JPH0472700A - 部品吸装着装置 - Google Patents

部品吸装着装置

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JPH0472700A
JPH0472700A JP2313180A JP31318090A JPH0472700A JP H0472700 A JPH0472700 A JP H0472700A JP 2313180 A JP2313180 A JP 2313180A JP 31318090 A JP31318090 A JP 31318090A JP H0472700 A JPH0472700 A JP H0472700A
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JP
Japan
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chuck
component
slide shaft
shaft
nozzle
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JP2313180A
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English (en)
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Hiroyuki Funaki
船木 博幸
Masaru Fukushima
大 福島
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子部品(以下部品という)を吸着して基板
等の被装着部材に自動的に装着するための部品吸装着装
置に関する。
(従来の技術) 部品吸装着装置は、装着すべき部品を部品搭載ヘッドに
備えたノズルがパーツフィーダから吸着保持し、部品搭
載ヘッドが被装着部材の位置まで移動して部品を被装着
部材に自動的に装着するものである。そして、部品搭載
ヘッドが部品を吸着保持する際に、部品の向きが装置す
るときの正規の向きとなるように位置を修正する必要が
ある。この位置修正をする機構としては、第9図に示す
ように直交方向に配置され拡開可能に軸着されている二
対のチャックA。
BによりノズルCに吸着された部品Wを四方から挟むよ
うにして部品Wの向きを修正するものがある。
次に、このような修正機構について第10図および第1
1図を用いて説明する。
ヘッド本体50に一対のストッパロッド51が上方に延
設され、ストッパロッド51に連結板52が上下方向に
移動可能に取付けられている。連結板52にはヘッド本
体50を貫通するシャフト53がベアリング54を介し
て回転可能に取付けられている。シャフト53の下端に
は部品を吸着して保持するためのノズルCが取付けられ
ており、シャフト53のノズルC取付部に対して僅かに
上方には大径のストッパ部55が設けられている。
シャフト53の外周に摺接しヘッド本体50を貫通する
筒状のスライドシャフト56が設けられ、スライドシャ
フト56の下端はストッパ部55の近傍まで伸びている
。スライドシャフト56の上端は、ベアリング57を介
してスライドシャフト56を摺動させる駆動装置(図示
せず)に連結されており、スライドシャフト56の下端
にはテーパー状の当接部58が形成されている。スライ
ドシャフト56は、ヘッド本体50にベアリング59を
介して回転可能に取付けられた筒状の支持部材60.6
1に摺動可能に嵌合されて支持されている。
支持部材61の下端には、互いに直行方向に配置された
二対のチャックA、 B (第9図香!Pりが回動自在
に軸着されている。チャックA。
Bの内側には傾斜面a、b (aのみ図示する)が形成
されており、この傾斜面a、bにスライドシャフト56
の当接部58が当接することによってチャックA、Hの
下端側が拡開するようになっている。
図中、62.63はばね64.65の弾性力によってチ
ャックA、Bを閉じる方向に押圧する押圧部材、66は
ノズルCが装着されたシャフト53、スライドシャフト
56、およびチャックA、Bが装置された支持部材61
を支持部材6oとともに回転させるためのプーリ、67
はノズルCの上下方向の移動範囲を規制するストッパ、
68はシャフト53を上方に付勢するばね、69はスラ
イドシャフト56を上方に付勢するばねである。
この構成により、駆動装置(図示せず)によってスライ
ドシャフト56を下降させると、スライドシャフト56
の下端の当接部58がチャックA、Bの傾斜面a、bに
当接してチャックA。
B拡開させる。さらに、スライドシャフト56が下降し
てシャフト53のストッパ部55に当接すると、そのま
まシャフト53を押し下げて、シャフト53の下端に装
着されたノズルCを下方にある部品に接触させる。そし
て、ノズルCで部品を吸着保持する。次に、スライドシ
