JPH0473184A - 熱変色性シート - Google Patents

熱変色性シート

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Publication number
JPH0473184A
JPH0473184A JP2186175A JP18617590A JPH0473184A JP H0473184 A JPH0473184 A JP H0473184A JP 2186175 A JP2186175 A JP 2186175A JP 18617590 A JP18617590 A JP 18617590A JP H0473184 A JPH0473184 A JP H0473184A
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JP
Japan
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color
pressure
changing layer
changing
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2186175A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Mizobe
溝辺 昭雄
Shoichi Nishiyama
正一 西山
Hideo Hayashi
英男 林
Masaki Okazaki
正樹 岡崎
Tsutomu Kito
勤 鬼頭
Kuniyuki Chiga
邦行 千賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Ink Co Ltd
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
Kuraray Co Ltd
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Publication date
Application filed by Pilot Ink Co Ltd, Kuraray Co Ltd filed Critical Pilot Ink Co Ltd
Priority to JP2186175A priority Critical patent/JPH0473184A/ja
Publication of JPH0473184A publication Critical patent/JPH0473184A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はメツセージ用シートに適した熱変色性シートに
関する。
〈従来の技術〉 従来メツセージ用シートとして、プラスチックフィルム
や樹脂コートしたシート材等の被筆記体と、消去可能な
筆記体との組合せが知られている。
これは拭き消し可能の便宜があり、繰り返しの実用性を
満足させているが、マジック性・意外性・アピール性・
面白さ等の性能には欠けていた。
これらの性能を満足させる方法として、近年可逆性熱変
色材を利用したメツセージ用シートが提案されている。
最初に、支持体上に可逆性熱変色材を印刷したものが挙
げられる。しがしながらこれらにおける像は、規定印刷
による一定形状 大きさの特定像であり、ユーザーの好
みの文字・英数字・記号・図柄・メツセージ等を温度変
化により隠顕させる構成でなく、自由度ば欠け、オリジ
ナル性・インスタント性・便利性等を満足させるもので
はなかった。
次に、可逆性熱変色層を被筆記体とし、変色層の常温時
の発色と実質的に同一色の筆跡を与える筆記体を組み合
わせたもの(実開昭6[1−159670号)が挙げら
れる。これはユーザーに自由度があり、先に述べた性能
を満足させるものではあるが、可逆性熱変色層上に直接
筆記するものであ、るため。
たとえ変色層の常温時の発色と実質的に同一色の筆跡で
あっても、筆跡が読み取れ、隠蔽性に欠けるものであっ
た。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は可逆性熱変色層の下に感圧変色層を設けること
により、ユーザーに自由度があり、オリジナル性・イン
スタント性・便利性等の性能を損う事なく、かつ常温時
における隠蔽性が著しく優れ、マジック性−意外性・面
白さ等の性能を付与した新たなメツセージ用に適した熱
変色性シートを提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、支持体と可逆性熱変色層の間に感圧変色層が
存在するシートであって、該感圧変色層における加圧後
の発色部が、可逆性熱変色層の変色によって実質的に隠
蔽または顕現されることを特徴とする熱変色性シートで
ある。
詳細には、支持体上に感圧変色層を設け、さらにその上
に可逆性熱変色層を設けたシートであり、加圧時におけ
る感圧変色層の発色部が、可逆性熱変色層の温度変化に
伴う変色によって実質的に隠蔽されたり顕現されるもの
であって、所定の温度以下又は以上で可逆性熱変色層を
変色させ、これにより感圧変色層の筆跡を隠顕させるよ
うに構成したメツセージ用シートに適した熱変色性シー
トである。
本発明に用いられる支持体としては、例えば紙・プラス
チック・布製品・木材・金属・ガラス−陶磁材等からな
るシート状−肉厚状・その他のものが挙げられ、特に感
圧変色層における加圧後の発色部が、支持体を通して本
発明のシートの裏側から判別できない材料であることが
好ましい。
本発明に用いられる感圧変色層とは、可逆性熱変色層の
片面に感圧変色加工を施すこと、あるいは支持体に感圧
変色加工を施すことにより形成される。感圧変色加工と
は従来公知の方法で良く、顕色剤と色素溶液をそれぞれ
別個のマイクロカプセルとし、混合して同一層に塗布し
たもの、あるいは色素溶液を包括するマイクロカプセル
と顕色剤を混合ないし2層に塗布するもの等が挙げられ
る。具体的には色素としてロイコ・フルオラン等が用い
られ、顕色剤には活性白土等の固体酸が用いられる。
本発明に用いられる可逆性熱変色層は、感圧変色層上に
可逆性熱変色インキを塗布または印刷することにより形
成したり、紙・プラスチックフィルムに可逆性熱変色イ
ンキを塗布、印刷または含浸して形成される。また、可
