JPH0472990A - モニタ装置 - Google Patents

モニタ装置

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JPH0472990A
JPH0472990A JP2184227A JP18422790A JPH0472990A JP H0472990 A JPH0472990 A JP H0472990A JP 2184227 A JP2184227 A JP 2184227A JP 18422790 A JP18422790 A JP 18422790A JP H0472990 A JPH0472990 A JP H0472990A
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brightness
color temperature
monitor television
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Junichi Oshima
大島 順一
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers

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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、カラー映像を出力するモニタテレビジョンに
関するものである。
[発明の概要] 本発明のモニタテレビジョンは、測定手段によって陰極
線管(CRT)のカソード電流を検出し電流値を測定す
るとともに、記憶手段に記憶された当該モニタテレビジ
ョンのカソード電流と輝度との関数式を構成する係数、
及び当該モニタテレビジョンの3原色蛍光体の色度点と
、入力手段によって指定される色温度及び輝度の数値か
ら、CRT上で所望の色温度の表示が得られるカソード
電流を算出し、測定されたカソード電流が算出されたカ
ソード電流と一致するようにCRTドライブ回路を調整
することにより、所望の色温度によるCRT出力を実現
するものであり、また、あるCRT出力がなされている
際のカソード電流値から、そのCRT出力にかかる色温
度及び輝度を算出して、その算出データを外部に出力で
きるようにするものである。
[従来の技術] 特に放送局等において使用される業務用のカラーモニタ
テレビジョンでは、ある設定した白色色温度が明るいと
き(高輝度)でも暗いときでも(低輝度)でも一定して
得られるようにCRTの3原色の各電子銃の電流比(い
わゆるホワイトバランス)を調整することが必要である
このホワイトバランスの調整は、例えば第5図(a)に
示されるようにR,G、Bが各々未調整であるときに、
先ずR,G、B各ドライブ回路におけるバイアス調整を
行なって同図(b)のように低輝度レベルを一致させ、
次に各ドライブ回路におけるゲイン調整を行なって同図
(C)のように3原色のドライブレベル−輝度特性の曲
線を一致させることにより完了する。
ところが、バイアス調整によるバイアス変化は高輝度レ
ベルにも影響し、またゲイン調整によるゲイン変化は低
輝度レベルにも影響するため、実際のホワイトバランス
調整時には、上記バイアス調整とゲイン調整を何度も繰
り返して徐々に適正バイアス値及び適正ゲイン値を探し
て行かなければならず、非常に煩雑な作業となる。
そこで、この作業を自動化するために従来、光学センサ
をCRT管面に取り付けてモニタ出力光を計測し、計測
される出力光の色温度が、例えばメモリに記゛世されて
いる所定の色温度となるようにCRTドライブ回路を制
御する、いわゆるオドセットアツプシステムが開発され
、上記した煩雑な調整作業を作業者がマニュアル操作で
行なう必要はなくなった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、オートセットアツプシステムによりホワ
イトバランス調整を実行するには必ずCRT管面に光学
センサを取り付けなければならず、例えば放送局のモニ
タルームで、高い場所や、操作卓の奥等にモニタテレビ
ジョンが設置されている場合などは、その光学センサの
取付けが困難である場合が多く、容易にホワイトバラン
ス調整を行なうことができないという問題がある。
また、光学センサによる計測値に基づいてほぼ完全なホ
