずメモリー200にストアさ
れている。クロツクφ4に従つてデータが読み出
され、4ビツトのレジスタ201に周期tごとに
移される。第14図のAND回路203とOR回路
204との組み合せで、第12図に示した変換を
行ない、5ビツトのレジスタ202にラツチされ
る。これをクロツクφ5に従つて読み出すと、変
調信号94′が形成される。
前述の実施例によつて記録された情報を再生す
るための装置を第15図により説明する。第15
図において、再生信号100′はデイジタル信号
変換器101′によつて、再生データ信号10
6′と再生信号に含まれる同期信号に位相が同期
したパルス信号105′を発生する。
るための装置を第15図により説明する。第15
図において、再生信号100′はデイジタル信号
変換器101′によつて、再生データ信号10
6′と再生信号に含まれる同期信号に位相が同期
したパルス信号105′を発生する。
信号100′から前述の106′,105′の信
号を発生する手段について説明する。4/5変換
を行なつているため案内溝を形成するピツトを除
いた部分、すなわち追加情報を記録する部分には
かならず少なくとも1つのピツトが存在する。そ
のため、再生信号中には中期τの信号成分が存在
しているので、この周期に同期するようにPLL
によつて位相同期を行なうことができ、信号10
5′を発生出来る。
号を発生する手段について説明する。4/5変換
を行なつているため案内溝を形成するピツトを除
いた部分、すなわち追加情報を記録する部分には
かならず少なくとも1つのピツトが存在する。そ
のため、再生信号中には中期τの信号成分が存在
しているので、この周期に同期するようにPLL
によつて位相同期を行なうことができ、信号10
5′を発生出来る。
また、第16図に示すように、案内溝を形成す
るピツトに対応するパルス列φ1は前述の信号1
05′を用いて形成される。すなわち、本発明の
ようなデイジタル情報を記録する装置においては
記録情報を特定個数のビツトからなるブロツクに
分割し、そのブロツクの区切れを示めす信号が必
ず挿入されている。従つてこの区切れを示す信号
φ1の関係をあらかじめ定められた規則にしてお
くと、区切れを示す信号を用いて信号105′を
1/6に分周するとφ1が得られる。
るピツトに対応するパルス列φ1は前述の信号1
05′を用いて形成される。すなわち、本発明の
ようなデイジタル情報を記録する装置においては
記録情報を特定個数のビツトからなるブロツクに
分割し、そのブロツクの区切れを示めす信号が必
ず挿入されている。従つてこの区切れを示す信号
φ1の関係をあらかじめ定められた規則にしてお
くと、区切れを示す信号を用いて信号105′を
1/6に分周するとφ1が得られる。
再生信号100′から案内溝を形成するピツト
に対応する信号を前述のφ1を用いて除くと再生
データ信号106′が得られる。ここでデータ信
号106′は位相ずれを含んで描かれている。こ
の再生データ信号106′を復調する手段につい
て、さらに第15図に従つて説明する。
に対応する信号を前述のφ1を用いて除くと再生
データ信号106′が得られる。ここでデータ信
号106′は位相ずれを含んで描かれている。こ
の再生データ信号106′を復調する手段につい
て、さらに第15図に従つて説明する。
信号105′を復調クロツク発生器110に入
力して、復調クロツク信号φ4、φ5を発生させる。
そして、再生データ信号106′を信号φ4、φ5に
従つて復調回路111を用いて復調し、復調デー
タを得る。
力して、復調クロツク信号φ4、φ5を発生させる。
そして、再生データ信号106′を信号φ4、φ5に
従つて復調回路111を用いて復調し、復調デー
タを得る。
第17図を用いて、復調の方法を説明する。再
生データ信号106′は信号φ5に従つて5ビツト
のシフトレジスタ120にとりこまれ、AND回
路122とOR回路123の組み合せで5ビツト
のパターンから4ビツトのパターンに変換され、
4ビツトのシフトレジスタ121にラツチされ、
周期tごとに信号φ4に従つて読み出される。
生データ信号106′は信号φ5に従つて5ビツト
のシフトレジスタ120にとりこまれ、AND回
路122とOR回路123の組み合せで5ビツト
のパターンから4ビツトのパターンに変換され、
4ビツトのシフトレジスタ121にラツチされ、
周期tごとに信号φ4に従つて読み出される。
第1図〜第5図は、本発明により情報が追加記
録される光デイスクの構成を示す図、第6図は本
発明に係る追加記録装置の一実施例の構成を示す
図。第7図は第6図に示す装置の動作を説明する
ための信号のタイムチヤート。第8図は追加記録
されたデイスクから信号を再生する装置本発明の
一実施例の構成図。第9図は追加記録されたデイ
スクからの再生信号を示す図。第10図は追加記
録されたデイスクから信号を再生するときのタイ
ムチヤートである。第11図は、本発明の他の実
施例の構成を示す図。第12図及び第13図は、
本発明の要部を説明するための図。第14図は、
本発明の要部の一実施例の構成を示す図。第15
図は、本発明の他の実施例の構成を示す図。第1
