JPH0473048A - Mrスペクトロスコピ法 - Google Patents

Mrスペクトロスコピ法

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Publication number
JPH0473048A
JPH0473048A JP2186595A JP18659590A JPH0473048A JP H0473048 A JPH0473048 A JP H0473048A JP 2186595 A JP2186595 A JP 2186595A JP 18659590 A JP18659590 A JP 18659590A JP H0473048 A JPH0473048 A JP H0473048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
magnetic field
pulse
excited
area
Prior art date
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Pending
Application number
JP2186595A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Miura
嘉章 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2186595A priority Critical patent/JPH0473048A/ja
Publication of JPH0473048A publication Critical patent/JPH0473048A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、核磁気共鳴(NMR)を利用したスペクト
ロスコピを行う方法に関する。
【従来の技術】
従来より、in vivoスペクトロスコピの一手法と
して、D RE S S (Depth Re5olv
ed 5urfacecoil 5pectrosco
py)法が知られている。このDRESS法は、RFコ
イルの感度領域と傾斜磁場による励起スライス選択法と
を組み合わせて観測領域の選択を行うものである。すな
わち、RFコイルの遠近方向に磁場強度が傾斜している
傾斜磁場と、所定周波数帯域のRFパルスとを同時に印
加し、その傾斜磁場の傾きと強度、及びRFパルスの周
波数帯域を調整することにより、RFコイルの遠近方向
の特定の位置の特定の厚さの領域を選択的に励起し、N
 M R信号が生じる領域を限定する。
【発明か解決しようとする課題】
しかしながら、このDRESS法ではRFコイルとして
感度の空間的不均一性を有するサーフェスコイルを用い
てRFパルスの送受を行っており、RFコイルの感度の
空間的不均一性に起因してスライス選択特性が劣化し、
領域選択が不正確となるという問題か生じる。 とくにRFコイルから離れた領域を観測領域とする場合
には、選択励起する領域の不正確性のため、感度の高い
RFコイル近傍がらのNMR信号が混入し、S /′N
比を劣化させる。 この発明は、上記に鑑み、RFコイルの感度の空間的不
均一性に起因して生じる観測領域の不正確さ及びS/N
比の劣化などを改善する、MRススペクトロスコピ法提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明によるMRススペ
クトロスコピ法おいては、RFコイルの遠近方向の傾斜
磁場を印加しながら所定周波数の高周波パルスを加えて
RFコイルの近傍領域を選択励起した直後に強い磁場を
加えて該領域の核スピンを疑似飽和させるシーケンスを
行い、つぎに上記の傾斜磁場と高周波パルスとを同時に
印加して、先に選択励起されたコイル近傍領域よりは遠
い領域を選択励起し、NMR信号を発生させるシーケン
スを行うことが特徴となっている。
【作  用】
RFコイルの遠近方向の傾斜磁場を印加しながら所定周
波数の高周波パルスを加えると、RFコイル近傍の領域
を選択的に励起できる。その直後に強い磁場を加えれば
、その励起された領域の核スピンを乱して疑似飽和させ
ることができる。 このシーケンスに続いて、上記と同じ傾斜磁場を加える
とともに、それと同時に高周波パルスと印加し、NMR
信号を発生させるシーケンスを行う。このとき、傾斜磁
場の傾き・強度と、高周波パルスの周波数帯域とを調整
することにより、先に選択励起されたコイル近傍領域よ
りもRFコイルから遠い領域を選択的に励起し、その部
分かちNMR信号を発生させることができる。この場合
、上記のように飽和させられたコイル近傍領域からはN
MR信号は生じない。 そこで、RFコイルの感度の空間的不均一性にもかかわ
らす、観測領域よりもRFコイルに近い側の領域から信
号が発生しないようにすることかでき、観測領域の位置
決め精度が高まり、且つ、RFコイル近傍領域からのN
MR信号の混入を防いでS/N比を向上させることがで
きる。
【実 施 例】
以下、この発明の一実施例について図面を参照しなから
詳細に説明する。第1図はこの発明の一実施例にかかる
MRススペクトロスコピ法パルスシーケンスを示すもの
である。DRESS法では、この第1図に示すように、
90°パルス11を印加するとき同時にスライス選択用
傾斜磁場パルス12を加える。この傾斜磁場パルス12
は、送受信コイルの遠近方向に磁場強度が傾斜する傾斜
磁場のパルスである。すなわち、第3図に示すように、
被検体21に対してX−2面に平行に送受信コイル22
か配置される場合、X−2面に直角なY方向に強度が傾
斜している傾斜磁場Gyを用いる。そのため、この傾斜
磁場Gyの傾き及び強度と、90’パルス11の周波数
帯域とを調整することによって、Y方向の特定領域つま
り第3図に示すようなY方向位置Ya〜Ybの選択励起
スライス面41を選択的に励起できる。この傾斜磁場パ
ルス12を反転させると、90”パルスから時間Te後
にそのスライス面41よりFID信号(N M R信号
)が生じる。そこで、このFID信号の発生に合わせて
サンプリングパルスを発生させてFID信号をサンプリ