ワイトバランスを得るためには、光学センサ自体の分光
特性が優れていなければならず、これを実現するとシス
テムが大変高価になり、好ましくない。
また、モニタ出力をCRT管面上で計測するため外光の
影響を皆無とすることはできず、明るい場所で調整を行
なうと誤差が大きくなるという欠点もある。
さらに、モニタ出力光の色温度を正確に測定することは
、高価な分光分析機を使用しない限りは不可能であり、
通常使用される光学センサの性能によっては、例えば標
準光D65の白、或はCIE色度図上の座標(X、 、
y) = (0,313、0,319)の白、というよ
うに、成る色温度を数値で指定しても、モニタ出力光を
その値に調整し、又はその値でホワイトバランスを自動
的に調整するということは困難である。
また、同様の理由から、ある色温度に調整した後、又は
ホワイトバランスを調整した後に、そのモニタ出力光の
色温度を正確に測定することもできない。特に放送局の
モニタルーム、編集室、さらには複数のCRTにより1
画面を表示するマルチCRT表示システム等では、複数
のモニタテレビジョンが同一状態に調整されていること
が重要であるが、各モニタテレビジョンに対して色温度
を絶対数値で指定することができないため、その作業が
非常に煩雑であるという問題もあった。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのような問題点にかんがみてなされたもので
あり、数値指定をして所定の色温度の映像をCRTから
出力させることができるようにするとともに、光学セン
サを使用しないでホワイトバランスを自動調整を行なう
ことができるようにし、さらにCRT出力映像の色温度
測定値をデータとして出力できるようにしたモニタテレ
ビジョンを提供することを目的とする。
このため、モニタテレビジョンとして、陰極線管におけ
る3原色各電子銃のカソード電流値を測定する測定手段
と、当該モニタテレビジョンのカソード電流と輝度との
関数式を構成する係数、及び当該モニタテレビジョンの
3原色蛍光体の色度点とを記憶する記憶手段とを設ける
とともに、外部から任意の色温度データ及び輝度データ
を入力できる入力手段と、輝度データ、色温度データ。
3原色蛍光体の色度点、カソード電流と輝度との関数式
を構成する係数、前記3原色各電子銃のカソード電流値
、の間の各種関係式を有することにより、入力された色
温度データ及び輝度データから所定のカソード電流値を
算出することができる演算手段と、測定された各カソー
ド電流値が演算手段によって算出されたカソード電流値
と一致するようにCRTドライブ回路を調整する調整手
段とを設ける。
また、測定されたカソード電流値から上記演算手段によ
ってCRT出力光の色温度を算出し、算出された色温度
データを出力する出力手段を設けるようにする。
[作用] 成るモニタテレビジョンにおけるCRTのRoG、B各
型光体が、第6図に示すCIE色度図上における座標(
x、y)として例えば、R蛍光体座標:  (x r、
 y r) = (0,64,0,33)G蛍光体座標
;  (x g、 ’y g ) = (0,29,0
,60)B蛍光体座標;  (x b 、 3’ b 
) = (0,15,0,06)であるときに、例えば
D6’lの白(すなわち(Xw+ yw) = (0,
313、0,319)の座標で示される白)を得たいと
きには、R,G、B各型光体の輝度比を調整して、その
重心点が(0,313。
[1,319)に相当するように各蛍光体の輝度Y R
Y a 、 Y eを求めればよい。(なお、第6図の
CIE色度図上においては輝度レベルは紙面に垂直なZ
軸で示される) また一般に、CRTにおけるカソード電流値■、と輝度
Yの関係は、 Y=KX(IK)’   (γ、には係数)・・・・(
1)で示される。
従って、この第1式におけるγ、にの値と、R,G、B
各型光体の色度点の値がモニタテレビジョンに保持され
ていれば、所定の色温度のCRT出力を得るためのカソ
ード電流を算出できる。
例えば輝度がYwであるD 66の白を得たい場合には
、各色度点の値及びD65の座標値から求められるR、
G、B各型光体の輝度比と、各蛍光体の輝度の和=Yw
であることから、R,G、B各市光体の輝度YI1.Y
(+、yllを求めることができ、各輝度YR9Y6.
Yaをそれぞれ第1式に代入すれば、R,G、B各電子
銃におけるカッド電流値IXIRI、  I□。1. 
