JPH0472542A - 多管式分流希釈トンネル装置 - Google Patents

多管式分流希釈トンネル装置

Info

Publication number
JPH0472542A
JPH0472542A JP2251262A JP25126290A JPH0472542A JP H0472542 A JPH0472542 A JP H0472542A JP 2251262 A JP2251262 A JP 2251262A JP 25126290 A JP25126290 A JP 25126290A JP H0472542 A JPH0472542 A JP H0472542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet
tube
gas
dilution
static pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2251262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2536681B2 (ja
Inventor
Satoru Yamazaki
哲 山崎
Yoshihisa Takeda
好央 武田
Soubee Abe
阿部 荘兵衛
Izumi Fukano
深野 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to EP90118707A priority Critical patent/EP0428850B1/en
Priority to US07/590,132 priority patent/US5090258A/en
Priority to DE69021836T priority patent/DE69021836T2/de
Priority to KR1019900015649A priority patent/KR920010292B1/ko
Publication of JPH0472542A publication Critical patent/JPH0472542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536681B2 publication Critical patent/JP2536681B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/22Devices for withdrawing samples in the gaseous state
    • G01N1/2247Sampling from a flowing stream of gas
    • G01N1/2258Sampling from a flowing stream of gas in a stack or chimney
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/22Devices for withdrawing samples in the gaseous state
    • G01N1/2247Sampling from a flowing stream of gas
    • G01N1/2252Sampling from a flowing stream of gas in a vehicle exhaust
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/28Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
    • G01N1/38Diluting, dispersing or mixing samples
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N1/00Sampling; Preparing specimens for investigation
    • G01N1/02Devices for withdrawing samples
    • G01N1/22Devices for withdrawing samples in the gaseous state
    • G01N1/2247Sampling from a flowing stream of gas
