JP2000166898A - 磁気共鳴イメ―ジング・システム内の残留磁気を補償する方法及び磁気共鳴イメ―ジング・システム - Google Patents

磁気共鳴イメ―ジング・システム内の残留磁気を補償する方法及び磁気共鳴イメ―ジング・システム

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    • G01R33/56518Correction of image distortions, e.g. due to magnetic field inhomogeneities due to eddy currents, e.g. caused by switching of the gradient magnetic field

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像アーティファクトを減少させるように磁
気共鳴イメージング・システムの残留磁気を制御する。 【解決手段】 本発明の磁気共鳴イメージング・システ
ムは、走査中に発生されるイメージング勾配波形に残留
磁気リセット勾配波形(36、37)を付加する勾配補
償システム129を含んでいる。これらの磁気補償勾配
は、磁気共鳴イメージング・システムの残留磁気を一定
のレベルに維持し、これにより、画像アーティファクト
を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の分野は、核磁気共鳴
イメージング方法及びシステムである。より具体的に
は、本発明は、MRI(磁気共鳴イメージング)システ
ムにおいて磁場勾配によって生ずる残留磁気を補償する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】人体組織のような物体が一様の磁場(静
磁場B0 )にさらされると、組織内のスピンの個々の磁
気モーメントは、この分極磁場に沿って整列しようとす
るが、各スピン固有のラーモア周波数でランダムな秩序
で分極磁場の周りを歳差運動する。物体すなわち組織
が、x−y平面内に存在すると共にラーモア周波数に近
い周波数を持つ磁場(励起磁場B1 )にさらされると、
整列した正味の磁気モーメントMz がx−y平面に向か
って回転すなわち「傾斜」して、正味の横磁気モーメン
トMt を生成する。このように励起されたスピンによっ
て信号が放出され、励起信号B1 を停止させた後に該信
号を受信して処理することにより画像を形成することが
できる。
【0003】この磁気共鳴をイメージング及び多くの局
在化スペクトル法に応用するとき、特定の領域を選択的
に励起すると共にNMR(核磁気共鳴)信号内に空間情
報をエンコードするために線形磁場勾配が利用されてい
る。NMR実験の際には、特別に選択された時間変化を
有する磁場勾配波形が用いられる。従って、理想的な磁
場勾配波形の適用から少しでも逸脱すると、画像歪み、
強度損失、ゴースト発生及び他のアーティファクトが導
入されるものと予測され得る。例えば、スライス選択磁
場勾配が180°RFパルスの前後で均衡していなけれ
ば、核スピンの再位相合わせ(rephasing) が不完全にな
り、これに伴って信号の損失が生ずる。この影響が、マ
ルチ・エコー(Carr-Purcell-Meiboom-Gill )シーケン
スにおける後のスピン・エコー内に混入する。加えて、
(勾配パルスの終了後の残留磁気に起因して)勾配磁場
がゼロであるべきときにゼロでないと、意図しない位相
分散によって、化学シフト・イメージング(CSI)シ
ーケンスにおいてはスペクトルに歪みが生じ、マルチ・
エコー・シーケンスにおいてはスピン−スピン緩和時間
(T2 )の決定が不正確になる可能性がある。従って、
当業者は、磁場勾配が発生されるときの精度に特に注意
を払っている。
【0004】磁場勾配の形成の歪みの一因は、クライオ
スタット(超伝導磁石を有する設計の場合)、シム・コ
イル系、又はRFコイルから勾配コイルを減結合するの
に用いられるRFシールド等の分極磁石内部の導電性構
造に勾配磁場が結合する場合に生じ得る。これら周囲構
造での電流の誘導は、渦電流として知られている。渦電
流によって、勾配コイルに対する台形電流パルスの印加
中及び印加後にそれぞれ、磁場勾配の指数的増大及び減
衰が典型的に観測される。
【0005】米国特許第4,698,591号の「磁場
勾配の渦電流補償方法(A Method for Magnetic Field
Gradient Eddy Current Compensation)」では、勾配電
源装置内にアナログ・プリエンファシス・フィルタを用