 I□8.が算出される。
従って、高輝度Yw++uのI)a5の白において算出
されたカソード電流値が得られるようにCRTドライブ
回路においてゲイン調整するとともに、低輝度Y W、
L、のD 65の白において算出されたカソード電流値
が得られるようにCRTドライブ回路においてバイアス
調整すれば、I)ssのホワイトバランス調整も自動的
に達成されることになる。
また、R,G、B各電子銃におけるカソード電流値I 
KIRl、  I x++1,1.  I KIRlが
測定できれば、逆算してCRT出力の色温度も算出でき
る。
[実施例] 第1図は本発明のモニタテレビジョンの一実施例の主要
部をを示すものであり、1はCRT、2R,2G、2B
はそれぞれ3原色赤緑青の蛍光体に照射される電子ビー
ムを放出するカソード、3R,3G、3Bは第1グリツ
ド電極を示す。4はCRTドライブ回路部であり、第1
グリッド電極3R,3G、3Bに対してR,G、B駆動
電圧を印加し、電子銃から放出される電子ビーム(カソ
ード電流)をコントロールする。
5R,5G、5BはA/D変換器であり、カソード2R
,2G、2Bの電流を検出する抵抗rの端子電圧をデジ
タル値に変換する。
6は、CPU、ROM、RAM、インターフェース部か
らなるマイクロコンピュータによるシステムコントロー
ラである。システムコントローラ6の動作は後述する。
7は不揮発性メモリであり、当該モニタテレビジョンに
おけるカソード電流と輝度との関数式を構成する係数、
すなわち上記第1式におけるγ。
Kの値(1’R,ra、Ya、KR,KO,KB)の値
、及び各蛍光体の色度点(Xr、yr)。
(X K1.y t ) 、(Xゎ、yb)の数値が記
憶されている。また、成る基準となる白(例えば輝度1
00nitの標準光D65)を表示したときのカソード
電流値I K、R1,I +<(G1.  I□1も記
憶されている。これらのデータは製品完成時に工場等で
出荷前に測定或は算出して不揮発性メモリ7に配憶させ
ておく。
なお、γの値は管種によりほぼ一定しているが、Kの値
は個別のばらつきが比較的大きい。
KR,KO,Kaの測定は、例えば分光分析機を使用し
て正確に基準白をCRT出力とし、そのときのカソード
電流値I 1lR1+  I KIO1+  I x+
s+を測定して、上記第1式を利用して逆算すればよい
また、Kの値は地磁気の影響により設置場所によっても
変化する場合があり、出荷後、ユーザーに提供して設置
した際にに値袖正が必要になる場合もあるが、工場出荷
時に上記のとおり基準白を表示したときのカソード電流
値も記憶させておけば、これを基準にして容易に補正で
きる。
8はキーボード、9は入力ポートを示し、使用者が任意
に、又は他の機器から色温度データ及び輝度データを入
力することができるようにされている。
10は制御用モニタであり、キーボード8、入力ポート
9からの入力操作制御表示や、所定のデータ表示出力を
行なう。11は各種所定のデータ、制御信号等を外部機
器に出力する出力ポートである。
12R,12G、12BはD/A変換器であり、後述す
るシステムコントローラ6の動作によって得られるドラ
イブ制御信号を、バイアス調整及びゲイン調整のための
アナログ信号に変換してCRTドライブ回路部4に供給
する。
以上のように構成された本実施例においては、CRT出
力を所望の色温度に自動的に調整することができる。こ
の場合のシステムコントローラ6による制御動作は第2
図のフローチャートに示される。
システムコントローラ6は、使用者の操作によりキーボ
ード8から、又は外部機器から入力ポート9を介して色
温度データ(xw、yw)及び輝度データYwが入力さ
れると(Floo)、まず、その指定された表示を行な
うためのR,G、B蛍光体の輝度Y、1.Y、、Y、を
算出すル(FIOI)。
なお、色温度の指定がD3□等の数値でされた時は、先
ずこれを色度座標(x w −3’ w )の数値に変
換する。
YR,Yc、、Yllは、システムコントローラ6に、
以下の3蛍光体の色度と白色色度及び3蛍光体の輝度比
