JPH047344Y2 - - Google Patents

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JPH047344Y2
JPH047344Y2 JP1985066485U JP6648585U JPH047344Y2 JP H047344 Y2 JPH047344 Y2 JP H047344Y2 JP 1985066485 U JP1985066485 U JP 1985066485U JP 6648585 U JP6648585 U JP 6648585U JP H047344 Y2 JPH047344 Y2 JP H047344Y2
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frame
actuator
pressing frame
spring
back cover
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JPS61184066U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は家具等の戸板の表面に操作部を設
け、上記した操作部を操作したとき開錠して戸板
を開放できるようにした施錠装置に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 食器棚や吊戸棚などの家具において、戸板に施
錠装置がなければ地震発生時や衝撃を受けた時に
開放し、内部の食器類が落下して破損したり人間
が怪我をする。
そこで吊戸棚などの家具に簡易な施錠装置が必
要であり、この施錠装置として、特公昭51−
44478号公報、実公昭58−21885号公報に記載のも
のなどがある。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記した従来の施錠装置は、枠体内部に作動子
の一端が枠体外部に突出するように付勢し、上記
した作動子の表面に形成した傾斜面を有する空部
に押圧枠を臨ませ、押圧枠の爪部と作動子の切欠
部を係合させ、押圧枠の表面に操作部を当接させ
ていた。
従つて、上記した従来の施錠装置は、押圧枠も
作動子の付勢で枠体から飛び出すように付勢され
ているので、あらかじめ組み立てても押圧枠が外
れて作動子も外れたり分解することになり、戸板
に取付ける際に組立てなければならず、結局は取
付作業時に改めて組立てなければならないので極
めて手間がかかり、作業能率が極めて悪いもので
あつた。しかも、あらかじめ施錠装置として組み
立てることができないので、押圧枠、作動し、ス
プリング等は部品として把手部、枠体、基板等と
ともに包装箱等に梱包されるので、把手部や基板
の表面に傷が付いたりスプリングが欠損すること
があり、不良品となることがしばしばある。
また、押圧枠の爪部が作動子に引掛かるので、
作動子が正常に上下方向に作動しないこともしば
しばみられた。
〈課題を解決するための手段〉 この考案は上記に鑑み考案されたもので、縦長
な枠体内部に縦長な作動子をスプリングにより下
降付勢するように収納し、該作動子の表面には傾
斜面を有する空部を上下に形成し、上記した作動
子の表面に臨ませた縦長な筐枠状押圧枠の上下に
係止片を設けて各係止片を空部の傾斜面に位置さ
せ、押圧枠の表面に、戸板の表面に頭部が突出す
る操作部を当接させてなる施錠装置において、枠
体の戸板側開放部分には、押圧枠の表面の範囲内
に位置して前記した操作部の位置が多少ずれても
押圧枠の表面に当接可能な透孔を開設した裏蓋を
被着し、上記した透孔に前記した操作部を通して
押圧枠の表面を臨ませるとともに、スプリングに
よる作動子の下降付勢によつて作用する押圧枠の
前方への移動付勢を前記した裏蓋で受け止めさせ
てなることを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下に本考案を図示の実施例について詳細に説
明すると、1は吊戸棚などの家具の戸板、2は家
具の底面板などの面板で、戸板1には通孔3を開
設して操作部4を通し、表面に把手部5を、裏面
に錠機構6を各々取付ける。
操作部4は戸板1の表面に突出する頭部7と、
頭部7の基端から錠機構6の内部に延出するロツ
ド8とからなる。
把手部5は戸板1の表面に固着する基板9の表
面にほゞ半円形の把手10を設けるとともに通孔
3内に装着する筒部11を設けたもので、基板9
を戸板1に固着するとき筒部11を通孔3に装着
し、操作部4を筒部11に通して頭部7を基板9
の表面に突出させるのである。
錠機構6は戸板1の裏面に固着する縦長な枠体
12の内部に作動子13を上下動自在に収納し、
上記した作動子13の表面に押圧枠14を臨ませ
てロツド8の先端を押圧枠14の表面に当接させ
るようにしたものである。
枠体12は、縦長孔15……を有する鍔部1
6,16を両側縁に設け、鍔部16を戸板1の裏
面にあてがつて縦長孔15から釘、ボルトなどを
打込むことで戸板裏面に固定する。また、枠体1
2の内部下面に高さの低い直立壁17及び下端に
開口部18を設け、開口部18に作動子13を通
して直立壁17の上縁で押圧枠14を支える。
作動子13には縦長な横断面方形の棒状で枠体
12の内部に収納され、縦方向のスプリング19
で下降する様に付勢されて下方を前記した開口部
18に通す。
上記したスプリング19は上端が大径、下端が
小径で、小径な下端が作動子13の上面の突子1
3′に嵌入し、上端が枠体12の上面部の下面に
保持されて作動子13を下降するように付勢して
いる。
作動子13の表面には傾斜面20を有する空部
21を上下に形成し、上方の傾斜面20の上端に
は必要に応じて鉤状受片22を設ける。
押圧枠14は裏面及び一側が開放した縦長な筐
枠状で、上下の端縁に折返状の係止片23,23
を設ける。
上記した押圧枠14は作動子13の表面にあて
がい、上下の係止片23を作動子13の各空部2
1の各傾斜面に臨ませる。したがつて、スプリン
グ19による作動子13の下降付勢によつて各空
部21の傾斜面20が係止片23を押圧し、押圧
枠14が枠体12の開放部分から飛び出すように
付勢されている。
したがつて、枠体12の内部に作動子13、押
圧枠14並びにスプリング19を収設した後、枠
体12の裏側の開放部分に裏蓋24を被着して押
圧枠14、作動子13及びスプリング19が分解
しないようにする。
上記した裏蓋4には、押圧枠14に臨む位置に
透孔25を開設してあり、この透孔25を通して
操作部4のロツド8の先端を押圧枠14の表面に