    • G01N2001/2264Sampling from a flowing stream of gas with dilution

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被検ガスを所定比率で分割し、その分岐分流ガ
スを希釈した上でその希釈済ガスのサンプリング及び成
分テストを行なう多管式分流希釈トンネル装置に関する
(従来の技術) 例えば、自動車では排気ガスによる空気汚染防止上、排
気ガスを採取してそこに含まれる粒子状物質の低減研究
や、その他の含有成分を分析研究する必要がある。しか
し、排出ガスの全量を希釈する全量希釈トンネルは大が
かりな設備で、多大な経費を必要とするため、排出ガス
の一部を分流した、小型の希釈トンネルを使用する分流
希釈トンネル装置が知られている。
即ち、第14図に示す分流希釈トンネル装置は。
自動車の排気ガスを同径同長の複数の分流管1より成る
多管式分割器2を経て、サージタンク3へ導入し、その
後、煙道17を経て外部に排出するようにしている。分
流管1の内の1本の下流端は導入管4としてダイリュウ
ショントンネル5に導入される。ダイリュウショントン
ネル5の下流端には定容量吸引装置6が設けられ、ダイ
リュウショントンネル5の上流端からの外気を流量調整
用のバタフライバルブ24を介して吸い込み、混合オリ
フィス7の直前で導入管4から導入された分岐分流排ガ
スを希釈ガスである空気で希釈している。
その希釈済ガスは補修フィルタ30及び定容量サンプリ
ング装置31によりその微粒子がサンプリングされ、あ
るいは、排気ガス分析計32に採取されるというもので
ある。
このような分流希釈トンネル装置によれば、分流管の作
用により、一応分流管の本数比で1分流された分岐分流
排ガスをダイリュウショントンネルに導入することがで
き、この分岐分流排ガスを希釈ガスで希釈した上でその
希釈済ガスのサンプリング及び成分テストを行なうこと
ができる。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような装置では、エンジン出力の変動によ
る多管式分割器2の圧力損失の変動の関係により、導入
管4を経てダイリュウショントンネルに導入される分岐
分流排ガス流量の全排ガス流量に対する分流比率が変動
する。このため高精度の成分テストが出来ないという問
題があるが。
この問題は排気ガスの全流量の変動に伴う多管式分割器
の圧力損失の変動に等しい圧力損失を導入管に与えるこ
とにより解決することができると考えられる。
本発明の目的は、第1に全被検ガス流量の変動にもかか
わらず、常に、分流管の本数比で精度よく分流された被
検ガスをダイリュウショントンネルに導入して、排気ガ
スの成分テストを行なうことのできる高精度の多管式分
流希釈トンネル装置を提供することにあり、第2に制御
手段により導入管出口の静圧と多管式分割器出口の静圧
とが等しく成るように自動制御して、全被検ガスを常に
分流管の本数比で精度よく分流させ、被検ガスをダイリ
ュウショントンネルに導入して、排気ガスの成分テスト
を行なうことのできる高精度の多管式分流希釈トンネル
装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、第1の発明は、同径同長
の複数の分流管を束ねてなる多管式分割器に被検ガスの
全流量を流すと共に、上記分流管の内の1本の下流端を
導入管として上記多管式分割器から離してダイリュウシ
ョントンネルに導入し、上記ダイリュウショントンネル
の上流端から導入される希釈ガスにより上記導入管を経
て導入された分岐分流ガスを希釈した後その希釈済ガス
のサンプリング及び成分テストを行なうもので、特に、
上記導入管の出口下流直後に同出口中心線の回りに対称
的に配設され噴出端がそれぞれ上記導入管の出口下流位
置を指向して希釈ガスを吹出する複数の分割比制御ノズ
ルを備えたことを特徴とする。
第2の発明は、特許請求の範囲第1項に記載した多管式
分流希釈トンネル装置で、特に、上記導入管以外の分流
管束からの流出ガスを合流するサージタンクをバタフラ
イバルブを介して外気導通路に連通させるようにしたこ
とを特徴とする。
第3の発明は、特許請求の範囲第1項に記載した多管式
分流希釈トンネル装置で、特に、上記複数の分割比制御
ノズルの中心線と上記導入管の下流8口の出口中心線と
の交差角とが40’乃至500に設定されたことを特徴
とする。
