JPH0474578B2 - - Google Patents
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- JPH0474578B2 JPH0474578B2 JP57033417A JP3341782A JPH0474578B2 JP H0474578 B2 JPH0474578 B2 JP H0474578B2 JP 57033417 A JP57033417 A JP 57033417A JP 3341782 A JP3341782 A JP 3341782A JP H0474578 B2 JPH0474578 B2 JP H0474578B2
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 claims description 8
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 10
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D48/00—External control of clutches
- F16D48/06—Control by electric or electronic means, e.g. of fluid pressure
- F16D48/066—Control of fluid pressure, e.g. using an accumulator
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D48/06—Control by electric or electronic means, e.g. of fluid pressure
- F16D48/062—Control by electric or electronic means, e.g. of fluid pressure of a clutch system with a plurality of fluid actuated clutches
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D2500/70—Details about the implementation of the control system
- F16D2500/704—Output parameters from the control unit; Target parameters to be controlled
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- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、変速装置における変速用クラツチの
制御方法に関する。
制御方法に関する。
遊星歯車装置を使用した変速装置は、周知のよ
うに、上記遊星歯車装置の個々の変速段に対応し
て設けられた変速用クラツチを選択作動させるこ
とによつて変速を行なうように構成されている。
うに、上記遊星歯車装置の個々の変速段に対応し
て設けられた変速用クラツチを選択作動させるこ
とによつて変速を行なうように構成されている。
かかる変速装置において、上記変速用クラツチ
に直接油圧ポンプからの作動油を作用させると、
上記クラツチのシリンダ内油圧が急速に立上がる
ため、いわゆる変速シヨツクを生じる。しかして
この変速シヨツクは、上記遊星歯車装置の入出力
軸間の回転速度およびトルク差等が大きい場合に
より激しく発生する。
に直接油圧ポンプからの作動油を作用させると、
上記クラツチのシリンダ内油圧が急速に立上がる
ため、いわゆる変速シヨツクを生じる。しかして
この変速シヨツクは、上記遊星歯車装置の入出力
軸間の回転速度およびトルク差等が大きい場合に
より激しく発生する。
そこで従来、モジユレーテイングリリーフバル
ブとクイツクリターンバルブとを組合わせてなる
いわゆるモジユレーテイングバルブを使用して上
記変速用クラツチのシリンダ内油圧を除々に高め
るように制御（モジユレーシヨン）し、もつて上
記の変速シヨツクを緩和させるようにしている
が、変速時において負荷変動などにより車輌が急
加速されたり急減速されるような場合、かかる手
段では十分に変速シヨツクを抑制することができ
