JPH047411A - グランドアンカー地中定着部施工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分！ｆ） 本発明は、土木建設工事等で用いられるグランドアンカ
ー工法におけるグランドアンカー地中定着部施工法１こ
関する。

（従来の技術） 従来のグランドアンカー地中定着部施工法としては、グ
ランドアンカー孔に挿入したグランドアンカー引張材を
セメントミルク等で直接的に固定する方法、ンースで包
囲したグランドアンカー弓張材なセメ７トミルク等で固
定する方法等がある。

前者の方法は施工は容易で低コストであるが、硬化後の
化メン）ミルク等に発生したクラックを通して地下水が
グラ／ドア７カー引張材の部分まで浸透し同ゲランドア
／カー弓張材を腐食させることが多かった。

後者の方法は、硬化後のセメントミルク等１こ発生した
クラックを通して地下水がｔ２透しても／−ス部分でｒ
２透を防止しグラ／ドア７カー引張材にまで達しないの
で腐食防止効果は高い。しかし、グランドアンカー引張
材の加工が複雑で、挿入・打設に−）いても作業が煩わ
しく、またコスｌも若干高いものであった＠ （発明が解決しようとする課題） 本発明が解決しようとする課題は、高強度で安全・確実
な定着を行うことが可能で、耐食性に優第１、ノンプル
な工程で施工性も良好で、コストも低い、グランドアン
カー地中定着部施工法を提供することにある。

（課題を解決するための手段） かかる課題を解決した本発明の要旨は、バンディングで
所定個所を拘束し、膨張すると直径方向に非バンディン
グ部分が大ぎく膨張して凹凸形状となる非透水性の袋体
で先端部を包んだグランド７ノカー引張材を、地中１こ
削孔したグランド７ノカー孔へ挿入し、同袋体内及び同
グランド７７カー孔内へセメントミルク等の硬化材を注
入して同袋体を膨張させて凹凸形状とし、その後同セメ
／ト；ルク等の硬化［４を硬化させ同グランドアンカー
引張材をグラフ　＋’アンカー孔内こ定着することを特
徴とするグラ／ドアツカ−地中定着部施工法にある。

（作用） 本発明ては、グランドアンカー引張材の先端部な包んだ
袋体な、グラ／ドア７カー孔内でセメントミルク等の注
入により膨張させて凹凸形状ｔこし、同袋体の周囲１こ
注入したセメノドミルク等と共１こ硬化させ、同グラン
ド７ノカー引張材をグランドアンカー孔内に固定して定
着部とするよう（こなっている。

同袋体はセメントミルク等の注入：こより凹凸形状を；
膨張し、同セメン）ミルク等の硬化後も凹凸形状を保っ
ているので同袋体の周囲のセメントミルク等を介してグ
ラ／ドア７カー孔内；こ強固に固定され、グランド７ノ
カー引張材の引抜力を二対して強い抵抗力を得ることが
できる。

＝　３− 同袋体は非透水性であるので、同袋体の周囲まで地下水
が浸透してくるようなことがあっても、その地下水がグ
ランドアンカー引張材の部分にまで浸透してくるのを防
止するようになっている。

従って同グランドアンカー引張材の地下水等による腐食
を未然に防止することができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は実施例の工程説明図、第２図は袋体部分を示す
一部切欠断面図である。

本実施例のグランドアンカー地中定着部施工法では、非
透水性で可撓性を有する袋体（１）で先端部（２）を包
み、部分的にバンディング（３）を施したグランドアン
カー引張材（４）を、地盤（５）中に削孔したグランド
アンカー孔（６）へ挿入する。

次に袋体（１）内及びゲランドア／カー孔（６）内へ十
−ス（力及びホース（８）を通してセメントミルク＋９
）、（９）’を注入して袋体ｍを膨張させて凹凸形状と
する。セメントミルク（９）注入時の袋体（１）内の排
気のため排気ホース（ＩＱを設けている。

その後、セメントミルク（９）を硬化させてグランドア
ンカー引張材（４）をグランドアンカー孔（６）内に定
着する。なお本実施例ではグランドアンカー引張材（４
）はンース（１１）で包囲したものを使用し、袋体（１
）の先端にはパイロットキャップ（１２を取付けている
Ｏ 袋体（１）内に注入するセメノドミルク（９）及び袋体
（１）の周囲に注入するセメントミルク（９）′の注入
順序につい工は制約はなく、どちらを先にしてもよいＯ 袋体ｍはセメノドミルク（９）の注入により凹凸形状に
膨張し、セメントミルク（９）の硬化後も凹凸形状を保
っているので袋体（１）の周囲のセメノドミルク（９）
′を介してグラ／ドア７カー孔（６）内に強固に固定さ
れ、グランドアンカー引張材（４）の引抜力番こ対して
強い抵抗力を示し安全・確実な定着を行うことが可能で
ある。

袋体（１）周囲のセメントミルク（９）′　の硬化後）
こクラック発生した場合、地盤（５）からの地下水が同
クラックを通して浸透してくることがあるが、袋体（１
）は非透水性であるので、地下水が袋体（１）内のグラ
ンド７ノカー引張材（４）の先端部（２）に達するまで
浸透することはない。従って地下水による腐食を未然を
こ防止することができる。

袋体（１＞の材料としてゴム・ポリビニール等の耐圧性
軟質素材を使用し、アラミド製粘着テープ等でバンディ
ング（３）を施したものを使用したところ良好な結果が
得られた。

本実施例では、硬化材としてセメントミルクを使用して
いるが、これ以外に合成樹脂系硬化材を使用することも
できる。

本実施例ではグランドアンカー引張材（４）の加工は容
易であり、挿入・打設等の作業も特殊な機材を使用する
必要はないので、工程はノンプルであり、施工性も良好
で、低コストである。

（発明の効果） 本発明により、高強度で安全・確実な定着を行うことが
可能で、耐食性に優れ、シンプルな工程で施工性も良好
で、コストも低い、グランドアンカー地中定着部施工法
を提供することかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の工程説明図、第２図は袋体部分を示す
一部切欠断面図である。 袋体　　　　　　　（２）：先端部 バンディング グランドアンカー引張材 地盤　　　　　　　（６）：　グランドアンカー孔（８
）：ホース ＋９１’：セメントミルク 排気ホース　　　　（１ｇ＝　シース パイロットキャップ 特　　許　　出　　願　　人 新技術工営株式会社 代 理 人 戸　　島　　省　　四　　部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）バンディングで所定個所を拘束し、膨張すると直径
   方向に非バンディング部分が大きく膨張して凹凸形状と
   なる非透水性の袋体で先端部を包んだグランドアンカー
   引張材を、地中に削孔したグランドアンカー孔へ挿入し
   、同袋体内及び同グランドアンカー孔内へセメントミル
   ク等の硬化材を注入して同袋体を膨張させて凹凸形状と
   し、その後同セメントミルク等の硬化材を硬化させ同グ
   ランドアンカー引張材をグランドアンカー孔内に定着す
   ることを特徴とするグランドアンカー地中定着部施工法
   。