第4の発明は、同径同長の複数の分流管を束ねてなる多
管式分割器に被検ガスの全流量を流すと共に、上記分流
管の内の1本の下流端を導入管として上記多管式分割器
から離してダイリュウショントンネルに導入し、上記ダ
イリュウショントンネルの上流端から導入される希釈ガ
スにより上記導入管を経て導入された分岐分流ガスを希
釈した後その希釈済ガスのサンプリング及び成分テスト
を行なうもので、特に、上記導入管の出口下流直後には
同出口中心線の回りに対称的に配設されると共にそれぞ
れ上記導入管の出口下流位置を指向して希釈ガスを吹出
する複数の分割比制御ノズルを備え、上記分割比制御ノ
ズルには同制御ノズルの噴出量の増減調整をする噴出量
制御弁を介して高圧希釈ガスの供給源が接続され、上記
噴出量制御弁に接続された制御手段が上記導入管出口の
静圧と上記多管式分割器出口の静圧とが等しく成るよう
に出力を発することを特徴とする。
第5の発明は、特許請求の範囲第1項又は第4項に記載
した多管式分流希釈トンネル装置で、特に、上記導入管
出口及び多管式分割器内の分流管出口にそれぞれ取付け
られる各静圧検出器がそれぞれの出口端より上記各管の
内径以上上流位置に配設されたことを特徴とする。
第6の発明は、特許請求の範囲第1項又は第4項に記載
した多管式分流希釈トンネル装置で、特に、上記導入管
出口と上記多管式分割器内の分流管出口の各静圧検出器
がそれぞれの検出部を上記各管の長手方向の同位置に複
数配設され、各平均静圧情報が上記制御手段に出力され
ることを特徴とする。
(作  用) 第1の発明によれば、複数の分割比制御ノズルより、導
入管の下流出口直後位置を指向して希釈ガスを吹出する
と導入管出口の静圧が増減するので、導入管出口の静圧
と多管式分割器出口の静圧とが等しく成るようにするこ
とができる。
第2の発明によれば、バタフライバルブを開閉操作する
と、導入管以外の多管式分割器出口の静圧が増減するの
で、導入管出口の静圧より多管式分割器出口の静圧を高
くすることができる。
第3の発明によれば、交差角が40’乃至50°に設定
されたので、分割比制御ノズルからの希釈ガスの圧力増
に応して導入管出口の静圧が直線的に変動するようにな
る。
第4の発明によれば、制御手段が噴出量制御弁を介して
分割比制御ノズルの噴出量の増減調整をし、特に、導入
管出口の静圧と多管式分割器出口の静圧とが等しく成る
ように出力を発するので、常に被検ガスと分岐分流ガス
の分割比が一定になる。
第5の発明によれば、各静圧検出器が導入管出口及び多
管式分割器内の分流管出口の出口端より容管の内径以上
上流位置に配設されたので、検出圧力のバラツキを低減
出来る。
第6の発明によれば、各静圧検出器が容管の長手方向の
同位置にそれぞれ複数ずつ配設され、各平均静圧情報が
上記制御手段に出力されるので、検出圧力のバラツキを
低減出来る。
(実 施 例) 本発明の実施例を図面について説明する。
まず、第1図において、第12図中のものと同一の符番
はそれぞれ同図と同一の部材を示し、その重複説明を略
す。
この第1実施例の装置が第14図の従来装置と実質的に
大きく異なる処は、導入管4の下流端と混合オリフィス
7との間に分割比制御ノズル10を配設したことにある
。しかも、分割比制御ノズル10には同制御ノズルの噴
出量の増減調整をする噴出量制御弁18を介して高圧希
釈ガス供給源19が接続される。
噴出量制御弁18としては電気信号Duに応じて供給ガ
スの圧力値を増減させる電空変換器が使用される。高圧
希釈ガスとしては高圧空気が使用され、高圧希釈ガス供
給源19としては高圧空気が適宜補充されるエアタンク
等が採用される。
なお、第1図の多管式分流希釈トンネル装置は静圧検出
器20.21により、導入管出口静圧Ps2と多管式分
割器出口静圧Ps3を求め、静圧検出器23により高圧
希釈ガス圧力P4を求めており、これらの検出値はコン
トローラ12に出力されている。
導入管4の出口(第2図参照)と多管式分割器2の出口
の各静圧を測定すべく各静圧検出器20,21が設けら
れている。静圧検出器20の検出部201は管の出口端
より管の内径d以上上流位置(ここでは約2Xd)に配
設される。これにより検出圧力が脈動流等によりバラツ
キを生しることを低減出来る。更に、検出部201はそ
れぞれが管の長手方向の同位置に4つずつ環状に所定間
隔を介して配設される。そして、4つの検出部201(
第2図には2つのみを示した)は、第2図に示すように
、所定長さ離れた位置で合流され、ここで平均静圧が得