なかつた。
ブとクイツクリターンバルブとを組合わせてなる
いわゆるモジユレーテイングバルブを使用して上
記変速用クラツチのシリンダ内油圧を除々に高め
るように制御（モジユレーシヨン）し、もつて上
記の変速シヨツクを緩和させるようにしている
が、変速時において負荷変動などにより車輌が急
加速されたり急減速されるような場合、かかる手
段では十分に変速シヨツクを抑制することができ
なかつた。
なお、上記モジユレーテイングバルブを使用し
た場合、第１図に例示する態様で上記変速用クラ
ツチのシリンダ内油圧をモジユレーシヨンさせる
ことができる。しかして同図に示すフイリングタ
イムは、上記クラツチのシリンダ内閉空間および
管路等に作動油が充たされる時間を、またモジユ
レーテイングタイムは上記油圧が立上がつてから
設定圧に到達するまでの時間を各々示している。
た場合、第１図に例示する態様で上記変速用クラ
ツチのシリンダ内油圧をモジユレーシヨンさせる
ことができる。しかして同図に示すフイリングタ
イムは、上記クラツチのシリンダ内閉空間および
管路等に作動油が充たされる時間を、またモジユ
レーテイングタイムは上記油圧が立上がつてから
設定圧に到達するまでの時間を各々示している。
本発明の目的は、前記した点に鑑み、上記変速
時に車輌が急加速あるいは急減速されるような場
合においても、変速シヨツクを効果的に低減する
ことができる変速装置における変速用クラツチの
制御方法を提供することを目的としている。
時に車輌が急加速あるいは急減速されるような場
合においても、変速シヨツクを効果的に低減する
ことができる変速装置における変速用クラツチの
制御方法を提供することを目的としている。
本発明は、各変速段に対応する変速用クラツチ
に選択的に油圧を作用させて所定の変速段を選定
する変速装置に適用され、変速時に、エンジン回
転数の値と該エンジン回転数の積分値との偏差に
基づいて車両の急減速状態および急加速状態を検
出する行程と、変速時において上記車両の急減速
状態および急加速状態が検出されていない場合に
は、既選択の変速段に対応した変速用クラツチに
作用されている油圧を所定の時定数にしたがつて
過渡的に降下させるとともに、選択すべき変速段
に対応した変速用クラツチに作用させる油圧を所
定の時定数にしたがつて過渡的に上昇させる行程
と、シフトアツプ変速時に上記車両が急減速状態
にある場合、上記既選択の変速段に対応した変速
用クラツチに作用されている油圧の過渡的降下時
間を上記急減速状態が検出されている時間だけ長
くさせる行程と、シフトアツプ変速時に上記車両
が急加速状態にある場合、上記選択すべき変速段
に対応した変速用クラツチに作用させる油圧の過
渡的上昇時間を上記急加速状態が検出されている
時間だけ長くさせる行程と、シフトダウン変速時
に上記車両が急減速状態にある場合、上記選択す
べき変速段に対応した変速用クラツチに作用させ
る油圧の過渡的上昇時間を上記急減速状態が検出
されている時間だけ長くさせる行程と、シフトダ
ウン変速時に上記車両が急加速状態にある場合、
上記既選択の変速段に対応した変速用クラツチに
作用されている油圧の過渡的降下時間を上記急加
速状態が検出されている時間だけ長くさせる行程
とを含むことを特徴としている。
に選択的に油圧を作用させて所定の変速段を選定
する変速装置に適用され、変速時に、エンジン回
転数の値と該エンジン回転数の積分値との偏差に
基づいて車両の急減速状態および急加速状態を検
出する行程と、変速時において上記車両の急減速
状態および急加速状態が検出されていない場合に
は、既選択の変速段に対応した変速用クラツチに
作用されている油圧を所定の時定数にしたがつて
過渡的に降下させるとともに、選択すべき変速段
に対応した変速用クラツチに作用させる油圧を所
定の時定数にしたがつて過渡的に上昇させる行程
と、シフトアツプ変速時に上記車両が急減速状態
にある場合、上記既選択の変速段に対応した変速
用クラツチに作用されている油圧の過渡的降下時
間を上記急減速状態が検出されている時間だけ長
くさせる行程と、シフトアツプ変速時に上記車両
が急加速状態にある場合、上記選択すべき変速段
に対応した変速用クラツチに作用させる油圧の過
渡的上昇時間を上記急加速状態が検出されている
時間だけ長くさせる行程と、シフトダウン変速時
に上記車両が急減速状態にある場合、上記選択す
べき変速段に対応した変速用クラツチに作用させ
