JPH0474270B2 - - Google Patents

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JPH0474270B2
JPH0474270B2 JP15418187A JP15418187A JPH0474270B2 JP H0474270 B2 JPH0474270 B2 JP H0474270B2 JP 15418187 A JP15418187 A JP 15418187A JP 15418187 A JP15418187 A JP 15418187A JP H0474270 B2 JPH0474270 B2 JP H0474270B2
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Description

7に出力する繰り出し速度制御器22 とを備えてなることを特徴とする帯状物の巻替
機。 2 繰り出し用モータ17で駆動され、原反ロー
ルRの帯状物Sを一定の繰り出し速度Vuで繰り
出させる繰り出し装置3と、 一斉の昇降動可能に並設した可動側ガイドロー
ラ4Aの一群及びその上方の定位置に並設した定
置側ガイドロール4Bの一群を有し、それ等の間
に前記繰り出し装置3から繰り出される帯状物S
をヘアピン状に往復張架すると共に、この帯状物
Sに所定張力を持たせるカウンタウエイトを可動
側ガイドローラ4Aの一群に関連させ設けてなる
速度差吸収用アキユムレータ2と、 前記アキユムレータ2からの帯状物Sを巻取り
用モータ18で駆動される巻取りドラム6の周面
に導いて、低巻取速度VL下での始端巻付け、加
速勾配α1を持つ加速下及び高巻取速度Vh下での
定常巻取り、減速勾配α2を持つ減速下及び前記低
巻取速度VL下での終端切断、最終巻取りからな
る所定長Lの巻取りサイクルを連続的な繰り返し
により行わせる巻替装置1と、 前記巻替装置1の巻取りに対する緒元である低
巻取速度VL、高巻取速度Vh、加速勾配α1、減速
勾配α2、減速開始から加速開始までに巻取られる
巻替え時長さl0から、巻取り1サイクルの巻取速
度と時間との関係を設定し、替取速度パターン信
号を出力する巻取速度パターン設定器19と、 巻取り1サイクル中に巻取られる前記所定長L
と前記巻取速度パターン設定器19の巻取速度パ
ターン信号とから巻取り用モータ18に対し巻取
速度パターンに対応する速度指令を出力する巻取
速度制御器20と、 巻取り1サイクル中に巻取られる前記所定長L
と前記巻取速度パターン設定器19の巻取速度パ
ターン信号とから巻取り1サイクル中の平均速度
Vuを演算する平均速度演算器21と、 前記平均速度演算器21の平均速度信号から平
均速度に対応する速度指令を繰り出し用モータ1
7に出力する繰り出し速度制御器22と、 前記アキユムレータ2の可動側ガイドローラ4
Aの一群が上昇限度位置あるいは下降限度位置に
達したことを検知して、前記繰り出し速度制御器
22に対し補正増速指令あるいは補正減速指令を
出力する速度補正器23 とを備えてなることを特徴とする帯状物の巻替
機。
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は一貫生産工程で製造された長尺の帯状
物を巻着してなる原反ロールから、この帯状物を
巻戻して短尺の帯状物を巻心に巻付けてなる小巻
ロールに自動的、連続的に巻替える巻替機に関す
る。 (従来の技術) 上述する種類の巻替機は、比較的短い時間に切
断、巻替え、巻付けの機械動作を行わせる必要が
あり、連続巻替えの能率を上げるためには、単に
巻付けを行つている間は可及的に高速で処理し、
帯状物の切断、新巻心への巻付けの各動作を行う
ときには、確実かつ安定した作動を期するため
に、巻取速度を落した状態で処理するのが一般的
である。 そこで、従来多用されてなるものは、第4図に
示すように、繰り出し装置3側と巻替装置1側と
の間で周速度の同調を確実に行わせる手段として
共通の駆動モータMによつて繰り出しロールと巻
取ドラム6とを駆動するようにしていた。 そして、第4図に速度線図を示すように低速、
加速、高速、減速、低速の速度変化を同調して行
わせていた。 (発明が解決しようとする問題点) このような運転態様では、繰り出し装置3側の
原反ロールRが高重量物であつて可成りの慣性を
有しているために急激な速度変化に対して追随し
難く帯状物に張力変動をもたらす不都合があり、
さらに帯状物が滑り易いフイルムである場合に