ングし、A/D変換することにより、所望の観測領域4
1に関して必要なデータの採取ができる。 ところが送受信コイル22は、高周波電磁場に対する感
度に関して、第3図の点線で示すように近いと高く、遠
くなるにしたがって低くなるという特性を持っている。 そのため、送受信コイル22の深さ方向(Y方向)につ
いて上記のように選択励起しても、第4図に示すような
理想的なスライス選択特性が得られるわけでなく、実際
には第5図のようなとくにコイル22の近傍での感度が
高いスライス選択特性となってしまうにれを改善するた
め、上記のDRESS法のパルスシーケンスに先だって
、っぎのようなパルスシーケンスを付加する。すなわち
第1図に示すように90’パルス13とスライス用傾斜
磁場Gyパルス14を同時に印加し、直後にスポイラ−
用の強い傾斜磁場(ここではGy)パルス15を印加す
るシーケンスを加える。 90°パルス13とGyパルス14とを同時に印加する
とき、90°パルス13の周波数帯域と、傾斜磁場Gy
の傾き・大きさとを調整することにより、選択励起スラ
イス面41よりも送受信コイル22に近い領域(つまり
位置Yaから送受信コイル22までの領域)を選択励起
する。このコイル近傍領域の核スピンの励起直後に、強
い傾斜磁場パルス】5が加えられるなめ、その励起され
た核スピンのスピン位相はばらばらに乱され、−疑似飽
和することになる。 その結果、そのシーケンスの後行われるDRESS法の
シーケンスでは、このコイル近傍領域からはNMR信号
が生じないこととなり、選択励起スライス面41からの
FID信号のみを発生させて、そのスライス面41のみ
のデータを得ることかできる。したがって、第5図のよ
うなスライス選択特性を改善し、位置Yaよりもコイル
22側の感度をセロとし、第4図に示すような理想的な
スライス選択特性に近いものとすることができ、観測領
域の位置決め精度を高め、コイル22の近傍領域からの
信号の混入を防いでS/N比を向上させる1ことができ
る。 第2図はこのような第1図に示すパルスシーケンスを行
うためのシステム構成例を示すもので、第2図に示すよ
うに、被検体21に対して送受信コイル22が装着され
、これらは主マグネット23及び傾斜コイル24により
形成される静磁場及びそれに重畳して形成される傾斜磁
場内に配置される。傾斜コイル24は少なくともY方向
に磁場強度か傾斜している傾斜磁場GVを発生すること
ができるように構成されている。傾斜コイル24には傾
斜磁場電源25から電流が供給される。傾斜コイル24
により所定の波形の傾斜磁場Gyが形成されるように、
この傾斜磁場電源25の供給電流波形は傾斜磁場制御装
置26により制御されている。 他方、送受信コイル22には、RF送信回路27から出
力される、所定の周波数帯域のキャリア信号か所定の波
形に振幅変調されたRFパルスが、切換回路28を経て
送られるようになっている。 送受信コイル22で受信したNMR信号は切換回路28
を経て受信装置29に送られて検波され、次にA/D変
換器30でデジタル信号に変換されてシーケンスコント
ローラ31を経てホストコンピュータ32に取り込まれ
る。シーケンスコントローラ31は、傾斜磁場制御装置
26に傾斜磁場の波形情報と発生タイミング情報を与え
、RF送信回路27にキャリア信号の周波数に関する情
報、RFパルスの波形情報及び発生タイミング情報を与
えるとともに、A/D変換器3oを制御する。 ホストコンピュータ32には、表示装置とキーボード装
置などの入力装置とを有するコンソール33が接続され
ている。ホストコンピュータ32に取り込まれたデータ
はフーリエ変換されることによりMRスペクトロスコピ
が作成され、それがコンソール33の表示装置に表示さ
れる。
【発明の効果】
この発明のMRススペクトロスコピ法よれば、RFコイ
ルの感度の空間的不均一性に起因して生じる観測領域の
位置決め精度の悪さを改善できるとともに、RFコイル
近傍がらの信号の混入を防止してS 、/ N比を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にががるパルスシーケンス
を示すタイムチャート、第2図は同実施例で用いたシス
テム構成を示すブロック図、第3図は位置関係を説明す
るための模式的断面図、第4図及び第5図は深さ方向の
感度特性を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)RFコイルの遠近方向の傾斜磁場を印加しながら
    所定周波数の高周波パルスを加えてRFコイルの近傍領
    域を選択励起した直後に強い磁場を加えて該領域の核ス
    ピンを疑似飽和させるシーケンスを行い、つぎに上記の
    傾斜磁場と高周波パルスとを同時に印加して、先に選択
    励起されたコイル近傍領域よりは遠い領域を選択励起し
    、NMR信号を発生させるシーケンスを行うことを特徴
    とするMRスペクトロスコピ法。
JP2186595A 1990-07-13 1990-07-13 Mrスペクトロスコピ法 Pending JPH0473048A (ja)

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JPH0473048A true JPH0473048A (ja) 1992-03-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000166898A (ja) * 1998-11-23 2000-06-20 General Electric Co <Ge> 磁気共鳴イメ―ジング・システム内の残留磁気を補償する方法及び磁気共鳴イメ―ジング・システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000166898A (ja) * 1998-11-23 2000-06-20 General Electric Co <Ge> 磁気共鳴イメ―ジング・システム内の残留磁気を補償する方法及び磁気共鳴イメ―ジング・システム

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