の関係式に基づく動作が演算プログラムとして形成され
ていることにより算出される。
すなわち、不揮発性メモリ7に保持されている当該モニ
タテレビジョンの赤の色度が(X、。
yr)、緑の色度が(xg、yg)、青の色度が(xb
、yb)であり、各蛍光体にょる三刺激値を、XFl、
Yll、Z R、Xa、Ya、Z a 、 XB、YB
、ZBとし、入力された色温度(xwo、Vw)におけ
る三刺激値をXw、Yw、Zwとすると、求める値YR
、Y、、Yllに対して、 Xr xR=     ・YR・・・・・ (2)Xr xg X、=      ・Y、          ・・・
・・ (3)t yb X a ”      、Y B         ・
・・・・ (4)yb ZR=I  X r−y’ 、 yR,、、、、(51
y 「 z 6== ’−Xg  Y g・Y6    ・・・
・・(6)t z 、 =l  x B  yo−Ya    =−・
・I”t)3’b X W =X R+X Q +Xa        ・
−−−・+8)Yw=YR+Yc+YB       
+・・++  f91ZW=ZR+ZG+ZB    
    ・・−1101w y・” X w + Y w + Z w     ’
゛山(12)の関係が成立する。
従って、(x w 、 y w )及びYwの数値が入
力されたときに、不揮発性メモリ7に記憶された(Xr
、 yr)(xg、 yg)’ (xb、 yb)の数
値をシステムコントローラ6が読み込めば、上記第2式
〜第7式を第8式、第10式に代入し、さらに第11式
、第12式に代入した式と、第9式による連立方程式を
解く演算を行なえば、指定された色温度(xw、yw)
及び輝度Ywをモニタ出力する各蛍光体の輝度YR,Y
、、yllが算出される。
各蛍光体の輝度Y11.Ya、Yaが算出されたら、次
に、上記した第1式(Y=KX(1,lγ)により、カ
ソード電流値I lllR1,I Ktab、  I 
Ha+を算出する(F1O21゜ すなわち、不揮発性メモリに保持されたγ8゜γ6.γ
a 、KR、Ko、K[lの値を読み出して、各蛍光体
の輝度YR,Yo、YBとともに第1式に代入すれば、 となり、入力された色温度(xw、yw)及び輝度Yw
に対応するR、G、B各電子銃のカソード電流値1に1
1・ ■に101・ I KIBIを求めることができ
る。
ここで、A/D変換器5R,5G、5Bを介して実際の
カソード電流値が測定されてシステムコントローラ6に
入力されているため、この測定された実際の各カソード
電流値と、算出された各カソード電流値を比較し、測定
値が算出値に一致するように、CRTドライブ回路部4
に対するゲイン調整或はバイアス調整の制御信号をD/
A変換器12R,12G、12Bを介して供給するfF
103. F2O3,F2O3)。制御信号の供給は測
定値が算出値に一致するまで継続され、一致した時点、
つまり所望の色温度及び輝度が実現された時点でCRT
ドライブ回路部4に対する制御を終了する。
以上のように、システムコントローラ6の制御により本
実施例では色温度及び輝度を数値で指定して入力すれば
、自動的にその指定したCRT出力が得られる。従って
、ホワイトバランスを調整する際には、高輝度及び低輝
度における所定の色温度を入力し、それぞれ第2図と同
様のカソード電流を調整動作を交互に行なっていけばよ
い。ホワイトバランス調整の際のシステムコントローラ
6の動作を第3図に示す。
まず、色温度データ(xw、yw)とともに、例えば1
00%白の輝度Yw+□と、20%白の輝度Yw+uの
数値がキーボード8等から入力されるとfF200)、
色温度(Xw、3’w)から上記第2式〜第12式を利
用して100%白の輝度に対応する各蛍光体の輝度YR
IH1,Yell−11,Yelln、及び20%白の
輝度に対応する輝度YRIL1. YGILl、 YB
N、lを求めるfF2011゜さらに上記第1式を利用
してそれぞれ対応するカソード電流値IKu+、4+、