いて、渦電流により誘起される勾配磁場の歪みを減少さ
せるような態様で勾配コイルに印加される電流を成形す
る方法が開示されている。このフィルタは、複数の指数
減衰成分と、システム較正中に設定すべき調節自在のポ
テンショメータとを含んでいる。システム較正に先立っ
て、未補正の磁場勾配のインパルス応答を測定する測定
手法が用いられ、次いで、プリエンファシス・フィルタ
についてポテンショメータ設定値が算出される。このよ
うな手法が米国特許第4,950,994号、同第4,
698,591号及び同第4,591,789号に記載
されている。
【0006】ところで、鉄心の永久磁石又は鉄心強化型
超伝導磁石には、他の形式の勾配誘起による磁場摂動が
存在する。この摂動は、ヒステリシスとして知られてお
り、十分に研究されてきておらず、一般化された補正法
は完全には開発されていない。ヒステリシス現象を理解
するために、図2に示すバイポーラ勾配波形の効果を考
察する。鉄の磁化は図3に示す初期状態8にあるものと
仮定する。磁化の初期状態は、未磁化の状態と定義され
るが、この場合には、磁場が上昇した後で且つ一切の勾
配が印加される前の状態と考えられる。最初の傾斜の立
ち上がり(図2の10)の間に、鉄心が受ける磁場Hと
共に、勾配コイルの電流が次第に増大する。この結果、
図3の曲線11によって示すように、磁気誘導Bが磁場
Hにつれて増大する。しかしながら、勾配が図2の参照
番号12で示すようにゼロまで下降するとき、磁気誘導
Bはゼロに回復しない。その代わりに、磁気誘導Bの磁
場への依存は、他の曲線14によって特徴付けられる。
この現象は、ヒステリシスとして知られており、残留し
た磁気誘導(ΔB)は、レマネンス(remanence )すな
わち残留磁気と呼ばれている。勾配が図2の参照番号1
6で示すように負値まで更に下降すると、磁気誘導Bは
曲線18を辿る。その後の勾配傾斜20によって、H対
B曲線22が負の残留磁気(−ΔB)で終了する。以後
の勾配パルスは磁化をループ状に変化させ、このループ
はヒステリシス・ループとして知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の分析から、時間
依存性の磁場勾配パルスがイメージングに用いられると
きには、強磁性物質内に摂動磁場ΔBが生じ得ることが
分かる。ヒステリシス効果が補償されなければ、多くの
画像アーティファクトが生じ得る。例えば、高速スピン
・エコー(FSE)法における位相エンコーディング勾
配パルスによって誘起される残留磁気は、k空間データ
に一貫していない位相誤差を生じさせて、画像ボケ及び
ゴーストを招く可能性がある。
【0008】この問題は、米国特許第5,729,13
9号で取り扱われている。この従来特許で提案されてい
る解決法は、残留磁気によって生ずる位相誤差を補正す
るものである。これを実現する10通りの特定の方法が
提案されており、これらの方法のすべてが、特別な規定
されたパルス・シーケンス中の勾配パルス波形に対して
変更を必要としている。しかしながら、規定することの
出来るパルス・シーケンスに取り得る変形は無数にある
ので、この従来法の教示に従って各々のパルス・シーケ
ンスを変更することは実用的ではない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像アーティ
ファクトを減少させるようにMRIシステムの残留磁気
を制御するための方法及び装置である。より具体的に
は、MRIシステムは残留磁気補償機能を含んでおり、
この機能は、残留磁気を予め選択された状態に駆動し、
更に各々のいわゆるイメージング勾配に残留磁気リセッ
ト勾配波形を付加して残留磁気を該予め選択された状態
に戻すようにする。残留磁気は、各々の勾配波形が発生
された後に常に同じ値へ駆動されるので、取得されるN
MRデータに生ずる位相誤差は、走査全体にわたって一
貫して同一となる。取得されたNMRデータがフーリエ
変換を用いて濃淡画像に再構成されるときには、この一
定の位相誤差は実効的に不可視化されている。
【0010】本発明は、商用MRIシステムにおいて具
現化するのが容易である。各々のイメージング勾配波形
に同一の残留磁気リセット勾配波形を付加することがで
きるので、複雑な計算は必要でなく、また、可能な各々
のパルス・シーケンスを逐一カスタマイズする必要もな
い。残留磁気リセット勾配波形は、走査中にMRIシス
テムによって発生される各々のイメージング勾配波形の
終端に単純に付加される。
【0011】
【発明の一般的な説明】MRIシステムにおいて、図4
に示すような一連の次第に減少する振幅を有する勾配波
形24、25、26及び27が印加された場合、このM