ャフト55を上昇させると、ばれ68によってシャフト
53が上方へ持ち上げられ、イφ斜面a、bが当接部5
8に沿って移動し、チャックA、Bばばね64.65に
より付勢された抑圧部材62.63に押圧されて閉じる
方向に回動して部品を挾んでその向きを修正する。
このようにしで、部品の向きを修正した後、部品搭載ヘ
ッドを被装着部材の位置まで移動させて再びスライドシ
ャフト56を下降させ、シャフト53を押し下げて部品
を装着する。
ところで、H!する部品としての角チップやICなどで
は、形状、大きさ、リードの位置等が異なる種々の種類
のものがあり、例えば、ICはパッケージ形状によりS
 OP (SmallOut Line Packag
e) 、 S OJ (Small Out Line
J  Lead Package) 、  Q F P
 (Quad FlatPackagel等がある。そ
して、角チップやICのSOPやSOJは一辺が数ミリ
メートルの扁平な直方体と小型な形状であるのに対し、
QFPには一辺が40ミリメートル程度の大きな形状の
ものがある。
そして、角チップなどの小さい部品は前述した修正機構
によってノズルに吸着されて被装着部材に搬送される途
中で向きが修正されるが、QFPは側面にリードが設け
られており、そのリードの間隔が狭いため、チャックで
QFPの向きを修正しようとするとリードを曲げてしま
うことになる。そこで、QFPの場合は専用のノズルで
吸着した後、画像処理などで向きを修正するようにして
いる。
そのため、角チップなどを装着するための修正機構を備
えた部品搭載ヘッドと、QFPを装着するための修正機
能を備えていない専用の部品搭載ヘッドとが必要となっ
ている。そこで、従来は、部品吸装着装置に修正機構を
備えた部品搭載ヘッドとQFP専用の部品搭載ヘッドと
の両方を設けたり、装着する部品に応じて修正機構を備
えた部品装着ヘッドとQFP専用の部品装着ヘッドとを
交換して使用している。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来の部品吸装@装置では改のような問
題用、を有していた。
修正機構を備えた部品搭載ヘッドとQFP専用の部品搭
載ヘッドとの両方を設けたものでは、部品搭載ヘッドが
大型化してしまい、さらに構造や制御する機構も複雑と
なってしまうという問題、φがあった。
さらに、修正機構を備えた部品搭載ヘッドとQFP専用
部品搭載ヘッドとを適宜交換するものでは、交換時間が
搭載効率(単位時間当りに装着する部品数)を低下させ
るという間届声、があった。
そこで、修正機構を備えた部品搭載ヘッドでチャックの
拡開角度を太き(設定することによって、形状の大きな
QFPを装着する場合にチャックが干渉しないようにし
て1つの部品搭載ヘッドで共用化を図ることが考えられ
るが、部品を吸着する度に太き(チャックが開かれるた
め、その拡開するための時間が長くかかり搭載効率を低
下させたり、大きく開いた状態から角チップ等の小さい
部品の側面にチャックを当接させると、大きな衝撃力が
部品に加わることとなり部品に悪影響を与える等の問題
が生じるため、実際には適用することができない。
また、第10〆および第11図に示すものでは、チャッ
クA、Bが部品を挾む際、チャックA。
Bは、スライドシャフト56の上昇にともなって傾斜面
a、bがテーパー状の当接部58に沿って移動すること
によって閉じる方向へ回動するので部品に勢いよく衝突
することになる。そのため、部品がその衝撃で破損する
虞があるという問題がある。
本発明は、以上の間卸、φに迄みてなされたものであり
、チャックの拡開角度を変えることによって角チップ等
の小型部品とQFP等の大型部品を1つの部品搭載ヘッ
ドで装着可能とすることを目的とする。
また、チャックが部品を挟む際、チャックの回動速度を
遅くしてチャックと部品と衝突時の衝撃を緩和すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の課題を解決するために、部品を吸着保
持するためのノズルを有する部品搭載ヘッドに、拡開可
能な複数対のチャックと、移動によって前記チャックに
係合して該チャックを拡開するスライドシャフトとを設
け、前記チャックで前記ノズルが吸着した部品を挟んで
該部品の向きを修正する部品吸装着装置において、前記
スライドシャフトを径の異なる複数の筒状のスライドシ
ャフトからなる多重筒構造とし、それぞれの前記筒状の
スライドシャフトを移動可能としたことを特徴とする特 また、前記スライドシャフトに前記チャックに対する係
合部として外径の異なる複数の段差部を設けたことを特
徴とする。
さらに、スライドシャフトのチャックに対する係合部に
前記チャックの開閉速度を変化させるカム面を形成した
ことを特徴とする。
(作用) このように構成したことにより、小径のスライドシャフ
トの係合によってチャックは小さく拡開し、ノズルが吸