る油圧の過渡的上昇時間を上記急減速状態が検出
されている時間だけ長くさせる行程と、シフトダ
ウン変速時に上記車両が急加速状態にある場合、
上記既選択の変速段に対応した変速用クラツチに
作用されている油圧の過渡的降下時間を上記急加
速状態が検出されている時間だけ長くさせる行程
とを含むことを特徴としている。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明
する。
する。
本発明に係る方法は、第２図に例示する油圧回
路と第３図に例示する電磁弁駆動回路とを用いて
実施される。なお第２図は、説明を簡単にするた
め、各変速段のうちの３速と４速のみについて適
用する油圧回路を示しているが、本発明はもちろ
ん図示していない他の変速段についても適用しう
るものである。
路と第３図に例示する電磁弁駆動回路とを用いて
実施される。なお第２図は、説明を簡単にするた
め、各変速段のうちの３速と４速のみについて適
用する油圧回路を示しているが、本発明はもちろ
ん図示していない他の変速段についても適用しう
るものである。
第２図において、３速用の電磁方向制御弁１お
よび４速用の電磁方向制御弁２は、３速について
の変速用クラツチ３および４速についての変速用
クラツチ４と、油圧ポンプＰとの間に介在されて
いる。しかして上記変速用クラツチ３および４
は、右方に作動されたさいに係合されて前記遊星
歯車装置の変速段を各々３速および４速に選定さ
せる。
よび４速用の電磁方向制御弁２は、３速について
の変速用クラツチ３および４速についての変速用
クラツチ４と、油圧ポンプＰとの間に介在されて
いる。しかして上記変速用クラツチ３および４
は、右方に作動されたさいに係合されて前記遊星
歯車装置の変速段を各々３速および４速に選定さ
せる。
第３図に示した電磁弁駆動回路において、セン
サ５は、前記遊星歯車装置を備えた変速機６の出
力軸の回転速度（車速）に比例した数のパルス信
号を出力するものであり、その出力信号は周波数
−電圧変換器（以下Ｆ／Ｖ変換器と言う）７によ
つて電圧値に変換される。
サ５は、前記遊星歯車装置を備えた変速機６の出
力軸の回転速度（車速）に比例した数のパルス信
号を出力するものであり、その出力信号は周波数
−電圧変換器（以下Ｆ／Ｖ変換器と言う）７によ
つて電圧値に変換される。
また積分回路８は、アナログスイツチ９を介し
て与えられる車速信号e0を積分するものであり、
その出力信号e1は加算点１０において上記車速信
号と加算される。比較回路１１は上記加算点１０
より出力された偏差e0−e1が基準値euよりも大き
い場合に信号を出力し、比較回路１２は上記偏差
e0−e1が基準値−euよりも小さいときに信号を出
力するものである。しかして上記両比較回路１
１，１２の出力信号は各々アナログスイツチ１
５，１４を選択的に開放させる。
て与えられる車速信号e0を積分するものであり、
その出力信号e1は加算点１０において上記車速信
号と加算される。比較回路１１は上記加算点１０
より出力された偏差e0−e1が基準値euよりも大き
い場合に信号を出力し、比較回路１２は上記偏差
e0−e1が基準値−euよりも小さいときに信号を出
力するものである。しかして上記両比較回路１
１，１２の出力信号は各々アナログスイツチ１
５，１４を選択的に開放させる。
端子T1およびT2は、各々３速および４速につ
いての変速段切替信号を入力するものであり、そ
れらの切替信号は、オペレータの手動操作によつ
て、あるいは車速、図示していないトルクコンバ
ータの出力軸回転速度等に基づき自動的に発生さ
れる。
いての変速段切替信号を入力するものであり、そ
れらの切替信号は、オペレータの手動操作によつ
て、あるいは車速、図示していないトルクコンバ
ータの出力軸回転速度等に基づき自動的に発生さ
れる。
いま、車速が増加して変速段が３速から４速に
切替えられる場合を考えると、かかる場合には第
４図ａに示す如く、端子T1に印加されていた変
速段切替信号がオフされ、同時に同図ｃに示す如
く端子T2に変速段切替信号が入力される。
切替えられる場合を考えると、かかる場合には第
４図ａに示す如く、端子T1に印加されていた変
速段切替信号がオフされ、同時に同図ｃに示す如
く端子T2に変速段切替信号が入力される。
この結果、コンデンサC1に充電されていた電
荷が上記アナログスイツチ１４とダイオードD′1