逆性熱変色材をブレンドしたプラスチック・繊維をフィ
ルム化したり抄紙したものを可逆性熱変色層としたもの
でも有効である。用いられる可逆性熱変色材としては、
従来公知のものが適用され、例えば電子供与性呈色性化
合物と電子受容性顕色剤及び変色温度調整剤との組合せ
である。具体的には特開昭49−10180号公報「示
温材料」に記載のもの等が用いられ、電子供与性呈色性
化合物としてジアリールフタリド類・ポリアリールカル
ビノール類・ロイコオーラミン類等が挙げられ、電子受
容性顕色剤としてモノフェノール類・ポリフェノール類
等が挙げられ、さらに変色温度調整剤として1価アルコ
ール類・多価アルコール類等が挙げられる。可逆性熱変
色層の厚みについては、薄すぎる場合は筆跡の隠蔽性に
欠け、厚すぎる場合は筆跡の判別が不可能となるため、
好ましくは3μ以上10以下、より好ましくは5μ以上
800 μ以下である。
支持体・感圧変色層−可逆性熱変色層の積層方法につい
ては、塗布・印刷による積層、熱溶融接着、公知の接着
剤による接着、抄合わせ等の公知の方法で良く、完全に
積層一体化したものであっても一部接合されたものであ
っても良い、中でも、特に紙(支持体)の上に感圧変色
層を設けた感圧変色紙の感圧変色層上に、可逆性熱変色
剤を含有させた繊維を含む紙を抄合わせた構造のものが
、良好な加工性及び高い隠蔽性が得られる点で好ましい
本発明におけるシートの作用効果について述べると、本
発明のシートに対して、プラスチック棒等適当な硬度を
有したものあるいはタイプ等によって加圧すると、感圧
変色層のマイクロカプセルが破れて発色し、所望の文字
・英数字・記号・図柄・メツセージ等の筆跡を与える。
該筆跡は、常温時(約10〜35℃)に発色し低温ある
いは高温域では消色あるいは淡色に変化するように構成
されてた可逆性熱変色層によって、常温時には視覚によ
る判別が妨げられて実質的に隠蔽され、低温あるいは高
温域では筆跡が可逆性熱変色層の視覚濃度を上回って判
別が可能となる。
本発明においては、可逆性熱変色層の常温時における色
と、感圧変色層における加圧時の発色部(筆跡)の色は
、実質的に同一色であることが好ましいが、該発色部が
実質的に隠蔽される関係であれば、必ずしも同一色に限
定されるものではない 本発明の原理・実施態様及び効果を以下の実施例により
さらに詳しく説明するが、これらの実施例は本発明を何
等限定するものではない。
実施例1 白色紙を支持体とし青色の感圧発色する感圧変色加工を
施した感圧変色紙(三菱製紙N製・ダイヤセルフN40
)の上にポリビニルアルコールに30℃未満の温度で青
色を発色し、 30’C以上の温度で消色する可逆性熱
変色剤を含有させた繊維を抄紙した紙を抄合わせ、熱変
色性シートを得た。
ボールペンのキャップにて、上記シートの表面に文字・
記号・英数字・図柄・メツセージ等を箪記したところ、
常温においてはシート表面に何ら痕跡は視覚されず、手
触することにより可逆性熱変色層の色が消え、筆跡が判
別可能であった。また、常温に戻した際には再びシート
表面に何ら痕跡は視覚されず、縁り返し再現性にも優れ
ていた。
実施例2 白色ポリエステルフィルムを支持体とし、赤色の感圧発
色する感圧変色加工を施した感圧変色フィルムの上にポ
リエステルに常温で赤色を発色し。
5℃以下の温度で消色する可逆性熱変色剤を含有させた
フィルムをラミネートし、熱変色性シートを得た。
タイプにて、上記シートの表面に文字・記号・英数字1
図柄・メツセージ等を打ったところ、常温においてはシ
ート表面に何ら痕跡は視覚されず、5℃以下の水中に浸
漬することにより可逆性熱変色層の色が消え、筆跡が判
別可能であった。また、常温に戻した際には再びシート
表面に何ら痕跡は視覚されず、繰り返し再現性にも優れ
ていた。
〈発明の効果〉 本考案のメツセージ用シートはユーザーに自由度があり
、オリジナル性・インスタント性・便利性等の性能を損
う事なく、かつ常温時における隠蔽性が著しく優れ、マ
ジック性・意外性・面白さ等の性能を付与した、学童等
の遊具・教材や、家庭・工業用分野等におけるメツセー
ジ媒体として適用できる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体と可逆性熱変色層の間に、感圧変色層が存
    在するシートであって、該感圧変色層における加圧後の
    発色部が、可逆性熱変色層の変色によつて実質的に隠蔽
    または顕現されることを特徴とする熱変色性シート。
  2. (2)支持体及び可逆性熱変色層が紙で構成されており
    、感圧変色層を介して両者が積層一体化されていること
    を特徴とする、請求項(1)に記載の熱変色性シート。
  3. (3)請求項(1)または(2)に記載の熱変色性シー
    トを用いたメッセージ用シート。
JP2186175A 1990-07-13 1990-07-13 熱変色性シート Pending JPH0473184A (ja)

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JP2186175A JPH0473184A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 熱変色性シート

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JP2186175A JPH0473184A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 熱変色性シート

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JPH0473184A true JPH0473184A (ja) 1992-03-09

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ID=16183704

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JP2186175A Pending JPH0473184A (ja) 1990-07-13 1990-07-13 熱変色性シート

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