着した角チップ等の小型部品の向きを支障なく修正して
被装着部材に装着することができ、大径のスライドシャ
フトの係合によってチャックは太き(拡開し、QFP等
の大型部品をノズルが吸着する際にチャックに干渉しな
いようにして被装着部材に装着することができる。
また、スライドシャフトを移動して小径の段差部をチャ
ックに係合することによってチャックは小さく拡開し、
大径の段差部をチャックに係合することによってチャッ
クは太き(拡開する。
さらに、スライドシャフトの係合部のカム面を緩やかな
曲線形状とすることによってチャックが部品を把持する
際の速度を遅くしてチャックと部品との衝突を緩和する
ことができる。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
まず、第8図を用いて部品吸装着装置1の全体構成を概
略説明する。この装置1は、部品を被装着部材である基
板上の所定の位置に自動的に装着するものであり、基台
2上には、装着する部品を吸着保持してX−Y方向に移
動自在な部品搭載ヘッド3と、X方向に基板を搬送する
コンベア4と、前記部品搭載ヘッド3に部品を供給する
ためのテープフィーダ5とが配置されている。そして、
コンベア4上に送られてきた基板に部品搭載ヘッド3が
適宜移動して部品を装着させた後、基板を次の工程に送
り出す。
つづいて、本発明の要部である部品搭載ヘッド3に設け
られている修正機構6の第1実施例の構成について第1
区乃至第5図を用いて詳細に説明する。
ヘッド本体7には上方に向けて2本のストッパロッド8
が延設されており、ストッパロッド8には連結板9が上
下に移動可能に取付けられている。連結板9にはベアリ
ングlOを介してシャフト11が回転可能に取付けられ
ている。
シャフト11の下端には部品を吸着して保持するための
ノズル12が取付けられており、ノズル12の少し上方
には大径のストッパ部13が設けられている。連結板9
はストッパロッド8に甥合しているストッパ部材14に
よって上下の移動範囲が規制されていて、これによりノ
ズル12による部品の搭載高さ及び後述するチャックに
よる位置補正高さを自由に設定することができる。
ヘッド本体7には、第1および第2のエアシリンダ15
.16が設けられており、各エアシリンダ15.16の
各ピストンロッド17.18はヘッド本体7から上方へ
突出している。第1のエアシリンダ15のピストンロッ
ド17の上端には第1のケースI9が固定されている。
また、第2のエアシリンダ16のピストンロッド18の
上端には第2のケース20が固定されている。また、第
1のケース19には前記シャフト11の外周に摺接する
筒状をした第1のスライドシャフト21の上端がベアリ
ング22を介して回転可能に接続されており、第1のス
ライドシャフト21の下端は前記ストッパ部13の近傍
まで延びている。第2のケース20には、第1のスライ
ドシャフト21の外周に摺接する筒状をした第2のスラ
イドシャフト23の上端がベアリング24を介して回転
可能に接続されており、第2のスライドシャフト23の
下端もストッパ部13の近傍まで延びている。すなわち
、小径の第1のスライドシャフトと大径の第2のスライ
ドシャフトとで二重筒構造を構成している。第1および
第2のスライドシャフト21.23の下端面の外周側ば
R形状で面取りがされている。第2のスライドシャフト
23は、ヘッド本体7にベア!Jング25を介して回転
可能に取付けられている筒状の支持部材26.27に慴
動可能に嵌合して支持されている。
支持部材26.27の外周にはプーリ28が設けられて
いて、プーリ28はモータ29によってベルト30(モ
ータ29およびベルト30は第8図に図示)を介して適
宜回転されるようになっている。
プーリ28にはシャフト11の軸芯側に向けてポルト3
1が設けられており、ボルト31は第2のスライドシャ
フト23に形成されている軸方向に延びる長孔23aお
よび第1のスライドシャフト21に形成されている軸方
向に延びる長孔21aを貫通してシャフト11に形成さ
れている軸方向に延びる満1]、aに係合している。こ
の構成により、シャフト11、第1および第2のスライ
ドシャフト21.23が上下に移動できる状態でプーリ
28の回転が伝達される。
前記連結板9と第1のスライドシャフト21の上端面と
の間、第1のスライドシャフト21と第2のスライドシ
ャフト23の上端面との間及び第2のスライドシャフト
23とヘッド本体7との間にはそれぞれスプリング32
.33.34が介装されている。
前記支持部材27の下(illの外周には筒状の第1の
ガイド35が上下に移動自在に摺接しており、第1のガ
イド35の外周には筒状の第2のガイド36が上下に移
動自在に摺接している。そして、各ガイドはプーリ28
との間に介装されているスプリング37,38によって
下方へ付勢されている。
支持部材27の下端には対になっているチャック39.