られ、その平均静圧であるPs2が検出される様に成っ
ている。このような複数の検出部201と合流部202
の共動作用により、検出圧力のバラツキをより低減し。
信頼性の高い情報を得ている。なお、第2図に示した静
圧検出器20と同様に多管式分割器2の出口の静圧検出
器21もその検出部211及び合流部212が構成され
ている。
第1図において、ダイリュウショントンネル5内に配設
される各分割比制御ノズル10にはパイプがそれぞれ接
続され、その外端は、第4図及び第5図に示すように、
ダイリュウショントンネルSを貫通している。この分割
比制御ノズル10はその中心線Q1と導入管4の出口の
出口中心線Q2とが交差角θ(ここでは下記理由により
45”に設定)で対向するように配設され、しかも、ノ
ズル孔は導入管4の出口よりXの距離の点に位置してい
る。
このため、出口中心線Q2を中心として互いに対向する
各分割比制御ノズル10は軸対称的に導入管4の出口下
流位置を指向している。
ここでの分割比制御ノズル10は内径が約2mmで8本
配備されており、導入管4は内径が約10mm+のもの
で、その下流8口より10IIffl離れた位置に分割
比制御ノズル10のノズル孔が配備される。
このように第1図の分割比制御ノズルのパラメータが設
定された上で、高圧希釈ガス圧力P4の調整を噴出量制
御弁18により行なった場合、第7図にタイプ(a)で
示すような導入管出口静圧Ps2と上記多管式分割器出
口静圧Ps3の変化特性が得られる事と成る。この場合
、特に、高圧希釈ガス圧力P4に対して導入管出口静圧
Ps2がほぼ直線状に変化するので、導入管出口静圧P
s2を多管式分割器出口静圧Ps3に一致させる制御性
が優れたものと成る。
処で、分割比制御ノズル10の中心線Q1と導入管4の
出口の出口中心線Q2との交差角θは0゜≦θ≦180
’の範囲の自由度を持つ。しかし、第6図に示すように
、交差角θが45±5°程度に設定された場合(タイプ
a)、交差角θが90近傍に設定された場合(タイプb
)、交差角θが135’近傍に設定された場合(タイプ
C)の各タイプではその時の高圧希釈ガス圧力P4に対
して導入管出口静圧Ps2の変化特性が大きく異なる。
即ち、第6図に示すように、タイプaでは導入管出口静
圧Ps2が線形で制御し易いが、タイプbでは非線形で
ピーク前後の制御性が特に悪く、タイプCでは非線形で
、導入管出口静圧Ps2の変動幅が大きく制御しすらい
。しかも、導入管4及び分割比制御ノズル10からの各
噴流が衝突する場合、交差角θが小さすぎると導入管出
口静圧Ps2の増加を図りずらく、逆に大きくなるほど
衝突後の合流噴流の広がりが大きくなり、脈動流を生じ
やすく制御性が低下し、特に、合流噴流の広がりが大き
いとその一部がオイフイス7に衝突し、粒子状物質の測
定には適さなくなる。
更に、第1図の装置において1分割比制御ノズル10の
高圧希釈ガス圧力P4を変えると、導入管出口静圧Ps
2は変化し、その変化はその分割比制御ノズル10の構
成により大きく変わる。
即ち、第8図に口部でプロットした曲線はノズル数8、
θ”60’ 、X=Om+aの分割比制御ノズルを採用
した場合、O印でプロットした曲線はノズル数8.θ=
45’ 、X=On+mの分割比制御ノズルを採用した
場合、Δ印でプロットした曲線はノズル数8、θ=30
°、X=On+mの分割比制御ノズルを採用した場合の
特性である。
口部の曲線では高圧希釈ガス圧力P4=1.0kg/d
で、Ps2=Ps3に達し、P4=1.8kg/ci付
近でピークに達し、その後減少するのに対し、○印の曲
線ではP4=1.5kg/a&で、Ps2=Ps3とな
り、P4==2.5kg/a#まで、直線特性を示す。
Δ印の曲線ではP4=2.5kg/a+?でも、Ps2
=Ps3とならない。従って、○印の曲線が最も使いや
すく、口部の曲線がこれに次ぐことが判った。
第9図には参考的に第8図のものと同一の○印の曲線が
示されている。ここで、Δ印はノズル数が4、θ=45
°、X=Ommの分割比制御ノズルを採用した場合、口
部はノズル数が8、θ=45、 X”10mmの分割比
制御ノズルを採用した場合で、それぞれP 4 = 2
.5kg/cdとしてもPs2=Ps3とならない。
以上の結果から、ノズル数は4本よりも8本の方がよく
、θは40°乃至60@の当りが実用的であり、また、
X=Ommが実用的である。このため、分割比制御ノズ
ル10の採用により、その高圧希釈ガス圧力P4を変え