RIシステム内の強磁性構造は、図5に示すようにそれ
ぞれのヒステリシス曲線28、29、30及び31に沿
って駆動される。最大振幅の勾配パルスが最初に印加さ
れているので、残留磁気は、各々の勾配波形が印加され
た後に点32の同じ値に戻る。図から分かるように、相
対的に小さい勾配パルスのヒステリシス・ループは、第
1の勾配パルス24の相対的に大きいヒステリシス・ル
ープ28内に入れ子式になっている。第1の勾配パルス
24がMRIシステムに可能な最大の振幅である場合、
以降のすべての正の勾配パルスによって同じレベルΔB
s,max の残留磁気が残る。一連の負の勾配波形が発生さ
れるときにも同じ結果が生ずるが、この場合には、残留
磁気の値は−ΔBs,max となり、この値に留まる。
【0012】本発明は、MR走査の全体にわたって残留
磁気を±ΔBs,max に容易に維持することができるとい
う事実を認識し、この事実を利用している。この一貫し
た残留磁気によって生ずる位相誤差は、再構成後の濃淡
画像では一切見えない。なぜならば、再構成がフーリエ
変換法を用いて行われるからである。
【0013】本発明は、多くの方法で具現化することが
できる。走査の開始時に、残留磁気を+ΔBs,max 又は
−ΔBs,max のいずれかに変化させるような勾配パルス
を印加する。必要があれば、このようなパルスを、3つ
すべての軸上で相次いで又は同時に印加することができ
る。次いで、イメージング・パルス・シーケンス中に勾
配波形が発生されるとき、必要に応じて残留リセット勾
配波形を勾配波形に付加して、残留磁気を±ΔBs,max
に戻す。例えば、+ΔBs,max を選択した場合には、残
留磁気リセット勾配波形は、イメージング・パルス・シ
ーケンス中に発生される各々の負の勾配パルスに続く極
めて短い持続時間の最大振幅の正の勾配パルスである。
イメージング勾配パルスの極性が正であれば、残留磁気
リセット・パルスは、図5について上述した理論に従っ
て省略してよい。しかしながら、イメージング勾配パル
スの極性が負である場合は、リセット・パルスを印加し
なければならない。
【0014】後述する好ましい実施例では、残留磁気リ
セット勾配波形は、図6に示すようなバイポーラ勾配波
形である。この波形は、負のローブ36及びこの後に続
く同様な正のローブ37を含んでおり、第ゼロ勾配モー
メントを維持する。勾配ローブ36及び37は可能な最
大の振幅を有し、これらの勾配の持続時間は可能な限り
短くする。パルスの短さは、主として勾配増幅器のスル
ー・レート(slew rate )によって決定される。
【0015】図6の残留磁気リセット勾配波形の正のロ
ーブ37は、残留磁気を+ΔBs,ma x に駆動する。負の
勾配ローブ36は、正の勾配ローブ37と面積が等し
く、波形全体の正味の面積がゼロとなるようにする。こ
れにより、横磁化の正味の位相を乱さずに残留磁気リセ
ット勾配波形をイメージング勾配波形に付加することが
可能になる。−ΔBs,max の残留磁気が選択される場合
には、勾配ローブ36及び37の極性を入れ替えて、最
後の勾配ローブが残留磁気を−ΔBs,max に駆動するよ
うにする。
【0016】当業者には、残留磁気リセット勾配波形が
多くの異なる形状を有し得ることが明らかであろう。例
えば、残留磁気リセット勾配波形は、各々のローブが最
大勾配振幅にあるような正弦波の形状であってよい。ま
た、イメージング・パルス・シーケンスが再集束RFパ
ルスを含んでいるときには、残留磁気リセット勾配波形
を2つの部分に分割して、一方のローブを再集束パルス
の前に印加し、他方のローブを再集束パルスの後に印加
するようにすることができる。スピン磁化は再集束パル
スによって極性を反転させられるので、2つのリセット
勾配ローブの極性は同じにする。
【0017】
【好適実施例の説明】図1には、本発明を組み込んだ好
ましいMRIシステムの主要な構成要素が示されてい
る。システムの動作は、キーボード及び制御パネル10
2及び表示装置104を含んでいるオペレータ・コンソ
ール100によって制御される。コンソール100はリ
ンク116を介して独立したコンピュータ・システム1
07と接続されており、コンピュータ・システム107
により、操作者はスクリーン104上での画像の形成及
び表示を制御することが可能になる。コンピュータ・シ
ステム107は、バックプレーンを介して互いに連絡す
る幾つかのモジュールを含んでいる。これらのモジュー
ルには、画像プロセッサ・モジュール106と、CPU
モジュール108と、画像データ配列を記憶するフレー
ム・バッファとして当業界で公知のメモリ・モジュール