40が回動自在に軸着されており、このチャック39.
40は直交方向に2対配設されている。チャック39.
40の上部にはシャフトll側に向けて傾斜面39a、
 40aが形成されており、この傾斜面39a、40a
に前記第1および第2のスライドシャフト21.23の
下端が当接、係合することによってチャック39.40
の下端側が拡開するようになっている。また、傾斜面3
9a、 40aの外側には径方向外方に延びる押さえ部
39b、40bが形成されており、この押さえ部39b
、40bに前記ガイド35.36の下端が当接している
。これを詳述すると、2対のチャック39.40のうち
一方の対のチャック39は内側のガイド35に形成され
ている突起35aが当接していてスプリング37の付勢
力により閉じる方向に押圧されており、他方の対のチャ
ック40は外側のガイド36に形成されている突起36
aが当接してスプリング38の付勢力により閉じる方向
に押圧されている。そして、スプリング37.38の弾
性力を変更することによってチャック39.40毎に部
品を挟む力を調整することができる。
チャック39.40の下端には装着する部品の側面に当
接する当接部41,42が設けられている。
この当接部41,42は部品の当接側が薄い板状となっ
ている。
以上の構成の部品吸装@装置に係る作用を説明する。
まず、角チップなどの小型の部品Wを装着する場合を説
明する。第1のエアシリンダ15を駆動させて第1のス
ライドシャフト21を下降させると、第1のスライドシ
ャフト21の下端がチャック39.40の傾斜面39a
、 40aを押圧して回転させチャック39.40を拡
開させる。この際、チャック39.40は小径の第1の
スライドシャツh21によってのみ拡開されるため拡開
角度は小さい。さらに第1のスライドシャフト21が下
降してシャフト11のストッパ部13に当接すると、そ
のままシャフト11を押し下げて、下方にある部品Wに
ノズル12を接触させる。そして、ノズル12が部品を
吸着保持する(第6図整置)。つぎに、第1のスライド
シャフト21を上昇させると、スプリング32によって
シャフト11が上方に持ち上げられ、また、チャック3
9.40はスプリング37.38により付勢されたガイ
ド35.36により押さえ部39b、 40bが押圧さ
れて閉じる方向に回転し、部品Wを挟んで向きの修正を
行う。この場合、予めプーリ28を適宜回転させてチャ
ック39.40の向きが部品Wを装着する正規の向きと
なるようにしておく。
このようにして部品Wの向きを修正した後、部品搭載ヘ
ッド3を被装着部材の位置まで移動させて再び第1のス
ライドシャフト21を下降させることでシャフト11を
押し下げ部品Wを装置する。
つづいて、QFPなとの大型の部品Wを装着する場合を
説明する。第2のエアシリンダ16を駆動させて第2の
スライドシャフト23を下降させると、第2のスライド
シャフト23がチャック39.40の傾斜面39a、 
40aを押圧して回転させチャック39.40を拡開さ
せる。この際、第1のスライドシャフト21より外側に
ある大径の第2のスライドシャフト23によって拡開さ
せるため拡開角度が大きく設定される。ここで、ノズル
12を大型部品専用のノズル43と交換する。つづいて
、第1のスライドシャフト21を下降させてストッパ部
13に当接させてシャフト11を押し下げることによっ
て、下方にある大型部品Wにノズル43を接触させて吸
引保持させる。このときに、チャック39.40が大き
く拡開しているので、大型部品Wとの干渉を避けること
ができる(第7図参照)。そして、第1のスライドシャ
フト21を上下させて前述の小型部品Wの装着と同様に
大型部品の装着を行う。
このように、1つの部品搭載ヘッド3によって、角チッ
プ等の小型部品Wのときにはチャック39.40を適宜
拡縮させて部品Wの向きの修正を行った上で被装着部材
に装着することができ、QFP等の大型部品Wのときに
は、チャック39.40を太き(拡開させて予め向きが