6図は、その動作を説明するための図。第17図
は、本発明の要部の一実施例の構成を示す図であ
る。
録される光デイスクの構成を示す図、第6図は本
発明に係る追加記録装置の一実施例の構成を示す
図。第7図は第6図に示す装置の動作を説明する
ための信号のタイムチヤート。第8図は追加記録
されたデイスクから信号を再生する装置本発明の
一実施例の構成図。第9図は追加記録されたデイ
スクからの再生信号を示す図。第10図は追加記
録されたデイスクから信号を再生するときのタイ
ムチヤートである。第11図は、本発明の他の実
施例の構成を示す図。第12図及び第13図は、
本発明の要部を説明するための図。第14図は、
本発明の要部の一実施例の構成を示す図。第15
図は、本発明の他の実施例の構成を示す図。第1
6図は、その動作を説明するための図。第17図
は、本発明の要部の一実施例の構成を示す図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 移動する記録媒体であつて、その記録面に案
内ピツトが所定の周期で蛇行しかつ所定間隔を有
してあらかじめ設けられ、該案内ピツト間が情報
の記録部である記録媒体と、該移動する記録媒体
から上記案内ピツトを読み出す手段と、読み出さ
れた信号から上記案内ピツトに対応するパルスを
発生する手段と、上記案内ピツトに対応するパル
スを用いて上記案内ピツト間を複数に分割する等
間隔のパルスより構成される第1のクロツクを発
生する手段と、上記読み出された信号から上記案
内ピツトの蛇行に基づいてトラツキング信号を検
出する手段と、上記第1のクロツクを構成するパ
ルスの一部を抜き出して上記案内ピツトに対応す
るパルスと重ならない第2のクロツクを作成する
手段と、記録情報を特定個数のビツト毎に分割し
て符号化した信号と上記第2のクロツクとから上
記案内ピツト間の記録部に少なくとも1つの情報
ピツトを形成するための変調信号を作成する手段
と、上記トラツキング信号により上記読み出し手
段の位置を制御する手段とを有することを特徴と
する情報処理装置。 2 上記案内ピツトが丸穴形状であることを特徴
とする特許請求の範囲第1項に記載の情報処理装
置。 3 上記案内ピツトが位相型の記録形態で設けら
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項に記載の情報処理装置。 4 上記案内ピツトが上記記録面を形成する薄膜
に丸穴をあける濃淡型の記録形態で設けられてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
第2項に記載の情報処理装置。 5 上記情報ピツトが上記記録面を形成する薄膜
に丸穴をあける濃淡型で記録されることを特徴と
する特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれか
に記載の情報処理装置。 6 上記案内ピツトと上記情報ピツトとの大きさ
が異なることを特徴とする特許請求の範囲第5項
に記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24628689A JPH02118918A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24628689A JPH02118918A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 情報処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4923580A Division JPS56148739A (en) | 1979-06-25 | 1980-04-16 | Optical information processing unit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02118918A JPH02118918A (ja) | 1990-05-07 |
JPH0474779B2 true JPH0474779B2 (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=17146289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24628689A Granted JPH02118918A (ja) | 1989-09-25 | 1989-09-25 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02118918A (ja) |
-
1989
- 1989-09-25 JP JP24628689A patent/JPH02118918A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02118918A (ja) | 1990-05-07 |
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