は、速度変化のために原反ロールRの巻き崩れが
発生するなどの問題もあつた。 そこでこの解決手段として繰り出し装置3側と
巻替装置1側との間で生じる速度差を吸収するた
めにアキユムレータを用いることが考えられる
が、従来は前述の両装置1,3間の速度差を吸収
するためのものであつて基本的には繰り出し装置
3側においても速度変化を行わせているために、
若干の張力変動は避けられなく、また、帯状物が
滑り易いものでは巻き崩れを解消することは困難
であつた。 このような従来の問題点に対処して本発明は、
巻替装置側の巻取速度変化には関係なく、繰り出
し装置側の繰り出し速度は一定レベルとなし得る
装置とすることによつて、張力の安定化をはかる
と共に、しわや巻き崩れを確実に防止して高品質
の巻きロール製品を提供することを本発明は主要
な目的とするものである。 (問題点を解決するための手段) しかして本発明は実施例を示す図面により明ら
かな如く、繰り出し用モータ17で駆動され、原
反ロールRの帯状物Sを一定の繰り出し速度Vu
で繰り出させる繰り出し装置3と、 一斉の昇降動可能に並設した可動側ガイドロー
ラ4Aの一群及びその上方の定位置に並設した定
置側ガイドロール4Bの一群を有し、それ等の間
に前記繰り出し装置3から繰り出される帯状物S
をヘアピン状に往復張架すると共に、この帯状物
Sに所定張力を持たせるカウンタウエイトを可動
側ガイドローラ4Aの一群に関連させ設けてなる
速度差吸収用アキユムレータ2と、 前記アキユムーレータ2からの帯状物Sを巻取
り用モータ18で駆動される巻取りドラム6の周
面に導いて、低巻取速度VL下での始端巻付け、
加速勾配α1を持つ加速下及び高巻取速度Vh下で
の定常巻取り、減速勾配α2を持つ減速下及び前記
低巻取速度VL下での終端切断、最終巻取りから
なる所定長Lの巻取りサイクルを連続的な繰り返
しにより行わせる巻替装置1と、 前記巻替装置1の巻取りに対する緒元である低
巻取速度VL、高巻取速度Vh、加速勾配α1、減速
勾配α2、減速開始から加速開始までに巻取られる
巻替え時長さl0から、巻取り1サイクルの巻取速
度と時間との関係を設定し、巻取速度パターン信
号を出力する巻取速度パターン設定器19と、 巻取り1サイクル中に巻取られる前記所定長L
と前記巻取速度パターン設定器19の巻取速度パ
ターン信号とから巻取り用モータ18に対し巻取
速度パターンに対応する速度信号を出力する巻取
速度制御器20と、 巻取り1サイクル中に巻取られる前記所定長L
と前記巻取速度パターン設定器19の巻取速度パ
ターン信号とから巻取り1サイクル中の平均速度
Vuを演算する平均速度演算器21と、 前記平均速度演算器21の平均速度信号から平
均速度に対応する速度指令を繰り出し用モータ1
7に出力する繰り出し速度制御器22とにより巻
替器を構成したことを特徴とするものである。 さらに本発明は第2番目の発明として、速度補
正器23を前述の構成にさらに付加したものであ
つて、この速度補正器23は、前記アキユムレー
タ2の可動側ガイドローラ4Aの一群が上昇限度
位置あるいは下降限度位置に達したことを検知し
て、前記繰り出し速度制御器22に対し補正増速
指令あるいは補正減速指令を出力する指令器に構
成している。 (作用) 本発明は平均速度演算器21で演算した結果に
もとづいて速度制御器22を通じ繰り出し用モー
タ17に適正な値の一定回転速度の出力を行わせ
るようにしているので、巻替装置1側において、
低巻取速度VL、加速、減速及び高巻取速度Vh
速度変化が繰り返されても、繰り出し装置3側で
はこの変化速度を平均した一定の繰り出し速度で
運転される結果、帯状物Sに対する張力変動を解
消し得ると共に巻き崩れも防止できる。 なお、この場合に、繰り出し側と巻替え側との
間に生じる速度差による帯状物Sのパスレングス
の変動量は前記アキユムレータ2によつて確実に
吸収することができる。 さらに第2番目の発明は速度補正器23を付加
してなることにより、機構上での速度誤差、また
帯状物Sの伸縮などの原因にもとづいて前記アキ
ユムレータ2の調整範囲を逸脱するようなことが
あつた場合に的確な速度補正を繰り出し用モータ
17に与えることによつて円滑かつ安定した巻替
運転が行える。 (実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。 第1図は本発明の例に係る巻替機の基本構造を
示す図であつて、帯状物S例えば滑り易い紙等フ
イルムの長尺物を巻着してなる原反ロールRから