修正されている部品Wがチャック39.40と干渉しな
いようにして被装着部材に装着することができる。
なお、本実施例では、チャック39.40の拡開角度を
2つに設定する手段として2つのスライドシャフト21
.23を使用したが、1つのスライドシャフトの外周に
チャック39.40に係合する小径と大径の段差部を一
体に形成し、このように形成したスライドシャフトをス
テッピングモータ等で2段階に駆動するようにしてもよ
い。
また、本実施例では、チャック39.40の拡開角度を
2つに設定したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、装着する部品の形状等に応じて2つ以上適宜設定
すればよい。
さらに、本実施例では、第1および第2のスライドシャ
フト21.23を上下に移動させるためにシリンダ15
.16を用いたが、ステッピングモータやDCサーボモ
ータ等の他の駆動手段を用いてもよく、このようなもの
を使用すると、高速でより高精度の部品装着が行なうこ
とも可能となる。
次に、部品搭載ヘッド3に設けられている修正機構の第
2実施例の構成について第1O区および第12図を用い
て説明する。
本実施例の修正機構は、前述の第1O図および第11図
に示すものに対してスライドシャフトのみが異なるので
、第1O図に示すものと同一の部材には同一の番号を付
し、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
第1O図および第11図に示す従来例と同様に、シャフ
ト53の外周に摺接し、ヘッド本体50を貫通する筒状
のスライドシャフト70が設けられており、スライドシ
ャフト70の下端はストッパ部55の近傍まで伸びてい
る。スライドシャフト70の上端は、ベアリング57を
介してスライドシャフト70を摺動させる駆動装置(図
示せず)に連結され、スライドシャフト70の下端部の
外周には、図に示すように、稜線の形状が先端側にいく
にしたがってずφ斜が緩やかになる曲線形状のカム面7
1が形成されている。スライドシャフト70は、ヘッド
本体50にベアリング59を介して回転可能に取付けら
れた筒状の支持部材60.61に摺動可能に嵌合されて
支持されている。
以上のように構成した第2実施例の作用について次に説
明する。
第10図および第11図に示す従来例と同様に、駆動装
置(図示せず)によってスライドシャフト70を下降さ
せると、スライドシャフト70の下端のカム面71が傾
斜面a、bに当接してチャックA、Bを拡開させる。さ
らに、スライドシャフト70が下降してシャフト53の
ストッパ部55に当接すると、そのままシャフト53を
押し下げて、シャフト53の下端に装着されたノズルC
を下方にある部品に接触させる。そして、ノズルCで部
品を吸着保持する。次に、スライドシャフト56を上昇
させると、ばね68によってシャフト53が上方へ持ち
上げられ、チャックA。
Bは、ばね64.65により付勢された押圧部材62、
63に押圧されて傾斜面a、bがカム面71に沿って移
動することにより閉じる方向に回動し、部品を挾んでそ
の向きを修正する。このとき、カム面71がスライドシ
ャフト70の先端側へいくほど緩やかな傾斜面となって
いるので、チャックA、Bは、閉じるにしたがってその
回動速度が遅(なる。したがって、チャックA。
Bの回動速度は、部品を挾む際に充分遅いのでチャック
A、Bが部品に当接するときの衝撃が緩和される。
このようにして、部品の向きを修正した後、部品搭載ヘ
ッドを被装着部材の位置まで移動させて再びスライドシ
ャフト70を下降させ、ンヤフト53を押し下げて部品
をW !する。
さらに、第1実施例と第2実施例を組合わせることもで
きる。
すなわち、例えば、第1実施例において、第1のスライ
ドシャフト21および第2のスライドシャフト23の下
端部の形状を第2実施例のスライドシャフト70のカム
面71と同様に形成することによって、チャック39.