当接させる。
枠体12の開放部分の内周及び裏蓋24の周囲
には夫々段部26,27を設けてあり、枠体12
と裏蓋25とを上記した各段部26,27で嵌合
固着するようになつている。なお、裏蓋24の固
着には接着剤を併用してもよい。
第2図及び第4図は上記した施錠装置の施錠状
態を示すもので、作動子13がスプリング19の
付勢で下降しているので、押圧枠14が前面に突
出するとともに裏蓋25で受け止められ、押圧枠
14の上下縁部が各傾斜面20に臨んで上方の係
止片23が受片22に、下方の係止片23が直立
壁17に各々係合して作動子13を支えている。
この状態では操作部4の頭部7が戸板表面に突出
し、また作動子13の下端が枠体12の開口部1
8から下方に突出して面板2の先端に設けた山形
片28に係止されているので、戸板1が開放する
ことがない。
この施錠状態において、操作部4の頭部7を押
圧操作すると戸板の解状状態となる。即ち、頭部
7を押圧すると、第3図で示すように裏蓋24の
透孔25を通るロツド8により押圧枠14が枠体
12の内部に押し込まれ、押圧枠14の上下縁部
が傾斜面20を滑らせるので、作動子13がスプ
リング19に抗して上昇し、作動子13の下端が
山形片28から外れる。
したがつて、操作部4を押したまゝ把手10を
握つて手前に引くと、戸板1は簡単に開放するこ
とができる。
なお、操作部4を放すと作動子13はスプリン
グ19の付勢で下降するが、戸板1を閉止すると
作動子13の下端の斜面13″と山形片28の斜
面28′とが滑合して施錠状態となる。
〈考案の効果〉 以上要するに本考案によれば、スプリングによ
る作動子の下降付勢によつて作用する押圧枠の前
方への移動付勢を裏蓋で受け止めているので、錠
機構として枠体の内部に作動子、押圧枠を予め組
立てておくことができ、輸送中や取付作業中に分
解することがないので、取扱が容易なばかりでな
く取付作業が著しく向上する。しかも、予め組立
てられているので把手部や基板に傷が付くことが
なく、不良品となるようなことがない。
また、錠機構がきわめて簡単な構成で作動子が
昇降する場合に押圧枠に引掛つたり抵抗が生じる
ことがなく、確実に、速やかに解錠、施錠するこ
とができる。
更に、本考案によれば施錠状態において操作部
を押圧操作するだけで解錠し、操作部を放すと施
錠状態になる。したがつて女性や子供でも簡単に
開閉操作することができ、吊戸棚や食器棚などに
利用しても日常生活に支障を与えることがない。
また操作部が押圧枠の表面に裏蓋の透孔を通して
臨んでいるので、戸板に開設した通孔の位置が多
少ずれても透孔の範囲内であれば修正する必要が
なく、取付け作業において著しく簡単となり、作
業を損なうことがない。しかも操作部の取付位置
を修正する必要がないので体裁を損なうことがな
く、更には押圧枠の表面範囲内において操作部の
位置を自由に定めることができる。
加えて、本考案によれば枠体が縦長であつて作
動子が縦方向に収納され、かつ作動子が下降付勢
されているので、作動子の付勢力を著しく軽減で
きるばかりでなく、操作部を軽く操作するだけで
戸板を開錠することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すもので第1図は分解
斜視図、第2図は施錠状態の縦断側面図、第3図
は解錠状態の縦断側面図、第4図は第2図−
断面図である。 4は操作部、5は把手部、6は錠機構、7は頭
部、8はロツド、9は基板、10は把手、12は
枠体、13は作動子、14は押圧枠、19はスプ
リング、20は傾斜面、21は空部、24は裏
蓋、25は透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 縦長な枠体の内部に縦長な作動子をスプリング
    により下降付勢するように収納し、上記した作動
    子の表面には傾斜面を有する空部を上下に形成
    し、上記した作動子の表面に臨ませた縦長な筐枠
    状押圧枠の上下に係止片を設けて各係止片を空部
    の傾斜面に位置させ、押圧枠の表面に、戸板の表
    面に頭部が突出する操作部を当接させてなる施錠
    装置において、 枠体の戸板側開放部分には、押圧枠の表面の範
    囲内に位置して前記した操作部の位置が多少ずれ
    ても押圧枠の表面に当接可能な透孔を開設した裏
    蓋を被着し、上記した透孔に前記した操作部を通
    して押圧枠の表面を臨ませるとともに、スプリン
    グによる作動子の下降付勢によつて作用する押圧
    枠の前方への移動付勢を前記した裏蓋で受け止め
    させてなることを特徴とする施錠装置。
JP1985066485U 1985-05-07 1985-05-07 Expired JPH047344Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985066485U JPH047344Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985066485U JPH047344Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61184066U JPS61184066U (ja) 1986-11-17
JPH047344Y2 true JPH047344Y2 (ja) 1992-02-26

Family

ID=30599435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985066485U Expired JPH047344Y2 (ja) 1985-05-07 1985-05-07

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JP (1) JPH047344Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5821885Y2 (ja) * 1979-03-28 1983-05-10 株式会社長谷川工務店 施錠装置
JPS59131459U (ja) * 1983-02-24 1984-09-03 桜井 孝育 扉付家具用錠

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JPS61184066U (ja) 1986-11-17

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