ることで、導入管出口静圧Ps2が変わるから、Ps2
”Ps3となるように、高圧希釈ガス圧力P4を制御す
ることで全排ガス量の変動にもかかわらず常にその流量
に対し一定比率の流量の排気ガスをダイリュウショント
ンネルに導入することが出来る。
第1図の装置は静圧検出器20,21.23により、導
入管出口静圧Ps2と多管式分割器出口静圧Ps3と高
圧希釈ガス圧力P4との各圧力情報をコントローラ12
に入力し、コントローラ12がPs2=Ps3となるよ
うに噴出量制御弁18を制御している。なお、第11図
には第1図の装置のコントローラ12の行なう圧力制御
処理が示されている。
ここでは、前厄て、バタフライバルブ24を操作して、
Ps2≦Ps3の運転状態を確保する。しかも、差圧検
出器11によって導入管出口静圧Ps2と多管式分割器
出口静圧Ps3の差圧ΔPを常時求めている。
コントローラ12はステップa1で差圧ΔP情報を取り
込み、この差圧ΔPを排除出来るだけの高圧希釈ガス圧
力P4が得られる出力値Duを第10図のマツプより算
出し、その出力値Duを噴出量制御弁18に出力し、高
圧希釈ガス圧力P4の値を切換へ、導入管出口静圧Ps
2を調整して自動的にPs2=Ps3とすることができ
る。
このように、Ps2=Ps3となれば、導入管と多管式
分割器の各分流管とが寸法的にも流体力学的にも完全に
同一条件となるので、それぞれ同一流量の排気ガスが、
全排気流量の変動にもかかわらず流れる事と成る。この
ため、常に、一定分割比で排気ガスを分割し、その分岐
分流ガスをダイリュウショントンネル5内に導き、希釈
した後の希釈済ガスをサンプリングし、ガス分析するこ
とが出来る。
第1図の多管式分流希釈トンネル装置は多管式分割器2
の流出ガスを直接外気導通路としての煙道17へ排出さ
せていたが、このような煙道17には複数のテストベン
チの排気が導入されており、複数のエンジンテストが同
時に行なわれている場合、排気干渉が煙道17を介して
生しることがあり、高精度の分流が困難と成る場合があ
る。そこで、第12図には、多管式分割器2からの排気
ガスをサージタンク−5及びバタフライバルブ16を介
して煙道I7に導入し、煙道17より外気に排出する構
成の多管式分流希釈トンネル装置を示した。
ここでは静圧検出器20.21 、22.23により、
導入管出口静圧Ps2と多管式分割器出口静圧Ps3と
分割器入口圧力P1と高圧希釈ガス圧力P4とを求め。
各情報はコントローラ25に人力される。高圧希釈ガス
圧力P4は噴出量制御弁18を介してコントローラ25
により制御される。
ダイリュウショントンネル5の流入口側のバタフライバ
ルブ24とサージタンク内圧力流のバタフライバルブ1
6には共に周知の電動のアクチュエータ26.27が取
付けられ、これらはコントローラ25よりの出力値に応
じてその開度を増減させるように構成されている。
ところで、第12図の装置において、多管式分割器2の
分割管本数が91本とされ、その分割比が91に設定さ
れた装置(図示せず)の圧力特性が第3図に示されてい
る。ここで、サージタンクI5のサージタンク内圧力P
3はその出口のバルブ開度の調整によって増減された。
この結果、分割器入口圧力P1、導入管出口静圧Ps2
゜、多管式分割器呂ロ静圧Ps3.混合オリフィス前圧
力P2はそれぞれ第3図のような特性を示した。
ここで、Ps2=Ps3の運転域で1分割比が正確に9
1となり、この時、P2≠P3であった。このずれ傾向
は分割器入口圧力P1の大きいほど顕著であった。この
ため、導入管出口静圧Ps2と多管式分割器出口静圧P
s3に基づき本装置を制御することにより信頼性のある
テスト結果が得られることが確認された。
ここでのコントローラ25は第13図に示すような圧力
制御処理を行なう。
即ち、コントローラ25はスタートすると、まず、噴出
量制御弁18を閉し、各アクチュエータ26.27を全
開位置にセットする1等の初期設定をし、静圧検出器等
の各種のデータを読み取る。そして、ステップb3では
、高圧希釈ガス圧力P4が加圧されたか否かを見で、供
給される前は、ステップb4に進み、ここで、導入管出
口静圧Ps2を多管式分割器出口静圧Ps3が上回って
いるか否かを判断し、上回っているとステップb6に直
接進み、そうでないとステップb5でバタフライバルブ
24を所定量閉じ処理し、再度ステップb4を行なう。
ステップb3で高圧希釈ガス圧力P4が供給されたとし
てステップb3よりb6に達すると、ΔP:Ps2−P