および抵抗R′1を介して放電されるので、該コン
デンサC1の端子電圧は同図ｂに示す態様で降下
し、一方、コンデンサC2は抵抗R2、ダイオード
D2を介して充電されるので、同図ｄに示す態様
でその端子電圧が上昇する。しかして上記コンデ
ンサC1，C2の端子電圧は、各々比較回路１６，
１７においてパルス幅変調（以下、PWM変調と
いう）される。すなわち、上記比較回路１６，１
７には、のこぎり波発生器１８より出力された同
図ｇに示す“のこぎり波”が入力されているの
で、上記各端子電圧は同図ｅ，ｆに示す態様で
各々PWM変調される。
荷が上記アナログスイツチ１４とダイオードD′1
および抵抗R′1を介して放電されるので、該コン
デンサC1の端子電圧は同図ｂに示す態様で降下
し、一方、コンデンサC2は抵抗R2、ダイオード
D2を介して充電されるので、同図ｄに示す態様
でその端子電圧が上昇する。しかして上記コンデ
ンサC1，C2の端子電圧は、各々比較回路１６，
１７においてパルス幅変調（以下、PWM変調と
いう）される。すなわち、上記比較回路１６，１
７には、のこぎり波発生器１８より出力された同
図ｇに示す“のこぎり波”が入力されているの
で、上記各端子電圧は同図ｅ，ｆに示す態様で
各々PWM変調される。
上記比較回路１６，１７の出力信号は、各々電
磁弁ドライイバ１９，２０を介して前記電磁方向
制御弁１，２に与えられるので、弁１は々にオン
時間幅が短かくなる態様で、また弁２はこれとは
逆の態様でオンオフ制御される。したがつて、そ
れまで右方に付勢されていた第１図に示す３速に
ついての変速用クラツチ３は、そのシリンダ内油
圧が第５図に示した態様で過渡的に降下し、一方
４速についての変速用クラツチ４のそれは、同図
に示した態様で除々に上昇する。この結果、両ク
ラツチ３，４は滑りながら離，接され、これによ
つて変速シヨツクを生じることなく変速段が３速
から４速へと切替えられる。
磁弁ドライイバ１９，２０を介して前記電磁方向
制御弁１，２に与えられるので、弁１は々にオン
時間幅が短かくなる態様で、また弁２はこれとは
逆の態様でオンオフ制御される。したがつて、そ
れまで右方に付勢されていた第１図に示す３速に
ついての変速用クラツチ３は、そのシリンダ内油
圧が第５図に示した態様で過渡的に降下し、一方
４速についての変速用クラツチ４のそれは、同図
に示した態様で除々に上昇する。この結果、両ク
ラツチ３，４は滑りながら離，接され、これによ
つて変速シヨツクを生じることなく変速段が３速
から４速へと切替えられる。
なお、４速から３速にシフトダウンされる場合
も、上記と同様に両クラツチ３，４が過渡的に
接，離される。
も、上記と同様に両クラツチ３，４が過渡的に
接，離される。
ところで上記３速から４速への変速時において
は、つまりシフトアツプ時においては、端子T2
に入力された変速段切替信号が、オア回路２１を
介してタイマ２２を起動する。しかしてこのタイ
マ２２は、第６図ｅに示す如く、その起動後に変
速に要する時間ｔに対応した時間幅の信号を出力
して前記アナログスイツチ９を閉成させ、これに
よつて変速中における速度信号が前記積分回路８
に入力される。
は、つまりシフトアツプ時においては、端子T2
に入力された変速段切替信号が、オア回路２１を
介してタイマ２２を起動する。しかしてこのタイ
マ２２は、第６図ｅに示す如く、その起動後に変
速に要する時間ｔに対応した時間幅の信号を出力
して前記アナログスイツチ９を閉成させ、これに
よつて変速中における速度信号が前記積分回路８
に入力される。
それ故、たとえば同図ｃに示す如く、変速中に
車速が急速に変化して同図に点線で示すように前
記積分回路８の出力信号e1と車速信号e0との差が
所定値よりも大きくなると、つまり前記加算点１
０における加算結果e0−e1がe0−e1＞euになると、
比較回路１１が同図ｄに示す信号を出力する。し
かしてこの信号は、アナログスイツチ１５を開放
させるので、前記コンデンサC2の充電作用を該
信号の時間幅t2に相当する時間だけ停止させ、こ
れによつて上記４速についての変速用クラツチ４
のシリンダ内油圧の上昇が同図ｂに示す如く一定
時間止められる。この結果、上記油圧の過渡的変
化時間が延長され、これに伴つて上記クラツチ４
の滑り時間（係合時間）も長くなる。かくして、
変速中において車輌が急加速された場合において
も、変速シヨツクを効果的に低減することができ