40と部品とが当接する際の衝撃を緩和することができ
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、小径のスライド
シャフトの係合によってチャックは小さく拡開し、ノズ
ルが吸着した角チップ等の小型部品の向きを支障なく修
正して被装着部材に装着することができ、大径のスライ
ドシャフトの係合によってチャックは大きく拡開し、Q
FP等の大型部品をノズルが吸着する際にチャックに干
渉しないようにして被装着部材に装着することが゛でき
る。また、スライドシャフトを移動して小径の段差部を
チャックに係合することによってチャックは小さく拡開
し、大径の段差部をチャックに係合することによってチ
ャックは大きく拡開する。その結果、1つの部品搭載ヘ
ッドによって他種類の部品の装着が可能となり、従来の
部品吸装@装置に比べて装置の簡略化が図れて装置コス
トを低減でき、さらに交換する時間が削減できて搭載効
率を向上させることができる。
さらに、スライドシャフトの係合部のカム面を緩やかな
曲線形状とすることによってチャックが部品を把持する
際の速度を遅くしてチャックと部品との衝突を緩和する
ことができる。その結果、部品の向きを修正する際のチ
ャッキングによる部品の変形および破損を防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の部品吸装着装置の第1実施例の部品
搭載ヘッドの縦断面図、 第2図は、第1図に示す部品搭載ヘッドの平面図、 第3図は、第2区のlll−1線断面図、第4図は、第
1区に示したチャックの拡大図(第5図のIV −IV
線断面図)、 第5図は、第4図に示すチャックの底面図、第6図およ
び第7図は、チャックの拡開状態を示す図、 第8図は、部品吸装着装置の全体図、 第9図は、従来のチャックにより部品の位置修正を行う
装置の一例を示す斜視図、 第1O図は、従来の部品搭載ヘッドの縦断面図、 第11図は、第1O図の装置の要部の拡大図、第12図
は、本発明の部品吸装@装置の第2実施例の部品搭載ヘ
ッドの要部の縦断面図である。 3・・・部品搭載ヘッド 6・・・修正機構 12、C・・・ノズル 21・・・第1のスライドシャフト 23・・・第2のスライドシャフト 3940.A、B・・・チャック 70・・・スライドシャフト 71・・・カム面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部品を吸着保持するためのノズルを有する部品搭
    載ヘッドに、拡開可能な複数対のチャックと、移動によ
    って前記チャックに係合して該チャックを拡開するスラ
    イドシャフトとを設け、前記チャックで前記ノズルが吸
    着した部品を挟んで該部品の向きを修正する部品吸装着
    装置において、前記スライドシャフトを径の異なる複数
    の筒状のスライドシャフトからなる多重筒構造とし、そ
    れぞれの前記筒状のスライドシャフトを移動可能とした
    ことを特徴とする部品吸装着装置。
  2. (2)部品を吸着保持するためのノズルを有する部品搭
    載ヘッドに、拡開可能な複数対のチャックと、移動によ
    って前記チャックに係合して該チャックを拡開するスラ
    イドシャフトとを設け、前記チャックで前記ノズルが吸
    着した部品を挾んで該部品の向きを修正する部品吸装着
    装置において、前記スライドシャフトに前記チャックに
    対する係合部として外径の異なる複数の段差部を設けた
    ことを特徴とする部品吸装着装置。
  3. (3)部品を吸着保持するためのノズルを有する部品搭
    載ヘッドに、拡開可能な複数対のチャックと、移動によ
    って前記チャックに係合して該チャックを拡開するスラ
    イドシャフトとを設け、前記チャックで前記ノズルが吸
    着した部品を挾んで該部品の向きを修正する部品吸装着
    装置において、前記スライドシャフトの前記チャックに
    対する係合部に前記 チャックの開閉速度を変化させるカム面を形成したこと
    を特徴とする部品吸装着装置。
  4. (4)スライドシャフトのチャックに対する係合部に前
    記チャックの開閉速度を変化させるカム面を形成した請
    求項1または2のいずれかに記載の部品吸装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005039027A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置

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JP2005039027A (ja) * 2003-07-14 2005-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 部品実装装置

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