s3を算出し、ΔP〈○てあればP4を上げる様に出力
値Duを算出し、同出力値Duで噴射量制御弁18を電
動し、ΔP〉○であれば、逆に、P4を下げる様に出力
値Duを算出し、同出力値Duで噴射量制御弁18を電
動する。△P=○であれば終了する。
この圧力制御処理により差圧ΔPが排除され、自動的に
Ps2=Ps3とすることができる。
このため、常に、一定分割比で排気ガスを分割し、その
分岐分流ガスをダイリュウショントンネル5内に導き、
希釈した後の希釈済ガスをサンプリングし、ガス分析す
ることが出来る。
(発明の効果) 以上のように、第1の発明によれば、分割比制御ノズル
より、導入管の下流出口に高圧希釈ガスを吹出して、導
入管出口の静圧と多管式分割器出口の静圧とを等しくす
ることができるので、全排気ガス流量の変動にもかかわ
らず、常に一定分割比で排気ガスを分割し、希釈して希
釈済ガスをサンプリングして被検ガスの成分テストを行
なうことができ、高精度の多管式分流希釈トンネル装置
を得ることができる。
第2の発明によれば、サージタンクと外気導通路間の開
閉弁を開閉操作して、導入管出口の静圧より多管式分割
器出口の静圧を高くすることができるので、装置内圧力
調整が容易化され、しかも外気導通路側の圧力変動によ
る外乱の悪影響を排除できる。
第3の発明によれば、交差角が40°乃至5゜°に設定
された分割比制御ノズルからの高圧希釈ガスが圧力を増
加するのに応して導入管出口の静圧が線形に変動するの
で、導入管出口静圧と多管式分割器出口静圧とを一致さ
せる制御が容易化される。
第4の発明によれば、導入管出口の静圧情報と多管式分
割器出口の静圧情報とを受けた制御手段が、噴出量制御
弁を介して分割比制御ノズルの噴出量の増減調整をし、
導入管出口の静圧と多管式分割器出口の静圧とを自動的
に等しくするので、全排気ガス流量の変動にもかかわら
ず、常に一定分割比で排気ガスを分割し、希釈して希釈
済ガスをサンプリングし、被検ガスの成分テストを行な
うことができ、高精度の多管式分流希釈トンネル装置を
提供することができる。
第5の発明によれば、導入管出口及び多管式分割器内の
分流管出口の出口端より容管の内径以上上流位置に配設
された各静圧検出器が、検出圧力のバラツキを低減する
ので、信頼性及び高精度の多管式分流希釈トンネル装置
を得ことができる。
第6の発明によれば、容管の長平方向の同位置にそれぞ
れ複数ずつ検出部を配設した各静圧検出器が、各平均静
圧情報を発して検出圧力のバラツキを低減出来るので、
信頼性及び高精度の多管式分流希釈トンネル装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例としての多管式分流希釈ト
ンネル装置の全体概略構成面図、第2図は第1図中の静
圧検出器の要部断面図、第3図は静圧検出器による圧力
変化特性線図、第4図(A)。 (B)はそれぞれ第1図の■部を示す部分拡大図、第5
図(A)、(B)はそれぞれ第4図のm−m線の矢視図
、第6図(a)、(b)、(c)は分割比制御ノズル1
0の各々異なる配置例の説明図、第7図は第4図(a)
、(b)、(c)にそれぞれ対応する導入管出口静圧の
特性線図、第8図、第9図はそれぞれ第1図の装置にお
ける希釈ガス圧力P4と導入管出口静圧P2及び多管式
分割器出口静圧P3の関係を示す図、第10図は第1図
のコントローラが行なう噴出量制御弁の8力算出マツプ
、第11図は第1図の装置が行なう圧力制御処理のフロ
ーチャート、第12図は本発明の第2実施例としての多
管式分流希釈トンネル装置の概略構成図、第13図は第
12図の装置が行なう圧力制御処理のフローチャート、
第14図は従来装置の全体概略構成図である。 1・・・分流管、2・・・多管式分割器、4・・・導入
管、5・・・ダイリュウショントンネル、6・・・定容
量吸引装置、7・・・混合オイフィス、10・・・分割
比制御ノズル、11・・・差圧検出器、12.25・・
・コントローラ、19・・・高圧希釈ガス供給源、15
・・・サージタンク、17・・・煙道、18・・・噴出
量制御弁、24.27・・・バタフライバルブ、θ・・
・交差角、Ps2・・・導入管出口静圧、Ps3・・・
多管式分割器出口静圧、 P4・・・高圧希釈ガス圧力
、Pl・・・分割器入口圧力。 第2図 穆 第3図 I Pa 第 第 図 図 第 第 kPβ 第 図 手本売省市正書 (自発) 平成 年11月 日 平成 年特許願第201262号 2゜ 発 明 の 名 称 多管式分流希釈トンネル装置 3、補+Eをする考 事件との関係