フイルムSを繰り出し装置3、速度差吸収用アキ
ユムレータ(以下アキユムレータと略称する)
2、各ガイドローラ5A,5B,5Cを経て巻替
装置1に緊張展延せしめ、巻替装置1側において
5乃至10mの短尺なフイルムSを巻心14に巻着
してなる巻ロール15に連続的に自動巻替えるよ
うに形成している。 繰り出し装置3は、同径、同幅で線接触させ上
下に配置した一対の駆動ロール3A、従動ロール
3B及び駆動ロール3Aに連結した繰り出し用モ
ータ17からなつていて、原反ロールRのフイル
ムSを前記両ロール3A,3Bの接触線から繰り
出されるようになつている。 次に、アキユムレータ2は、3本の定置側ガイ
ドローラ4Bを各軸周りに回動自在となして互い
に軸平行で、かつ上方側の所定レベルの横並列に
配設する一方、2本の可動側ガイドローラ4Aを
各軸周りに回動自在となして互いに軸平行の横並
列に配設して支持枠26に一体的に取り付けると
共に、定置側ガイドローラ4Bの一群に対し平行
を保持した接離方向の一斉に昇降可能ならしめて
いて、前記支持枠26には図示しないがカウンタ
ウエイトを連結することにより、可動側ガイドロ
ーラ4Aを有する支持枠26を軽い重量で常時下
降側に作用し得るように設けている。 このアキユムレータ2は第1図に図示する如
く、フイルムSをヘアピン状に往復張架させて、
通常は支持枠26が上下方向のストロークの中間
位置に存するようにさせて、フイルムSの張力と
カウンタウエイトを綜合した重量との間で均衡を
とらせている。 なお、このアキユムレータ2としてはフイルム
Sの張力によつて移動する従動方式、張力を小さ
くかつ一定に保持するために支持枠26の位置を
自動補正せしめる積極昇降方式のいずれも採用し
得る。 一方、巻取装置1は特公昭48−268号公報、第
57−28661号公報等において公知とされてなる多
軸表面巻取方式の巻取機構からなり、図示例は6
軸構造であつて、矢示線方向の一方向に積極回転
が成される巻取りドラム6の周面部に、巻心供給
部7、巻取り巻替え部8及び放出部を兼ねる満巻
取り部10が前記回転方向の上手側から所定の回
転角ピツチ(60°)で順に夫々設けられており、
さらに巻取り巻替え部8と満巻取り部10との間
の巻取り巻替え部8に近い個所に切断巻付部9が
設けられている。 この巻替装置1の構造は前掲の各公報に記載の
内容によつて明らかであるので詳細な説明を省略
するが、巻取りドラム6は中心が中空回転軸11
に支持されていると共に、周面の一個所にドラム
の面の略々全巾に亘る長切口を穿設していて、こ
の長切口から刃先を出没せしめる切断刃12と、
同じく長切口から圧力空気をエアカーテン状に吹
出させるエアノズル13とをドラム内の所定個所
に固定せしめており、そしてこの切断刃12及び
エアノズル13に供給する電力、圧力空気の各ラ
インは前記中空回転軸11を通じて収設させてい
る。 かく構成してなる巻替装置1は、ガイドロール
5cから送り出されるフイルムSを巻心供給部7
の接触開始線Gを経て巻取り巻替え部8に展延さ
せて、該部8で巻取りドラム6の周面に圧接し従
回転させるために両端が支持されてなる巻心14
にフイルムS端部を巻付かせることにより、巻取
りドラム6の回転に伴い巻取りが行われる。 その際、前記接触開始線Gの位置ではマガジン
27から繰り出された一本の巻心14が両端を支
持されてフイルムS上で等速度にて従回転し、次
の巻取りに備え待機している。 巻取り巻替え部8での定長巻取りが満巻近くに
なると、巻取り中の巻心14及び巻心供給部7の
巻心14をタレツト軸16の旋回により同期的に
所定ピツチ回転角(60°)だけ移動せしめて、巻
取り巻替え部8での巻心14の交替を行わせると
同時に、満巻近く巻着されてなる巻心14を次の
満巻取り部10に移動させた後、巻取りドラム6
の前記長切口が切断巻付部9の切断部Hに合致し
た時点において、切断刃12突出によるフイルム
S切断と、その直後に行われるエアノズル13か
らの圧力空気噴出による切断端巻付けを行わせる
一方、満巻取り部10でフイルムSの全長が巻取
り処理されてなる巻ロール15は放出が行われ、
この巻取りに関する1サイクルをタレツト軸16
のピツチ回転角(60°)旋回毎に連続的に行うこ
とが可能である。 以上説明した構造を有する巻替機において、第
1図の巻替装置1上方に併記した巻取速度線図に
示す巻取速度パターンで巻長さをL(m)とする
巻ロール15を1サイクルの周期がT秒で繰り出
し生産するとする。 すなわち、低巻取速度VL下での始端巻付け、