る。
車速が急速に変化して同図に点線で示すように前
記積分回路８の出力信号e1と車速信号e0との差が
所定値よりも大きくなると、つまり前記加算点１
０における加算結果e0−e1がe0−e1＞euになると、
比較回路１１が同図ｄに示す信号を出力する。し
かしてこの信号は、アナログスイツチ１５を開放
させるので、前記コンデンサC2の充電作用を該
信号の時間幅t2に相当する時間だけ停止させ、こ
れによつて上記４速についての変速用クラツチ４
のシリンダ内油圧の上昇が同図ｂに示す如く一定
時間止められる。この結果、上記油圧の過渡的変
化時間が延長され、これに伴つて上記クラツチ４
の滑り時間（係合時間）も長くなる。かくして、
変速中において車輌が急加速された場合において
も、変速シヨツクを効果的に低減することができ
る。
なお、切替える側の変速段についての変速用ク
ラツチ３は、アナログスイツチ１４が閉成された
ままであるので、同図ａに示す態様でそのシリン
ダ内油圧が降下する。
ラツチ３は、アナログスイツチ１４が閉成された
ままであるので、同図ａに示す態様でそのシリン
ダ内油圧が降下する。
つぎに、上記変速中において第６図ｆに示す如
く車速が急減速した場合には、車速e0と積分回路
８の出力信号e1との関係がe0−e1＞−euとなるの
で、他方の比較回路１２が信号を出力し、この信
号はアナログスイツチ１４を開放させる。したが
つて、かかる場合は、同図ｇに示す如く３速用の
クラツチ３のシリンダ内油圧がその降下を一時的
に止められることになり、これに伴つて該クラツ
チ３の滑り時間が長くなる。この結果、３速用ク
ラツチ３の切れる時間が延長され、それによつて
上記急減速による変速シヨツクが低減される。な
お、この場合、４速用のクラツチ４のシリンダ内
油圧は同図ｈに示すように通常の変速時の態様で
変化する。
く車速が急減速した場合には、車速e0と積分回路
８の出力信号e1との関係がe0−e1＞−euとなるの
で、他方の比較回路１２が信号を出力し、この信
号はアナログスイツチ１４を開放させる。したが
つて、かかる場合は、同図ｇに示す如く３速用の
クラツチ３のシリンダ内油圧がその降下を一時的
に止められることになり、これに伴つて該クラツ
チ３の滑り時間が長くなる。この結果、３速用ク
ラツチ３の切れる時間が延長され、それによつて
上記急減速による変速シヨツクが低減される。な
お、この場合、４速用のクラツチ４のシリンダ内
油圧は同図ｈに示すように通常の変速時の態様で
変化する。
上記のような効果は、シフトダウン時の場合も
同様に得られる。すなわち、４速から３速へのシ
フトダウン時において、たとえば車速が同図ｉに
示す如く急加速された場合、比較回路１１より同
図ｄに示したような信号が出力され、該信号はア
ナログスイツチ１４を開放させる。その結果、切
替える側の変速段についてのクラツチつまり４速
についての変速用クラツチ４のシリンダ内油圧が
同図ｇに示す態様で変化される。一方、車速が同
図ｊに示す如く急減速されたさいには、切替えら
れる側の変速段についてのクラツチ３のシリンダ
内油圧が同図ｂに示す態様で変化される。
同様に得られる。すなわち、４速から３速へのシ
フトダウン時において、たとえば車速が同図ｉに
示す如く急加速された場合、比較回路１１より同
図ｄに示したような信号が出力され、該信号はア
ナログスイツチ１４を開放させる。その結果、切
替える側の変速段についてのクラツチつまり４速
についての変速用クラツチ４のシリンダ内油圧が
同図ｇに示す態様で変化される。一方、車速が同
図ｊに示す如く急減速されたさいには、切替えら
れる側の変速段についてのクラツチ３のシリンダ
内油圧が同図ｂに示す態様で変化される。
かくして、シフトダウン時においても、シフト
アツプ時と同様に急加、減速による変速シヨツク
を低減することができる。
アツプ時と同様に急加、減速による変速シヨツク
を低減することができる。
なお、上記実施例では、上記アナログスイツチ
１４，１５を一定時間開放させることによつてク
ラツチの係合時間を延長させるようにしている
が、これに代えて上記比較回路１１，１２の出力
信号を用いて上記抵抗R1，R′1，R2，R′2あるい
はコンデンサC1，C′2の値を適宜変化させるよう
にしてもよい。また、上記実施例では、パルス幅
変調した信号を電磁弁１，２に与えるようにして
いるが、該電磁弁１，２として比例制御弁等を用