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同径同長の複数の分流管を束ねてなる多管式分割器
    に被検ガスの全流量を流すと共に、上記分流管の内の1
    本の下流端を導入管として上記多管式分割器から離して
    ダイリュウシヨントンネルに導入し、上記ダイリュウシ
    ヨントンネルの上流端から導入される希釈ガスにより上
    記導入管を経て導入された分岐分流ガスを希釈した後そ
    の希釈済ガスのサンプリング及び成分テストを行なう多
    管式分流希釈トンネル装置において、上記導入管の出口
    下流直後には同出口中心線の回りに対称的に配設され噴
    出端がそれぞれ上記導入管の出口下流位置を指向して高
    圧希釈ガスを吹出する複数の分割比制御ノズルを備えた
    ことを特徴とする多管式分流希釈トンネル装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載した多管式分流希釈ト
    ンネル装置において、上記導入管以外の分流管束からの
    流出ガスを合流するサージタンクを、開閉弁を介して外
    気導通路に連通させるようにしたことを特徴とする多管
    式分流希釈トンネル装置。 3、特許請求の範囲第1項に記載した多管式分流希釈ト
    ンネル装置において、上記複数の分割比制御ノズルの中
    心線と上記導入管の下流出口の出口中心線との交差角が
    40゜乃至50゜に設定されたことを特徴とする多管式
    分流希釈トンネル装置。 4、同径同長の複数の分流管を束ねてなる多管式分割器
    に被検ガスの全流量を流すと共に、上記分流管の内の1
    本の下流端を導入管として上記多管式分割器から離して
    ダイリュウショントンネルに導入し、上記ダイリュウシ
    ョントンネルの上流端から導入される希釈ガスにより上
    記導入管を経て導入された分岐分流ガスを希釈した後そ
    の希釈済ガスのサンプリング及び成分テストを行なう多
    管式分流希釈トンネル装置において、上記導入管の出口
    下流直後には同出口中心線の回りに対称的に配設される
    と共にそれぞれ上記導入管の出口下流位置を指向して高
    圧希釈ガスを吹出する複数の分割比制御ノズルを備え、
    上記分割比制御ノズルには同制御ノズルの噴出量の増減
    調整をする噴出量制御弁を介して高圧希釈ガスの供給源
    が接続され、上記噴出量制御弁に接続された制御手段が
    上記導入管出口の静圧と上記多管式分割器出口の静圧と
    が等しく成るように出力を発することを特徴とする多管
    式分流希釈トンネル装置。 5、特許請求の範囲第1項又は第4項に記載した多管式
    分流希釈トンネル装置において、上記導入管出口及び多
    管式分割器内の分流管出口にそれぞれ取付けられる各静
    圧検出器がそれぞれの出口端より上記各管の内径以上上
    流位置に配設されたことを特徴とする多管式分流希釈ト
    ンネル装置。 6、特許請求の範囲第1項又は第4項に記載した多管式
    分流希釈トンネル装置において、上記導入管出口と上記
    多管式分割器内の分流管出口の各静圧検出器がそれぞれ
    の検出部を上記各管の長手方向の同位置に複数配設され
    、各平均静圧情報が上記制御手段に出力されることを特
    徴とする多管式分流希釈トンネル装置。
JP2251262A 1989-09-29 1990-09-20 多管式分流希釈トンネル装置 Expired - Lifetime JP2536681B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP90118707A EP0428850B1 (en) 1989-09-29 1990-09-28 Multi-pipe flow-dividing dilution system
US07/590,132 US5090258A (en) 1989-09-29 1990-09-28 Multiple flow-dividing dilution tunnel system
DE69021836T DE69021836T2 (de) 1989-09-29 1990-09-28 Verdünnungssystem mit Mehrrohrströmungsteiler.