I□6.Il■K(BHl、及びI x n+1.+ 
+  I K LaL+ 、  I K +aL+を算
出する(F202+。
各カソード電流値が算出されたら、 20%白の輝度時
のカソード電流値IKcR0L1.IK(al、。
■□BLIと、測定されるカソード電流値が一致するよ
うに、CRTドライブ回路部4においてRlG、B駆動
信号のバイアス調整を行なう(F203゜F2041 
 。
バイアス調整が完了して、例えば前記第5図(b)の状
態に調整されたら、次に100%白の輝度時のカソード
電流値■に+1.III+、■□6H5゜■KcBHI
と、その際に測定されるカソード電流値が一致している
かどうが判別しくF2051、一致していなければゲイ
ン調整を行なって一致させる(F206. F2071
゜ ところが、ゲイン調整は低輝度領域の特性に影響を与え
るため、ゲイン調整後に再び20%白の輝度時のカソー
ド電流値が算出値と一致しているかどうかを判別し、一
致していなければ再びバイアス調整を行なう(F208
1゜ さらに、バイアス調整も高輝度領域の特性にも影響を与
えるため、バイアス調整後の必要であれば再びゲイン調
整を行なう。
このように交互にバイアス及びゲインの調整を行なって
いき、最終的に前記第5図(c)の特性が得られた段階
でホワイトバランス調整は完了する。
以上の動作により、本実施例においては光学センサを使
用せずにホワイトバランス調整を自動的に行なうことが
できる。
さらに本実施例では、測定されたカソード電流値から色
温度及び輝度の数値を算出し、出力することができる。
つまり、現在表示されているCRT出力の色温度を高価
な光学センサ、分光分析機等を使用せずに計ることがで
きる。このためのシステムコントローラ6の動作を第4
図に示す。
すなわち、A/D変換器5R,5G、5Bを介してカソ
ード電流値I KIRl、  I x+a+、  I 
x+l]+が入力されたら、その値を不揮発性メモリ7
に保持されたγ8.γ。、γ−、Kf1.に6.K11
の値とともに上記第1式に代入すれば、各蛍光体の輝度
Y、、Y6.YIlを算出できる(F300.F301
)。さらに、算出された各蛍光体の輝度YR,Y、。
YBを各蛍光体の色度点(x r、y r)(x c。
yg)(xゎ、y5)の数値とともに上記第2式〜第7
式に代入し、それをさらに第8式〜第1O式にに代入す
れば、3蛍光体の重心点、つまり求めるべき色温度の三
刺激値Xw、Yw、Zwが算出される。従って、これを
第11式及び第12式に代入ずれば色温度が算出される
(F302)。
算出された色温度(Xw9.Yw)及び輝度(Yw)等
のデータは、制御用モニタ10において表示され、或は
出力ポート11から外部機器に出力される(F303)
この動作により、使用者はCRTに表示されている色温
度を、制御用モニタ10に表示される数値で把握できる
ことになり、例えば使用者が自分でマニュアルボリュー
ム操作により色度調整やホワイトバランス調整をしたと
きなどは、その調整値を数値で把握できる。従って再度
調整を行なうときや、他のモニタテレビジョンの調整値
を指示する場合等に好適である。
そしてさらに、出力ポート11を介して本実施例のモニ
タテレビジョンが数台接続されている場合では、成る1
台のモニタテレビジョンの色温度やホワイトバランス等
の状態に、他の全てのモニタテレビジョンを合わせたい
ときには、その基本となる1台のモニタテレビジョンの
出力ポート11から他の各モニタテレビジョンの入力ポ
ート9に対して色温度データ、輝度データを供給すれば
、他の各モニタテレビジョンが第2図、第3図で示した
調整動作により自動調整でき、すべてのモニタテレビジ
ョンにおいて同一の調整状態が自動的に設定されること
になり、特に放送局のモニタルーム、或はマルチCRT
表示システム等においてきわめて有用なものとなる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明のモニタテレビジョンは、
測定されたカソード電流値と指定された色温度及び輝度