113とが含まれている。コンピュータ・システム10
7は、画像データ及びプログラムを記憶するためのディ
スク記憶装置111及びテープ・ドライブ112に結合
されており、また、高速シリアル・リンク115を介し
て別個のシステム制御部122と通信する。
【0018】システム制御部122は、バックプレーン
118によって互いに接続されている一組のモジュール
を含んでいる。これらのモジュールには、CPUモジュ
ール119とパルス発生器モジュール121とが含まれ
ており、パルス発生器モジュール121はシリアル・リ
ンク125を介してオペレータ・コンソール100に接
続されている。リンク125を介して、システム制御部
122は実行されるべき走査シーケンスを指示する命令
(コマンド)を操作者から受け取る。パルス発生器モジ
ュール121は、システムの構成要素を動作させて、所
望の走査シーケンスを実行させる。パルス発生器モジュ
ール121は、発生されるべきRFパルスのタイミン
グ、大きさ及び形状、並びにデータ取得ウィンドウのタ
イミング及び長さを指示するデータを発生する。パルス
発生器モジュール121は、勾配補償システム129を
介して一組の勾配増幅器127に接続されており、走査
中に発生される勾配パルスのタイミング及び形状を指示
する。パルス発生器モジュール121はまた走査室イン
タフェイス回路133に接続されており、走査室インタ
フェイス回路133は、患者及び磁石システムの状態に
関連した様々なセンサからの信号を受信する。走査室イ
ンタフェイス回路133を介して、患者位置決めシステ
ム134もまた、走査に望ましい位置に患者を移動させ
るための命令を受信する。
【0019】パルス発生器モジュール121によって発
生される勾配波形は、後に詳述するように勾配補償シス
テム129によって補償されて、Gx 増幅器とGy 増幅
器とGz 増幅器とで構成されている勾配増幅器システム
127に印加される。各々の勾配増幅器は、対応する勾
配コイル(図示されていない)を励起する。当業界で周
知のように、勾配コイルは、取得される信号を空間的に
エンコードするのに用いられる線形磁場勾配を発生す
る。また、磁石アセンブリ141が、分極用磁石(図示
されていない)と全身型RFコイル(図示されていな
い)を含んでいる。好ましい実施例では、分極磁場は、
米国特許第5,652,517号「MRI装置用の磁石
アセンブリ(Magnet Assembly For MRI Apparatus )」
に記載されているように、永久磁石、及び磁場を成形す
ると共に方向付けるのに用いられる付設の鉄心によって
形成される。これらの要素は、勾配磁場によって磁化さ
れて、本発明が扱う問題を生ずるものである。但し、本
発明は、鉄心強化型超伝導磁石等のその他の磁石構造に
も応用可能である。
【0020】システム制御部122内の送受信器モジュ
ール150がパルスを発生し、これらのパルスは、RF
増幅器151によって増幅されて、送信/受信(T/
R)スイッチ154によって磁石アセンブリ141内の
RFコイルに結合される。この結果として、患者の体内
の励起された核によって発生される信号は、同じRFコ
イルによって検知されて、送信/受信スイッチ154を
介して前置増幅器153に結合される。増幅されたNM
R信号は、送受信器150の受信器部において復調さ
れ、濾波され、ディジタル化される。送信/受信スイッ
チ154は、パルス発生器モジュール121からの信号
によって制御されて、送信モード時にはRF増幅器15
1をRFコイルに電気的に接続し、受信モード時には前
置増幅器153をRFコイルに電気的に接続する。送信
/受信スイッチ154はまた、送信モード又は受信モー
ドのいずれの場合にも、分離型RFコイル(例えば、頭
部コイル又は表面コイル)を用いることを可能にする。
【0021】RFコイルによって検知されたNMR信号
は、送受信器モジュール150によってディジタル化さ
れて、システム制御部122内のメモリ・モジュール1
60へ転送される。走査が完了してデータ・アレイの全
体がメモリ・モジュール160内に取得されたときに、
アレイ・プロセッサ161が動作して、このデータを画
像データ・アレイへ変換する。この画像データの集合
は、シリアル・リンク115を介してコンピュータ・シ
ステム107へ伝送されて、ここで、ディスク・メモリ
111に記憶される。オペレータ・コンソール100か
ら受信された命令に応答して、この画像データを外部ド
ライブ112に保管してもよいし、又は後に詳述するよ
うに画像プロセッサ106によって更に処理してオペレ
ータ・コンソール100へ伝送して、表示装置104に
表示してもよい。
【0022】送受信器150に関する更なる詳細につい