加速勾配α1の加速下及び高巻取速度Vh下での定
常巻取り、減速勾配α2の減速下及び低巻取速度
VL下での終端切断及び最終巻取りを行うとする。 このときの平均生産速度、すなわち繰り出し装
置3での繰り出し速度Vu(mpm)は次の如くな
る。 Vu=60・L/T(mpm) …(イ) なお、上記巻取速度線図において、 α1:加速勾配(mpm/sec)、 α2:減速勾配(mpm/sec)但しα1=α2とする。 t1:加速時間(sec)、 t2:高巻取速度VhでフイルムSを巻き取る時間
(sec)、 t3:減速時間(sec)、 t4:フイルムSを次の巻心14に巻替えるために
低巻取速度VLで巻取る時間(sec)、 この場合、減速開始から加速開始までの間(t3
+t4)に巻取られる長さをl0(m)一定とする。 前記(イ)式は次のように置き替えられる。 Vu=60・L/t1+t2+t3+t4=60・L/2t1+t2+t4
…(ロ) ここで、t1、t2、t4を求めると次の如くなる。 t1=t3=Vh−VL/2(sec) …(ハ) t4=60/Vh(l0−Vh 2−VL 2/120・α1)(sec) …(ニ) t2=60/Vh〔L−Ve/60(t1+t4)〕−t1(sec)…(ホ
) 以上の各式(ロ)〜(ホ)から明らかであるが、繰り出
し速度Vuは巻取速度線図上で変化する未確定要
素である時間は無視して、Vh,VL,α1(α3),L、
l0の予め設定する諸元に対する函数で表されるこ
とができる。 以上説明した原理にもとづいて形成した制御系
を第2図によつて説明する。 繰り出し用モータ17に任意の速度を与える繰
り出し速度制御器22及び巻取り用モータ18に
任意の速度を与える巻取り速度制御器20は例え
ば半導体スイツチング素子等を要素とするインバ
ータが用いられる。 巻取り速度制御器20の指令信号入力端子に
は、巻取速度パターン設定器19及び巻取シーケ
ンス制御器25が接続されていて、前者の設定器
19は巻替位置1における巻取りに対する諸元で
ある低巻取速度VL、高巻取速度Vh、加速勾配α1
減速勾配α2、前述した巻替時の処理長さl0の値が
入力されると、巻取速度と時間との関係を示す巻
取速度パターンを設定して、これに応じた巻取速
度パターン信号を前記制御器20に指令信号とし
て送るようになつている。 一方、後者の制御器25は1サイクルに要する
巻ロール15のフイルムSの長さLを設定する巻
取長さ設定器24からの信号を受けると、巻取速
度パターンに応じて制御タイミング信号を前記制
御器20に指令信号として送るようになつてい
る。 以上述べた巻取り用モータ18を回転制御する
系統とは別に、巻取速度パターン設定器19及び
巻取り長さ設定器24からの制御指令を受けて繰
り出し速度制御器22を作動させる系統として平
均速度演算器21と速度補正器23とからなる制
御系統を有する。 平均速度演算器21は前記各値Vh,VL,α1
α2,l0,Lが入力されると、式(ロ)〜(ホ)による演算
を行つて平均速度Vuを演算し、この平均速度信
号を繰り出し速度制御器22にインプツトさせて
繰り出し用モータ17をこの平均速度Vuに応じ
た回転数で駆動せしめるようになつている。 一方、速度補正器23は第2番目の発明に係る
要素であつて、アキユムレータ2における可動側
ガイドローラ4Aの上昇限度を検知する上限スイ
ツチ28及び下降限度を検知する下限スイツチ2
9の信号を受けると、上限スイツチ28が作動し
た場合は例えば1mpm程度の補正増速指令を前記
制御器22に与え、また下限スイツチ29が作動
した場合は1mpm程度の補正減速指令を同様に与
えるよう形成している。 このように巻取速度パターンが与えられると、
巻替装置1側では自動的に速度変化が成されて1
サイクル毎に繰り返され、一方、繰り出し装置3
側では一定の繰り出し速度VuでフイルムSの繰
り出しが行われ、1サイクル毎に繰り出し量と巻
取り量とは正しく合致する。 なお、巻取速度パターン設定器19と平均速度
演算器21とは、巻替機の自動制御を掌る演算処
理装置、例えばマイクロモンピユータ内に演算処
理手段として組込ませておくものである。 ここで、巻取りための諸元を与えて実際に演算
処理した結果を示すと第3図の通りであり、この
場合、VL=20mpm、l0=2m、α1=α2
320mpm/secであつて巻取長さLを5、6、7
…10mとして演算を行つた。 第3図より明らかであるが、そのうちの数例を
挙げると繰り出し速度Vuは下記表に示す通りで