KR1019900015649A KR920010292B1 (ko) 1989-09-29 1990-09-29 다관식 분류 희석 터널 장치

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-114649 1989-09-29
JP11464989 1989-09-29
JP5335390 1990-05-22
JP2-53353 1990-05-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0472542A true JPH0472542A (ja) 1992-03-06
JP2536681B2 JP2536681B2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=26394063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2251262A Expired - Lifetime JP2536681B2 (ja) 1989-09-29 1990-09-20 多管式分流希釈トンネル装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2536681B2 (ja)
KR (1) KR920010292B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008530558A (ja) * 2005-02-11 2008-08-07 株式会社堀場製作所 広範囲連続希釈装置
JP2010515017A (ja) * 2006-12-21 2010-05-06 株式会社堀場製作所 真空ポンプの始動時における粒子カウンタでの圧力パルスの低減を可能にするバルブを有する固体粒子計数システム
US9952124B2 (en) 2012-03-14 2018-04-24 Avl Emission Test Systems Gmbh System for taking exhaust gas samples from internal combustion engines

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108292603B (zh) * 2016-01-06 2022-06-28 东芝三菱电机产业系统株式会社 气体供给装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008530558A (ja) * 2005-02-11 2008-08-07 株式会社堀場製作所 広範囲連続希釈装置
JP4705116B2 (ja) * 2005-02-11 2011-06-22 株式会社堀場製作所 広範囲連続希釈装置
JP2010515017A (ja) * 2006-12-21 2010-05-06 株式会社堀場製作所 真空ポンプの始動時における粒子カウンタでの圧力パルスの低減を可能にするバルブを有する固体粒子計数システム
US9952124B2 (en) 2012-03-14 2018-04-24 Avl Emission Test Systems Gmbh System for taking exhaust gas samples from internal combustion engines

Also Published As

Publication number Publication date
KR910006706A (ko) 1991-04-29
JP2536681B2 (ja) 1996-09-18
KR920010292B1 (ko) 1992-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0428850B1 (en) Multi-pipe flow-dividing dilution system
EP1677107A2 (en) Exhaust gas analyzer
KR101632602B1 (ko) 반도체 제조 장치의 가스 분류 공급 장치
JP5249467B2 (ja) 内燃機関から排ガスサンプルを採取する装置
CN109716092B (zh) 用于测量内燃机废气的废气分析单元的气体输送单元
JP4072159B2 (ja) 質量流センサーの校正のための装置及び方法
JPH0472542A (ja) 多管式分流希釈トンネル装置
EP0316688B1 (en) Gas sampling device
US10996144B2 (en) Process and device for diluting an aerosol
JP2914080B2 (ja) 自動車用排出ガスサンプリング装置
US4755357A (en) Sampling device for a gas analyzer
US20190168955A1 (en) Device and process for diluting an aerosol
US6694728B2 (en) Exhaust gas dilution apparatus
JP3011046B2 (ja) 分流希釈トンネル装置
JP3628126B2 (ja) 抽出装置及び希釈装置
JPH075084A (ja) 排気ガスの混合物質捕集装置及び混合物質捕集方法
JP2580749B2 (ja) 排気ガス導入装置の排気ガス分析方法
JPH04143632A (ja) 排気分流採取装置
JP3628116B2 (ja) 排出ガス希釈装置、抽出器及び排出ガス測定システム
JPH09325102A (ja) 抽出器、排出ガス希釈装置及び排出ガス測定システム
JP2586078Y2 (ja) 自動車用排気ガスサンプリング装置
CN211347592U (zh) 稀释探头
JP2002519663A (ja) 混合システム
JP2526299Y2 (ja) 排気ガスの分流装置
JPH03131740A (ja) 排気分流採取装置