ては、米国特許第4,952,877号及び同第4,9
92,736号に記載されている。これらの特許はここ
に参照されるべきものである。
【0023】図1及び図7について詳細に説明する。本
発明は、パルス発生器モジュール121及び勾配補償シ
ステム129において具現される。勾配補償システム1
29は波形メモリ200を含んでおり、波形メモリ20
0は、図6の残留磁気リセット勾配波形をディジタル形
態で記憶する。コントローラ202が制御バス204を
介してパルス発生器モジュール121から命令を受け取
ると、この記憶されている波形がコントローラ202に
よって読み出される。
【0024】波形メモリ200から読み出されたディジ
タル値は、データ・バス210を介して1つ又はそれ以
上のD/A変換器206、207及び208へ印加され
る。コントローラ202は、適当なD/A変換器206
〜208をイネーブルにし、メモリ200から波形を読
み込んで、1つ又はそれ以上のD/A変換器206〜2
08の出力に図6のアナログ形式の波形を発生する。こ
れらの出力が、それぞれx軸、y軸及びz軸の勾配増幅
器127を駆動する。
【0025】イメージング・パルス・シーケンスが図1
のMRIシステムによって実行されるときには、パルス
発生器モジュール121は、データ・バス210上にイ
メージング勾配波形を形成し、これらの波形を適当なD
/A変換器206〜208へ印加する。次いで、コント
ローラ202が制御バス204から図6に示すような残
留磁気リセット勾配波形を付加するように信号で指示さ
れる。コントローラ202は、メモリ200から適当な
波形を読み込んで、この波形を適当なD/A変換器20
6〜208へ印加する。上で議論したように、残留磁気
リセット勾配波形は、パルス発生器モジュール121に
よって形成される各々のイメージング波形の後に付加し
てもよいし、又は選択されたプラス若しくはマイナスの
ΔBs,ma x と反対の極性の勾配ローブを有する波形の後
にのみ付加してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用するMRIシステムのブロック図
である。
【図2】図1のMRIシステムによって発生されるイメ
ージング勾配波形の一例を示す波形図である。
【図3】図2のイメージング勾配波形によって形成され
るヒステリシス曲線を示す単純化されたグラフである。
【図4】本発明の基礎を成す理論を説明するのに用いら
れる一連の勾配波形を示す波形図である。
【図5】図4の勾配によって形成されるヒステリシス曲
線を示すグラフである。
【図6】図1のMRIシステムに用いられる残留磁気リ
セット勾配波形の好ましい実施例を示す波形図である。
【図7】図1のMRIシステムの一部を形成する勾配補
償システムの電気ブロック図である。
【符号の説明】
100 オペレータ・コンソール 102 キーボード及び制御パネル 104 表示装置 106 画像プロセッサ・モジュール 107 コンピュータ・システム 108、119 CPUモジュール 111 ディスク記憶装置 112 テープ・ドライブ 113、160 メモリ・モジュール 115 高速シリアル・リンク 116 リンク 118 バックプレーン 121 パルス発生器モジュール 122 システム制御部 125 シリアル・リンク 127 勾配増幅器システム 129 勾配補償システム 133 走査室インタフェイス回路 134 患者位置決めシステム 141 磁石アセンブリ 150 送受信器 151 RF増幅器 153 前置増幅器 154 送信/受信スイッチ 161 アレイ・プロセッサ 200 波形メモリ 202 コントローラ 204 制御バス 206、207、208 D/A変換器 210 データ・バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クシアオホング・ゾー アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、フラ ンクリン、サウス・ライアン・グリーン・ コート、9517番 (72)発明者 グリーム・コリン・マッキンノン アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ハー トランド、オールド・スティープル・ロー ド、エヌ49・ダブリュ31157

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査時に磁気共鳴画像データを取得する
    のに用いられるイメージング勾配波形により生じる磁気
    共鳴イメージング・システム内の残留磁気に起因する磁