ある。
【表】 (発明の効果) 本発明は以上説明したように、巻替位置1側で
は定常巻取りを可及的に高速で、巻替え時を減速
させた低速で行わせるようにしているので、巻替
え巻取りが確実に行えると共に巻替処理時間の短
縮がはかれて生産能率を向上し得る。 一方、繰り出し装置3側では的確な演算結果に
よる平均速度にもとづく一定の繰り出し速度Vu
で繰り出されているので、速度変動に起因する張
力変化や巻き崩れ、しわの発生を未然に防止し得
て、品質が一定しかつ向上した巻ロール製品を容
易に提供することができる。 さらに、アキユムレータ2の作動範囲を外れる
ことがないように速度補正が行わせる構成を加え
たことによつて安定性が高く、無理のない自動運
転を維持し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の例に係る基本構造図で速度−
時間特性線図を併記して示す。第2図は同じく巻
替え制御系統を示す略示構成図、第3図は本発明
に係る繰り出し速度−巻取速度関係線図、第4図
は従来の巻替機の基本構成図である。 1……巻替装置、2……速度差吸収用アキユム
レータ、3……繰り出し装置、4a……可動側ガ
イドローラ、4B……固定側ガイドローラ、6…
…巻取りドラム、17……繰り出し用モータ、1
8……巻取り用モータ、19……巻取速度パター
ン設定器、20……巻取り速度制御器、21……
平均速度演算器、22……繰り出し速度制御器、
23……速度補正器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 繰り出し用モータ17で駆動され、原反ロー
    ルRの帯状物Sを一定の繰り出し速度Vuで繰り
    出させる繰り出し装置3と、 一斉の昇降動可能に並設した可動側ガイドロー
    ラ4Aの一群及びその上方の定位置に並設した定
    置側ガイドロール4Bの一群を有し、それ等の間
    に前記繰り出し装置3から繰り出される帯状物S
    をヘアピン状に往復張架すると共に、この帯状物
    Sに所定張力を持たせるカウンタウエイトを可動
    側ガイドローラ4Aの一群に関連させ設けてなる
    速度差吸収用アキユムレータ2と、 前記アキユムレータ2からの帯状物Sを巻取り
    用モータ18で駆動される巻取りドラム6の周面
    に導いて、低巻取速度VL下での始端巻付け、加
    速勾配α1を持つ加速下及び高巻取速度Vh下での
    定常巻取り、減速勾配α2を持つ減速下及び前記低
    巻取速度VLでの終端切断、最終巻取りからなる
    所定長Lの巻取りサイクルを連続的な繰り返しに
    より行わせる巻替装置1と、 前記巻替装置1の巻取りに対する緒元である低
    巻取速度VL、高巻取速度Vh、加速勾配α1、減速
    勾配α2、減速開始から加速開始までに巻取られる
    巻替え時長さl0から、巻取り1サイクルの巻取速
    度と時間とを関係を設定し、巻取速度パターン信
    号を出力する巻取速度パターン設定器19と、 巻取り1サイクル中に巻取られる前記所定長L
    と前記巻取速度パターン設定器19の巻取速度パ
    ターン信号とから巻取り用モータ18に対し巻取
    速度パターンに対応する速度指令を出力する巻取
    速度制御器20と、 巻取り1サイクル中に巻取られる前記所定長L
    と前記巻取速度パターン設定器19の巻取速度パ
    ターン信号とから巻取り1サイクル中の平均速度
    Vuを演算する平均速度演算器21と、 前記平均速度演算器21の平均速度信号から平
    均速度に対応する速度指令を繰り出し用モータ1
JP62-154181A 1987-06-19 帯状物の巻替機 Granted JPH012965A (ja)

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JPS642965A JPS642965A (en) 1989-01-06
JPH012965A JPH012965A (ja) 1989-01-06
JPH0474270B2 true JPH0474270B2 (ja) 1992-11-25

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JPS642965A (en) 1989-01-06

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