によって算出されたカソード電流値が一致するようにC
RTドライブ回路を制御するようにしたため、所望の色
温度及び輝度を数値入力すれば自動的にCRT出力され
るとともに、所望の色温度によるホワイトバランス調整
も自動調整される。さらに、ホワイトバランス調整や出
力されている色温度測定、輝度測定は高価な光学センサ
を使用せずに、容易に、しかも正確に達成され、また光
学センサを使用しないため外光による誤差も全く生じな
い。そのうえ、当該モニタテレビジョンがモニタシステ
ムとして複数台接続されている場合では、自動的に各モ
ニタテレビジョンの色温度、ホワイトバランスを完全に
同一状態に設定できるというように、各種非常に多(の
優れた効果を奏することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモニタテレビジョンの主要部の一実施
例を示すブロック図 第2図は本実施例のシステムコントローラのCr1T出
力制御動作時のフローグーヤード、第3図は本実施例の
システムコントローラのホワイトバランス調整動作時の
フローチャート、第4図は本実施例のシステムコントロ
ーラの算出データ出力動作時のフローチャート、第5図
(a)〜(C)はホワイトバランス調整動作の説明図、 第6図はCIE色度図上での3蛍光体の色度点及びその
重心点の説明図である。 lはCRT、2R,2G、2Bはカソード、3R,3G
、3Bは第1グリツド電極、4はCRTドライブ回路部
、5R,5G、5BはA/D変換器、6はシステムコン
トローラ、7は不揮発性メモリ、8はキーボード、9は
入力ポート、10は制御用モニタ、11は出力ポートを
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラー映像を出力するモニタテレビジョンにおい
    て、 陰極線管における3原色各電子銃のカソード電流値を測
    定する測定手段と、 少なくとも、当該モニタテレビジョンのカソード電流と
    輝度との関数式を構成する係数、及び当該モニタテレビ
    ジョンの3原色蛍光体の色度点とを記憶する記憶手段と
    、 当該モニタテレビジョン外部から任意の色温度データ及
    び輝度データを入力することができる入力手段と、 前記入力手段から入力された輝度データと色温度データ
    、及び前記記憶手段に記憶された前記3原色蛍光体の色
    度点から、該入力された輝度データと色温度データに相
    当する前記3原色蛍光体の輝度を算出し、この3原色蛍
    光体の輝度と前記記憶手段に記憶された前記係数に基づ
    いて、前記入力手段から入力された色温度データ及び輝
    度データに相当する前記3原色各電子銃のカソード電流
    値を算出する演算手段と、 前記測定手段によって測定される各カソード電流値が前
    記演算手段によって算出されたカソード電流値と一致す
    るようにCRTドライブ回路を調整する調整手段と、 を有することを特徴とするモニタテレビジョン。
  2. (2)カラー映像を出力するモニタテレビジョンにおい
    て、 陰極線管における3原色各電子銃のカソード電流値を測
    定する測定手段と、 少なくとも、当該モニタテレビジョンのカソード電流と
    輝度との関数式を構成する係数、及び当該モニタテレビ
    ジョンの3原色蛍光体の色度点とを記憶する記憶手段と
    、 前記測定手段によって測定された各カソード電流値と前
    記記憶手段に記憶された前記係数に基づいて前記3原色
    蛍光体の輝度を算出し、この3原色蛍光体の輝度及び前
    記記憶手段に記憶された前記3原色蛍光体の色度点によ
    り当該測定された各カソード電流値に対応する色温度を
    算出する演算手段と、 前記演算手段によって算出された色温度データを出力す
    る出力手段と、 を有することを特徴とするモニタテレビジョン。
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