    気共鳴画像の画像アーティファクトを減少させる方法で
    あって、 前記磁気共鳴イメージング・システム内の残留磁気を予
    め選択された値へ駆動する工程と、 前記走査時にイメージング勾配波形に残留磁気リセット
    勾配波形を付加することにより、前記磁気共鳴画像デー
    タが前記走査時に取得されるときの前記残留磁気を前記
    予め選択された値に維持する工程とを有する前記方法。
  2. 【請求項2】 前記予め選択された値は、前記イメージ
    ング勾配波形により発生され得る最大残留磁気である請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記残留磁気リセット勾配波形は、前記
    走査時に発生されるすべてのイメージング勾配波形に付
    加される請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記残留磁気リセット勾配波形は、反対
    の極性を有する2つの同一の勾配ローブを有する請求項
    1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記各々の勾配ローブは、前記磁気共鳴
    イメージング・システムに可能な最大の勾配磁場を発生
    する請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記各々の勾配ローブは、持続時間が可
    能な限り短い請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 残留磁気リセット勾配波形をイメージン
    グ勾配波形に付加する前記工程は、該イメージング勾配
    波形の形状を変更する工程を含んでいる請求項1に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記イメージング勾配波形の持続時間が
    変更される請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記イメージング勾配波形の持続時間が
    増大される請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記イメージング勾配波形の持続時間
    が減少される請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 パルス発生器により発生されるイメー
    ジング勾配波形に応答して走査時にイメージング磁場勾
    配を発生する勾配システムを有している磁気共鳴イメー
    ジング・システムにおいて、 前記勾配システムに結合されていて、各々のイメージン
    グ磁場勾配の発生の後に残留磁気補償磁場勾配を発生す
    る勾配補償システムを備え、 当該磁気共鳴イメージング・システム内の残留磁気が、
    前記走査の全体にわたって、予め選択された最大レベル
    に維持されることを特徴とする磁気共鳴イメージング・
    システム。
  12. 【請求項12】 前記勾配補償システムは、前記走査時
    に発生される各々のイメージング磁場の後に前記残留磁
    気補償磁場を発生するように前記勾配システムに指令す
    る請求項11に記載の磁気共鳴イメージング・システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記勾配補償システムは、反対の極性
    の2つの同一のローブを有する残留磁気リセット勾配波
    形を発生する請求項11に記載の磁気共鳴イメージング
    ・システム。
  14. 【請求項14】 各々の前記ローブが、前記磁気共鳴イ
    メージング・システムに可能な最大の振幅を有する請求
    項13に記載の磁気共鳴イメージング・システム。
  15. 【請求項15】 前記勾配補償システムは、少なくとも
    部分的には前記イメージング磁場勾配を変化させること
    により、前記残留磁気リセット磁場勾配を発生する請求
    項11に記載の磁気共鳴イメージング・システム。
  16. 【請求項16】 前記イメージング磁場勾配は、その持
    続時間を減少させることにより変更される請求項15に
    記載の磁気共鳴イメージング・システム。
  17. 【請求項17】 前記イメージング磁場勾配は、その持
    続時間を増大させることにより変更される請求項15に
    記載の磁気共鳴イメージング・システム。
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