いる場合には、第４図ｂ，ｄに示した信号を直接
これらの電磁弁に作用させることができる。
１４，１５を一定時間開放させることによつてク
ラツチの係合時間を延長させるようにしている
が、これに代えて上記比較回路１１，１２の出力
信号を用いて上記抵抗R1，R′1，R2，R′2あるい
はコンデンサC1，C′2の値を適宜変化させるよう
にしてもよい。また、上記実施例では、パルス幅
変調した信号を電磁弁１，２に与えるようにして
いるが、該電磁弁１，２として比例制御弁等を用
いる場合には、第４図ｂ，ｄに示した信号を直接
これらの電磁弁に作用させることができる。
上記するように本発明に係る変速用クラツチの
制御方法によれば、変速時に車輌が急減速あるい
は急加速された場合においても変速シヨツクを効
果的に防止することができる。したがつて、とく
に負荷変動の大きな建設用車輌等の変速装置に使
用して好適である。
制御方法によれば、変速時に車輌が急減速あるい
は急加速された場合においても変速シヨツクを効
果的に防止することができる。したがつて、とく
に負荷変動の大きな建設用車輌等の変速装置に使
用して好適である。
第１図は、モジユレーテイングバルブの作動特
性を示した図、第２図は本発明の方法を適用する
変速装置の油圧回路の一実施例を示した回路図、
第３図は上記油圧回路の電磁弁を駆動させる回路
の一例を示した回路図、第４図ａ〜ｇは第３図に
示した回路におけるパルス幅変調の態様を示した
波形図、第５図は、変速用クラツチのシリンダ内
の油圧の変化態様を例示した図、第６図ａ〜ｊ
は、第３図に示した駆動回路の作用を説明するた
めの波形図である。 Ｐ……油圧ポンプ、１，２……電磁方向制御
弁、３，４……変速用クラツチ、７……Ｆ／Ｖ変
換器、８……積分回路、９，１４，１５……アナ
ログスイツチ、１１，１２，１６，１７……比較
回路、R1，R′1，R2，R′2……抵抗、D1，D′1，
D2，D′2……ダイオード、C1，C2……コンデン
サ。
性を示した図、第２図は本発明の方法を適用する
変速装置の油圧回路の一実施例を示した回路図、
第３図は上記油圧回路の電磁弁を駆動させる回路
の一例を示した回路図、第４図ａ〜ｇは第３図に
示した回路におけるパルス幅変調の態様を示した
波形図、第５図は、変速用クラツチのシリンダ内
の油圧の変化態様を例示した図、第６図ａ〜ｊ
は、第３図に示した駆動回路の作用を説明するた
めの波形図である。 Ｐ……油圧ポンプ、１，２……電磁方向制御
弁、３，４……変速用クラツチ、７……Ｆ／Ｖ変
換器、８……積分回路、９，１４，１５……アナ
ログスイツチ、１１，１２，１６，１７……比較
回路、R1，R′1，R2，R′2……抵抗、D1，D′1，
D2，D′2……ダイオード、C1，C2……コンデン
サ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 各変速段に対応する変速用クラツチに選択的
に油圧を作用させて所定の変速段を選定する変速
装置に適用され、 変速時に、エンジン回転数の値と該エンジン回
転数の積分値との偏差に基づいて車両の急減速状
態および急加速状態を検出する行程と、 変速時において上記車両の急減速状態および急
加速状態が検出されていない場合には、既選択の
変速段に対応した変速用クラツチに作用されてい
る油圧を所定の時定数にしたがつて過渡的に降下
させるとともに、選択すべき変速段に対応した変
速用クラツチに作用させる油圧を所定の時定数に
したがつて過渡的に上昇させる行程と、 シフトアツプ変速時に上記車両が急減速状態に
ある場合、上記既選択の変速段に対応した変速用
クラツチに作用されている油圧の過渡的降下時間
を上記急減速状態が検出されている時間だけ長く
させる行程と、 シフトアツプ変速時に上記車両が急加速状態に
ある場合、上記選択すべき変速段に対応した変速
用クラツチに作用させる油圧の過渡的上昇時間を
上記急加速状態が検出されている時間だけ長くさ
せる行程と、 シフトダウン変速時に上記車両が急減速状態に
ある場合、上記選択すべき変速段に対応した変速
用クラツチに作用させる油圧の過渡的上昇時間を
上記急減速状態が検出されている時間だけ長くさ
せる行程と、 シフトダウン変速時に上記車両が急加速状態に
ある場合、上記既選択の変速段に対応した変速用
クラツチに作用されている油圧の過渡的降下時間
を上記急加速状態が検出されている時間だけ長く
させる行程と を含むことを特徴とする変速装置における変速用
クラツチの制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57033417A JPS58152939A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 変速装置における変速用クラツチの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57033417A JPS58152939A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 変速装置における変速用クラツチの制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58152939A JPS58152939A (ja) | 1983-09-10 |
| JPH0474578B2 true JPH0474578B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=12385992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57033417A Granted JPS58152939A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 変速装置における変速用クラツチの制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58152939A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0454363Y2 (ja) * | 1985-07-17 | 1992-12-21 | ||
| JPH0516450Y2 (ja) * | 1986-04-22 | 1993-04-30 | ||
| JPH01307492A (ja) * | 1988-06-07 | 1989-12-12 | Iseki Tory Tech Inc | 泥水の処理方法 |
| WO2010146677A1 (ja) * | 2009-06-17 | 2010-12-23 | トヨタ自動車 株式会社 | 車両の変速制御装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5115760A (ja) * | 1974-06-29 | 1976-02-07 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | |
| JPS5147701U (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-09 | ||
| JPS5174163A (en) * | 1974-12-23 | 1976-06-26 | Komatsu Mfg Co Ltd | Denki yuatsushikipawaashifutohensokuki |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP57033417A patent/JPS58152939A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5115760A (ja) * | 1974-06-29 | 1976-02-07 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | |
| JPS5147701U (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-09 | ||
| JPS5174163A (en) * | 1974-12-23 | 1976-06-26 | Komatsu Mfg Co Ltd | Denki yuatsushikipawaashifutohensokuki |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58152939A (ja) | 1983-09-10 |
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